JP2016035841A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の照明器具では、隣接して配設されている照明器具の反射板同士の隙間を、ランプ間カバーで覆っている。
これにより、反射板間の継ぎ目を隠して、外観の向上を図っている。
また、前述した照明器具においては、器具本体を天井面に取り付けた後に、反射板を取り付け、その後にランプを取り付け、さらに、透過性カバーがある場合にはこれを取り付けるため、照明器具の取付作業が面倒であるという問題がある。
以下、第1実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、第1実施形態の照明器具10Aは、造営材11例えば天井(以下天井11という)に取り付けて主に下方を照明するのに用いることができる。また、複数個の照明器具10A、101Aを、一直線上に連結接続して、連続した一つの照明装置として用いることができる。
なお、以下の説明においては、天井11側を「上」とし、床側を「下」と云うこととする。
ベースプレート21は、矩形のベース本体23と、ベース本体23の長手方向両端に各々突出して設けられている舌状の鍔部24(電源入力側鍔部241、電源送り側鍔部242)を有する。鍔部24は、ベース本体23の中心に対して点対称の位置に設けられている。
また、電源入力側の端部には、電源入力側鍔部241の段差部231に隣接するように、ベース本体23よりも下方に下がった矩形状の鍔部押え板233が設けられている。鍔部押え板233とベース本体23との間には、同構造の第1実施形態に係る別の照明器具101A(図4(A)および図4(B)参照)における電源入力側鍔部241が挿入された際に、この挿入された電源入力側鍔部241の先端部を固定する係止開口234(図3(A)参照)が設けられている。なお、第1実施形態では鍔部押え板233は一方のみ設けたが、両方に設けても良い。
図2(B)に示すように、溝部29は、上板291、溝292および下板293を有し、断面コ字状を呈している。ベースプレート21のベース本体23と鍔部24(電源入力側鍔部241、電源送り側鍔部242)との境界に設けられている段差部231の高さは、本体カバー22の溝部29の上板291の厚さに対応する。
また、ベースプレート21の下面211には、電源部30を覆うように、全体コ字形状の金属製の支持プレート32が取り付けられている。電源回路基板31は絶縁シート(図示せず)にて包まれており、支持プレート32と電源回路基板31の半田されたリード線(図示せず)とが絶縁されている。支持プレート32の長手方向両外側には、各々端子台33が取り付けられている。各端子台33は、ベースプレート21のベース本体23に設けられている開口232の位置に対応して配置されている。
また、本体カバー22の下側には、光源部34を覆うように透光性カバー38が取り付けられている。
すなわち、電源送り側(図2(A)において左側)に照明器具10Aを連結する際には、電源送り側端部カバー42の蓋部44を取り除くとともに連結する別の照明器具101A(図1参照)の電源入力側端部カバー41の蓋部44を取り除く。そして、照明器具10Aと隣り合う別の照明器具101Aとの端子台33同士を、蓋部44が取り除かれた後の孔を挿通させた導線(図示せず)にて接続して、電力を送るようにする。
また、第1挿通孔45の横には、連結する相手の照明器具101Aの鍔部24を挿入するために切欠かれた凹形状の第2挿通孔46が設けられている。すなわち、第2挿通孔46は、鍔部24(電源入力側鍔部241、電源送り側鍔部242)が設けられていない側に設けられており、照明器具10Aの全体平面視において点対称の位置に設けられている。
一方、図3(B)に示すように、電源送り側端部カバー42における第2挿通孔46は、第1挿通孔45と同様に、鍔部24が挿通可能な高さとなっている。
照明器具10Aおよび照明器具10Aに連結させる照明器具101Aは、電力線の接続を除いて全て組み付けられた状態である。
最初に天井11に取り付ける照明器具10Aは、例えば、端子台33を、ベースプレート21の開口232を介して天井11を貫通する電線により、商用電源と接続しておく。そして、図1および図4(A)に示すように、照明器具10Aの長手方向両端から突出している鍔部24を各々固定ビス26で天井11に固定する。
まず、照明器具10Aの電源送り側端部カバー42の蓋部44を除去するとともに、照明器具101Aの電源入力側端部カバー41の蓋部44を除去して、端子台33同士を電線で接続する。そして、照明器具101Aの電源入力側鍔部241を、照明器具10Aの電源送り側端部カバー42の第2挿通孔46に挿入する。同時に、照明器具101Aの電源入力側端部カバー41の第2挿通孔46に、固定ビス26で固定された照明器具10A側の電源送り側鍔部242を挿入する(図4(A)中矢印参照)。
そして、最後に、図4(B)に示すように、照明器具101Aの電源送り側鍔部242を固定ビス26で天井11に固定することにより、照明器具101Aが取り付けられる。なお、3個以上の照明器具10Aを連結する場合は、上述した工程を繰り返すことにより、容易に取り付けることができる。
照明器具10Aは、天井11に取付可能な器具本体20に、光源部34および電源部30を収容しており、光源部34は、器具本体20に支持されている透光性カバー38により覆われる。器具本体20は、互いに離れる方向を向く一対の端部カバー40(電源入力側端部カバー41、電源送り側端部カバー42)を有する。器具本体20は、端部カバー40に設けられた第1挿通孔45から外部に突設されて、天井11に螺合する固定ビス26が挿通可能なビス孔25を有する鍔部24(電源入力側鍔部241、電源送り側鍔部242)を有する。端部カバー40は、第1挿通孔45に隣接する第2挿通孔46を有しており、第2挿通孔46は鍔部24および固定ビス26の頭部が収容可能な開口寸法を有する。第1実施形態において固定ビスは、ねじを用い螺号により造営材11に取り付けを行ったが、取り付け場所等によっては釘を用いて取り付けを行っても良い。
また、隣接して取り付ける照明器具101A(第2の照明器具という。)は、第1の照明器具10A側の鍔部24を第1の照明器具10Aの端部カバー40の第2挿通孔46に挿入して固定する。同時に、第1の照明器具10Aの鍔部24を第2の照明器具101Aの端部カバー40の第2挿通孔46に挿入する。
また、このとき、第1の照明器具10Aと第2の照明器具101Aとの間の双方の鍔部24は、互いに相手の器具本体20内部に収容されるので、隣り合う端部カバー40(電源入力側端部カバー41、電源送り側端部カバー42)同士を近接して設けることができ、連続する照明器具10A、101A間の連続部における暗部を縮小させて光ムラを減少できる。
次に、第2実施形態の照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態の照明器具10Aと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図5に示すように、第2実施形態の照明器具10Bでは、電源入力側鍔部241と電源送り側鍔部242とが、照明器具10Bの長手方向中央断面に対して対称位置に設けられている。すなわち、照明器具10Bの幅方向の同じ側(図5において上側)に配置されている。
従って、複数個の照明器具10Bを連結する際には、照明器具10Bの中心点を中心として180度回転したものを交互に連結して取り付ける。
11 天井(造営材)
20 器具本体
24 鍔部
25 ビス孔
26 固定ビス
30 電源部
34 光源部
38 透光性カバー
40 端部カバー
45 第1挿通孔
46 第2挿通孔
Claims (2)
- 造営材に取付可能な器具本体と、
前記器具本体に収容される光源部および電源部と、
前記光源部を覆うとともに前記器具本体に支持される透光性カバーと、
前記器具本体の両端部にそれぞれ設けられた端部カバーと、
前記器具本体に設けられ、前記各端部カバーに設けられた第1挿通孔から外部に突設されるとともに、前記造営材に取り付けるための固定ビスが挿通可能なビス孔を有する鍔部と、
前記端部カバーにおける前記第1挿通孔に隣接する第2挿通孔とを備え、
前記第2挿通孔は、前記鍔部および前記固定ビスの頭部が収容可能な開口寸法を有することを特徴とする照明器具。 - 請求項1に記載の照明器具において、
前記各鍔部は、全体平面視点対称に配置されていることを特徴とする照明器具。
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