JP2016035384A - モジュール型熱交換器 - Google Patents

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紀之 石井
Noriyuki Ishii
紀之 石井
貴史 生駒
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【課題】 複数のモジュールコアを有する建設機械用の熱交換器において、一つのモジュールコアが破損しても、その熱交換器を稼動できるようにすること。【解決手段】 前記主タンク8の各連結パイプ6aと副タンク3の連結パイプ6との間が流体の流通を遮断する閉塞栓41で着脱自在に閉塞される。【選択図】 図7

Description

本発明は、主として大型建設機械等に用いられる熱交換器であって、複数のモジュールコアを組立てて一体としたモジュール型熱交換器に関する。
本発明者は、すでに特許文献1に記載のモジュール型熱交換器を提案している。
この熱交換器は、多数のモジュールコアを有し、それらが上下一対の主タンクに、それぞれ連結部を介して連結されている。各モジュールコアにはフィンとチューブとが並列され、各チューブの上下両端に副タンクが配置され、各副タンクに連結パイプが突設されたものである。そして、左右一対のサイド材により全体が締結固定される。
また、特許文献2に記載のモジュール型熱交換器は、上下一対の主タンクとモジュールコアの副タンクとの間をホースで連結するものである。
特開2012−17876号公報 特開2011−185455号公報
大型建設機械等に用いられる従来のモジュール型熱交換器は、建設作業中に、多数のモジュールコアのうち、一つのコアが部分的に破損して洩れが生じ、故障することがある。すると、建設機械全体の使用が不能になり、作業を中断し、正常なモジュールコアを取り寄せ、その交換をする必要があった。そのため、高価な建設機械を稼動できない期間が存在した。
そこで本発明は、この問題を解決することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、それぞれ多数のフィン1とチューブ2が並列され、各チューブ1の上下両端が一対の副タンク3に連通され、各副タンク3に連結パイプ6が突設された同一形状の複数のモジュールコア7と、
並列される複数のモジュールコア7の合計の長さを少なくとも有し、それぞれの各連結パイプ6連通される連結パイプ6aが互いに離間して配置された上下一対の主タンク8と、を具備するモジュール型熱交換器において、
前記主タンク8の各連結パイプ6aと副タンク3の連結パイプ6との間が流体の流通を遮断する閉塞栓41で着脱自在に閉塞されることを特徴とするモジュール型熱交換器である。
請求項2に記載の本発明は、それぞれ多数のフィン1とチューブ2が並列され、各チューブ1の上下両端が一対の副タンク3に連通され、各副タンク3に連結パイプ6が突設された同一形状の複数のモジュールコア7と、
並列される複数のモジュールコア7の合計の長さを少なくとも有し、それぞれの各連結パイプ6連通される連結パイプ6aが互いに離間して配置された上下一対の主タンク8と、を具備するモジュール型熱交換器において、
前記各副タンク3内に、その連結パイプ6aと副タンク3の連結パイプ6との間の流体の流通を開閉自在に遮断する開閉弁40が設けられたことを特徴とするモジュール型熱交換器である。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のモジュール型熱交換器において、
その熱交換器が建設機械に用いられるモジュール型熱交換器である。
請求項1に記載の本発明のモジュール型熱交換器は、主タンク8の各連結パイプ6aと副タンク3の連結パイプ6との間に、流体の流通を遮断する閉塞栓41を着脱自在に設けたものである。
そのため、主タンク8や副タンク3に加工を加えることなく、閉塞栓41により、故障したモジュールコア7のみ、流体の流通を遮断し、他のモジュールコアをそのまま使用することができる。それにより、熱交換器に接続された機器を継続して使用できる。
請求項2に記載の本発明のモジュール型熱交換器は、各副タンク3内に、主タンク8の連結パイプ6aと副タンク3の連結パイプ6との間の流体の流通を開閉自在に遮断する開閉弁40が設けられたものである。
そのため、複数のモジュールコア7のうち故障したモジュールコア7のみ、開閉弁40により、流体の流通を遮断し、他のモジュールコアをそのまま使用することができる。それにより、熱交換器に接続された機器を継続して使用できる。
請求項3に記載の発明は、その熱交換器が建設機械に用いられるものであり、その中の一つのモジュールコア7が破損しても、支障なく、その建設機械を継続して使用できる。
本発明の第1実施例のモジュール型熱交換器の要部分解斜視図。 図1のII−II矢視断面図。 図2のIII−III矢視断面における開閉弁40の開放状態を示す。 図2のIV−IV矢視断面における開閉弁40の閉塞状態を示す。 本発明の第2実施例のモジュール型熱交換器の要部斜視説明図。 同熱交換器の要部断面図。 同熱交換器の正面図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき、説明する。
図1〜図4は本発明の第1実施例を示し、この実施例が従来技術の特許文献1と異なる点は、主タンク8に3つの開閉弁40を設けるとともに、それに関連した部分が変更されたものである。
この例のモジュール型熱交換器は、並列された複数のモジュールコア7と、その上下両端に配置される一対の主タンク8とを有する(下側を省略する)。モジュールコア7は、それぞれ多数のフィン1とチューブ2とが並列され、フィン1の上下両端が一対の副タンク3に連通され、副タンク3の上下両端面に接続孔4が設けられるとともに、それら接続孔4に連結パイプ6が一体的に突設されたものである。主タンク8は、並列されるモジュールコア7の合計の長さを有し、それぞれ連結パイプ6が連通される第1連結孔9を互いに離間して有する。そして、主タンク8の外周にはフランジ部10aを有する固定プレート10が設けられている。
また、各第1連結孔9の上方に軸12を有する開閉弁40が垂直状態と水平状態とに回転自在に配置されている。この例では、図3のごとく、軸12にハンドル15が設けられており、そのハンドル15を垂直方向と水平方向とに、それぞれ図示しない係止部材によって、係脱自在に係止されるものである。そして、固定プレート10の第1連結孔9には、弾性パッキン13と接続カラー19と取付プレート16とがボルトを介して着脱自在に図3のごとく連結される。その接続カラー19の上縁には、その直径線上に一対の欠切部11を有し、その欠切部11に開閉弁40の軸部12が嵌着する。
そして、主タンク8の各第1連結孔9に、並列されたモジュールコア7の各連結パイプ6が挿入され、それらモジュールコア7の両側を固定するサイド材5のボルト孔と、主タンク8の両側のボルト孔とを整合させ、主タンク8とサイド材5間を固定することにより、図3のごとく、各モジュールコア7と主タンク8とを連結するものである。
各モジュールコア7には、図2、図3に示すごとく、開閉弁40が設けられており、それが矢印方向に開閉自在に配置されている。そして、この例では建設機械のエンジン冷却水が入口パイプ29から主タンク8内に流入する。この時、それぞれの開閉弁40は、垂直位置を保ち、各モジュールコア7のチューブ2に冷却水を供給する。そして、その外面側に冷却風を送風し、冷却水と冷却風との間に熱交換が行なわれる。
次に、建設機械の作業中に飛び石等により、一つのモジュールコア7のチューブ2の一部が破損すると、そこから冷却水の漏れが生じる。この場合、漏れの生じたモジュールコア7の開閉弁40を垂直状態から、水平状態にする。即ち、図3において、ハンドル15を90度回転(図4)し、その状態を保持する。なお、図示しない下部側の主タンク8においても同様に開閉弁40が閉塞される。それにより、破損したモジュールコア7内に冷却水は流通しない。
そして、他のモジュールコア7のみに冷却水を流通させ、冷却効果はやや劣るものの、熱交換が継続され、建設機械の使用が可能となる。そして、正常なモジュールコア7が到着したとき、故障したモジュールコア7のみを取り替えれば、再び全てのモジュールコア7を使用して、熱交換を行なうことができる。
次に、図5〜図7は、本発明の第2実施例であり、この例の熱交換器は主タンク8にモジュールコア7の数だけ連結パイプ6aが突設されるとともに、モジュールコア7の副タンク3に連結パイプ6が突設されている。そして、両者間が図7のごとく、接続ホース20によって連結される。この例では、破損したモジュールコア7の接続ホース20を取除き、副タンク3の連結パイプ6と主タンク8の連結パイプ6aとにそれぞれ閉塞栓41を着脱自在に被着する。この例では、閉塞栓41はそれぞれ連結パイプ6、連結パイプ6aに螺着により締結されるとともに、図示しないOリングによってシールされる。
この例においても、破損したモジュールコア7は図7のごとく、その上下両端において、閉塞栓41により、一対の主タンク8との連結が遮断される。
この例の熱交換器は、より多数のモジュールコア7を有するため、一つのみのモジュールコア7を閉塞しても、他のモジュールコア7によって十分、熱交換性能を保つことができる。
なお、上記実施例は接続ホース20を取外して、閉塞栓41を取り付けたが、接続ホース20をそのままにして、図6における、鎖線の開閉弁40を上下の副タンク3に設け、それを閉塞してもよい。
1フィン
2チューブ
3副タンク
3a チューブプレート
4接続孔
5サイド材
5a 副サイド材
6連結パイプ
6a 連結パイプ
7モジュールコア
8主タンク
9第1連結孔
10 固定プレート
10a フランジ部
11 欠切部
12 軸
13 弾性パッキン
14 第2連通孔
15 ハンドル
16 取付プレート
17 フレーム
19 接続カラー
20 接続ホース
21 Oリング
29 入口パイプ
40 開閉弁
41 閉塞栓

Claims (3)

  1. それぞれ多数のフィン(1)とチューブ(2)が並列され、各チューブ(1)の上下両端が一対の副タンク(3)に連通され、各副タンク(3)に連結パイプ(6)が突設された同一形状の複数のモジュールコア(7)と、
    並列される複数のモジュールコア(7)の合計の長さを少なくとも有し、それぞれの各連結パイプ(6)連通される連結パイプ(6a)が互いに離間して配置された上下一対の主タンク(8)と、を具備するモジュール型熱交換器において、
    前記主タンク(8)の各連結パイプ(6a)と副タンク(3)の連結パイプ(6)との間が流体の流通を遮断する閉塞栓(41)で着脱自在に閉塞されることを特徴とするモジュール型熱交換器。
  2. それぞれ多数のフィン(1)とチューブ(2)が並列され、各チューブ(1)の上下両端が一対の副タンク(3)に連通され、各副タンク(3)に連結パイプ(6)が突設された同一形状の複数のモジュールコア(7)と、
    並列される複数のモジュールコア(7)の合計の長さを少なくとも有し、それぞれの各連結パイプ(6)連通される連結パイプ(6a)が互いに離間して配置された上下一対の主タンク(8)と、を具備するモジュール型熱交換器において、
    前記各副タンク(3)内に、その連結パイプ(6a)と副タンク(3) の連結パイプ(6)との間の流体の流通を開閉自在に遮断する開閉弁(40)が設けられたことを特徴とするモジュール型熱交換器。
  3. 請求項1または請求項2のモジュール型熱交換器において、
    その熱交換器が建設機械に用いられるモジュール型熱交換器。
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