JP2016041210A - ミスト発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 器具本体周囲の音量により人の存在有無を判断して風量モードを変更するミスト発生装置を提供する。
【解決手段】 ミスト運転が開始された後に静音ボタン32が操作されたと判断したら、マイク27で検知された10秒間の平均音量に基づいて駆動モータ14の回転数を変化させ所定の風量に切り替えるので、平均音量が45dB未満であり比較的静かであれば風量を強に切り替え、多くのミストを含んだ加湿空気を部屋内へ放出して部屋内のミスト量を増加させることができ、平均音量が50dB以上であり日常生活レベルの音が発生していれば風量を弱に切り替え、器具本体1から発生する音を減少させてテレビやオーディオ機器の視聴や会話が阻害される事態を防止できる。
【選択図】 図8
【解決手段】 ミスト運転が開始された後に静音ボタン32が操作されたと判断したら、マイク27で検知された10秒間の平均音量に基づいて駆動モータ14の回転数を変化させ所定の風量に切り替えるので、平均音量が45dB未満であり比較的静かであれば風量を強に切り替え、多くのミストを含んだ加湿空気を部屋内へ放出して部屋内のミスト量を増加させることができ、平均音量が50dB以上であり日常生活レベルの音が発生していれば風量を弱に切り替え、器具本体1から発生する音を減少させてテレビやオーディオ機器の視聴や会話が阻害される事態を防止できる。
【選択図】 図8
Description
この発明は、タンク内の水をタンク下方にある給水室へ供給するミスト発生装置に関するものである。
従来、この種のものにおいて、器具本体内の貯水室の水を回転体で揚水し、揚水した水をミスト発生部で破砕することでミストを発生させ、送風ファンにより室内にミストを含む加湿空気を送風するミスト運転を行うミスト発生装置があり、器具本体に備えられた風量ボタンを使用者が操作することで回転体及び送風ファンの回転数を変化させ、最適な風量モードでのミスト運転を可能としたものがあった。(例えば、特許文献1)
しかし、この従来のものでは、ミスト発生装置が設置された部屋内でテレビやオーディオ機器等を視聴する時や家族や友人と会話をする時にミスト運転が実施され、特に最大の風量モードでのミスト運転では回転体及び送風ファンの駆動音が大きいため、テレビやオーディオ機器等の視聴や家族や友人との会話が阻害されてしまうことから、改善の余地があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、器具本体と、該器具本体内に設置され水を貯水する貯水室と、該貯水室内の水を揚水する回転体と、該回転体で揚水された水を破砕してミストを発生させるミスト発生部と、該ミスト発生部で発生したミストを含んだ加湿空気を送風する送風ファンと、前記回転体と前記送風ファンとを回転駆動させる駆動モータと、該駆動モータの回転数を調節して送風口からミストを含んだ加湿空気を送風するミスト運転を実施する制御部とを備え、前記器具本体周囲の音を集音するマイクと、該マイクで集音した音の音量を算出する音算出手段と、該音算出手段での算出値に基づき人の存在有無を判断する人判断手段とを設置し、前記制御部は、前記人判断手段で前記器具本体の周囲に人が存在しないと判断したら前記駆動モータの回転数を上昇させ、前記人判断手段で前記器具本体の周囲に人が存在すると判断したら前記駆動モータの回転数を低下させることを特徴としている。
また、請求項2では、前記制御部は、所定のモードが設定された時にのみ前記人判断手段での判断結果に基づいて前記駆動モータの回転数を変化させることを特徴としている。
また、請求項3では、前記器具本体周囲の照度を検知する照度センサと、該照度センサで検知された照度を算出する照度算出手段とを設置し、前記制御部は、前記音量算出手段での算出値と前記照度算出手段での算出値とに基づいて前記人判断手段で前記器具本体の周囲に人が存在しないと判断したら前記駆動モータの回転数を上昇させ、前記人判断手段で前記器具本体の周囲に人が存在すると判断したら前記駆動モータの回転数を低下させることを特徴としている。
この発明によれば、器具本体周囲の音を集音するマイクと、該マイクで集音した音の音量を算出する音算出手段と、該音算出手段での算出値に基づき人の存在有無を判断する人判断手段とを設置し、人判断手段で器具本体の周囲に人が存在しないと判断したら駆動モータの回転数を上昇させ、人判断手段で器具本体の周囲に人が存在すると判断したら駆動モータの回転数を低下させるので、器具本体が設置された部屋内で使用者がテレビやオーディオ機器等の視聴や家族や友人と会話をしていないと判断したら駆動モータの回転数を増加させ部屋内のミスト量を増やし、テレビやオーディオ機器の視聴や家族や友人との会話をしていると判断したら駆動モータの回転数を減少させテレビやオーディオ機器等の視聴や家族、友人との会話が阻害される事態を防止することが可能となる。
また、所定のモードが設定された時にのみ人判断手段での判断結果に基づいて駆動モータの回転数を変化させるので、周囲の音量によって駆動モータの回転数を変化させる制御を使用者が望む時にのみ実施されるため、使い勝手が向上する。
また、器具本体に照度を検知する照度センサと、該照度センサで検知された照度を算出する照度算出手段とを設置し、音量算出手段での算出値と照度算出手段での算出値とに基づいて人判断手段で器具本体の周囲に人が存在しないと判断したら駆動モータの回転数を上昇させ、人判断手段で器具本体の周囲に人が存在すると判断したら駆動モータの回転数を低下させるので、器具本体の周囲の人の存在有無を音量と照度で確実に判断可能となるため、駆動モータの回転数を変化させて器具本体から発生する音によりテレビやオーディオ機器等の視聴や家族、友人との会話が阻害される事態を確実に防止可能となる。
次に、本発明の第1実施形態におけるミスト発生装置を図1から4に基づき説明する。
1は室内の空気清浄や加湿を行う器具本体で、中央部には吸引口2から吸引された室内空気を中央で回転駆動するシロッコファンからなる送風ファン3へ案内する円筒状の案内筒4が備えられている。
1は室内の空気清浄や加湿を行う器具本体で、中央部には吸引口2から吸引された室内空気を中央で回転駆動するシロッコファンからなる送風ファン3へ案内する円筒状の案内筒4が備えられている。
5は前記案内筒4を覆った処理室、6は該処理室5の下部に設けられた貯水室であり、該貯水室6は、タンク7のキャップ8が装着可能なタンク装着部9を備えた給水室10と通水路11を介して連通しており、タンク7の高さ方向の落差で水を供給することで貯水室6内が常時一定水位に保たれる。また、12は給水室10内に設けられ、貯水室6及び給水室10に一定水位以上の貯水があるとき水位有りを検知するフロートセンサである。
13は貯水室6の貯水に下部を水没させ、駆動モータ14により回転可能な駆動軸15に送風ファン3と共に軸支された筒状の回転体であり、この回転体13は中空逆円錐形で上方に向かって径が徐々に拡大するものであり、回転体13が回転することによる遠心力で貯水室6の水を回転体13の外壁および内壁を伝わせて揚水し、回転体13の外壁を伝わせて揚水した水を周囲に飛散させると共に、回転体13の内壁を伝わせて揚水した水を回転体13の上端に形成された複数の図示しない飛散口から周囲に飛散させる。
16は回転体13の上部外周に所定間隔を保持して位置し回転体13と共に回転する円筒状の多孔体で、この多孔体16にはその全周壁に多数のスリットや金網やパンチングメタル等から成るミスト発生部としての多孔部17が形成されいる。
前記駆動モータ14を駆動させ、回転体13を回転させることで発生する遠心力で貯水室6内の水を揚水すると共に空気を飛散させ、多孔部17を通過した水滴が破砕されることで、水の粒子を微細化してナノメートル(nm)サイズのミストが生成すると共に、水の粒子の微細化によるレナード効果でマイナスイオンを多量に発生させるものである。
18は貯水室6の底部に備えられ貯水室6内の水を加熱する加熱ヒータであり、風量モードが強風に設定されると、貯水室6内の貯水温度を設定温度の38℃前後に、風量モードが弱風に設定されると、貯水室6内の貯水温度を設定温度の34℃前後に加熱保温して吹き出し温度を30℃程度に保持するものであり、貯水室6の底部に設置され貯水室6内の水の温度を検知する温度センサ19の検知温度によって、加熱ヒータ18がON/OFFされて所定温度に保持するもので、加熱ヒータ18を強制的にOFFにして貯水室6内の水を加温しないモードも設定可能としている。
20は回転体13と多孔体16との回転により発生したナノメートルサイズのミスト及びマイナスイオンを含む加湿空気を送風ファン3を駆動させることで処理室5の上部方向へ案内する流通路、21は器具本体1の天面の前面側に形成され前記流通路20を流通する加湿空気を室内へ送風する送風口であり、流通路20を上昇した加湿空気が送風口21からルーバー22の角度に沿った方向へ送風される。
23は貯水室6と連通している通水路11に備えられた排水弁で、タンク7から給水室10へ水が供給された状態では閉弁状態に切り替わることで貯水室6内の残水の排水を確実に阻止し、タンク7から給水室10への水の供給が停止されると開弁が可能な状態に切り替わることで、タンク7を抜かずとも貯水室6及び給水室10内の水のみを排水することができる。
24は貯水室6内の残水の排水を受ける上面開放の排水トレーで、器具本体1内に出し入れ自在に備えられ、その容積は貯水室6の残水を十分に収容できる大きさとしているものである。
25は駆動軸18が貫通した貯水室6に備えられ駆動軸18と回転体13との接続箇所を固定するナットであり、該ナット25を回転させて取り外し、回転体13を器具本体1内から取り出すことで貯水室6内の掃除を可能とする。
26は貯水室6の底面と一体に形成されタンク装着部9にタンク7を装着した時にキャップ8に備えられた図示しない弁体が当接する当接部であり、タンク7をタンク装着部9に装着すると当接部26により弁体が押し上げられ、タンク7内の水を給水室10内に供給することが可能となる。
27は器具本体1の側面に設置され周囲で発生した音を集音するマイクであり、器具本体1の周囲5m四方で発生した音について集音可能である。
28は器具本体1の前面に備えられ複数のボタンが設置された操作部であり、この操作部28には、駆動モータ14を駆動させて送風ファン3及び回転体13を回転駆動させ、部屋内にミストを含んだ加湿空気を送風するミスト運転を開始する運転ボタン29と、駆動モータ14の回転数を変化させて送風口21からの送風量を変化させる風量モードを切り替える風量ボタン30と、加熱ヒータ18によって所定温度まで高めた貯水室6内の水を破砕する温ミスト運転を実施する温ミストボタン31と、前記マイク27で検知した音の音量に基づいて駆動モータ14の回転数を変化させる所定のモードである静音モードの設定が可能な静音ボタン32とが備えられており、各ボタンが操作されたら、各ボタンの上部に設置された所定のランプを点灯させる。
ここで、風量ボタン30で設定可能な風量モードの種類と駆動モータ14の回転数について説明すると、風量ボタン30において3つの異なる風量モードを選択することが可能であり、駆動モータ14を2000rpmで回転駆動させる最も風量が強い強風と、駆動モータ14を1200rpmで回転駆動させる標準風量の中風と、駆動モータ14を900rpmで回転駆動させる最も風量が弱い弱風とに、風量ボタン30を順次押圧することで設定可能となっており、風量モードが設定されたら操作部28上にある各風量モードのランプの中で設定された風量モードが点灯することで、使用者が現在の風量を視覚的に知ることができる。
また、各風量モードにおいて器具本体1から発生する平均的な運転音量は、強風で約43dB、中風で約38dB、弱風で約32dBであり、ミスト運転中に設定された各風量モードで発生する音量と同等の数値をマイク27で集音している。
33は前記操作部28からの入力信号や温度センサ19及びフロートセンサ12の検知信号を受けて加熱ヒータ18及び駆動モータ14の動作を制御する制御部であり、この制御部33には、ミスト運転時に設定温度となるよう加熱ヒータ18の出力を制御するヒータ制御手段34と、ミスト運転時の送風量の強弱によって変化する設定風量となるよう駆動モータ14の出力を制御するモータ制御手段35と、ミスト運転中にフロートセンサ12が水位無しを検知した場合、前記操作部28に設置された給水ランプ36を点灯させてミスト運転を停止しエラーを報知するエラー停止手段37と、前記マイク27で集音した音の10秒間における平均音量を算出する音量算出手段38と、該音量算出手段38で算出された平均音量から器具本体1周囲でテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態かを判断する人判断手段39とが備えられている。
次に、第1実施形態におけるミスト運転時の制御について図8のフローチャートに基づいて説明する。
まず、操作部28の運転ボタン29が操作され運転ON状態であれば、制御部33は、静音ボタン32が操作され静音モードに切り替わっているか判断し(ステップS101)、静音モードに切り替わっていると判断したら、マイク27での器具本体1周囲の集音を開始する(ステップS102)。
まず、操作部28の運転ボタン29が操作され運転ON状態であれば、制御部33は、静音ボタン32が操作され静音モードに切り替わっているか判断し(ステップS101)、静音モードに切り替わっていると判断したら、マイク27での器具本体1周囲の集音を開始する(ステップS102)。
前記ステップS102でマイク27による器具本体1周囲の集音を開始したら、制御部33は、マイク27での集音を開始してから10秒経過したか判断し(ステップS103)、10秒経過したと判断したら音量算出手段38でマイク27で集音された音の10秒間の平均音量を算出し、算出された平均音量が45dB未満か人判断手段39で判断して(ステップS104)、音量が45dB未満だと判断したら器具本体1の周囲で使用者がテレビやオーディオ機器の視聴したり、家族や友人等との会話をした状態ではないと判断して風量を強風に切り替え(ステップS105)、駆動モータ14の回転数を2000rpmに設定する。また、前記ステップS103でマイク27での集音を開始してから10秒経過していないと判断したら、ステップS103の判断を繰り返す。
前記ステップS104で平均音量が45dB未満ではないと判断したら、制御部33は、算出された平均音量が50dB以上か人判断手段39で判断し(ステップS106)、平均音量が50dB以上だと判断したら器具本体1の周囲で使用者がテレビやオーディオ機器の視聴したり、家族や友人等との会話をした状態だと判断して現在の風量を弱風に切り替え(ステップS107)、駆動モータ14の回転数を900rpmに設定する。
ステップS106で平均音量が50dB以上ではないと判断したら、制御部33は、静音ボタン32を操作しマイク27での集音動作が初回であれば風量を強風に設定し、2回目以降であれば現在設定されている風量でのミスト運転を継続する(ステップS107)。
ステップS101で静音ボタン32が操作されておらず静音モードに切り替わっていないと判断されたか、ステップS105、ステップS107及びステップS108で所定の風量に設定したら、制御部33は、操作部28の運転ボタン29が操作されたかなんらかのエラーが発生した等してミスト運転の停止指示があったか判断し(ステップS109)、ミスト運転の停止指示があったと判断したら、駆動モータ14や加熱ヒータ18の駆動を停止させてミスト運転を終了し、ミスト運転の停止指示がないと判断したら、再度ステップS101で静音ボタン32が操作されたか判断する。
なお、ステップS104及びステップS106で算出された平均音量により風量を切り替える時、現在の風量が切り替え後の風量と同一であると判断したら、制御部33は、現在の風量での運転を継続することで器具本体1周囲の音量に適したミスト運転が実施される。
また、ステップS101で静音ボタン32が操作されていなかった場合、制御部33は、前回のミスト運転停止時における風量モードの風量となるよう駆動モータ14の回転数を調節し、風量ボタン30や温ミストボタン31が操作されたら、操作内容に従って風量モードを変化させ加熱ヒータ18のON/OFF状態を切り替えたミスト運転を実施してからステップS109へ進んでミスト運転の停止指示があったか判断する。
以上のように、ミスト運転が開始された後に静音ボタン32が操作されたと判断したら、マイク27で検知された音の10秒間の平均音量に基づいて駆動モータ14の回転数を変化させ所定の風量に切り替えるので、平均音量が45dB未満であり比較的静かであれば、器具本体1の周囲でテレビやオーディオ機器の視聴や家族、友人との会話がされた状態ではないと判断して風量を強に切り替え、多くのミストを含んだ加湿空気を部屋内へ放出して部屋内のミスト量を増加させることができ、平均音量が50dB以上であり日常生活レベルの音が発生していれば、器具本体1の周囲でテレビやオーディオ機器等の視聴や家族、友人との会話がされた状態だと判断して風量を弱に切り替え、器具本体1から発生する音を減少させてテレビやオーディオ機器の視聴や会話が阻害される事態を防止することができる。
また、器具本体1の周囲360°についてマイク27での集音動作でテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態かを判断することが可能なことから、器具本体1の設置位置に依らず確実に器具本体1の周囲の状態を判断することが可能であり使い勝手がよい。
次に、本発明の第2実施形態の構成について第1実施形態と同一の構造については説明を省略し、相違する構成についてのみ図5、6に基づいて説明する。
40は器具本体1の上面に設置され周囲の照度を検知する照度センサであり、該照度センサ40で検知された照度の10秒間の平均値を照度算出手段41で算出する。
40は器具本体1の上面に設置され周囲の照度を検知する照度センサであり、該照度センサ40で検知された照度の10秒間の平均値を照度算出手段41で算出する。
次に、第2実施形態のミスト運転時の制御について図9のフローチャートに基づいて説明する。
まず、操作部28の運転ボタン29が操作され運転ON状態であれば、制御部33は、静音ボタン32が操作され静音モードに切り替わっているか判断し(ステップS201)、静音モードに切り替わっていると判断したら、マイク27での器具本体1周囲の集音及び照度センサ40での器具本体1周囲の照度検知を開始する(ステップS202)。
まず、操作部28の運転ボタン29が操作され運転ON状態であれば、制御部33は、静音ボタン32が操作され静音モードに切り替わっているか判断し(ステップS201)、静音モードに切り替わっていると判断したら、マイク27での器具本体1周囲の集音及び照度センサ40での器具本体1周囲の照度検知を開始する(ステップS202)。
前記ステップS202でマイク27での集音と照度センサ40での照度検知を開始したら、制御部33は、マイク27での集音と照度センサ40での照度検知を開始してから10秒経過したか判断し(ステップS203)、10秒経過していれば、音量算出手段38で算出した10秒間の平均音量と照度算出手段41で算出した10秒間の平均照度の結果を図7のマトリクス表に当てはめて人判断手段39でテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態かを判断し風量モードを決定する制御を開始して、音量算出手段38と照度算出手段41との算出値に基づく風量モードへ切り替えたら次のステップに進む(ステップS203)。また、前記ステップS203でマイク27での集音と照度センサ40での照度検知を開始してから10秒経過していなければ、ステップS203の判断を繰り返す。
ここで、図7のマトリクス表に基づく風量モードの決定方法について説明すると、例えば、音量算出手段38で算出した平均音量Xが45dBであり、照度算出手段41で算出した平均照度Hが32lxであれば、音量だけでは器具本体1周囲でテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態かを正確に判断し難い状態だが、照度が大きく部屋内が明るいことからテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態だと判断して風量モードを弱に切り替え、また、別の場合として、音量算出手段38で算出した平均音量Xが前記と同様に45dBであっても、照度算出手段41で算出した平均照度Hが9lxであれば、照度が小さく部屋内が暗いのでテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態ではないと人判断手段39が判断して風量モードを強に切り替えることで、器具本体1周囲の状態に関して正確に判断可能となる。
ステップS201で静音ボタン32が操作されていないと判断したか、ステップS203で音量算出手段38と照度算出手段41との算出値に基づく風量モードへ切り替えたら、制御部33は、操作部28の運転ボタン29が操作されたか、なんらかのエラーが発生した等してミスト運転の停止指示があったか判断し(ステップS205)、ミスト運転の停止指示があったと判断したら、駆動モータ14や加熱ヒータ18の駆動を停止させてミスト運転を終了し、ミスト運転の停止指示がないと判断したら、再度ステップS201で静音ボタン32が操作されたか判断する。
以上のように、ミスト運転が開始された後に静音ボタン32が操作されたと判断したら、音量算出手段38と照度算出手段41での算出値に基づいて人判断手段39がテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態かを判断して適切な風量モードを切り替えることで、器具本体1周囲のテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態かをより正確に判断して風量を変化させることができ、また、音量や照度によりテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態かを判断することから、器具本体1の設置位置から離れた場所でテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態であっても確実に風量を適切な強度に変化させることができるため、使い勝手が向上する。
また、マイク27に器具本体1から発生する駆動モータ14の音等を排除して周囲の音のみを集音するノイズキャンセル機能を追加し、器具本体1周囲の音のみを集音可能な状態にして平均音量と比較する制御であってもよい。
なお、本実施形態では駆動モータ14の駆動軸15に送風ファン3と共に回転体13が軸支され回転駆動する構成で説明したが、送風ファン3と回転体13とがそれぞれ別の駆動モータで軸支された構成であってもよく、マイク27で集音された音の音量や照度センサ40で検知された照度に基づいて、送風ファン3と回転体13とをそれぞれ所定の回転数に変化させることで、使用者が部屋内にいないと判断した場合はミストを含んだ加湿空気を多量に放出し、使用者が部屋内にいると判断した場合は器具本体1から発生する音を減少させてテレビやオーディオ機器の視聴や会話が阻害される事態を防止することができる。
また、器具本体1の設置場所周辺の音量や照度に基づいて風量モードを変更していることから、器具本体1の設置場所周辺に人が存在していなくても風量が切り替わるため、ミスト運転により発生する音は聞こえるが器具本体1の設置場所から少し離れた位置でテレビやオーディオ機器等を視聴したり、家族や友人と会話して団らんした状態がミスト運転により阻害される事態を防止することができる。
また、本実施形態で用いたその他の構成は一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図しておらず、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 器具本体
3 送風ファン
6 貯水室
13 回転体
14 駆動モータ
17 多孔部
27 マイク
33 制御部
38 音量算出手段
39 人判断手段
40 照度センサ
41 照度算出手段
3 送風ファン
6 貯水室
13 回転体
14 駆動モータ
17 多孔部
27 マイク
33 制御部
38 音量算出手段
39 人判断手段
40 照度センサ
41 照度算出手段
Claims (3)
- 器具本体と、該器具本体内に設置され水を貯水する貯水室と、該貯水室内の水を揚水する回転体と、該回転体で揚水された水を破砕してミストを発生させるミスト発生部と、該ミスト発生部で発生したミストを含んだ加湿空気を送風する送風ファンと、前記回転体と前記送風ファンとを回転駆動させる駆動モータと、該駆動モータの回転数を調節して送風口からミストを含んだ加湿空気を送風するミスト運転を実施する制御部とを備え、前記器具本体周囲の音を集音するマイクと、該マイクで集音した音の音量を算出する音算出手段と、該音算出手段での算出値に基づき人の存在有無を判断する人判断手段とを設置し、前記制御部は、前記人判断手段で前記器具本体の周囲に人が存在しないと判断したら前記駆動モータの回転数を上昇させ、前記人判断手段で前記器具本体の周囲に人が存在すると判断したら前記駆動モータの回転数を低下させることを特徴とするミスト発生装置。
- 前記制御部は、所定のモードが設定された時にのみ前記人判断手段での判断結果に基づいて前記駆動モータの回転数を変化させることを特徴とする請求項1記載のミスト発生装置。
- 前記器具本体周囲の照度を検知する照度センサと、該照度センサで検知された照度を算出する照度算出手段とを設置し、前記制御部は、前記音量算出手段での算出値と前記照度算出手段での算出値とに基づいて前記人判断手段で前記器具本体の周囲に人が存在しないと判断したら前記駆動モータの回転数を上昇させ、前記人判断手段で前記器具本体の周囲に人が存在すると判断したら前記駆動モータの回転数を低下させることを特徴とする請求項1または2記載のミスト発生装置。
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