JP2016040059A - 穿孔装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート状の被穿孔物Sに比較的容易に穿孔することができる穿孔装置を提供すること。【解決手段】この発明にかかる穿孔装置10は、シート状の被穿孔物Sに孔を穿つパンチ刃12と、前期パンチ刃12が取り付けられ、パンチ刃12を被穿孔物Sに向けて進退させるパンチ刃移動機構14と、前記パンチ刃12を回転させるパンチ刃回転機構16とを備え、パンチ刃移動機構14が被穿孔物Sに向けて進行するときに、パンチ刃移動機構14の移動に連動するパンチ刃回転機構16により、パンチ刃12を回転させながら被穿孔物Sを穿孔する。【選択図】図1

Description

この発明は、穿孔装置に関し、特に、例えばファイル等の紙を綴じるための多穴リング部に挿脱自在に挿通可能な多穴綴じ孔をシート状の紙に穿設するための穿孔装置に関する。
従来、重ね合わせた複数枚のシート状の紙に穿孔するための装置として、特開2004−216529号公報に開示されている(以下、特許文献1という)穿孔装置や特開2010−17773号公報に開示されている(以下、特許文献2という)穿孔装置が、知られている。
特開2004−216529号公報 特開2010−17773号公報
特許文献1に開示されている穿孔装置は、穿孔くずを通過させる中空通路を形成したパンチ刃1と、前記パンチ刃の進退方向Dに略沿って該パンチ刃を振動させる振動子とを具備しており、大きな力を必要とせず、穿孔くずが詰まることがないとしている。
特許文献2に開示されている穿孔装置は、用紙Pの支持面11を有するベース12上に配置された一対の側部材14、15と、これら側部材14、15間に設けられた回転軸16を回転中心として回転可能な操作レバー18と、側部材間で昇降可能に設けられたスライド部材20に支持されたパンチ刃24と、前記操作レバー18とスライド部材20とを相対回転可能に連結するリンク部材21とを備えて穿孔装置10が構成され、操作レバーの回転移動量を少なくできるとともに、操作力を軽減することができるとしている。
ところが、従来の穿孔装置は、操作レバーを押し下げることにより、パンチ刃で穿孔するが、穿孔のときに大きな力を必要とする。
穿孔する枚数が多くても、比較的容易に穿孔できる穿孔装置が求められている。
という問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、シート状の被穿孔物に比較的容易に穿孔することができる穿孔装置を提供することである。
この発明にかかる穿孔装置は、シート状の被穿孔物に孔を穿つパンチ刃と、
前期パンチ刃が取り付けられ、パンチ刃を被穿孔物に向けて進退させるパンチ刃移動機構と、
前記パンチ刃を回転させるパンチ刃回転機構とを備え、
パンチ刃移動機構が被穿孔物に向けて進行するときに、パンチ刃移動機構の移動に連動するパンチ刃回転機構により、パンチ刃を回転させながら被穿孔物を穿孔する、穿孔装置である。
請求項2にかかる穿孔装置は、
前記パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットは、ハンドルの操作によりリンク機構若しくはカム機構により、又は電動機構により、パンチ刃を被穿孔物に向けて進退するように形成されている。
請求項3にかかる穿孔装置は、前記パンチ刃回転機構は、パンチ刃の歯車部を回転させる歯車回転部を有し、
前記歯車回転部は、前記歯車部に歯合する歯を形成され、歯車回転部及び/又はパンチ刃の歯車部の揺動、回転、直行又は斜行により歯と歯合したパンチ刃の歯車部を回転させる、穿孔装置である。
請求項4にかかる穿孔装置は、前記パンチ刃回転機構は、パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットに回転自在に取り付けられたパンチ刃に形成された歯車部と、
パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットに隣接する歯車回転部とを有し、
パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットの移動に伴い歯車回転部が移動することにより、歯車回転部に歯合した歯車部を形成されたパンチ刃が回転する、穿孔装置である。
請求項5にかかる穿孔装置は、前記パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットは、
ベース部に配設された支持部に摺動自在に配設され、
パンチ刃移動ユニットの上方において突設されたハンドル部に連接されたリンク機構に連接され
前記パンチ刃回転機構の歯車回転部に設けられた連結部に連結され、
歯車回転部は、
パンチ刃移動ユニットの移動方向と交差する方向にパンチ刃の歯車部と歯合する歯を列設され、
ハンドル部の回転により、リンク機構を介して上下動するとともにパンチ刃も上下動し、
前記連結部を介して歯車回転部をパンチ刃移動ユニットの上下方向と交差する方向に移動させ、
歯車回転部の移動によって歯車回転部に歯合する歯車部を回転させて、上下動するパンチ刃を回転させながら被穿孔物に向けて移動するように形成された、穿孔装置である。
請求項6にかかる穿孔装置は、パンチ刃移動機構は、パンチ刃係合部と、係合回転部とを有し、
前記係合回転部及び/又はパンチ刃係合部の揺動、回動、直行又は斜行により、係合回転部と係合したパンチ刃の係合部を回転させる穿孔装置である。
この発明によれば、シート状の被穿孔物に孔を穿つパンチ刃と、
前期パンチ刃が取り付けられ、パンチ刃を被穿孔物に向けて進退させるパンチ刃移動機構と、
前記パンチ刃を回転させるパンチ刃回転機構とを備え、
パンチ刃移動機構が被穿孔物に向けて進行するときに、パンチ刃移動機構の移動に連動するパンチ刃回転機構により、パンチ刃を回転させながら被穿孔物を穿孔するので、シート状の被穿孔物に比較的容易に穿孔することができる。
請求項2の発明によれば、前記パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットは、ハンドルの操作によりリンク機構若しくはカム機構により、又は電動機構により、パンチ刃を被穿孔物に向けて進退するように形成されているので、被穿孔物に向けてパンチ刃を確実に進退させることができる。
請求項3の発明によれば、前記パンチ刃回転機構は、パンチ刃の歯車部を回転させる歯車回転部を有し、
前記歯車回転部は、前記歯車部に歯合する歯を形成され、歯車回転部及び/又はパンチ刃の歯車部の揺動、回転、直行又は斜行により歯と歯合したパンチ刃の歯車部を回転させるので、パンチ刃を回転させながら穿孔することができる。
請求項4の発明によれば、前記パンチ刃回転機構は、パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットに回転自在に取り付けられたパンチ刃に形成された歯車部と、
パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットに隣接する歯車回転部とを有し、
パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットの移動に伴い歯車回転部が移動することにより、歯車回転部に歯合した歯車部を形成されたパンチ刃が回転するので、パンチ刃を回転させながら穿孔することができる。
請求項5の発明によれば、前記パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットは、
ベース部に配設された支持部に摺動自在に配設され、
パンチ刃移動ユニットの上方において突設されたハンドル部に連接されたリンク機構に連接され
前記パンチ刃回転機構の歯車回転部に設けられた連結部に連結され、
歯車回転部は、
パンチ刃移動ユニットの移動方向と交差する方向にパンチ刃の歯車部と歯合する歯を列設され、
ハンドル部の回転により、リンク機構を介して上下動するとともにパンチ刃も上下動し、
前記連結部を介して歯車回転部をパンチ刃移動ユニットの上下方向と交差する方向に移動させ、
歯車回転部の移動によって歯車回転部に歯合する歯車部を回転させて、上下動するパンチ刃を回転させながら被穿孔物に向けて移動するように形成されているので、パンチ刃を被穿孔物に向けて移動させて穿孔するときに、パンチ刃を回転させながら穿孔できるので、比較的容易に穿孔できる。
請求項6の発明によれば、パンチ刃移動機構は、パンチ刃係合部と、係合回転部とを有し、
前記係合回転部及び/又はパンチ刃係合部の揺動、回動、直行又は斜行により、係合回転部と係合したパンチ刃の係合部を回転させるので、パンチ刃を回転させながら穿孔することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発
明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
この明細書において、特に断らない限り、図38に示すように、ベースのハンドルの取り付けられている側を「向こう側」とし、ベースのハンドルの取り付けられていない側を「手前側」とし、手前側からハンドル側を見て「左側」と「右側」とする。
本発明の一実施の形態である穿孔装置の斜視図解図である。 本発明の一実施の形態である穿孔装置を示した平面図解図である。 本発明の一実施の形態である穿孔装置を示した平面図解図である。 本発明の一実施の形態である穿孔装置を示した正面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構の側面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構及びパンチ刃回転機構を示す図解図であり、(a)は図5a−a断面図解図であり、(b)は図5b−b断面一部を断面とした平面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構の側面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構及びパンチ刃回転機構を示す図7c−c断面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構及びパンチ刃回転機構を示す図7d−d断面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構及びパンチ刃回転機構を示す一部を断面とした平面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構及びパンチ刃回転機構を示す背面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構及びパンチ刃回転機構を示す図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は側面図解図である。 歯車回転部の平面図解図である。 歯車回転部の断面図解図である。 歯車回転部の底面図解図である。 歯車回転部の側面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構及びパンチ刃回転機構を示す平面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構及びパンチ刃回転機構を示す正面図解図である。 図1図示穿孔装置のパンチ刃移動機構及びパンチ刃回転機構を示す底面図解図である。 図1のパンチ刃を分解した状態の斜視図解図である。 パンチ刃の側面図解図である。 図1図示穿孔装置による穿孔方法を示す平面図解図である。 図1図示穿孔装置による穿孔方法を示す側面図解図である。 図1図示穿孔装置による穿孔方法を示す平面図解図である。 図1図示穿孔装置による穿孔方法を示す側面図解図である。 図1図示穿孔装置による穿孔方法を示す平面図解図である。 図1図示穿孔装置による穿孔方法を示す側面図解図である。 図1図示穿孔装置による穿孔方法を示す側面図解図である。 図1の穿孔装置の穿孔くず排出機構の断面図解図である。 図1図示実施の形態である穿孔装置の変形例を示す側面図解図である。 図1図示実施の形態である穿孔装置の変形例を示す側面図解図である。 図1図示実施の形態である穿孔装置の変形例を示す平面図解図である。 図1図示実施の形態である穿孔装置の変形例を示す側面図解図である。 図1図示実施の形態である穿孔装置の変形例を示す側面図解図である。 図1図示実施の形態である穿孔装置の変形例を示す斜視図解図である。 図1図示実施の形態である穿孔装置の変形例を示す正面図解図である。 図1図示実施の形態である穿孔装置の変形例を示す平面図解図である。 図1図示実施の形態である穿孔装置の変形例を示す斜視図解図である。 図1図示実施の形態である穿孔装置の変形例を示す斜視図解図である。 パンチの説明図である。
この発明にかかる穿孔装置10は、用紙等のシート状の被穿孔物Sに綴じ孔を穿つパンチ刃12と、パンチ刃12が取り付けられ、パンチ刃12を被穿孔物Sに向けて進退させるパンチ刃移動機構14と、パンチ刃12を回転させるパンチ刃回転機構16と、被穿孔物Sを載置する領域を有する穿孔装置本体18とを備える。
この穿孔装置10は、ファイル等の紙を綴じるための2穴リング部に挿脱自在に挿通可能な二つの綴じ孔を穿設するために、左右一対のパンチ刃12が間隔をあけて設けられている。
(パンチ刃移動機構)
パンチ刃移動機構14は、穿孔装置本体18に設けられたハンドル部20の操作によりリンク機構22若しくはカム機構により、又は、電動機構により、パンチ刃12を被穿孔物Sに向けて進退するように形成されている。
パンチ刃移動機構14が被穿孔物Sに向けて進行するときに、パンチ刃移動機構14の移動に連動するパンチ刃回転機構16により、パンチ刃12を回転させながら被穿孔物Sに穿孔する。
(穿孔装置本体)
穿孔装置本体18は、被穿孔物Sを載置するベース部30と、ベース部30の左右両面において、上方に向けて立設された第1支持部32と第2支持部34とを有する。
ベース部30は、積層された被穿孔物Sを水平に載置するための水平方向に拡がる(被穿孔物Sの)載置面38を有する。
第1支持部32及び第2支持部34は、ベース部30の向こう側に設けられている。
ベース部30は、パンチ刃12により被穿孔物Sを穿孔するときのパンチ刃12の移動方向(通常は上下方向)と直交する方向に広がる被穿孔物Sの載置面38を備える。
ベース部30の被穿孔物Sの載置面38及びベース部30の被穿孔物Sの載置面38に積層された被穿孔物Sの表面は、ベース部30の中心点を通る前後軸X及び左右軸Yとを含む基準平面Pxyと一致する。
パンチ刃12は、基準平面Pxyに直交する方向に長手方向の軸線方向がのびており、基準平面Pxyに直交する方向に移動、通常上下動する。
左側の第1支持部32と右側の第2支持部34とは、一定の間隔をおいて対向するように立設されており、第1支持部32と第2支持部34との間に、ハンドル部20の支持棒36が架け渡されている。
支持棒36は、ベース部30の被穿孔物Sの載置面38と略平行に、ベース部30の幅方向に架け渡されている。
ハンドル部20は、支持棒36よりベース部30の被穿孔物Sの載置面38の側に向けて、支持棒36を枢軸として回転するように、向こう側から手前側に向けて突き出されている。
ハンドル部20は、手前側の自由端を上方に向けて上昇させたときには、パンチ刃12が被穿孔物Sより離れており、手前側の自由端を下方に向けて手前側に向けて下降させたときには、パンチ刃12が被穿孔物Sに接近し、被穿孔物Sを穿孔する。
ハンドル部20は、支持棒36側の端部に、リンク機構22が設けられている。
リンク機構22は、ハンドル部20とパンチ刃移動機構14との間に設けられている。
リンク機構22は、ハンドル部20の運動による力をパンチ刃移動機構14に伝達するように形成されている。
(リンク機構)
リンク機構22は、第1支持部32側と第2支持部34側とに分かれて、左右一対のリンク機構22が対称に設けられている。左右のリンク機構22は、同時に作動する。
リンク機構22は、ハンドル部20の支持棒36側の端部よりハンドル部20ののびる方向であって手前側の自由端に向けてのびる第1レバー40と、第1レバー40にピン42で連接された第2レバー44とを備える。
第2レバー44は、金属等からなる剛体である板状体であって、第1レバー40に連接された端部とは反対側の端部が、パンチ刃移動機構14の上部に連結部46で回転自在に連接されている。
連結部46は、支持棒36の手前側斜め下方に位置しており、その位置において、鉛直方向、すなわち、被穿孔物Sの載置面に対し垂直方向に、上下動する。
ハンドル部20の自由端側を手で操作すると、リンク機構22の作動及び連結部46の回動により、パンチ刃移動機構14が上下動する。
ピン42は、ハンドル部20の自由端を上げたとき、支持棒36の手前側斜め上方に、位置している。
ピン42は、ハンドル部20の自由端を下げたとき、支持棒36の手前側斜め下方に、位置している。
ピン42は、ハンドル部20の自由端を上下動するとき、支持棒36のを中心にして支持棒36の手前側を回動する。
第1レバー40は、ハンドル部20の自由端を上げたとき、ハンドル部20に枢支されたピン42が支持棒36より手前側(ハンドル部20の自由端側)に位置して、斜め下方にのびる。
第1レバー40にピン42で枢支された第2レバー44は、ハンドル部20の自由端を上げたとき、ピン42より下方にのびる。
第1レバー40は、ハンドル部20の自由端を下げたとき、支持棒36よりハンドル部20に枢支されたピン42が支持棒36より下方に位置して、下方にのびる。
第1レバー40にピン42で枢支された第2レバー44は、ハンドル部20の自由端を下げたとき、第1レバー40より下方にのび、略々第1レバー40及び第2レバー44は鉛直方向にのびる。
リンク機構22は、ハンドル部20(第1の板状体180と第2の板状体182)及び歯車回転部80を挟んで、左右一対が設けられており、左側のリンク機構22は、連結部46を介して右側のパンチ刃移動ユニット100に連結され、右側のリンク機構22は、連結部46を介して右側のパンチ刃移動ユニット100に連結されている。
リンク機構22は、左側の第1レバー40がハンドル部20の左側の第1の板状体180に連接され、右側の第1レバー40がハンドル部20の右側の第2の板状体182に連接されている。
リンク機構22は、左右一対の第1レバー40及び第2レバー44が、支持棒36と直交する方向にのびており、左側の第1レバー40及び第2レバー44と右側の第1レバー40及び第2レバー44とが、ハンドル部20の回動により、支持棒36と直交する面(仮想の面)に沿って、同時に回動する。
(パンチ刃移動機構)
パンチ刃移動機構14に回転自在に配設されたパンチ刃12は、パンチ刃移動機構14の移動方向である上下方向にのびている。
パンチ刃12は、その外側に歯車部70を形成されている。
左側のパンチ刃12と右側のパンチ刃12とは、同一の形状である。
パンチ刃回転機構16は、パンチ刃移動機構14に回転自在に取り付けられたパンチ刃12に形成された歯車部70と、パンチ刃移動機構14に隣接する歯車回転部80とを有している。
パンチ刃移動機構14の移動に伴い歯車回転部80が移動することにより、歯車回転部80に歯合した歯車部70を形成されたパンチ刃12が回転する。
歯車回転部80は、パンチ刃移動機構14の移動方向と交差する方向にのびる歯82を有し、歯車回転部80の移動する方向と交差する方向に向けて、パンチ刃の12の歯車部70と歯合する歯82が列設されている。
パンチ刃移動機構14は、前記連結部46を介して歯車回転部80をパンチ刃移動機構14の上下方向と交差する方向に移動させ、歯車回転部80の移動によって歯車回転部80に歯合する歯車部70を回転させて、上下動するパンチ刃12を回転させながら被穿孔物Sに向けて移動するように形成されている。
前記歯車回転部80は、前記歯車部70に歯合する歯82を形成され、歯車回転部80の揺動、回転、直行又は斜行により歯82と歯合したパンチ刃12の歯車部70を回転させる。
パンチ刃移動機構14は、第1支持部32側と第2支持部34側とに分かれて、左右一対のパンチ刃移動機構14が対称に設けられている。
パンチ刃移動機構14は、パンチ刃移動ユニット100が第1支持部32側に対向する面に摺動部60を形成され、パンチ刃移動ユニット100が第2支持部34側に対向する面に摺動部62を形成されている。第1支持部32は、その内面すなわち第2支持部34側と対向する面に摺動部66を形成されており、第2支持部34は、その内面すなわち第1支持部32と対向する面に摺動部68を形成されている。
摺動部60及び摺動部62は、パンチ刃12の移動する方向、通常上下方向にのびる垂直面を備える。
摺動部66及び摺動部68は、パンチ刃12の移動する方向、通常上下方向にのびる垂直面を備える。
パンチ刃移動機構14は、その摺動部60を第1支持部32の摺動部66に摺動自在に取り付けられ、その摺動部62を第2支持部34の摺動部68に摺動自在に取り付けられている。
そのために、パンチ刃移動ユニット100は、パンチ刃12の移動する垂直方向、通常上下方向に移動する。
パンチ刃移動機構14は、被穿孔物Sの幅に対応して左右に分かれて、一対設けられており、左側のパンチ刃移動機構14に設けられたパンチ刃12と右側のパンチ刃移動機構14に設けられたパンチ刃12とが連動して、同時に被穿孔物Sを穿孔するように形成されている。
パンチ刃回転機構16の歯車回転部80に配設された連結部46は、左右に分かれて設けられたパンチ刃移動機構14に連接され、歯車回転部80の移動に伴って、左右に分かれたパンチ刃移動機構14を同時に上下動させる。
歯車回転部80は、リンク機構22に連接されている。
ハンドル部20で作動するリンク機構22によって連結部46を上下動させると、左右に分かれたパンチ刃移動機構14が連動するとともに、歯車回転部80を上下動させる。
(パンチ刃回転機構)
パンチ刃回転機構16の歯車回転部80は、中央が先端より低い反りのある板状の揺動本体84と揺動本体84に連設された保持部86とを備える。
揺動本体84は、その左右端線に、歯82が列設されている。
歯車回転部80は、歯82が列設された右端縁が連結部46を中心にした同一半径の円弧状であり、且つ、歯車回転部80は、歯82が列設された左端縁が連結部46を中心にした同一半径の円弧状である。歯82が列設された右端縁と歯82が列設された左端縁とは、対称形である。
歯車回転部80の歯82は、ピン42を中心にして、放射状に形成されている。
揺動本体84の幅は、第1支持部32側のパンチ刃移動機構14と第2支持部34側のパンチ刃移動機構14との間の間隔に近似した長さを備える。
保持部86は、連結部46をその幅方向に向けて貫挿する軸孔88と、規制軸152をその幅方向に貫挿する軸孔90とを有している。
揺動本体84と保持部86とは、架設部92によって、連結されている。
揺動本体84は、架設部92の下端部より突設され、保持部86は、架設部92の上端より揺動本体84と略同一方向に向けて突設されており、正面概略コ字形に形成されている。
揺動本体84と保持部86とは、対向している。
歯車回転部80は、揺動本体84の左右両端縁に形成された、左側の歯82と右側の歯82とが、上から下に至るに従ってその幅が狭くなるテーパー状に形成されている。
パンチ刃12は、歯車部70がその外周に形成された傘歯車状に上から下に至るに従ってその幅が広くなる、テーパー状に形成されている。
而して、歯車回転部80の左側の揺動本体84が左側の第1支持部32の歯車部70に歯合し、歯車回転部80の右側の揺動本体84が右側の第2支持部34の歯車部70に歯合する。
(パンチ刃移動機構)
パンチ刃移動機構14は、第1支持部32及び第2支持部34に摺動自在に取り付けられたパンチ刃移動ユニット100と、パンチ刃移動ユニット100内に上下動自在にパンチ刃12を取り付けるパンチ刃12を取り付けるパンチ刃回転部110とを備えている。
パンチ刃回転部110は、パンチ刃12の上部に配設されたスラスト軸受部112と、パンチ刃12の下部を回転自在に支持する刃軸受部116とを有する。
(パンチ刃)
パンチ刃12は、中空状のパンチ本体12Aにつば状に開設された歯車止め部12aに、歯車部70を係合させて歯車部70を取り付けられている。
スラスト軸受部112は、適宜、バネ材等の固定具114dで、パンチ刃移動ユニット100に穿設されたパンチ刃12の固定孔102の上奥部に当接させて固定する。
パンチ刃12は、パンチ刃移動ユニット100に穿設されたパンチ刃12の固定孔102の下方に固定された挟装部116で取り付けられる。
パンチ刃12は、穿孔される被穿孔物Sの表面に直交する方向に上下動するように、スラスト軸受部112により上部をパンチ刃移動ユニット100に取り付けられ、刃軸受部116により下部をパンチ刃移動ユニット100に取り付けられている。
スラスト軸受部112は、上方皿状ケージ半部114aと、下方皿状ケージ半部114bと、上方皿状ケージ半部114aと下方皿状ケージ半部114bとの間に挟装された両面に放射状突条部114C1を備えた挟装部114Cとを備え、中央に設けられた軸孔118にパンチ刃12が嵌挿されている。
パンチ刃12は、挟装部114Cと連結されて回動する。
パンチ刃12の歯車部70は、パンチ刃移動ユニット100の歯露出部120に臨み、パンチ刃回転機構16の歯車回転部80と歯合する。
(リンク機構)
連結部46は、歯車回転部80の軸孔88に嵌挿され、第1支持部32側のパンチ刃移動ユニット100と第2支持部34側のパンチ刃移動ユニット100の間に架け渡された連結軸160と、第1支持部32側のパンチ刃移動ユニット100に設けられた連結軸受162と、第2支持部34側のパンチ刃移動ユニット100に設けられた連結軸受164と、第2レバー44に穿設された連結軸受166とを備える。
歯車回転部80は、連結軸160を中心に回動し、第2レバー44は、連結軸160を中心に回動する。
連結部46は、ハンドル部20の操作により、リンク機構22を介して、連結軸160を上下動させ、それに伴い、歯車回転部80及び第1支持部32側のパンチ刃移動ユニット100と第2支持部34側のパンチ刃移動ユニット100を上下動させる。
歯車回転部80は、ハンドル部20とは反対側に架設部92が位置するように、リンク機構22を構成する連結部46に連結されている。
歯車回転部80は、ハンドル部20を起こして、パンチ刃12を被穿孔物Sより離したとき、半円弧状の揺動本体84の架設部92側が最下部に位置する。一方、歯車回転部80は、ハンドル部20を倒して、パンチ刃12を被穿孔物Sに接近させて穿孔するとき、ハンドル部20の回転に伴って半円弧状の軌跡を描いて、半円弧状の揺動本体84の架設部92とは反対側が最下部に位置する。
(パンチ刃回転機構)
パンチ刃回転機構16は、歯車回転部80の揺動の軌道を安定させるための移動規制部150を備える。
規制部150は、左右一対設けられた規制アーム152を有し、規制アーム152は、その一端に形成された孔154に支持棒36を嵌挿し、規制アーム152は、支持棒36に回転自在に取り付けられ、その他端に孔156が穿設されている。
一方の規制アーム152は、前記孔156を、歯車回転部80の軸孔96に貫挿された軸98の一端に嵌挿されている。
他方の規制アーム152は、一方の規制アーム152とは間隔をおいて、前記孔156を、歯車回転部80の軸孔96の貫挿された軸98の他端に嵌挿されている。
規制部150は、図30に示すように、第1支持部32と第2支持部34との間において、支持棒36の向こう側の下に架け渡された軸98により構成されてもよい。この軸98は、第1支持部32の内側に形成された長穴170及び第2支持部34の内側に形成された長穴172に、嵌挿され、歯車回転部80の揺動に伴い水平方向に移動するように形成される。
リンク機構22を構成する、第1レバー40と第2レバー44と連結部46とは、パンチ刃回転機構16の歯車回転部80を挟んで、左右一対設けられている。
左側の第1レバー40、第2レバー44及び連結部46と右側の第1レバー40、第2レバー44及び連結部46とは、対称に配設されている。
リンク機構22を構成するピン42の軸線方向と連結軸160の軸線方向とは、それぞれ平行に架設され、ピン42の軸線方向及び連結軸160の軸線方向は、支持棒36の軸線方向及び軸98の軸線方向と平行に架設されている。
リンク機構22を構成するピン42及び連結軸160並びに支持棒36及び軸98の各軸線方向は、パンチ刃12の軸線方向と直交する。
(ハンドル部)
ハンドル部20は、左右一対の板状体(第1の板状体180及び第2の板状体182)と、左の第1の板状体180と右の第2の板状体182の間において、自由端側に架け渡された棒状の把手体184とを有している。
第1レバー40は、ハンドル部20の左右一対の板状体(第1の板状体180及び第2の板状体182)のそれぞれの支持棒36側に連設されている。
ハンドル部20は、前記実施の形態のハンドルとは異り、図31及び32に示すように、左右一対の板状体(第1の板状体180及び第2の板状体182)にかえて、一本の棒状体186で構成してもよい。
この変形例のハンドル部20は、一本の棒状体186の自由端に、球状の把手体188が、配設されている。
ハンドル部20は、サーボモータ等の電動機構にかえることが可能である。
例えば、支持棒36を軸受を介して第1支持部32と第2支持部34との間に架け渡し、支持棒36に連結されたサーボメーターを回転させて、支持棒36に固定されたリンク機構22の第1レバー40を揺動させるようにしてもよい。
(紙当て部及びセンタリング機構)
穿孔装置本体18は、ベース部30の向こう側すなわち、パンチ刃12より直に向こう側に、紙当て部190が左右に架け渡されている。
紙当て部190は、軸及び左右のパンチ刃12を結ぶ線と略々手前に設けられている。
前記ベース部30は、左右方向の長さに対して前後方向が長い形状であり、センタリング機構500が配置されている。
パンチ刃移動ユニット100は、パンチ刃12の向こう側に、パンチ刃12によって穿孔された被穿孔物Sの穿孔くずを排出するための穿孔くず排出部130を設けられている。
穿孔くず排出部130は、パンチ刃12の貫通孔内を上方に上昇してきて、外に排出される穿孔くずを水平方向に案内するための斜壁132を備えており、斜壁132の向こう側に、穿孔くず排出管134が取り付けられている。
穿孔くず排出管134は、第1支持部32と第2支持部34との間に嵌合された穿孔くず貯蔵部140に連結している。
次に、本発明にかかる穿孔装置10の使用方法について説明する。
例えば、A4の用紙等の積層された被穿孔物Sをベース部30の被穿孔物Sの載置面38に載置し、被穿孔物Sをセンタリング機構500に挟み、その向こう側端を紙当て部190に当接させる。
次に、ハンドル部20の自由端を下降させると、リンク機構22を介して、パンチ刃移動機構14のパンチ刃移動ユニット100が下降すると同時に、パンチ刃回転機構16の歯車回転部80が手前側より向こう側に揺動する。
このとき、リンク機構22は、第1レバー40及び第2レバー44が下方に向けて回動する。そして、第2レバー44に連結されたパンチ刃移動ユニット100は、被穿孔物Sの表面に直交する方向に下降する。
左右に分離されたリンク機構22、パンチ刃移動ユニット100及びパンチ刃12は、ハンドル部20の操作によって、同時に移動する。
而して、左右に分離された一対のパンチ刃移動ユニット100における左右に分離された一対のパンチ刃12が、被穿孔物Sに向けて被穿孔物Sの表面に直交するように下降する。
そして、パンチ刃12が回転しながら積層された被穿孔物Sの中に食い込み、穿孔する。
この発明は、前記実施の形態に限らず、この発明の思想に基づき、種々変更することができる。
例えば、パンチ刃移動機構14及びパンチ刃回転機構16は、次のように変更してもよい。
図33A及び図33Bにおいて示すように、パンチ刃移動機構14を水平方向に進退する板状の歯車回転部80に変更する。
歯車回転部80の両端縁に形成された歯82に歯合するパンチ刃回転機構16を構成するパンチ刃12の歯車部70は、歯車回転部80の前後方向の移動に伴って回転する。
歯車回転部80は、ハンドル部20に連結されたリンク機構22をその上面にて連結軸160に枢支されている。
リンク機構22は、それを構成する第2レバー44が、ハンドル部20に枢支され且つ歯車回転部80に枢支される。
ハンドル部20は、先端とリンク機構22を構成する第2レバー44との間において支持棒36で回転自在に穿孔装置本体18に固定されている。
支持棒36を中心にして、ハンドル部20を回転させると、歯車回転部80が前後方向に移動する。
歯車回転部80と歯車部70とは、パンチ刃移動ユニット100に収容されており、パンチ刃移動ユニット100とハンドル部20との間にパンチ刃移動ユニット100を上下動させるためのアーム350が、架け渡されて連結されている。上下動アーム350は、パンチ刃移動ユニット100に枢軸352及び枢軸354にて枢支されている。
上下動アーム350は、ハンドル部20に支持棒36より自由端側において、枢軸352で枢支され、パンチ刃移動ユニット100の上部において、枢軸354で枢支されている。
パンチ刃移動ユニット100は、その左右両側に摺動部60(パンチ刃移動ユニット100の)及び摺動部62(パンチ刃移動ユニット100の)を形成され、穿孔装置本体18の第1支持部32及び第2支持部34に形成された摺動部(第1支持部32の)66及び摺動部(第2支持部34の)68と摺動自在に取り付けられている。
ハンドル部20を支持棒36を中心に回動させると、歯車回転部80及び歯車部70を収容されたパンチ刃移動ユニット100は、歯車回転部80及び歯車部70とともに上下動する。
図34において示すように、パンチ刃回転機構16を垂直方向にのびる板状の歯車回転部80に変更する。
歯車回転部80は、固定され、その表面に、水平にのびる歯82が、複数列設されている。
歯車回転部80の歯82とピニオンギヤ300の歯を歯合している。
該ピニオンギヤ300の軸302の両端に、傘歯車304と傘歯車306とが連接され、該傘歯車304及び傘歯車306は、傘歯車308及び傘歯車310と歯合する。
傘歯車308及び傘歯車310は、歯車部70を構成しており、傘歯車308及び傘歯車310は、パンチ刃12に連接される。
歯車回転部80の上下動により、支持部材300が回転し、傘歯車304及び傘歯車308を介して左側のパンチ刃12が回転し、傘歯車306及び傘歯車310を介して右側のパンチ刃12が回転する。
歯車回転部80と歯車部70とは、別途配置された昇降手段(図示せず)で上下動させる。
図35A及び35Bにて示すように、パンチ刃回転機構16を水平方向において回転する歯車回転部80とし、歯車回転部80の中心を通る垂直軸320の上に傘歯車322を固定し、ハンドル部20に連設された軸324に設けられた傘歯車326を歯合させる。
垂直軸320は、垂直方向にのび、軸324は水平方向にのびる。
パンチ刃12の歯車部70は、歯車回転部80と歯合し、ハンドル部20の回転により軸324が回転し、該軸324に固定された傘歯車326と歯合する傘歯車322が回転する。そして、該傘歯車322の回転に伴って、歯車回転部80が回転し、歯車回転部80の回転に伴いパンチ刃12の歯車部70が回転する。
歯車回転部80と歯車部70とは、別途配設された昇降手段(図示せず)で上下動させる。
図36において示すように、パンチ刃12の歯82が斜め方向に刻設され、固定されたラック400の歯402にパンチ刃12の歯82が歯合されてなるパンチ刃移動機構14及びパンチ刃回転機構16としてもよい。
ラック400は、垂直方向にのびる板状体であり、その左側の端縁及び右側の端縁のそれぞれに歯402が刻設されている。
パンチ刃12は、別途配設された昇降手段(図示せず)で上下動すると、ラック400の歯402と歯合したパンチ刃12が回転しながら、上下動する。
図37において示すように、パンチ刃12の係合部82Aの溝82Bが斜め方向に刻設され、歯車回転部80に替わる固定された係合回転体410の係合部412に、パンチ刃12の溝82Bが係合されてなるパンチ刃移動機構14及びパンチ刃回転機構16としてもよい。ここで係合部82Aは、円柱カムを形成し、円柱体の表面に切られた溝82Bは、パンチ刃12の係合部を構成している。
係合回転体410の係合部412は、溝82Bにはまり込む突起で、パンチ刃12が上下動するときにパンチ刃12を回転させる。
パンチ刃12は、別途配設された昇降手段(図示せず)で上下動すると、係合回転体410の係合部412と係合したパンチ刃12が回転しながら、上下動する。
パンチ刃12の本数は、2本に限られない。3本以上のパンチ刃12を配列するようにしてもよい。
10 穿孔装置
12 パンチ刃
12A パンチ本体12A
12a 歯車止め部12a
14 パンチ刃移動機構
16 パンチ刃回転機構
18 穿孔装置本体
20 ハンドル部
22 リンク機構
30 ベース部
32 第1支持部
34 第2支持部
36 支持棒
38 載置面(被穿孔物の)
40 第1レバー
42 ピン
44 第2レバー
46 連結部
60 摺動部(パンチ刃移動ユニット100の)
62 摺動部(パンチ刃移動ユニット100の)
66 摺動部(第1支持部32の)
68 摺動部(第2支持部34の)
70 歯車部
80 歯車回転部
80a ハンドル嵌挿孔
82 歯
82A 係合部
82B 溝
84 揺動本体
86 保持部
88 軸孔
90 軸孔
92 架設部
96 軸孔
98 軸
100 パンチ刃移動ユニット
102 固定孔
110 パンチ刃回転部
112 スラスト軸受部
114a 上方皿状ケージ半部
114b 下方皿状ケージ半部
114C 挟装部
114C1 放射状突条部
114d 固定具114d
116 刃軸受部
118 軸孔
120 歯露出部
130 穿孔くず排出部
132 斜壁
134 穿孔くず排出管
140 穿孔くず貯蔵部
150 規制部
152 規制アーム
154 孔
156 孔
160 連結軸
162 連結軸受
164 連結軸受
166 連結軸受
170 長穴
172 長穴
180 第1の板状体
182 第2の板状体
184 把手体
186 棒状体
188 把手体
190 紙当て部
300 ピニオンギヤ
302 軸
304 傘歯車
306 傘歯車
308 傘歯車
310 傘歯車
320 垂直軸
322 傘歯車
324 軸
326 傘歯車
350 上下動アーム
352 枢軸
354 枢軸
400 ラック
402 歯
410 係合回転体
412 係合部
500 センタリング機構
Pxy 基準平面

S 被穿孔物
X 前後軸
Y 左右軸

Claims (6)

  1. シート状の被穿孔物に孔を穿つパンチ刃と、
    前期パンチ刃が取り付けられ、パンチ刃を被穿孔物に向けて進退させるパンチ刃移動機構と、
    前記パンチ刃を回転させるパンチ刃回転機構とを備え、
    パンチ刃移動機構が被穿孔物に向けて進行するときに、パンチ刃移動機構の移動に連動するパンチ刃回転機構により、パンチ刃を回転させながら被穿孔物を穿孔する、穿孔装置。
  2. 前記パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットは、ハンドルの操作によりリンク機構若しくはカム機構により、又は電動機構により、パンチ刃を被穿孔物に向けて進退するように形成された、請求項1に記載の穿孔装置。
  3. 前記パンチ刃回転機構は、パンチ刃の歯車部を回転させる歯車回転部を有し、
    前記歯車回転部は、前記歯車部に歯合する歯を形成され、歯車回転部及び/又はパンチ刃の歯車部の揺動、回転、直行又は斜行により歯と歯合したパンチ刃の歯車部を回転させる、請求項1または請求項2に記載の穿孔装置。
  4. 前記パンチ刃回転機構は、パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットに回転自在に取り付けられたパンチ刃に形成された歯車部と、
    パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットに隣接する歯車回転部とを有し、
    パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットの移動に伴い歯車回転部が移動することにより、歯車回転部に歯合した歯車部を形成されたパンチ刃が回転する、請求項3に記載の穿孔装置。
  5. 前記パンチ刃移動機構のパンチ刃移動ユニットは、
    ベース部に配設された支持部に摺動自在に配設され、
    パンチ刃移動ユニットの上方において突設されたハンドル部に連接されたリンク機構に連接され
    前記パンチ刃回転機構の歯車回転部に設けられた連結部に連結され、
    歯車回転部は、
    パンチ刃移動ユニットの移動方向と交差する方向にパンチ刃の歯車部と歯合する歯を列設され、
    ハンドル部の回転により、リンク機構を介して上下動するとともにパンチ刃も上下動し、
    前記連結部を介して歯車回転部をパンチ刃移動ユニットの上下方向と交差する方向に移動させ、
    歯車回転部の移動によって歯車回転部に歯合する歯車部を回転させて、上下動するパンチ刃を回転させながら被穿孔物に向けて移動するように形成された、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の穿孔装置。
  6. パンチ刃移動機構は、パンチ刃係合部と、係合回転部とを有し、
    前記係合回転部及び/又はパンチ刃係合部の揺動、回動、直行又は斜行により、係合回転部と係合したパンチ刃の係合部を回転させる、請求項1又は請求項2に記載の穿孔装置。
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