JP2016038258A - 経路探索装置及び経路探索プログラム - Google Patents

経路探索装置及び経路探索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信できない状態になった場合でも、携帯端末側で保持するキャッシュデータの範囲内で、適切な経路探索を実行する。
【解決手段】本発明にかかる経路探索装置は、第1の経路ネットワーク情報と、第1の経路ネットワーク情報よりも経路ネットワークの詳細度が低い第2の経路ネットワーク情報とを記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶された経路ネットワーク情報を用いて、出発地から目的地への経路を探索する経路探索手段とを有し、経路探索手段は、出発地から目的地への経路が、第1の経路ネットワーク情報が有する第1の経路と、第2の経路ネットワーク情報が有する第2の経路とを跨ぐ場合には、第1の経路と第2の経路とを接続する。
【選択図】図8

Description

本発明は、経路探索装置及び経路探索プログラムに関する。
近年、スマートフォンなどの携帯端末で実現されるナビゲーションシステムが広く利用されている。ナビゲーションシステムのサーバ側は、地図データを生成したり、経路探索を実行し、生成した地図データや探索した探索経路を携帯端末に送信する。携帯端末は、サーバ側から受信した地図データや探索経路を、Webブラウザやアプリケーションを介して表示する。
昨今、携帯端末(例えば、スマートフォン)の数が増大するにつれて、サーバ負担が増加している。一方、携帯端末の機能性能も著しく向上している。このような背景から、経路探索の機能を持つ携帯端末も提案されてきている。但し、地図データは、データの最新性を保つため、サーバ側で保持する。この場合、携帯端末は、サーバから必要な地図データや、経路探索に用いる道路NWデータを都度取得し、取得した地図データや道路NWデータを用いて、地図を表示更新したり、経路探索を実行する。
しかしながら、このような携帯端末の場合、携帯端末側が通信できない状態になると(圏外等)、地図データや道路NWデータを取得できないので、経路案内を中断せざるを得ないことがある。
これに関する技術として、例えば、特許文献1には、サーバが出発地から目的地までを含む全領域地図データを予め端末に配信し、端末が通信不能領域に移動した場合、端末は全領域地図データを用いて経路案内を行う発明が記載されている。
ここで、上述の地図データ及び道路NWデータには、レベルがある。地図データの場合、例えば、レベル3は最も上位の広域地図(いわば最も粗い地図)であり、レベル1は最も下位の詳細地図(いわば最も細かい地図)である。また、道路NWデータの場合、例えば、レベル3は幹線道路だけの道路NWデータであり、レベル1は細い道路までも含む詳細な道路NWデータである。
特開2002−328598号公報
しかしながら、特許文献1記載の発明では、通信不能領域では急に全領域地図(例えば、レベル3)を用いた経路案内がなされるため、広域地図上では、詳細地図だと利用できる各種施設や細い道路を使った案内ができないなど、ユーザの利便性が低下するという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みて提案されたものであり、その目的とするところは、通信できない状態になった場合でも、携帯端末側で保持するキャッシュデータの範囲内で、適切な経路探索を実行することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる経路探索装置は、第1の経路ネットワーク情報と、前記第1の経路ネットワーク情報よりも経路ネットワークの詳細度が低い第2の経路ネットワーク情報とを記憶した記憶手段と、前記記憶手段に記憶された経路ネットワーク情報を用いて、出発地から目的地への経路を探索する経路探索手段とを有し、前記経路探索手段は、出発地から目的地への経路が、前記第1の経路ネットワーク情報が有する第1の経路と、前記第2の経路ネットワーク情報が有する第2の経路とを跨ぐ場合には、前記第1の経路と前記第2の経路とを接続することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、携通信できない状態になった場合でも、携帯端末側で保持するキャッシュデータの範囲内で、適切な経路探索を実行することができる。
経路探索システム100の一例を示す図である。 経路探索システム100のハードウェア構成例を示す図である。 経路探索システム100のソフトウェア構成例を示す図である。 地図データ及び道路NWデータのレベルを示す模式図である。 地図データ及び道路NWデータのキャッシュ状態を示す模式図(その1)である。 地図データ及び道路NWデータのキャッシュ状態を示す模式図(その2)である。 経路探索の探索例を示す模式図(その1)である。 経路探索の探索例を示す模式図(その2)である。 経路同士の接続例を示す模式図(その1)である。 経路同士の接続例を示す模式図(その2)である。 探索結果を表示した画面例を示す図である。 経路探索の再探索例を示す模式図である。 携帯端末2の経路探索処理を示すフローチャート図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
[システム構成]
(ネットワーク構成)
図1は、本実施形態にかかる経路探索システム100の一例を示す図である。経路探索システム100は、サーバ1及び携帯端末2が、ネットワーク3を介して接続される。
サーバ1は、全ての地図データ及び道路NWデータを保持する。地図データ及び道路NWデータは、最新のデータが保たれており、変更が生じる度、最新の情報に更新される。また、サーバ1は、携帯端末2から地図データ及び道路NWデータの取得要求を受信すると、要求のあったエリアの地図データ及び道路NWデータを携帯端末2に送信する。
携帯端末2は、汎用のWebブラウザやナビゲーション用のアプリケーションを予め有し、スマートフォンやタブレット端末などに代表される携帯型の情報端末である。利用者(ユーザ)が所持する。携帯端末2は、地図を表示する場合、サーバ1に対して必要な地図データを要求し、受信した地図データを、Webブラウザやアプリケーションを介して表示する。また、携帯端末2は、利用者が出発地及び目的地の入力を行うと、サーバ1に対して必要な道路NWデータを要求し、受信した道路NWデータを用いて、地図上の経路探索を実行する。検索結果は、地図上、探索経路として表示される。
ネットワーク3は、無線の通信ネットワークである。例えば、電話回線網、WiFi(登録商標)、及びインターネットなどを含む。
このように、本実施形態にかかる経路探索システム100において、最新のデータを保つため、地図データ及び道路NWデータは、サーバ1側で保持される。携帯端末2は、必要に応じて、サーバ1に対して地図データや道路NWデータを要求し、受信した地図データや道路NWデータを用いて、地図表示や経路探索を実行する。
(ハードウェア構成)
図2は、本実施形態にかかる経路探索システム100のハードウェア構成例を示す図である。図2に示されるように、サーバ1は、ハードウェア構成として、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、入力装置15、表示装置16、通信装置17を有する。
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。HDD14は、各種データ及びプログラムを格納する。入力装置15は、例えばキーボードやマウスである。表示装置16は、ディスプレイであり、例えば、ナビゲーションの経路等が表示される。通信装置17は、ネットワーク3を介し、他装置との通信を行う。
携帯端末2は、サーバ1の有する構成に加え、さらに音声入出力装置18、GPS受信装置19を有する。
音声入出力装置18は、音声の入出力を行う装置であり、例えば、利用者をナビするための音声データなどが出力される。GPS受信装置19は、現在位置をGPS衛星より受信する。
なお、携帯端末2の入力装置15は、キーボードやマウスに代え、画面上のタップ座標(タッチ座標)を検知可能なタッチパネルにより実現されうる。またこの場合、入力操作は、画面上のタッチパネルと、プログラムにより制御されるソフトウェアキー等とにより実現される。
(ソフトウェア構成)
図3は、本実施形態にかかる経路探索システム100のソフトウェア構成例を示す図である。まず、サーバ1は、主な機能部として、データ提供部101、記憶部102を有する。
データ提供部101は、携帯端末2から地図データ及び道路NWデータの取得要求を受信すると、要求のあったエリアの地図データ及び道路NWデータを携帯端末2に送信(提供)する。
記憶部102は、全ての地図データ及び道路NWデータを記憶している。地図データ及び道路NWデータは、最新のデータが保たれており、変更が生じる度、最新の情報に更新される。
ここで、地図データ(地図背景データ)は、いわゆるマップ画像である。地図を表示する際に用いられる。これに対し、道路NWデータは、経路探索に用いられる道路情報である。つまり、道路NWデータは、例えば、道路の種類、長さ、幅、交通標識など、道路の「情報」である。なお、探索結果は、マップ上に(マップ上の道路画像上に)、ルートが表示される。このため、経路探索時点では道路NWデータが用いられるが、探索結果表示時には、地図データも用いられる。
また、地図データ及び道路NWデータには、レベル(詳細度)がある。地図データの場合、例えば、レベル3は最も上位の広域地図(いわば最も粗い地図)であり、一方、レベル1は最も下位の詳細地図(いわば最も細かい地図)である。また、道路NWデータの場合、例えば、レベル3は幹線道路だけの道路NWデータであり、一方、レベル1は細い道路までも含む詳細な道路NWデータである。
次に、携帯端末2は、主な機能部として、データ取得部201、経路探索部202、表示部203、記憶部204を有する。
データ取得部201は、必要な地図データ及び道路NWデータが発生すると、サーバ1に対して、必要分の地図データ及び道路NWデータの取得要求を送信することで、必要な地図データ及び道路NWデータを受信(取得)する。受信した地図データ及び道路NWデータは、記憶部204においてキャッシュデータとして記憶される。
ここで例えば、利用者が携帯端末2の画面上で現在位置を表示しようとする際、必要な地図データは、現在位置を含むエリアの地図データである。また、現在位置を出発地として経路探索が実行される場合、必要な道路NWデータは、現在位置を含むエリア〜目的地を含むエリアの道路NWデータである。
但し、必要な地図データ及び道路NWデータが発生した場合でも、携帯端末2が通信圏外等で通信できない状態にあると、言うまでもなく、データ取得部201は、必要分の地図データ及び道路NWデータを取得することはできない。
経路探索部202は、記憶部204に記憶された道路NWデータを用いて、出発地から目的地への経路を探索する。
経路探索には道路NWデータが用いられるが、経路探索部202は、記憶部204に必要な道路NWデータが記憶されている場合(キャッシュされている場合)、効率性や合理性等の観点からサーバ1に対して道路NWデータを要求せず、記憶部204に記憶されている道路NWデータを用いて、経路探索を実行する。
一方、記憶部204に必要な道路NWデータが記憶されていない場合(キャッシュされていない場合)、携帯端末2が通信圏内等で通信できる状態にあれば、サーバ1に対して道路NWデータを要求し、受信した道路NWデータ(受信して記憶部204に記憶された道路NWデータ)を用いて、地図上の経路探索を実行する。
表示部203は、地図上に探索経路が引かれるなどして、探索経路を画面上に表示する。
記憶部204は、データ取得部201により取得された地図データ及び道路NWデータを記憶する。つまり、既に取得済みの地図データ及び道路NWデータが、携帯端末2のキャッシュデータとして記憶される。
なお、上記各機能部は、サーバ1又は携帯端末2を構成するコンピュータのCPU11、ROM12、RAM13等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現される。これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
(地図データ及び道路NWデータ)
図4は、本実施形態にかかる地図データ及び道路NWデータのレベルを示す模式図である。図4に示されるように、地図データ及び道路NWデータには、同一エリアであっても、レベル(詳細度)の異なる複数のデータがある。
レベル3の地図データは、最も上位の広域地図(いわば最も粗い地図)である。これに対し、レベル1の地図データは、最も下位の詳細地図(いわば最も細かい地図)である。詳しい地図を詳細に表示したい場合は、レベル1の地図データの表示が適切である。
また、例えば、レベル3の道路NWデータは、幹線道路だけの道路NWデータである。これに対し、レベル1の道路NWデータは、細い道路までも含む詳細な道路NWデータである。詳しい経路を詳細に探索したい場合は、レベル1の道路NWデータを用いた経路が適切である。
なお、図4に示される道路NWデータは、道路図の如く描かれているが、あくまで概念的に図示したものである。即ち、道路NWデータの実体は、例えば、道路の種類、長さ、幅、交通標識など、道路の「情報」である。
[経路探索例]
次いで、本実施形態にかかる経路探索システム100の経路探索について、図面を参照しながら説明する。
(キャッシュデータ)
図5は、本実施形態にかかる地図データ及び道路NWデータのキャッシュ状態を示す模式図(その1)である。地図データ及び道路NWデータ中、空白はデータがないことを示す。これに対し、斜線は、データがキャッシュされていることを示す。
本実施形態において、図5に示されるように、携帯端末2の記憶部204には、既にレベル3の地図データ及び道路NWデータがキャッシュされているものとする(前提)。これは例えば、ナビ利用開始のセットアップ時などで、最も上位の地図データ及び道路NWデータが、データ取得部201により取得され記憶部204にキャッシュされうる。
図6は、本実施形態にかかる地図データ及び道路NWデータのキャッシュ状態を示す模式図(その2)である。
例えば、携帯端末2の画面上、現在地Aを含むエリアにおけるレベル1の地図が表示要求された場合、データ取得部201は、サーバ1に対して、表示に用いられる少なくともレベル1の地図データの取得要求を送信することで、レベル1の地図データを受信(取得)する。勿論、携帯端末2(データ取得部201)が圏内等で通信できる状態にある。
また、データ取得部201は、携帯端末2が位置する現在地Aを含むエリアの広域地図の表示要求に備え、サーバ1に対して、現在地Aを含むエリアに対応するレベル2及びレベル3の地図データの取得要求を送信することで、そのレベル2及びレベル3の地図データを受信(取得)する。
また、データ取得部201は、携帯端末2が位置する現在地Aからの経路探索要求に備え、サーバ1に対して、現在地Aを含むエリアに対応するレベル1、レベル2及びレベル3の道路NWデータの取得要求を送信することで、そのレベル1、レベル2及びレベル3の道路NWデータを受信(取得)する。
この結果、図6に示されるように、現在地Aを含むエリアに対応するレベル1、レベル2及びレベル3の地図データ、並びに、レベル1、レベル2及びレベル3の道路NWデータが記憶部204にキャッシュされる。
このように、データ取得部201は、全エリアの地図データ及び道路NWデータを予め取得せず、必要となったエリアの地図データ及び道路NWデータを取得する。また、一旦取得した地図データ及び道路NWデータは、記憶部204にキャッシュされる。
(経路探索)
図7は、本実施形態にかかる経路探索の探索例を示す模式図(その1)である。利用者が出発地A(=現在地A)及び目的地Bの入力を行うと、経路探索部202は、まずは記憶部204に記憶された道路NWデータを用いて、出発地から目的地への経路を探索しようとする。
経路探索部202は、記憶部204に必要な道路NWデータが記憶されている場合(キャッシュされている場合)、記憶部204に記憶されている道路NWデータを用いて、経路探索を実行する。
ここで、本実施形態においては、図7に示されるように、出発地Aを含むエリアのレベル1の道路NWデータがキャッシュされているものの、目的地Bを含むエリアのレベル1の道路NWデータがキャッシュされていない。レベル1の道路NWデータは、細い道路までも含む詳細な道路NWデータであるので、目的地Bへの詳しい経路を詳細に探索しナビするには、出発地Aから目的地Bへの全経路を含むエリアのレベル1の道路NWデータが必要となる。
よって、記憶部204に必要な道路NWデータが記憶されていない場合(キャッシュされていない場合)、携帯端末2(データ取得部201)が圏内等で通信できる状態にあれば、サーバ1に対して出発地Aから目的地Bへの全経路を含むエリアのレベル1の道路NWデータを要求する。そして、経路探索部202は、受信した道路NWデータ(受信して記憶部204に記憶された道路NWデータ)を用いて、出発地Aから目的地Bへの詳細な経路探索を実行する。
しかしながら、本実施形態においては、このタイミングで、携帯端末2が通信圏外等で通信できない状態を想定する(前提とする)。言うまでもなく、データ取得部201は、必要分の地図データ及び道路NWデータの取得することはできない。とはいうものの、地図データや道路NWデータを取得できないことを理由として、経路探索や経路案内を中断するとなると、利用者の利便性が低下することになる。
従って、経路探索部202は、記憶部204のキャッシュの範囲内の道路NWデータを用いて経路探索を行うようにする。即ち、本実施形態においては、レベル1の道路NWデータがキャッシュされている範囲内では、レベル1の道路NWデータを用いて詳細な経路探索を行う。レベル1の道路NWデータがキャッシュされていないものの、いずれか上位レベルの道路NWデータがキャッシュされているのであれば、その道路NWデータを用いて、レベル1と同等の詳細度とはいえないものの、その上位レベルの道路NWデータの範囲内で経路探索を行う。
図8は、本実施形態にかかる経路探索の探索例を示す模式図(その2)である。
図8に示されるように、経路探索部202は、出発地Aから目的地Bへの経路をする場合、出発地Aからはまずレベル1の道路NWデータを用いて経路10を探索する。レベル1の道路NWデータがない場合、それよりも上位であってなるべくレベルの低い道路NWデータがキャッシュにあれば、レベル1の道路NWデータの範囲を超えた範囲については、上位レベル3の道路NWデータを用いて経路30を探索する。つまり、経路探索部202は、レベル1の道路NWデータとレベル3の道路NWデータという異なるレベルの道路NWデータを跨いで、経路を探索する。
ここで、レベル1の道路NWデータには、例えば、県道や私道など詳細な道路のデータを含んでいる。これに対し、レベル3の道路NWデータには、例えば、幹線道路など主要道路のみのデータしか含まれていない。
例えば、レベル1の道路NWデータ内の経路10が幹線道路である場合、レベル3の道路NWデータ内の経路30と一致するので、経路10の接続点C1と経路30の接続点C3とを接続することで、探索経路を生成することが可能である。
しかし、レベル1の道路NWデータ内の経路10が県道である場合、レベル3の道路NWデータ内には情報として県道は含まれておらず、レベル3の道路NWデータ内の経路30と一致しない。よって、経路10の接続点C1と経路30の接続点C3とは完全に一致しないという問題がある。
図9は、本実施形態にかかる経路同士の接続例を示す模式図(その1)である。
経路探索部202は、レベル3の道路NWデータの中から、経路10の端部に位置する接続点C1の位置と一致するノードC3又は補間点C3を探索し、一致するノードC3又は補間点C3が存在する場合、接続点C1と、ノードC3又は補間点C3とを接続することで、接続点C1−C3を中継する探索経路を生成する。
なお、道路NWは、大きく、交差点その他道路網表現上の結節点である「ノード」と、ノードとノードの間の道路区間である「リンク」の組み合わせによって構成される。また、ノード間のリンク上、カーブを表現したりノード同士の接続を滑らかにするための「補間点」が存在する。道路NWデータは、ノードの情報(例えば、位置、交差点、交差角度、信号、車幅・車線、交通標識など)、補間点の情報(例えば、位置、カーブ角度)、及びリンクの情報(例えば、位置、信号、車幅・車線、交通標識など)を有する。このため、ノード、リンク及び補間点は、これら情報に基づいて、経路同士の接続点となりうる。
図10は、本実施形態にかかる経路同士の接続例を示す模式図(その2)である。
経路探索部202は、レベル3の道路NWデータの中から、経路10の端部に位置する接続点C1の位置と一致するノードC3又は補間点C3を探索するものの、一致するノードC3又は補間点C3が存在しない場合、経路10の端部に位置する接続点C1の位置と所定距離L内に位置するノードC3又は補間点C3を探索する。レベル3の道路NWデータの中に、所定距離L内に位置するノードC3又は補間点C3が存在する場合、接続点C1と補間点C3とを接続することで、接続点C1−C3を中継する探索経路を生成する。
なお、表示画面中、C1−C3の経路は、空白の経路となるが、表示上は便宜的に、例えば実線や点線で補間したりすればよい。
なお、探索経路は、様々な複数の経路を組み合わせ、総コスト計算を行うことで、最終的な1の経路を探索する。例えば、レベル1の道路NWデータとレベル3の道路NWデータとを同時に用いて、両道路NWデータ上から導出される複数の経路を取得し、それぞれの経路毎の総コスト計算を行うことで、最もコストの小さい1の経路を探索しうる。
(探索結果の表示画面例)
図11は、本実施形態にかかる探索結果を表示した画面例を示す図である。
探索結果は、表示部203により、マップ上に(マップ上の道路上に)、探索経路が表示される。なお、地図データについても、レベル3の地図データのみがキャッシュされている場合、レベル3の地図データのマップ上に(マップ上の道路上に)、探索経路が表示される。
(経路再探索)
図12は、本実施形態にかかる経路探索の再探索例を示す模式図である。
データ取得部201は、携帯端末2が圏内等で通信できる状態になると、探索経路上、レベル3の道路NWデータしかキャッシュされていなかったエリアに対応するレベル1の道路NWデータを取得する。取得したレベル1の道路NWデータは、記憶部204にキャッシュされる。
経路探索部202は、レベル3の道路NWデータしかキャッシュされていなかったエリアに対応するレベル1の道路NWデータがキャッシュされると、当該レベル1の道路NWデータを用いて、再度の経路探索を行うことで、例えば、経路30'を探索する。
これにより、例えば、一旦は圏外のため、探索経路がレベル3の道路NWデータを用いて探索された経路を含んでいる場合であっても、探索経路上レベル3の道路NWデータを用いて探索された経路部分について、レベル1の道路NWデータを用いて再探索されるので、利用者は最終的には詳細な探索経路を得ることが可能である。
[情報処理]
図13は、本実施形態にかかる携帯端末2の経路探索処理を示すフローチャート図である。
S1:まず、経路探索部202は、出発地及び目的地の情報と共に、経路探索要求を受けたか否かを判定する。
S2:次に、経路探索部202は、記憶部204のキャッシュから、出発地、目的地及び中継エリアまでの全道路NWデータを取得する。なお、中継エリアの道路NWデータは、出発地と目的地とを直線で結んだ場合、直線を含むエリア(中継エリア)の道路NWデータとする。また、場合によっては、直線を含むエリアに隣接する周辺エリアを含めてもよい。
S3:経路探索部202は、記憶部204のキャッシュから、出発地、目的地及び中継エリアまでの全道路NWデータを取得できたか否かを判定する。全道路NWデータを取得できず、一部の道路NWデータが欠けている場合、経路探索は不可である。
S4:データ取得部201は、通信可能な状態か否かを判定する。例えば、圏外の場合、通信可能な状態でないと判定しうる。
S5:データ取得部201は、通信可能な状態である場合、サーバ1から、全道路NWデータの最も詳細なレベル(例えば、レベル1が相当)のデータを取得する。なお、エリアによっては、既に最も詳細なレベルの道路NWデータがキャッシュされている場合、その分は取得する必要はなく、不足エリアにおける最も詳細なレベルの道路NWデータのみ取得すればよい。全道路NWデータの最も詳細なレベル(例えば、レベル1が相当)のデータを取得すると、S6へ進む。
S6:経路探索部202は、最も詳細なレベル(例えば、レベル1が相当)の道路NWデータを用いて、経路探索を実行する。これにより、利用者は出発地から目的地への詳細な全探索経路を得ることが可能である。
S7:一方、S4で通信可能な状態でない場合、全道路NWデータを取得できず、一部道路NWデータが欠けている場合、経路探索は不可である。よって、経路探索部202は、経路探索を中止する。この場合、例えば、携帯端末2の画面上にはエラー等を表示することができる。
S8:一方、S3で全道路NWデータを取得できた場合、経路探索部202は、取得した全道路NWデータのレベルは、全て最も詳細なレベル(例えば、レベル1が相当)か否かを判定する。取得した全道路NWデータのレベルが、全て最も詳細なレベル(例えば、レベル1が相当)の場合、S6へ進む。
S9:データ取得部201は、通信可能な状態か否かを判定する。例えば、圏外の場合、通信可能な状態でないと判定しうる。
S10:データ取得部201は、通信可能な状態である場合、サーバ1から、全道路NWデータの最も詳細なレベル(例えば、レベル1が相当)のデータを取得する。なお、エリアによっては、既に最も詳細なレベルの道路NWデータがキャッシュされている場合、その分は取得する必要はなく、不足エリアにおける最も詳細なレベルの道路NWデータのみ取得すればよい。全道路NWデータの最も詳細なレベル(例えば、レベル1が相当)のデータを取得すると、S6へ進む。
S11:一方、S9で通信可能な状態でない場合、記憶部204のキャッシュから、出発地、目的地及び中継エリアまでの全道路NWデータを取得できたものの、レベルに関し、取得できた全道路NWデータのうち一部の道路NWデータは、最も詳細なレベルのもの(例えば、レベル2、3が相当)ではない。経路探索部202は、キャッシュから取得できた範囲内の道路NWデータを用いて、経路探索を実行する。即ち、経路探索部202は、レベルの異なる道路NWデータを跨いで、経路探索を実行する(図7〜11参照)。
なお、S11の後、再びS9へ進み、通信が回復を待機するとよい。通信が回復した場合、S10及びS6へ進むことで、経路探索部202は、最も詳細なレベル(例えば、レベル1が相当)の道路NWデータを用いて、再経路探索を実行する(図12参照)。これにより、利用者は最終的に出発地から目的地への詳細な全探索経路を得ることが可能である。
[総括]
以上、本実施形態にかかる携帯端末2では、携帯端末2が通信圏外等で通信できない状態にあると、キャッシュの範囲内の道路NWデータを用いて経路探索を行うようにする。ここで、道路NWデータは、同一エリアでも詳細度の異なる複数の道路NWデータがある。本実施形態においては、詳細度の異なる複数の道路NWデータがキャッシュされている場合、レベルの異なる道路NWデータを用いて、経路探索を実行する。つまり、レベルの異なる道路NWデータからそれぞれの経路を跨ぐように接続することで、経路探索を実行する。
これにより、圏外等で携帯端末2が通信できない状態になった場合でも、携帯端末側で保持するキャッシュデータの範囲内で、適切な経路探索を実行することで、利用者の利便性を向上させることができる。
なお、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 経路案内サーバ
2 携帯端末
3 ネットワーク
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 入力装置
16 表示装置
17 通信装置
18 音声入出力装置
19 GPS受信装置
100 経路案内システム
101 データ提供部
102 記憶部
201 データ取得部
202 経路探索部
203 表示部
204 記憶部

Claims (5)

  1. 第1の経路ネットワーク情報と、前記第1の経路ネットワーク情報よりも経路ネットワークの詳細度が低い第2の経路ネットワーク情報とを記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された経路ネットワーク情報を用いて、出発地から目的地への経路を探索する経路探索手段とを有し、
    前記経路探索手段は、
    出発地から目的地への経路が、前記第1の経路ネットワーク情報が有する第1の経路と、前記第2の経路ネットワーク情報が有する第2の経路とを跨ぐ場合には、前記第1の経路と前記第2の経路とを接続すること、
    を特徴とする経路探索装置。
  2. 前記経路探索手段は、
    前記第2の道路NWデータの中から、前記第1の経路上の一端部と位置が一致するノード又はリンク補間点を探索し、該ノード又はリンク補間点を中継して、前記第1の経路と前記第2の経路とを接続すること、
    を特徴とする請求項1記載の経路探索装置。
  3. 前記経路探索手段は、
    前記第2の道路NWデータの中から、前記第1の経路上の一端部と位置が一致するノード又はリンク補間点を探索できない場合には、前記第1の経路上の一端部と所定距離内に位置するノード又はリンク補間点を探索し、該ノード又はリンク補間点を中継して、前記第1の経路と前記第2の経路とを接続すること、
    を特徴とする請求項2記載の経路探索装置。
  4. 前記第2の経路を有する前記第1の経路ネットワーク情報を取得する取得手段を有し、
    前記経路探索手段は、
    前記取得手段により前記第2の経路を有する前記第1の経路ネットワーク情報が取得されると、該第1の経路ネットワーク情報を用いて、前記第2の経路ネットワーク情報を用いて探索した前記第2の経路よりも詳細度の高い第2の経路を再探索すること、
    を特徴とする請求項1ないし3何れか一項記載の経路探索装置。
  5. コンピュータに、
    第1の経路ネットワーク情報と、前記第1の経路ネットワーク情報よりも経路ネットワークの詳細度が低い第2の経路ネットワーク情報とを記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された経路ネットワーク情報を用いて、出発地から目的地への経路を探索する経路探索手段として機能させ、
    前記経路探索手段は、
    出発地から目的地への経路が、前記第1の経路ネットワーク情報が有する第1の経路と、前記第2の経路ネットワーク情報が有する第2の経路とを跨ぐ場合には、前記第1の経路と前記第2の経路とを接続すること、
    を特徴とする経路探索プログラム。
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