JP5861093B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、照明器具に関するものである。
従来、光源として蛍光ランプを用いた照明器具が提供されているが、LEDの高輝度化が進んだことによって、蛍光ランプに代えて低消費電力のLEDを光源に用いた照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に開示される照明器具は、下面が開口する矩形箱状の器具本体と、器具本体内に一定間隔で横並びに配置される複数の直管形LEDランプと、隣接するLEDランプの間にそれぞれ配置されLEDランプからの光を下向きに反射する複数の反射板を備える。この照明器具では、LEDランプから照射される光のうち、下側に向かう一部の光はそのまま下側に照射され、横方向に向かう他の光は反射板によって下側に反射されるので、反射板による反射光の分だけ下側(照明空間)に向かう光量を増加させることができる。
実用新案登録第3147577号公報
ところで、特許文献1に開示された照明器具では、器具本体の下面においてLEDランプが配置される凹部の外側部分に、LEDランプからの光が届きにくく、その結果、外側部分が暗く見え、外観の見栄えが悪くなるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、器具本体の表面が暗く見えるのを低減した照明器具を提供することにある。
本願の照明器具は、光源ユニットと器具本体とを備えた照明器具である。光源ユニットは、光源部及び光源部を覆う透光性のカバーを具備する。器具本体は、照明空間に面して設けられた収納凹部に光源ユニットを収納して被取付部に取り付けられる。器具本体において収納凹部の周りにある側枠部の端面が、カバーの表面に対して照明空間と反対側に位置する。複数台の照明器具が器具本体を互いに接触させた状態で配置される場合に、隣接する他の照明器具が備える光源ユニットからの入射光が、収納凹部の底面において側枠部と光源ユニットとの間の領域に照射されないように、入射光を側枠部で遮光できる程度の高さ寸法に、底面からの側枠部の高さ寸法が設定されたことを特徴とする。
本発明によれば、器具本体において収納凹部の周りにある側枠部の端面に、光源ユニットから照射される光が届きやすくなり、器具本体の表面が暗く見えるのが抑制されるから、外観の見栄えが向上するという効果がある。
本実施形態の照明器具が長手方向に2台並べて設置された状態を示し、(a)は短幅方向から見た要部の断面図、(b)は要部の下面図である。 同上の長手方向から見た断面図である。 同上の施工手順を説明する説明図である。 同上の施工手順を説明する別の説明図である。 同上を示し、(a)は側面図、(b)は下面図である。 同上に用いられる光源ユニットの分解斜視図である。
以下に、本発明に係る照明器具の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態の照明器具Aは、例えば図1及び図2に示すように天井面(造営面)100に取り付けられ、照明空間たる室内を照明するために用いられる。
図2は本実施形態の照明器具Aを長手方向から見た断面図であり、この照明器具Aは、取付ベース1と、取付金具2と、前面カバー3と、光源ユニット4とを主要な構成として備える。ここにおいて、取付ベース1と取付金具2と前面カバー3とで、光源ユニット4を保持して、被取付部(例えば天井などの造営面)に取り付けられる器具本体5が構成される。
取付ベース1は、図2〜図4に示すように、長尺且つ矩形板状の底面部11と、底面部11の幅方向(図2中の左右方向)における両端から底面部11と直交する方向に折り曲げられた側壁部12とで断面視U字状に形成されている。底面部11には、長手方向における複数箇所に、ねじ挿通孔(図示せず)を有するボス部13,13が幅方向に並べて2個ずつ設けられている。また各側壁部12には、2個1組の係止孔14,14が長手方向における両端にそれぞれ設けられている。この取付ベース1は、ボス部13のねじ挿通孔に通された取付ねじ(図示せず)を天井面100にねじ込むことによって、天井面100に取り付けられる。
取付金具2は、図2〜図4に示すように、矩形板状の底面部21と、底面部21の幅方向(図2中の左右方向)における両端から底面部21と直交する方向に折り曲げられた側壁部22とで略角樋状に形成されている。各側壁部22には、取付ベース1の各側壁部12に設けられた2個1組の係止孔14,14に係止される2個1組の係止爪23,23が設けられている。また底面部21には、前面カバー3を取り付けるための取付ねじ7がねじ込まれるねじ孔(図示せず)が設けられている。なお取付金具2は、取付ベース1の長手方向(図3中の左右方向)における両端に1個ずつ取り付けられる。
前面カバー3は、図2〜図4に示すように、長尺状の底面部36と、底面部36の幅方向(図2中の左右方向)における両端から底面部36と直交する方向に折り曲げられた側壁部37とで略矩形箱状に形成されている。底面部36には、光源ユニット4が収納される収納凹部32が長手方向(図3中の左右方向)に沿って設けられ、収納凹部32の底壁32aには、取付ねじ7が挿通されるねじ挿通孔33が長手方向の両端にそれぞれ設けられている(図5(b)参照)。収納凹部32の幅方向における両側壁からなる反射部34,34は、収納凹部32の底部から離れるにつれて互いの間隔が広くなるように傾斜する傾斜面からなる。各反射部34は、収納凹部32内に収納された光源ユニット4からの光を照明空間(図2中の下側の空間)側に反射させる。また各反射部34の開口側の端縁と、対応する側壁部37との間には、天井面100と平行な方向(すなわち光源ユニット4の光軸方向と略直交する方向)に延設された平坦部35が設けられている。また、前面カバー3において、収納凹部32の長手方向における両側部には板状の側壁部38が設けられており、側壁部38の下面は平坦部35と略同じ高さとなっている。ここにおいて、収納凹部32の幅方向における両側に設けられた平坦部35と、収納凹部32の長手方向における両側に設けられた側壁部38とで、収納凹部32の周りにある側枠部39が構成されている。そして、図1(a)に示すように、側枠部39の端面(平坦部35及び側部3の下面)は、収納凹部32に収納される光源ユニット4の表面(下面)に対して、照明空間と反対側(図1(a)における上側)に位置するように、収納凹部32の深さ寸法や側枠部39の高さ寸法が設定されている。
光源ユニット4は、図2及び図6に示すように、光源部44と、放熱部材42と、絶縁部材43と、取付部材41と、カバー45とを主要な構成として備える。
光源部44は、絶縁材料(例えばセラミック)により長尺の矩形板状に形成された実装基板44aと、実装基板44aの表面(図6中の下面)に実装される複数個の発光ダイオード(図示せず)と、実装基板44aの表面に形成される導電体(図示せず)を備える。複数個の発光ダイオードは、実装基板44aの長手方向に沿って等間隔且つ直線状に並べて実装され、透光性を有し且つ蛍光材料が混合された合成樹脂製の封止部材44bで封止されている。すなわち、発光ダイオードから放射される光(例えば、青色光)の一部が蛍光材料で波長変換され、波長変換された光(例えば、黄色光)と波長変換されなかった光(青色光)が混ざることにより、光源部44から放射される光が全体として白色光となる。
放熱部材42は、長尺の平板状に形成された主片42aと、主片42aの幅方向における両端から主片42aと直交する方向に延設された一対の側片42bとが熱伝導度の高い材料(例えば、アルミ板)によって一体に形成されている。主片42aの一方の面(光源部44が載置される面。以下、載置面という。)には、光源部44に近づく向きに突出する複数(図6では2個)の突条部42cが長手方向に沿って設けられている。また各側片42bには、複数(図6では3個)の係合突起42dが長手方向に沿って設けられている。
絶縁部材43は、放熱部材42の主片42aと光源部44の実装基板44aの間に介装される長尺且つ平板状の主部43aと、主部43aの幅方向における両端から斜めに突出する一対の反射部43b,43bとが一体に形成された合成樹脂成形品からなる。一対の反射部43b,43bは、主部43aから離れるにつれて互いの間隔が広くなるように、主部43aに対して斜めに傾斜する。一対の各反射部43bにおいて光源部44と対向する面には、例えばめっき処理が施されることによって反射面が形成されている。各反射部43bの反射面は、光源部44から放射される光のうち側方に放射される一部の光を、照明空間(図2中の下側の空間)側に反射する。この絶縁部材43が放熱部材42の主片42aに載置された状態において、突条部42cが挿通される長孔状の挿通孔43cが主部43aの中央に貫通している。絶縁部材43の長手方向の一端側には、放熱部材42の端部を塞ぐ壁部43dが突設されている。
また絶縁部材43は、放熱部材42の主片42aに設けられた複数の位置決め孔42eにそれぞれ挿通される複数の位置決め突起43eを有している。位置決め突起43eは、主部43aの幅方向における両端から放熱部材42の主片42aに近付く向きに突出する円柱形状に形成されるとともに、主部43aの長手方向に沿って等間隔に配設されている。而して、主片42aの位置決め孔42eにそれぞれ位置決め突起43eが挿通され、且つ、主部43aの挿通孔43cに突条部42cが挿通されることにより、放熱部材42に対して絶縁部材43が位置決めされる。なお、位置決め突起43eと反対向きに突出する円柱状の突起43fが各位置決め突起43eと一体に形成されており、これらの突起43fにより、光源部44並びに放熱部材42を前方及び側方から覆う透光性のカバー45が支持される。
さらに各反射部43bにおける反射面と反対側の面には係止爪43gが突設されており、これらの係止爪43gを放熱部材42の側片42bに設けられた係止孔42fに挿入係止することで、放熱部材42に対して絶縁部材43が抜け止めされる(図2参照)。
取付部材41は例えば鋼板からなり、長尺且つ矩形板状の底板41aと、底板41aの幅方向における両端から底板41aと直交する方向に折り曲げられた一対の側板41bとが一体且つ略角樋状に形成されている。この取付部材41は、放熱部材42の側片42b,42b間に収納された状態で、かしめ固定やネジ止めなどの適当な方法によって放熱部材42に固定される。
さらに、取付部材41には取付金具46を用いてレセプタクルコネクタ47が取り付けられている。レセプタクルコネクタ47は、光源部44の導電体(図示せず)と電気的に接続された電線(図示せず)が接続される接続端子部47aと、プラグコネクタ7(図3参照)が差し込まれるコネクタ接続部47bとを有している。プラグコネクタ7は電線6を介して点灯装置(図示せず)に接続されており、プラグコネクタ7をレセプタクルコネクタ47に差込接続することで点灯装置と光源部44とが電気的に接続され、点灯装置から光源部44に給電されて光源部44が発光(点灯)する。
取付金具46は、レセプタクルコネクタ47を保持する矩形枠状のコネクタ保持部46aと、コネクタ保持部46aの端部より曲げ起こされた略台形状の支持部46bと、支持部46bの先端より突出する一対の固定爪46cとが一体に設けられている。この取付金具46は、取付部材41の底板41aの端部に形成された一対の固定溝41d(図6では片側のみ図示)に固定爪46cが挿通され、且つ、支持部46bを貫通するねじ挿通孔46dに挿通されたねじ(図示せず)が底板41aの長手方向における両端に形成されたねじ孔41c(図3では右端のねじ孔41c)にねじ込まれることによって、取付部材41に固定される。
カバー45は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料により、所定の曲率で形成された曲面からなる底面部45aと底面部45aの周囲を囲む側壁部45bとを有する長尺の矩形箱状に形成されている。また、カバー45において長手方向に沿った一対の側壁部45bには、放熱部材42の側片42bに設けられた複数の係合突起42dが係脱自在に係合する複数の係合凹部45cがそれぞれ設けられている(図2参照)。このカバー45は、底面部45aの内面及び外面にそれぞれ凹凸突起を設けることで光源部44から放射された光を拡散させる機能を有しており、底面部45aを通して放射された光源部44からの光は広角に配光される。ここに本実施形態では、底面部45aにより主拡散面が構成されている。
次に、光源ユニット4の組立手順について、図2及び図6を参照しながら説明する。まず、一対の絶縁部材43が長手方向に沿って並べられ、両絶縁部材43の主部43aの載置面に光源部44が載置され、かしめ固定や接着などの適当な方法によって各絶縁部材43と結合される。
続いて、光源部44と結合された一対の絶縁部材43が放熱部材42の主片42aに取り付けられる。このとき、絶縁部材43に設けられた係止爪43gが、放熱部材42の側片42bに設けられた係止孔42fに挿入係止されることで、絶縁部材43が放熱部材42に対して抜け止めされる。そして、取付金具46によってレセプタクルコネクタ47が取り付けられた取付部材41が、かしめやねじなどの適当な方法によって放熱部材42に固定される。最後に、底面部45aを光源部44に対向させる向きでカバー45が放熱部材42に被せられると、側壁部45bの係合凹部45cに側片42bの係合突起42dが係合して、カバー45が放熱部材42に結合されることで光源ユニット4の組み立てが完了する。
さらに、本実施形態の照明器具Aの施工手順について、図3及び図4を参照しながら説明する。尚、前面カバー3には光源ユニット4及び取付金具2が予め取り付けられているものとする。光源ユニット4は、前面カバー3の収納凹部32に収納され、ねじ止めなどの適当な方法で前面カバー3に固定される。光源ユニット4が収納凹部32に収納された状態では、収納凹部32の底壁32aに設けられた開口を通して、レセプタクルコネクタ47が底壁32aよりも上側に露出している。また、ねじ挿通孔33に挿通させたプラグコネクタ7が、それぞれ対応する取付金具2のねじ孔にねじ込まれることによって、2個の取付金具2,2が前面カバー3に固定されている。
照明器具Aを施工するにあたっては、まず、施工者は、各ボス部13のねじ挿通孔に挿通させた取付ボルト(図示せず)を天井材にねじ込むことによって、取付ベース1を天井面100に固定する。続いて、施工者は、取付ベース1の近くまで前面カバー3を持ち上げ、前面カバー3に組み付けられた光源ユニット4のレセプタクルコネクタ47にプラグコネクタ7を差込接続する。その後、取付ベース1が側壁部37の内側に納まるように施工者が前面カバー3を上側に移動させると、取付金具2の係止爪23が取付ベース1の係止孔14に係止されることによって、前面カバー3が取付金具2を介して取付ベース1に取り付けられる。これにより照明器具Aの施工が完了する(図2及び図5参照)。
ここで、図2は照明器具Aを天井面100に取り付けた状態の断面図である。前面カバー3に設けられた反射部34は、光源部44の光軸中心Lに対して角度θ1で傾斜している。また、絶縁部材43に設けられてカバー45の内側に配置される反射部43bは、光源部44の光軸中心Lに対して角度θ2で傾斜しており、反射部43bの傾斜角度θ2は反射部34の傾斜角度θ1に比べて大きくなっている(θ2>θ1)。つまり本実施形態では、内側に配置される反射部43bの傾斜角度を外側に配置される反射部34の傾斜角度よりも大きくすることで広角な配光を実現している。また外側に配置される反射部34の傾斜角度を小さくすることで、器具全体の幅寸法を小さくすることができて照明器具Aの小型化が図れる。
また図2中の二点鎖線は、カバー45の底面部45aに沿って延長された曲面bを示しており、本実施形態では、この曲面bに対して光源ユニット4に近い側に前面カバー3の平坦部35が位置している。そして、カバー45と平坦部35がこのような位置関係にあることで、カバー45で拡散させた光を平坦部35に向けて照射することができる。
而して本実施形態によれば、光源ユニット4から照射された光を反射部34及び反射部43bで反射させることで照明空間への照射光量を確保することができる。しかもカバー45で拡散させた光を平坦部35に向けて照射できることから、平坦部35が暗くなることがなく光むらを低減することができる。
ところで、近年、高輝度の発光ダイオード(LED)が開発されたことによって、既設の蛍光灯用照明器具を、低消費電力のLEDランプを用いたLED照明器具に置き換えたいというニーズが生まれている。蛍光灯用照明器具からLED照明器具への置き換えを容易にするためには、LED照明器具の器具本体を蛍光灯用照明器具の器具本体と同一形状で且つ同一寸法とすることが好ましい。また従来、直管蛍光ランプには定格ランプ出力の違いによって全長の異なるものが複数種類製造されているが、直管蛍光ランプの全種類に対応して直管形のLEDランプを新たに製造しようとすると、LEDランプの品種が多くなって製造コストが高くなる。
そのため、本実施形態の照明器具Aでは、基本となる長さの光源ユニット4を複数種類用意し、基本長の光源ユニット4を1乃至複数組み合わせ、直線的に並べることによって、多品種の直管蛍光ランプの代替品を実現している。したがって、光源ユニット4の長さが、規格化されている既存の直管蛍光ランプに比べて短くなる場合がある。一方、器具本体5の大きさ(全長)は既存の蛍光灯用照明器具の器具本体と同じ大きさに形成されているので、図1(a)(b)に示されるように、器具本体5の長手方向両端部と光源ユニット4との間に隙間ができてしまう。
そこで、本実施形態では光源ユニット4の長手方向両側の側壁部45bにも透光性を持たせており、光源部44から光源ユニット4の長手方向に照射された光の一部が、カバー45の内面で反射されるなどして光源ユニット4の長手方向に照射されるようにしている。そして、光源ユニット4から長手方向に照射された光の一部は、収納凹部32の底壁32a表面(底面)に照射されることになり、収納凹部32の底面において側枠部39と光源ユニット4との間の領域A1が暗くなるのを抑えて、目立ちにくくできる。また光源ユニット4は側枠部39よりも下側に位置し、光源部44からの光はカバー45の内面で反射されるなどして、一部が斜め上向きに照射されるので、光源ユニット4からの光が側枠部39の端面(つまり平坦部35及び側壁部38の下面)に照射される。これにより、側枠部39の端面が暗くなるのを抑えて、外観の見栄えをよくできる。
また、図1(a)(b)に示すように、光源ユニット4が直線上に並ぶようにして複数台の照明器具Aが器具本体5を互いに接触させた状態で設置される場合、側壁部38の下面に光が照射されないと、この部分が暗くなって隣接する照明器具Aの突き合わせ部分が暗く見える。そこで本実施形態では側枠部39よりも光源ユニット4の下面を下方に配置し、光源ユニット4から照射される光の一部を上側に照射させ、側枠部39(側壁部38及び平坦部35)の端面に照射させることによって、側枠部39の端面が暗くなるのを抑制している。
また、隣接する照明器具Aの光源ユニット4から長手方向に照射された光の一部は側壁部38の下側を通過して自器の収納凹部32内に入射する。側壁部38の高さ寸法(つまり底壁32aから側壁部38の下端までの寸法)が低いと、隣接する照明器具Aからの入射光が、底壁32aにおいて側枠部39と光源ユニット4との間の領域A1に部分的に照射され、この部分の明るさにムラが発生する可能性がある。そこで、本実施形態では、隣接する照明器具Aから長手方向に照射された光が、底壁32aの底面において側枠部39と光源ユニット4との間の領域A1に照射されないように、この光を側壁部38で遮光できる程度の高さ寸法に、底壁32aからの側部38の高さ寸法が設定されている。すなわち、収納凹部32の底壁32aにおいて側壁部38と光源ユニット4との間の領域A1のうち光源ユニット4側の端位置P1と、隣接する照明器具Aが備える光源ユニット4の下面において自器に近い側の端位置P2とを結ぶ直線L1(図1(a)参照)よりも側壁部38が下方に突出するように、側壁部38の高さ寸法が設定されている。よって隣接する照明器具Aの光源ユニット4から長手方向に照射された光は側壁部38で遮光され、自器の収納凹部32の底壁32aにおいて、側壁部38と光源ユニット4の間の領域A1に照射されにくくなるから、領域A1の明るさにムラができにくくなる。
以上説明したように、本願の照明器具Aは、光源部44及び光源部44を覆う透光性のカバー45を具備した光源ユニット4と、照明空間に面して設けられた収納凹部32に光源ユニット4を収納して被取付部(図示せず)に取り付けられる器具本体5とを備える。そして、器具本体5において収納凹部32の周りにある側枠部39(平坦部35及び側壁部38)の端面が、カバー45の表面に対して照明空間と反対側に位置することを特徴とする。
これにより、光源ユニット4のカバー45から外側に放射された光の一部が側枠部39の端面に照射されるから、側枠部39が暗くなるのを抑制して、側枠部39の見栄えをよくできる。
この照明器具Aにおいて、複数台の上記照明器具Aが器具本体5を互いに接触させた状態で配置される場合に、隣接する他の照明器具Aが備える光源ユニット4からの入射光が、収納凹部32の底面(つまり底壁32aの表面)において側枠部39(すなわち側壁部38)と光源ユニット4との間の領域A1に照射されないように、入射光を側枠部39(側壁部38)で遮光できる程度の高さ寸法に、上記底面からの側枠部39(側壁部38)の高さ寸法が設定されることも好ましい。
これにより、隣接する他の照明器具Aが備える光源ユニット4からの入射光の一部が側枠部3によって遮光され、収納凹部32の底面(底壁32aの表面)において側枠部39と光源ユニット4との間の領域A1に入射光が照射されにくくなる。したがって、領域A1の明るさにムラができにくくなり、外観の見栄えが向上する。
なお本実施形態では、光源ユニット4を2列に配置した長方形タイプの照明器具Aを例に説明したが、例えば光源ユニット4を4列や8列に配置したスクエアタイプの照明器具であってもよく、本実施形態に限定されない。また本実施形態では、発光ダイオードを光源としているが、光源は発光ダイオードに限定されるものではなく、蛍光灯などであってもよい。さらに、光源ユニット4の個数は本実施形態に限定されるものではなく、1個でもいいし、3個以上であってもよい。
A 照明器具
1 取付ベース
3 前面カバー
4 光源ユニット
5 器具本体
32 収納凹部
32a 底壁
35 平坦
38 側壁部
39 側枠部
44 光源部
45 カバー
100 天井面

Claims (1)

  1. 光源ユニットと器具本体とを備えた照明器具であって、
    前記光源ユニットは、光源部及び前記光源部を覆う透光性のカバーを具備し
    前記器具本体は、照明空間に面して設けられた収納凹部に前記光源ユニットを収納して被取付部に取り付けられ
    前記器具本体において前記収納凹部の周りにある側枠部の端面が、前記カバーの表面に対して照明空間と反対側に位置し、
    複数台の前記照明器具が前記器具本体を互いに接触させた状態で配置される場合に、隣接する他の前記照明器具が備える前記光源ユニットからの入射光が、前記収納凹部の底面において前記側枠部と前記光源ユニットとの間の領域に照射されないように、前記入射光を前記側枠部で遮光できる程度の高さ寸法に、前記底面からの前記側枠部の高さ寸法が設定されたことを特徴とする照明器具
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