JP2016039861A - 保温調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納性に優れた保温調理器を提供する。【解決手段】真空断熱容器2と、断熱蓋3とを備え、加熱した蓋付き調理容器を真空断熱容器2と断熱蓋3との内側に収容することによって、蓋付き調理容器内の食材を保温調理する保温調理器1Aであって、真空断熱容器2は、底壁5と、底壁5の周縁部から筒状に立ち上がる容器側周壁6とを有し、断熱蓋3は、天壁8と、天壁8の周縁部から筒状に立ち下がる蓋側周壁9とを有し、底壁5の内面と天壁8の内面とが互いに対向した状態で、断熱蓋3の内側に真空断熱容器2が収納自在とされると共に、容器側周壁6の外周面と蓋側周壁9の内周面とが互いに重なり合った状態で、底壁5の内面と天壁8の内面との間隔S1が変更自在とされている。【選択図】図2

Description

本発明は、保温調理器に関する。
例えば、食材の入った調理鍋をコンロ等で加熱して沸騰させた後に、真空断熱構造を有する保温容器に収容することによって、調理鍋に加えた熱を閉じ込めながら、食材を保温調理する保温調理器がある(例えば、特許文献1〜4を参照。)。
具体的に、保温調理器は、真空断熱構造を有する断熱外容器(保温容器)と、断熱外容器の上端開口部を閉塞する断熱外容器蓋と、断熱外容器に収容される内容器(調理鍋)と、内容器の上端開口部を閉塞する内容器蓋とを備えている。
このような保温調理器では、例えば長時間の煮込み調理を行う際に、継続的に加熱する必要がないため、安全で光熱費も節約できるメリットがある。また、保温調理中は調理鍋を見ておく手間や時間を省くことができる。
特開2005−192697号公報 特開2011−250954号公報 特開2012−148005号公報 特開2013−226325号公報
しかしながら、従来の保温調理器は、上述したメリットがある反面、保管に場所を取るため、収納性が必ずしも良いとは言えなかった。例えば、保温調理器から調理鍋を取り出して別々に保管する場合(調理鍋を冷蔵庫に入れて保管する場合など。)、保温調理器の中が空であっても、それ自体の大きさは変わらない。このため、保温調理器(断熱外容器及び断熱外容器蓋)を保管する際は、調理鍋(内容器)の有無に関係なく、同じだけの収納スペースを確保する必要があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、収納性に優れた保温調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 真空断熱容器と、断熱蓋とを備え、加熱した蓋付き調理容器を前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に収容することによって、前記蓋付き調理容器内の食材を保温調理する保温調理器であって、
前記真空断熱容器は、底壁と、前記底壁の周縁部から筒状に立ち上がる容器側周壁とを有し、
前記断熱蓋は、天壁と、前記天壁の周縁部から筒状に立ち下がる蓋側周壁とを有し、
前記底壁の内面と前記天壁の内面とが互いに対向した状態で、前記断熱蓋の内側に前記真空断熱容器が収納自在とされると共に、前記容器側周壁の外周面と前記蓋側周壁の内周面とが互いに重なり合った状態で、前記底壁の内面と前記天壁の内面との間隔が変更自在とされていることを特徴とする保温調理器。
〔2〕 前記断熱蓋の内側に前記真空断熱容器を収納した状態において、前記容器側周壁の上端部が前記天壁の内面と当接されることを特徴とする〔1〕に記載の保温調理器。
〔3〕 前記真空断熱容器は、前記容器側周壁の下端側に前記容器側周壁の外径よりも拡径された拡径部を有し、
前記断熱蓋の内側に前記真空断熱容器を収納した状態において、前記蓋側周壁の下端部が前記拡径部と当接されることを特徴とする〔1〕に記載の保温調理器。
〔4〕 前記断熱蓋は、前記蓋側周壁の外周面に脚部を有し、
前記脚部は、前記断熱蓋を自立した状態で支持することを特徴とする〔1〕〜〔3〕の何れか一項に記載の保温調理器。
〔5〕 前記脚部は、前記蓋側周壁の外周面に対向して一対設けられていることを特徴とする〔4〕に記載の保温調理器。
〔6〕 前記断熱蓋の内側に前記真空断熱容器を収納した状態で、前記断熱蓋に対して前記真空断熱容器を固定する固定具を備えることを特徴とする〔1〕〜〔5〕の何れか一項に記載の保温調理器。
〔7〕 前記固定具は、周方向に伸縮自在なループ状のバンド部材であり、
前記バンド部材の周方向が前記真空断熱容器及び前記断熱蓋の径方向に沿うように、前記バンド部材を前記真空断熱容器及び前記断熱蓋に被せることによって、前記断熱蓋に対して前記真空断熱容器を固定することを特徴とする〔6〕に記載の保温調理器。
〔8〕 前記断熱蓋は、前記天壁の上面中央部に設けられた凹部と、前記凹部の底面中央部に設けられた摘み部とを有し、
前記摘み部の高さは、前記凹部の深さ以下であることを特徴とする〔7〕に記載の保温調理器。
〔9〕 前記固定具は、弾性変形可能な長尺の板状部材であり、
前記板状部材は、長手方向の両側に同一方向に折り曲げられた一対の折曲げ片と、前記一対の折曲げ片の先端側に一対の係止部とを有し、
前記底壁側から前記板状部材が前記一対の折曲げ片により前記蓋側周壁を径方向に挟み込んだ状態で、前記一対の係止部を前記蓋側周壁の外周面に設けられた一対の被係止部に係止することによって、前記断熱蓋に対して前記真空断熱容器を固定することを特徴とする〔6〕に記載の保温調理器。
〔10〕 前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に収容される専用の蓋付き調理容器を備え、
前記断熱蓋の内側に前記真空断熱容器を収納した状態において、前記間隔が前記蓋付き調理容器の高さ未満となり、
前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に前記蓋付き調理容器を収容した状態において、前記間隔が前記蓋付き調理容器の高さ以上となることを特徴とする〔1〕〜〔9〕の何れか一項に記載の保温調理器。
〔11〕 前記蓋付き調理容器は、有底筒状の容器本体と、前記容器本体の上面開口部を閉塞する蓋体と、前記容器本体の外周面に対向して取り付けられた一対の取手部とを有することを特徴とする〔10〕に記載の保温調理器。
〔12〕 前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に前記蓋付き調理容器を収容した状態において、前記取手部が前記天壁の内面に当接されることを特徴とする〔11〕に記載の保温調理器。
〔13〕 前記断熱蓋は、前記蓋側周壁の下端部から上方に向かって切り欠かれたスリットを有し、
前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に前記蓋付き調理容器を収容した状態において、前記取手部が前記スリットを通して前記断熱蓋の外側へと露出していることを特徴とする〔11〕に記載の保温調理器。
〔14〕 前記取手部は、前記容器本体の外周面にアーム部を介して取り付けられた構造を有し、
前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に前記蓋付き調理容器を収容した状態において、前記アーム部が前記スリットの内側上端部に当接されることを特徴とする〔13〕に記載の保温調理器。
以上のように、本発明によれば、収納性に優れた保温調理器を提供することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る保温調理器であり、断熱蓋の内側に保温容器を収納した状態を示す斜視図である。 図1中に示す線分A−A’による保温調理器の断面図である。 図1に示す保温調理器において、保温容器と断熱蓋との内側に蓋付き調理鍋を収容した状態を示す斜視図である。 図3中に示す線分B−B’による保温調理器の断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る保温調理器であり、保温容器と外蓋との内側に蓋付き調理鍋を収容した状態を示す側面図である。 図5に示す保温調理器の平面図である。 図6中に示す線分C−C’による保温調理器の断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る保温調理器であり、断熱蓋の内側に保温容器を収納し、固定具で固定した状態を底壁側から見た斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る保温調理器であり、外蓋の内側に保温容器を収納した状態を示す側面図である。 図9中に示す保温調理器の断面図である。 外観形状の変形例を示す保温調理器の平面図である。 脚部の変形例を例示する保温調理器の側面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態として、例えば図1〜図4に示す保温調理器1Aについて説明する。なお、図1は、保温調理器1Aにおいて、外蓋3の内側に保温容器2を収納した状態を示す斜視図である。図2は、図1中に示す線分A−A’による保温調理器1Aの断面図である。図3は、保温調理器1Aにおいて、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容した状態を示す斜視図である。図4は、図3中に示す線分B−B’による保温調理器1Aの断面図である。
保温調理器1Aは、図1〜図4に示すように、真空断熱構造を有する保温容器(真空断熱容器)2と、断熱構造を有する外蓋(断熱蓋)3と、保温容器2と外蓋3との内側に収容される蓋付き調理鍋(蓋付き調理容器)4とを備えている。
保温容器2は、例えばステンレス鋼等からなる有底筒状の外容器2a及び内容器2bを有し、外容器2aの内側に内容器2bを収容した状態で互いの口元部を接合した二重構造の容器により構成されている。外容器2aと内容器2bとの間には、真空断熱層2cが設けられている。真空断熱層2cは、例えば、高真空に減圧(真空引き)されたチャンバー内で、外容器2aの底面中央部に設けられた脱気孔を塞ぐことによって形成することができる。なお、保温容器2の外周面には、塗装や印刷等が施されていてもよい。
保温容器2は、略円形状の底壁5と、底壁5の周縁部から略円筒状に立ち上がる容器側周壁6と、容器側周壁6の上端において略円形状に開口した上端開口部7とを有している。
ここで、容器側周壁6の高さHは、蓋付き調理鍋4の高さHよりも小さく、より具体的には蓋付き調理鍋4の高さHの1/2よりも僅かに高い程度である。容器側周壁6の内径Dは、蓋付き調理鍋4の外径Dよりも大きく、より具体的には蓋付き調理鍋4の外径Dよりも僅かに大きい程度である。
外蓋3は、例えばポリプロピレン等の耐熱性樹脂からなる外筐体3a及び内筐体3bを有し、外筐体3aと内筐体3bとを接合した二重構造の蓋により構成されている。外蓋3の内部は、断熱層3cとして空気や断熱材が配置された構成となっている。
外蓋3は、略円形状の天壁8と、天壁8の周縁部から略円筒状に立ち下がる蓋側周壁9と、蓋側周壁9の下端において略円形状に開口した下端開口部10とを有している。
ここで、蓋側周壁9の高さHは、蓋付き調理鍋4の高さHよりも小さく、より具体的には蓋付き調理鍋4の高さHの1/2よりも僅かに高い程度である。蓋側周壁9の内径Dは、容器側周壁6の外径Dよりも大きく、より具体的には容器側周壁6の外径Dよりも僅かに大きい程度である。
外蓋3は、天壁8の上面中央部に設けられた略円形状の凹部11と、凹部11の底面中央部に設けられた摘み部12とを有している。摘み部12は、掴み易くするため、例えば基端側から先端側に向かって漸次拡径されたフランジ形状を有している。摘み部12の高さは、天壁8の上面よりも上方に突き出すことがないように、凹部11の深さ以下となっている。
外蓋3は、蓋側周壁9の外周面に脚部13を有している。脚部13は、外蓋3を自立した状態で支持するため、例えば蓋側周壁9の外周面から突出し且つ突出した面が平坦化された形状を有している。脚部13は、蓋側周壁9の外周面において互いに対向する位置に一対設けられている。
保温調理器1Aは、外蓋3の内側に保温容器2を収納した状態で、外蓋3に対して保温容器2を固定する固定具14を備えている。固定具14としては、例えば周方向に伸縮自在なループ状のバンド部材15を用いることができる。なお、バンド部材15には、例えばゴム引布等を用いることができる。
一方、蓋側周壁9の外周面には、バンド部材15を案内するガイド溝16が設けられている。ガイド溝16は、一対の脚部13の中央部分を蓋側周壁9の高さ方向に沿って分断するようにそれぞれ設けられている。また、ガイド溝16の幅は、バンド部材15の幅と略一致している。ガイド溝16の深さは、脚部13の平坦化された面の間からバンド部材15が突出することがないように、バンド部材15の厚み以上となっている。
保温調理器1Aでは、バンド部材15の周方向が保温容器2及び外蓋3の径方向に沿うように、バンド部材15が保温容器2及び外蓋3に被せられる。このとき、バンド部材15が位置ずれを起こさないように、一対のガイド溝16の内側にバンド部材15をそれぞれ位置させる。これにより、外蓋3の内側に保温容器2を収納した状態のまま、外蓋3に対して保温容器2を固定することができる。
蓋付き調理鍋4は、有底筒状の容器本体17と、容器本体17の上面開口部17aを閉塞する蓋体18と、容器本体17の外周面に対向して取り付けられた一対の取手部19とを有している。取手部19は、容器本体17の外周面にアーム部20を介して取り付けらている。アーム部20は、上方に向かって延長されている。これにより、取手部19は、蓋体18の上面中央部に設けられた摘み部18aよりも上方に位置している。
なお、容器本体17及びアーム部20については、例えばステンレス鋼等からなる。蓋体18については、例えばステンレス鋼や耐熱ガラス等からなる。取手部19及び摘み部18aについては、例えばフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂からなる。
以上のような構成を有する保温調理器1Aでは、底壁5の内面と天壁8の内面とが互いに対向した状態で、外蓋3の内側に保温容器2が収納自在とされると共に、容器側周壁6の外周面と蓋側周壁9の内周面とが互いに重なり合った状態で、底壁5の内面と天壁8の内面との間隔が変更自在とされている。
具体的に、この保温調理器1Aでは、図1及び図2に示すように、外蓋3の内側に保温容器2を収納したときに、容器側周壁6の上端部が天壁8の内面と当接された状態となる。また、この状態における底壁5の内面と天壁8の内面との間隔Sは、蓋付き調理鍋4の高さH未満となる。すなわち、外蓋3の内側に保温容器2を収納した状態では、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容した状態よりも、この保温調理器1Aの全高を低くすることができる。これにより、本実施形態の保温調理器1Aでは、従来の保温調理器よりも保管に必要な収納スペースを小さくし、収納性を高めることが可能である。
さらに、保温調理器1Aでは、上述したバンド部材15(固定具14)で固定された状態のまま、脚部13を下にして自立させることができる。これにより、いわゆる縦置きの状態で保温調理器1Aを保管することもできる。
一方、保温調理器1Aでは、図3及び図4に示すように、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容したときに、取手部19が天壁8の内面に当接された状態となる。また、この状態における底壁5の内面と天壁8の内面との間隔Sは、蓋付き調理鍋4の高さH以上となる。すなわち、この保温調理器1Aでは、保温容器2と外蓋3との内側に収容される蓋付き調理鍋4の高さHに応じて、間隔Sを大きくすることができる。これにより、本実施形態の保温調理器1Aでは、保温容器2と外蓋3との内側に形成される断熱空間Kに、蓋付き調理鍋4を配置することが可能である。
したがって、保温調理器1Aでは、食材の入った蓋付き調理鍋4をコンロ等で加熱して沸騰させた後に、保温容器2と外蓋3との内側に収容することによって、蓋付き調理鍋4に加えた熱を閉じ込めながら、食材を保温調理することができる。この保温調理器1Aでは、例えば長時間の煮込み調理を行う際に、継続的に加熱する必要がないため、安全で光熱費も節約できるメリットがある。また、保温調理中は蓋付き調理鍋4を見ておく手間や時間を省くことができる。
なお、本実施形態の保温調理器1Aでは、容器側周壁6の外周面と蓋側周壁9の内周面とが互いに重なり合う範囲であれば、底壁5の内面と天壁8の内面との間隔を任意に変更することが可能である。したがって、上述した専用の蓋付き調理鍋4を収容する場合に限らず、保温容器2と外蓋3との内側にサイズの異なる蓋付き調理鍋(蓋付き調理容器)を収容することも可能である。すなわち、この保温調理器1Aでは、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋のサイズ(高さ)に合わせた断熱空間Kを形成することが可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態として、例えば図5、図6及び図7に示す保温調理器1Bについて説明する。なお、図5は、保温調理器1Bにおいて、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容した状態を示す側面図である。図6は、図5に示す保温調理器1Bの平面図である。図7は、図6中に示す線分C−C’による保温調理器1Bの断面図である。また、以下の説明では、上記保温調理器1Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
保温調理器1Bは、図5〜図7に示すように、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容した状態において、一対の取手部19が外蓋3の外側に露出する構成とした以外は、上記保温調理器1Aと基本的に同じ構成である。
具体的に、この保温調理器1Bにおいて、外蓋3は、一対の取手部19を外部に露出させるためのスリット21を有している。スリット21は、蓋側周壁9の一対の脚部13が設けられた位置に対して略直交する位置にそれぞれ設けられている。
ここで、本実施形態におけるアーム部20は、第1の実施形態におけるアーム部20とはその形状が異なっている。すなわち、本実施形態におけるアーム部20は、互いに平行に並ぶ2本のアーム部材20a,20bが上方に向かって延長され、その途中で外側に向かって延長された形状を有している。取手部19は、これら2本のアーム部材20a,20bの先端を連結するように取り付けられている。
蓋側周壁9には、2本のアーム部材20a,20bを内外に挿通させるための一対のスリット21が平行に並んで設けられている。各スリット21は、蓋側周壁9の下端部から上方に向かって直線状に切り欠かれている。
以上のような構成を有する保温調理器1Bでは、上記保温調理器1Aと同様に、底壁5の内面と天壁8の内面とが互いに対向した状態で、外蓋3の内側に保温容器2が収納自在とされると共に、容器側周壁6の外周面と蓋側周壁9の内周面とが互いに重なり合った状態で、底壁5の内面と天壁8の内面との間隔が変更自在とされている。
具体的に、この保温調理器1Bでは、上記図1及び図2に示す保温調理器1Aと同様に、外蓋3の内側に保温容器2を収納したときに、容器側周壁6の上端部が天壁8の内面と当接された状態となる。また、この状態における底壁5の内面と天壁8の内面との間隔Sは、蓋付き調理鍋4の高さH未満となる。すなわち、外蓋3の内側に保温容器2を収納した状態では、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容した状態よりも、この保温調理器1Bの全高を低くすることができる。これにより、本実施形態の保温調理器1Bでは、従来の保温調理器よりも保管に必要な収納スペースを小さくし、収納性を高めることが可能である。
さらに、保温調理器1Bでは、上述したバンド部材15(固定具14)で固定された状態のまま、脚部13を下にして自立させることができる。これにより、いわゆる縦置きの状態で保温調理器1Bを保管することもできる。
一方、保温調理器1Bでは、図5〜図7に示すように、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容したときに、各アーム部材20a,20b(アーム部20)が各スリット21の内側上端部に当接された状態となる。これにより、保温調理器1Bでは、一対の取手部19が各スリット21を通して外蓋3の外側へと露出した構成となっている。
また、この状態における底壁5の内面と天壁8の内面との間隔Sは、蓋付き調理鍋4の高さH以上となる。すなわち、この保温調理器1Bでは、保温容器2と外蓋3との内側に収容される蓋付き調理鍋4の高さHに応じて、間隔Sを大きくすることができる。これにより、本実施形態の保温調理器1Bでは、保温容器2と外蓋3との内側に形成される断熱空間Kに、蓋付き調理鍋4を配置することが可能である。
したがって、保温調理器1Bでは、上記保温調理器1Aと同様に、食材の入った蓋付き調理鍋4をコンロ等で加熱して沸騰させた後に、保温容器2と外蓋3との内側に収容することによって、蓋付き調理鍋4に加えた熱を閉じ込めながら、食材を保温調理することができる。この保温調理器1Bでは、例えば長時間の煮込み調理を行う際に、継続的に加熱する必要がないため、安全で光熱費も節約できるメリットがある。また、保温調理中は蓋付き調理鍋4を見ておく手間や時間を省くことができる。
なお、本実施形態の保温調理器1Bでは、容器側周壁6の外周面と蓋側周壁9の内周面とが互いに重なり合う範囲であれば、底壁5の内面と天壁8の内面との間隔を任意に変更することが可能である。したがって、上述した専用の蓋付き調理鍋4を収容する場合に限らず、保温容器2と外蓋3との内側にサイズの異なる蓋付き調理鍋(蓋付き調理容器)を収容することも可能である。すなわち、この保温調理器1Bでは、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋のサイズ(高さ)に合わせた断熱空間Kを形成することが可能である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態として、例えば図8に示す保温調理器1Cについて説明する。なお、図8は、保温調理器1Cにおいて、外蓋3の内側に保温容器2を収納し、固定具14で固定した状態を底壁5側から見た斜視図である。また、以下の説明では、上記保温調理器1Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
保温調理器1Cは、図8に示すように、固定具14として、上記バンド部材15を用いるに代わりに、弾性変形可能な長尺の板状部材22を用いる構成とした以外は、上記保温調理器1Aと基本的に同じ構成である。
具体的に、この保温調理器1Cにおいて、板状部材22は、長尺板状の押え板部22aと、押え板部22aの長手方向の両側に同一方向に折り曲げられた一対の折曲げ片22bと、一対の折曲げ片22bの先端側に一対の係止部22cとを有している。なお、板状部材22には、金属板やプラスチック板等を用いることができる。
一方、蓋側周壁9の外周面には、上記ガイド溝16の代わりに、一対の係止部22cを係止するための一対の被係止部23が設けられている。一対の被係止部23は、一対の脚部13の中央部分を蓋側周壁9の下端側から高さ方向の中途部に亘って一部切り欠くようにそれぞれ設けられている。また、被係止部23の切欠き部分の幅は、板状部材22の幅と略一致している。被係止部23の切欠き部分の深さは、脚部13の平坦化された面の間から折曲げ片22bが突出することがないように、板状部材22の厚み以上となっている。
保温調理器1Cでは、底壁5側から板状部材22が一対の折曲げ片22bにより蓋側周壁9を径方向に挟み込んだ状態で、一対の係止部22cを一対の被係止部23に係止する。このとき、外蓋3の内側に収納された保温容器2の底壁5側に押え板部22aが押し当てられた状態となる。これにより、外蓋3の内側に保温容器2を収納した状態のまま、外蓋3に対して保温容器3を固定することができる。
以上のような構成を有する保温調理器1Cでは、上記保温調理器1Aと同様に、底壁5の内面と天壁8の内面とが互いに対向した状態で、外蓋3の内側に保温容器2が収納自在とされると共に、容器側周壁6の外周面と蓋側周壁9の内周面とが互いに重なり合った状態で、底壁5の内面と天壁8の内面との間隔が変更自在とされている。
具体的に、この保温調理器1Cでは、図1及び図2に示す保温調理器1Aと同様に、外蓋3の内側に保温容器2を収納したときに、容器側周壁6の上端部が天壁8の内面と当接された状態となる。また、この状態における底壁5の内面と天壁8の内面との間隔Sは、蓋付き調理鍋4の高さH未満となる。すなわち、外蓋3の内側に保温容器2を収納した状態では、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容した状態よりも、この保温調理器1Cの全高を低くすることができる。これにより、本実施形態の保温調理器1Cでは、従来の保温調理器よりも保管に必要な収納スペースを小さくし、収納性を高めることが可能である。
さらに、保温調理器1Cでは、上述した板状部材22(固定具14)で固定された状態のまま、脚部13を下にして自立させることができる。これにより、いわゆる縦置きの状態で保温調理器1Cを保管することもできる。
一方、保温調理器1Cでは、図3及び図4に示す保温調理器1Aと同様に、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容したときに、取手部19が天壁8の内面に当接された状態となる。また、この状態における底壁5の内面と天壁8の内面との間隔Sは、蓋付き調理鍋4の高さH以上となる。すなわち、この保温調理器1Cでは、保温容器2と外蓋3との内側に収容される蓋付き調理鍋4の高さHに応じて、間隔Sを大きくすることができる。これにより、本実施形態の保温調理器1Cでは、保温容器2と外蓋3との内側に形成される断熱空間Kに、蓋付き調理鍋4を配置することが可能である。
したがって、保温調理器1Cでは、食材の入った蓋付き調理鍋4をコンロ等で加熱して沸騰させた後に、保温容器2と外蓋3との内側に収容することによって、蓋付き調理鍋4に加えた熱を閉じ込めながら、食材を保温調理することができる。この保温調理器1Cでは、例えば長時間の煮込み調理を行う際に、継続的に加熱する必要がないため、安全で光熱費も節約できるメリットがある。また、保温調理中は蓋付き調理鍋4を見ておく手間や時間を省くことができる。
なお、本実施形態の保温調理器1Cでは、容器側周壁6の外周面と蓋側周壁9の内周面とが互いに重なり合う範囲であれば、底壁5の内面と天壁8の内面との間隔を任意に変更することが可能である。したがって、上述した専用の蓋付き調理鍋4を収容する場合に限らず、保温容器2と外蓋3との内側にサイズの異なる蓋付き調理鍋(蓋付き調理容器)を収容することも可能である。すなわち、この保温調理器1Cでは、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋のサイズ(高さ)に合わせた断熱空間Kを形成することが可能である。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態として、例えば図9及び図10に示す保温調理器1Dについて説明する。なお、図9は、保温調理器1Dにおいて、外蓋3の内側に保温容器2を収納した状態を示す側面図である。図10は、図9中に示す保温調理器1Dの断面図である。
保温調理器1Dは、図9及び図10に示すように、外蓋3の内側に保温容器2を収納したときの外蓋3に対する保温容器2の当接状態が異なる以外は、上記保温調理器1Aと基本的に同じ構成である。
具体的に、この保温調理器1Dにおいて、保温容器2は、容器側周壁6の下端側にリング状の底部材24が取り付けられた構造を有している。底部材24は、容器側周壁6の外径よりも拡径された拡径部を構成している。なお、底部材24には、耐熱性を有し、高強度且つ軽量な合成樹脂材料として、例えばポリプロピレン(PP)などが用いられている。
以上のような構成を有する保温調理器1Dでは、上記保温調理器1Aと同様に、底壁5の内面と天壁8の内面とが互いに対向した状態で、外蓋3の内側に保温容器2が収納自在とされると共に、容器側周壁6の外周面と蓋側周壁9の内周面とが互いに重なり合った状態で、底壁5の内面と天壁8の内面との間隔が変更自在とされている。
具体的に、この保温調理器1Dでは、図9及び図10に示すように、外蓋3の内側に保温容器2を収納したときに、蓋側周壁9の下端部が底部材24と当接された状態となる。このとき、蓋側周壁9の外周面と底部材24の外周面とがほぼ面一となる。これにより、保温調理器1Dでは、見栄えを良くすることが可能である。
また、この状態における底壁5の内面と天壁8の内面との間隔Sは、蓋付き調理鍋4の高さH未満となる。すなわち、外蓋3の内側に保温容器2を収納した状態では、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容した状態よりも、この保温調理器1Dの全高を低くすることができる。これにより、本実施形態の保温調理器1Dでは、従来の保温調理器よりも保管に必要な収納スペースを小さくし、収納性を高めることが可能である。
さらに、保温調理器1Dでは、上述した固定具14(図示せず。)で固定された状態のまま、脚部13を下にして自立させることができる。これにより、いわゆる縦置きの状態で保温調理器1Dを保管することもできる。
一方、保温調理器1Dでは、図3及び図4に示す保温調理器1Aと同様に、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋4を収容したときに、取手部19が天壁8の内面に当接された状態となる。また、この状態における底壁5の内面と天壁8の内面との間隔Sは、蓋付き調理鍋4の高さH以上となる。すなわち、この保温調理器1Dでは、保温容器2と外蓋3との内側に収容される蓋付き調理鍋4の高さHに応じて、間隔Sを大きくすることができる。これにより、本実施形態の保温調理器1Dでは、保温容器2と外蓋3との内側に形成される断熱空間Kに、蓋付き調理鍋4を配置することが可能である。
したがって、保温調理器1Dでは、食材の入った蓋付き調理鍋4をコンロ等で加熱して沸騰させた後に、保温容器2と外蓋3との内側に収容することによって、蓋付き調理鍋4に加えた熱を閉じ込めながら、食材を保温調理することができる。この保温調理器1Dでは、例えば長時間の煮込み調理を行う際に、継続的に加熱する必要がないため、安全で光熱費も節約できるメリットがある。また、保温調理中は蓋付き調理鍋4を見ておく手間や時間を省くことができる。
なお、本実施形態の保温調理器1Dでは、容器側周壁6の外周面と蓋側周壁9の内周面とが互いに重なり合う範囲であれば、底壁5の内面と天壁8の内面との間隔を任意に変更することが可能である。したがって、上述した専用の蓋付き調理鍋4を収容する場合に限らず、保温容器2と外蓋3との内側にサイズの異なる蓋付き調理鍋(蓋付き調理容器)を収容することも可能である。すなわち、この保温調理器1Dでは、保温容器2と外蓋3との内側に蓋付き調理鍋のサイズ(高さ)に合わせた断熱空間Kを形成することが可能である。
なお、本発明は、上記第1〜第4の実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本発明を適用した保温調理器については、上述した外観形状を有したものに限定されるものではなく、そのサイズや機能、デザイン等に合わせて、適宜変更を加えることが可能である。具体的に、保温調理器の外観形状については、上述した略円筒状に限らず、例えば図11に示すように、略方形筒状とすることも可能である。なお、図11では、上記保温調理器1Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
また、脚部13についても、上述した構成に限らず、適宜変更を加えることができる。例えば、図12(a)に示す脚部13Aのように、蓋側周壁9の外周面から突出した一対の突状部13aにより構成してもよい。一対の突状部13aは、外蓋3を自立した状態で支持するため、同じ高さで蓋側周壁9の高さ方向に沿って平行に配置されている。これにより、脚部13Aを下にして保温調理器を自立させることができ、いわゆる縦置きの状態で保温調理器を保管することができる。
一方、図12(b)に示す脚部13Bのように、蓋側周壁9の外周面から突出した3つの突起部13bにより構成してもよい。3つの突起部13bは、外蓋3を自立した状態で支持するため、同じ高さで三角形の各頂点に位置するように配置されている。これにより、脚部13Bを下にして保温調理器を自立させることができ、いわゆる縦置きの状態で保温調理器を保管することができる。
また、固定具14についても、上述したバンド部材15や板状部材22を用いる場合に限らず、外蓋3の内側に保温容器2を収納した状態で、外蓋3に対して保温容器2を固定できるものであれば、それ以外の固定具を用いてもよい。
1A,1B,1C,1D…保温調理器 2…保温容器(真空断熱容器) 3…外蓋(断熱蓋) 4…蓋付き調理鍋(蓋付き調理容器) 5…底壁 6…容器側周壁 7…上端開口部 8…天壁 9…蓋側周壁 10…下端開口部 11…凹部 12…摘み部 13,13A,13B…脚部 14…固定具 15…バンド部材 16…ガイド溝 17…容器本体 18…蓋体 19…取手部 20…アーム部 21…スリット 22…板状部材 22a…押え板部 22b…折曲げ片 22c…係合部 23…被係合部 24…底部材(拡径部)

Claims (14)

  1. 真空断熱容器と、断熱蓋とを備え、加熱した蓋付き調理容器を前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に収容することによって、前記蓋付き調理容器内の食材を保温調理する保温調理器であって、
    前記真空断熱容器は、底壁と、前記底壁の周縁部から筒状に立ち上がる容器側周壁とを有し、
    前記断熱蓋は、天壁と、前記天壁の周縁部から筒状に立ち下がる蓋側周壁とを有し、
    前記底壁の内面と前記天壁の内面とが互いに対向した状態で、前記断熱蓋の内側に前記真空断熱容器が収納自在とされると共に、前記容器側周壁の外周面と前記蓋側周壁の内周面とが互いに重なり合った状態で、前記底壁の内面と前記天壁の内面との間隔が変更自在とされていることを特徴とする保温調理器。
  2. 前記断熱蓋の内側に前記真空断熱容器を収納した状態において、前記容器側周壁の上端部が前記天壁の内面と当接されることを特徴とする請求項1に記載の保温調理器。
  3. 前記真空断熱容器は、前記容器側周壁の下端側に前記容器側周壁の外径よりも拡径された拡径部を有し、
    前記断熱蓋の内側に前記真空断熱容器を収納した状態において、前記蓋側周壁の下端部が前記拡径部と当接されることを特徴とする請求項1に記載の保温調理器。
  4. 前記断熱蓋は、前記蓋側周壁の外周面に脚部を有し、
    前記脚部は、前記断熱蓋を自立した状態で支持することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の保温調理器。
  5. 前記脚部は、前記蓋側周壁の外周面に対向して一対設けられていることを特徴とする請求項4に記載の保温調理器。
  6. 前記断熱蓋の内側に前記真空断熱容器を収納した状態で、前記断熱蓋に対して前記真空断熱容器を固定する固定具を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の保温調理器。
  7. 前記固定具は、周方向に伸縮自在なループ状のバンド部材であり、
    前記バンド部材の周方向が前記真空断熱容器及び前記断熱蓋の径方向に沿うように、前記バンド部材を前記真空断熱容器及び前記断熱蓋に被せることによって、前記断熱蓋に対して前記真空断熱容器を固定することを特徴とする請求項6に記載の保温調理器。
  8. 前記断熱蓋は、前記天壁の上面中央部に設けられた凹部と、前記凹部の底面中央部に設けられた摘み部とを有し、
    前記摘み部の高さは、前記凹部の深さ以下であることを特徴とする請求項7に記載の保温調理器。
  9. 前記固定具は、弾性変形可能な長尺の板状部材であり、
    前記板状部材は、長手方向の両側に同一方向に折り曲げられた一対の折曲げ片と、前記一対の折曲げ片の先端側に一対の係止部とを有し、
    前記底壁側から前記板状部材が前記一対の折曲げ片により前記蓋側周壁を径方向に挟み込んだ状態で、前記一対の係止部を前記蓋側周壁の外周面に設けられた一対の被係止部に係止することによって、前記断熱蓋に対して前記真空断熱容器を固定することを特徴とする請求項6に記載の保温調理器。
  10. 前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に収容される専用の蓋付き調理容器を備え、
    前記断熱蓋の内側に前記真空断熱容器を収納した状態において、前記間隔が前記蓋付き調理容器の高さ未満となり、
    前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に前記蓋付き調理容器を収容した状態において、前記間隔が前記蓋付き調理容器の高さ以上となることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の保温調理器。
  11. 前記蓋付き調理容器は、有底筒状の容器本体と、前記容器本体の上面開口部を閉塞する蓋体と、前記容器本体の外周面に対向して取り付けられた一対の取手部とを有することを特徴とする請求項10に記載の保温調理器。
  12. 前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に前記蓋付き調理容器を収容した状態において、前記取手部が前記天壁の内面に当接されることを特徴とする請求項11に記載の保温調理器。
  13. 前記断熱蓋は、前記蓋側周壁の下端部から上方に向かって切り欠かれたスリットを有し、
    前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に前記蓋付き調理容器を収容した状態において、前記一対の取手部が前記スリットを通して前記断熱蓋の外側へと露出していることを特徴とする請求項11に記載の保温調理器。
  14. 前記取手部は、前記容器本体の外周面にアーム部を介して取り付けられた構造を有し、
    前記真空断熱容器と前記断熱蓋との内側に前記蓋付き調理容器を収容した状態において、前記アーム部が前記スリットの内側上端部に当接されることを特徴とする請求項13に記載の保温調理器。
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