JP2016038132A - グリル - Google Patents

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Abstract

【課題】バーナキャップのバーナベースに対する着脱が容易であり、バーナキャップがバーナベースに適正載置姿勢で載置された状態を保持することができるグリルを提供する。
【解決手段】グリル庫内の底部に設けられた加熱調理用底部バーナが、円筒状のバーナベース22に対して、バーナベース22の内周筒部22bに内篏する嵌入筒部37aが下方に向けて延設されたバーナキャップ37を、嵌入筒部37aを内周筒部22bに嵌入させてバーナベース22に適正載置姿勢で載置した状態において、複数の炎口Eを周方向に沿って並べる形態で備えるように構成され、バーナキャップ37がバーナベース22に対して適正載置姿勢で載置された状態から移動することを牽制する牽制体39が、牽制作用する牽制作用状態と、牽制作用を解除する牽制解除状態とに切替自在で、且つ、牽制作用状態に弾性復帰する形態で設けられる。
【選択図】図11

Description

本発明は、調理容器が前部開口から挿脱されるグリル庫の底部に、前記調理容器を加熱する加熱調理用底部バーナが備えられ、前記加熱調理用底部バーナが、円筒状のバーナベースに対して、当該バーナベースの内周筒部に内嵌する嵌入筒部が下方に向けて延設された環状のバーナキャップを、前記嵌入筒部を前記内周筒部に嵌入させて前記バーナベースに対して適正載置姿勢で載置した状態において、前記バーナベースと前記バーナキャップとの間に、径方向外方に向かう炎を形成する複数の炎口を周方向に沿って並べる形態で備えるように構成されているグリルに関する。
かかるグリルは、前部開口を通してグリル庫に対して挿脱される調理容器を、グリル庫の底部に設けられた加熱調理用底部バーナにて加熱して、各種の加熱調理を行うように構成されたものである。
そして、加熱調理用底部バーナが、環状のバーナキャップを、バーナベースに対して適正載置姿勢で載置した状態において、バーナベースとバーナキャップとの間に、径方向外方に向かう炎を形成する複数の炎口を周方向に沿って並べる形態で備えるように構成されているから、複数の炎口にて形成される炎によって、調理容器の低部を良好に加熱できるものである。(例えば、特許文献1参照。)。
ちなみに、特許文献1には、加熱調理用底部バーナについての詳細な説明は省略されているが、加熱調理用底部バーナが、円筒状のバーナベースに対して、当該バーナベースの内周筒部に内嵌する嵌入筒部が下方に向けて延設された環状のバーナキャップを、嵌入筒部を内周筒部に嵌入させてバーナベースに対して適正載置姿勢で載置した状態において、バーナベースとバーナキャップとの間に、径方向外方に向かう炎を形成する複数の炎口を周方向に沿って並べる形態で備えるように構成されていることを、図面より読み取ることができる。
また、特許文献1のグリルは、調理容器が、グリル庫に対してスライドレールにより出退移動自在に構成された受枠に載置されている。よって、調理容器が、受枠のグリル庫に対するスライドレールによる出退移動に伴って、前部開口を通してグリル庫に対して挿脱されるものである。
特開2014−119243号公報
加熱調理用底部バーナは、環状のバーナキャップを、バーナベースに対して適正載置姿勢で載置した状態において、バーナベースとバーナキャップとの間に、径方向外方に向かう炎を形成する複数の炎口を周方向に沿って並べる形態で備えるように構成されているので、バーナキャップがバーナベースに対して適正載置姿勢で載置されない状態となると、バーナベースとバーナキャップとの間に、複数の炎口が適正に形成されず、燃焼不良等の燃焼異常が発生する虞がある。よって、バーナキャップがバーナベースに対して適正載置姿勢で載置される状態に保持する必要がある。
そして、上述の如く、バーナキャップを、嵌入筒部を内周筒部に嵌入させてバーナベースに対して適正載置姿勢で載置した状態では、嵌入筒部が内周筒部に嵌入されているので、バーナキャップをバーナベースに対して適正載置姿勢で載置した状態に保持しやすいものであるが、例えば、調理容器を前部開口を通してグリル庫内に設置する場合に発生する振動等により、バーナキャップがバーナベースに対して移動して、バーナキャップがバーナベースに対して適正載置姿勢で載置されない状態となる虞がある。
すなわち、特許文献1のように、調理容器が、受枠のグリル庫に対するスライドレールによる出退移動に伴って、前部開口を通してグリル庫に対して挿脱されるものである場合は、受枠を出退移動するときに発生する振動、特に、受枠をグリル庫の前方に引き出された引出位置からグリル庫内に収納する収納位置まで高速で移動させた際に、受枠が収納位置で止まった時に発生する振動等によって、バーナキャップがバーナベースに対して移動して、バーナキャップがバーナベースに対して適正載置姿勢で載置されない状態となる虞がある。
ちなみに、バーナキャップがバーナベースに対して適正載置姿勢で載置されない状態となることを防止するために、バーナキャップとバーナベースとをネジ等の締付具にて固定することが考えられるが、この場合、バーナベースやバーナキャップの清掃等を行うために、バーナベースに対してバーナキャップを着脱することが面倒となる虞があった。
つまり、バーナキャップとバーナベースとをネジ等の締付具にて固定すると、バーナベースに対するバーナキャップの着脱を行うために、ネジ等の締付具を回動操作しながら、締付具に対する面倒な締緩作業を行うことが必要となるので、バーナベースに対するバーナキャップの着脱が面倒となるものである。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、バーナキャップのバーナベースに対する着脱を容易に行うことができつつも、バーナキャップがバーナベースに対して適正載置姿勢で載置された状態を保持することができるグリルを提供することにある。
この目的を達成するための本発明に係るグリルは、
調理容器が前部開口から挿脱されるグリル庫の底部に、前記調理容器を加熱する加熱調理用底部バーナが備えられ、
前記加熱調理用底部バーナが、円筒状のバーナベースに対して、当該バーナベースの内周筒部に内嵌する嵌入筒部が下方に向けて延設された環状のバーナキャップを、前記嵌入筒部を前記内周筒部に嵌入させて前記バーナベースに対して適正載置姿勢で載置した状態において、前記バーナベースと前記バーナキャップとの間に、径方向外方に向かう炎を形成する複数の炎口を周方向に沿って並べる形態で備えるように構成されているグリルであって、その第1特徴構成は、
前記バーナキャップが前記バーナベースに対して前記適正載置姿勢で載置された状態から移動することを牽制する牽制体が、牽制作用する牽制作用状態と、前記牽制作用を解除する牽制解除状態とに切替自在で、且つ、前記牽制作用状態に弾性復帰する形態で設けられている点にある。
上記グリルの第1特徴構成によれば、牽制体を牽制作用状態とすることで、バーナキャップがバーナベースに対して適正載置姿勢で載置された状態から移動することが牽制されるので、例えば、調理容器のグリル庫に対する挿脱に伴って、グリル庫が振動した場合でも、バーナキャップがバーナベースに対して適正載置姿勢で載置された状態に保持することができる。
また、牽制体を牽制解除状態とすることで、牽制作用が解除されるので、バーナベースやバーナキャップの清掃等を行う際に、バーナベースからバーナキャップを取り外すことができる。
そして、牽制体が、牽制作用状態に弾性復帰する形態で設けられているから、牽制体を牽制作用状態と牽制解除状態に切替えることを容易に行えるため、バーナキャップのバーナベースに対する着脱を容易に行うことができる。
すなわち、牽制体を牽制作用状態から牽制解除状態に切替えるには、弾性復帰力に抗して、牽制体を牽制作用状態から牽制解除状態に切替えながら、牽制解除状態に保持すればよく、また、牽制体を牽制解除状態から牽制作用状態に切替えるには、牽制体を牽制解除状態に保持する操作を解除すれば、弾性復帰力にて牽制体を牽制解除状態から牽制作用状態に切替えることができるため、牽制体を牽制作用状態と牽制解除状態に切替えることを容易に行えるのであり、その結果、バーナキャップのバーナベースに対する着脱を容易に行うことができるのである。
よって、バーナキャップのバーナベースに対する着脱を容易に行うことができつつも、バーナキャップをバーナベースに対して適正載置姿勢で載置された状態に保持することができるグリルを提供することができる。
本発明に係るグリルの第2特徴構成は、上記グリルの第1特徴構成に加えて、
前記牽制体が、前記牽制解除状態に弾性変形し、且つ、前記牽制作用状態に弾性復帰する形態に、弾性材で構成されている点にある。
上記グリルの第2特徴構成によれば、牽制体を、弾性材にて、牽制解除状態に弾性変形しかつ牽制作用状態に弾性復帰する形態に構成するものであるから、つまり、弾性変形する弾性材そのものにて、牽制体を構成するものであるから、牽制体の簡素化を図ることができる。
つまり、例えば、牽制体を、牽制作用状態と牽制解除状態とに切替え自在な牽制作用体と、牽制作用体を牽制作用状態に復帰付勢する弾性付勢具とから構成することが考えられるが、第2特徴構成によれば、弾性変形する弾性材にて牽制体を構成することによって、牽制体を構成する部品数を減少させた簡素な形態で牽制体を構成することができるのである。
本発明に係るグリルの第3特徴構成は、上記グリルの第2特徴構成に加えて、
前記牽制体が、前記内周筒部の下面部に接当する前記牽制作用状態と、前記内周筒部の径方向内側に引退して前記牽制解除状態とに切替自在な形態で、前記嵌入筒部の下端部に支持される点にある。
上記グリルの第3特徴構成によれば、加熱調理底部バーナの本来構成、つまり、バーナキャップに、バーナベースの内周筒部に内嵌する嵌入筒部が設けられるという構成を利用して、
牽制体を、嵌入筒部の先端部に、内周筒部の下面部に接当する牽制作用状態と、内周筒部の径方向内側に引退する牽制解除状態とに切換え自在な形態で支持するようにするものであるから、バーナキャップやバーナベースを大幅に改造することなく、牽制体を装着することができる。
本発明に係るグリルの第4特徴構成は、上記グリルの第3特徴構成に加えて、
前記牽制体が、前記嵌入筒部の外周に周方向に沿って外向開口状に設けられた凹入溝に嵌入する円弧状で、且つ、両端部を径方向の内方側に折り曲げた操作部を備えて構成され、且つ、前記両端部に備えられた一対の操作部を、互いに近接させる近接状態とすることで、前記径方向内側に縮径して前記牽制解除状態となり、前記近接状態を解除することで径方向外側に弾性復帰により拡径して前記牽制作用状態となるように構成されている点にある。
上記グリルの第4特徴構成によれば、円弧状の牽制体を、バーナキャップの嵌入筒部の外周に周方向に沿って外向開口状に設けられた凹入溝に嵌入することにより、バーナキャップの嵌入筒部と一体的に移動するようにする。
そして、円弧状の牽制体の両端部の一対の操作部に対する操作によって、牽制体を牽制作用状態と牽制解除状態とに切替えることができるようにするのである。
つまり、一対の操作部を互いに近接させる近接状態とすることにより、牽制体を径方向内側に縮径させて牽制解除状態にし、一対の操作部を近接状態に操作することを解除することにより、牽制体を径方向外側に弾性復帰力にて拡径させて牽制作用状態にするのである。
以上の通り、牽制体を一対の操作部を備える円弧状に構成して、一対の操作部に対する操作によって、牽制作用状態と牽制解除状態とに切替えることができるようにするものであるから、牽制作用状態と牽制解除状態とに適切に切替えることができる牽制体を、一層簡素な形態で構成することができる。
本発明に係るグリルの第5特徴構成は、上記グリルの第4特徴構成に加えて、
前記内周筒部が、上端部の開口径を前記牽制作用状態の前記牽制体の外径よりも大きくし、かつ、下端部の開口径を前記牽制作用状態の前記牽制体の外径よりも小さくする形態で、開口径を上端部から下端部に向け減少させる状態に構成されている点にある。
上記グリルの第5特徴構成によれば、バーナベースの内周筒部の上端部の開口径が、バーナキャップの嵌入筒部の下端部に支持された牽制体の牽制作用状態での外径よりも大きいから、バーナキャップの嵌入筒部をバーナベースの内周筒部に嵌入することを、牽制体が邪魔になることなく良好に行えるものとなる。
そして、バーナベースの内周筒部の開口径が、上端部から下端部に向けて減少され、内周筒部の下端部の開口径が、牽制作用状態の牽制体の外径よりも小さいから、バーナキャップの嵌入筒部をバーナベースの内周筒部に嵌入していくと、バーナキャップの嵌入筒部の下端部に支持された牽制体が、バーナベースの内周筒部の下端部に向けて移動するに伴って縮径し、その後、バーナキャップが適正載置姿勢でバーナベースに載置されるまで、バーナキャップの嵌入筒部をバーナベースの内周筒部に嵌入して、牽制体がバーナベースの内周筒部の下端部よりも下方に移動すると、牽制体が、自動的に、牽制作用状態に弾性復帰することになる。
つまり、バーナキャップの嵌入筒部の下端部に牽制体を支持しながらも、バーナベースの内周筒部の上端部の開口径が、牽制体の牽制作用状態での外径よりも大きいため、バーナキャップの嵌入筒部をバーナベースの内周筒部に嵌入することを良好に行え、そして、バーナキャップの嵌入筒部を、バーナキャップが適正載置姿勢でバーナベースに載置されるまで、バーナベースの内周筒部に嵌入するだけで、牽制体を牽制作用状態となる状態に装着できるのである。
よって、バーナキャップの嵌入筒部の下端部に牽制体を支持しながらも、バーナキャップの嵌入筒部をバーナベースの内周筒部に嵌入することを良好に行え、しかも、バーナキャップの嵌入筒部をバーナベースの内周筒部に嵌入しながら、バーナキャップを適正載置姿勢でバーナベースに載置するだけの操作で、牽制体を牽制作用状態で装着することができる。
本発明に係るグリルの第6特徴構成は、上記グリルの第1乃至第5特徴構成に加えて、
前記加熱調理用底部バーナを支持する支持用基体が前記前部開口を通して挿脱自在な形態で、前記グリル庫内の底部に着脱自在に備えられている点にある。
上記グリルの第6特徴構成によれば、支持用基体を前部開口を通してグリル庫の外部に取り出すことで、支持用基体に支持された加熱調理用底部バーナをグリル庫の外部に取り出すことができる。
そして、グリル庫の外部の広い空間において、加熱調理用底部バーナに設けられた牽制材を牽制作用状態から牽制解除状態へ切替えながら、バーナベースに対してバーナキャップを着脱することができる。
ちなみに、グリル庫の外部の広い空間においては、支持用基体に支持される加熱調理用底部バーナを支持用基体から取り外すことも容易に行うことができる。そして、そのように加熱調理用底部バーナを支持用基体から取り外す場合には、加熱調理用底部バーナを支持用基体から取り外した状態で、牽制材を牽制作用状態から牽制解除状態へ切替えることになり、その切替の容易化を図ることができる。
ガスコンロの斜視図 グリルの縦断側面図 グリル庫の上壁を外した状態のグリルの斜視図 排気ダクトを外した状態のグリルの縦断正面図 支持枠案内部材及び汁受け皿のグリル庫への取付け状態を示す斜視図 グリルの左側方底部の縦断正面図 グリルの後方底部の切欠き斜視図 支持枠案内部材及び汁受け皿の分解斜視図 支持用基体のグリル庫への取付け状態を示す斜視図 グリル庫に支持用基体が取り付けられた状態のグリルの横断面図 加熱調理用底部バーナの分解斜視図 バーナキャップのバーナベースへの載置構造を示す縦断正面図 加熱調理用底部バーナの縦断側面図 牽制体の牽制作用状態と牽制解除状態とを示す図 昇降支持手段の斜視図 昇降支持手段の分解斜視図 温度検出部の当接状態(a)及び離間状態(b)を示す昇降支持手段の断面図 引出部が収納位置にある時のグリルの縦断側面図 引出部が引出側位置にある時のグリルの縦断側面図 引出部の出退移動方向の位置と機械式連係手段の状態との関係を示す図
以下、図面に基づいて、本発明に係るグリルを、ガスコンロのグリルに適用した場合の実施形態を説明する。
(ガスコンロの構成)
図1に示すように、本発明に係るグリルGが適用されるガスコンロは、コンロ本体1の上面部に、左右一対のコンロバーナ2を備え、且つ、コンロ本体1の内部にグリルGを備えて構成されている。
このガスコンロは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されるものであって、詳述はしないが、コンロ本体1の上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
コンロ本体1の上部には、ガラス製の天板3が装備され、コンロ本体1の上面部の後部側には、グリルGの燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が形成されている。
また、天板3の上部には、コンロバーナ2にて加熱される鍋等の加熱対象容器を載置するための五徳5が、左右のコンロバーナ2の夫々に対応して設けられている。
尚、コンロバーナ2の中央部には、図1に示すように、鍋等の加熱対象容器の存在及び加熱対象容器の底壁温度を検出するコンロバーナセンサー12が設けられている。
ちなみに、コンロ本体1の上面部の手前側箇所には、左右のコンロバーナ2の夫々に対する一対のコンロ用操作具6が設けられ、一対のコンロ用操作具6の間に相当する箇所には、運転スイッチ(図示せず)が設けられている。
一対のコンロ用操作具6は、前後や左右のスライド操作及び左右の回転操作により、点火及び消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令、及び、タイマー調理の指令等を行うように構成されている。
なお、図示を省略するが、コンロ本体1の内部には、ガスコンロの運転を制御するための各種制御を実行するように構成された制御部が設けられている。
また、コンロ本体1の前面部におけるグリルGの右側箇所には、グリルG内に設けられた加熱調理バーナ13(図2〜図4参照)を操作するためのグリル用設定操作部10が設けられている。詳述はしないが、グリル用設定操作部10には、加熱調理バーナ13に対する点火及び消火を指令する押し操作式のグリル点火スイッチ、加熱調理バーナ13の火力を調節するためのグリル用火力調節スイッチ等が設けられている。
ちなみに、グリル用設定操作部10は、下端側の横軸心回りでの回動により開閉自在に枢支されている。図1には、グリル用設定操作部10が開き状態にある場合が例示されている。
(グリルの全体構成)
図2及び図3に示すように、グリルGは、グリル扉19及び調理容器Nを備え、且つ、グリル庫7の内部に収納される収納位置とグリル庫7の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在な引出部11と、グリル庫7の内部に備えられ、且つ、収納位置に位置する引出部11に備えられた調理容器Nの底部Naに当接して調理容器Nの温度を検出可能な温度検出部としてのグリル用温度センサ14等とを備えて構成されている。
グリル庫7は、前方及び後方が開口した角筒状に形成され、前方の開口が前部開口8とされ、後方の開口とグリル排気口4とが排気ダクト16にて接続されて、その排気ダクト16により排気路15が形成されている。なお、この排気路15には、排気路15を流れる調理排気に含まれる火炎を消火する消炎部材15aが設けられている。
グリル庫7の前部開口8は、引出部11を収納位置に移動したときに、グリル扉19により閉じられるように構成されている。
なお、グリル扉19は、後述する案内レール機構17に支持した扉接続部材19bに、扉本体部19aを支持する形態に構成されている。図2及び図3には、扉本体部19aが扉接続部材19bから取り外された状態の引出部11が記載されている。図2には、扉本体部19aを仮想線で記載している。
ちなみに、図1及び図2には、グリル扉19によって前部開口8が閉じられて、引出部11がグリル庫7内に収納された収納位置にある状態が示されている。一方、図3には、引出部11がグリル庫7の前方に引き出された引出位置にある状態が示されている。このように引出部11が収納位置と引出位置との間で移動することで、引出部11に備えられた調理容器Nがグリル庫7の前部開口8から挿脱されるように構成されている。
図2及び図4に示すように、加熱調理バーナ13として、収納位置に位置する引出部11に載置された調理容器Nの上方から調理容器Nを加熱する上側バーナ13aと、収納位置に位置する引出部11に備えられた調理容器Nの底部Naを加熱する加熱調理用底部バーナとしての下側バーナ13bとが設けられている。
図4及び図5に示すように、グリル庫7の底壁7bの上部に、下側バーナ13bとグリル用温度センサ14とを支持する支持用基体30が設けられている。また、支持用基体30の上方に、調理容器Nから溢れた調理汁等を受ける汁受け部材40が設けられている。汁受け部材40は、下側バーナ13bを上方に突出させるバーナ挿通用開口40gを備えている。なお、汁受け部材40は、上面視の形状が略長方形状に形成され、その長手方向及び短手方向の寸法が、グリル庫7の内部の前後幅方向及び横幅方向の寸法と略一致するように形成されている。
(引出部の構成)
図2〜図4に示すように、引出部11には、調理容器Nの外周縁部を支持する形態に線材を曲げ加工して構成された容器支持枠18が備えられている。引出部11は、グリル庫7内の左右一対の横側壁7aの内面に沿って配置する状態で設けられた左右一対の案内レール機構17に支持されている。
この案内レール機構17は、図2及び図4に示すように、中間レール17mが固定レール17bにその長手方向にスライド移動自在に支持され、可動レール17tが中間レール17mにその長手方向にスライド移動自在に支持されて構成されている。
具体的には、案内レール機構17は、グリル庫7に装着した固定レール17bに対して出退移動自在に支持される引出部支持用の可動レール17tを備えて構成され、グリル庫7の左右一対の横側壁7aの内面に沿って配置する状態で左右一対設けられている。
すなわち、固定レール17bが、その長手方向を引出部11のグリル庫7に対する出退移動方向に沿う状態としてグリル庫7の横側壁7aの下部に設けられ、固定レール17bに対してグリル庫横幅方向内方側に位置して並ぶ状態の可動レール17tの前端部に、扉接続部材19bが取り付けられている。なお、この扉接続部材19bは、左右一対の可動レール17tの先端に、立ち姿勢で架け渡された状態で着脱自在に取り付けられている。なお、可動レール17tの前端部とは、可動レール17tのグリル扉19側の端部である。
また、この可動レール17tには、可動レール17tのグリル庫横幅方向内方側を覆う板状のレールカバー25が設けられている。なお、詳しくは後述するが、機械式連係手段Yの操作部Y1が、このレールカバー25にて構成されている。
図2及び図3に示すように、容器支持枠18の前端部における両横側部には、前方に突出する湾曲状に形成された前端側被支持部18aが設けられており、この前端側被支持部18aが、扉接続部材19bのグリル庫内面側に設けられた左右一対の係止片部19cに支持されている。なお、容器支持枠18の前端側被支持部18aは、左右一対の係止片部19cに揺動自在に支持されている。なお、容器支持枠18の前端部とは、容器支持枠18のグリル扉19側の端部である。
また、容器支持枠18の後端部における両横側部には、後方に且つ下方に突出する左右一対の後端側被支持部18bが設けられている。この左右一対の後端側被支持部18bが、グリル庫7の左右一対の横側壁7aの内面に沿って配置する状態で設けられた左右一対の支持枠案内部材50に各別に支持されている。なお、容器支持枠18の後端部とは、容器支持枠18のグリル庫7の後壁7c側の端部である。
また、図4及び図18に示すように、引出部11が収納位置に収納された状態において、後端側被支持部18bにおけるグリル庫前後幅方向の前側部分が支持枠案内部材50に支持され、且つ、後端側被支持部18bにおけるグリル庫前後幅方向の後方側部分がグリル庫7の後壁7cに形成した挿通孔9aを通してグリル庫後方側に突出するように構成されている。また、グリル庫7の後壁7cに、挿通孔9aを通してグリル庫後方側に突出する後端側被支持部18bを収納する袋状の収納部9が設けられている。
さらに、容器支持枠18には、容器支持枠18の前側部分に、上方に突出する前側上方突出部18cが設けられ、容器支持枠18の後側部分に、上方に突出する後側上方突出部18dが設けられている。前側上方突出部18cと後側上方突出部18dとで後述する調理容器Nが支持されている。
(調理容器の構成)
図2〜図4に示すように、調理容器Nは、平面視の形状が概略長方形状の皿状に構成されている。また、調理容器Nの平面視で前後方向の周縁部35に、外側に向けて突出する外側突状部36が設けられている。そして、外側突状部36を、容器支持枠18の前側上方突出部18cと後側上方突出部18dとに載置する状態で、容器支持枠18に載置支持されている。
(支持枠案内部材の構成)
図4及び図5に示すように、支持枠案内部材50は、グリル庫7とは別体に形成されてグリル庫内に装着されている。この支持枠案内部材50は、案内レール機構17の上方箇所に設けられている。つまり、支持枠案内部材50は、汁受け部材40の上面側に装着する形態で、グリル庫7の横側壁7aに沿って設けられている。また、支持枠案内部材50は、容器支持枠18を摺動自在に支持する摺動支持部分50aと、容器支持枠18の横移動を受止め規制する横規制部分50bとを備える形態に構成されている。この支持枠案内部材50は、耐摩耗性に優れた耐摩耗性部材で構成されている。
そして、図6及び図8に示すように、支持枠案内部材50には、長手方向の両端部に設けられた端部当接部50dと、長手方向に沿って摺動支持部分50aから下方に延びる状態で設けられた長手当接部50eとが設けられている。なお、端部当接部50dと長手当接部50eとは、支持枠案内部材50を汁受け部材40に装着する際に、汁受け部材40の上面と当接するものである。
さらに、支持枠案内部材50の、長手方向の両端部に、下方に延出する案内部材係合爪50cが設けられている。なお、この案内部材係合爪50cは、支持枠案内部材50を汁受け部材40に装着する際に、支持枠案内部材50を汁受け部材40に固定するために使用するものである。
具体的には、摺動支持部分50aは、横側壁7aに沿って出退方向に延びる上向きの平面によって構成されている。また、横規制部分50bは、断面視で摺動支持部分50aから横側壁7aに向けて上方に向かう傾斜状平面で構成され、摺動支持部分50aに沿って設けられている。この横規制部分50bが容器支持枠18の後端側被支持部18bの横移動を受止め規制する作用により、グリル庫7内を移動する容器支持枠18の後端側被支持部18bが、摺動支持部分50a上を移動する状態に維持される。
(支持用基体の構造)
図9及び図10に示すように、支持用基体30は、略方形の板状体で構成され、左右一対の案内レール機構17の間に設けられている。この支持用基体30のグリル庫横幅方向の幅は、支持用基体30のグリル庫横幅方向の両端部が左右一対の案内レール機構17のグリル庫横幅方向内方側に隣接する幅とされている。支持用基体30のグリル庫前後方向の前側及び後側における左右両側の位置には、支持用基体30をグリル庫7の底壁7bにボルトによって固定するための固定用貫通孔30bが設けられている。また、支持用基体30の前側の左右両側の位置には、下方に突出する突出片30cが設けられている。この左右一対の突出片30cは、支持用基体30の前側に設けられた左右一対の固定用貫通孔30bに近接する位置に設けられている。
支持用基体30のグリル庫横幅方向の中央部には、下側バーナ13bが設けられている。詳しくは後述するが、下側バーナ13bは、混合管部21を備えたバーナ本体23とバーナキャップ37とを備えて構成されている。混合管部21は、グリル庫前後方向に沿って配置されている。そして、支持用基体30のグリル庫前後方向の後端部には、混合管部21と離間して導管接続部材26が設けられている。導管接続部材26の後側にはガス導管28と接続する導管接続部26a及び導管固定金具27が備えられ、前側には噴出ノズル24が備えられている。尚、ガス導管28は、ガス導管28を導管接続部26aに挿入した状態、且つ、ガス導管28の外周部に導管固定金具27を位置する状態として、導管固定金具27に設けられた導管固定ネジ27aを締めることで導管接続部26aに固定される。
また、支持用基体30の右側端部と、下側バーナ13bとの間には、グリル用温度センサ14を昇降自在に支持する昇降支持手段Xが設けられている。
(汁受け皿の取付構造)
図5〜図7に示すように、汁受け部材40の前端側には、下方に延びる前板部40aが設けられている。また、後端側の左右両端には下方に延びる後板部40bが設けられている。また、汁受け部材40の両側部には、下方に延びる側板部40cが設けられている。一方、グリル庫7の底壁7bの前端部には、上方に立設する前端部立設板7eが設けられている。
そして、汁受け部材40の後板部40bに設けられた係合孔40eを、グリル庫7の後壁7cに設けられた係合爪7fに係合させた状態で、汁受け部材40の前板部40aと底壁7bの前端部立設板7eとをボルトで固定して、汁受け部材40がグリル庫7に固定される。その際、汁受け部材40の側板部40cは、固定レール17bを横側壁7aに取り付けるための取付金具29に載置された状態となる(図4参照)。このように、汁受け部材40が、グリル庫7内に着脱自在に設けられている。
また、図3に示すように、引出部11をグリル庫7の前方側に突出させた状態では、グリル扉19がグリル庫7の前方側に離れて、前部開口8が開かれた状態となる。この状態において、汁受け部材40を前部開口8を通してグリル庫内に挿入すること、及び、汁受け部材40を前部開口8を通してグリル庫内から取り出すことができる。つまり、汁受け部材40が、前部開口8を通して挿脱自在に設けられている。尚、引出部11から調理容器N及び容器支持枠18を取り外すことで、汁受け部材40を前部開口8を通して挿脱することが容易となる。
よって、汁受け部材40が、引出部11をグリル庫7の前方側に突出させた状態において、前部開口8を通して挿脱自在な形態で、グリル庫7内に着脱自在に設けられている。
(支持枠案内部材の取付構造)
図5及び図8に示すように、支持枠案内部材50の案内部材係合爪50cを、汁受け部材40の両側部における前端側箇所及び後端側箇所に設けられた案内部材用係合孔40fに挿入して、支持枠案内部材50の端部当接部50dと長手当接部50eとが、汁受け部材40の上面に当接する状態とする。この状態で、案内部材用係合孔40fに挿入した案内部材係合爪50cを、汁受け部材40の下面に密着するように折り曲げることで、支持枠案内部材50が汁受け部材40に固定されている。
(支持用基体の取付構造)
図9及び図10に示すように、グリル庫7の底壁7bの後側には、支持用基体30の後端部の左右両端部30dを受止める左右一対の後端係止部7gが設けられている。また、グリル庫7の底壁7bの前側には、支持用基体30の突出片30cが貫通する突出片貫通孔7hが設けられている。さらに、グリル庫7の底壁7bの前側及び後側には、夫々左右一対の固定用ネジ穴7iが設けられている。
そして、底壁7bの後端係止部7gに、支持用基体30の左右両端部30dを係止させる状態、かつ、底壁7bの突出片貫通孔7hに支持用基体30の突出片30cを貫通させる状態で、支持用基体30を底壁7bに載置して、固定用ネジ30aを固定用貫通孔30bに貫通させて、底壁7bの固定用ネジ穴7iに固定することで、支持用基体30が底壁7bに固定されている。よって、支持用基体30が固定用ネジ30aによって、グリル庫7内に着脱自在に設けられている。
また、図3に示すように、引出部11をグリル庫7の前方側に突出させた状態では、グリル扉19がグリル庫7の前方側に離れて、前部開口8が開かれた状態となる。この状態において、支持用基体30を前部開口8を通してグリル庫内に挿入すること、及び、支持用基体30を前部開口8を通してグリル庫内から取り出すことができる。つまり、支持用基体30が、前部開口8を通して挿脱自在に設けられている。尚、引出部11から調理容器N及び容器支持枠18を取り外すことで、支持用基体30を前部開口8を通して挿脱することが容易となる。
よって、下側バーナ13bとグリル用温度センサ14とを支持する支持用基体30が、引出部11をグリル庫7の前方側に突出させた状態において、前部開口8を通して挿脱自在な形態で、グリル庫7内に着脱自在に設けられている。
尚、支持用基体30をグリル庫7内から取り出す場合には、支持用基体30に設けられた導管接続部材26にガス導管28が接続されているので、導管接続部材26からガス導管28を取り外すことで、支持用基体30をグリル庫7内から取り出すことができる。また、支持用基体30をグリル庫7内に挿入する場合には、挿入後において導管接続部材26にガス導管28を接続することで、下側バーナ13bにガスを供給することができる。
よって、支持用基体30をグリル庫7内から取り出し、及び、支持用基体30をグリル庫7内に挿入する際には、バーナ本体23及びバーナキャップ37とを備えた下側バーナ13b、グリル用温度センサ14を備えた昇降支持手段X、及び、噴出ノズル24、導管接続部26a並びに導管固定金具27を備えた導管接続部材26が支持用基体30に支持された状態で、グリル庫7内から取り出し、及び、グリル庫7内に挿入されることとなる。
(グリル用温度センサの構成)
図2及び図4に示すように、グリル用温度センサ14が、バーナベース22の内周筒部22bに内嵌したバーナキャップ37の嵌入筒部37aの内周側を貫通する状態で設けられている。つまり、平面視で環状の炎孔列の中央に設けられている(図10参照)。このグリル用温度センサ14は、円筒状の本体部14bと、その本体部14bの端部開口を閉塞する当接部14aと、その当接部14aの裏面に当て付けられた状態で固定され、温度を検出するセンサ部(図示せず)とを備えて構成されている。このセンサ部は、例えば、熱電対やサーミスタ等で構成されている。
(昇降支持手段の構成)
図15及び図16に示すように、昇降支持手段Xは、一端部に被操作部Y2を備え且つ他端部にグリル用温度センサ14を備えた揺動部材31を、グリル庫7に設置した支持部材32にて、揺動部材31の被操作部Y2とグリル用温度センサ14との間における被操作部Y2の存在側に偏った箇所を上下方向に揺動自在に支持する形態に構成されている。つまり、支持部材32は、グリル庫7の底壁7bに設けられた支持用基体30に固定状態で設置され、揺動部材31に設けられた揺動支点軸31bが、支持部材32の支持孔32aによって上下方向に揺動自在に支持されて構成されている。
具体的には、支持部材32が、支持用基体30に固定するための左右の固定部32bと、その固定部32bの上部に形成された逆U字状の本体枠部32cとから構成されている。そして、揺動部材31が、揺動部材31に貫通して設けられた揺動支点軸31bが、本体枠部32cの支持孔32aによって支持される状態で、本体枠部32cの内部に設けられている。なお、一端部に備えらえた被操作部Y2は、レールカバー25の移動に伴って回転する回転部材で構成されている。
揺動部材31は、剛性を有する本体部分33と弾性変形自在な板バネで形成されたバネ材部分34とを備え、本体部分33の一端部にバネ材部分34を接続して構成されている。この本体部分33に揺動支点軸31bを設けて、支持部材32にて支持する形態に構成されている。
そして、バネ材部分34が、本体部分33に接続する接続部位34aから延びる延長部分34bを備える形態に構成され、延長部分34bが、揺動部材31をグリル用温度センサ14が離間状態となる離間状態側に向けて復帰付勢する弾性付勢力を発生する形態で、支持部材32の本体枠部32c内に係止されている。この延長部分34bは、バネ材部分34を接続部位34aで湾曲させて、その湾曲部位から支持部材32の本体枠部32cの上方で係止される部位までのバネ材部分34で構成されている。つまり、延長部分34bは、バネ材部分34と一体的に構成され、支持部材32の本体枠部32c内に位置する状態で設けられている。
図17に示すように、昇降支持手段Xによって、グリル用温度センサ14を上昇させて調理容器Nの底部Naに当接させる当接状態(図17(a)参照)と、グリル用温度センサ14を下降させて調理容器Nの底部Naから離間させる離間状態(図17(b)参照)とに切り替え自在に支持されている。なお、詳しくは後述するが、昇降支持手段Xの被操作部Y2が、引出部11に設けたレールカバー25で構成される操作部Y1によって操作されることで、グリル用温度センサ14が当接状態と離間状態とに切り替えられる。
(機械式連係手段の構成)
図18〜図20に基づいて、機械式連係手段について説明する。図20において、引出部11のグリル庫7に対する出退移動方向Zにおける各位置を、扉本体部19aのグリル庫側の面のグリル庫7に対する各位置として、引出部11の出退移動方向Zの各位置と機械式連係手段Yの動作状態との関係を示す。
図18及び図19に示すように、グリルGには、昇降支持手段Xと引出部11とを機械的に連係する機械式連係手段Yが備えられている。この機械式連係手段Yは、引出部11に設けられた操作部Y1と、昇降支持手段Xに設けられた被操作部Y2とで構成されており、引出部11のグリル庫7に対する出退移動に伴って、操作部Y1にて被操作部Y2を操作する手段である。つまり、操作部Y1にて被操作部Y2を操作することにより、昇降支持手段Xに設けられたグリル用温度センサ14が昇降移動するように構成されている。
なお、操作部Y1は、引出部11に設けられた可動レール17tのレールカバー25で構成され、被操作部Y2は、昇降支持手段Xに揺動自在に設けられた揺動部材31に設けられた回転部材で構成されている。
具体的には、被操作部Y2は、引出部11のグリル庫7に対する出退移動方向Zにおけるグリル庫7内の所定位置Z1にて、当接状態にするための当接用被操作位置H1と離間状態にするための離間用被操作位置H2とに移動する形態で設けられている。
ちなみに、被操作部Y2が離間用被操作位置H2に位置する状態は、図17(b)に示すように、揺動部材31の本体部分33における被操作部Y2の存在側部分の上部が支持部材32の本体枠部32cの上壁部に接当する状態であり、かつ、上述したバネ材部分34の延長部分34bによる復帰付勢力にて復帰付勢される状態である。
また、操作部Y1は、引出部11が収納位置Paに近接する設定位置P1よりも収納位置Pa側に位置するときに、当接用被操作位置H1に被操作部Y2を操作するための当接操作部位Yaと、引出部11が設定位置P1よりも引出位置Pb側に位置するときに、離間用被操作位置H2に被操作部Y2を操作するための離間操作部位Ybとを、出退移動方向Zに並べて備える形態に構成されている(図20参照)。
これにより、図18及び図20(b)に示すように、引出部11が設定位置P1よりも収納位置Pa側の収納側位置P2に位置するときに、当接操作部位Yaが、当接用被操作位置H1に被操作部Y2を操作する。また、図19及び図20(a)に示すように、引出部11が設定位置P1よりも引出位置Pb側の引出側位置P3に位置するときに、離間操作部位Ybが、離間用被操作位置H2に被操作部Y2を操作する。
また、操作部Y1において、出退移動方向Zに並ぶ当接操作部位Yaと離間操作部位Ybとの間に、当接操作部位Yaと離間操作部位Ybとを接続する接続操作部位Ycが設けられている。この接続操作部位Ycが被操作部Y2に当接して出退移動方向Zに移動することにより、被操作部Y2が、当接用被操作位置H1と離間用被操作位置H2との間において昇降移動するように構成されている。ちなみに、被操作部Y2に当接する接続操作部位Ycの下端部の形状は、当接操作部位Yaの下端部と離間操作部位Ybの下端部とを接続し、グリル庫7の後方側に向かって斜め上向きの直線形状とされている。
よって、本実施形態において、設定位置P1とは、操作部Y1に設けられた接続操作部位Ycの出退移動方向Zの位置が、グリル庫7の所定位置Z1に設けられた被操作部Y2の位置にあるときの引出部11の位置であり、接続操作部位Ycの出退移動方向Zの幅Z2が、設定位置P1に対応する。つまり、設定位置P1とは出退移動方向Zの方向に幅をもつものである。なお、本実施形態においては、引出部11が接続操作部位Ycの出退移動方向Zの幅Z2の一部の範囲、つまり、設定位置P1の一部の範囲を通過することで、当接用被操作位置H1から離間用被操作位置H2への移動、又は、離間用被操作位置H2から当接用被操作位置H1への昇降移動が完了するように構成されている。
よって、引出部11を引出位置Pbから収納位置Paに移動する場合は、設定位置P1において、被操作部Y2が離間用被操作位置H2から当接用被操作位置H1に移動して、昇降支持手段Xによってグリル用温度センサ14が離間状態から当接状態に切り換えられ、引出部11を収納位置Paから引出位置Pbに移動する場合は、設定位置P1において、被操作部Y2が当接用被操作位置H1から離間用被操作位置H2に移動して、昇降支持手段Xによってグリル用温度センサ14が当接状態から離間状態に切り換えられる。
また、図10に示すように、引出部11を設定位置P1よりもグリル庫前方側の設定引出位置を超えるグリル庫7の前方側に突出させた状態において、引出部11が引出位置Pbに近接する位置にあるときには、操作部Y1のグリル庫前後方向の後側端部を被操作部Y2からグリル庫7の前方側に離間させるように構成されている。
なお、設定引出位置とは、引出部11に設けられた操作部Y1の後側端部の出退移動方向Zの位置が、グリル庫7の所定位置Z1に設けられた被操作部Y2の位置にあるときの引出部11の位置である。
すなわち、操作部Y1は可動レール17tに設けられたレールカバー25で構成されているので、引出部11がグリル庫7の前方側へ移動することに伴って前方側へ移動する。そして、操作部Y1の出退移動方向の長さは、引出部11が出退移動方向において移動する長さよりも短く構成されている。
よって、設定位置P1よりもグリル庫前方側の設定引出位置を超えるグリル庫7の前方側に突出させた場合には、操作部Y1のグリル庫前後方向の後側端部が、被操作部Y2からグリル庫7の前方側に離間するように構成されている。
(下側バーナの構成)
図11に示すように、下側バーナ13bのバーナ本体23は、円筒状のバーナベース22を混合管部21に連なる状態で備え、下側バーナ13bのバーナキャップ37には、バーナベース22の内周筒部22bに内嵌する嵌入筒部37aが下方に向けて延設されている。
そして、下側バーナ13bは、円筒状のバーナベース22に対して、バーナベース22の内周筒部22bに内嵌する嵌入筒部37aが下方に向けて延設された環状のバーナキャップ37を、嵌入筒部37aを内周筒部22bに嵌入させてバーナベース22に適正載置姿勢で載置した状態において、バーナベース22とバーナキャップ37との間に、径方向外方に向かう炎を形成する複数の炎口Eを周方向に沿って並べる形態で備えるように構成されている。
なお、詳しくは後述するが、バーナキャップ37をバーナベース22に適正載置姿勢で載置した状態とは、バーナキャップ37において周方向に沿って形成される炎口形成溝37eの下端部が、バーナベース22の上部の環状のベース面22hに載置される状態である。
具体的には、図11及び図12(a)に示すように、円筒状のバーナベース22には、混合管部21に連設される円盤状の底部22a、二次空気通流孔を形成する内周筒部22b、及び、バーナベース22の外周を形成する外周筒部22gが設けられている。そして、内周筒部22bと外周筒部22gとの間には、上部に環状開口部22cを有する環状のガス供給室22dが設けられ、混合管部21からの混合ガスがガス供給室22dを流動するように構成されている。また、環状開口部22cの外周側には環状のベース面22hが設けられている。
つまり、内周筒部22bの上端部と、外周筒部22gの上端部との間において、内周筒部22b側には環状開口部22cが設けられ、外周筒部22g側には環状のベース面22hが設けられている。環状のベース面22hは、外周筒部22g側に近接するほど上方に位置する傾斜状に形成されている。
バーナキャップ37には、環状開口部22cから流出する混合ガスを径方向外方に導く複数の溝状の炎口形成溝37eが周方向に沿って形成されている。バーナキャップ37の下面側の内周部には、バーナベース22の内周筒部22bに嵌合する嵌入筒部37aが形成されている。また、バーナキャップ37には上部に汁受け板37fが設けられている。
そして、炎口形成溝37eの下端部を、バーナベース22のベース面22hに載置することで、複数の炎口Eが周方向に沿って並べる形態で備えられるように構成されている。
このように、バーナベース22の環状のベース面22hに、バーナキャップ37において周方向に沿って形成される炎口形成溝37eの下端部を載置して、複数の炎口Eが周方向に形成される状態が、本実施形態におけるバーナキャップ37がバーナベース22に適正載置姿勢で載置された状態である。
また、バーナキャップ37の嵌入筒部37aの外周に周方向に沿って外向開口状に設けられた凹入溝38が設けられている。そして、詳しくは後述するが、バーナキャップ37がバーナベース22に対して適正載置姿勢で載置された状態から移動することを牽制する牽制体39が、凹入溝38に嵌入する状態で設けられている。
凹入溝38は、嵌入筒部37aの下端部において、グリル庫7の前後方向の前方側において下方に突出する前方側突出部37cに設けられた前方側凹入溝38aと、後方側において下方に突出する左右一対の後方側突出部37dに設けられた後方側凹入溝38bとによって構成されている。
次に、牽制体39について説明する。
図11に示すように、牽制体39が、嵌入筒部37aの外周に周方向に沿って外向開口状に設けられた凹入溝38に嵌入する円弧状で、且つ、両端部を径方向の内方側に折り曲げた操作部39aを備えて構成されている。
また、図12(c)及び図14に示すように、牽制体39は、内周筒部22bの下面部22fに接当する牽制作用状態と、内周筒部22bの径方向内側に引退して牽制解除状態とに切替自在な形態で、嵌入筒部37aの下端部に支持されている。なお、図14において、牽制作用状態にある牽制体39を2点鎖線で示し、牽制解除状態にある牽制体39を実線で示す。
すなわち、この牽制体39は、牽制解除状態に弾性変形し、且つ、牽制作用状態に弾性復帰する形態に、弾性材で構成されており、牽制体39の両端部に備えられた一対の操作部39aを、互いに近接させる近接状態とすることで、径方向内側に縮径して牽制解除状態となり、近接状態を解除することで径方向外側に弾性復帰により拡径して牽制作用状態となるように構成されている。具体的には、図14に示すように、牽制体39が牽制作用状態にあるときは、グリル庫横幅方向に牽制体39が拡径した楕円形となるように構成されている。
なお、図12(c)に示すように、牽制作用状態において、牽制体39と内周筒部22bの下面部22fとの間には、僅かな隙間が設けられており、牽制作用状態と牽制解除状態との切替が容易に行うことができるように構成されている。
また、図12及び図13に示すように、内周筒部22bが、上端部の開口径を牽制作用状態の牽制体39の外径よりも僅かに大きくし、かつ、下端部の開口径を牽制作用状態の牽制体39の外径よりも小さくする形態で、開口径を上端部から下端部に向け減少させる状態に構成されている。
なお、図12及び図13に示すように、嵌入筒部37aの下端部には、グリル庫7の前後方向の後方側において上方に突入する後方側突入部37bが設けられている。後方側突入部37bは、バーナキャップ37をバーナベース22に対して適正載置姿勢にて載置したときに、バーナベース22の内周筒部22bの内部に設けた係合凸部22eに後方側突入部37bが係合するように構成されている。
次に、バーナキャップ37のバーナベース22への載置構造について説明する。
図12(a)に示すように、バーナキャップ37のバーナベース22への載置は、内周筒部22bの上部から、嵌入筒部37aの周方向外側に向けて弾性復帰されている牽制体39が設けられた嵌入筒部37aを、内周筒部22bに挿入する。その際、図12(b)に示すように、嵌入筒部37aの内周筒部22bの上端部から下端部への挿入に伴って、牽制体39が、内周筒部22bとの当接により徐々に縮径する。そして、図12(c)に示すようバーナキャップ37をバーナベース22に適正載置姿勢にて載置した状態で、内周筒部22bの下面部22fにおいて、牽制体39が復帰付勢して拡径して牽制作用状態となる。
また、下側バーナ13bが設けられた下方の支持用基体30の位置に、牽制体39の操作部39aを操作するための操作用貫通開口(図示せず)が設けられ、支持用基体30から下側バーナ13bを取り外すことなく操作用開口から牽制体39の操作部39aを操作して、牽制解除状態とすることができる。
なお、図2及び図5に示すように、この下側バーナ13bは、ガス燃料が噴出ノズル24から混合管部21の端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって混合管部21の内部に供給されて、一次空気とガス燃料との混合気を上述の炎口Eに供給して燃焼させ、かつ、グリル庫7の板状の底部等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて燃焼する、いわゆるブンゼン式バーナとして構成されている。このような構成の下側バーナ13bは、コンロバーナ2の構成と同様であり、コンロバーナ2を転用して構成されている。
また、上側バーナ13aは、グリル庫7の上壁7dに設けられた下向きの平板状の火炎を形成する輻射式バーナとして構成され、かつ、下側バーナ13bと同様に、ガス燃料が噴出状態で供給される際に取り入れる一次空気、及び、グリル庫7に取入れられた外気を二次空気として用いて燃焼するものであるが、本実施形態においては、上側バーナ13aの詳細な説明を省略する。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態においては、牽制体39が嵌入筒部37aに設けられたが、これに限らず、牽制体39を内周筒部22bに設けてもよい。
(2)上記実施形態においては、牽制体39が、嵌入筒部37aの外周に周方向に沿って外向開口状に設けられた凹入溝38に嵌入する円弧状に構成されたが、これに限らず、牽制体39を、弾性材と当接部材等とにより構成されたボールスプリング等で構成し、嵌入筒部37aの径方向に伸縮する形態で嵌入筒部37aの外周に設けてもよい。
(3)上記実施形態においては、牽制体39が、内周筒部22bの下面部22fに接当により牽制作用状態に切替えられるように構成されたが、これに限らず、内周筒部22bの内周面に、牽制体39が当接する接当部を設けて、この接当部に接当することで牽制作用状態に切替えられるように構成してもよい。
(4)上記実施形態においては、牽制体39が、嵌入筒部37aの外周の下端部に支持されたが、牽制体39を嵌入筒部37aの外周の上端部と下端部との間のいずれかの箇所において支持してもよい。
(5)上記実施形態においては、内周筒部22bが、上端部の開口径を牽制作用状態の牽制体39の外径より僅かに大きくなように構成されたが、これ限らず、上端部の開口径を牽制作用状態の牽制体39の外径よりさらに大きく構成してもよい。また、上端部の開口径を牽制作用状態の牽制体39の外径と同等に構成してもよいし、上端部の開口径を牽制作用状態の牽制体39の外径よりも小さくなるように構成してもよい。
(6)上記実施形態においては、内周筒部22bの開口径が、上端部から下端部に向け減少させる状態に構成されたが、これ限らず、内周筒部22bの開口径を、上端部から下端部に向け同径となるように構成してもよい。
(7)上記実施形態においては、支持用基体30を、グリル庫7の底壁7bに固定することで、グリル庫7に固定したが、これに限らず、支持用基体30をグリル庫7の横側壁7aに固定することで、グリル庫7に固定してもよい。
(8)上記実施形態においては、支持用基体30を、支持用基体30の前側及び後側を固定用ネジ30aにより底壁7bに固定することで、グリル庫7に固定したが、これに限らず、支持用基体30の前側又は後側の一方を固定用ネジ30aにより底壁7bに固定することで、グリル庫7に固定してもよい。
(9)上記実施形態においては、左右一対の案内レール機構17の間に設けられた支持用基体30のグリル庫横幅方向の幅は、支持用基体30のグリル庫横幅方向の両端部が左右一対の案内レール機構17のグリル庫横幅方向内方側に隣接する幅とされたが、これに限らず、支持用基体30のグリル庫横幅方向の幅を、支持用基体30のグリル庫横幅方向の両端部が左右一対の案内レール機構17のグリル庫横幅方向内方側に隣接する幅よりも短く構成してもよい。
(10)上記実施形態においては、調理容器Nの形状を平面視で概略長方形状の皿状としたが、これに限らず、調理容器Nの形状を、例えば、平面視で正方形状、円形状、又は、楕円形状の皿状でもよい。また、調理容器Nに蓋が設けられてもよい。
(11)上記実施形態においては、下側バーナ13bが、複数の炎口Eが環状に並ぶ環状の炎孔列を備えたバーナで構成されたが、これに限らず、下側バーナ13bを、例えば、グリル庫7の横側壁7aに沿って複数の炎口Eが直線状に並ぶ直線状の炎孔列を備えたバーナで構成してもよい。
以上説明したように、バーナキャップのバーナベースに対する着脱を容易に行うことができつつも、バーナキャップがバーナベースに適正載置姿勢で載置された状態を保持することができるグリルを提供することができる。
7 グリル庫
8 前部開口
13b 加熱調理用底部バーナ
22 バーナベース
22b 内周筒部
22f 下面部
30 支持用基体
37 バーナキャップ
37a 嵌入筒部
38 凹入溝
39 牽制体
39a 操作部
E 炎口
N 調理容器

Claims (6)

  1. 調理容器が前部開口から挿脱されるグリル庫の底部に、前記調理容器を加熱する加熱調理用底部バーナが備えられ、
    前記加熱調理用底部バーナが、円筒状のバーナベースに対して、当該バーナベースの内周筒部に内嵌する嵌入筒部が下方に向けて延設された環状のバーナキャップを、前記嵌入筒部を前記内周筒部に嵌入させて前記バーナベースに対して適正載置姿勢で載置した状態において、前記バーナベースと前記バーナキャップとの間に、径方向外方に向かう炎を形成する複数の炎口を周方向に沿って並べる形態で備えるように構成されているグリルであって、
    前記バーナキャップが前記バーナベースに対して前記適正載置姿勢で載置された状態から移動することを牽制する牽制体が、牽制作用する牽制作用状態と、前記牽制作用を解除する牽制解除状態とに切替自在で、且つ、前記牽制作用状態に弾性復帰する形態で設けられているグリル。
  2. 前記牽制体が、前記牽制解除状態に弾性変形し、且つ、前記牽制作用状態に弾性復帰する形態に、弾性材で構成されている請求項1に記載のグリル。
  3. 前記牽制体が、前記内周筒部の下面部に接当する前記牽制作用状態と、前記内周筒部の径方向内側に引退して前記牽制解除状態とに切替自在な形態で、前記嵌入筒部の下端部に支持される請求項2に記載のグリル。
  4. 前記牽制体が、前記嵌入筒部の外周に周方向に沿って外向開口状に設けられた凹入溝に嵌入する円弧状で、且つ、両端部を径方向の内方側に折り曲げた操作部を備えて構成され、且つ、前記両端部に備えられた一対の操作部を、互いに近接させる近接状態とすることで、前記径方向内側に縮径して前記牽制解除状態となり、前記近接状態を解除することで径方向外側に弾性復帰により拡径して前記牽制作用状態となるように構成されている請求項3に記載のグリル。
  5. 前記内周筒部が、上端部の開口径を前記牽制作用状態の前記牽制体の外径よりも大きくし、かつ、下端部の開口径を前記牽制作用状態の前記牽制体の外径よりも小さくする形態で、開口径を上端部から下端部に向け減少させる状態に構成されている請求項4に記載のグリル。
  6. 前記加熱調理用底部バーナを支持する支持用基体が前記前部開口を通して挿脱自在な形態で、前記グリル庫内の底部に着脱自在に備えられている請求項1〜5のいずれか1項に記載のグリル。
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