JP2016039162A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャパシタ形成工程においてストッパー膜が除去されることを防止する。
【解決手段】半導体基板1上のストッパー膜5上に第1犠牲膜、第1サポート膜18A、第2犠牲膜、第2サポート膜18B、を順次に形成する工程と、第2サポート膜18B、第2犠牲膜、第1サポート膜18A、第1犠牲膜、ストッパー膜5を貫通するコンタクトホール11を形成する工程と、下部電極材料を形成する工程と、第2サポート膜18Bに第1開口32Aを形成すると共にコンタクトホール11の内面に下部電極7を形成する工程と、第1ウェットエッチングにより第2犠牲膜を除去する工程と、第2サポート膜18Bをマスクとする異方性ドライエッチングにより第1サポート膜18Aに第2開口32Bを形成する工程と、第2ウェットエッチングにより第1犠牲膜を除去する工程とを含み、第1サポート膜18Aは、カーボン膜もしくはシリコン膜のいずれかを含んで構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などに代表される半導体デバイスの高密度化に伴って、半導体デバイスを構成している様々な構成要素の占有面積が縮小されてきている。占有面積の縮小に伴って、DRAMではキャパシタの容量が低減してしまうので、下部電極の内壁だけでなく外壁もキャパシタとして容量を確保するために、キャパシタを構成する下部電極をクラウン形状とする方法が考案されている。
特開2013−30557号公報(特許文献1)には、下部電極をクラウン形状とするために、下部電極の形成後に下部電極の外壁を支えていた層間絶縁膜を除去する方法が開示されている。
具体的には、ストッパー窒化シリコン膜と、第1シリンダ層間膜と、第1窒化シリコン膜と、第2シリンダ層間膜と、第2窒化シリコン膜と、第3シリンダ層間膜を順次積層する。次に、ストッパー窒化シリコン膜乃至第3シリンダ層間膜を貫くスルーホールを形成し、スルーホールの内表面を覆うようにキャパシタの下部電極となる導電膜を形成する。この後、第2窒化シリコン膜を開口して第2シリンダ層間膜を除去するとともに、第1窒化シリコン膜を開口して第1シリンダ層間膜を除去すると、クラウン型の下部電極を形成することができる。
特開2013−30557号公報
しかし、第1窒化シリコン膜には、第1シリンダ層間膜の上面に存在する異物に起因したピンホールが存在しており、第2シリンダ層間膜をウェットエッチング法で除去する場合に、第1シリンダ層間膜も除去される。このように、第1シリンダ層間膜が除去されてしまうと、ストッパー窒化シリコン膜が露出して第1窒化シリコン膜の開口時に除去されてしまうので、第1シリンダ層間膜の除去時に第1シリンダ層間膜の下層に位置する層間絶縁膜が除去される問題がある。
そこで、本発明の目的は、キャパシタ形成工程においてストッパー膜が除去されることを防止することが可能な半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法は、
半導体基板上にシリコン窒化膜からなるストッパー膜を形成する工程と、
前記ストッパー膜上に第1犠牲膜、第1サポート膜、第2犠牲膜、第2サポート膜、を順次に形成する工程と、
前記第2サポート膜、前記第2犠牲膜、前記第1サポート膜、前記第1犠牲膜、前記ストッパー膜を貫通するコンタクトホールを形成する工程と、
前記コンタクトホールの内面を含む全面に下部電極材料を形成する工程と、
前記第2サポート膜に第1開口を形成すると共に前記コンタクトホールの内面に下部電極を形成する工程と、
前記第1開口を介する第1ウェットエッチングにより第2犠牲膜を除去する工程と、
前記第1開口が形成された前記第2サポート膜をマスクとする異方性ドライエッチングにより前記第1サポート膜に第2開口を形成する工程と、
前記第2開口を介する第2ウェットエッチングにより前記第1犠牲膜を除去する工程と、を含み、
前記第1サポート膜は、少なくとも、カーボン膜もしくはシリコン膜のいずれかを含んで構成されることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る半導体装置は、
半導体基板上に配置されるストッパー膜と、
前記ストッパー膜を貫通して、前記半導体基板の表面に垂直な第3方向に直立し外側面を有する複数の下部電極と、
前記下部電極の前記第3方向における第1の位置に前記下部電極の前記外側面に接して配置される第1サポート膜と、
前記第1の位置より上方の第2の位置に前記下部電極の前記外側面に接して配置される第2サポート膜と、
前記第2サポート膜に設けられ前記第2サポート膜と前記外側面との接続を少なくとも一部分維持する第1開口と、
平面視において前記第1開口と重なる位置の前記第1サポート膜に設けられ前記第1サポート膜と前記外側面との接続を少なくとも一部分維持する第2開口と、を有し、
前記ストッパー膜はシリコン窒化膜からなるとともに、前記第1サポート膜はドライエッチングによる除去速度がシリコン窒化膜よりも速い材料からなることを特徴とする。
また、本発明の他の態様に係る半導体装置は、
半導体基板上に配置されるストッパー膜と、
前記ストッパー膜を貫通して、前記半導体基板の表面に垂直な第3方向に直立し外側面を有する複数の下部電極と、
前記下部電極の前記第3方向における第1の位置に前記下部電極の前記外側面に接して配置される第1サポート膜と、
前記第1の位置より上方の第2の位置に前記下部電極の前記外側面に接して配置される第2サポート膜と、
前記第2サポート膜に設けられ前記第2サポート膜と前記外側面との接続を少なくとも一部分維持する第1開口と、
平面視において前記第1開口と重なる位置の前記第1サポート膜に設けられ前記第1サポート膜と前記外側面との接続を少なくとも一部分維持する第2開口と、を有し、
前記第1サポート膜は第1絶縁膜と第1保護膜との積層膜からなることを特徴とする。
本発明によれば、キャパシタ形成工程においてストッパー膜が除去されることを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置100の構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置100の構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置200の構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置300の構成を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る半導体装置400の構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置100の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置100の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置100の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置100の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置100の製造方法を説明するための断面図である。 不良事例を示す断面図である。 関連技術を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置200の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置200の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第3の実施形態による半導体装置300の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第3の実施形態による半導体装置300の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第4の実施形態による半導体装置400の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第4の実施形態による半導体装置400の製造方法を説明するための断面図である。
(本発明の第1の実施形態)
図1から図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置100の構成について説明する。なお、ここでの図面では、X-Y-Z座標系を設定している。この座標系において、Z方向(第3方向)はシリコン基板の主面に垂直な方向であり、X方向(第2方向)はシリコン基板の主面と水平な面においてZ方向と直交する方向であって、Y方向(第1方向)はシリコン基板の主面と水平な面においてX方向と直交する方向である。他の実施形態においても同じ構成となる。
まず、図1を参照する。
半導体基板1(以降、シリコン基板1と称する。)には、メモリセルが配置されたメモリセル領域とメモリセルを駆動するための周辺回路領域が配置されている。メモリセル領域では、キャパシタ10の中心位置が、X方向に延在している想直線とY方向に延在している仮想直線の交点上に配置されている。キャパシタ10は、隣接しているキャパシタ10の中心間の距離が等間隔となるように、X方向とY方向で格子状に配置されている。そして、下部電極7の外側面の一部には、サポート膜18が接続されている。なお、サポート膜18には、開口部32が配置されている。
次に、図2を参照する。
メモリセル領域のシリコン基板1の上部には、図示はされていないが、素子分離領域で区分された活性領域に一対の不純物拡散領域が配置されている。シリコン基板1の上面には、ゲート絶縁膜とゲート電極が積層されて、夫々の構成要素によるMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ(図示せず)が配置されている。
MOSトランジスタは、シリコン基板1の上面に設けられた層間絶縁膜2で覆われており、層間絶縁膜2の上面にはビット線19とマスク膜20が配置されている。ビット線19は、層間絶縁膜2を貫通している一方のコンタクトプラグ(図示せず)を介して、一方の不純物拡散領域(図示せず)に接続されている。
そして、ビット線19とマスク膜20の側面には、サイドウォール絶縁膜21が配置されている。なお、今後はサイドウォール絶縁膜21を含めてビット線19と呼称する。層間絶縁膜2の上面は、ビット線19と第1層間絶縁膜3で覆われている。隣接しているビット線19と接するように配置された第1コンタクトプラグ4が、他方のコンタクトプラグを介して他方の不純物拡散領域(図示せず)に接続されている。なお、第1層間絶縁膜3の上方には、マスク膜20を覆うようにシリコン窒化膜からなるストッパー膜5が配置されている。
第1コンタクトプラグ4の上面には下部電極7の底面が配置されている。そして、メモリセル領域のストッパー膜5を貫通する下部電極孔(以降、ホール)11が配置されている。
ホール11の内壁には、クラウン(王冠)形状となった下部電極7が配置されている。下部電極7は、第3方向に直立して外側面を具備している。また、下部電極7の中間部(第1の位置)における外側面には、第1サポート膜18Aが接続されている。第1サポート膜18Aは、ストッパー膜5を構成しているシリコン窒化膜よりもドライエッチングによる除去速度が速い材料で構成されている。このような材料としては、例えば、ダイヤモンドライクカーボン膜、非晶質カーボン膜があるここで、ダイヤモンドライクカーボンとは、ダイヤモンドの結合とグラファイトの結合の両者を炭素原子の骨格構造としたアモルファス炭素膜である。
第1サポート膜18Aには、後述する第1開口と重なる位置(第1の位置)において、第1サポート膜18Aの外側面との接続を一部維持する第2開口32Bが具備されている。
第1の位置よりも上方となる下部電極7の上部(第2の位置)における外側面には、第2サポート膜18Bが接続されている。今後、第1サポート膜18Aと第2サポート膜18Bを合わせて、サポート膜18と呼称する。
第2サポート膜18Bには、第2サポート膜18Bの外側面との接続を一部維持する第1開口32Aが具備されている。サポート膜18は、隣接した下部電極7同士が接触しないように相互に支持する。また、下部電極7の側面並びに上面は、容量絶縁膜8と上部電極9で覆われている。以上のように配置された下部電極7と容量絶縁膜8と上部電極9によって、キャパシタ10が構成される。
下部電極7の内側は、容量絶縁膜8と上部電極9で覆われている。容量絶縁膜8の絶縁性能を考慮して、薄い上部電極9で覆ってから充填膜を埋め込んで、さらに充填膜上にプレート電極を設けることも可能である。
また、上部電極9を覆うように層間絶縁膜12が配置されている。層間絶縁膜12を貫通した第2コンタクトプラグ13が、上部電極9に接続されている。また、周辺回路領域におけるシリコン基板1の上方では、層間絶縁膜12を貫通するホール14に第4コンタクトプラグ15が配置されている。第4コンタクトプラグ15は、第3コンタクトプラグ26と接続されている。そして、層間絶縁膜12の上面には、配線16が配置されている。配線16は、第4コンタクトプラグ15に接続されている。メモリセル領域における配線16は、第2コンタクトプラグ13に接続されている。そして、各々の領域における配線16は、層間絶縁膜17で覆われている。
以上説明したように、本第1の実施形態による半導体装置100では、ストッパー膜5がシリコン窒化膜で構成されており、第1サポート膜18Aはドライエッチングによる除去速度がシリコン窒化膜よりも速い材料で構成されている。
このような構成によれば、後述するようにドライエッチング法によって、第1サポート膜18Aに第2開口部32Bを形成する際に、第1サポート膜18Aの下方にストッパー膜5が露出していても、ストッパー膜5が除去されることがないので、ストッパー膜5の下層に位置する層間絶縁膜3が除去されてしまう問題を回避することができる。
(本発明の第2の実施形態)
次に、図3を参照して、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置200の構成について説明する。但し、ここでは上記第1の実施形態との相違点のみについて説明する。
図3(図2に相当)を参照すると、下部電極7の中間部における側面には、第1サポート膜18Aが接続されている。第1サポート膜18Aは、第1絶縁膜18AAと第1保護膜18ABが積層された積層膜で構成されている。なお、第1絶縁膜18AAは、第1保護膜18ABの上面に配置されている。また、第1絶縁膜18AAは、シリコン窒化膜で構成されている。
ここで、第1保護膜18ABは、ウェットエッチングによる除去速度がシリコン窒化膜よりも遅い材料で構成されている。このような材料としては、例えば、ノンドープ晶質シリコン膜が挙げられる。
(本発明の第3の実施形態)
次に、図4を参照して、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置300の構成について説明する。但し、ここでは上記第1の実施形態との相違点のみを説明する。
図4(図2に相当)を参照すると、下部電極7の中間部における側面には、第1サポート膜18Aが接続されている。第1サポート膜18Aは、第1絶縁膜18AAと第1保護膜18ABが積層された積層膜で構成されている。なお、第1保護膜18ABは、第1絶縁膜18AAの上面に配置に配置されている。この点が、上記第2の実施形態と相違する。
なお、第1絶縁膜18AAは、シリコン窒化膜で構成されている。ここで、第1保護膜18ABは、ウェットエッチングによる除去速度がシリコン窒化膜よりも遅い材料で構成されている。このような材料としては、例えば、ノンドープ晶質シリコン膜が挙げられる。
(本発明の第4の実施形態)
次に、図5を参照して、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置400の構成について説明する。但し、ここでは第1の実施形態との相違点のみを説明する。
図5(図2に相当)を参照すると、下部電極7の中間部における側面には、第1サポート膜18Aが接続されている。ここで、第1サポート膜18Aは、第1絶縁膜18AAと第1保護膜18ABと第2保護膜18ACが積層された積層膜で構成されている。この点が、上記第2の実施形態及び上記第3の実施形態と相違する。
なお、第2保護膜18ACは、第1絶縁膜18AAの上面に配置されており、第1絶縁膜18AAは、第1保護膜18ABの上面に配置されている。また、第1絶縁膜18AAは、シリコン窒化膜で構成されている。
ここで、第1保護膜18AB及び 第2保護膜18ACは、ウェットエッチングによる除去速度がシリコン窒化膜よりも遅い材料で構成されている。このような材料としては、例えば、ノンドープ晶質シリコン膜が挙げられる。
以上説明したように、第2乃至第4実施形態による半導体装置では、第1サポート膜18Aが積層膜となっており、少なくとも第1絶縁膜18AAと第1保護膜18ABを積層している。ここで、第1絶縁膜18AAはシリコン窒化膜で構成されており、第1保護膜18ABはウェットエッチングによる除去速度がシリコン窒化膜よりも遅い材料で構成されている。
このような構成によれば、後述するようにウェットエッチング法によって第2サポート膜18Bの下層膜を除去する際に、第1絶縁膜18AAのピンホールは第1保護膜18ABで閉塞されているので、第2サポート膜18Bの下層膜とともに第1サポート膜18Aの下層膜が除去されることはない。
このように、第1サポート膜18Aの下層膜を残留させておけば、第1サポート膜18Aに第2開口部32Bを形成する際のドライエッチングによってストッパー膜5が除去される不具合を防止できる。この結果、ストッパー膜5の下層に位置する層間絶縁膜3が除去されてしまう問題を回避することができる。
(本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法)
次に、本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法について説明する。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法は、半導体装置(DRAM)100における下部電極7の製造工程で用いられるものであるので、次に、図2における第1破線部Pを抜粋した部分断面図である図6から図11を参照しながら、下部電極7の製造方法について説明する。
図6を参照すると、最初に、図示していないが、周知の方法により、シリコン基板1にゲート絶縁膜とゲート電極及びソース・ドレインとなる一対の不純物拡散層を有するMOSトランジスタを形成する。
次に、MOSトランジスタを覆う層間絶縁膜2と、層間絶縁膜2を貫通して不純物拡散層(図示せず)に接続させたコンタクトプラグ(図示せず)と、一部のコンタクトプラグの上面に配置させたタングステン(W)からなるビット線19と、ビット線19の上面を覆うシリコン窒化膜(SiN)からなるマスク膜20と、ビット線19とマスク膜20のX方向の側面部を覆うシリコン窒化膜からなるサイドウォール絶縁膜21と、ビット線19を埋め込んだシリコン酸化膜からなる第1層間絶縁膜3と、X方向の側面をサイドウォール絶縁膜21に接触させたタングステンからなる第1コンタクトプラグ4を夫々周知の方法により形成する。
次に、第1コンタクトプラグ4とマスク膜20を覆うように、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によって、厚さ25nmのシリコン窒化膜からなるストッパー膜5を成膜する。
次に、CVD法によって、ストッパー膜5の上面を覆うように、厚さ500nmの不純物含有シリコン酸化膜(例えば、BPSG(Boron Phosphorus Silicate Glass))からなる第1犠牲膜6Aを形成する。ここで、第1犠牲膜6Aの上面には、凸部6AXが配置されている。なお、凸部6AXは、説明の都合から他の構成要素よりも拡大して記載されている。凸部6AXは、第1犠牲膜6Aからの析出物として第1犠牲膜6Aと一体化しているが、異物などの場合もあり、その場合は、図示されてはいないが、第1犠牲膜6Aから独立している。
次に、第1犠牲膜6Aの上面を覆うように、CVD法によって、厚さ30nmのダイヤモンドライクカーボン膜からなる第1サポート膜18Aを成膜する。ここで、凸部6AXによって、第1サポート膜18Aの膜厚(X1、X2)が局所で薄く形成(X1<X2)される。
次に、図7を参照すると、CVD法によって、第1サポート膜18Aの上面を覆うように、厚さ500nmの不純物非含有シリコン酸化膜(例えば、NSG(Non Doped Silicate Glass))からなる第2犠牲膜6Bを形成する。っここで、第2犠牲膜6Bは、第1犠牲膜6Aと異なり、ボロン(B)とリン(P)を含有していない。
次に、第2犠牲膜6Bの上面を覆うように、CVD法によって、厚さ200nmのシリコン窒化膜からなる第2サポート膜18Bを成膜する。
次に、フォトリソグラフィ法とドライエッチング法によって、第2サポート膜18Bと、第2犠牲膜6Bと、第1サポート膜18Aと、第1犠牲膜6Aと、ストッパー膜5を貫通する第1コンタクトホール24を形成する。ここで、第1コンタクトホール24の底面には、少なくとも第1コンタクトプラグ4の一部が露出している。
次に、図8を参照すると、第1コンタクトホール24の内壁を覆うように、SFD(Sequential Flow Deposition)法によって、下部電極となる窒化チタン(TiN)を成膜する。ここで、第1コンタクトホール24は、窒化チタンで完全に埋め込まれずに残留する。
次に、第1コンタクトホールの上面に、シリコン酸化膜からなるカバー膜(図示せず)を形成する。ここで、カバー膜は、残留している第1コンタクトホール24の上方における開口部を閉塞する。
次に、フォトリソグラフィ法とドライエッチング法によって、不要となる第2サポート膜18Bを除去して、第1開口32Aを形成する。
次に、第1開口32Aの形成と同時に、カバー膜並びに第2サポート膜18Bの上面における窒化チタンを除去して、下部電極7を形成する。ここで、第1開口32Aの底面には、第2犠牲膜6Bが露出する。
次に、図9を参照すると、フッ酸(HF)を用いたウェットエッチング法によって、露出しているシリコン酸化膜からなる第2犠牲膜6Bを完全に除去する。このとき、シリコン窒化膜からなる第2サポート膜18Bと、ダイヤモンドライクカーボン膜からなる第1サポート膜18Aと、窒化チタンからなる下部電極7は除去されずに残留する。第1サポート膜18Aには開口部を形成していないので、シリコン酸化膜からなる第1犠牲膜6Aは残留する。
ここで、不良事例を示す図11を参照する。
図11に示すように、第1サポート膜18Aにピンホール34が生じると、ピンホール34からフッ酸が流入して、第1犠牲膜6Aの一部が除去される。このとき、除去された第1犠牲膜6Aの下地膜となっているストッパー膜5が露出する。なお、ピンホール34は、第2犠牲膜6Bを完全に除去する際に、第1サポート膜18Aの薄い部分(例えば、前述したX1部分)の膜厚が減少することで形成される。
次に、図10を参照すると、残留しているシリコン窒化膜からなる第2サポート膜18Bをマスクに用いたドライエッチング法によって、不要となるダイヤモンドライクカーボン膜からなる第1サポート膜18Aを除去して、第2開口32Bを形成する。
このとき、第2開口32Bの底面には、第1犠牲膜6A(図示せず)が露出する。なお、不良事例として図11に示したように、シリコン窒化膜からなるストッパー膜5が露出している状態でも、ダイヤモンドライクカーボン膜に対するドライエッチングの除去速度をシリコン窒化膜よりも速くすることによって、露出しているストッパー膜5を残留させることが可能となる。
しかし、シリコン窒化膜からなるサポート膜18及びストッパー膜5を形成している関連技術では、図12に示すように、サポート膜18に対するドライエッチングの除去速度をストッパー膜5に対するよりも速くすることができないので、露出しているストッパー膜5が除去されてしまう。
次に、フッ酸(HF)を用いたウェットエッチング法によって、露出しているシリコン酸化膜からなる第1犠牲膜6Aを完全に除去する。このとき、シリコン窒化膜からなる第2サポート膜18Bと、ダイヤモンドライクカーボン膜からなる第1サポート膜18Aと、窒化チタンからなる下部電極7は除去されずに残留する。しかし、図12に示す関連技術では、一部のストッパー膜5が除去されているので、除去されたストッパー膜5の下地となっている第1層間絶縁膜3も除去されてしまう。
次に、公知の製法によって、下部電極7を覆うように容量絶縁膜8と上部電極9を形成すると、キャパシタ10が完成する。
最後に、キャパシタ10を層間絶縁膜12で埋め込んでから、第2コンタクトプラグ13と、第4コンタクトプラグ15と、配線16を形成すると、図2に示した半導体装置(DRAM)100が完成する。
以上説明したように、本第1の実施形態による半導体装置の製造方法によれば、シリコン窒化膜からなるストッパー膜5及び第2サポート膜18Bと、ドライエッチングによる除去速度がシリコン窒化膜よりも速い材料からなる第1サポート膜18Aを形成している。このような製造方法によれば、ストッパー膜5が露出している状態において、ドライエッチング法によって第1サポート膜18Aに第2開口32Bを形成しても、ストッパー膜18Aを除去することがないので、第1犠牲膜6Aを除去する際に第1層間絶縁膜3が除去される不具合を防止できる。
(本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法)
次に、本発明の第2の実施形態による半導体装置200(図3参照)の製造方法について説明する。
本発明の第2の実施形態による半導体装置200の製造方法は、図3に示す半導体装置(DRAM)200における下部電極7の製造工程で用いられるものであるので、次に、図7における第2破線部Qを抜粋した部分断面図である図13と、図9における第3破線部Rを抜粋した部分断面図である図14を参照しながら、下部電極7の製造方法について説明する。但し、ここでは、上記第1の実施形態の製造方法との相違点のみを説明する。
第1犠牲膜6Aの形成までは、図6の説明と同じなのでその説明は省略する。
図13を参照すると、第1犠牲膜6Aの上面を覆うように、CVD法によって、厚さ5nmのノンドープ晶質シリコン膜からなる第1保護膜18ABを成膜する。
次に、第1保護膜18ABの上面を覆うように、CVD法によって、厚さ30nmのシリコン窒化膜からなる第1絶縁膜18AAを成膜する。ここで、第1保護膜18ABの上面に第1絶縁膜18AAが積層された積層膜からなる第1サポート膜18Aが完成する。
次に、CVD法によって、第1サポート膜18Aの上面を覆うように、厚さ500nmの不純物非含有シリコン酸化膜(例えば、NSG)からなる第2犠牲膜6Bを形成する。
第1開口32Aの形成までは、図7と図8の説明と同じなのでその説明は省略する。
次に、図14を参照すると、フッ酸(HF)を用いたウェットエッチング法によって、露出しているシリコン酸化膜からなる第2犠牲膜6Bを完全に除去する。このとき、第1絶縁膜18AAにピンホール34Aが生じても、下地となっている第1保護膜18ABはフッ酸で除去されないので、ピンホール34Aの底面は閉塞されている。
以降は、図10の説明と同じなのでその説明は省略する。
(本発明の第3の実施形態による半導体装置の製造方法)
次に、本発明の第3の実施形態による半導体装置300(図4参照)の製造方法について説明する。
本発明の第3の実施形態による半導体装置(DRAM)300の製造方法は、図4に示す半導体装置300における下部電極7の製造工程で用いられるものであるので、次に、図7における第2破線部Qを抜粋した部分断面図である図15と、図9における第3破線部Rを抜粋した部分断面図である図16を参照しながら、下部電極7の製造方法について説明する。但し、ここでは、上記第1の実施形態の製造方法との相違点のみを説明する。
第1犠牲膜6Aの形成までは、図6の説明と同じなのでその説明は省略する。
図15を参照すると、第1犠牲膜6Aの上面を覆うように、CVD法によって、厚さ30nmのシリコン窒化膜からなる第1絶縁膜18AAを成膜する。
次に、第1絶縁膜18AAの上面を覆うように、CVD法によって、厚さ5nmのノンドープ晶質シリコン膜からなる第1保護膜18ABを成膜する。ここで、第1絶縁膜18AAの上面に第1保護膜18ABが積層された積層膜からなる第1サポート膜18Aが完成する。
次に、CVD法によって、第1サポート膜18Aの上面を覆うように、厚さ500nmの不純物非含有シリコン酸化膜(例えば、NSG)からなる第2犠牲膜6Bを形成する。
第1開口32Aの形成までは、図7と図8の説明と同じなのでその説明は省略する。
次に、図16を参照すると、フッ酸(HF)を用いたウェットエッチング法によって、露出しているシリコン酸化膜からなる第2犠牲膜6Bを完全に除去する。このとき、第2犠牲膜6Bの下地となっている第1保護膜18ABはフッ酸で除去されないので、ピンホールは発生しない。
以降は、図10の説明をと同じなのでその説明は省略する。
(本発明の第4の実施形態による半導体装置の製造方法)
次に、本発明の第4の実施形態による半導体装置400(図5参照)の製造方法について説明する。
本発明の第4の実施形態による半導体装置(DRAM)400の製造方法は、図5に示す半導体装置400における下部電極7の製造工程で用いられるものであるので、次に、図7における第2破線部Qを抜粋した部分断面図である図17と、図9における第3破線部Rを抜粋した部分断面図である図18を参照しながら、下部電極7の製造方法について説明する。但し、ここでは上記第1の実施形態の製造方法との相違点のみを説明する。
第1犠牲膜6Aの形成までは、図6の説明と同じなのでその説明は省略する。
次に、図17を参照すると、第1犠牲膜6Aの上面を覆うように、CVD法によって、厚さ5nmのノンドープ晶質シリコン膜からなる第1保護膜18ABを成膜する。
次に、第1保護膜18ABの上面を覆うように、CVD法によって、厚さ30nmのシリコン窒化膜からなる第1絶縁膜18AAを成膜する。
次に、第1絶縁膜18AAの上面を覆うように、CVD法によって、厚さ5nmのノンドープ晶質シリコン膜からなる第2保護膜18ACを成膜する。ここで、第1保護膜18ABの上面に第1絶縁膜18AAと第2保護膜18ACが順次積層された積層膜からなる第1サポート膜18Aが完成する。
次に、CVD法によって、第1サポート膜18Aの上面を覆うように、厚さ500nmの不純物非含有シリコン酸化膜(例えば、NSG)からなる第2犠牲膜6Bを形成する。
第1開口32Aの形成までは、図7と図8の説明と同じなのでその説明は省略する。
次に、図18を参照すると、フッ酸(HF)を用いたウェットエッチング法によって、露出しているシリコン酸化膜からなる第2犠牲膜6Bを完全に除去する。このとき、第2犠牲膜6Bの下地となっている第2保護膜18ACはフッ酸で除去されないので、ピンホールは発生しない。
以降は、図10の説明と同じなのでその説明は省略する。
以上説明したように、上記第2乃至第4の実施形態による半導体装置の製造方法によれば、シリコン窒化膜からなる第1絶縁膜18AAの上面あるいは下面の少なくとも一方に、ウェットエッチングの除去速度がシリコン窒化膜よりも遅い材料からなる第1保護膜18ABを形成している。
このような製造方法によれば、ウェットエッチング法によって第2犠牲膜6Bを除去しても、ピンホールによって第1犠牲膜6Aが除去されることがない。このように、第1犠牲膜6Aを残留させておけば、ドライエッチング法によって第1サポート膜18Aに第2開口32Bを形成してもストッパー膜5を除去することがないので、第1犠牲膜6Aを除去する際に第1層間絶縁膜3が除去される不具合を防止できる。
上述のように、上記本発明の第1の実施形態では、第1サポート膜18Aは、ドライエッチングによる除去速度がストッパー膜5よりも速い材料からなる。そして、第1サポート膜18Aはカーボン膜を含んで構成され、第1ウェットエッチングの際に、カーボン膜に形成されたピンホールを介して第1犠牲膜6Aがエッチングされてストッパー膜5が露出する。そして、ストッパー膜5が露出した状態で、ストッパー膜5がエッチングされないドライエッチング条件下で第1サポート膜18Aに対してドライエッチングを行う。このドライエッチング条件は、第1サポート膜18Aのカーボン膜のみがエッチングされて除去され、ストッパー膜5のシリコン窒化膜はエッチングされずに残存する条件である。
また、本発明の上記第2乃至第4の実施形態では、第1サポート膜18Aは、シリコン膜を含んで構成され、第1ウェットエッチングの際に第1サポート膜18Aに形成されたピンホールをシリコン膜で埋設し、これにより、第1ウェットエッチング時にウェットエッチング液が第1サポート膜18Aを介して第1犠牲膜6Aに拡散することを防止する。ストッパー膜5は第1犠牲膜6Aで覆われて露出していない。ストッパー膜5が露出していない状態で、第2開口32Bの形成時に第1サポート膜18Aに対してドライエッチングが行われる。
このように、上記本発明の第1乃至第4の実施形態によれば、ドライエッチング法によって、ストッパー膜5を除去することなく第1サポート膜18Aに第2開口32Bを形成することができるので、ストッパー膜5の下層に位置する層間絶縁膜3が除去されてしまう問題を回避することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
1 半導体基板(シリコン基板)
2 層間絶縁膜
3 第1層間絶縁膜
4 第1コンタクトプラグ
5 ストッパー膜
6A 第1犠牲膜
6B 第2犠牲膜
7 下部電極
8 容量絶縁膜
9 上部電極
10 キャパシタ
11 ホール
12 層間絶縁膜
13 第2コンタクトプラグ
14 ホール
15 第4コンタクトプラグ
16 配線
17 層間絶縁膜
18 サポート膜
18A 第1サポート膜第
18B 2サポート膜
19 ビット線
20 マスク膜
21 サイドウォール絶縁膜
24 第1コンタクトホール
26 第3コンタクトプラグ
32 開口部
32A 第1開口
32B 第2開口
100 半導体装置
200 半導体装置
300 半導体装置
400 半導体装置

Claims (15)

  1. 半導体基板上にシリコン窒化膜からなるストッパー膜を形成する工程と、
    前記ストッパー膜上に第1犠牲膜、第1サポート膜、第2犠牲膜、第2サポート膜、を順次に形成する工程と、
    前記第2サポート膜、前記第2犠牲膜、前記第1サポート膜、前記第1犠牲膜、前記ストッパー膜を貫通するコンタクトホールを形成する工程と、
    前記コンタクトホールの内面を含む全面に下部電極材料を形成する工程と、
    前記第2サポート膜に第1開口を形成すると共に前記コンタクトホールの内面に下部電極を形成する工程と、
    前記第1開口を介する第1ウェットエッチングにより第2犠牲膜を除去する工程と、
    前記第1開口が形成された前記第2サポート膜をマスクとする異方性ドライエッチングにより前記第1サポート膜に第2開口を形成する工程と、
    前記第2開口を介する第2ウェットエッチングにより前記第1犠牲膜を除去する工程と、を含み、
    前記第1サポート膜は、少なくとも、カーボン膜もしくはシリコン膜のいずれかを含んで構成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1サポート膜は、前記ドライエッチングによる除去速度が前記ストッパー膜よりも速い材料からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1サポート膜は、前記カーボン膜を含んで構成され、
    前記第1ウェットエッチングの際に、前記カーボン膜に形成されたピンホールを介して前記第1犠牲膜がエッチングされて前記ストッパー膜が露出し、
    前記ストッパー膜が露出した状態で、前記ストッパー膜がエッチングされないドライエッチング条件下で前記第1サポート膜に対して前記ドライエッチングを行うことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ドライエッチング条件は、前記第1サポート膜の前記カーボン膜のみがエッチングされて除去され、前記ストッパー膜の前記シリコン窒化膜はエッチングされずに残存する条件であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記カーボン膜は、ダイヤモンドライクカーボン膜又は非晶質カーボン膜であることを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1サポート膜は、前記シリコン膜を含んで構成され
    前記第1ウェットエッチングの際に前記第1サポート膜に形成されたピンホールを前記シリコン膜で埋設し、これにより、前記第1ウェットエッチング時にウェットエッチング液が前記第1サポート膜を介して前記第1犠牲膜に拡散することを防止することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記ストッパー膜は前記第1犠牲膜で覆われて露出しておらず、
    前記ストッパー膜が露出していない状態で、前記第2開口形成時に前記第1サポート膜に対して前記ドライエッチングが行われることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第1サポート膜は、第1絶縁膜と第1保護膜との積層膜からなることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1絶縁膜は、前記第1保護膜の上面又は下面に形成され、
    前記第1絶縁膜は、シリコン窒化膜で形成され、
    前記第1保護膜は、前記第1ウェットエッチングによる除去速度が前記シリコン窒化膜よりも遅い材料で形成されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1サポート膜は、第1絶縁膜と第1保護膜と第2保護膜が積層された積層膜からなり、
    前記第2保護膜は、前記第1絶縁膜の上面に形成され、
    前記第1絶縁膜は、前記第1保護膜の上面に形成され、
    前記第1絶縁膜は、シリコン窒化膜で形成され、
    前記第1保護膜又は前記第2保護膜は、前記第1ウェットエッチングによる除去速度が前記シリコン窒化膜よりも遅い材料で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記シリコン窒化膜よりも遅い材料は、ノンドープ晶質シリコン膜であることを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第1ウェットエッチングにより前記第2犠牲膜を除去する際に、前記第1絶縁膜のピンホールは前記第1保護膜又は前記第2保護膜で閉塞され、前記第1犠牲膜は除去されないで残存し、
    これにより、前記第1サポート膜に前記第2開口部を形成する際の前記ドライエッチングによって前記ストッパー膜が除去されるのを防止することを特徴とする請求項8から11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記ドライエッチングによって前記ストッパー膜を除去することなく前記第1サポート膜に前記第2開口部が形成され、これにより、前記ストッパー膜の下層に位置する層間絶縁膜が除去されるのを防止することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 半導体基板上に配置されるストッパー膜と、
    前記ストッパー膜を貫通して、前記半導体基板の表面に垂直な第3方向に直立し外側面を有する複数の下部電極と、
    前記下部電極の前記第3方向における第1の位置に前記下部電極の前記外側面に接して配置される第1サポート膜と、
    前記第1の位置より上方の第2の位置に前記下部電極の前記外側面に接して配置される第2サポート膜と、
    前記第2サポート膜に設けられ前記第2サポート膜と前記外側面との接続を少なくとも一部分維持する第1開口と、
    平面視において前記第1開口と重なる位置の前記第1サポート膜に設けられ前記第1サポート膜と前記外側面との接続を少なくとも一部分維持する第2開口と、を有し、
    前記ストッパー膜はシリコン窒化膜からなるとともに、前記第1サポート膜はドライエッチングによる除去速度がシリコン窒化膜よりも速い材料からなることを特徴とする半導体装置。
  15. 半導体基板上に配置されるストッパー膜と、
    前記ストッパー膜を貫通して、前記半導体基板の表面に垂直な第3方向に直立し外側面を有する複数の下部電極と、
    前記下部電極の前記第3方向における第1の位置に前記下部電極の前記外側面に接して配置される第1サポート膜と、
    前記第1の位置より上方の第2の位置に前記下部電極の前記外側面に接して配置される第2サポート膜と、
    前記第2サポート膜に設けられ前記第2サポート膜と前記外側面との接続を少なくとも一部分維持する第1開口と、
    平面視において前記第1開口と重なる位置の前記第1サポート膜に設けられ前記第1サポート膜と前記外側面との接続を少なくとも一部分維持する第2開口と、を有し、
    前記第1サポート膜は第1絶縁膜と第1保護膜との積層膜からなることを特徴とする半導体装置。
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CN107731794A (zh) * 2017-09-29 2018-02-23 睿力集成电路有限公司 电容器阵列及其形成方法、半导体器件
CN113555504A (zh) * 2021-07-22 2021-10-26 长鑫存储技术有限公司 半导体结构及半导体结构的制造方法

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