JP2016035535A - 光導波路、電気配線板、又は、レンズシートを構成するシート状部品及びシート状部品組み立て体 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易にかつ精度良く筐体に取り付けることができるシート状部品及びシート状部品組み立て体を提供する。
【解決手段】設置面215から伸びる複数の柱状の位置決めピン230を備える筐体210に取り付けられるシート状部品10は、複数の貫通孔24を備える。各貫通孔24は位置決め接触面と遊び空間領域25を有し、非設置状態において、各位置決めピン230を各遊び空間領域25内に留ませた状態で、シート状部品10を筐体210に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりすることができる。設置状態では、シート状部品10が筐体210に対して被設置面の広がる被設置面方向に相対的に移動しないように、複数の位置決めピン230の側面が、それぞれ、複数の位置決め接触面内の接触位置に接触する。
【選択図】図1
【解決手段】設置面215から伸びる複数の柱状の位置決めピン230を備える筐体210に取り付けられるシート状部品10は、複数の貫通孔24を備える。各貫通孔24は位置決め接触面と遊び空間領域25を有し、非設置状態において、各位置決めピン230を各遊び空間領域25内に留ませた状態で、シート状部品10を筐体210に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりすることができる。設置状態では、シート状部品10が筐体210に対して被設置面の広がる被設置面方向に相対的に移動しないように、複数の位置決めピン230の側面が、それぞれ、複数の位置決め接触面内の接触位置に接触する。
【選択図】図1
Description
本発明は、光導波路、電気配線板、又は、レンズシートを構成するシート状部品及びシート状部品組み立て体に関する。
情報容量の増大に伴い、幹線やアクセス系といった通信の分野のみならず、ルーターやサーバー内の情報処理の分野にも光信号を用いる光インターコネクション技術の開発が進められている。具体的には、光インターコネクション技術は、ルーターやサーバーの装置内のボード間又はボード内の電子部品間の短距離信号の伝送に、電気的なノイズの影響を受けない光を用いる。このため、光インターコネクション技術は、光が伝搬する光伝送路として、光ファイバに比べて光伝送路の設計自由度が高く、かつ、高密度化が可能な光導波路を用いる。そして、光導波路は、光伝送路の設計自由度を高くするために、フレキシブル性を有する材料でシート状に形成される。
そして、光インターコネクション技術は、光導波路の両端に、筐体に設けられた光電変換部を設け、電子部品からの電気信号を受信し、また、光導波路からの光信号を電気信号として出力する。
光導波路の端部の被設置面は、光電変換部の設置面に正確に設置する必要がある。そこで、特許文献1には、光電変換部にガイドピンを設け、光導波路の端部には、ガイドピンの外径と略同じ大きさの孔を形成し、光導波路の端部の孔に、ガイドピンを差し込むことにより、光導波路の端部の被設置面を光電変換部の設置面に正確に設置することができるようにしている。
光導波路の端部の被設置面は、光電変換部の設置面に正確に設置する必要がある。そこで、特許文献1には、光電変換部にガイドピンを設け、光導波路の端部には、ガイドピンの外径と略同じ大きさの孔を形成し、光導波路の端部の孔に、ガイドピンを差し込むことにより、光導波路の端部の被設置面を光電変換部の設置面に正確に設置することができるようにしている。
しかし、特許文献1に記載の技術では、光導波路の端部に形成された孔は、ガイドピンの外径と略同じ大きさであるので、ガイドピンを孔に挿入する際に、ガイドピンと孔との間の摩擦力が大きく、光導波路の端部を大きな力で押しつける必要がある。
このため、ガイドピンと孔との間の摩擦力により孔の形状が変形したり、光導波路の端部が変形や破断したりする恐れがある。
このため、ガイドピンと孔との間の摩擦力により孔の形状が変形したり、光導波路の端部が変形や破断したりする恐れがある。
本発明の課題は、容易にかつ精度良く筐体に取り付けることができるシート状部品及びシート状部品組み立て体を提供することにある。
本発明に係るシート状部品及びシート状部品組み立て体は、以下の(1)〜(7)を提供する。
(1) 設置面と前記設置面から伸びる複数の位置決めピンとを備える筐体に取り付けられるシート状部品であって、
前記シート状部品は、前記設置面に設置される被設置面が形成されたシート状部材本体を有し、
さらに、前記シート状部品は、
光導波路となるように前記シート状部材本体に形成されたコアパターンを有するか、
電気配線板となるように前記シート状部材本体に形成された電気配線を有するか、又は、
レンズシートとなるように前記シート状部材本体に形成されたレンズを有するものであり、
前記シート状部材本体は、前記複数の位置決めピンが、それぞれ、貫通しうる複数の貫通孔を有し、
各貫通孔は、
前記被設置面が前記設置面に設置された設置状態において、前記シート状部品が前記筐体に対して前記被設置面の広がる方向に相対的に移動しないように、各位置決めピンの側面が接触する位置決め接触部と、
各位置決めピンの側面が接触しない遊び空間領域とを有し、
前記被設置面が前記設置面に設置されていない非設置状態において、各位置決めピンを各遊び空間領域内に留ませた状態で、前記シート状部品を前記筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしうる、シート状部品。
前記シート状部品は、前記設置面に設置される被設置面が形成されたシート状部材本体を有し、
さらに、前記シート状部品は、
光導波路となるように前記シート状部材本体に形成されたコアパターンを有するか、
電気配線板となるように前記シート状部材本体に形成された電気配線を有するか、又は、
レンズシートとなるように前記シート状部材本体に形成されたレンズを有するものであり、
前記シート状部材本体は、前記複数の位置決めピンが、それぞれ、貫通しうる複数の貫通孔を有し、
各貫通孔は、
前記被設置面が前記設置面に設置された設置状態において、前記シート状部品が前記筐体に対して前記被設置面の広がる方向に相対的に移動しないように、各位置決めピンの側面が接触する位置決め接触部と、
各位置決めピンの側面が接触しない遊び空間領域とを有し、
前記被設置面が前記設置面に設置されていない非設置状態において、各位置決めピンを各遊び空間領域内に留ませた状態で、前記シート状部品を前記筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしうる、シート状部品。
本発明によれば、シート状部品は、設置面に設置される被設置面が形成されたシート状部材本体を有し、シート状部材本体は、複数の位置決めピンがそれぞれ貫通しうる複数の貫通孔を有し、各貫通孔は、被設置面が設置面に設置された設置状態において、シート状部品が筐体に対して被設置面の広がる方向に相対的に移動しないように、各位置決めピンの側面が接触する位置決め接触部と、各位置決めピンの側面が接触しない遊び空間領域とを有する。このため、被設置面が設置面に設置されていない非設置状態において、各位置決めピンを各遊び空間領域内に留ませた状態で、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりすることができる。
よって、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりする際は、位置決め接触面が位置決めピンの側面に殆ど接触しないようにすることができるので、位置決め接触面が位置決めピンの側面に接触する際に生じる摩擦力は殆ど生じない。このため、位置決め接触面やシート状部品が変形したり、破断したりする恐れが殆どない。
なお、設置面に設置される被設置面は、位置決めに支障のない程度の平坦面を有しているとよく、光導波路の場合、コアパターンは被設置面と反対の面側に設けられているとよく、レンズシートの場合、レンズ、通常平凸レンズの凸方向が被設置面と反対の面側に有しているか、凸方向が被設置面方向を向き、凸部の最上部が被設置面よりも筐体と反対方向にシート状部品に埋設されているとよく、電気配線板の場合、電気配線は被設置面と反対の面側に設けられているとよい。
よって、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりする際は、位置決め接触面が位置決めピンの側面に殆ど接触しないようにすることができるので、位置決め接触面が位置決めピンの側面に接触する際に生じる摩擦力は殆ど生じない。このため、位置決め接触面やシート状部品が変形したり、破断したりする恐れが殆どない。
なお、設置面に設置される被設置面は、位置決めに支障のない程度の平坦面を有しているとよく、光導波路の場合、コアパターンは被設置面と反対の面側に設けられているとよく、レンズシートの場合、レンズ、通常平凸レンズの凸方向が被設置面と反対の面側に有しているか、凸方向が被設置面方向を向き、凸部の最上部が被設置面よりも筐体と反対方向にシート状部品に埋設されているとよく、電気配線板の場合、電気配線は被設置面と反対の面側に設けられているとよい。
(2) 前記複数の位置決めピンは3以上の位置決めピンであり、
前記複数の位置決め接触部は3以上の位置決め接触部であり、
前記設置状態において、前記3以上の位置決めピンがそれぞれ前記3以上の位置決め接触部に接触した位置を3以上の接触位置とした場合において、
各位置決めピンの中心から、各位置決めピンに対応する各接触位置への接触方向が、いずれも、前記設置面における前記3以上の位置決めピンを頂点とする多角形の重心側に向いている、(1)に記載のシート状部品。
この場合は、各位置決めピンの中心から、各位置決めピンに対応する各接触位置への接触方向が、いずれも、設置面における3以上の位置決めピンを頂点とする多角形の重心側に向いているので、位置決めピンを効率よく位置決め接触面に接触させ、シート状部品を筐体に対して効率よく位置決めをすることができる。
前記複数の位置決め接触部は3以上の位置決め接触部であり、
前記設置状態において、前記3以上の位置決めピンがそれぞれ前記3以上の位置決め接触部に接触した位置を3以上の接触位置とした場合において、
各位置決めピンの中心から、各位置決めピンに対応する各接触位置への接触方向が、いずれも、前記設置面における前記3以上の位置決めピンを頂点とする多角形の重心側に向いている、(1)に記載のシート状部品。
この場合は、各位置決めピンの中心から、各位置決めピンに対応する各接触位置への接触方向が、いずれも、設置面における3以上の位置決めピンを頂点とする多角形の重心側に向いているので、位置決めピンを効率よく位置決め接触面に接触させ、シート状部品を筐体に対して効率よく位置決めをすることができる。
(3) 前記設置状態において、各位置決め接触部は、前記被設置面の広がる方向における各位置決めピンの側面の半分以下の範囲に接触する、(1)又は(2)に記載のシート状部品。
この場合は、位置決め接触面が位置決めピンに接触する範囲が位置決めピンの側面の半分以下であるので、遊び範囲領域にあった位置決めピンを位置決め接触面に容易に接触させることができ、シート状部品を筐体に対して効率よく位置決めをすることができる。
この場合は、位置決め接触面が位置決めピンに接触する範囲が位置決めピンの側面の半分以下であるので、遊び範囲領域にあった位置決めピンを位置決め接触面に容易に接触させることができ、シート状部品を筐体に対して効率よく位置決めをすることができる。
(4) 各位置決め接触部は、前記被設置面に対して略垂直方向に広がるように、前記シート状部材本体に形成された位置決め接触面を形成し、
各貫通孔は、各位置決め接触面と共同で各遊び空間領域を画定させる案内面を備える、(1)から(3)のいずれかに記載のシート状部品。
この場合は、貫通孔の内周面は、位置決め接触面と案内面とで構成されることになり、その内周面は遊び空間領域を画定することになるので、その遊び空間領域内に位置決めピンを挿通することにより、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしても、位置決めピンは貫通孔から外れない。さらに、複数の貫通孔にそれぞれ複数の位置決めピンが挿通されるので、シート状部品は筐体に対してねじれることを抑えることができる。
各貫通孔は、各位置決め接触面と共同で各遊び空間領域を画定させる案内面を備える、(1)から(3)のいずれかに記載のシート状部品。
この場合は、貫通孔の内周面は、位置決め接触面と案内面とで構成されることになり、その内周面は遊び空間領域を画定することになるので、その遊び空間領域内に位置決めピンを挿通することにより、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしても、位置決めピンは貫通孔から外れない。さらに、複数の貫通孔にそれぞれ複数の位置決めピンが挿通されるので、シート状部品は筐体に対してねじれることを抑えることができる。
(5) 各位置決めピンの側面は円柱側面形状を有し、
前記位置決め接触面は円柱側面形状であり、
前記設置状態において、前記位置決め接触面が各位置決めピンの側面に接触した接触位置における前記位置決め接触面の曲率半径は、各位置決めピンの前記接触位置における曲率半径とほぼ同等である、(4)に記載のシート状部品。
この場合は、位置決めピンの曲率半径は、位置決め接触面の曲率半径と同じの場合、位置決めピンは位置決め接触面に面接触するので、位置決めピンと位置決め接触面との間の摩擦力を大きくすることができ、シート状部品を筐体により確実に固定することができる。
また、位置決めピンの曲率半径が、位置決め接触面の曲率半径より小さい場合、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、位置決めピンが位置決め接触面に接触しても、位置決めピンの曲率半径は位置決め接触面の曲率半径より小さいので、位置決めピンは位置決め接触面に線接触又は点接触するだけであり、位置決めピンと位置決め接触面との間の摩擦力が小さい。このため、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、位置決め接触面やシート状部品が変形したり、破断したりすることを防止することができる。
また、位置決めピンの曲率半径が、位置決め接触面の曲率半径より大きい場合、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、位置決めピンの曲率半径は位置決め接触面の曲率半径より大きいので、位置決めピンと位置決め接触面との間の摩擦は発生しない。このため、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、位置決め接触面やシート状部品が変形したり、破断したりすることを防止することができる。シート状部品と筐体とを位置決めする際に、シート状部品を微視的に変形させて固定することができる。上記の場合、後述するようにフレキシブル性を有するシート状部品であるとより簡易に行える。
前記位置決め接触面は円柱側面形状であり、
前記設置状態において、前記位置決め接触面が各位置決めピンの側面に接触した接触位置における前記位置決め接触面の曲率半径は、各位置決めピンの前記接触位置における曲率半径とほぼ同等である、(4)に記載のシート状部品。
この場合は、位置決めピンの曲率半径は、位置決め接触面の曲率半径と同じの場合、位置決めピンは位置決め接触面に面接触するので、位置決めピンと位置決め接触面との間の摩擦力を大きくすることができ、シート状部品を筐体により確実に固定することができる。
また、位置決めピンの曲率半径が、位置決め接触面の曲率半径より小さい場合、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、位置決めピンが位置決め接触面に接触しても、位置決めピンの曲率半径は位置決め接触面の曲率半径より小さいので、位置決めピンは位置決め接触面に線接触又は点接触するだけであり、位置決めピンと位置決め接触面との間の摩擦力が小さい。このため、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、位置決め接触面やシート状部品が変形したり、破断したりすることを防止することができる。
また、位置決めピンの曲率半径が、位置決め接触面の曲率半径より大きい場合、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、位置決めピンの曲率半径は位置決め接触面の曲率半径より大きいので、位置決めピンと位置決め接触面との間の摩擦は発生しない。このため、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、位置決め接触面やシート状部品が変形したり、破断したりすることを防止することができる。シート状部品と筐体とを位置決めする際に、シート状部品を微視的に変形させて固定することができる。上記の場合、後述するようにフレキシブル性を有するシート状部品であるとより簡易に行える。
(6) 前記シート状部材本体は、フレキシブル性を有する材料で構成されている、(1)から(5)のいずれかに記載のシート状部品。
この場合は、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中にシート状部材が変形するので、シート状部品を容易にかつ精度良く筐体に取り付けることができる。
この場合は、シート状部品を筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中にシート状部材が変形するので、シート状部品を容易にかつ精度良く筐体に取り付けることができる。
(7) 前記筐体と、
前記設置状態になるように、前記被設置面が前記設置面に取り付けられた(1)から(6)のいずれかに記載のシート状部品と、を備えるシート状部品組み立て体。
前記設置状態になるように、前記被設置面が前記設置面に取り付けられた(1)から(6)のいずれかに記載のシート状部品と、を備えるシート状部品組み立て体。
本発明によれば、容易にかつ精度良く筐体に取り付けることができるシート状部品及びシート状部品組み立て体を提供することができる。
図1及び図2を参照して、本発明に係るシート状部品10及びシート状部品組み立て体200の説明をする。
図1に示すように、シート状部品組み立て体200は、筐体210とシート状部品10とを備える。シート状部品組み立て体200は、さらに、筐体210に形成された複数の光ファイバ250と、シート状部品10に接続する光電変換部400と、シート状部品10を筐体210に押さえる押さえ板300とを備える。
筐体210には、シート状部品10が設置される設置面215と、設置面215から伸びる複数の柱状の位置決めピン230とを備える。筐体210に形成された設置面215は、筐体210の側面の1つであり、平面状になっている。設置面215には、シート状部品10の送受光路(例えば、後述するコアパターン15の受光部)に光学的に接続するように複数の光ファイバ250の端部251が露出している。
各位置決めピン230は、その側面が円柱側面形状となるように、円柱形状を有しているが、多角柱や楕円柱であってもよい。複数の位置決めピン230は、互いに平行になるように設置面215から伸びているが、互いに近づいたり離れたりする方向に伸びていても良い。
各位置決めピン230は、その側面が円柱側面形状となるように、円柱形状を有しているが、多角柱や楕円柱であってもよい。複数の位置決めピン230は、互いに平行になるように設置面215から伸びているが、互いに近づいたり離れたりする方向に伸びていても良い。
図1及び図2に示すように、シート状部品10は、設置面215に設置される被設置面12及び被設置面12とは反対側面11を有するシート状部材本体20と、光導波路となるようにシート状部材本体20の反対側面11に形成されたコアパターン15とを備える。
シート状部材本体20は、例えば、フレキシブル性を有するシート状の材料(樹脂等)で形成されている。
ここで、コアパターン15をシート状部材本体20の反対側面11に形成しているので、シート状部品10は光導波路として作用する。そして、シート状部品10が光導波路として作用する場合、低背でシート状に形成しやすいポリマー光導波路等が好適に用いられる。
上述したシート状部材本体20は、特に低背である場合に本発明の効果を奏し、シート状部材本体20の厚さは、好ましくは5μm〜750μmであり、シート状部材本体20が傾斜した状態の挿通性や湾曲させた状態の挿通性の観点からより好ましくは15μm〜500μmであり、位置決め接触面22の形状を良好に保持する観点、及びさらなる挿通性の観点から、20μm〜250μmであるとさらに好ましい。
シート状部材本体20は、例えば、フレキシブル性を有するシート状の材料(樹脂等)で形成されている。
ここで、コアパターン15をシート状部材本体20の反対側面11に形成しているので、シート状部品10は光導波路として作用する。そして、シート状部品10が光導波路として作用する場合、低背でシート状に形成しやすいポリマー光導波路等が好適に用いられる。
上述したシート状部材本体20は、特に低背である場合に本発明の効果を奏し、シート状部材本体20の厚さは、好ましくは5μm〜750μmであり、シート状部材本体20が傾斜した状態の挿通性や湾曲させた状態の挿通性の観点からより好ましくは15μm〜500μmであり、位置決め接触面22の形状を良好に保持する観点、及びさらなる挿通性の観点から、20μm〜250μmであるとさらに好ましい。
なお、シート状部品10は、シート状部材本体20の被設置面12とは反対側面11に形成されたコアパターン15を有する光導波路として説明するが、反対側面11に形成された電気配線を有する電気配線板、又は、反対側面11に形成された平凸レンズを有するレンズシートであってもよい。シート状部品10が電気配線板の場合、フレキシブル電気配線板やリジッド電気配線板等が用いられるが、より低背であるフレキシブル電気配線板が好適である。シート状部品10がレンズシートの場合にも、低背で透過率の制御がしやすい樹脂シート上に平凸レンズが設けられた樹脂レンズシートが好適である。
図2に示すように、シート状部材本体20は、複数の位置決めピン230がそれぞれ貫通しうる複数の貫通孔24を有する。各貫通孔24は、位置決め接触部21と、遊び空間領域25とを有する。各貫通孔24は、さらに、案内面23を有する。位置決め接触部21は、被設置面12に対して略垂直方向に広がるように、円柱側面形状の位置決め接触面22を形成する。
各位置決め接触面22は、各位置決めピン230が各位置決め接触面22の全体に亘って接触するように、各位置決めピン230の側面と同じ形状を有している。
各位置決め接触面22は、各位置決めピン230が各位置決め接触面22の全体に亘って接触するように、各位置決めピン230の側面と同じ形状を有している。
各位置決め接触面22の法線方向側には、遊び空間領域25がある。
各案内面23は、各位置決め接触面22と共同で各遊び空間領域25を画定させる。このため、各案内面23と各位置決め接触面22とは共同で貫通孔24を形成している。したがって、貫通孔24は、シート状部材本体20を貫通している。
各案内面23の曲率半径は、位置決め接触面22の曲率半径よりも大きい。したがって、各案内面23と各位置決め接触面22とで共同して形成する各貫通孔24は、被設置面方向の断面形状において、各位置決めピン230を内包するように、各位置決めピン230より大きいので、各位置決めピン230を案内面23や各位置決め接触面22に接触させないで、余裕をもって、挿通させることができる。
各案内面23は、各位置決め接触面22と共同で各遊び空間領域25を画定させる。このため、各案内面23と各位置決め接触面22とは共同で貫通孔24を形成している。したがって、貫通孔24は、シート状部材本体20を貫通している。
各案内面23の曲率半径は、位置決め接触面22の曲率半径よりも大きい。したがって、各案内面23と各位置決め接触面22とで共同して形成する各貫通孔24は、被設置面方向の断面形状において、各位置決めピン230を内包するように、各位置決めピン230より大きいので、各位置決めピン230を案内面23や各位置決め接触面22に接触させないで、余裕をもって、挿通させることができる。
図3及び図4を参照して、シート状部品10を筐体210に取り付ける手順を説明する。
図3の(a)の状態及び図4(a)に示すように、まず、シート状部品10の被設置面12が筐体210に形成された設置面215に対して傾斜するように、案内面23と位置決め接触面22とが共同で形成する貫通孔24に位置決めピン230を挿通させる(非設置状態)。これにより、位置決めピン230は、遊び空間領域25に位置する。
詳細に説明すると、非設置状態において、各位置決め接触面22が各位置決めピン230に可能な限り接触しないように、各位置決めピン230を各遊び空間領域25内に留ませた状態とすることができ、かつ、そのような富満勢多状態で、シート状部品10を筐体210に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりすることができる。
詳細に説明すると、非設置状態において、各位置決め接触面22が各位置決めピン230に可能な限り接触しないように、各位置決めピン230を各遊び空間領域25内に留ませた状態とすることができ、かつ、そのような富満勢多状態で、シート状部品10を筐体210に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりすることができる。
次に、傾斜した状態を維持しつつ、シート状部品10を筐体210に対して相対的に近づける。このとき、位置決め接触面22が位置決めピン230の側面に殆ど接触しないようにすることができるので、位置決め接触面22が位置決めピン230の側面に接触する際に生じる摩擦力は殆ど生じない。このため、位置決め接触面22やシート状部品10が変形したり、破断したりする恐れが殆どない。
また、貫通孔は位置決めピン230より大きく、かつ、位置決めピン230は貫通孔に挿通されているので、シート状部品10を筐体210に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしても、位置決めピン230は貫通孔から外れない。
また、シート状部材本体20は、フレキシブル性を有する材料で構成されているので、シート状部品10を筐体210に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、シート状部材本体20を湾曲させることができる。シート状部材本体20を湾曲させることによって、位置決め接触面22が位置決めピン230の側面に殆ど接触しないようにすることもできるので、上記と同様に、位置決め接触面22が位置決めピン230の側面に接触する際に生じる摩擦力は殆ど生じない。このため、位置決め接触面22やシート状部品10が変形したり、破断したりする恐れが殆どない。そのため、シート状部品10を容易にかつ精度良く筐体210に取り付けることができる。つまり、上述したように、傾斜した状態を維持しつつ、シート状部品10を筐体210に対して相対的に近づけることと同様の効果を奏する。
図3の(b)の状態及び図4(b)に示すように、そして、シート状部品10の被設置面12が筐体210に形成された設置面215に対して平行にして、被設置面12と設置面215とが接触するように、シート状部品10を筐体210に設置する(設置状態)。
このとき、設置状態において、シート状部材本体20が筐体210に対して被設置面方向に相対的に移動しないように、複数の位置決めピン230の側面の一部が、それぞれ、複数の位置決め接触面22内の接触位置に接触する。
また、位置決め接触面22が位置決めピン230に接触する範囲が位置決めピン230の側面の半分以下であるので、遊び空間領域25にあった位置決めピン230(図4(a))を、位置決め接触面22に容易に接触させることができる。
また、位置決めピン230の曲率半径は、位置決め接触面22の曲率半径とほぼ同じであるので、位置決めピン230は位置決め接触面22に面接触する。このため、位置決めピン230と位置決め接触面22との間の摩擦力を大きくすることができ、シート状部品10を筐体210により確実に固定することができる。
位置決めピン230の曲率半径は、位置決め接触面22の曲率半径と同じの場合、位置決めピン230は位置決め接触面22に面接触するので、位置決めピン230と位置決め接触面22との間の摩擦力を大きくすることができ、シート状部品10を筐体210により確実に固定することができる。
これに対して、引用文献1において、位置決めピンの断面形状と、同一形状(同一の曲率半径)の貫通孔とすると、位置決め精度は良好であるが、挿通工程において、シート状部品と全ての位置決めピンとを垂直に保持したままの作業が必要となるため困難である。特に低背でフレキシブル性を有するシート状部品場合、挿通中にシート状部品が湾曲、傾斜すると挿通作業が極めて困難となる。
それに対し、本発明では遊び空間領域25を用いて位置決めピン230を貫通孔24に挿通できるため位置決めピン230の断面形状と、同一形状(同一の曲率半径)の貫通孔24であっても容易に行える効果がある。
また、位置決めピン230の曲率半径が、位置決め接触面22の曲率半径より小さい場合、具体的には、位置決め精度によって適宜決定されるが、特に筐体21に具備された光ファイバ等と光軸を合わせるための光導波路、レンズシート、電気配線板の場合、位置決めピン230の曲率半径が、位置決め接触面22の曲率半径より0超〜15μm小さいとよく、より好ましくは0超〜10μmであり、さらに好ましくは0超〜5μmである。0超〜5μmであると、光の結合損失を低減できると共に、容易に位置決めができる。
これに対して、引用文献1において、位置決めピンの断面形状と、同一形状(同一の曲率半径)の貫通孔とすると、位置決め精度は良好であるが、挿通工程において、シート状部品と全ての位置決めピンとを垂直に保持したままの作業が必要となるため困難である。特に低背でフレキシブル性を有するシート状部品場合、挿通中にシート状部品が湾曲、傾斜すると挿通作業が極めて困難となる。
それに対し、本発明では遊び空間領域25を用いて位置決めピン230を貫通孔24に挿通できるため位置決めピン230の断面形状と、同一形状(同一の曲率半径)の貫通孔24であっても容易に行える効果がある。
また、位置決めピン230の曲率半径が、位置決め接触面22の曲率半径より小さい場合、具体的には、位置決め精度によって適宜決定されるが、特に筐体21に具備された光ファイバ等と光軸を合わせるための光導波路、レンズシート、電気配線板の場合、位置決めピン230の曲率半径が、位置決め接触面22の曲率半径より0超〜15μm小さいとよく、より好ましくは0超〜10μmであり、さらに好ましくは0超〜5μmである。0超〜5μmであると、光の結合損失を低減できると共に、容易に位置決めができる。
また、位置決めピン230の曲率半径が、位置決め接触面22の曲率半径より大きい場合、位置決めの際に、シート状部品10が破断や破損しない範囲で、シート状部品10を微視的に変形させ位置決めできればよく、位置決めピン230の曲率半径が、位置決め接触面22の曲率半径より0超〜15μm大きいとよく、より好ましくは0超〜10μmであり、さらに好ましくは0超〜5μmである。位置決めピン230の曲率半径が、位置決め接触面22の曲率半径より0超〜5μmであると、シート状部品10の破断を抑制できると共に、容易にシート状部品10の位置決めができる。この場合、シート状部品10はフレキシブル性を有しているとよりよい。
引用文献1のように位置決めピンの断面形状と、ほぼ同一形状の貫通孔を有する場合、上記のように位置決めピンの曲率半径が、位置決め接触面の曲率半径より大きいと位置決め(位置決めピンの挿入自体が不可能)できない。
つまり、上記のことから、従来は位置決めピンの曲率半径が、位置決め接触面の曲率半径に対して0ないしはマイナス公差(実用的にはマイナス公差)である必要があったのに対し、本発明は、プラス公差(0ないしはマイナス公差でも上記の通り当然問題がない)であっても良いため、総じて位置決め接触面の曲率半径の仕上がり裕度が従来よりも大きく確保できる効果を奏している。
以上のことから、本発明における「ほぼ同等」とは、シート状部品と筐体との位置合わせに支障のない範囲を指し、特に上述した値の範囲であることが好ましい。
引用文献1のように位置決めピンの断面形状と、ほぼ同一形状の貫通孔を有する場合、上記のように位置決めピンの曲率半径が、位置決め接触面の曲率半径より大きいと位置決め(位置決めピンの挿入自体が不可能)できない。
つまり、上記のことから、従来は位置決めピンの曲率半径が、位置決め接触面の曲率半径に対して0ないしはマイナス公差(実用的にはマイナス公差)である必要があったのに対し、本発明は、プラス公差(0ないしはマイナス公差でも上記の通り当然問題がない)であっても良いため、総じて位置決め接触面の曲率半径の仕上がり裕度が従来よりも大きく確保できる効果を奏している。
以上のことから、本発明における「ほぼ同等」とは、シート状部品と筐体との位置合わせに支障のない範囲を指し、特に上述した値の範囲であることが好ましい。
このとき、位置決めピン230と位置決め接触面22とが接触することにより生じる押さえ力は、位置決めピン230の中心から発散する方向に生じる。つまり、シート状部品10は、位置決めピン230の中心から、各位置決めピン230に対応する各接触位置への接触方向30が、いずれも、シート状部品10の中央側に向いているので、位置決めピン230を効率よく位置決め接触面22に接触させ、シート状部品10を筐体210に対して効率よく位置決めをすることができる。
図5を参照して、発明に係る別のシート状部品10aの説明をする。
シート状部品10aは、貫通孔24を構成する位置決め接触面22及び案内面23の形状を、円柱側面形状から平面に代えたこと以外は、シート状部品10と同じである。したがって、位置決め接触面22と案内面23とで構成する貫通孔の形状は四角柱になる。
シート状部品10aは、貫通孔24を構成する位置決め接触面22及び案内面23の形状を、円柱側面形状から平面に代えたこと以外は、シート状部品10と同じである。したがって、位置決め接触面22と案内面23とで構成する貫通孔の形状は四角柱になる。
したがって、位置決め接触面22が平面であるので、各位置決め接触面22が各位置決めピン230の側面に接触した各接触位置における各位置決め接触面22の曲率半径(位置決めピン230の中心を仮想中心とし、上記平面に接する仮想円の半径)は、各位置決めピン230の接触位置における曲率半径以上としている。この様態の場合、シート状部品10を筐体210に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、位置決めピン230が位置決め接触面22に接触しても、位置決めピン230は位置決め接触面22に線接触又は点接触するだけであり、位置決めピン230と位置決め接触面22との間の摩擦力は小さい。したがって、シート状部品10を筐体210に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしている最中に、位置決め接触面22やシート状部品10が変形したり、破断したりすることを防止することができる。
また、位置決めピン230と位置決め接触面22とが接触することにより生じる押さえ力は、位置決めピン230の中心から発散する方向かつ位置決め接触面22に直角の方向に生じる。つまり、シート状部品10は、位置決めピン230の中心から、各位置決めピン230に対応する各接触位置への接触方向31が、いずれも、図5の左右方向において、シート状部品10の中央側に向いているので、位置決めピン230を効率よく位置決め接触面22に接触させ、シート状部品10を筐体210に対して効率よく位置決めをすることができる。
図6を参照して、発明に係るさらに別のシート状部品10bの説明をする。
シート状部品10bは、シート状部品10aの2つの位置決め接触面22及び案内面23を+60°と−60°それぞれ回転させ、さらにその2つの間にさらに別の位置決め接触面22及び案内面23を形成して、位置決め接触面22及び案内面23の数を3にしたこと以外(3つの位置決め接触面22及び案内面23を正三角形になるように、位置決め接触面22の延長線が正三角形となるように配置)は、シート状部品10aと同じである。したがって、筐体210は、3つの位置決めピン230を有し、シート状部品10は、3つの位置決め接触面22と、3つの案内面23とを有する。
シート状部品10bは、設置状態において、各位置決めピン230の中心から、各位置決めピン230に対応する各接触位置への接触方向32が、いずれも、シート状部品10の中心(重心)側に向いている。このため、位置決めピン230を効率よく位置決め接触面22に接触させ、シート状部品10bを筐体210に対して効率よく位置決めをすることができる。
シート状部品10bは、シート状部品10aの2つの位置決め接触面22及び案内面23を+60°と−60°それぞれ回転させ、さらにその2つの間にさらに別の位置決め接触面22及び案内面23を形成して、位置決め接触面22及び案内面23の数を3にしたこと以外(3つの位置決め接触面22及び案内面23を正三角形になるように、位置決め接触面22の延長線が正三角形となるように配置)は、シート状部品10aと同じである。したがって、筐体210は、3つの位置決めピン230を有し、シート状部品10は、3つの位置決め接触面22と、3つの案内面23とを有する。
シート状部品10bは、設置状態において、各位置決めピン230の中心から、各位置決めピン230に対応する各接触位置への接触方向32が、いずれも、シート状部品10の中心(重心)側に向いている。このため、位置決めピン230を効率よく位置決め接触面22に接触させ、シート状部品10bを筐体210に対して効率よく位置決めをすることができる。
以上、好適な実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。
例えば、シート状部材がフレキシブル性を有する材料で構成されていれば、各位置決めピン230の中心から、各位置決めピン230に対応する各接触位置への接触方向が、いずれも、シート状部品の中央から発散する方向に向いていてもよい。この場合、位置決め接触面22や案内面23が位置決めピン230に接触しないように、シート状部材を引っ張りながら、シート状部品を筐体210に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりする。
また、位置決めピンや位置決め接触面の数は2つ又は3つとして説明したが、4つやそれ以上であってもよい。
以上の説明から明らかなように、容易にかつ精度良く筐体に取り付けることができるシート状部品及びシート状部品組み立て体を提供することができる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されない。
実施例1〜10
<ミラー付き光導波路>
基板としての厚さ;25μm、100mm×100mmサイズのポリイミド基板(東レ・デュポン株式会社製、商品名;カプトンEN)上の両面に、厚さ;10μmと15μm、引っ張り弾性率;0.7MPaの下部クラッド層(日立化成株式会社製)積層形成し、一方の面(15μm厚み側)の下部クラッド層上に、厚さ;45μm、幅;50μmから40μmへのテーパ形状を有する(光路変換ミラー306形成位置が50μm、端面側が40μm、テーパ距離が1.40mm)、長さ3mmのコアパターンを12本(250μmピッチ)形成した。
得られたコアパターンを90°開口(45°の傾斜面)のダイシングブレードを回転数;30,000rpm、切削速度;3.0mm/sの条件で、ブレード先端が、コアパターンの底面よりも下部クラッド層側に食い込むように切削加工し、コアパターン光軸上に光路変換ミラーを、同時に光路変換ミラーと対向する傾斜面を形成した。
次に、該コアパターン側面及び上面を覆い、該コアパターン上の厚さが10μmになるように、上部クラッド層を積層した。その際にフォトリソグラフィー加工及びエッチング加工によって光路変換ミラーが露出するように上部クラッド層305を除去した(除去部形状;3.7mm×200μm)。
得られたミラー付き光導波路の両端(1CHと12CH)のコアパターンの中心からコアパターン垂直方向2.30mmの地点を中心とする直径0.7mm、2.45mmの地点を中心とする直径0.8mmの2つの穴(直径0.7mmと直径0.8mmの穴は連結している)をドリル加工によって形成した。各位置決め接触面は各位置決めピンの側面の半分以下の範囲であった。光路変換ミラーと直径0.7mmの穴との設計値からのずれ量は3μmであった。
次いで、光路変換ミラーからの距離が1.35mm位置を先端が矩形のダイシングブレードを用いて切削し、ミラー付き光導波路の端面を形成した。併せて、ミラー付き光導波路の端面の反対方向(光路変換ミラーから1.35mm)の地点も同様にダイシングソーで切削し、外形加工を行った。さらに、刃型加工によって、コアパターンに対して平行方向の外形加工を行った。得られたミラー付き光導波路の厚みは105μmであった。
<ミラー付き光導波路>
基板としての厚さ;25μm、100mm×100mmサイズのポリイミド基板(東レ・デュポン株式会社製、商品名;カプトンEN)上の両面に、厚さ;10μmと15μm、引っ張り弾性率;0.7MPaの下部クラッド層(日立化成株式会社製)積層形成し、一方の面(15μm厚み側)の下部クラッド層上に、厚さ;45μm、幅;50μmから40μmへのテーパ形状を有する(光路変換ミラー306形成位置が50μm、端面側が40μm、テーパ距離が1.40mm)、長さ3mmのコアパターンを12本(250μmピッチ)形成した。
得られたコアパターンを90°開口(45°の傾斜面)のダイシングブレードを回転数;30,000rpm、切削速度;3.0mm/sの条件で、ブレード先端が、コアパターンの底面よりも下部クラッド層側に食い込むように切削加工し、コアパターン光軸上に光路変換ミラーを、同時に光路変換ミラーと対向する傾斜面を形成した。
次に、該コアパターン側面及び上面を覆い、該コアパターン上の厚さが10μmになるように、上部クラッド層を積層した。その際にフォトリソグラフィー加工及びエッチング加工によって光路変換ミラーが露出するように上部クラッド層305を除去した(除去部形状;3.7mm×200μm)。
得られたミラー付き光導波路の両端(1CHと12CH)のコアパターンの中心からコアパターン垂直方向2.30mmの地点を中心とする直径0.7mm、2.45mmの地点を中心とする直径0.8mmの2つの穴(直径0.7mmと直径0.8mmの穴は連結している)をドリル加工によって形成した。各位置決め接触面は各位置決めピンの側面の半分以下の範囲であった。光路変換ミラーと直径0.7mmの穴との設計値からのずれ量は3μmであった。
次いで、光路変換ミラーからの距離が1.35mm位置を先端が矩形のダイシングブレードを用いて切削し、ミラー付き光導波路の端面を形成した。併せて、ミラー付き光導波路の端面の反対方向(光路変換ミラーから1.35mm)の地点も同様にダイシングソーで切削し、外形加工を行った。さらに、刃型加工によって、コアパターンに対して平行方向の外形加工を行った。得られたミラー付き光導波路の厚みは105μmであった。
<光伝送路ケーブルの作製>
光伝送路1としてGI50で12CHのリボンファイバ(1CHのクラッド直径が125μm、コア直径が50μmであり、ピッチが250μm)を用い、一方の先端の被覆を剥離し、それぞれの先端を揃えた後に、光伝送路コネクタ(株式会社白山製作所製、MTコネクタ、図中には光ファイバを固定する部分のみを図示し、その他の筐体等は図示していない)の光ファイバ溝に光ファイバをそれぞれ搭載し、熱硬化接着剤(Epoxy Technology社製、EPO−TEK−353ND)を用いて固定し、その後、光ファイバ端面を光伝送コネクタごと研磨した。
次に、光伝送コネクタに位置決めピン(直径0.698mm)を2本挿入し、筐体とした。
光伝送路1としてGI50で12CHのリボンファイバ(1CHのクラッド直径が125μm、コア直径が50μmであり、ピッチが250μm)を用い、一方の先端の被覆を剥離し、それぞれの先端を揃えた後に、光伝送路コネクタ(株式会社白山製作所製、MTコネクタ、図中には光ファイバを固定する部分のみを図示し、その他の筐体等は図示していない)の光ファイバ溝に光ファイバをそれぞれ搭載し、熱硬化接着剤(Epoxy Technology社製、EPO−TEK−353ND)を用いて固定し、その後、光ファイバ端面を光伝送コネクタごと研磨した。
次に、光伝送コネクタに位置決めピン(直径0.698mm)を2本挿入し、筐体とした。
直径0.7mm部分の仕上がり直径が直径0.687mm(実施例1,2)、直径0.693(実施例3,4)、直径0.698mm(実施例5,6)、直径0.703(実施例7,8)、直径0.709mm(実施例9,10)のミラー付き光導波路の貫通孔を位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、光路変換ミラーと光ファイバの先端との位置合わせ精度の確認を行った。
作業性の評価は、挿通が容易である場合○、困難であるが可能である場合×、不可能である場合××とした(表1参照)。位置合わせ精度の評価は7.5μm以内の場合○、7.5μmより大きく10μm以下の場合△、10μmより大きい場合は×とした(表1参照)。
作業性の評価は、挿通が容易である場合○、困難であるが可能である場合×、不可能である場合××とした(表1参照)。位置合わせ精度の評価は7.5μm以内の場合○、7.5μmより大きく10μm以下の場合△、10μmより大きい場合は×とした(表1参照)。
実施例11〜20
<レンズシート>
特開2014−041181の実施例1に記載の方法で、250μmピッチ12個の平凸レンズを有するフレキシブル性のレンズシートを作製した。その後、実施例1と同様の方法で、両端の平凸レンズの中心から平凸レンズ配列方向2.30mmの地点を中心とする直径0.7mm、2.45mmの地点を中心とする直径0.8mmの2つの穴(直径0.7mmと直径0.8mmの穴は連結している)をドリル加工によって形成した。平凸レンズの中心と直径0.7mm穴との設計値からのずれ量は3μmであった。
直径0.7mm部分の仕上がり直径が直径0.687mm(実施例11,12)、直径0.693(実施例13,14)、直径0.698mm(実施例15,16)、直径0.703(実施例17,18)、直径0.709mm(実施例19,20)のレンズシートの貫通孔を位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、光路変換ミラーと光ファイバの先端との位置合わせ精度の確認を行った(表2参照)。また、平凸レンズの凸面と反対の面を光ファイバ先端側とした。
なお、筐体は実施例1と同様の筐体を用いた。
<レンズシート>
特開2014−041181の実施例1に記載の方法で、250μmピッチ12個の平凸レンズを有するフレキシブル性のレンズシートを作製した。その後、実施例1と同様の方法で、両端の平凸レンズの中心から平凸レンズ配列方向2.30mmの地点を中心とする直径0.7mm、2.45mmの地点を中心とする直径0.8mmの2つの穴(直径0.7mmと直径0.8mmの穴は連結している)をドリル加工によって形成した。平凸レンズの中心と直径0.7mm穴との設計値からのずれ量は3μmであった。
直径0.7mm部分の仕上がり直径が直径0.687mm(実施例11,12)、直径0.693(実施例13,14)、直径0.698mm(実施例15,16)、直径0.703(実施例17,18)、直径0.709mm(実施例19,20)のレンズシートの貫通孔を位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、光路変換ミラーと光ファイバの先端との位置合わせ精度の確認を行った(表2参照)。また、平凸レンズの凸面と反対の面を光ファイバ先端側とした。
なお、筐体は実施例1と同様の筐体を用いた。
実施例21、22
実施例15において、貫通孔を3箇所(直径0.7mmの貫通孔を正三角形に配置し、直径0.8mmの孔を正三角形の重心方向と反対方向に直径0.7mmの中心から0.15mmずらして形成し、平凸レンズは、正三角形内に設けられている)形成し、直径0.698mmの位置合わせピンが3本(直径0.7mm中心と同軸位置にそれぞれ位置している)の筐体に傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、光路変換ミラーと光ファイバの先端との位置合わせ精度の確認を行った(表3参照)。なお、直径0.7mmの仕上がりはいずれも直径0.698mmであった。
実施例15において、貫通孔を3箇所(直径0.7mmの貫通孔を正三角形に配置し、直径0.8mmの孔を正三角形の重心方向と反対方向に直径0.7mmの中心から0.15mmずらして形成し、平凸レンズは、正三角形内に設けられている)形成し、直径0.698mmの位置合わせピンが3本(直径0.7mm中心と同軸位置にそれぞれ位置している)の筐体に傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、光路変換ミラーと光ファイバの先端との位置合わせ精度の確認を行った(表3参照)。なお、直径0.7mmの仕上がりはいずれも直径0.698mmであった。
実施例23〜32
<電気配線板>
基板としての厚さ;25μm、100mm×100mmサイズのポリイミド基板(東レ・デュポン株式会社製、商品名;カプトンEN)上に厚み12μmの銅からなる電気配線を形成したフレキシブル性の電気配線板を準備した。
電気配線を基準として、実施例1と同様に直径0.7mmと直径0.8mmの貫通孔を形成した。電気配線と直径0.7mmの穴との設計値からのズレ量は2μmであった。
直径0.7mm部分の仕上がり直径が直径0.687mm(実施例23,24)、直径0.693(実施例25,26)、直径0.698mm(実施例27,28)、直径0.703(実施例29,30)、直径0.709mm(実施例31,32)の電気配線板の貫通孔を位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、電気配線板の電気配線の設計位置と光ファイバの先端との位置合わせ精度の確認を行った(表4参照)。
なお、筐体は実施例1と同様の筐体を用いた。
<電気配線板>
基板としての厚さ;25μm、100mm×100mmサイズのポリイミド基板(東レ・デュポン株式会社製、商品名;カプトンEN)上に厚み12μmの銅からなる電気配線を形成したフレキシブル性の電気配線板を準備した。
電気配線を基準として、実施例1と同様に直径0.7mmと直径0.8mmの貫通孔を形成した。電気配線と直径0.7mmの穴との設計値からのズレ量は2μmであった。
直径0.7mm部分の仕上がり直径が直径0.687mm(実施例23,24)、直径0.693(実施例25,26)、直径0.698mm(実施例27,28)、直径0.703(実施例29,30)、直径0.709mm(実施例31,32)の電気配線板の貫通孔を位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、電気配線板の電気配線の設計位置と光ファイバの先端との位置合わせ精度の確認を行った(表4参照)。
なお、筐体は実施例1と同様の筐体を用いた。
実施例33,34
実施例5,6のミラー付き光導波路と、実施例15,16のレンズシートとを、同一の位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、平凸レンズと光導波路の光路変換ミラーとの位置合わせ精度の確認を行った(表5参照)。
なお、筐体は実施例1と同様の筐体を用い、レンズシート、ミラー付き光導波路の順で挿入した。
実施例5,6のミラー付き光導波路と、実施例15,16のレンズシートとを、同一の位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、平凸レンズと光導波路の光路変換ミラーとの位置合わせ精度の確認を行った(表5参照)。
なお、筐体は実施例1と同様の筐体を用い、レンズシート、ミラー付き光導波路の順で挿入した。
実施例35,36
実施例5,6のミラー付き光導波路と、実施例27,28の電気配線板とを、同一の位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、平凸レンズと電気配線との設計位置に対する位置合わせ精度の確認を行った(表5参照)。
なお、筐体は実施例1と同様の筐体を用いた。
実施例5,6のミラー付き光導波路と、実施例27,28の電気配線板とを、同一の位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、平凸レンズと電気配線との設計位置に対する位置合わせ精度の確認を行った(表5参照)。
なお、筐体は実施例1と同様の筐体を用いた。
実施例37,38
実施例15,16のレンズシートと、実施例27,28の電気配線板とを、同一の位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、平凸レンズと電気配線との設計位置に対する位置合わせ精度の確認を行った(表5参照)。
なお、筐体は実施例1と同様の筐体を用い、レンズシート、電気配線板の順で挿入した。
実施例15,16のレンズシートと、実施例27,28の電気配線板とを、同一の位置決めピンに傾斜させながら又は湾曲させて挿通させ、作業性と、平凸レンズと電気配線との設計位置に対する位置合わせ精度の確認を行った(表5参照)。
なお、筐体は実施例1と同様の筐体を用い、レンズシート、電気配線板の順で挿入した。
比較例1〜5
実施例1において、直径0.8mmの穴を形成しなかった以外は同様の方法でミラー付き光導波路を作製した。
直径0.7mm部分の仕上がり直径が直径0.687(比較例1)、直径0.693(比較例2)、直径0.698mm(比較例3)、直径0.703(比較例4)、直径0.709mm(比較例5)のミラー付き光導波路の貫通孔を位置決めピンと垂直に挿通させ、作業性と、光路変換ミラーと光ファイバの先端との位置合わせ精度の確認を行った(表6参照)。
実施例1において、直径0.8mmの穴を形成しなかった以外は同様の方法でミラー付き光導波路を作製した。
直径0.7mm部分の仕上がり直径が直径0.687(比較例1)、直径0.693(比較例2)、直径0.698mm(比較例3)、直径0.703(比較例4)、直径0.709mm(比較例5)のミラー付き光導波路の貫通孔を位置決めピンと垂直に挿通させ、作業性と、光路変換ミラーと光ファイバの先端との位置合わせ精度の確認を行った(表6参照)。
比較例1及び比較例2においては、位置決めピンの挿通ができなかったため、位置決め精度の確認は行えなかった。
10、10a、10b シート状部品
11 反対側面
12 被設置面
15 コアパターン
20 シート状部材本体
21 位置決め接触面
23 案内面
24 貫通孔
25 遊び空間領域
30、31、32 接触方向
200 シート状部品組み立て体
210 筐体
215 設置面
230 位置決めピン
250 光ファイバ
300 押さえ板
400 光電変換部
11 反対側面
12 被設置面
15 コアパターン
20 シート状部材本体
21 位置決め接触面
23 案内面
24 貫通孔
25 遊び空間領域
30、31、32 接触方向
200 シート状部品組み立て体
210 筐体
215 設置面
230 位置決めピン
250 光ファイバ
300 押さえ板
400 光電変換部
Claims (7)
- 設置面と前記設置面から伸びる複数の位置決めピンとを備える筐体に取り付けられるシート状部品であって、
前記シート状部品は、前記設置面に設置される被設置面が形成されたシート状部材本体を有し、
さらに、前記シート状部品は、
光導波路となるように前記シート状部材本体に形成されたコアパターンを有するか、
電気配線板となるように前記シート状部材本体に形成された電気配線を有するか、又は、
レンズシートとなるように前記シート状部材本体に形成されたレンズを有するものであり、
前記シート状部材本体は、前記複数の位置決めピンがそれぞれ貫通しうる複数の貫通孔を有し、
各貫通孔は、
前記被設置面が前記設置面に設置された設置状態において、前記シート状部品が前記筐体に対して前記被設置面の広がる方向に相対的に移動しないように、各位置決めピンの側面が接触する位置決め接触部と、
各位置決めピンの側面が接触しない遊び空間領域とを有し、
前記被設置面が前記設置面に設置されていない非設置状態において、各位置決めピンを各遊び空間領域内に留ませた状態で、前記シート状部品を前記筐体に対して相対的に容易に近づけたり遠ざけたりしうる、シート状部品。 - 前記複数の位置決めピンは3以上の位置決めピンであり、
前記複数の位置決め接触部は3以上の位置決め接触部であり、
前記設置状態において、前記3以上の位置決めピンがそれぞれ前記3以上の位置決め接触部に接触した位置を3以上の接触位置とした場合において、
各位置決めピンの中心から、各位置決めピンに対応する各接触位置への接触方向が、いずれも、前記設置面における前記3以上の位置決めピンを頂点とする多角形の重心側に向いている、請求項1に記載のシート状部品。 - 前記設置状態において、各位置決め接触部は、前記被設置面の広がる方向における各位置決めピンの側面の半分以下の範囲に接触する、請求項1又は2に記載のシート状部品。
- 各位置決め接触部は、前記被設置面に対して略垂直方向に広がるように、前記シート状部材本体に形成された位置決め接触面を形成し
各貫通孔は、各位置決め接触面と共同で各遊び空間領域を画定させる案内面を備える、請求項1から3のいずれかに記載のシート状部品。 - 各位置決めピンの側面は円柱側面形状を有し、
前記位置決め接触面は円柱側面形状であり、
前記設置状態において、前記位置決め接触面が各位置決めピンの側面に接触した接触位置における前記位置決め接触面の曲率半径は、各位置決めピンの前記接触位置における曲率半径とほぼ同等である、請求項4に記載のシート状部品。 - 前記シート状部材本体は、フレキシブル性を有する材料で構成されている、請求項1から5のいずれかに記載のシート状部品。
- 前記筐体と、
前記設置状態になるように、前記被設置面が前記設置面に取り付けられた請求項1から6のいずれかに記載のシート状部品と、を備えるシート状部品組み立て体。
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JP2020205316A (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-24 | 株式会社豊田自動織機 | 金属基板及び金属基板の製造方法 |
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