JP2016041153A - ハンドブレンダの操作スイッチ - Google Patents

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【課題】操作者に明確な2アクションスイッチを提供し、不意に操作スイッチをON状態としてしまうことがないハンドブレンダの操作スイッチを提供する。【解決手段】回転刃を端部近傍に有する回転軸と、回転軸を駆動させる駆動部と、駆動部の電源を操作する操作スイッチ(操作部22)と、を備え、操作スイッチは、第一の方向に移動可能と共に、第一の方向と異なる第二の方向に移動可能なスライドスイッチ23を有し、スライドスイッチは、第一の方向への移動時にクリック感を伴って移動すると共に、第一の方向への移動完了時に第二の方向へ移動し、第二の方向への移動完了時に駆動部の電源をONする。【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭で使用されるハンドブレンダに設けられる操作スイッチに関するものである。
従来、ハンドブレンダは、回転軸の先端に設けられ回転軸の遠心方向に延在する一対の粉砕刃の回転により、食材を細かく粉砕し混合する器具である。
ハンドブレンダの構成や機能に関しては、これまでに様々な提案がなされている。その中に、操作スイッチが、単純に押すだけで電源をONするものもあるが、スライドさせて押すという2アクションタイプのものがある(例えば、特許文献1参照)。
図13は、特許文献1に記載された従来のハンドブレンダの要部断面図を含む側面図である。図14は、特許文献1に記載された従来のハンドブレンダの要部断面図である。
以下、図13および図14を参照しながら、従来のハンドブレンダの操作スイッチについて説明する。
図13に示すように、操作スイッチ2は、ハンドブレンダの本体1の上部に設けられる。混合器ユニット3はハンドブレンダの本体1の先端に設けられる。混合器ユニット3は、その中心に回転軸4を有し、回転軸4の先端に回転刃5を有する。
図14に示すように、操作スイッチ2は本体壁面6に沿って上下に摺動し、付勢手段(図示せず)によって常に上方に付勢されている。操作スイッチ2は、スライドして下端の位置にくると水平方向に押すことができ、操作スイッチ2のボス7が本体の穴8を通過し、内部にある第1作動子9を押す。操作スイッチ2を押す力を緩めるとバネ10の動きにより操作スイッチ2は前部の位置に戻され、さらに、付勢手段(図示せず)によって上方に戻される。
操作スイッチ2の操作により第1作動子9が水平方向に移動すると、連結棒11を介して接続されている第2作動子12が下方に移動する。第2作動子12の下方には、球体13、第3作動子14があり、それらを介して、リミットスイッチ15がONする。リミットスイッチ15がONすると、本体1の内部に設けられたモータ電源、モータ制御部、モータ(いずれも図示せず)により、回転軸4が回転し、先端の回転刃5が回転する。第2作動子12は、バネ16によって上方に付勢されているので、操作スイッチ2に掛けている力を緩めれば、バネ10の力により操作スイッチ2が前方に戻ることで、バネ16に付勢されている第2作動子12が上方に移動し、さらに、第2作動子12に連結棒11にて連結されている第1作動子9も前方の位置に戻る。球体13は、第3作動子14上面の湾曲部17上にあるが、本体1が傾けられると斜面18に沿って、球体13は第3作動子14の湾曲部17から移動してしまう。球体13が移動すると、第2作動子が下方に移動してきても、第3作動子14を押すことができなくなる。
上記従来のハンドブレンダを用いて、例えば野菜スープを作るには、鍋の中の煮込まれた野菜に混合器ユニット3を押し込み、操作スイッチ2を下方にスライドして水平方向に押すと、第1作動子9が水平方向後方に移動する。さらに、連結棒11にて連結された第2作動子12が下方に移動する。第2作動子12の下方への移動により、球体13、第3作動子14が下方に押され、リミットスイッチ15を押す。これにより、回転刃5が例え
ば1万回転/分で高速回転することで、野菜が粉砕および混合されて、手軽に野菜スープができ上がる。
操作スイッチ2が上下のスライドおよび水平方向に押す2アクションとなっていることにより、回転刃5に食材がからまり除去する場合、指や棒を近づけたり、また、回転刃5の状態を確認するために目視したりすることがあるが、その際、不意にスイッチが入らないようにする為に、2アクションとしている。
特開2006−325920号公報
しかしながら、上記従来のハンドブレンダの操作スイッチでは、下方のスライド操作と水平方向の押す操作が連続して行われる為、操作者としては、斜めに押す操作と変わりなく、十分な2アクションとは言えず、不意に操作スイッチをON状態としてしまうことがあるという課題を有していた。
また、従来のハンドブレンダの操作スイッチの構成では、本体1を斜めの姿勢で使用しようとした場合、球体13が第3作動子14の湾曲部17から外れてしまい、リミットスイッチ15をON状態にすることができなくなり、非常に使い勝手が悪いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、操作者に明確な2アクションスイッチを提供し、不意に操作スイッチをON状態としてしまうことがないハンドブレンダの操作スイッチを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明のハンドブレンダの操作スイッチは、回転刃を端部近傍に有する回転軸と、前記回転軸を駆動させる駆動部と、前記駆動部の電源を操作する操作スイッチと、を備え、前記操作スイッチは、第一の方向に移動可能と共に、第一の方向と異なる第二の方向に移動可能なスライドスイッチを有し、前記スライドスイッチは、第一の方向への移動時にクリック感を伴って移動すると共に、第一の方向への移動完了時に第二の方向へ移動し、第二の方向への移動完了時に前記駆動部の電源をONする構成としたものである。
これによって、第一の方向と第二の方向の2アクション操作スイッチのクリック感により、操作者が2アクションであることを実感でき、不意にスイッチを入れようとした際、クリックを感じることができるので、不意にスイッチをONしづらくできる。
本発明のハンドブレンダの操作スイッチは、操作者に明確な2アクションスイッチを提供し、不意に操作スイッチをON状態としてしまうことがないものである。
本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチの初期状態位置を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチの動作状態を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチの動作状態を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチの動作状態を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチの動作状態を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチの動作状態を示す背面図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチの動作状態を示す背面図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチの動作状態を示す背面図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチの要部を示す要部斜視図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダを示す正面図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチを示す正面図 本発明の実施の形態1に係るハンドブレンダの操作スイッチを示す分解斜視図 従来のハンドブレンダを示す側面図 従来のハンドブレンダの操作スイッチを示す側面断面図
第1の発明は、回転刃を端部近傍に有する回転軸と、前記回転軸を駆動させる駆動部と、前記駆動部の電源を操作する操作スイッチと、を備え、前記操作スイッチは、第一の方向に移動可能と共に、第一の方向と異なる第二の方向に移動可能なスライドスイッチを有し、前記スライドスイッチは、第一の方向への移動時にクリック感を伴って移動すると共に、第一の方向への移動完了時に第二の方向へ移動し、第二の方向への移動完了時に前記駆動部の電源をONする構成とした。
これによって、第一の方向と第二の方向の2アクション操作スイッチのクリック感により、操作者が2アクションであることを実感でき、不意にスイッチを入れようとした際、クリックを感じることができるので、不意にスイッチをONしづらくできる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、スライドスイッチは凸コーナー部を有し、前記スライドスイッチが第一の方向への移動時に前記凸コーナー部と当接する突起を有するメインスイッチを備え、前記突起は前記メインスイッチの湾曲部の頂部に形成された構成とした。
これによって、スライドスイッチが第一の方向への移動時に凸コーナー部と、メインスイッチの湾曲部の頂部に形成された突起とが当接し、スライドスイッチの凸コーナー部がメインスイッチの突起を乗り越えることにより、第一の方向への移動時にクリック感を伴って移動することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明において、スライドスイッチの移動可能な第一の方向で、前記スライドスイッチの両側に、前記スライドスイッチより高さが高いガードリブを設けた構成とした。
これによって、スライドスイッチの周囲にガードリブを設けたことにより不意にスイッチをONしづらくなる。
第4の発明は、特に、第1の発明において、スライドスイッチに形成されたフックと係合可能な爪を有するロックレバーをさらに備え、スライドスイッチに形成されたフックとロックレバーの爪の係合状態によって、スライドスイッチを第一の方向への移動を規制する構成とした。
これによって、スライドスイッチを第一の方向への移動を規制することにより、使用後、ロックスイッチをロック側にスライドしておけば、不意にスイッチに触っても、スイッチが入ることがない。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。なお、以下すべての図において、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
また、以下の説明において、単に上方または下方と表現する場合、ハンドブレンダの通常使用の状態、すなわち、その先端に設けられた混合器ユニットが下向きにされた状態を意味するものとする。ただし、厳密に鉛直方向または鉛直下方を意味するものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係る操作スイッチの初期状態の断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係る操作スイッチのスライドスイッチがクリックの為の段を超えた状態の断面図である。図3は、本発明の実施の形態に係る操作スイッチのスライドスイッチが下端にあるときの断面図である。図4は、本発明の実施の形態に係る操作スイッチのメインスイッチが押下されたときの断面図である。図5は、本発明の実施の形態に係るロックプレートがSWカバーの溝を摺動する動作を表した断面図である。図6は、本発明の実施の形態に係る操作スイッチのロックスイッチがONした状態の背面図である。図7は、本発明の実施の形態に係る操作スイッチのロックスイッチがOFFした状態の背面図である。図8は、本発明の実施の形態に係る操作スイッチのロックスイッチがOFFした状態で、かつ、スライドスイッチが下端にあるときの背面図である。図9は、ロックプレートとロックレバーが係合しロックスイッチがロックした状態の斜視図である。図10は、本発明の実施の形態に係るハンドブレンダの正面図である。図11は、本発明の実施の形態に係るハンドブレンダの操作スイッチの正面図である。図12は、本発明の実施の形態に係るハンドブレンダの操作スイッチの分解斜視図である。
先ず、本発明の実施の形態1におけるハンドブレンダの全体構成について、図10に基づいて説明する。図10に示すように、回転軸19は、ハンドブレンダの本体20から延伸し、混合器ユニット21を貫通するように設けられている。回転軸19は、ハンドブレンダの本体20に設けられた駆動部であるモータ(不図示)により回転駆動される。なお、回転軸19の先端部近傍には回転刃40を有している。本体20の上部には、駆動部であるモータの電源(不図示)を操作する操作部22が構成される。
次に、本発明の実施の形態1におけるハンドブレンダの操作スイッチである操作部22について、図1、図11、図12を用いて説明する。
スライドスイッチ23は、裏面に爪23aを有し、爪23aはメインスイッチ24の角穴24aを通過し、ロックプレート25の角穴25aに係止している。スライドスイッチ23とロックプレート25が係合した状態で、メインスイッチ24をはさみこんでおり、上下に摺動可能である。プレートスプリング26は、メインスイッチ24に対して、ロックプレート25を上方に不勢している。メインスイッチ24には、角穴24aの中央に湾曲部24cを有し、湾曲部24cの頂部に凸部24bを有している。ロックプレート25の両脇上下方向にある4箇所の爪25bは、スイッチカバー27の内側にある4箇所の溝
27aに、それぞれ摺動可能に係合している。ロックプレート25が、スイッチカバー27の溝27aに摺動可能に係合することで、ロックプレート25に係合しているスライドスイッチ23、メインスイッチ24も一体となって摺動する。
スイッチカバー27の上部には、前方よりロックスイッチ28が嵌り、ロックスイッチ28の爪28aにより、スイッチカバー27を挟み込みながらロックレバー29の爪29a(不図示)と係合している。ロックレバー29のがたつきを押さえるためにレバーホルダー30にてスイッチカバー27の裏面より保持している。スイッチカバー27の両側面には、ガードリブ27bが設けられている。ガードリブ27bの長さは、メインスイッチ24の上端から下端の長さ以上の長さを有し、スイッチカバー27の頂部27Cの高さは、スライドスイッチ23の頂部より高い。
以上のように構成された本発明の実施の形態1におけるハンドブレンダの操作スイッチの動作について、図1から図5を用いて説明する。操作スイッチの初期状態である図1において、スライドスイッチ23と係合しているロックプレート25は、プレートスプリング26によって上方に付勢されている。また、スイッチロッド31とリミットスイッチ33とは離間しており、リミットスイッチ33は押されていない。
図1において、操作者がプレートスプリング26の付勢力に抗して、スライドスイッチ23を下方(図1における左方向)に押し下げると、図2に示すように、スライドスイッチ23の凸コーナー部23bが、メインスイッチ24の凸部24bを乗り込える。ここで、スライドスイッチ23の凸コーナー部23bが、メインスイッチ24の凸部24bを乗り込える際に、スライドスイッチ23の凸コーナー部23bが、メインスイッチ24の凸部24bに当接し、メインスイッチ24の凸部24bを乗り込えることとなり、操作者にとってクリック感を感じることとなる。
さらに、スライドスイッチ23を押し下げる(図2における左方向)と、スライドスイッチ23がメインスイッチ24の壁部と当接し、下端の位置にある図3の状態となる。図3の状態から、スライドスイッチ23を本体20の奥方向(図3における下方向)に押すと図4の状態となる。スライドスイッチ23を奥方向(図3における下方向)に押すことにより、メインスイッチ24及びロックプレート25も一体になって図4の位置に移動される。ロックプレート25が押されることで、スイッチロッド31を介して、スイッチロッドスプリング32を押さえ、リミットスイッチ33が押される。リミットスイッチ33が押されることで、回転刃40を有する回転軸19を駆動させる駆動部(モータ)の電源をONさせることができる。
次に、スライドスイッチ23の移動を案内する構成について、図5を用いて説明する。図5は、ロックプレート25の爪25bとスイッチカバー27のスイッチカバーの溝27aの関係を示している。スイッチカバー27のスイッチカバーの溝27aはL字形状で構成されており、ロックプレート25の爪25bがスイッチカバー27のスイッチカバーの溝27aに沿って移動可能となっている。図5(a)は、スライドスイッチ23が初期の位置、つまり、図1の状態を示し、図5(b)は、スライドスイッチ23が下端の位置、つまり、図3の状態を示し、図5(c)は、スライドスイッチ23を押し込んだ位置、つまり、図4の位置を示す。スライドスイッチ23の動きにより、ロックプレート25の爪25bが、スイッチカバー27の溝27aに沿って下方に移動し、図5(b)の下端の位置にくると、溝27aが奥行き方向に折れ曲がるため、スライドスイッチ23を奥方向に押すことができる。
図6から図9、及び図11を用いて、ロックスイッチ28の動作について説明する。図11に表示しているロックスイッチ28は左側に位置しているが、このときロックスイッ
チ28はOFFされており、スライドスイッチ23をスライドさせることができる。逆に右側に位置しているときは、ロックスイッチ28によりスライドスイッチ23の移動がロックされており、スライドさせることができない。
ロックスイッチ28により、スライドスイッチ23がOFFされている状態である図1に対応する背面図が図7であり、スライドスイッチ23がロックされている状態である図1に対応する背面図が図6である。つまり、スライドスイッチ23が図1に位置するときには、ロックスイッチ28によりスライドスイッチ23の移動が可能状態(図7)と、スライドスイッチ23の移動が不可能状態(図6)とが存在することとなる。図8は、スライドスイッチ23がOFFされ、スライドスイッチ23が下方におされた状態である図3に対応する背面図である。図9は図6の状態におけるロックプレート25とロックレバー29との位置関係を示す斜視図であり、図6および図9に示すようにロックプレート25のフック25cとロックレバー29の爪29aが係止されることで、ロックプレート25は図6における左方向へ移動ができなくなる。また、図7に示すようにロックプレート25のフック25cとロックレバー29の爪29aの係止が解除されることで、ロックプレート25は図7における左方向へ移動が可能となる。スライドスイッチ23とロックプレート25は、スライドスイッチ23の爪23aにて係合されているので、ロックプレート25が摺動できなることで、スライドスイッチ23も摺動できなくなる。
以上のように構成されたハンドブレンダの操作スイッチについて、以下その動作を説明する。
本実施の形態のハンドブレンダを用いて、例えば野菜スープを作る場合について説明する。ロックスイッチ28は、右方向すなわちロックされた状態にある。この状態では、スライドスイッチ23は図6に示すロック状態にあり、スライドさせることはできないので、まず、ロックスイッチ28を左方向すなわちOFFの状態である図11の位置に移動させる。鍋の中の煮込まれた野菜に混合器ユニット21を押し込み、スライドスイッチ23を下方にスライドさせる。このとき、スライドスイッチ23の凸コーナー部23bが、メインスイッチ24の凸部24bを乗り越えるときに、操作者は、クリック感を感じることができる。そして、スライドスイッチ23を下方にスライドさせ、下端に到達し、さらに、本体20の奥に向かい水平方向に押すと、ロックプレート25を介し、スイッチロッド31を押し、スイッチロッド31がリミットスイッチ33を押す。リミットスイッチ33が押されると、モータが回転駆動し、混合器ユニット21の回転軸19が回転し、回転刃40が回転し野菜を切削調理することができる。調理を終えスライドスイッチ23への荷重を除くと、バネ32の作用により、スイッチロッド31を介して、ロックプレート25、メインスイッチ24、スライドスイッチ23が前方に押し出される。そして、バネ26の作用にて、ロックプレート25とスライドスイッチ23が上方に戻される。さらに、ロックスイッチ28を操作し右方向に移動、すなわちロックされた状態にすることで、スライドスイッチ23がスライドできなくなる。
以上のように、本実施の形態においては、スライドスイッチ23の裏面の凸コーナー部23bが、メインスイッチ24の凸部24bを乗り越えるときに、操作者にクリック感を与えることが出来る。これにより、スライドスイッチ23の動作、つまり、上から下へスライドさせて奥へ押す動作の途中にクリック感を感じることができる。スライド+押すとうい動作だけでは、操作者の感覚として斜めに押しているような感覚となってしまうが、途中にクリック感があると、2段階ということが理解でき、不意に動作してしまうことを低減できる。また、これらの構成では、ハンドブレンダ自体の姿勢に関係なく2アクションの動作を実現でき、不意にスイッチを入れてしまうことを低減できる。なお、このクリック感を出す、凸部24bは、スライドスイッチ23のスライドする工程の初期に近い位置に設けられている。こうすることで、クリック自体が独立し、クリック感を感じやすく
なるという効果がある。凸部24bが、スライドする工程の後半部に設けられていると、スライドしてから押すという工程の切り替え部と、クリック感が近くとなり、クリック感を感じにくくなる。
調理に使用したあとは、ロックスイッチ28を左側すなわちロック側に移動させておく。これにより、幼い子供が触った場合や、また、不意にスライドスイッチ23を触ったとしてもスライドスイッチ23がスライドしないことから、不意に動作することを低減できる。
さらに、ガードリブ27bは、スライドスイッチ23の頂部23cより突出している。よって、不意に操作部22を手でつかむようなことになっても、ガードリブ27bに手があたることで、スライドスイッチ23がスライドしないことから、不意に動作することを低減できる。
また、スライドスイッチ23をスライドさせて押して、モータを回転させ運転動作している状態、つまり、図4に示すロックプレート25の状態では、図8にあるようにロックプレート25のフック25cが、ロックレバー29に当接しているため、ロックレバー29が動かない。よって、ロックスイッチ28も動かすことができないので、運転動作しているときに、誤ってロックスイッチ28をロックしてしまう誤操作を防ぐことができる。
さらに、メインスイッチ24のすぐ上にロックスイッチ28を配置している。スライドスイッチ23及びメインスイッチ24の操作後すぐに、ロックスイッチ28を操作し、ロックすることができ、使い勝手がよい。
また、ロックスイッチ28を左から右に押せばロック、左から右に押せばロックOFFとなる構成となっている。この構成により、右手で本体20を後ろ側から握った場合、スライドスイッチ23を人差し指または中指で操作し終了したのち、すぐに、人差し指で、ロックスイッチ28を左から右に押すことで容易にロックすることがで、使い勝手がよい。
また、姿勢向きにかかわらず、誤操作しにくい操作スイッチを提供することができる。
本発明に係るハンドブレンダの操作スイッチは、ハンドブレンダ以外にも、手持ち工具当にも適応できる。
19 回転軸
20 本体
21 混合器ユニット
22 操作部
23 スライドスイッチ
23b 凸コーナー部
24 メインスイッチ
24b 凸部
24c 湾曲部
25 ロックプレート
25b 爪
25c フック
27 スイッチカバー
27a 溝
27b ガードリブ
28 ロックスイッチ
29 ロックレバー
29a 爪
31 スイッチロッド
33 リミットスイッチ
40 回転刃

Claims (4)

  1. 回転刃を端部近傍に有する回転軸と、
    前記回転軸を駆動させる駆動部と、
    前記駆動部の電源を操作する操作スイッチと、を備え、
    前記操作スイッチは、
    第一の方向に移動可能と共に、第一の方向と異なる第二の方向に移動可能なスライドスイッチを有し、
    前記スライドスイッチは、第一の方向への移動時にクリック感を伴って移動すると共に、第一の方向への移動完了時に第二の方向へ移動し、第二の方向への移動完了時に前記駆動部の電源をONするハンドブレンダの操作スイッチ。
  2. スライドスイッチは凸コーナー部を有し、
    前記スライドスイッチが第一の方向への移動時に前記凸コーナー部と当接する突起を有するメインスイッチを備え、
    前記突起は前記メインスイッチの湾曲部の頂部に形成された請求項1記載のハンドブレンダの操作スイッチ。
  3. スライドスイッチの移動可能な第一の方向で、前記スライドスイッチの両側に、前記スライドスイッチより高さが高いガードリブを設けた請求項1記載のハンドブレンダの操作スイッチ。
  4. スライドスイッチに形成されたフックと係合可能な爪を有するロックレバーをさらに備え、スライドスイッチに形成されたフックとロックレバーの爪の係合状態によって、スライドスイッチを第一の方向への移動を規制する請求項1記載のハンドブレンダの操作スイッチ。
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