JP2016035298A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016035298A
JP2016035298A JP2014158712A JP2014158712A JP2016035298A JP 2016035298 A JP2016035298 A JP 2016035298A JP 2014158712 A JP2014158712 A JP 2014158712A JP 2014158712 A JP2014158712 A JP 2014158712A JP 2016035298 A JP2016035298 A JP 2016035298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
gear
cam
boundary
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014158712A
Other languages
English (en)
Inventor
高橋 裕也
Hironari Takahashi
裕也 高橋
敏広 高原
Toshihiro Takahara
敏広 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2014158712A priority Critical patent/JP2016035298A/ja
Priority to US14/808,263 priority patent/US20160032796A1/en
Publication of JP2016035298A publication Critical patent/JP2016035298A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/0015Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque
    • F01L13/0036Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque the valves being driven by two or more cams with different shape, size or timing or a single cam profiled in axial and radial direction
    • F01L13/0042Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque the valves being driven by two or more cams with different shape, size or timing or a single cam profiled in axial and radial direction with cams being profiled in axial and radial direction

Abstract

【課題】駆動カムの回転に伴って接触部の接触点が徐変部とポケット部との境界部を通過するとき、被駆動側ギアが駆動側ギアに衝突することによって発生する歯打ち音を低減する駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動カムの第1徐変部531と第2ポケット部552との境界部である第2ポケット境界部542において、徐変部531側の最も近い変曲点Inと頂点Sとを結ぶ直線の傾きである正転方向の輪郭径変化率k2B+、及び、ポケット部552側の最も近い変曲点Ipと頂点Sとを結ぶ直線の傾きである逆転方向の輪郭径変化率k2B−を定義する。輪郭径変化率k2B+、k2B−は、接触点がポケット境界部542を通過するときに被駆動側ギアが駆動側ギアに衝突することによって発生する境界音圧が、接触点が徐変部531、532を通過するときに発生する音圧のばらつき範囲である基準音圧範囲に含まれるように、いずれも閾値K以下に設定されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、動力源の回転運動を制御軸部材の往復直線運動に変換し、制御軸部材の軸方向位置に応じて被制御部の制御量を調整する駆動装置に関する。
従来、動力源の回転運動を駆動カムによって制御軸部材の往復直線運動に変換し、制御軸部材の軸方向位置に応じて被制御部の制御量を調整する駆動装置が知られている。こうした駆動装置では、動力源の駆動力を停止したとき、被制御部側から制御軸部材に作用する荷重に対し、駆動カム及び制御軸部材を一定の位置に保持することが求められる。
例えば特許文献1に開示された駆動装置の駆動カムは、回転中心から輪郭までの距離である輪郭径が正転方向及び逆転方向のいずれにも増加するポケット部が形成されている。ポケット部がローラに接した状態でモータの駆動力が停止したとき、ポケット部にて輪郭径が極小となる回転位置で駆動カムの回転がロックされる。これにより、駆動カムの回転位置、及び制御軸部材の軸方向位置を一定の位置に保持することができる。
特開2014−134194号公報
特許文献1の駆動カムは、ポケット部の周方向両側に、回転に伴って輪郭径が漸増する徐変部が形成されている。また、モータ制御装置の駆動力は、モータの出力軸に結合されたモータギアから駆動カムに結合されたカムギアに伝達される。
接触部としてのローラが徐変部に接した状態で輪郭径が漸増する方向に駆動カムが回転するときには、常に駆動側のモータギアの歯が被駆動側のカムギアの歯を押すように作用する。
しかし、ローラの接触点が徐変部とポケット部との境界を通過してポケット部に移行するとき、輪郭径の変化が増加から減少に転じ、接触点をポケット部の底(輪郭径極小点)に移動させるように、ローラによって駆動カムを回転させる力が発生する。この回転力により、被駆動側のカムギアの歯が駆動側のモータギアの歯に衝突し、歯打ち音が発生するという問題がある。特にモータギア及びカムギアが平歯車の場合に、歯打ち音は大きくなる傾向にある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、駆動カムにポケット部が形成された駆動装置において、駆動カムの回転に伴って接触部の接触点が徐変部とポケット部との境界部を通過するとき、被駆動側ギアが駆動側ギアに衝突することによって発生する歯打ち音を低減する駆動装置を提供することである。
本発明は、制御軸部材の軸方向位置に応じて被制御部の制御量を調整する駆動装置に係る。この駆動装置は、動力源と、動力源の出力軸に結合された駆動側ギアと、駆動側ギアから直接に、又は、中間ギアを介して動力源の駆動力が伝達される被駆動側ギアと、被駆動側ギアに結合されたカム軸部材を中心として回転する駆動カムと、駆動カムの輪郭に接するように被制御部から付勢された接触部と、駆動カムの回転運動に伴いカム軸部材と直交する方向に往復直線運動する支持部材と、支持部材と共に往復直線運動する制御軸部材とを備えている。
動力源は、例えばモータ等で構成される。接触部は、例えば支持部材に回転可能に支持された円筒状のローラで構成される。また、支持部材がカム軸部材と「直交する方向」に往復直線運動するとは、概ね垂直な方向の意味であり、厳密に直交していなくてもよい。
駆動カムは、回転に伴って輪郭径が徐変する徐変部、及び、徐変部に周方向で隣接し、正転方向及び逆転方向のいずれにも輪郭径が増加するポケット部が形成されている。そして、徐変部とポケット部との境界部であるポケット境界部における「輪郭径の回転角度に対する変化量である輪郭径変化率」は、境界音圧が基準音圧範囲に含まれるように設定されている。ここで、「境界音圧」とは、駆動カムの回転に伴って接触点がポケット境界部を通過するときに発生する音圧をいい、「基準音圧範囲」とは、接触点が徐変部を通過するときに発生する音圧のばらつき範囲をいう。
上記の課題に対し、本発明では、被駆動側ギアが駆動側ギアに衝突しても使用者が騒音と感じないレベルに収まる許容範囲を、ポケット境界部における輪郭径変化率によって規定する。そして、「境界音圧が基準音圧範囲に含まれる」ように輪郭径変化率を設定することを特徴とする。
つまり、境界音圧を絶対的な音圧として評価しようとすると、測定装置や測定条件等の差異により客観的な評価が難しい。しかし、ある測定装置及び測定条件の下で基準音圧範囲と境界音圧とを同時に測定し、相対的に評価することで、境界音圧の大きさを客観的に評価することができる。
よって、ポケット部を有する駆動側カムを備えた駆動装置において境界音圧の測定値が基準音圧範囲に含まれていれば、その駆動装置における駆動カムの輪郭径変化率は、本発明の技術的範囲に含まれると推認することができる。
本発明において、ポケット境界部における輪郭径変化率は、具体的には、「ポケット境界部の頂点と、徐変部又はポケット部における最も近い変曲点とを結ぶ直線の傾き」として定義される。また、徐変部が、回転に伴って輪郭径が一定勾配で変化するように形成されている場合には、徐変部側における輪郭径変化率は、徐変部の勾配として定義される。
このような定義に基づき、輪郭径変化率[mm/deg]を客観的に比較評価することが容易となる。
ところで、被駆動側ギアが少なくとも一つの中間ギアを介して駆動側ギアから駆動力が伝達される構成や、駆動側ギア及び被駆動側ギアが平歯車である構成では、特に歯打ち音が発生しやすい。したがって、本発明は、このような構成の駆動装置に適用された場合、特に効果が大きい。
また、本発明の駆動装置は、例えば、「被制御部の制御量」として、エンジンの吸気弁または排気弁のリフト量を調整するバルブリフト調整装置に有効に適用される。
本発明の一実施形態による駆動装置の伝達部を示す模式図である。 本発明の一実施形態による駆動装置において減速ギア部を簡略化して示した部分断面斜視図である。 本発明の一実施形態による駆動装置が適用されるバルブリフト調整装置の模式図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図2の減速ギア部を詳細に示す模式図である。 本発明の一実施形態による駆動カムの図である。 モータトルク及びローラによる駆動トルクが駆動カムに作用する様子を示す模式図である。 駆動側ギアと被駆動側ギアとの衝突を示す模式図である。 駆動側ギアと被駆動側ギアとの衝突現象を説明するタイムチャートである。 第2サンプルの駆動カムのポケット境界部を示す拡大図である。 第1サンプルの駆動カムの(a)第2ポケット境界部、(b)第3ポケット境界部における輪郭径変化率を示す図である。 第2サンプルの駆動カムの(a)第2ポケット境界部、(b)第3ポケット境界部における輪郭径変化率示す図である。 第1サンプルの駆動カムを用いた(a)ストローク、(b)音圧の測定データである。 第2サンプルの駆動カムを用いた(a)ストローク、(b)音圧の測定データである。 音圧測定方法を示す模式図である。 本発明の他の実施形態による駆動装置の伝達部を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態による駆動装置を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
最初に図3、図4に示すように、本実施形態の駆動装置は、制御軸部材30の軸方向位置に基づいて、例えば4気筒エンジン90の吸気弁91のリフト量Lを調整するバルブリフト調整装置100の駆動装置10として用いられる。
バルブリフト調整装置100は、往復直線運動可能な制御軸部材30を備えた駆動装置10、制御軸部材30に連結された延長軸35、及び、エンジン90の気筒数に応じた数のヘリカルスプライン34、ローラ36、揺動カム38のセット等から構成されている。
ヘリカルスプライン34は、例えば内壁が延長軸35の外壁とはす歯で係合しており、制御軸部材30及び延長軸35の往復直線運動に応じて回転する。これにより、延長軸35の中心とローラ36とを結ぶ仮想線s1と、延長軸35の中心と揺動カム38のノーズ381とを結ぶ仮想線s2とがなす開き角ψが変化する。
ローラ36は、吸気弁用カムシャフト93のカム部に当接している。吸気弁用カムシャフト93の回転に伴ってローラ36の位置が変化すると、それに連動して揺動カム38が揺動する。揺動カム38のノーズ381は吸気弁91の基端に当接しており、揺動カム38の揺動に応じて吸気弁91がリフトする。したがって、制御軸部材30及び延長軸35の軸方向位置を調整し、開き角ψを変化させることにより、吸気弁91のリフト量Lを調整することができる。
なお、本実施形態のバルブリフト調整装置100は、排気弁用カムシャフト94の回転に伴う排気弁92のリフト量については調整しない。
ここで、吸気弁91は、鍔部911に当接するバルブスプリング95の付勢力Fsにより、図4の上向きである閉弁方向に付勢されている。この付勢力Fsは、揺動カム38のノーズ381を押し上げ、ヘリカルスプライン34に対し、図4の反時計回り方向の回転力Frを生成する。本実施形態では、ヘリカルスプライン34の回転力Frは、延長軸35及び制御軸部材30を引っ張る方向(図3の上向き)の荷重Faに変換される。
このように本実施形態では、「被制御部」であるヘリカルスプライン34側から制御軸部材30に対し、制御軸部材30を駆動カム50から離す方向に荷重Faが加わっている。
次に、駆動装置10の全体構成について、図1、図2、図5を参照して説明する。図2に示すように、駆動装置10は、「動力源」としてのモータ20、制御軸部材30、支持枠41、ローラ44、駆動カム50(図1参照)、角度センサ70等を有している。駆動装置10は、ECU(電子制御装置)76及びEDU(駆動回路)78の指令に基づき、モータ20が回転駆動力を発生する。
モータ20は、例えばDCモータであり、コイルが巻回された回転子22、及び、回転子22の径外側に設けられる永久磁石24を有している。回転子22と共に回転するモータ20のシャフト26の端部には、「駆動側ギア」としてのモータギア62が取り付けられている。
制御軸部材30は、モータ20のシャフト26と略直交している。制御軸部材30の一方の端部32は、支持枠41の結合部42と、クリップ43によって結合している。
四角形状の支持枠41は、駆動カム50の回転中心Pに対し径方向の一方側であって制御軸部材30と反対側に設けられている。図1(b)に示すように、円筒状のローラ44は、支持枠41に固定されたピン411によって、回転可能に軸支されている。
支持枠41及びローラ44は、特許請求の範囲に記載の「支持部材」及び「接触部」に相当する。支持枠41及びローラ44は、駆動カム50の回転運動を往復直線運動に変換して制御軸部材に伝達する伝達部40を構成する。
駆動カム50は、回転中心Pから輪郭までの距離である輪郭径Rが周方向で不均一であり、支持枠41の内側に、回転中心Pを中心としてカム軸部材51と共に回転可能に設けられている。また、上述の荷重Faにより、制御軸部材30と支持枠41を介して連結されたローラ44は、駆動カム50の輪郭に接触点Cで接するように付勢されている。
ここで、駆動カム50の回転中心P、ローラの軸Q、接触点Cは、制御軸部材30の軸J上に配置されている。なお、ローラ44と駆動カム50との「接触点C」は、三次元的には図1(b)の上下方向に延びる線分であり、正しくは「接触線」である。しかしここでは、図1(a)等に表された二次元的な解釈に基づき「接触点C」ということにする。
駆動カム50の回転運動に伴い、接触点Cにおける輪郭径Rが変化することで、ローラ44、支持枠41及び制御軸部材30は、図1の左右方向に往復直線運動する。
また、モータ20の駆動力を停止したときローラ44に接触する部分として、駆動カム50の外周に3箇所のポケット部551、552、553が形成されている。従来技術の特許文献1に記載されたとおり、「ポケット部」とは、「正転方向及び逆転方向のいずれにも輪郭径Rが増加する部分」をいう。ポケット部では、端部から中央部へ向かう回転力が発生し、また、接触点Cが極小部に一致したとき回転力がゼロとなることで駆動カム50が安定した位置に保持されるという「ポケット効果」が発生する。
カム軸部材51は、モータ20のシャフト26と略平行に配置されている。カム軸部材51のモータ20側の端部には「被駆動側ギア」としてのカムギア68が取り付けられており、モータ20と反対側の端部には、センサ側カムギア74が取り付けられている。
図2では、モータギア62からカムギア68までの部分を簡略化して示しているため、この部分について図5を参照する。図5に示すように、モータギア62とカムギア68との間には、例えば2つの中間ギア63、65が設けられている。第1中間ギア63は、点G1を中心とする一段目ギア630及び二段目ギア64から成り、第2中間ギア65は、点G2を中心とする一段目ギア650及び二段目ギア66から成る。
点Mを中心とするモータギア62は第1中間ギア63の一段目ギア630と噛み合い、第1中間ギア63の二段目ギア64は第2中間ギア65の一段目ギア650と噛み合い、第2中間ギア65の二段目ギア66はカムギア68と噛み合っている。各噛み合い部に注目したとき、モータ20側にある方のギアが相対的に「駆動側ギア」に相当し、駆動カム50側にある方のギアが相対的に「被駆動側ギア」に相当する。
このように本実施形態では、モータ20の駆動力(モータトルク)は、モータギア62から中間ギア63、65を介してカムギア68に伝達される。なお、他の実施形態では、図2に示す通りモータギア62とカムギア68とが直接噛み合う構成を採用してもよい。
また、本実施形態のモータギア62、中間ギア63、65及びカムギア68は、平歯車である。なお、他の実施形態では、駆動側ギア及び被駆動側ギアとして、はす歯歯車等を用いることも考えられる。
角度センサ70は、センサ側カムギア74と噛み合うセンサギア72の回転角度をホール素子等の磁気検出素子により検出する。
ECU76は、角度センサ70の検出信号、及びアクセル開度等の他のセンサ検出信号が入力され、入力されたセンサ検出信号に基づいて、EDU78に制御信号を出力する。
EDU78は、ECU76からの制御信号に基づいて、モータ20を駆動する。
続いて、駆動カム50の詳細な構成について、図6を参照して説明する。
図6に示すように駆動カム50は、カム軸部材51を中心として、3箇所の平面状のポケット部551、552、553が外周に形成されている。駆動カム50において、カム角度θは、基準軸x(θ=θ0)から反時計回り方向を正として定義される。また、図6の時計回り方向を正転方向とし、反時計回り方向を逆転方向とする。
第1ポケット部551は、カム角度θ1とカム角度θ1eとの間に、基準軸xを跨いで設定され、輪郭径R1の部分を含んでいる。第2ポケット部552は、カム角度θ2とカム角度θ2eとの間に設定され、輪郭径R2の部分を含んでいる。第3ポケット部553は、カム角度θ3とカム角度θ3eとの間に設定され、輪郭径R3の部分を含んでいる。各ポケット部551、552、553の輪郭径R1、R2、R3の関係は、「R3>R2>R1」となっている。なお、図6では、例えばカム角度θ2の「2」を下付き文字で表示している。
第1ポケット部551から第2ポケット部552までの間、及び第2ポケット部552から第3ポケット部553までの間には、それぞれ、駆動カム50の正転に伴って輪郭径Rが漸増する第1徐変部531及び第2徐変部532が形成されている。特に本実施形態では、第1徐変部531及び第2徐変部532は、カム角度θに対する輪郭径Rの変化率(以下、「輪郭径変化率」という。)が一定に形成されている。言い換えれば、第1徐変部531及び第2徐変部532において輪郭径Rは一定勾配で増加する。
また、第3ポケット部553から第1ポケット部551までの間には、輪郭径Rが直線的に急減するつなぎ部57が形成されている。
さらに、第1徐変部531と第2ポケット部552との境界部を「第2ポケット境界部542」、第2徐変部532と第3ポケット部553との境界部を「第3ポケット境界部543」と定義する。駆動カム50が正転するとき、ローラ44との接触点Cは、第1徐変部531から第2ポケット境界部542を通過して第2ポケット部552に移行し、また、第2徐変部532から第3ポケット境界部543を通過して第3ポケット部553に移行する。ポケット境界部542、543の詳細な形状的特徴については後述する。
ここで、駆動装置10の作動について説明する。
EDU78の指令によりモータ20が駆動されると、モータ20の駆動力は、モータギア62、中間ギア63、65、カムギア68を経由して、カム軸部材51及び駆動カム50に伝達される。駆動カム50が回転すると、駆動カム50と接するローラ44を支持している支持枠41が、接触点Cにおける輪郭径Rの変化に応じて、カム軸部材51と直交する方向に往復直線運動する。そして、支持枠41と結合された制御軸部材30が往復直線運動し、これに伴い、バルブリフト調整装置100の延長軸35が往復直線運動する。
制御軸部材30及び延長軸35の軸方向位置に応じて、バルブリフト調整装置100のヘリカルスプライン34が回転し、ローラ36と揺動カム38との位置に基づく開き角ψ(図4参照)が変化し、吸気弁91のリフト量Lが変化する。
エンジン90を停止するとき、ECU76は、停止時の制御軸部材30の軸方向位置に対応する駆動カム50のポケット部551、552、553のいずれかを選択してEDU78に指令する。EDU78は、ECU76の指令に応じて、指令されたポケット部がローラ44に接する位置で駆動カム50が停止するようにモータ20への通電を停止する。
こうしてモータ20の駆動力が停止したとき、選択されたポケット部の極小輪郭径に対応するカム角度で駆動カム50の回転位置を維持し、制御軸部材30の軸方向位置を、最後退位置、中間位置、最前進位置のいずれか選択した位置に維持することができる。
次に、本発明の課題について、図7〜図9を参照して説明する。
図7では、駆動カム50における徐変部、ポケット境界部及びポケット部を一般化した符号を、それぞれ53、54、55とする。駆動カム50の回転に伴って、ローラ44が徐変部53、ポケット境界部54、ポケット部55の順に接していく状況において、図7(a)は、ローラ44が徐変部53に接しているとき、図7(b)は、ローラ44がポケット部55に接触しているときを示している。図7(a)、(b)を通じて、モータトルクTmは、駆動カム50を図の時計回り方向に回転させるように作用する。
このとき、駆動カム50の中心P方向に付勢されているローラ44によって、駆動カム50は、輪郭径Rが小さくなる方向へ回転するように駆動される。ローラ44による駆動トルクTrは、図7(a)の段階では、徐変部53の輪郭径Rnが小さくなる方向、すなわちモータトルクTmと反対方向に作用する。また、図7(b)の段階では、ローラ44による駆動トルクTrは、ポケット部55の輪郭径Rpが小さくなる方向、すなわちモータトルクTmと同方向に作用する。したがって、図7(b)の段階では、モータトルクTmよりも大きなトルクが駆動カム50に作用することとなる。
図8は、「駆動側ギア」と「被駆動側ギア」との間に働く力の関係を示す。ここでは、例として、図5における第2中間ギア65の二段目ギア66を「駆動側ギア」、カムギア68を「被駆動側ギア」とする。
図7(a)に対応する図8(a)の段階では、駆動側ギア66の歯672が被駆動側ギア68の回転方向前方の歯692に当接して押すことでモータトルクTmが伝達される。このとき、駆動側ギア66の歯672と被駆動側ギア68の回転方向後方の歯691との間にはバックラッシが設けられている。バックラッシが有ることで、ギア66、68は、円滑な回転が可能となる。
一方、図7(b)に対応する図8(b)の段階では、ローラ44による駆動トルクTrにより、駆動カム50のカム軸部材51に結合された被駆動側ギア68が回転する。そのため、駆動側ギア66の歯672が被駆動側ギア68の回転方向前方の歯692に当接するより先に、被駆動側ギア68の回転方向後方の歯691が駆動側ギア66の歯672に衝突し、これによって歯打ち音が発生する場合がある。この衝突は、図5に示すモータギア62からカムギア68までの他のギア同士の間でも発生し得る。例えば車両に搭載される駆動装置10の場合、この歯打ち音によって商品性が低下するおそれがある。
図9は、このときの挙動を時間軸で表した図である。図9(a)に示すように、ローラ44がポケット境界部54を通過する時刻txにおいて、ローラ44による駆動トルクTrによって被駆動側ギア68の歯691が加速する。一方、駆動側ギア66の歯671、672は、モータトルクTmにより一定速度で回転している。
図9(b)では、歯691の幅を無視して示す。ローラ44が徐変部55に接しているとき、被駆動側ギア68の歯691は、後方の駆動側ギア66の歯671に押されながら進む。しかし、時刻txに被駆動側ギア68の歯691が加速すると、被駆動側ギア68の歯691は、駆動側ギア66の後方の歯671から離れ、前方の歯672に衝突する。
このような衝突による歯打ち音を低減するためには、図9(b)の矢印に示すように、時刻txにおける急激な加速を緩和することが有効であると考えられる。本発明では、歯打ち音を低減するために好ましい駆動カム50のポケット境界部54の形状を提供することを目的とする。
次に、上記目的で製作した2種類の駆動カム50のサンプルのカムプロファイル、及び音圧測定実験の結果について、図10〜図15を参照して説明する。
サンプルAは、ポケット境界部54(542、543)において、一定勾配の徐変部53(531、532)と、平面状のポケット部55(552、553)とを頂点Sを境に単純に接続したものである(図6参照)。
一方、図10に示すように、サンプルBは、ポケット境界部54において,頂点Sの徐変部53側及びポケット部55側に、それぞれ角度φn、φpに対応する移行部54n、54pが形成されている。徐変部53側では、変曲点Inから頂点Sまで輪郭径RがΔs増加する間に、勾配が正の一定値から0[mm/deg]まで徐々に減少する。言い換えれば、圧力角が正の一定値から0[deg]まで徐々に減少する。また、ポケット部55側では、頂点Sと変曲点Ipとの間では圧力角が0[deg]のまま維持され、輪郭径Rが一定となる。この移行部の角度φn、φpをできるだけ大きく設定することが望ましいと考えられる。
図11、図12は、それぞれサンプルA、サンプルBについて、(a)第2ポケット境界部542、(b)第3ポケット境界部543におけるカム角度θと輪郭径Rとの関係をプロットした図である。
横軸のカム角度θは、ポケット境界部の頂点Sの位置を基準(0deg)とし、横軸の右方向を正転方向として示す。また、図11(a)、(b)、図12(a)、(b)の4つの図において、横軸及び縦軸のスケールは同一である。
輪郭径変化率は、線の傾き(=ΔR/Δθ)に相当する。ここで、第2ポケット境界部542における輪郭径変化率を「k2」、第3ポケット境界部543における輪郭径変化率を「k3」と表す。また、三文字目の添え字「A」はサンプルAを、「B」はサンプルBを表す。さらに、四文字目の添え字「+」は正転方向を、「−」は逆転方向を表す。
図11に示すように、サンプルAでは、頂点Sがエッジとなっており、ポケット境界部54は点として表される。徐変部53は、頂点Sに至るまで勾配が一定であり途中に変曲点が存在しない。そのため、徐変部53側からポケット部55側に移行する正転方向では、輪郭径変化率k2A+、k3A+は、徐変部の勾配として定義される。
一方、ポケット部55側から徐変部53側に移行する逆転方向では、ポケット部の底の極小点Vが頂点Sに最も近い変曲点であるため、極小点Vと頂点Sとを結ぶ直線の傾きを輪郭径変化率k2A−、k3A−と定義する。
所定の変化率閾値を「K」とすると、図11に示すとおり、サンプルAの各輪郭径変化率と閾値Kとの関係は以下のように表される。
k2A+>K、k3A+≦K、k2A−>K、k3A−>K
図12に示すように、サンプルBでは、ポケット境界部54は頂点Sを含み、徐変部53側の最も近い変曲点Inからポケット部55側の最も近い変曲点Ipまでのカム角度範囲で表される。輪郭径変化率については、正転方向では、変曲点Inと頂点Sとを結ぶ直線の傾きをk2B+、k3B+と定義し、逆転方向では、変曲点Ipと頂点Sとを結ぶ直線の傾きをk2B−、k3B−として定義する。
サンプルBの各輪郭径変化率と同上の閾値Kとの関係は以下のように表される。
k2B+≦K、k3B+>K、k2B−≦K、k3B−>K
図13、図14の各(a)は、駆動装置10において上記サンプルA、Bの駆動カム50を、正転及び逆転させたときの制御軸部材30の回転角度に対するストローク変化を示したものである。ストロークの傾きが変化している回転角度θ2、θ3が、それぞれ第2ポケット境界部542及び第3ポケット境界部543に相当する(図6参照)。
図13、図14の各(b)は、この回転作動において駆動装置10から発生した音圧の測定結果を示す。
ここで、音圧測定方法の概略について図15を参照して説明する。この音圧測定は、他の音源や振動源ができるだけ無い場所で行う。駆動装置10をエンジン90(図3参照)に代わる治具89に取り付けた状態で、音圧測定装置81に接続されたマイク82の先端を駆動装置10の端部から約10mmの位置にセットする。こうして、モータ20を回転させたときの非駆動側ギアによる歯打ち音の音圧を測定する。
図13(b)に示すサンプルAでは、駆動カム50の回転に伴ってローラ44の接触点Cが徐変部531、532を通過するときの「基準音圧範囲A0」は約±2Paである。この基準音圧範囲A0に対し、駆動カム50の回転に伴ってローラ44がポケット境界部542、543を通過するときに発生する音圧である「境界音圧」を比較する。境界音圧が基準音圧範囲A0に入っている場合は「○」、境界音圧が基準音圧範囲A0を超えている場合は「×」を、図13(b)の上部に記す。
すると、逆転方向の回転角度θ2では境界音圧が基準音圧範囲A0に入っている一方、正転方向の回転角度θ2、θ3、及び、逆転方向の回転角度θ3において境界音圧が基準音圧範囲A0を超えている。すなわち、ポケット境界部における歯打ち音が使用者に騒音として聞こえる可能性がある。
図14(b)に示すサンプルBについても、サンプルAと合わせて基準音圧範囲A0を約±2Paとし、図13(b)と同様に「○」、「×」を記す。
すると、正転方向及び逆転方向の回転角度θ3では、境界音圧が基準音圧範囲A0を超えているものの、正転方向及び逆転方向の回転角度θ2では、境界音圧が基準音圧範囲A0に入っている。したがって、第2ポケット境界部542に関しては、サンプルAに比べ歯打ち音を低減することができると考えられる。
図13(b)、14(b)で境界音圧が基準音圧範囲A0に入ったポケット境界部は、図11、図12の輪郭径変化率が閾値K以下である箇所と一致している。この結果より、輪郭径変化率と境界音圧とは相関があることがわかる。したがって、全てのポケット境界部の正転方向及び逆転方向において輪郭径変化率が閾値K以下となるようにカムプロファイルを設定することで、回転角度域全体における歯打ち音を低減することができる。
このように、例示したサンプルA及びサンプルBそのものは、全てのポケット境界部に対応する境界音圧が基準音圧範囲A0に含まれるものではない。しかし、上記にて明確かつ十分に記載された内容に基づいて、当該技術分野における通常の知識を有する者は、本発明を実施することが可能である。なお、閾値Kは、中間ギアの有無を含めた動力伝達系の構成や各ギアの仕様によって、実験やシミュレーションに基づき適宜設計すればよい。
(効果)
(1)本実施形態では、ポケット境界部54における輪郭径変化率は、駆動カム50の回転に伴って接触点Cがポケット境界部54を通過するときに発生する音圧である境界音圧が、接触点Cが徐変部53を通過するときに発生する音圧のばらつき範囲である基準音圧範囲に含まれるように設定されている。これにより、駆動カム50の回転に伴って接触点Cが徐変部53とポケット部54との境界部を通過するとき、被駆動側ギア(例えばカムギア68)が駆動側ギア(例えば第2中間ギア65の二段目ギア66)に衝突することによって発生する歯打ち音を低減することができる。
(2)また、ポケット境界部54における輪郭径変化率は、「ポケット境界部54の頂点Sと、徐変部53又はポケット部における最も近い変曲点In、Ipとを結ぶ直線の傾き」として定義される。また、徐変部53が、回転に伴って輪郭径が一定勾配で変化するように形成されている場合には、徐変部53側における輪郭径変化率は、徐変部53の勾配として定義される。このような定義に基づき、輪郭径変化率[mm/deg]を客観的に比較評価することが容易となる。
(3)本実施形態では、モータ20の駆動力(モータトルク)は、モータギア62から中間ギア63、65を介してカムギア68に伝達されるため、モータギア62とカムギア68とが直接噛み合う構成に比べ歯打ち音が発生しやすい傾向にある。したがって、本実施形態による歯打ち音の低減効果が特に顕著に発揮される。
(4)本実施形態のモータギア62、中間ギア63、65及びカムギア68は平歯車であるため、はす歯歯車等に比べ歯打ち音が発生しやすい傾向にある。したがって、本実施形態を採用することで、廉価な平歯車を使用しつつ、歯打ち音を効果的に低減することができる。
(その他の実施形態)
(ア)駆動カムの具体的な輪郭形状は上記実施形態に例示したものに限らない。例えばポケット部の数は3つに限らず、1つ以上いくつであってもよい。また、徐変部の輪郭径の変化は一定勾配でなくてもよい。
(イ)ローラ44が駆動カム50に接するように付勢するための構成として、上記実施形態では、被制御部側から制御軸部材30を引っ張る方向へ荷重Faが加わる例について説明した。この他、本発明の駆動装置は、「制御軸部材30が直接、または他の部材を介して間接的に駆動カム50を押す方向へ荷重が加わる」場合にも適用することができる。
例えば、図16に示す形態では、紙面の右方向から制御軸部材49を押す方向への荷重Fbが加わる。制御軸部材49は、先端の凹部491に別体のボール492を全方向に回転自在に収容した形態である。制御軸部材49は、ボール492と駆動カム50のポケット部55とが接触点Cで点接触しつつ、駆動カム50の回転に伴って紙面の左右方向に往復移動する。この形態の制御軸部材49は、特許請求の範囲に記載の「支持部材」と「制御軸部材」とが一体に形成されたものであり、ボール492は「接触部」に相当する。
(ウ)動力源は、上記実施形態のDCモータに限らず、ACモータその他の電動モータ、或いは、油圧、圧縮空気、電磁力等で作動するアクチュエータ等を用いてもよい。
(オ)バルブリフト調整装置においてリフト量を調整する機構は、上記実施形態の構成に限らない。また、バルブリフト調整装置は、吸気弁に限らず、排気弁のリフト量を調整するものであってもよい。
(カ)図15に示す音圧測定装置の細かな仕様や測定条件等は問わない。つまり、本発明では、ある測定装置及び測定条件の下で基準音圧範囲と境界音圧とを同時に測定し、相対的に評価することで、境界音圧の大きさを客観的に評価することができる。
(キ)本発明の駆動装置は、バルブリフト調整装置に限らず、制御軸部材の軸方向位置に応じて被制御部の制御量を調整可能なあらゆる装置に適用することができる。
以上、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施することができる。
10 ・・・駆動装置、
20 ・・・モータ(動力源)、 30 ・・・制御軸部材、
41 ・・・支持枠(支持部材)、 44 ・・・ローラ(接触部)、
50 ・・・駆動カム、 51 ・・・カム軸部材、
53(531、532) ・・・徐変部、
54(542、543) ・・・ポケット境界部、
55(551、552、553)・・・ポケット部、
62 ・・・モータギア(駆動側ギア)、
63、65 ・・・中間ギア、
68 ・・・カムギア(被駆動側ギア)。

Claims (5)

  1. 制御軸部材の軸方向位置に応じて被制御部の制御量を調整する駆動装置であって、
    動力源(20)と、
    前記動力源の出力軸(26)に結合された駆動側ギア(62)と、
    前記駆動側ギアから直接に、又は、中間ギア(63、65)を介して前記動力源の駆動力が伝達される被駆動側ギア(68)と、
    前記被駆動側ギアに結合されたカム軸部材(51)を中心として回転し、回転中心(P)から輪郭までの距離である輪郭径(R)が周方向で不均一である駆動カム(50)と、
    前記駆動カムの回転中心に対し径方向の一方側に設けられ、前記駆動カムの輪郭に接触点(C)で接するように前記被制御部から付勢された接触部(44、492)と、
    前記接触部を支持し、前記駆動カムの回転運動に伴う前記接触点における前記輪郭径の変化に応じて、前記カム軸部材と直交する方向に往復直線運動する支持部材(41)と、
    前記支持部材に結合され、前記支持部材と共に軸方向に往復直線運動する制御軸部材(30、49)と、
    を備え、
    前記駆動カムは、回転に伴って前記輪郭径が徐変する徐変部(531、532)、及び、前記徐変部に周方向で隣接し、正転方向及び逆転方向のいずれにも前記輪郭径が増加するポケット部(551、552、553)が形成されており、
    前記徐変部と前記ポケット部との境界部であるポケット境界部(542、543)における前記輪郭径の回転角度に対する変化量である輪郭径変化率は、
    前記駆動カムの回転に伴って前記接触点が前記ポケット境界部を通過するときに発生する音圧である境界音圧が、前記接触点が前記徐変部を通過するときに発生する音圧のばらつき範囲である基準音圧範囲に含まれるように設定されていることを特徴とする駆動装置(10)。
  2. 前記ポケット境界部における前記輪郭径変化率は、
    前記ポケット境界部の頂点と、前記徐変部又は前記ポケット部における最も近い変曲点とを結ぶ直線の傾きとして定義されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記徐変部は、回転に伴って前記輪郭径が一定勾配で変化するように形成されており、
    前記徐変部側における前記輪郭径変化率は、前記徐変部の勾配として定義されることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記被駆動側ギアは、少なくとも一つの前記中間ギアを介して前記駆動側ギアから駆動力が伝達されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の駆動装置。
  5. 前記駆動側ギア及び前記被駆動側ギアは、平歯車であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の駆動装置。
JP2014158712A 2014-08-04 2014-08-04 駆動装置 Pending JP2016035298A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014158712A JP2016035298A (ja) 2014-08-04 2014-08-04 駆動装置
US14/808,263 US20160032796A1 (en) 2014-08-04 2015-07-24 Drive apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014158712A JP2016035298A (ja) 2014-08-04 2014-08-04 駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016035298A true JP2016035298A (ja) 2016-03-17

Family

ID=55179536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014158712A Pending JP2016035298A (ja) 2014-08-04 2014-08-04 駆動装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20160032796A1 (ja)
JP (1) JP2016035298A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5713215B2 (ja) * 2012-10-30 2015-05-07 株式会社デンソー 駆動装置の制御方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61145309A (ja) * 1984-12-18 1986-07-03 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の吸・排気弁リフト制御装置
JP2002322967A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 燃料噴射ポンプ駆動装置
JP2014134194A (ja) * 2012-10-30 2014-07-24 Denso Corp 駆動装置、及びその制御方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3962989B2 (ja) * 2002-10-30 2007-08-22 株式会社デンソー バルブリフト調整装置
JP2006017031A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Denso Corp バルブリフト制御装置のアクチュエータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61145309A (ja) * 1984-12-18 1986-07-03 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の吸・排気弁リフト制御装置
JP2002322967A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 燃料噴射ポンプ駆動装置
JP2014134194A (ja) * 2012-10-30 2014-07-24 Denso Corp 駆動装置、及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20160032796A1 (en) 2016-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10180181B2 (en) Cam gear and linear drive device comprising said cam gear
JP5783429B2 (ja) 駆動装置
JP5400473B2 (ja) ロボット装置
CN104661850B (zh) 离合器踏板装置
JP5926812B2 (ja) Cvt伝動装置
JP5713215B2 (ja) 駆動装置の制御方法
WO2015173973A1 (ja) ドア開閉装置
JP2012530209A (ja) 運動変換装置を備えるバルブ
US20120137800A1 (en) Parking release actuator
CN102062165B (zh) 机械拉索式自动变速器离合器执行机构
JP2007303802A (ja) モータアクチュエータ
US20170198784A1 (en) Method and apparatus for transmitting torque in an actuator
JP6694521B2 (ja) 屈曲機構および医療用マニピュレータ
KR101024264B1 (ko) 전자식 주차 브레이크장치용 액추에이터
EP2447134A1 (en) Motor-driven power steering device
JP2016035298A (ja) 駆動装置
US10901451B2 (en) Input device
JP5164757B2 (ja) ロボットハンドの指関節駆動機構
JP5907056B2 (ja) 駆動装置
JP4722761B2 (ja) 伝動装置
JP4164756B2 (ja) 駆動装置およびそれを用いたバルブリフト調整装置
JP2017087785A (ja) 操舵装置
JP5316144B2 (ja) 伝達比可変装置
WO2018109819A1 (ja) 内燃機関の制御方法及び制御装置
KR101024265B1 (ko) 전자식 주차 브레이크장치용 액추에이터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171205