JP2016040062A - カットオフ装置及びシート加工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ナイフシリンダ101,102の回転が進むに従って上ナイフ101Aの一部と下ナイフ102Aの一部とがシート103に深く食い込むようになり、図10(b)に示すように、上下のナイフ101A,102Aが噛み合うようになるとこの噛合部200においてシート103が部分的に切断される。
さらにナイフシリンダ101,102の回転が進むと、図10(c)に示すように噛み合いが深くなり、シート103は、噛合部200を境にして、下流側部分103aが上ナイフ101Aからシート走行方向X且つ下側に向かう力F1を受けるようになるとともに、上流側部分103bが下ナイフ102Aからシート走行方向Xとは反対方向且つ上側に向かう力F2を受けるようになる。つまり、ナイフ101A,102Aによりシート103がシート走行方向Xに対して前後に押し広げられるようになる。
カットオフ装置としては、シェア切断方式の装置のほうが押し切り方式の装置よりもナイフシリンダの振動やナイフの摩耗が抑制される点で優れていることから、製函装置においても、コルゲータで使用されているシェア切断方式のカットオフ装置を使用することが好ましい。
しかしながら、製函装置では、コルゲータとは異なりカットオフ装置による切断工程が最終工程ではなく、切断工程の後に折り曲げ工程が控えており、切断後のシートはその端部をホルダにより把持されて折り曲げ工程(フォルダグルア部)へと搬入される。切断後のシートの姿勢や位置が不揃いとなるとホルダにより把持する位置が不安定となり、折り曲げ工程に搬入されるシートの位置が正常な状態から外れる事態が生じてしまう。この結果、折り込んだ段ボール箱の端面にずれ(フィッシュテール)が生じてしまう。
このため、製函装置においてシェア切断方式のカットオフ装置を採用するためにはさらなる改良が必要である。
なお、以下、特に説明なく上流側、下流側と書いた場合は、シート走行方向Xにおける上流側、下流側を意味するものとする。
本発明の第1実施形態のカットオフ装置及びこのカットオフ装置が装備される製函装置(シート加工装置)について、図1〜図5を用いて説明する。
製函装置は、図5に示すようにカットオフ装置5を備えており、その製造工程中に段ボールシート10を二分割して段ボール箱10bの生産量を2倍にする2UP方式のものである。以下、製函機の全体構成を図5により説明する。
図5では、段ボールシートがシート状の段ボール箱(製函用シート材)に加工される過程を、製函機の各工程の装置構成の上方に、装置構成とは分けて装置構成に対応させて付記している。この製函機は、上流側から、給紙部1,印刷部2,排紙部3,ダイカット部4,カットオフ部(以下、カットオフ装置という)5,フォルダグルア部6,カウンタエゼクタ部7が設けられている。
印刷部2は、所定の色数[ここでは4色]の印刷ユニット2a〜2dからなり、印刷部2では、搬送コンベア8によって1枚ずつ搬送される段ボールシート10に、各色のインキを順次印刷する。
排紙部3では、印刷部2で印刷された段ボールシート10に、溝切り,罫線入れを行い、ダイカット部4では手穴,空気穴等の孔開け及び打ち抜きを行う。なお、ダイカット部4では、特殊な形状の箱を作成するための溝切り,罫線入れを行うこともある。したがって、排紙部3及びダイカット部4のどちらも溝切り,罫線入れを行う機能を有している。
なお、排紙部3又はダイカット部4では、段ボールシート10の上流端及び下流端に加えて、カットオフ後の段ボールシート10aの所定箇所に溝や罫線や穴等が形成されるように溝切り,罫線入れ、穴開け等が行われる。
以下、図1〜4を使用して本発明の第1実施形態のカットオフ装置5の構成を説明する。
図1(a),(b)に示すように、カットオフ装置5は、円筒状の第1ナイフシリンダ51と円筒状の第2ナイフシリンダ52とが段ボールシート10,10aの走行経路(以下、シート走行経路ともいう)を挟んで対向して配置されている。第1ナイフシリンダ51はシート走行経路の鉛直上方に配置され、第2ナイフシリンダ52はシート走行経路の鉛直下方に配置され、両ナイフシリンダ51,52は何れも軸部をその支持部101,102にそれぞれ回転可能に支承されている。
第2ナイフ52aの螺旋の向きは、第1ナイフ51aの螺旋の向きとは逆に設定されている。つまり、第2ナイフ52aの母線に対する傾斜は、第1ナイフ51aの母線に対する傾斜とは逆の傾斜に設定されている。
段ボールシート10の切断に必要な荷重が大きいときには、ナイフ51a,52aのレーキ角度を大きくすることでナイフ51a,52aに一度に掛かる切断荷重が少なくなる反面、レーキ角度を大きくするほどナイフ51a,52aの螺旋形状の湾曲具合が大きくなりナイフ51a,52aの製作やナイフシリンダ51,52への取り付けが困難になる。このため、レーキ角度は0〜3[degree]の範囲に設定するのが好ましい。
また、第1ナイフシリンダ51の回転駆動と第2ナイフシリンダ52の回転駆動とは同期して行われ、両ナイフシリンダ51,52が対向回転により一回転する間に一度だけ第1ナイフ51aと第2ナイフ52aとがシート10を挟んで対面してシェア切断を行うようになっている。
つまり、互いに逆向きの螺旋状のナイフ51a,52aがシート10を挟んで対面する領域に入ると先ず図1(a)中の右端で噛み合い(係合し)、ナイフシリンダ51,52の回転が進むにしたがってこのナイフ51a,52aの噛合部が図1(a)中の左端まで移動していく。すなわち、シート10が右端から左端へと順次シート幅方向Yに沿って切断されていき、最終的に二枚の段ボールシート10aに切断されるのである。
これにより、カットオフ前の段ボールシート10が送りローラ60c,60dにより挟持されつつ正規の姿勢及び正規の搬送経路でナイフシリンダ51,52へと送られ、カットオフ後の段ボールシート10aが送りローラ60a,60bにより挟持されつつ正規の姿勢及び正規の搬送経路で後段のフォルダグルア部6へと送られるようになっている。
このようにナイフシリンダ51,52及び送りローラ60a〜60dを傾斜させている結果、段ボールシート10,10aは上記傾斜に応じて図2中で斜め下方に搬送されることとなる。
なお、符号COは、カットオフ前の段ボールシート10においては中心点、カットオフ後の段ボールシート10aについてはカットオフ前に中心点であった位置を示す。また、符号10,10aの後の括弧付きの符号(A),(B),(C)は時系列順を示しており、符号(A)が付された段ボールシート10が、ダイカット部4のコンベヤロール41に卷回されたコンベヤベルト42によりカットオフ装置5へ搬送されて、符号(B)の付された状態となり、その後カットオフされて符号(C)の付された段ボールシート10aとなる様子を図示している。
カットオフ装置5の上流側のダイカット部4は、段ボールシート10,10aが斜めに搬送されれる分を見込んで、カットオフ装置5に対してオフセットされて配置されている。
図1(a),(b)に示すように、第1ナイフシリンダ51の外周面には、第1ナイフ51aの前方(シリンダ回転方向C1で下流側)にグリップ材51bが貼り付けられ、第1ナイフ51aの後方(シリンダ回転方向C1で上流側)にグリップ材51cが貼り付けられている。
同様に、第2ナイフシリンダ52の外周面には、第2ナイフ52aの前方(シリンダ回転方向C2で下流側)にグリップ材52bが貼り付けられ、第2ナイフ52aの後方(シリンダ回転方向C2で上流側)にグリップ材52cが貼り付けられている。
すなわち、グリップ材51b〜52cは、ナイフ51a,52aの前後に一定幅を持って且つナイフ全幅に渡る領域に設けられている。
また、グリップ材51b〜52cの厚さ寸法Dは例えば1〜10 [mm]の範囲で設定され、ナイフ51a,52aとグリップ材51b〜52cとの間のシリンダ周方向の隙間寸法wは例えば1[mm]程度に設定され、ナイフ51a,52aの先端とグリップ材51b〜52cの外周面との距離dは例えば0〜3 [mm]の範囲で設定される。
上記距離dは、段ボールシート10が厚いほど大きめに(すなわちグリップ材51b〜52cをナイフ51a,52aの刃先からナイフシリンダ51,52側に退避させて)設定される。上記距離dを一定にすると、段ボールシート10が厚いほどグリップ材51b〜52cによる段ボールシート10を押さえる力が過剰になってしまい(極端な場合には段ボールシート10を潰してしまい)、逆に段ボールシート10が薄いほど段ボールシート10を押さえる力が不足してしまうが、このように上記距離dを適切な距離に設定することで段ボールシート10が厚さにかかわらず一定した力で段ボールシート10を押さえることができるようにしている。
なお、段ボールシート10の厚さ,表面粗さ及び硬度などに応じて、硬度,摩耗係数及び上記各寸法D,W,dが適切なグリップ材51b〜51cに変更できるよう、グリップ材51b〜51cは着脱式とするのが好ましい。
以下、図2〜図4を使用してグリップ材を使用することの作用・効果を説明する。
図3は、第1ナイフ51a及び第2ナイフ52aにより段ボールシート10が切断されている最中を示しており、図3中斜線の領域は段ボールシート10を押圧した状態のグリップ材51b〜52cの形状を示し、図3中の二点鎖線は、段ボールシート10が存在していないと仮定した場合のグリップ材51b〜52cの形状を示している。すなわち、図3中の斜線領域と二点鎖線との間の領域は、段ボールシート10を押圧した際にグリップ材51b〜52cが反力で段ボールシート10によって押しつぶされた領域を示している。
このように、グリップ材51b〜52cが押しつぶされている一方、段ボールシート10はグリップ材51b〜52cよりも硬いため、段ボールシート10が押しつぶされることはない。
グリップ材51b〜52cは、段ボールシート10を押しつぶすことなく弾性変形して段ボールシート10に密着して摩擦力を発揮しながら段ボールシート10をしっかりと押さえることができる。
そして、段ボールシート10は、グリップ材51bとグリップ材52bとによりナイフ51a,52aの噛合部よりも下流側が押さえられるとともに、グリップ材51cとグリップ材52cとにより前記噛合部よりも上流側が押さえられので、図11(b)に示すように前記噛合部を境にしてカットオフ後の2つの段ボールシートが傾斜してしまうことが抑制される。
また、段ボールシート10は、カットオフ開始からカットオフ終了までの間、その下流側は、送りローラ60a,60bによる挟持と、グリップ材51b,52bによる挟持とで二点支持され、その上流側は、グリップ材51c,52cによる挟持と送りローラ60c,60dによる挟持とで二点支持されるので、グリップ材51b〜52cに加えて送りローラ60a〜60dを設けることで、一層効果的に段ボールシートの傾斜を抑制できる。
カットオフ後の段ボールシート10aは、図示しないホルダ(搬送手段)に把持されて後段のフォルダグルア部(後段の加工工程)6へ搬送されるが、段ボールシート10aの姿勢が安定するので前記ホルダが段ボールシート10aを把持する位置ひいてはフォルダグルア部6への搬入位置が安定するようになる。これによりフォルダグルア部6への搬入位置のズレに起因したフィッシュテールを抑制することができる。
また、シェア切断を採用していることから、押し切りに較べて切断荷重を低減することができるので、ナイフ51a,52aの寿命を延長することができるとともにシリンダ51,52の振動を抑制することができる。
図4は、このような段ボールシート10,10aの搬送中のシート幅方向Yへの変位の測定結果を示す図であり、横軸は時間t、縦軸は段ボールシート10,10aの所定位置C0(図2参照)のシート幅方向Yの位置を示している。
そして、図4中の時間tA,tB,tCの下付き文字A,B,Cは、図2中の符号10,10aの後の括弧内のA,B,Cに対応している。例えば、図4中の時間tAは、段ボールシート10が図2中で符号(A)が付されている段ボールシート10の位置にある時間を示している。
カットオフ装置10で段ボールシート10,10aの姿勢に乱れが生じると、その搬送にも乱れが生じるが、本発明のカットオフ装置5ではグリップ材51b〜52cにより段ボールシート10,10aの姿勢が正規の状態に保たれ、さらに送りローラ60a〜60cにより段ボールシート10,10a(特に奥行寸法の短いカットオフ後の段ボールシート10a)も安定して搬送されるので、図4に示すようにケース1−3の何れの測定結果も時間tA,tB,tCにかけて段ボールシート10,10aのシート幅方向位置が乱れることなく連続的に変化している。
本発明の第2実施形態のカットオフ装置は、後述するように第1実施形態のカットオフ装置5に対しエア吸引手段が追加されたものであり、第1実施形態と同様に製函装置に使用される。
[2−1.カットオフ装置の構成]
以下、このカットオフ装置について図6及び図7を用いて説明する。なお、第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
カットオフ装置は、第1実施形態のカットオフ装置5と同様にシート走行経路を挟んで対向する第1ナイフシリンダと第2ナイフシリンダとを備えて構成されているが、図6及び図7では、シート走行経路下方の第2ナイフシリンダ52Aのみを取り出して図示している。第1ナイフシリンダと第2ナイフシリンダとは同様の構成であるので、第2ナイフシリンダ52Aを代表としてその構成を説明する。
さらにこの吸引マニホールド55は、導管56を介して、第2ナイフシリンダ52Aの軸部57内の中空部57aに連通状態に接続されている。
第2ナイフシリンダ52Aの回転中(段ボールシート10の切断中)に吸引ポンプ58を作動させてファン58bを回転させると、吸引ポンプ58の作動により発生した吸引力が、吸引通路58a,軸部57,導管56,吸引マニホールド55及び導管54を介して第2ナイフシリンダ52Aの各吸引孔53に作用する。したがって、各吸引孔53からエアが吸引され、このエアとともにグリップ材52b,52cに付着した段ボールシート10の切断粉(紙粉)11が吸引される。
エアと切断粉11の混合体が吸引ポンプ58内のフィルタ58cを通過する過程で切断粉11は除去されて吸引ポンプ58内に回収され、エアは排気口58dから排出される。
グリップ材52b,52cに切断粉11が付着すると、グリップ材52b,52cの表面の摩擦係数が低下してグリップ材52b,52c上で段ボールシートが滑りやすくなってしまう。カットオフ装置内に集塵装置を設置してこの集塵装置により切断粉11を回収することも考えられるが、装置内部には様々な部品が配置されているため集塵装置をグリップ材52b,52cの近傍にレイアウトするのは困難であり、また、装置内部の他の部品が集塵装置による切断粉11の吸引の障害となってしまう。このため集塵装置による吸引では、グリップ材52b,52cから切断粉11を十分に除去できない。
また、切断粉11が周囲に飛散することを低減できるので作業環境を清潔な状態に保持できる。
[3−1.カットオフ装置の構成]
本発明の第3実施形態のカットオフ装置5Bは、図8に示すように構成されており、図5の第1実施形態の製函装置においてカットオフ装置5に代えて使用される。
第1実施形態のカットオフ装置5では、図2に示すように、ナイフシリンダ51,52の幅寸法と略等しい幅寸法の送りローラ60a〜60dが、シート幅方向Yに対しては一本配置されていたのに対し、本実施形態のカットオフ装置5Bでは、ナイフシリンダ51,52の半分よりもやや短い幅寸法の送りローラ61a〜64bが、シート幅方向Yに対して複数本(ここでは2本)配置されている。
そして、各一対の送りローラはそれぞれ別々の支持部によって回転自在に支承されてローラ間の隙間寸法Sを別々に調整可能に構成されている。すなわち、送りローラ61a,61bはその相互間の隙間寸法Sを調整可能に、送りローラ62a,62bはその相互間の隙間寸法Sを調整可能に、送りローラ63a,63bはその相互間の隙間寸法Sを調整可能に、送りローラ64a,64bはその相互間の隙間寸法Sを調整可能に構成されている。
また、上記第2実施形態と同様に、ナイフとグリップ材との間に吸引孔(吸引手段)3を、ナイフシリンダ51,52の少なくとも一方に設けてもよい。
段ボールシート10は、例えば左右で厚さが異なるようなシート幅方向Yに対する厚さが一様でないものもある。このような段ボールシート10に対して、第1実施形態のようなシート幅方向Yに一対しかない送りローラを使用した場合には、送りローラの隙間は一定なので、送りローラによる段ボールシート10の押圧力ひいては搬送力が、シート厚さに応じてシート幅方向Yに対して不均一となってしまい段ボールシート10を真っ直ぐに搬送できないおそれがある。
上記の各実施形態では、本発明のカットオフ装置が適用されるシート加工装置を段ボールシートの製函装置とした例を説明したがこれに限定されない。
したがって、例えば、本発明のカットオフ装置を厚紙のカットオフに適用したり、本発明のシート加工装置を厚紙の製函装置に適用することもできる。
要するに、第1グリップ材及び第2グリップ材の形状及び配置は、ナイフ51a,52aによって段ボールシート10の切断の開始してから切断が完了するまでの間、第1グリップ材51b及び第2グリップ材52bとで段ボールシート10を押さえて(挟持して)段ボールシート10の位置ずれを防止できるものであれば良い。
なお、複数のグリップ材を、所定の間隔をあけて並べる場合、ナイフ51a,51bとグリップ材との間に加え、グリップ材の相互間(上記の所定の間隔)に切断粉を回収するための吸引孔53を設けても良い。
10 カットオフ前の段ボールシート
10a カットオフ後の段ボールシート
51 第1ナイフシリンダ
51a 第1ナイフ
52,52A 第2ナイフシリンダ
52a 第2ナイフ
53 吸引孔
60a〜60d,61a,61b,62a,62b,63a,63b,64a,64b 送りローラ
51b,51c,52b,52c グリップ材
Claims (5)
- 外周面に螺旋状の第1ナイフが取り付けられた第1ナイフシリンダと、外周面に前記第1ナイフとは逆向きの螺旋状の第2ナイフが取り付けられた第2ナイフシリンダとがシートの走行経路を挟んで対向して配置され、
前記第1ナイフシリンダと前記第2ナイフシリンダとを同期して対向回転させ、前記第1ナイフシリンダと前記第2ナイフシリンダとの回転が進むにしたがって前記第1ナイフと前記第2ナイフとの噛合部がシート幅方向に沿って順次移動して前記シートがシート幅方向に沿って順次切断される、カットオフ装置において、
前記第1ナイフシリンダの外周面における前記第1ナイフのシリンダ回転方向の上流側及び下流側に第1グリップ材が設けられ、前記第2ナイフシリンダの外周面における前記第2ナイフのシリンダ回転方向の上流側及び下流側に第2グリップ材が設けられており、
前記シートをシート幅方向に沿って順次切断する際中、前記第1グリップ材と前記第2グリップ材とで前記シートを押さえるようにした
ことを特徴とする、カットオフ装置。 - 前記第1ナイフと前記第1グリップ材との間及び前記第2ナイフと前記第2グリップ材との間の少なくとも一方にエア吸引手段が設けられた
ことを特徴とする、請求項1記載のカットオフ装置。 - 前記第1ナイフシリンダ及び前記第2ナイフシリンダの前記シートの走行方向上流側及び走行方向下流側に、前記シートを案内する案内手段が設けられた
ことを特徴とする、請求項1又は2記載のカットオフ装置。 - 前記案内手段を、シートの走行経路を挟んで対向して配置された一対の送りローラを、前記シート幅方向に沿って複数対並べて構成し、各一対の送りローラの相互間の距離をそれぞれ個別に調整できるようにした
ことを特徴とする、請求項3記載のカットオフ装置。 - 請求項3又は4記載のカットオフ装置を備え、前記カットオフ装置によりシート幅方向に切断されたシートを搬送手段により後段の加工工程に搬送する
ことを特徴とする、シート加工装置。
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