JP6626670B2 - 照明装置の器具本体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置の器具本体構造に関し、例えば天井位置に取付けられ、コンパクト形蛍光灯と同等又は類似形状のランプを収納して使用される照明装置の器具本体に好適なものである。
例えば天井位置に取付けられて、コンパクト形蛍光灯などのランプを収納して使用される照明装置の器具本体としては、例えば下記特許文献1に記載されるものがある。この照明装置の器具本体は、反射板やランプを搭載する底板が設けられた方形のベース部材の四周を枠体で囲繞して構成される。枠体は、ベース部材の方形四辺の夫々に配置されて底板に垂直な枠板と、ランプ収納部側で枠板からベース部材の中央部に向けて垂直方向に形成された縁部とが一体に形成されている。
実用新案登録第2560560号公報
ところで、照明に用いる発光源として発光ダイオード(以下、LED(Light Emitting Diode))が注目され、種々のLEDを用いた発光モジュール(以下、LEDモジュールともいう)がランプとして開発されている。室内照明には、コンパクト形蛍光灯に代えてライン型のLEDモジュールからなるコンパクト蛍光灯形のLEDランプも開発されている。このコンパクト蛍光灯形LEDランプを収納する器具本体では、LEDモジュール用の電源回路を器具本体に設ける必要がある。即ち、LEDモジュールと蛍光灯では、電源電力の形態が異なるので、LEDモジュールからなるコンパクト蛍光灯形LEDランプを収納する器具本体は、予め電源回路を器具本体内に収納したものが実用に供しやすい。このコンパクト蛍光灯形LEDランプを収納する器具本体を新たに設計する場合、器具本体の構成部品は取り扱いやすい部品とするのが望ましい。特許文献1に記載される照明装置の器具本体では、枠体が大掛かりなので、この枠体を取り扱いやすい部品で構成したいとする要求がある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、底板を有するベース部材の四周を枠体で囲繞してコンパクト蛍光灯形LEDランプを収納する器具本体を構成する場合に、枠体を構成する部品を取り扱いやすいものとすることが可能な照明装置の器具本体構造の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の一態様によれば、底板を有する方形なベース部材の四周を枠体で囲繞して器具本体を構成し、器具本体の内部にコンパクト蛍光灯形LEDランプを収納して照明装置とする照明装置の器具本体構造であって、枠体は、ベース部材の方形四辺の夫々に配置されて枠体の一辺を構成し、ベース部材の底板と垂直な枠板を有し、ベース部材の方形四辺の夫々の方向に長手な枠部材と、隣合う枠部材同士を連結する連結部材と、を備え、枠部材は、コンパクト蛍光灯形LEDランプ収納側にあって枠板からベース部材の中央部に向けて枠板と直交方向に形成され、隣合う枠部材同士で互いに当接する当接部がベース部材の方形四辺の夫々の方向に対して45°の角度で形成された縁部と、枠板のうちの枠部材長手方向端部に形成され、枠板の板面方向と平行で且つ底板の板面方向と直交方向に連続し、枠板の板面からベース部材中央部に向けて突出する断面鉤状のガイド部と、縁部のうちの枠部材長手方向端部に形成され、隣合う枠部材同士で組み合わされて円筒部になるように縁部から底板方向に向けて突設された半円筒部とを備え、連結部材は、底板側から縁部側に向けてガイド部の連続方向にスライドすることで隣合う枠部材の2つのガイド部を収納するスライド部と、スライド部のスライド方向端部に形成されて隣合う枠部材同士の半円筒部が合わさって形成される円筒部の外周に被嵌される被嵌円筒部とを備えた照明装置の器具本体構造が提供される。
本発明の照明装置の器具本体構造では、底板を有するベース部材の四周を枠体で囲繞してコンパクト蛍光灯形LEDランプを収納する器具本体を構成する場合に、枠体を構成する部品を取り扱いやすいものとすることができる。
本発明の器具本体構造が適用された照明装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1の器具本体構造の分解斜視図である。 図1の器具本体構造におけるベース部材と枠体の組立説明図である。 図2の枠体を構成する枠部材の平面図である。 図4の枠部材の長手方向端部の斜視図である。 図1の器具本体構造における枠体の組立説明図である。 図6の枠体組立に用いられる連結部材の異なる方向からの斜視図である。 図6の枠体組立の完成平面図である。
以下に示す実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
以下に、本発明の照明装置の器具本体構造の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1には、この実施形態の照明装置の全体斜視図、図2には、図1の照明装置の器具本体の分解斜視図を示す。この実施形態の照明装置は、例えば被取付位置である天井位置に取付けられ、器具本体2内に3本のコンパクト蛍光灯形LEDランプ1を収納して使用されるものである。このコンパクト蛍光灯形LEDランプ1は、例えばJISC7709に規定されるGX10qのような片側口金ソケットに接続して使用されるものである。コンパクト蛍光灯形LEDランプ1は、例えば一方向に長手な本体の支持板上にライン形のLED基板を搭載し、その上に半透明なドーム形状のカバーを被せてLEDモジュールを構成し、このLEDモジュールの長手方向一方の端部に片側口金ソケット対応のキャップを取付けて構成される。LEDモジュールは直流電力が必要であるから、商用電源、即ち交流電力を直流電力に変換する電源回路が必要である。この実施形態では、このLEDモジュール用の電源回路を器具本体2側に配置する。
この実施形態の器具本体2は、コンパクト蛍光灯形LEDランプ1を収納する筐体の主要部として、器具本体2の基部となる方形のベース部材3を有し、このベース部材3の四周を枠体4で囲繞する。この実施形態では、枠体4は、器具本体2の組立工程の後半にベース部材3の四周に組立てられるので、枠体4の構成については後段に詳述する。ベース部材3は金属板で構成されており、ほぼ正方形な底板5と、この底板5の四辺から底板5と垂直に立設される側板6を有する。この実施形態では、ベース部材3の底板5は主反射板を構成するものでもあり、明色に塗装されている場合もある。このベース部材3の底板5には、電源配線材が配線される電源配線用開口部7や調光配線材8aが配線される調光配線用開口部8、天井から垂下されたスタッドボルトを挿通するボルト用開口部9が開設されている。この実施形態の器具本体2は、天井から垂下されたスタッドボルトをボルト用開口部9に挿通し、ボルト用開口部9から突出するスタッドボルトのネジ部にナットを螺合して天井位置に取付けられる。また、側板6は、底板5の四辺延長部分を例えば図2の図示上方に折り曲げて形成される。なお、隣合う側板6同士の間には隙間が形成されており、この隙間が、後述する側方反射板11の内部に位置する側方反射板位置開口部13となっている。
このベース部材3内には3本のコンパクト蛍光灯形LEDランプ1が収納されるので、それらコンパクト蛍光灯形LEDランプ1の間には断面五角形状の反射板10が夫々三角屋根状に底板5に取付けられる。この反射板10は金属板製で、底板5側が開口し且つベース部材3の方形四辺の何れかの辺、図2では、図示左右の辺と同方向に連通する空間が内部に形成されている。従って、この反射板10を底板5に取付けると、反射板10と底板5で囲まれる空間が形成される。なお、反射板10の長手方向端部は、内部空間の連通方向と直交する側板6、図2では、図示上下の側板6に接続される。また、反射板10の長手方向端部が接続されているベース部材3の側板6の何れか一方、図2では図示上方の側板6に、反射板10の内部空間に連通する反射板位置開口部12が形成されている。従って、反射板位置開口部12は、反射板10の内部空間と側板6の外部とを連通している。
また、収納されるコンパクト蛍光灯形LEDランプ1の外側には、底板5と側板6に掛け渡すようにして側方反射板11が底板5に取付けられる。この側方反射板11は金属板製で、コンパクト蛍光灯形LEDランプ1側がベース部材3の外側に向けて広がる傾斜面11aとそれに連続して側板6と垂直、つまり底板5と平行な平面11bを有する断面五角形状で、底板5側が開口し且つベース部材3の方形四辺の図2の図示左右の辺と同方向、つまり反射板10の内部空間連通方向と同方向に連通する空間が内部に形成されている。従って、この側方反射板11を底板5に取付けると、側方反射板11と側板6と底板5で囲まれる空間が形成される。なお、側方反射板11の長手方向端部も、内部空間の連通方向と直交する側板6、図2では、図示上下の側板6に接続される。従って、前述した側方反射板位置開口部13は、側方反射板11の内部空間と側板6の外部とを連通している。
反射板10及び側方反射板11の長手方向端部が接続されているベース部材3の側板6の何れか一方、図2では図示下方の側板6に、コンパクト蛍光灯形LEDランプ1を接続するための片側口金ソケット15が取付けられている。この片側口金ソケット15は、図2の図示下方の側板6のうち、反射板10及び側方反射板11が接続されていない部分に取付けられている。また、反射板10と反射板10の間、及び反射板10と側方反射板11の間、つまりコンパクト蛍光灯形LEDランプ1の配置位置にあって、片側口金ソケット15の対向位置には、コンパクト蛍光灯形LEDランプ1を支持するためのランプホルダー16が底板5に取付けられている。なお、ベース部材3の側板6のうち、片側口金ソケット15が取付けられている側板6、即ち図2の図示下方の側板6には、片側口金ソケット15の取付位置にソケット位置開口部14が形成されている。
前述のように、この実施形態では、コンパクト蛍光灯形LEDランプ1用の電源回路17を器具本体2に配置する。この実施形態では、電源回路(筐体)17を比較的長くて扁平な直方体形状とし、この電源回路17を図2の図示右側の側板6に沿わせるように配置して、電源ベース17aを介して底板5に取付ける。従って、前述のように側方反射板11をベース部材3に取付けると、電源回路17は図1の図示右側の側方反射板11の内部空間内に配置されることになる。一方、この電源回路17に商用電源、即ち交流電力を供給するための電源端子台18は、図2の図示右側のランプホルダー16と図示中央のランプホルダー16の間で底板5に取付ける。従って、前述のように反射板10をベース部材3に取付けると、電源端子台18は図1の図示右側の反射板10の内部空間内に配置されることになる。この電源端子台18には、電源配線用開口部7を通じて図示しない天井側の電源配線材を接続する。
図1の図示右側の反射板10の内部空間は、図2に示す図示右側の反射板位置開口部12を通じて外部に連通し、更に、図2に示す図示右側上方の側方反射板位置開口部13を通じて図1の図示右側の側方反射板11の内部空間に連通しているので、これら反射板位置開口部12及び側方反射板位置開口部13を通じて電源端子台18と電源回路17を電源側配線材20で接続する。同様に、図1の図示右側の側方反射板11の内部空間は、図2に示す図示右側下方の側方反射板位置開口部13を通じて外部に連通し、更に、図2に示すソケット位置開口部14を通じて片側口金ソケット15に連通しているので、これら側方反射板位置開口部13及びソケット位置開口部14を通じて電源回路17と各片側口金ソケット15をランプ側配線材21で接続する。これにより、商用電源の交流電力は電源回路17で直流電力に変換され、各片側口金ソケット15を介してコンパクト蛍光灯形LEDランプ1に供給される。このように、ベース部材3に電気部品や反射板などを取付けることで器具本体2の主要部を組立てることができる。なお、図1の図示右側の反射板10の内部空間内では、調光端子台19も底板5に取付けられている。この調光端子台19は、調光配線用開口部8を通じて調光配線材8aにより電源回路17に接続されている。この調光端子台19は、例えばコンパクト蛍光灯形LEDランプ1による発光の明るさや色合いを調整するための無線信号を遠隔操作器、所謂リモコンから受信するものであり、受信した無線信号に応じて電源回路17からの供給電力形態を制御することでコンパクト蛍光灯形LEDランプ1の発光の明るさや色合いが調整される。
これらの電気部品や反射板などがベース部材3に取付けられた状態で、ベース部材3の四周に枠体4を組立ててベース部材3の四周を枠体4で囲繞し、器具本体2を完成する。図3には、図1の器具本体2におけるベース部材3と枠体4の組立説明図を示す。この実施形態でベース部材3の四周を囲繞する枠体4は、4つの枠部材22を連結部材23で連結して構成される。そのため、枠体4の構成部品がコンパクトになり、取り扱いやすい。図4には、図2の枠体4を構成する枠部材22の平面図、図5には、図4の枠部材22の長手方向端部の斜視図、図6には、図1の器具本体構造における枠体4の組立説明図を夫々示す。なお、図4では、ベース部材3の底板5に形成されている各種の開口部(穴)を省略している。枠部材22は樹脂製であり、ベース部材3の側板6よりもベース部材外側でベース部材3の方形四辺の夫々に配置されて枠体4の一辺を構成するものである。従って、この枠部材22はベース部材3の方形四辺の夫々の方向に長手である。また、この枠部材22は、ベース部材3の底板5と直交、つまり側板6と平行な枠板24を有する。この枠板24の長手方向と直交する方向を幅方向とすると、枠板24の幅方向両端部からは同方向、この場合はベース部材中央部に向けて枠板24と直交する板部材が突設されて断面コ字状となっており、その間にベース部材3の側板6の部分が差し込まれる。この突設板部材のうち、ベース部材3の底板5側の突設板部材は、底板5に枠部材22を取付けるための固定部25である。この固定部25の枠部材長手方向両端部にはネジ用貫通孔25aが形成されており、このネジ用貫通孔25aに挿通されたネジを底板5に螺合し締付けることで枠部材22をベース部材3に固定することができる。
一方、突設板部材のうち、固定部25の反対側、つまりコンパクト蛍光灯形LEDランプ収納側の突設板部材は、ベース部材3の周縁部、特に側板6の突出端部を覆う縁部26である。この縁部26は、器具本体2の周辺部の化粧部材としても機能する。この縁部26の枠部材長手方向端部には、隣合う枠部材22同士で当接する当接部27が形成されている。この当接部27は、隣合う枠部材22の縁部26同士が干渉しないようにするために、縁部26の端部をベース部材3の方形四辺の夫々の方向に対して45°の角度で切除したような形状としている。この当接部27は、隣合う枠部材22同士で緊密に接合していないと見た目がよくないし、当接部27の間から光が漏れると体裁も悪い。そこで、この当接部27には、隣合う枠部材22同士で互いに重合する重合部28、29が形成されている。この重合部は、隣合う枠部材22のうちの一方の枠部材22の当接部27からベース部材3の底板5側で他方の枠部材22の当接部27に向けて突出する薄板状の薄板重合部28と、その薄板重合部28が搭載するように他方の枠部材22の当接部27のうち、ベース部材3の底板5側を凹陥させた凹陥重合部29とで構成される。従って、凹陥重合部29上に薄板重合部28が重合すると当接部27同士が隙間なく緊密に接合されているように見えて見た目がよく、当接部27の間から光が漏れるのを防止して体裁がよい。
一方、縁部26の当接部27が緊密に接合した状態で枠部材22同士を連結部材23で連結するために、この実施形態では以下のような工夫が為されている。まず、枠部材22の枠板24のうちの枠部材長手方向端部には、ガイド部30が枠板24の板面からベース部材中央部に向けて突出するように形成されている。このガイド部30は、断面形状が鉤状(略L字状)で、断面鉤状の先端部が枠部材長手方向内側に向くように形成され、枠板24の板面方向と平行で且つ底板5の板面方向と直交方向に連続する。また、このガイド部30は、隣合う枠部材22を適正に組合せると2つのガイド部30が接合され、断面が略T字状になる。更に、このガイド部30は、断面鉤状の先端部がベース部材3の底板5側から枠部材22の縁部26側に近づく従って、枠部材長手方向端部から遠ざかるようにして断面鉤状の先端部外形が次第に幅広に形成されている。なお、前述した凹陥重合部29が形成されているガイド部30では、薄板重合部28との干渉を回避するため、ガイド部30の凹陥重合部29側の一部が切除されている。また、縁部26のうちの枠部材長手方向端部には、枠部材22の縁部26からベース部材3の底板5方向に向けて半円筒部(図では略半円筒部)31が突設されている。この半円筒部31は、隣合う枠部材22同士で組合わされて円筒部(図では略円筒部)になる。
図7には、図6の枠体組立に用いられる連結部材23を異なる方向から見た斜視図を示す。この連結部材23は、隣合う枠部材22の接合された2つのガイド部30を収納するために略T字状の溝部32aが形成されたスライド部32と、隣合う枠部材22同士の半円筒部31が合わさって形成される円筒部の外周に被嵌される被嵌円筒部33とを備えている。図7の溝部32aの上端部にはストッパ32bが突出しているため溝部32aの断面が略T字状に見えないが、このストッパ32bの下方部分は略T字状となっている。スライド部32は、隣合う枠部材22の2つのガイド部30を同時に溝部32a内に差し込みながらベース部材3の底板5側から枠部材22の縁部26側に向けてガイド部30の連続方向にスライドすることで隣合う枠部材22の2つのガイド部30を溝部32a内に収納する。このスライド部32は、ガイド部30が緊密に収納されるようにガイド部30を収納する溝部32aの内面がガイド部30の断面鉤状の先端部外形に合わせた斜面に形成されている。また、被嵌円筒部33は、スライド部32のスライド方向端部に形成されている。
図8には、図6の枠体組立の完成平面図を示す。枠部材22の固定部25の枠部材長手方向端部は枠板24と直交方向に切除されており、これにより隣合う枠部材22同士を接合した状態で、連結部材23をガイド部30に嵌め込むための連結部材用開口部34が形成される。この連結部材用開口部34から隣合う枠部材22の2つのガイド部30の外側に連結部材23のスライド部32を嵌め込みながら連結部材23をベース部材3の底板5側から枠部材22の縁部26側に向けて押し込んでスライドする。このガイド部30へのスライド部32の嵌め込みが終わる頃、被嵌円筒部33が隣合う枠部材22同士の半円筒部31が合わさって形成される円筒部の外周に被嵌される。これにより、連結部材23が容易に抜けることなく、隣合う枠部材22同士が連結される。全ての枠部材22の連結とベース部材3への固定が完了して器具本体2が完成する。
このように、この実施形態の照明装置の器具本体構造では、底板5を有する方形なベース部材3の四周を枠体4で囲繞して器具本体2を構成し、その器具本体2の内部にコンパクト蛍光灯形LEDランプ1を収納して照明装置とする。その場合、枠体4は、ベース部材3の方形四辺の夫々に配置されて枠体4の一辺を構成する枠部材22同士を連結部材23で連結して構成される。枠部材22は、ベース部材3の底板5と垂直な枠板24を有し且つベース部材3の方形四辺の夫々の方向に長手である。また、枠部材22には、隣合う枠部材22同士で互いに当接する当接部27がベース部材3の方形四辺の夫々の方向に対して45°の角度で形成された縁部26がコンパクト蛍光灯形LEDランプ収納側にあって枠板24からベース部材3の中央部に向けて枠板24と直交方向に形成されている。また、枠部材22には、枠板24の板面方向と平行で且つ底板5の板面方向と直交方向に連続し且つ枠板24の板面からベース部材中央部に向けて突出する断面鉤状のガイド部30が枠板24のうちの枠部材長手方向端部に形成されている。また、枠部材22には、隣合う枠部材22同士で組み合わされて円筒部になるように縁部26から底板5方向に向けて突設された半円筒部31が縁部26のうちの枠部材長手方向端部に形成されている。また、連結部材23には、底板5側から縁部26側に向けてガイド部30の連続方向にスライドすることで隣合う枠部材22の2つのガイド部30を収納するスライド部32と、スライド部32のスライド方向端部に形成されて隣合う枠部材22同士の半円筒部31が合わさって形成される円筒部の外周に被嵌される被嵌円筒部33とが形成されている。そのため、分割された枠部材22を連結部材23によって連結することで枠体4を形成することができ、これにより部品をコンパクト化して取り扱いやすい。
また、ガイド部30の断面鉤状の先端部が底板5側から縁部26側に近づく従って枠部材長手方向端部から遠ざかるようにして断面鉤状の先端部外形を次第に幅広に形成し、ガイド部30が緊密に収納されるようにガイド部30を収納するスライド部32の溝部32aの内面をガイド部30の断面鉤状の先端部外形に合わせて斜面に形成した。これにより、連結部材23が容易に抜けることなく隣合う枠部材22同士を確実に連結することができる。
また、隣合う枠部材22同士で互いに重合する重合部を当接部27に形成することにより、縁部26同士の接合部の見た目や体裁をよくすることができる。
また、隣合う枠部材22のうちの一方の枠部材22の当接部27から底板5側で他方の枠部材22の当接部27に向けて突出する薄板状の薄板重合部28と、薄板重合部28が搭載するように他方の枠部材22の当接部27の底板5側を凹陥させた凹陥重合部29とで重合部を構成する。これにより、当接部27同士が緊密に接合されているように見えて見た目がよく、当接部27の間から光が漏れるのを防止して体裁がよい。
なお、この実施形態では、LEDランプ用の電源回路を器具本体に配置した器具本体構造について説明したが、LEDランプ用の電源回路をコンパクト蛍光灯形LEDランプ自体に内蔵することも可能である。その場合は、器具本体構造の電源回路を省略し、商用電源が片側口金ソケットに設即されるように配線すればよい。
また、この実施形態の照明装置の器具本体はコンパクト形蛍光灯にも使用可能である。その場合、LEDランプ用の電源回路を蛍光灯用の安定器を設置し、配線材も蛍光灯用に配線する必要がある。
本発明がここに記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に記載された発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 コンパクト蛍光灯形LEDランプ
2 器具本体
3 ベース部材
4 枠体
5 底板
6 側板
7 電源配線用開口部
8 調光配線用開口部
9 ボルト用開口部
10 反射板
11 側方反射板
12 反射板位置開口部
13 側方反射板位置開口部
14 ソケット位置開口部
15 片側口金ソケット
16 ランプホルダー
17 電源回路
18 電源端子台
19 調光端子台
20 電源側配線材
21 ランプ側配線材
22 枠部材
23 連結部材
24 枠板
25 固定部
26 縁部
27 当接部
28 薄板重合部(重合部)
29 凹陥重合部(重合部)
30 ガイド部
31 半円筒部
32 スライド部
32a 溝部
33 被嵌円筒部
34 連結部材用開口部

Claims (4)

  1. 底板を有する方形なベース部材の四周を枠体で囲繞して器具本体を構成し、前記器具本体の内部にコンパクト蛍光灯形ランプを収納して照明装置とする照明装置の器具本体構造であって、
    前記枠体は、
    前記ベース部材の方形四辺の夫々に配置されて前記枠体の一辺を構成し、前記ベース部材の底板と垂直な枠板を有し、前記ベース部材の方形四辺の夫々の方向に長手な枠部材と、
    隣合う前記枠部材同士を連結する連結部材と、を備え、
    前記枠部材は、
    前記コンパクト蛍光灯形ランプ収納側にあって前記枠板から前記ベース部材の中央部に向けて前記枠板と直交方向に形成され、隣合う前記枠部材同士で互いに当接する当接部が前記ベース部材の方形四辺の夫々の方向に対して45°の角度で形成された縁部と、
    前記枠板のうちの枠部材長手方向端部に形成され、前記枠板の板面方向と平行で且つ前記底板の板面方向と直交方向に連続し、前記枠板の板面から前記ベース部材中央部に向けて突出する断面鉤状のガイド部と、
    前記縁部のうちの前記枠部材長手方向端部に形成され、隣合う前記枠部材同士で組み合わされて円筒部になるように前記縁部から前記底板方向に向けて突設された半円筒部とを備え、
    前記連結部材は、
    前記底板側から前記縁部側に向けて前記ガイド部の連続方向にスライドすることで隣合う前記枠部材の2つの前記ガイド部を収納するスライド部と、
    前記スライド部のスライド方向端部に形成されて隣合う前記枠部材同士の半円筒部が合わさって形成される前記円筒部の外周に被嵌される被嵌円筒部とを備えた
    ことを特徴とする照明装置の器具本体構造。
  2. 前記ガイド部は、前記断面鉤状の先端部が前記底板側から前記縁部側に近づく従って前記枠部材の長手方向端部から遠ざかるようにして前記断面鉤状の先端部外形が次第に幅広に形成されており、
    前記スライド部は、前記ガイド部が緊密に収納されるように前記ガイド部を収納する溝部の内面が前記ガイド部の断面鉤状の先端部外形に合わせた斜面に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置の器具本体構造。
  3. 方形なベース部材の四周を枠体で囲繞して器具本体を構成し、前記器具本体の内部にコンパクト蛍光灯形LEDランプを収納して照明装置とする照明装置の器具本体構造であって、
    前記ベース部材は、
    方形な底板と、
    前記底板の方形四辺の夫々から立設された側板と
    を備え、
    前記底板に取付けられ、前記底板側に前記ベース部材の方形四辺の何れかと同方向に連通する空間が形成されたトンネル形状の反射板と、
    前記底板と前記側板とに掛け渡すようにして取付けられ、前記底板及び側板側に前記反射板の空間連通方向と同方向に連通する空間が形成されたトンネル形状の側方反射板と、
    前記側板のうちの前記反射板及び前記側方反射板の非接続箇所に取付けられ、前記コンパクト蛍光灯形LEDランプを接続する片側口金ソケットと、
    前記側方反射板と前記側板と前記底板との間の空間に配置され、前記コンパクト蛍光灯形LEDランプ用の電源回路と、
    前記反射板と前記底板との間の空間に配置され、電源配線材が接続される電源端子台とを備え、
    前記側板は、
    前記反射板の接続箇所に形成された反射板位置開口部と、
    前記側方反射板の接続箇所に形成された側方反射板位置開口部と、
    前記片側口金ソケットの取付位置に形成されたソケット位置開口部と
    を備え、
    前記反射板位置開口部及び前記側方反射板位置開口部を通じて前記電源端子台と前記電源回路とを接続する電源側配線材と、
    前記側方反射板位置開口部及び前記ソケット位置開口部を通じて前記電源回路と前記片側口金ソケットとを接続するランプ側配線材と
    を備えたことを特徴とする照明装置の器具本体構造。
  4. 前記枠体は、
    前記側板よりも前記ベース部材外側で前記ベース部材の方形四辺の夫々に配置されて前記枠体の一辺を構成し、前記側板と平行な枠板を有し、前記ベース部材の方形四辺の夫々の方向に長手な枠部材と、
    隣合う前記枠部材同士を連結する連結部材と
    を備えたことを特徴とする請求項に記載の照明装置の器具本体構造。
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