JP2016035995A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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浩幸 原
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Abstract

【課題】IRドロップを低減し、且つ、ラッシュカレント等の対策が容易な半導体集積回路装置を提供することを目的とする。【解決手段】一つの実施形態によれば、半導体基板に形成され、所定の機能を実行する回路ブロックを有するパワードメイン領域を有する。外部電源電圧が供給される第1の電源ラインを有する。前記パワードメイン領域の周辺領域に配置され、第1のイネーブル信号に応答して前記第1の電源ラインと第2の電源ラインを接続する第1のパワースイッチ回路部を有する。前記パワードメイン領域内に形成され、第2のイネーブル信号に応答して前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインを接続する第2のパワースイッチ回路部を備える半導体集積回路装置が提供される。【選択図】図2

Description

本実施形態は、パワードメインを有する半導体集積回路装置に関する。
従来、複数のパワードメインを備えた半導体集積回路装置の技術が開示されている。動作が不要なパワードメインを選択的にオフさせることにより消費電力の抑制が図られる。パワードメインに外部電源電圧を選択的に供給するパワースイッチが設けられるが、パワースイッチに至る経路、及び、パワースイッチ自体によるIRドロップが生じる為、外部電源電圧を効率よくパワードメインに供給する工夫が必要である。また、パワードメインに外部電源電圧を供給した際のラッシュカレントの抑制を図る必要がある。
特開2013−125774号公報 特表2008−532265号公報 特開2011−159810号公報 特開2010−258267号公報
一つの実施形態は、パワードメインに至るIRドロップを低減し、且つ、ラッシュカレント等の対策が容易な半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、半導体基板に形成され、所定の機能を実行する回路ブロックを有するパワードメイン領域を有する。外部電源電圧が供給される第1の電源ラインを有する。前記パワードメイン領域の周辺領域に配置され、第1のイネーブル信号に応答して前記第1の電源ラインと第2の電源ラインを接続する第1のパワースイッチ回路部を有する。前記パワードメイン領域内に形成され、第2のイネーブル信号に応答して前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインを接続する第2のパワースイッチ回路部を備える半導体集積回路装置が提供される。
図1は、半導体集積回路装置の一つの実施形態を概略的に示す図である。 図2は、半導体集積回路装置の各パワースイッチ回路部の配置関係の一つの実施形態を示す図である。 図3は、半導体集積回路装置の断面構造の一つの実施形態を模式的に示す図である。 図4は、パワースイッチ回路部の接続関係の一つの実施形態を示す図である。 図5は、半導体集積回路装置に供給される電圧とイネーブル信号の関係の一つの実施形態を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる半導体集積回路装置を詳細に説明する。なお、これら実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、半導体集積回路装置の第1の実施形態を示す図であり、半導体集積回路装置に形成される各構成要素の配置関係を概略的に示している。半導体チップ1は、複数の電極パッドを有しており、その内の電極パッド2に外部電源電圧VDDが印加される。電極パッド2は、外部電源供給配線100に接続される。
半導体チップ1には、複数のパワードメイン領域(10、20、30)が形成されている。一つの電源電圧が印加され、所定の機能を実行する回路ブロックを有するパワードメインが形成された領域をパワードメイン領域(10、20、30)として表示している。パワードメイン領域(10、20、30)には、例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、あるいは、所定のロジック回路等が形成される。
各パワードメイン領域(10、20、30)には、周辺領域(11、21、31)が設けられる。例えば、パワードメイン領域(10、20)には、その外周を取り囲む周辺領域(11、21)が設けられ、パワードメイン領域30には、その2辺に周辺領域(31)が設けられる。周辺領域(11、21、31)には、第1のパワースイッチ回路部(図示せず)と第2のパワースイッチ回路部(図示せず)が形成される。パワードメイン領域10内には、第3のパワースイッチ回路部(図示せず)が形成される。各パワードメイン領域(10、20、30)とその周辺領域(11、21、31)の構成は、同様の構成とすることが出来る為、第1のパワードメイン領域10とその周辺領域11の構成を例に説明する。
外部電源供給配線100は、入力接続ノード101において、周辺領域11に形成された第1のパワースイッチ回路部に接続され、入力接続ノード102において、周辺領域11に形成された第2のパワースイッチ回路部に接続される。
外部電源供給配線100は、入力接続ノード103において、パワードメイン領域10内に形成された第3のパワースイッチ回路部に接続される。外部電源供給配線100と第3のパワースイッチ回路部への入力接続ノード103をパワードメイン領域10上に設けることにより、第3のパワースイッチ回路部からパワードメイン領域10に形成される回路ブロック(図示せず)に至る電源配線を短くすることが出来る為、IRドロップを低減することが出来る。尚、各パワースイッチ回路部を含めた構成については後述する。
周辺領域11に形成された第1のパワースイッチ回路部からの出力が、出力接続ノード111において内部電源供給配線110に供給される。すなわち、第1のパワースイッチ回路部がオン状態の時に、外部電源電圧VDDが第1のパワースイッチ回路部を介して内部電源供給配線110に供給される。同様に、第2のパワースイッチ回路部がオン状態の時に、第2のパワースイッチ回路部からの出力が、出力接続ノード112において内部電源供給配線110に供給される。内部電源供給配線110は、例えば、周辺領域11で囲まれたパワードメイン領域10の形成位置に対応して、パワードメイン領域10上の多層配線領域(図示せず)に形成される。
内部電源供給配線110は、内部配線接続ノード(113、114)において、パワードメイン領域10内に形成された回路ブロック(図示せず)に接続される。第1のパワースイッチ回路部と第2のパワースイッチ回路部をオフにすることにより外部電源供給配線100と内部電源供給配線110の間の接続が遮断される。これにより、内部電源供給配線110を介してのパワードメイン領域10への外部電源電圧VDDの供給を遮断することが出来る。例えば、パワードメイン領域10に形成される回路ブロックへのクロック信号の供給が停止され回路ブロックが動作しない場合に、外部電源電圧VDDの供給を遮断することにより、パワードメイン領域10内で発生するリーク電流を低減することが出来る。これにより、消費電力が抑制される。パワードメイン領域10について説明したが、他のパワードメイン領域(20、30)についても同様である。回路ブロックを含めた構成については後述する。
本実施形態によれば、外部電源電圧VDDが、パワードメイン領域(10、20、30)の周辺領域(11、21、31)に形成された第1及び第2のパワースイッチ回路部と、パワードメイン領域(10、20、30)内に形成された第3のパワースイッチ回路部により並列的にパワードメイン領域(10、20、30)内の回路ブロックに供給される。例えば、第1のパワースイッチ回路部と第2のパワースイッチ回路部でラッシュカレントの対策を行った上で、外部電源電圧VDDを内部電源供給配線110に供給することが出来る。また、第3のパワースイッチ回路部をパワードメイン領域(10、20、30)内に設けることにより、IRドロップを低減して外部電源電圧VDDをパワードメイン領域(10、20、30)内の回路ブロックに供給することが可能である。
例えば、パワードメイン領域10内の全体の容量は、パワードメイン領域10内に形成される回路ブロックのゲート数等を基に、比較的容易に見積もることが出来る。この容量の見積もり値に基づいて、パワードメイン領域10の周辺領域11に形成した第1と第2のパワースイッチ回路部でラッシュカレントの対策を担う構成とすることにより、設計の初期段階にラッシュカレントのシミュレーションを比較的容易に行うことが出来る。外部電源電圧VDDをパワードメイン領域10に供給するパワースイッチ回路部をパワードメイン領域10の周辺領域11とパワードメイン領域10内に夫々設け、周辺領域11に設けられたパワースイッチ回路部によりラッシュカレント対策を行う構成とすることにより設計の容易化が図られ、また、パワードメイン領域10内に設けられたパワースイッチ回路部によりIRドロップを低減して外部電源電圧VDDをパワードメイン領域10内の回路ブロックに供給することが可能な半導体集積回路装置を提供することが出来る。
(第2の実施形態)
図2は、半導体集積回路装置の各パワースイッチ回路部の配置関係の一つの実施形態を概略的に示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には、同一の符号を付している。各パワードメイン領域については、同様の構成とすることが出来る為、代表してパワードメイン領域10について説明する。
外部電源電圧VDDが印加される電極パッド2に、外部電源供給配線100が接続される。外部電源供給配線100の電圧をVDDCで示す。外部電源供給配線100は、入力接続ノード101において、配線201を介して周辺領域11に形成された第1のパワースイッチ回路部40に接続される。第1のパワースイッチ回路部40には、第1のイネーブル信号En1が供給される。第1のイネーブル信号En1に応答して第1のパワースイッチ回路部40はオンになり、外部電源供給配線100と内部電源供給配線110が配線301を介して接続ノード111において接続される。
外部電源供給配線100は、入力接続ノード102において、配線202を介して周辺領域11に形成された第2のパワースイッチ回路部41に接続される。第2のパワースイッチ回路部41には、第2のイネーブル信号En2が供給される。第2のイネーブル信号En2に応答して第2のパワースイッチ回路部41はオンになり、外部電源供給配線100と内部電源供給配線110が配線302を介して接続ノード112において接続される。すなわち、外部電源供給配線100と内部電源供給配線110との間に第2のパワースイッチ回路部41を経由するルートが形成される。
例えば、第2のイネーブル信号En2は、第1のイネーブル信号En1から所定の時間遅れたタイミングで供給される。第1のパワースイッチ回路部40と第2のパワースイッチ回路部41がオンするタイミングを調整して内部電源供給配線110に印加される電圧の立上りを緩和することが出来る。電圧の立上りを緩和することによりラッシュカレントを抑制することが出来る。内部電源供給配線110は、内部配線接続ノード113において、下層配線130に接続され、下層配線130は、パワードメイン領域10内の回路ブロック50に動作電圧VDDVを供給する。
外部電源供給配線100は、入力接続ノード103において、配線203を介してパワードメイン領域10内に形成された第3のパワースイッチ回路部42に接続される。第3のパワースイッチ回路部42には、第3のイネーブル信号En3が供給される。第3のイネーブル信号En3に応答して第3のパワースイッチ回路部42はオンになり、外部電源供給配線100と下層配線130が接続される。例えば、第3のイネーブル信号En3は、第2のイネーブル信号En2に対して所定の時間遅れたタイミングで供給される。
第3のパワースイッチ回路部42の出力は、配線601を介して接続ノード131において下層配線130に接続される。第3のパワースイッチ回路部42は、入力接続ノード103において、外部電源供給配線100に接続される。この為、第3のパワースイッチ回路部42がオンすることにより、外部電源供給配線100は第3のパワースイッチ回路部42を介して下層配線130に接続される。第3のパワースイッチ回路部42を介して外部電源供給配線100の電圧VDDCを下層配線130に供給することにより、下層配線130の電圧、すなわち、回路ブロック50に供給される動作電圧VDDVを引き上げることが出来る。また、下層配線130の電圧は、第1のパワースイッチ回路部40と第2のパワースイッチ回路部41によりラッシュカレン対策が行われて昇圧されているため、第3のパワースイッチ回路部42においては、ラッシュカレント対策を行う必要が無く、回路構成を簡素化することが出来る。
(第3の実施形態)
図3は、半導体集積回路装置の断面構造の一つの実施形態を概略的に示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には、同一の符号を付している。各パワードメイン領域(10、20、30)については、同様の構成とすることが出来る為、代表してパワードメイン領域10について説明する。図示する断面構造が半導体チップ1に形成される。半導体チップ1に形成された電極パッド2に、外部電源電圧VDDが供給される。電極パッド2には、多層配線領域3の上層側に形成された外部電源供給配線100が接続される。
外部電源供給配線100は、入力接続ノード101に接続される配線201を介して、周辺領域11に形成された第1のパワースイッチ回路部40に接続される。配線201は、例えば、多層配線領域3に形成されたビア(via)と多層配線(図示せず)を適宜組み合わせて接続することにより構成される。ビアは、例えば多層配線領域3に形成される層間絶縁膜(図示せず)をエッチングしてビアホール(図示せず)を開口し、そのビアホールをメタル材料で埋め込んで形成する。上層側の配線と下層側の配線、あるいは、半導体基板4に形成された回路素子を接続する配線は、同様な方法で構成することが出来る。例えば、ビアを介しての配線間の接続構成を、接続ノードとして示している。
第1のパワースイッチ回路部40の出力は、配線301を介して、出力接続ノード111において、内部電源供給配線110に接続される。
外部電源供給配線100は、入力接続ノード102に接続される配線202を介して、周辺領域11に形成された第2のパワースイッチ回路部41に接続される。第2のパワースイッチ回路部41の出力は、配線302を介して内部配線接続ノード112において内部電源供給配線110に供給される。
内部電源供給配線110は、配線401と配線402を介して内部配線120に接続される。内部配線120は、内部電源供給配線110の電圧を下層側の配線層に供給する配線であり、適宜設けられる。内部配線120は、接続ノード121と接続ノード122に接続される配線501と配線502を介して、夫々、下層配線130の接続ノード131と接続ノード132において、下層配線130に接続される。図2においては、便宜上、内部電源供給配線110と下層配線130との接続は配線401で接続する構成として説明した。
外部電源供給配線100は、入力接続ノード103に接続される配線203を介して、パワードメイン10内に設けられる第3のパワースイッチ回路部42に接続される。第3のパワースイッチ回路部42の出力は、配線601を介して、接続ノード131において下層配線130に供給される。下層配線130は、接続ノード132において配線602に接続され、回路ブロック50に動作電圧VDDVを供給する。下層配線130は、例えば、半導体基板4上に形成された最下層の配線で構成される。配線602は、例えば、半導体基板4上に形成された開口(図示せず)を介しての下層配線130と回路ブロック50との接続で構成される。
本実施形態によれば、パワードメイン領域10の回路ブロック50に供給される動作電圧VDDVは、パワードメイン領域10の周辺領域11に形成された第1のパワースイッチ回路部40及び第2のパワースイッチ回路部41を経るルートと、パワードメイン領域10内に形成された第3のパワースイッチ回路部42を経るルートによって供給される。
第3のパワースイッチ回路部42は、パワードメイン領域10内に形成され、また、その出力電圧は、多層配線領域3の下層側に設けられた下層配線130を経由して回路ブロック50に供給される。例えば、第3のパワースイッチ回路部42の出力電圧は、半導体基板4上に設けられた絶縁膜(図示せず)の開口(図示せず)に充填されたメタル材料により下層配線130に接続される。従って、多層配線領域3の下層側の配線層を用いることにより、第3のパワースイッチ回路部42から回路ブロック50に至る配線長を短く抑えることが可能である。配線長を短くすることによりIRドロップが低減される為、第3のパワースイッチ回路部42を経由することにより、IRドロップが低減された経路で外部電源電圧VDDをパワードメイン領域10内の回路ブロック50に供給することが可能である。IRドロップを低減することにより回路ブロック50に供給する動作電圧VDDVを高めることが出来る為、回路ブロック50の動作速度を速めることが出来る。また、動作電圧VDDVを高めることが出来る為、例えば、回路ブロック50の動作速度を同じに維持する場合には、回路ブロック50を構成する回路素子(図示せず)のサイズを小さくすることが可能であり、チップ面積を縮小することが出来る。
(第4の実施形態)
図4は、パワースイッチ回路部の接続関係の一つの実施形態を示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。各パワードメイン領域(10、20、30)については、同様の構成とすることが出来る為、代表してパワードメイン領域10について説明する。各パワースイッチ回路部(40〜42)は、夫々、一つのPMOSトランジスタ(400、410、420)で示している。第1のパワースイッチトランジスタ400は、第1のパワースイッチ回路部40に相当し、第2のパワースイッチトランジスタ410は第2のパワースイッチ回路部41に相当し、第3のパワースイッチトランジスタ420は第3のパワースイッチ回路部42に相当する。
制御端子700にイネーブル信号Enが供給される。イネーブル信号Enは、インバータ(701、702)で遅延され、第1のイネーブル信号En1となる。第1のイネーブル信号En1は、インバータ703で反転されて第1のパワースイッチトランジスタ400に供給される。第1のイネーブル信号En1は、更に、インバータ(704、705)で遅延され第2のイネーブル信号En2になる。第2のイネーブル信号En2は、インバータ706で反転され第2のパワースイッチトランジスタ410に供給される。第2のイネーブル信号En2は、インバータ(707、708)で遅延され第3のイネーブル信号En3になる。第3のイネーブル信号En3は、インバータ709で反転され、第3のパワースイッチトランジスタ420に供給される。すなわち、第1のイネーブル信号En1が先行して第1のパワースイッチトランジスタ400に供給され、引き続いて、順次、第2のイネーブル信号En2が第2のパワースイッチトランジスタ410に供給され、第3のイネーブル信号En3が第3のパワースイッチトランジスタ420に供給される。
パワースイッチトランジスタ(400、410、420)の間に設けられるインバータ(704、705、707、708)の段数を変更することで、各イネーブル信号(En1〜En3)の発生タイミングを調整することが出来る。イネーブル信号(En1〜En3)は、個別に生成しても良い。夫々のパワースイッチ回路部を構成するパワースイッチトランジスタ(400、410、420)のソース電極には外部電源電圧VDDが印加され、ドレイン電極は下層配線130を介して回路ブロック50に接続される。
(第5の実施形態)
図5は、半導体集積回路装置に供給される電圧とイネーブル信号の関係の一つの実施形態を示す図である。図4の各パワースイッチ回路部の動作と電圧の関係を、図5を用いて説明する。第5図(A)は、電極パッド2に接続される外部電源供給配線100の電圧VDDCを示す。電極パッド2に外部電源電圧VDDが印加され、外部電源供給配線100の電圧VDDCはVDDまで上昇している。タイミングt1で第1のイネーブル信号En1がHレベルになり、その反転信号がインバータ703を介して第1のパワースイッチトランジスタ400のゲート電極に供給される。これにより、第1のパワースイッチトランジスタ400がオンとなって下層配線130の動作電圧VDDVが上昇する(同図(E))。
タイミングt2で、第2のイネーブル信号En2がHレベルになり、その反転信号がインバータ706を介して第2のパワースイッチトランジスタ410のゲート電極に供給される。これにより、第2のパワースイッチトランジスタ410がオンとなり、下層配線130の動作電圧VDDVが更に上昇する(同図(E))。下層配線130の動作電圧VDDVがある程度上昇したタイミングt3で、第3のイネーブル信号En3がHレベルになり、その反転信号がインバータ709を介して第3のパワースイッチトランジスタ420のゲート電極に供給される。これにより、第3のパワースイッチトランジスタ420がオンとなり、下層配線130の動作電圧VDDVは、更に上昇する(同図(E))。
この様にして、回路ブロック50に供給される動作電圧VDDVは、第1のパワースイッチトランジスタ400と第2のパワースイッチトランジスタ410、更に、第3のパワースイッチトランジスタ420により立上りが緩和されて供給される為、いわゆるラッシュカレントが抑制される。
第3のパワースイッチトランジスタ420がオンする段階では、第1のパワースイッチトランジスタ400と第2のパワースイッチトランジスタ410がオンしている為、回路ブロック50に接続される下層配線130の動作電圧VDDVは有る程度上昇している。この為、第3のパワースイッチトランジスタ420のソース・ドレイン電圧が小さくなって駆動能力が低下するが、第3のパワースイッチトランジスタ420はパワードメイン領域10内に形成されている為、回路ブロック50に至る配線長が短く、IRドロップが軽減されている。この為、第3のパワースイッチトランジスタ420を経る経路を設けることによりIRドロップが軽減された経路で外部電源電圧VDDを下層配線130に供給することが出来る為、回路ブロック50に供給される動作電圧VDDVを引き上げることが出来る。
各パワースイッチ回路部を一つのMOSトランジスタで示したが、並列に接続された複数のMOSトランジスタ(図示せず)で各パワースイッチ回路部を構成し、夫々のMOSトランジスタのゲート電極にイネーブル信号を供給する構成としても良い。また、第1のパワースイッチ回路部40を構成する複数のMOSトランジスタのゲート電極に、少しずつタイミングが調整されたイネーブル信号を供給し、各MOSトランジスタのオンのタイミングを調整してラッシュカレント対策を行う構成としても良い。この場合には、例えば周辺領域11に設けられる第2のパワースイッチ回路部41は別途設ける必要は無い。第1のパワースイッチ回路部40でラッシュカレント対策を行うことが出来るからである。
第3のパワースイッチ回路部42は、複数のMOSトランジスタで構成した場合でも、各MOSトランジスタのゲート電極には同時にイネーブル信号を供給して、同時にオンさせる構成にすることが出来る。ラッシュカレントは、パワードメイン領域10の周辺領域11に形成された第1のパワースイッチ回路部40と第2のパワースイッチ回路部41により対策することが出来る為、第3のパワースイッチ回路部42では、外部電源電圧VDDを一度に下層配線130に供給する構成とすることが出来る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 半導体チップ、2 電源パッド、3 多層配線領域、4 半導体基板、10 パワードメイン領域、11 周辺領域、20 パワードメイン領域、21 周辺領域、30 パワードメイン領域、31 周辺領域、40乃至42 パワースイッチ回路部、100 外部電源供給配線、110 内部電源供給配線、120 内部配線、130 下層配線。

Claims (8)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成され、所定の機能を実行する回路ブロックを有するパワードメイン領域と、
    外部電源電圧が供給される第1の電源ラインと、
    前記回路ブロックに接続される第2の電源ラインと、
    前記パワードメイン領域の周辺領域に配置され、第1のイネーブル信号に応答して前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインを接続する第1のパワースイッチ回路部と、
    前記パワードメイン領域内に形成され、第2のイネーブル信号に応答して前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインを接続する第2のパワースイッチ回路部と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記第1の電源ラインは、多層配線領域の上層側に形成され、前記第2の電源ラインは前記多層配線領域の下層側に形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記パワードメイン領域の周辺領域に配置され、第3のイネーブル信号に応答して前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインを接続する第3のパワースイッチ回路部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記第1のイネーブル信号は、前記第2のイネーブル信号に先行して供給されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記第3のパワースイッチ回路部に供給される第3のイネーブル信号は、前記第1のイネーブル信号と前記第2のイネーブル信号の間のタイミングで供給されることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  6. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成される多層配線領域と、
    前記半導体基板に形成され、所定の機能を実行する回路ブロックを有するパワードメイン領域と、
    前記多層配線領域の上層側に形成され、外部電源電圧が供給される第1の電源ラインと、
    前記多層配線領域の下層側に形成され、前記回路ブロックに動作電圧を供給する第2の電源ラインと、
    第1のイネーブル信号に応答して前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインを接続する第1のパワースイッチ回路部と、
    第2のイネーブル信号に応答して、前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインを接続する第2のパワースイッチ回路部と、
    を備え、前記第2のパワースイッチ回路部は、前記パワードメイン領域上に形成された接続ノードにおいて前記第1の電源ラインに接続されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 前記第1のパワースイッチ回路部は、前記パワードメイン領域の周辺領域に形成され、前記第2のパワースイッチ回路部は、前記パワードメイン領域内に形成されることを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記第1のイネーブル信号は、前記第2のイネーブル信号に先行して供給されることを特徴とする請求項6または7に記載の半導体集積回路装置。
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