JP6417770B2 - 板状ガラス成形装置及び板状ガラスの成形方法 - Google Patents

板状ガラス成形装置及び板状ガラスの成形方法 Download PDF

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Description

本発明は、溶融ガラスを板状に成形するための板状ガラス成形装置及び板状ガラスの成形方法に関する。
板状ガラス成形装置は、例えば溶融炉からコンベヤ上に連続的に流出する溶融ガラスを搬送しつつ、圧延ローラや幅規制用の搬送ガイドを介して、溶融ガラスの厚さや幅を調節することにより、所望の形状の板状ガラスを得ることが可能である(特許文献1参照)。
ところで、この種の板状ガラス成形装置は、溶融ガラスを搬送中のコンベヤ全体を一定の温度に管理することが重要である。すなわち、コンベヤの表面温度にばらつきが生じると、成形後の板状ガラスの表面が部分的に剥離する部分剥離や、成形後の板状ガラスに亀裂(クラック)などが発生するおそれがある。
板状ガラスにおけるこのような欠陥の発生は、歩留まりの低下に直結するため、改善が求められている。
特開2003−171127号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、板状ガラスを成形する際の歩留まりを向上させることが可能な板状ガラス成形装置及び板状ガラスの成形方法の提供を目的とする。
本発明の板状ガラス成形装置は、コンベヤ、相関関係記憶部、速度情報検出部、温度検出部、冷却機構、及び冷媒供給量制御部を備えている。コンベヤは、溶融炉から流出する溶融ガラスを搬送する。相関関係記憶部は、コンベヤの調整目標温度と実温度との差分を表す差分温度と、差分温度の値に応じて決められた冷媒の体積量と、の相関関係を予め記憶する。速度情報検出部は、溶融ガラスを搬送するコンベヤの搬送速度に対応した速度情報を検出する。温度検出部は、溶融ガラスを搬送するコンベヤの温度を検出する。冷却機構は、温度の検出されたコンベヤに冷媒を供給して冷却する。冷媒供給量制御部は、前記検出された温度及び速度情報と前記記憶された相関関係とに基づいて、冷却機構による単位時間あたりの冷媒の供給量を制御する。ここで、コンベヤは、複数のプレートを連結して構成された無端コンベヤである。また、温度検出部は、複数のプレートのうちの隣接する2以上のプレートからもしくは単一のプレートの複数箇所において、それぞれ温度を測定して平均化した平均化温度を、コンベヤの温度として検出する。
本発明によれば、成形される板状ガラスの歩留まりを向上させることが可能な板状ガラス成形装置及び板状ガラスの成形方法を提供できる。
本発明の実施形態に係る板状ガラス成形装置の構成を概略的に示す側面図。 図1の板状ガラス成形装置が備えたコンベヤの温度制御系を機能的に示すブロック図。 図1の板状ガラス成形装置が備えたコンベヤの温度制御について具体的に説明するための図。 図1の板状ガラス成形装置が備えたコンベヤについての差分温度と冷却水量との相関関係を示す図。 比較例の板状ガラス成形装置を適用し、手動での温度制御によるコンベヤの表面温度の変化を示す図。 図1の板状ガラス成形装置を適用し、自動での温度制御によるコンベヤの表面温度の変化を示す図。 図1の板状ガラス成形装置が備えたコンベヤの基本的な温度制御を示すフローチャート。 図1の板状ガラス成形装置が備えたコンベヤについての温度制御を詳細に示すフローチャート。
以下、実施の形態を図面に基づき説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態の板状ガラス成形装置10は、筐体17、コンベヤ9、圧延ローラ14、裁断ユニット15、情報記憶部32、速度情報検出部36、温度検出部(温度センサ)21、温度センサ22、冷却機構16、冷媒供給量制御部37、及びコントローラ31を主に備えている。
コンベヤ9は、溶融炉(ルツボ窯)12の流出口12aから溶融状態で連続的に流出する溶融ガラス8を搬送する。溶融炉12は、当該溶融炉内のガラス材料がなくなる度に、新たなガラス材料を再び投入する必要のあるポット炉である。
筐体17の底部には、板状ガラス成形装置10本体を移動させるための車輪18が設けられている。車輪18の近傍には、例えばジャッキボルトなどが取付けられている。このジャッキボルトは、板状ガラス成形装置10本体の脚部の高さを調節することが可能となっている。これにより、溶融炉12とコンベヤ9との鉛直方向の相対的な位置関係を調節することができる。
コンベヤ9は、図1に示すように、ローラチェーン9a、インバータモータ9b、複数のプレート移送ローラ9c,9dなどを備えている。コンベヤ9は、図3に示すように、短冊状の複数のプレート1、2、3…が連結された無端(エンドレス)のプレートコンベヤ(無限軌道)である。個々のプレート1、2、3…は、耐熱性や耐食性に優れた材料で形成されている。また、コンベヤ9は、隣り合うプレート1、2、3…どうしの隙間に溶融ガラス8が流れ込まないようにするために、この隙間が1mm以下になるように個々のプレートが連結されている。
インバータモータ9bは、コンベヤ9の駆動源であり、インバータ回路から出力されるモータ駆動信号の駆動周波数に応じた回転速度で回転する。プレート移送ローラ9cの一つは、インバータモータ9bからの駆動力がローラチェーン9aを介して付与される。複数のプレート移送ローラ9c,9dは、コンベヤ9本体(プレート1、2、3…)の移動を案内する。
圧延ローラ14は、図1に示すように、コンベヤ9によって搬送される溶融ガラス8を圧延して厚さ方向に加工成形する。圧延ローラ14は、耐熱性及び耐食性に優れた金属材料により形成されている。なお、圧延ローラ14は、複数設けられていてもよい。また、コンベヤ9による搬送方向において、圧延ローラ14の下流側に、単一又は複数の補助ローラを配置することも可能である。補助ローラは、圧延ローラ14によって圧延された溶融ガラス8の厚さの調整などを目的として配置される。
また、コンベヤ9の搬送方向における溶融炉12の下流側には、一対のガイド部材が設けられている。一対のガイド部材は、コンベヤ9によって搬送される溶融ガラス8の搬送幅(溶融ガラス8の幅方向への移動)を規制する。
これらのガイド部材やプレート1、2、3…における溶融ガラス8との接触面は、平滑に仕上げられている。プレート1、2、3…の材料としては、例えばSUS304、SUS304L、SUS321、SUS316、SUS316L、SUS310Sといったステンレス鋼などの金属の他、石材やセラミックスなどが例示される。裁断ユニット15は、圧延ローラ14及び各ガイド部材によって溶融ガラス8を加工成形して得た板状のガラス(被成形ガラス)を所定の長さに裁断する。
ここで、溶融ガラス8を搬送するコンベヤ9の搬送速度は、インバータモータ9bを介してコントローラ31によって制御されている。つまり、コントローラ31は、溶融炉(ポット炉)12から流出する溶融ガラス8が、例えば、圧延ローラ14の手前でコンベヤ9上に溜まる状況(ガラス溜まりの状況)などを検出した結果を取得し、このような検出結果に基づき、所望の量の溶融ガラス8が常にコンベヤ9上を搬送されるように、コンベヤ9の搬送速度(インバータモータ9bの回転速度)を制御する。
ところで、本実施形態の板状ガラス成形装置10において、溶融ガラス8を搬送中のコンベヤ9全体を一定の温度に管理すること(プレートごとの温度の均一化を図ること)は重要である。すなわち、溶融ガラス8に直接接触するコンベヤ9の表面温度にばらつきが生じると、成形後の板状ガラスの表面に部分剥離や亀裂などが生じるおそれがある。そこで、板状ガラス成形装置10は、コンベヤ9の表面温度を制御するための温度制御系を備えている。
具体的には、図1、図2に示すように、温度検出部(温度センサ)21は、溶融ガラス8を搬送するコンベヤ9の温度(表面温度)を検出する例えば接触式の温度計である。冷却機構16は、温度検出部21によって、温度の検出されたコンベヤ9に冷媒を供給して、コンベヤ9を冷却する。この冷却機構16は、冷却水噴霧ノズル16aを備えている。冷却水噴霧ノズル16aは、コンベヤ9における溶融ガラス8との接触面(搬送面)の裏側に位置する背面(コンベヤ9の内側面)に向けて冷却水を噴霧する。
速度情報検出部36は、溶融ガラス8を搬送するコンベヤ9の搬送速度に対応した速度情報を検出する。つまり、速度情報検出部36は、インバータモータ9bの例えば駆動周波数(インバータ回路から出力されるインバータモータ9bの駆動周波数)を上記速度情報として検出する。コンベヤ9の搬送速度は、インバータモータ9bのこの駆動周波数と、ローラチェーン9aやプレート移送ローラ9cの仕様から定まる減速比などとに基づいて、算出することが可能となる。なお、速度情報検出部36は、コンベヤ9の移動を計測可能なエンコーダなどを用いて速度情報を検出するものであってもよい。
情報記憶部32は、相関関係記憶部34を有する計算式記憶部33、及び冷却水量格納部35を備えている。相関関係記憶部34は、コンベヤ9の調整目標温度(溶融ガラス8と接触するうえでの最適な温度)と実温度(予めサンプルとして模擬的に測定されたコンベヤ9の温度)との差分を表す差分温度と、この差分温度の値に応じて決められた冷媒の体積量(冷却水量)と、の相関関係を実際の板状ガラスの成形前に予め記憶する。
冷媒供給量制御部37は、温度検出部21及び速度情報検出部36によりそれぞれ検出されたコンベヤ9の温度及び速度情報、並びに、相関関係記憶部34に予め記憶された差分温度と冷媒の体積量との相関関係に基づいて、冷却機構16による単位時間あたりの冷媒の供給量を制御する。具体的には、冷媒供給量制御部37は、図2に示すように、比例制御弁38を備えている。比例制御弁38は、開度の調整によって、冷却水噴霧ノズル16aから噴霧させる冷却水の、単位時間あたりの噴霧量(冷却水流量)を制御できる。コントローラ31は、このような温度制御系を構成する各構成要素の動作やコンベヤ9の動作を統括的に制御する。
ここで、上述した温度制御系について詳述すると、温度検出部21は、コンベヤ9を構成する複数のプレート1、2、3…のうちの、隣接する2以上のプレート(本実施形態では3枚分相当のプレート)からもしくは単一のプレートの複数箇所において、それぞれ温度を測定して平均化した平均化温度を、コンベヤ9の温度として検出する。さらに、冷媒供給量制御部37は、コンベヤ9の温度の検出結果が調整目標温度以下である場合に、冷却機構16を介して冷媒の供給を停止させ、一方、コンベヤ9の温度の検出結果が調整目標温度を超えている場合に、冷却機構16を介して冷媒の供給を開始させると共に冷媒の供給量の制御を併せて開始させる。なお、単一のプレートの平均化温度とは、単一のプレートの複数箇所の温度を測定して平均化したものをいう。
また、コンベヤ9は、図3に示すように、上記した隣接する2以上のプレート(3枚分相当のプレート)の組を複数組備えている。温度検出部(温度センサ)21は、異なるプレートの組(プレート1〜4の組、プレート4〜7の組…)が、コンベヤ9の移動経路上の第1の位置P1を通過する度に平均化温度を順次検出する。冷却機構16は、コンベヤ9の移動経路上の第1の位置P1とは異なる第2の位置P2で冷媒を供給(冷却水を噴霧)する。冷媒供給量制御部37は、冷却機構16を介して第2の位置P2で供給される冷媒の供給量を、異なるプレートの組の平均化温度が検出される度に変更する。
さらに、ここで、このような温度制御系の構成を図2〜図4に基づき、より具体的に説明する。情報記憶部32の相関関係記憶部34を含む計算式記憶部33は、次の計算式1、計算式2、計算式3(差分温度と冷媒の体積量との相関関係を表す式)、及び計算式4を、実際の板状ガラスの成形前に関数式として予め記憶する。
ΔT3[℃]=T1[℃]−T2[℃] … 計算式1
ここで、T1[℃]は、コンベヤ9のプレート3枚分相当の平均化温度であり、T2[℃]は、コンベヤ9の調整目標温度である。また、ΔT3[℃]は、差分温度である。
v[m/min]=a×f[Hz]×(60÷1000) … 計算式2
ここで、aは、上述した減速比などの要素を含む定数であり、f[Hz]は、インバータモータ9bの駆動周波数である。さらに、v[m/min]は、基準コンベヤ速度を表しており、コンベヤ9の搬送速度(コンベヤ9が周回する方向に移動する速度)である。
V[L]=b×ΔT3[℃]+c … 計算式3
ここで、V[L]は、冷却水の体積を表す冷却水量(冷媒の体積量)である。また、bとcとは、一次関数として与えられる計算式3の傾きと切片である。つまり、計算式3は、実際の板状ガラスの成形前において、本実施形態の板状ガラス成形装置10自体を適用し、例えば図4に示すように、コンベヤ9の実温度(コンベヤ9を構成するプレート表面の実温度)とその際用いた冷却水量とを模擬的に複数回測定し(複数の測定サンプルをプロットし)、この測定結果を基に、コンベヤ9の上記実温度と調整目標温度との差分を表す差分温度と、冷却水量(冷媒の体積量)と、の相関関係を複数の上記測定サンプルから求めたものである。図4中の変数(差分温度)をxとした関数(冷却水量)yは、複数の測定サンプルの傾向性から求められた線形近似式(上記計算式3)である。また、計算式3を用いて、板状ガラスの成形時に実際に算出される冷却水量は、冷却水量格納部35に格納される。
なお、計算式3の係数bおよびcは、ガラスの製造条件(ガラスの成形温度、ガラスの成形サイズ、成形機のサイズ等)によって異なる。そのため、上記係数は、ガラスの製造条件毎に相関関係を取得して求める必要がある。
Q[L/min]=(V[L]×v[m/min])÷E[m] … 計算式4
ここで、E[m]は、コンベヤ9の搬送方向におけるプレート1枚分相当の長さである。また、Q[L/min]は、冷却水流量であり、具体的には、冷却水噴霧ノズル16aから単位時間(1分)あたりに噴霧される冷却水の噴霧量である。つまり、計算式4は、コンベヤ9の実際の搬送速度を加味し、搬送速度の大小にかかわらず、コンベヤ9の単位面積あたり(プレート1枚あたり)に供給される冷却水の体積量を一定の量に維持し、コンベヤ9の搬送速度が異なる場合でも、コンベヤ9に対して同様の冷却効果を与えようとするためのものである。
このような計算式1〜4を適用する板状ガラス成形装置10の温度制御系の構成を図2、図3に基づきより詳細に説明する。図2、図3に示すように、温度検出部21は、コンベヤ9のプレート3枚分が第1の位置P1を通過する期間(プレート4の中央からプレート7の中央までが通過する期間)、通過するプレートの表面温度を検出する。プレート3枚分が通過したタイミングで、温度検出部21は、検出した表面温度を平均化して平均化温度T1[℃]を求める。コントローラ31は、このタイミングで、例えば冷媒供給量変更フラグをセットすると共に、求められた平均化温度T1[℃]を情報記憶部32に格納する。
さらに、コントローラ31は、格納された平均化温度T1[℃]を読み出し、計算式1を用いて、この平均化温度T1[℃]と調整目標温度T2[℃]との差分となる差分温度ΔT3[℃]を算出する。一方、速度情報検出部36は、インバータモータ9bの駆動周波数f[Hz]を速度情報として検出する。コントローラ31は、検出された駆動周波数f[Hz]及び計算式2を用いて、基準コンベヤ速度(コンベヤ9の搬送速度)v[m/min]を算出する。
次に、コントローラ31は、計算式1を用いて算出された差分温度ΔT3[℃]と、計算式3とを用いて、プレート1枚あたりの冷却に適する冷却水量(冷却水の体積量)V[L]を算出する。今回のプレート3枚分相当の組(図3中の例えばプレート4〜7の組)を利用して算出した冷却水量V1[L]を、コントローラ31は、情報記憶部32の冷却水量格納部35に格納する。格納された冷却水量V1[L]の値は、次回のプレート3枚分の組に対して冷媒の供給量の制御を行う際に適用される。
続いて、コントローラ31は、前回のプレート3枚分相当の組(図3中の例えばプレート1〜4の組)を利用して算出した冷却水量V2[L]を、冷却水量格納部35から読み出す。次いで、コントローラ31は、読み出したこの冷却水量V2[L]の値と、計算式2を用いて算出された基準コンベヤ速度v[m/min]と、コンベヤ9の搬送方向におけるプレート1枚分の長さE[m]と、計算式4と、を用いて冷却水流量(単位時間あたりの冷媒の供給量)Q[L/min]を算出する。
コントローラ31の制御下で冷媒供給量制御部37は、算出された冷却水流量Q[L/min]と対応するように、例えばD/A変換器を介して0〜10Vの電圧範囲に調整された開度調整信号を出力させて比例制御弁38の開度を調整する。これにより、図2、図3に示すように、冷却機構16は、冷却水を、上記算出された冷却水流量[L/min]で、第2の位置P2からコンベヤ9の内側面に噴霧する。
より具体的には、図3に示すように、冷却機構16は、コンベヤ9のプレート3枚分が第2の位置P2を通過する期間(図3中のプレート1の中央からプレート4の中央までが通過する期間)、算出された冷却水流量[L/min]で、冷却水を噴霧する。
つまり、図3に示すように、温度検出部(温度センサ)21は、上述したように、異なるプレートの組(プレート1〜4の組、プレート4〜7の組…)が、コンベヤ9の移動経路上の第1の位置P1を通過する度に平均化温度を順次検出する。また、冷却機構16は、コンベヤ9の移動経路上の第2の位置P2で冷媒を供給(冷却水を噴霧)する。さらに、冷媒供給量制御部37は、異なるプレートの組の平均化温度が検出される度に、コントローラ31を介して冷媒供給量変更フラグがセットされると共に、冷却機構16を介して第2の位置P2から供給される冷媒の単位時間あたりの供給量を変更する。
なお、図3に示すように、コンベヤ9の移動経路上の第1の位置P1で検出した温度の検出結果を、第1の位置P1からプレート6枚分離間した第2の位置P2での温度制御に反映させる理由は、冷媒の供給量制御の応答性(例えば比例制御弁の開度調整に伴う機械的動作の遅延など)を配慮したことがその理由である。
本実施形態の板状ガラス成形装置10では、図3に示すように、3枚分相当のプレートの組ごとに温度及び速度の検出を繰り返し行い、調整目標温度を指標として、コンベヤ9全体にわたって表面温度(プレートどうしの表面温度)を調整し、温度の均一化を図る。これにより、コンベヤ9で搬送されつつ成形される板状ガラスにクラックや部分剥離などの欠陥が生じることなどを抑制できる。
ここで、比較例の板状ガラス成形装置よるコンベヤの温度制御の結果と、本実施形態の板状ガラス成形装置10によるコンベヤ9の温度制御の結果と、をそれぞれ図5、図6に基づき比較する。図5は、比較例の板状ガラス成形装置を適用し、手動での温度制御によるコンベヤの表面温度の変化(目標の温度への追従性)を示す図である。また、図6は、板状ガラス成形装置10を適用し、自動での温度制御によるコンベヤ9の表面温度の変化(目標の温度への追従性)を示す図である。
より具体的には、図5は、図2に示した自動での温度制御系を有していない比較例の板状ガラス成形装置を適用し、図3に例示した第1の位置P1で、温度検出部(温度センサ)21が検出したコンベヤ表面のモニタ温度を、作業者が目視しながら、冷媒供給量調整のための専用の調整ツマミを手動で回し、人為的に温度制御(冷媒の供給量の制御)を行った場合において、コンベヤの搬送経路上の第3の位置P3で、温度センサ22が検出したコンベヤ表面の温度(プレートの表面温度)の変動を示したものである。
一方、図6は、図2、図3に示した温度制御系を備える本実施形態の板状ガラス成形装置10を適用した場合において、コンベヤ9の搬送経路上の第3の位置P3で、温度センサ22によって検出されたコンベヤ9の表面温度(プレートの表面温度)の変動を示したものである。
図5に示すように、自動での温度制御系を有していない比較例の板状ガラス成形装置は、プレートの表面温度の変動が大きく(目標の温度への追従性が低く)、成形後の板状ガラスにクラックなどの欠陥が生じることが懸念される。一方、図6に示すように、図2に示す温度制御系を有する本実施形態の板状ガラス成形装置10は、プレートの表面温度の変動が小さく(目標の温度への追従性が高く)、コンベヤ9全体にわたって表面温度のばらつきを抑えることが可能となる。これにより、成形後の板状ガラスに対する欠陥の発生などを低減でき、歩留まりを向上させることが可能となる。
次に、本実施形態の板状ガラス成形装置10によるコンベヤ9への基本的な温度制御を、図7に示すフローチャートに基づき説明する。情報記憶部32が備える相関関係記憶部34は、図7に示すように、コンベヤ9の調整目標温度と実温度との差分を表す差分温度と、この差分温度の値に応じて決められた冷媒の体積量(冷却水量)と、の相関関係を実際の板状ガラスの成形前に予め記憶する記憶ステップを実行する(S1)。
次に、速度情報検出部36は、溶融ガラス8を搬送するコンベヤ9の搬送速度に対応した速度情報として、インバータモータ9bの駆動周波数を検出する速度情報検出ステップを実行する(S2)。一方、温度検出部(温度センサ)21は、溶融ガラス8を搬送するコンベヤ9の温度(プレートの表面温度)を検出する温度検出ステップを実行する(S3)。ここで、冷媒供給量制御部37は、コンベヤ9の温度の検出結果が調整目標温度を超えているか否かを判定する(S4)。
コンベヤ9の温度の検出結果が調整目標温度を超えている場合(S4のYES)、冷媒供給量制御部37は、冷却機構16を介して冷媒の供給を開始させて、冷媒によりコンベヤ9を冷却する冷却ステップを冷却機構16に実行させると共に、冷却機構16を介して単位時間あたりの冷媒の供給量を制御する制御ステップを実行する(S5)。一方、コンベヤ9の温度の検出結果が調整目標温度以下である場合(S4のNO)、冷媒供給量制御部37は、冷却機構16を介して冷媒の供給を停止させる(冷媒の供給を実行しない)。
続いて、本実施形態の板状ガラス成形装置10によるコンベヤ9への、より具体的な温度制御を図2、図3に加え、図8に示すフローチャートに基づき説明する。情報記憶部32の計算式記憶部33は、図8に示すように、前述した計算式1〜4を実際の板状ガラスの成形前に予め記憶する(S11)。図2、図3に示すように、温度検出部21は、コンベヤ9のプレート3枚分が第1の位置P1を通過したタイミングで、プレート3枚分から検出した表面温度を平均化して平均化温度T1[℃]を求める(S12)。
コントローラ31は、この平均化温度T1[℃]と計算式1とを用いて、平均化温度T1[℃]と調整目標温度T2[℃]との差分となる差分温度ΔT3[℃]を算出する(S13)。一方、速度情報検出部36は、インバータモータ9bの駆動周波数f[Hz]を検出する。さらに、コントローラ31は、速度情報として検出された駆動周波数f[Hz]及び計算式2を用いて、基準コンベヤ速度(コンベヤ9の搬送速度)v[m/min]を算出する(S14)。
続いて、コントローラ31は、計算式1を用いて算出された差分温度ΔT3[℃]と、計算式3とを用いて、プレート1枚あたりに付与される冷却水の体積量となる冷却水量V1[L]を算出する(S15)。また、コントローラ31は、今回のプレート3枚分相当の組を利用して算出した冷却水量V1[L]を、情報記憶部32の冷却水量格納部35に格納する(S16)。さらに、コントローラ31は、前回のプレート3枚分相当の組を利用して算出した冷却水量V2[L]を、冷却水量格納部35から読み出す(S17)。
次いで、コントローラ31は、読み出したこの冷却水量V2[L]の値と、計算式2を用いて算出された基準コンベヤ速度v[m/min]と、コンベヤ9の搬送方向におけるプレート1枚分の長さE[m]と、計算式4と、を用いて冷却水流量Q[L/min]を算出する(S18)。
さらに、コントローラ31に制御される冷媒供給量制御部37は、算出された冷却水流量Q[L/min]に対応させて比例制御弁38の開度を調整する(S19)。これによって、図3に示すように、冷却機構16は、コンベヤ9のプレート3枚分が第2の位置P2を通過する期間、算出された冷却水流量[L/min]で、第2の位置P2から冷却水を噴霧する。
既述したように、本実施形態の板状ガラス成形装置10では、溶融ガラス8を搬送するコンベヤ9への温度制御機能によって、調整目標温度を基準にしてコンベヤ9全体(プレートどうし)の表面温度の均一化を図ることが可能となる。したがって、この板状ガラス成形装置10によれば、成形後の板状ガラスにクラックや部分剥離などの欠陥が生じることを抑制でき、これにより、板状ガラスの歩留まりを向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこの実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることも可能である。
上述した実施形態では、成形の対象となるガラスの種類については特に例示しなかったが、本発明は、例えば、珪酸ソーダガラス、硼酸塩ガラス、フツリン酸ガラス、リン酸ガラスなどを成形する場合に適用することが可能である。また、溶融炉としてポット炉を例示したが、溶融ガラスをコンベヤに対して継続的に流出させることが可能な連続炉などを、ポット炉に代えて適用してもよい。
1〜7…プレート、8…溶融ガラス、9…コンベヤ、9b…インバータモータ、10…板状ガラス成形装置、14…圧延ローラ、16…冷却機構、16a…冷却水噴霧ノズル、21…温度検出部(温度センサ)、31…コントローラ、32…情報記憶部、33…計算式記憶部、34…相関関係記憶部、35…冷却水量格納部、36…速度情報検出部、37…冷媒供給量制御部、38…比例制御弁、P1…第1の位置、P2…第2の位置。

Claims (8)

  1. 溶融炉から流出する溶融ガラスを搬送するコンベヤと、
    前記コンベヤの調整目標温度と実温度との差分を表す差分温度と、前記差分温度の値に応じて決められた冷媒の体積量と、の相関関係を予め記憶する相関関係記憶部と、
    前記溶融ガラスを搬送するコンベヤの搬送速度に対応した速度情報を検出する速度情報検出部と、
    前記溶融ガラスを搬送するコンベヤの温度を検出する温度検出部と、
    前記温度の検出されたコンベヤに前記冷媒を供給して冷却する冷却機構と、
    前記検出された温度及び速度情報と前記記憶された相関関係とに基づいて、前記冷却機構による単位時間あたりの前記冷媒の供給量を制御する冷媒供給量制御部と、
    を備え、
    前記コンベヤは、複数のプレートを連結して構成された無端コンベヤであり、
    前記温度検出部は、前記複数のプレートのうちの隣接する2以上のプレートからもしくは単一の前記プレートの複数箇所において、それぞれ温度を測定して平均化した平均化温度を、前記コンベヤの温度として検出する、
    とを特徴とする板状ガラス成形装置。
  2. 溶融炉から流出する溶融ガラスを搬送するコンベヤと、
    前記コンベヤの調整目標温度と実温度との差分を表す差分温度と、前記差分温度の値に応じて決められた冷媒の体積量と、の相関関係を予め記憶する相関関係記憶部と、
    前記溶融ガラスを搬送するコンベヤの搬送速度に対応した速度情報を検出する速度情報検出部と、
    前記溶融ガラスを搬送するコンベヤの温度を検出する温度検出部と、
    前記温度の検出されたコンベヤに前記冷媒を供給して冷却する冷却機構と、
    前記検出された温度及び速度情報と前記記憶された相関関係とに基づいて、前記冷却機構による単位時間あたりの前記冷媒の供給量を制御する冷媒供給量制御部と、
    を備え、
    前記コンベヤは、複数のプレートを連結して構成された無端コンベヤであると共に、前記複数のプレートのうちの隣接する2以上のプレートの組を複数組備えており、
    前記温度検出部は、異なる前記プレートの組が、前記コンベヤの移動経路上の第1の位置を通過する度に、前記隣接する2以上のプレートからもしくは単一の前記プレートの複数箇所において、それぞれ温度を測定して平均化した平均化温度を、前記コンベヤの温度として順次検出し、
    前記冷却機構は、前記コンベヤの移動経路上の前記第1の位置とは異なる第2の位置で前記冷媒を供給し、
    前記冷媒供給量制御部は、前記冷却機構を介して前記第2の位置で供給される前記冷媒の供給量を、異なる前記プレートの組の前記平均化温度が検出される度に変更する、
    ことを特徴とする板状ガラス成形装置。
  3. 前記冷媒供給量制御部は、前記コンベヤの温度の検出結果が前記調整目標温度以下である場合に、前記冷却機構を介して前記冷媒の供給を停止させ、前記コンベヤの温度の検出結果が前記調整目標温度を超えている場合に、前記冷却機構を介して前記冷媒の供給及びその供給量の制御を開始させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の板状ガラス成形装置。
  4. 前記コンベヤは、前記複数のプレートのうちの隣接する2以上のプレートの組を複数組備えており、
    前記温度検出部は、異なる前記プレートの組が、前記コンベヤの移動経路上の第1の位置を通過する度に、前記隣接する2以上のプレートからもしくは単一の前記プレートの複数箇所において、それぞれ温度を測定して平均化した平均化温度を、前記コンベヤの温度として順次検出し、
    前記冷却機構は、前記コンベヤの移動経路上の前記第1の位置とは異なる第2の位置で前記冷媒を供給し、
    前記冷媒供給量制御部は、前記冷却機構を介して前記第2の位置で供給される前記冷媒の供給量を、異なる前記プレートの組の前記平均化温度が検出される度に変更する、
    ことを特徴とする請求項1記載の板状ガラス成形装置。
  5. 溶融炉から流出する溶融ガラスを搬送するためのコンベヤにおける調整目標温度と実温度との差分を表す差分温度と、前記差分温度の値に応じて決められた冷媒の体積量と、の相関関係を予め相関関係記憶部が記憶する記憶ステップと、
    前記溶融ガラスを搬送するコンベヤの搬送速度に対応した速度情報を検出する速度情報検出ステップと、
    前記溶融ガラスを搬送するコンベヤの温度を検出する温度検出ステップと、
    前記温度の検出されたコンベヤに前記冷媒を供給して冷却する冷却ステップと、
    前記検出された温度及び速度情報と前記記憶された相関関係とに基づいて、前記冷却ステップにおける前記冷媒の単位時間あたりの供給量を制御する制御ステップと、
    を有し、
    前記コンベヤは、複数のプレートを連結して構成された無端コンベヤであり、
    前記温度検出ステップでは、前記複数のプレートのうちの隣接する2以上のプレートからもしくは単一の前記プレートの複数箇所において、それぞれ温度を測定して平均化した平均化温度を、前記コンベヤの温度として検出する、
    とを特徴とする板状ガラスの成形方法。
  6. 溶融炉から流出する溶融ガラスを搬送するためのコンベヤにおける調整目標温度と実温度との差分を表す差分温度と、前記差分温度の値に応じて決められた冷媒の体積量と、の相関関係を予め相関関係記憶部が記憶する記憶ステップと、
    前記溶融ガラスを搬送するコンベヤの搬送速度に対応した速度情報を検出する速度情報検出ステップと、
    前記溶融ガラスを搬送するコンベヤの温度を検出する温度検出ステップと、
    前記温度の検出されたコンベヤに前記冷媒を供給して冷却する冷却ステップと、
    前記検出された温度及び速度情報と前記記憶された相関関係とに基づいて、前記冷却ステップにおける前記冷媒の単位時間あたりの供給量を制御する制御ステップと、
    を有し、
    前記コンベヤは、複数のプレートを連結して構成された無端コンベヤであると共に、前記複数のプレートのうちの隣接する2以上のプレートの組を複数組備えており、
    前記温度検出ステップでは、異なる前記プレートの組が、前記コンベヤの移動経路上の第1の位置を通過する度に、前記隣接する2以上のプレートからもしくは単一の前記プレートの複数箇所において、それぞれ温度を測定して平均化した平均化温度を、前記コンベヤの温度として順次検出し、
    前記冷却ステップでは、前記コンベヤの移動経路上の前記第1の位置とは異なる第2の位置で前記冷媒を供給し、
    前記制御ステップでは、前記第2の位置で供給される前記冷媒の供給量を、異なる前記プレートの組の前記平均化温度が検出される度に変更する、
    とを特徴とする板状ガラスの成形方法。
  7. 前記制御ステップでは、前記コンベヤの温度の検出結果が前記調整目標温度以下である場合に、前記冷却ステップにおける前記冷媒の供給を停止させ、前記コンベヤの温度の検出結果が前記調整目標温度を超えている場合に、前記冷却ステップにおける前記冷媒の供給及びその供給量の制御を開始させる、
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の板状ガラスの成形方法。
  8. 前記コンベヤは、前記複数のプレートのうちの隣接する2以上のプレートの組を複数組備えており、
    前記温度検出ステップでは、異なる前記プレートの組が、前記コンベヤの移動経路上の第1の位置を通過する度に、前記隣接する2以上のプレートからもしくは単一の前記プレートの複数箇所において、それぞれ温度を測定して平均化した平均化温度を、前記コンベヤの温度として順次検出し、
    前記冷却ステップでは、前記コンベヤの移動経路上の前記第1の位置とは異なる第2の位置で前記冷媒を供給し、
    前記制御ステップでは、前記第2の位置で供給される前記冷媒の供給量を、異なる前記プートの組の前記平均化温度が検出される度に変更する、
    ことを特徴とする請求項5記載の板状ガラスの成形方法。
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