JP2016034955A - 高洗浄性歯磨剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】経口的に許容できるキャリア及び1〜10重量%の研磨剤を含み、歯磨剤組成物が2〜8mgの研磨剤を含み、研磨剤が3〜7μmの範囲の重量平均粒径を有し、粒子の少なくとも90重量%が16μmより小さい寸法を有し、歯磨剤組成物が発泡剤、抗菌薬、漂白剤、抗歯石薬、抗微生物薬、歯石制御薬、及び抗炎症薬のいずれも含まない、歯ブラシの頭部に配置されたカプセルに封入された歯磨剤組成物。該経口的に許容できるキャリアとしては、トリグリセリドであることが好ましく、該歯磨剤が、ゼラチン内にカプセル封入されていることが好ましく、該歯磨剤が、図1の歯ブラシ頭部12に配置されることが好ましい歯磨剤組成物。
【選択図】図1
Description
参照として本明細書中に包含する)に対する優先権を主張する。
[0002]幾つかの態様は、少量の比較的小粒径の高洗浄性研磨剤を含み、抗菌薬、フッ化
物、及び他の口腔ケア活性成分を用いない歯磨剤組成物に関する。特に、良好なステイン
除去性を有する歯磨剤組成物に関する。本歯磨剤組成物は、カプセル封入組成物、固体の
菓子組成物、ガムなどの形態であってよく、場合によっては歯ブラシ具の毛材内に配置す
ることができる。
リカ、アルミナ、不溶性ホスフェート、炭酸カルシウム、尿素−ホルムアルデヒド縮合生
成物のような樹脂研磨剤などが挙げられる。研磨剤として有用な不溶性のホスフェートの
中には、オルトホスフェート、ポリメタホスフェート、及びピロホスフェートがある。代
表例は、ジカルシウムオルトホスフェート二水和物、カルシウムピロホスフェート、β−
カルシウムピロホスフェート、トリカルシウムホスフェート、カルシウムポリメタホスフ
ェート、ナトリウムトリポリホスフェート(STPP)、テトラナトリウムピロホスフェ
ート(TSPP)、及び不溶性のナトリウムポリメタホスフェートである。通常は、1種
類以上の研磨剤は、通常は組成物の5重量%〜70重量%、例えば10重量%〜50重量
%、又は15重量%〜30重量%の研磨的に有効な全量で歯磨剤中に存在させる。研磨剤
の平均粒径は、一般に0.1〜30μm、例えば1〜20μm、又は5〜15μmである
。
な役割を果たす。かかるシリカは、グリセリン、ソルビトール(又はキシリトール)、増
粘剤、洗浄剤、着色物質及び香味物質、並びに場合によってはフッ化物及び他の活性成分
などの他の歯磨剤成分と相溶性の比較的安全で非毒性の成分であり、そのために、シリカ
は歯を清浄化し、歯垢及び食物滓を除去するための研磨剤として機能する。
。このスクラビング作用によって、歯を覆い、コーヒー、茶、及びベリー類のような食品
、並びに煙草の煙、カチオン性抗菌剤、及び色素産生菌によって染色及び変色されるよう
になることが知られている唾液タンパク質で形成される有機膜(即ちペリクル)が除去さ
れる。染色ペリクルのかかる物理的除去は、毎日起こる望ましくない表面の染色及び変色
を除去する簡単で有効な手段である。更に、ペリクルのかかる物理的除去によって、ペリ
クル表面上の歯垢細菌も除去される。
されるシリカゲル及び沈降シリカの両方が挙げられる。シリカゲルの製造においては、シ
リカヒドロゲルを形成し、これを次に通常は洗浄して低塩含量にする。洗浄したヒドロゲ
ルは、所望の寸法に粉砕するか、又は最終的にその構造がもはや収縮の結果として変化し
ない点まで乾燥することができる。かかる合成シリカを製造する際には、その目的は、歯
のエナメル質及び他の口腔組織に対する損傷を最小にして最大の洗浄(即ち染色ペリクル
の除去)を与える研磨剤を得ることである。歯科研究者は、これらの目的を満足する合成
シリカを確認することに継続して関心を持っている。
、シリカヒドロゲル又は水和シリカゲルの歯磨剤用研磨剤としての一般的な使用を開示す
る。米国特許4,632,826は、水和シリカゲルを弱か焼アルミナ研磨剤と組み合わ
せて用いて配合研磨剤系を形成することを開示する。米国特許4,943,429、5,
176,899、及び5,270,033は、水和シリカゲルを含む別の研磨剤のリスト
を与える。
物を用いて製造される歯磨剤組成物を開示する。しかしながら、シリカゲルは、低い研磨
性を達成するために2〜4ミクロンの低い粒径分布を有する。このような小粒径のシリカ
ゲルの製造は、多量のエネルギーを消費し、比較的高コストである。
らの低い放射性象牙質研磨(RDA)値によって示される低い研磨性を有する沈降シリカ
及びシリカゲルの組み合わせを含む歯磨剤組成物を開示する。米国特許5,651,95
8及び5,658,553に記載されているシリカの低い研磨性のために、この組成物は
本質的に制限された洗浄性能を有する。
法であり、Hefferren, Journal of Dental Research, vol.55, 4版, 1976年7〜8月, pp.5
63-573によって示され、Wasonの米国特許4,340,583、4,420,312、及
び4,421,527に記載されているAmerican Dental Associationによって推奨され
ている方法にしたがって求められる。
R)(標準試料に対する茶及びコーヒーによる歯のステインを除去する効能を測定するた
めに用いられる生体外方法)によって測定される歯磨剤の洗浄性能の対応する増加はもた
らさないことが歯科技術において公知である。ここで示すPCR値は、"In Vitro Remova
l of Stain with Dentifrice", G.K. Stookeyら, J. Dental Research, 61, 123-9, 1982
に記載されている方法の修正法によって得られる。ここで用いるPCR法の修正法は、米
国特許5,658,553及び5,651,958に記載されている。この修正法におい
ては、まず透明なペリクル物質をウシの歯に適用し、これを次にペリクル物質、並びに茶
、コーヒー、及びFeCl3の組み合わせによって染色するが、これに対してStookeyら
によって記載されている元々の方法においては、ペリクル及びステインの両方を同時に適
用する。
88、7,267,814、6,896,876、6,669,929に記載されている
。これらの多くは、J. M. Huber(Havre de Grace, Md. USA)から商業的に入手でき、Zeod
entの商品名で販売されている。他のシリカは、例えば米国特許出願公開2009/00
10973、2006/0008423、2006/0008422、2005/012
9628に記載されているように、通常のシリカの一部を置き換えてそれらの洗浄効能を
向上又は促進させることを目的とするものである。
形態の歯磨剤組成物は公知である。Colgate WISPは1つのかかる用具である。Wisp用具は
、毛材内に配置されているゼラチンカプセル封入液体組成物を含む小型の歯ブラシ具(長
さ約8.9cm(3.5インチ))である。液体カプセルは、使用の際に水又はすすぎを
必要としないで清涼味を勢いよく放出する。Wispは一回使用した後に廃棄するように設計
されている。
成分を含まず、ステインを除去し歯を清浄化するのに有効である歯磨剤組成物を提供する
必要性が未だ存在する。
歯磨剤組成物を提供することによって上述の必要性を満足するものである。
[0016]一形態によれば、経口的に許容できるキャリア及び少量の比較的小粒径の研磨剤
を含み、好ましくは抗菌剤、フッ化物、及び他の口腔ケア活性成分を用いない歯磨剤組成
物が提供される。本組成物は、ゲル、固体として存在させることができ、ゼラチンカプセ
ル内に封入することができ、或いは水性又は無水組成物として存在させることができる。
又はカプセル封入組成物として与えられる。好ましい形態においては、本組成物は、一回
使用した後に歯ブラシ具を廃棄するように設計されている。
合によってはアルコール加工助剤を混合して液体組成物を生成させ、液体組成物に少量の
小粒径研磨剤を加えることを含む歯磨剤組成物の製造方法が提供される。他の態様におい
ては、歯磨剤組成物はゼラチンの外側カプセル内に封入されており、カプセル封入中にア
ルコール加工助剤が組成物から除去される。他の形態においては、カプセル封入された組
成物を次に歯ブラシ具の毛材内に配置する。
含み、適用あたりに供給される研磨剤の全量は2mg〜8mgであり、研磨剤は3〜7μ
mの範囲の重量平均粒径を有しており、粒子の少なくとも90重量%は16μmより小さ
い寸法を有しており、組成物は口腔ケア活性成分を含まない歯磨剤組成物が提供される。
によっては加工助剤を混合して液体混合物を形成し、液体混合物に、口腔ケア活性成分を
混合又は添加しないで、3〜7μmの範囲の平均粒径を有し、粒子の少なくとも90重量
%が16μmより小さい寸法を有する1〜10重量%の研磨剤を加えることを含む歯磨剤
組成物の製造方法が提供される。
ら外側に伸長する複数の歯洗浄部材を有する頭部;及び、頭部上に配置されており、経口
的に許容できるキャリア及び1〜10重量%の研磨剤を含み、適用あたりに供給される研
磨剤の全量は2mg〜8mgであり、研磨剤は3〜7μmの範囲の重量平均粒径を有して
おり、粒子の少なくとも90重量%は16μmより小さい寸法を有する歯磨剤組成物;を
含む歯ブラシが提供される。
簡略記載として用いる。この範囲内の全ての値は範囲の終端として選択することができる
。更に、ここで引用する全ての参照文献はそれらの全部を参照として本明細書中に包含す
る。本開示における定義と引用された参照文献のものにおいて不一致がある場合には、本
開示が支配する。更に、本組成物及び方法は、ここに記載する要素を含み、これらから実
質的に構成し、またはこれらから構成することができる。
セント及び量は、重量%を指すものと理解しなければならない。与えられている量は、物
質の活性重量に基づくものである。ここで特定の値を示すことは、その値に測定における
誤差を計上した変動率を増減したものを示すことを意図する。例えば、10%の量には、
当業者に認識され理解される測定における誤差の程度を考慮して9.5%又は10.5%
を含ませることができる。
。この用語には、口臭に関する改善、予防、並びに症状及び/又は影響の緩和が含まれる
。「予防する」又は「予防」という用語は、組成物を予め投与して口臭を未然に防止又は
緩和することを指す。口臭の処置のための組成物(本方法クレームが関係する)の当業者
は、「予防」という用語が絶対的な用語ではないことを認識する。むしろ、この用語は、
疾病の徴候又は重症度を減少させるための組成物の予防投与を指すと理解され、これは意
図される意味である。
ここで与える口腔表面へ適用するのに十分な時間口腔内に保持した場合に哺乳動物に対し
て有害でない量である。一般に、かかる量の化合物は、組成物を意図せずに嚥下しても有
害ではない。「経口的に許容できるキャリア」とは、かかるキャリアを嚥下しないで口腔
内に保持する組成物中で用いた場合に哺乳動物に対して有害でない任意のビヒクル又はキ
ャリアを示す。
性に寄与する複数の機能性及び活性の成分を含む。適当に配合された歯磨剤は、口腔の健
康を促進するために習慣的に用いるのに好適である。機能性添加剤としては、他の成分を
分散し、活性及び機能性の物質を口腔表面に供給する発泡剤、及び歯の表面上の歯石の形
成を阻止する歯石制御薬、並びに香味料及び顔料のような美容機能成分が挙げられる。活
性成分としては、使用によってフッ化物イオンの源を与える抗齲蝕剤が挙げられる。種々
の組成物はまた、例えば表面上の歯垢の形成を減少させる抗菌性を有する化合物又は成分
も含む。更なる活性成分としては、歯肉炎のような疾病を予防及び処置するための抗炎症
性を有するものが挙げられる。好ましい歯磨剤組成物は、香味料及び顔料の他には上述の
口腔ケア活性成分を含まない。
に有効な活性成分を与える成分を示す。口腔ケア活性成分としては、発泡剤、抗菌薬、漂
白剤、抗歯石薬、抗微生物薬、歯石制御薬、抗炎症薬などが挙げられるが、これらに限定
されない。
7重量%、最も好ましくは5重量%の高洗浄性研磨剤を含むか、これから実質的に構成さ
れるか、又はこれから構成され、適用あたりに供給される研磨剤の全量は、2mg〜8m
g、好ましくは3mg〜6mg、最も好ましくは約4mgの研磨剤である。この高洗浄性
研磨剤は経口的に許容できるキャリア中に存在させる。かかる少量の研磨剤は通常はステ
イン除去効果を有しない(又は非常に少なく非常に僅かなステイン除去しか与えない)と
予測されるので、本発明者らは、かかる少量の小粒径研磨剤によって予期しない向上した
ステイン除去効果が達成されたことを見出した。歯磨剤組成物は、好ましくは、抗菌薬、
口臭予防薬、抗齲蝕薬、ペルオキシドのような漂白剤、歯石制御薬などのような口腔ケア
活性成分を含まない。
ナトリウムトリポリホスフェート(STPP)、及びこれらの混合物から選択することが
好ましい。研磨剤は、通常は、2〜18μmの範囲の重量平均粒径を有し、粒子の少なく
とも90%は20μmより小さい寸法を有し、シリカ粉末の水性スラリーについて測定し
て90〜230の放射性象牙質研磨値(RDA)、10重量%の歯科組成物中に含ませた
場合に80より大きいペリクル洗浄比(PCR)を有し、PCR:RDAの比が0.4:
1乃至1:1未満の範囲であり、1〜20の範囲のプラスチック研磨値(PAV)を有す
る。
おいて示される比較的高いPCR値によって示される特に有効な洗浄能力を有するシリカ
である。PCR:RDAの比は1未満であるが、RDA値は好ましくはより高いPCR:
RDAの比を有する従来のシリカよりも高く、これらの生成物と比較してより高いPCR
を同量のシリカを用いて達成することができる。プラスチック研磨値は、シリカによって
表面上に形成される擦過の量の測定値であり、したがって歯に対する損傷の可能性を示す
。有用なシリカは適度なPAV、しかしながら高いPCRを有し、これは過度の損傷を与
えずに良好な洗浄が得られることを示す。
の亜麻仁油を用いる吸油量を有し、より好ましくは、吸油量は75〜130cm3/10
0gの範囲である。また、アモルファスシリカは、好ましくは10〜450m2g−1の
範囲のBET表面積を有し、より好ましくは、BET表面積は50〜300m2g−1の
範囲である。
ましい材料は5〜10μmの範囲の重量平均粒径を有していてよい。粒径分布、したがっ
て任意の特定の値より小さい寸法を有する粒子の割合は、同じ技術によって測定すること
ができる。アモルファスシリカに関しては、粒子の少なくとも90重量%は好ましくは1
7μmより小さい寸法を有する。
〜7μmの範囲であり、粒子の少なくとも90重量%は、16μmより小さく、好ましく
は12μmより小さい寸法を有する。
より通常的には、RDAは120〜200の範囲の値を有し、しばしばRDAは140よ
り大きい。一般に、15より大きいPAVを有するシリカは120より大きいRDAを有
し、17より大きいPAVを有するものは140より大きいRDAを有する。
大きく、好ましくは90より大きく、より好ましくは95より大きい。PCR:RDAの
比は、好ましくは0.5:1〜0.9:1の範囲である。
囲、より好ましくは6〜7.5の範囲のpH値を有する。1000℃における強熱減量に
よって測定される、歯科組成物中において用いるために好適なアモルファスシリカ上に存
在する水の量は、通常は25重量%以下、好ましくは15重量%以下である。通常は、1
000℃における強熱減量は4重量%より大きい。
、着色剤、甘味料、加工助剤(エタノールのようなアルコール)、及び場合によっては水
を含ませることもできる。好ましい経口的に許容できるキャリアとしては、例えば、アル
コール、中鎖トリグリセリドなどが挙げられる。最も好ましくは、キャリアは中鎖トリグ
リセリドであり、組成物の50重量%〜90重量%、より好ましくは60重量%〜80重
量%、最も好ましくは約75重量%の量で存在させる。中鎖トリグリセリド(MCT)は
、通常は長さが約6〜約12炭素である。中鎖トリグリセリドは植物油であってよい。
ては、二酸化チタン及び酸化クロムグリーン、ウルトラマリンブルー及びピンク、並びに
酸化第二鉄のような非毒性の水不溶性無機顔料が挙げられる。顔料は、5〜1000ミク
ロン、好ましくは250〜500ミクロンの範囲の粒径を有し、0.5〜3重量%の濃度
で存在させる。
ウム塩)、FD&C Yellow No.5(4−p−スルホフェニルアゾ−1−p−スルホフェニル−
5−ヒドロキシピラゾール−3カルボン酸のナトリウム塩)、FD&C Yellow No.6(p−ス
ルホフェニルアゾ−B−ナフトール−6−モノスルホネートのナトリウム塩)、FD&C Gre
en No.3(エチル−[4−[4−[エチル−[(3−スルホフェニル)メチル]アミノ]
フェニル]−(4−ヒドロキシ−2−スルホフェニル)メチリデン]−1−シクロヘキサ
−2,5−ジエニリデン]−[(3−スルホフェニル)メチル]アザニウムのジナトリウ
ム塩)、FD&C Blue No.1(インジゴチンのジベンジルジエチルジアミノトリフェニル−カ
ルビノールトリスルホン酸のジナトリウム塩)、及び種々の割合のこれらの混合物のよう
な染料などの、食品及び摂取薬物中における使用に関してFood Drug & Cosmetic Actの下
で現在認可されている食品用着色添加剤である。最も有効な結果のための濃度の染料は、
全重量の0.0005〜1%の量で歯磨剤組成物中に存在する。
もできる。好適な香味成分の例としては、例えばスペアミント、ペパーミント、ウインタ
ーグリーン、ササフラス、クローブ、セージ、ユーカリ、マヨラナ、シナモンレモン、及
びオレンジのオイルのような芳香油、並びにサリチル酸メチルが挙げられる。好適な甘味
剤としては、スクロース、スクラロース、ラクトース、マルトース、ソルビトール、キシ
リトール、シクラミン酸ナトリウム、ペリラチン、及びナトリウムサッカリンが挙げられ
る。好適には、香味物質は、5重量%〜25重量%、より好ましくは10重量%〜20重
量%、最も好ましくは約15重量%の量で歯磨剤組成物中に含ませる。甘味剤は、歯磨剤
成分の0.1〜5重量%、より好ましくは0.25〜2重量%、最も好ましくは約0.5
重量%を構成することができる。
いては、歯磨剤組成物は、現在市販されている配合物に典型的なものよりも少ない量の水
を含む。一態様においては、組成物は10重量%未満の水、例えば8重量%未満及び6重
量%未満の水を含む。歯磨剤組成物中の水の全量には、一成分として意図的に加えられる
水、及び副生成物又は種々の他の成分のための溶媒として存在する水から寄与されるもの
も含まれる。種々の態様においては、歯磨剤組成物は水を別の成分として加えないで配合
される。その結果、歯磨剤組成物の得られる含水量は、種々の成分中に溶媒又は副生成物
として存在する残留水から導かれる。上記で議論したように、配合歯磨剤は、一般に10
%未満、好ましくは8%未満、より好ましくは6%未満の水を含む。最も好ましくは、組
成物に水を加えないが、組成物を構成する個々の成分は水を含んでいてもよい。
例としては、希釈剤、重炭酸塩、pH調節剤、発泡調節剤、増粘剤、粘度調節剤、着色剤
、甘味料、香味料、及び色素が挙げられる。練り歯磨、歯科用ゲル、及び他の歯磨剤組成
物を、公知の原理にしたがってこれら及び場合によっては他の添加剤と配合する。
チンカプセル中への液体又は水性組成物の封入は、当該技術において公知で、例えば米国
特許4,422,985、4,426,337、5,478,570に記載されている技
術を用いて行うことができる。このプロセスは、通常は、歯磨剤組成物の噴流、及び歯磨
剤組成物の噴流と共軸の被覆材料(例えばゼラチン)の噴流を形成し、共軸の噴流を(場
合によっては第3の共軸加熱部材又は加熱空気と共に)加熱し、これらの成分を冷却液中
に導入して、ゼラチンで被覆された歯磨剤組成物から形成されるカプセルを形成すること
を伴う。歯磨剤中に存在するアルコールは、好ましくはそれぞれの成分の加熱中に蒸発す
る。好ましくは、ゼラチンは、カプセル化物の全重量の6〜15%、より好ましくは8〜
12%、最も好ましくは約9%を構成する。同様に、歯磨剤組成物は、カプセル化物の全
重量の85〜94%、より好ましくは88〜92%、最も好ましくは約91%を構成する
。
のチューインガムへの製剤は、ガムベース、界面活性剤、キレート剤などを用いることに
よって行うことができる。米国特許5,603,920、6,471,945、6,47
9,071、6,696,044、7,445,769に開示されている任意の方法を用
いてガム組成物を製造することができる。他の形態は、固体又は半固体の菓子製品の形態
の歯磨剤組成物を包含する。当業者であれば、ここに与える指針を用いて固体の菓子製品
を配合することができる。
て更なる非限定的な記載を与える。
[0060]引き抜いたウシの歯を用いる手順によってステイン除去性を求める生体外ステイ
ン除去実験を用いて、本発明の組成物を対照組成物と比較した。手順は、Stookeyら, In
vitro removal of stain with dentifrices, J. Dent Res 61 (11): 1236-1239, 1982年1
1月によって記載されているものと同様であった。
[0061]ダイヤモンド切削ディスクを用いて、ウシの永久門歯から一片が4mmの歯のエ
ナメル質の正方形の試料を調製した。成形型を用いて、それぞれのエナメル質の正方形の
試料を透明な迅速硬化歯科矯正用樹脂(Ortho-Jet, Lang Dental Mfg. Co., Inc., Wheel
ing, IL)中に埋封して、唇側面が露出した1.5cm平方のブロックを与えた。歯科用
モデルトリマーを用いて、ポリエステルブロックの頂面を、エナメル質の正方形の試料の
平らな唇側面と同一平面にして研磨した。次に、全ての研磨跡が除去されるまで、潤滑剤
として水を用いて400グリットのエメリー研磨紙上で手によって研磨することによって
表面を滑らかにした。最後に、それぞれの歯の試験片の頂面を、綿布上でか焼カオリン(
1.2ミクロンの中央粒径)の水スラリーを用いて手で磨いて鏡面仕上げした。仕上げ処
理された試験片を解剖顕微鏡下で検査し、エナメル質の表面に欠陥が観察された場合には
廃棄した。
Cl中で60秒間エッチングし、次に炭酸ナトリウムの飽和溶液中に30秒間浸漬した。
1%のフィチン酸を用いて最終エッチングを60秒間行い、次に試験片を脱イオン水です
すぎ、染色装置に取り付けた。
[0063]ペリクル染色装置は、試験片を交互に染色液中に浸漬して空気乾燥するように構
成した。装置は、減速ボックスを用いて1.5rpmの一定の速度でロッドを回転させる
電動機に接続したテフロン(登録商標)ロッド(直径1.9cm(3/4インチ))を支持するアルミニウム基台から構成されていた。ねじ切りされたねじ穴を、ロッドの長さに沿って一定の間隔で離隔させた。まずプラスチックネジの頭部を試験片の背面に接着剤で接着し、次に歯をロッド上にねじ込むことによって、歯の試験片をロッドに取り付けた。ロッドの下側には、ペリクル染色液を保持する取り外し可能な300mLの容量の溝を配した。
[0064]1.02gのインスタントコーヒー、1.02gのインスタントティー、及び0
75gの胃ムシン(National Biochemicals Corp., Cleveland, OH)を250mLの滅菌
トリプチケースソイブロスに加えることによって、ペリクル染色液を調製した。また、約
50mLのMicrococcus leteusの24時間培養物も染色液に加えた。次に、エナメル質の
試験片を取り付け、溝内に染色液を備えた装置を37℃のインキュベーター内に配置し、
染色液及び空気を通して試験片を連続的に回転させた。所望のレベルのステインが得られ
るまで、染色液を、連続する7〜10日間の間、24時間毎に1回取り替えた。それぞれ
の液交換と一緒に、脱イオン水を用いて試験片及び溝をすすぎ、且つブラッシングして、
遊離した沈積物を除去した。黄色がかった沈積物が出現したら(3〜5日後)、0.03
gのFeCl36H2Oを加えることによって染色液を変化させ、試験片上の染色ペリク
ル膜が十分に暗色になるまで、これを毎日の液交換と共に継続した。次に、試験片を染色
液から取り出し、脱イオン水を用いて十分にブラッシングし、使用するまで保湿装置内で
冷却した。
[0065]Minolta分光光度計を用いて拡散反射吸光度の読み値をとることによって、歯の
上の外因性染色ペリクルの明度を測定した。CIELAB色スケール(CIE publication No.15.
2 CIE Colorimetry, 2版, Paris: Central Bureau of the CIE, 1986)を用いて、全可視
色スペクトルにわたる吸光度測定値を得た。吸光度測定を行う前に、染色されたエナメル
質の試験片を室温において30分間空気乾燥した。
[0066]処置のために、試験片を、それぞれの群が同等の平均ベースラインL*a*b*
ステインスコア値を有する16個の試験片の2つの同じ群に階層化した。標準的な手動歯
ブラシ及び練り歯磨きを評価するように設計されたV−8機械的交差ブラッシング機を用
いて試験を行った(Grabenstetter, R.J.ら, The measurement of the abrasion of huma
n teeth by dentifrice abrasives: A test utilizing radioactive teeth. J. Dent. Re
s. 37:1060-1068, 1958)。用いる小型ミニブラシをColgate WISP製品中に保持するよう
に治具を用いた。
クルの前に、歯の試験片を人工唾液中に20分間浸漬した。次に、試験片をV−8機械的
交差ブラッシング機上に配置し、試験生成物を用いて歯の試験片を2分間(即ち約300
往復)ブラッシングした。機械的変量を最小にするために、それぞれの群に関する歯の試
験片をそれぞれの運転中にブラッシングし、全ての生成物が8つの工程全てにおいて2回
試験されるまで、試験生成物をそれぞれのブラッシング工程にランダムに割り当てた。合
計で14サイクルが完了する(即ち20分間の累積処置時間)まで、それぞれの処理サイ
クルについて新しいブラシを用いて、このプロセスを歯の試験片について繰り返した。
ンドピースを用いて試験片を磨き、反射吸光度読み値を再びとった。この方法によって、
試験生成物によって潜在的に除去することができる染色ペリクルの最大量を算出するのに
用いられるそれぞれの試験片に関する固有の値が与えられた。
ことによって、小型歯ブラシを形成した。用いる場合には、研磨剤の量は3〜6mgであ
った。それぞれの時点に関してΔE値を測定した。次式:
ΔE=[(ΔL)2+(Δa)2+(Δb)2]1/2
を用いて、歯の白色度の増分(ΔE)を算出した。
高い。複数の歯について複数の読み値をとり、ΔE値の平均を算出した。
[0071]それぞれの色ファクター(L*、a*、及びb*)に関する試験前及び試験後の
読み値の間の差によって、歯から外因性ステインを除去する試験歯磨剤の能力が示された
。データは、以下のように計算し、定義した。
得られた全ステイン=試験前ステイン読み値−処置及び磨き後の読み値;
除去された全ステイン%=「除去されたステイン」/「得られた全ステイン」。
全に清浄化することによって残留している外因性ステインを全て除去することが必要であ
った。完全なステイン除去後に得られるΔL*及びΔEスコアは、試験生成物によって除
去するための歯の上に得られた外因性ステインの全量を表す。これらのΔL*及びΔEの
値をブラッシング処置の後に得られる最終的なΔL*及びΔEスコアと比較することによ
って、ステイン除去の割合が2つのパラメーターに関して計算された。
た。
た。例えば、5%高洗浄性シリカ(5%HCS)の組成物を下表2に示すように配合した
。
また、研磨剤を持ちない比較組成物も用いた(WISP配合物と呼ぶ)。AC-43シリカに代え
て以下の研磨剤を用いた(又は異なる量を用い、この場合には中鎖トリグリセリドの量を
変化させた)。
コア組成物中の10%高洗浄性シリカ;
コア組成物中の2.5%高洗浄性シリカ+2.5%テトラナトリウムピロホスフェート
(TSPP);
5.0%ナトリウムトリポリホスフェート(STPP)+10.0%テトラナトリウム
ピロホスフェート(TSPP);
コア組成物中の2.5%テトラナトリウムピロホスフェート(TSPP);
コア組成物中の5.0%テトラナトリウムピロホスフェート(TSPP);
コア組成物中の10%ナトリウムトリポリホスフェート(STPP)。
値を下表3に与える。
mg)を含む組成物は、対照試料と比較すると著しく優れたステイン除去を与えた。当業
者は、かかる少量の研磨剤は認められる効果を与えるとは考えず、ましてや研磨剤を用い
ない対照試料と比較して20%乃至ほぼ60%大きいステイン除去の向上を示す効果を与
えるとは考えなかったであろう。
と比べて約12%の外因性ステインを除去した。28分間の累積処置の後、本発明の試料
は、対照試料に関する20%未満と比べて約40%の外因性ステインを除去した。本発明
の試料と対照試料との間の差は統計的に有意であった。
[0079]1つの好ましい形態においては、カプセル封入歯磨剤、固体歯磨剤、又はガム歯
磨剤のいずれかである上述の歯磨剤を、口腔ケア歯ブラシ上に配置する。例えば、歯磨剤
を口腔ケア歯ブラシの頭部上に配置することができる。これは、カプセル封入歯磨剤、固
体歯磨剤、又はガム歯磨剤を、口腔ケア歯ブラシの洗浄部材内又はその間に配置すること
によって行うことができる。他の態様においては、これは、歯磨剤を口腔ケア歯ブラシの
洗浄部材に被覆、含侵、又は他の形態で含ませるか、又は固定することによって行うこと
ができる。これらの概念を、図面を参照して下記により詳細に記載する。かかる歯ブラシ
具に適用する場合には、歯磨剤の量は、通常は45mg〜80mg、好ましくは50mg
〜75mgの範囲、最も好ましくは約64mgの歯磨剤である。
できる一態様の口腔ケア歯ブラシが示されている。本発明の歯磨剤がカプセル封入歯磨剤
、固体歯磨剤、又はガム歯磨剤の形態である場合には、本発明の歯磨剤は、好ましくは歯
ブラシの洗浄部材内又はその間のいずれかに配置する。この態様においては、口腔ケア歯
ブラシ10は頭部12及び柄部14を含む。頭部12は、詰め替え型頭部であってよく、
したがって柄部14に取り外し可能に接続することができ、或いは頭部は柄部14に永久
的に接続することができる。
チック、樹脂等などの種々の剛性材料から成形することができる。頭部12と反対側の柄
部14の末端部は、弾性で柔軟な熱可塑性エラストマーで形成されている付属品、好まし
くは爪楊枝16に接続されている。爪楊枝16は詰め替え型又は交換可能な爪楊枝であっ
てよく、したがって柄部14に取り外し可能に接続することができる。勿論、爪楊枝16
は或いは柄部14に永久的に接続することもできる。爪楊枝16は、歯の間を局所洗浄す
るメカニズムを与える。爪楊枝16を柔軟なエラストマーで形成することによって、歯の
間のより快適な隣接歯間洗浄が与えられる。しかしながら、爪楊枝16は、柄部14の主
要部と同様の堅い剛性の材料で構成することができ、或いは単純に柄部14の端部に接着
又は他の形態で取り付けられているラバー又はエラストマーのピックであってよい。
できる。爪楊枝16及び柄部の一部18を形成する熱可塑性エラストマーは、米国特許5
,393,796に記載されているSANTOPRENEとして入手できるポリプロピレン及びEP
DM(エチレンプロピレンジエンモノマー)の混合物から構成される熱可塑性バルカネー
ト(TPV)、又はポリプロピレン及び天然ラバーの混合物から構成される他のTPVで
あるVYRAMであってよい。SANTOPRENE及びVYRAMのいずれも、Advanced Elastomer Systems
によって市販されているエラストマーである。他の好適なエラストマーとしては、Shell
によって市販されているスチレンブロックコポリマー(SBC)のブランドであるKRATON
、及び、GLS Corpotationによって市販され、KRATONポリマーを用いて製造される熱可塑
性エラストマーであるDYNAFLEX G2706が挙げられる。
ませて、それによって柄部14に装飾的な外観及び歯ブラシ10の使用中の柄部14の向
上した把持性を与えることができる。凹みは、柄部14の柔軟なエラストマー部分18と
同じ材料、或いは柄部14の大部分と同じ材料(例えば、ポリプロピレンのような剛性材
料)から形成することができる。柄部14の全部又は一部は、プラスチック、木材、金属
、又は生物分解性である種々の天然材料のような任意の好適な材料で構成することができ
る。好ましくは、柄部14は、柄部14の把持性を促進するために、離れたエラストマー
部分18、18の間のその把持部分を、円筒形ではなく概して平坦又は楕円形状で形成す
る。
12の他の部分も、柄部の一部18を形成するのに用いられる熱可塑性エラストマーのよ
うな弾性で柔軟な熱可塑性エラストマーで形成することができる。洗浄部材のブロック2
2には、以下により完全に記載するように、その表面30内に与えられている1以上の凹
み24を、その中に含まれる破裂性の投与具、好ましくはゲルカプセル32に対するクッ
ション効果を与えるその中の開口30と共に含ませることができる。洗浄部材のブロック
22は更に、頭部12の外表面から一体で外側に向かって伸長する通常のフィラメント、
好ましくはナイロン、又は弾性毛材又は指状部材であってよい多数の洗浄部材26を含む
。図4に最も良好に示すような例示されている態様においては、洗浄部材26は全て、洗
浄部材のブロック22の外表面から外側に向かって同じ距離伸長して、概して平坦な面を
形成している。しかしながら、或いは、洗浄部材26の一部は洗浄部材26の他のものよ
りも短いか又は長くてもよい。洗浄部材26の可変長を図8において点線で示す先端部2
6aによって示す。明確にする目的で、且つかかる部材の可変性に焦点を当てるために、
洗浄部材26の本体部分26bのみを実線で示す。
弦部分などの任意のタイプの所望の形状で配列されている洗浄部材又はマッサージ部材と
して包括的な意味で用いるように意図される。洗浄部材の具体的な例示は単に例示の目的
のためであると理解すべきである。しかしながら、本発明は、同じか又は異なる構成の種
々の組合せ(例えば米国特許5,609,890、5,390,984、及び5,533
,791に開示されているステープルインモールドタフティング(IMT)毛材技術)、
及び/又は同じか又は異なる毛材(例えば、ナイロン毛材、螺旋毛材、ラバー毛材等)を
用いて実施することができる。同様に、図1〜4は頭部12の外表面に対して概して直角
である洗浄部材26を示しているが、洗浄部材26の一部又は全部を頭部12の外表面に
対して種々の角度で傾斜させることができる。したがって、向上した洗浄、歯の研磨、歯
の漂白、歯肉のマッサージ、及び/又はこれらの組合せのような具体的な所期の結果が達
成されるように、複数の構造、複数の材料、及び複数の配向の組み合わせを選択すること
ができる。
に意図される。言い換えれば、キャリア中に上記記載の所定量の研磨物質を含み、場合に
よっては香味料、着色剤、甘味料、加工助剤、及び水の任意の1以上と組み合わせた歯磨
剤を、ゲルカプセル32内に封入することができる。或いは、歯磨剤組成物が固体歯磨剤
又はガム歯磨剤である場合には、それは、ここで示す記載から明らかな方法で洗浄部材2
6内又はその間に配置することができる。このようにして、洗浄部材26は、歯磨剤を歯
に適用したら歯磨剤を補助及び/又は活性化する研磨具として機能させることができる。
歯磨剤の研磨及び/又は漂白効果は、洗浄部材26を熱可塑性エラストマーのようなエラ
ストマー材料から形成することによって更に増大させることができる。エラストマー洗浄
部材26は、歯の表面に対してスクラビングした際に清拭材として機能する。
である。単一の物体は、家庭の掃除において用いられる「スチールウール」と同様のもの
であってよく、或いはフック/ループのようなVelco構造の一部であってよい。他の態様
においては、洗浄部材26は、向上したステイン除去及び歯洗浄効能を有する歯磨剤組成
物のための綿球として用いることができる綿のためのフォームの単一の物体であってよい
。かかる態様においては、洗浄部材26に歯磨剤組成物を含侵させることができ、或いは
物質を吸収するように洗浄部材26を歯磨剤組成物中に浸漬することができる。
ケア投与具をその中に受容し且つ保持するように設計されている1以上の凹み24を含ま
せることができる。破裂性ゲルカプセル32によって上記記載の歯磨剤組成物を封入する
。
ると歯科組織に供給されるように、種々の寸法のゲルカプセル32だけでなく、種々の量
の歯磨剤組成物を収容するように寸法を変化させることができる。ここに記載するような
歯磨剤組成物を含む本発明の歯ブラシを製造し、使用者によって投与具に歯磨剤組成物を
再充填して繰り返し使用することができるが、これは好ましくは1以上のゲルカプセル3
2をその中に含ませて用いられる。最も好ましくは、本組成物は、最も容易に輸送し、使
用し、及びその後に廃棄されるように、それと共に供給される単一のゲルカプセル32と
共に用いる。しかしながら、交換可能なゲルカプセル32と共に繰り返し用いた後に廃棄
することもできる。
それを使用する前に、ゲルカプセル32の早期破裂を起こすことなくゲルカプセル32を
受容し保持するように寸法及び形状が定められたクッション付きソケット28の形態であ
ることが好ましい。クッションソケット28、開口30、及び毛材ブロック22を構成す
る材料によって、ゲルカプセル32が使用前に破裂することを阻止するゲルカプセル32
のためのクッション効果が与えられる。
材26上に保持され、適用される。好ましくは、ゲルカプセル32は、歯に対してスクラ
ビングした際に容易に崩壊又は破裂するか、或いは使用者の唾液と混合されると溶解する
脆弱な薄い壁部を有するゲルカプセルである。ゲルカプセル32を構成する材料は、歯ブ
ラシの使用者によって摂取することができるものであり、ゲルカプセル32を吐き出すた
めの水、流し台、又は汚物容器の必要性が排除される。歯磨剤組成物は、歯ブラシ10が
使用状態になるまでゲルカプセル32内に保持される。好ましくは、ゲルカプセル32は
完全に密封して、歯磨剤組成物が使用するまで新しく保持されることを助ける。
溶解させて、歯磨剤組成物を洗浄部材26上に供給する。次に、使用者は歯ブラシ10で
彼らの歯をブラッシングすることができる。また、使用者は、ブラッシングの前又は後の
いずれかに爪楊枝16を用いて歯の間の洗浄することもできる。使用者が歯ブラシ10を
使用した後は、歯ブラシ10を容易に且つ経済的に廃棄することがでるが、歯ブラシ10
は上記に記載したように再使用可能であってもよいので、これは必須ではない。
ブラシ10の全体の構造は、歯ブラシの製造において通常用いられる従来の二成分射出成
形操作を用いて1つの一体構造として成形する。これによって、歯ブラシ10を経済的且
つ迅速に製造することができる。歯ブラシ10は種々の寸法及びディメンションを有して
いてよいが、歯ブラシ10は小さい外形を有し、頭部12は一度に1つの歯を覆うのに十
分に小さく、柄部14は従来の毎日使う歯ブラシの柄部よりも細くすることが好ましい。
これにより、歯ブラシ10は容易に携帯でき、又は省スペース型である。
る形態で人の歯をブラッシングする美容的利益などの多くの利益を与える。歯ブラシ10
によって達成される美容的利益としては、爪楊枝16による歯の間の滓の洗浄、洗浄部材
26及び歯磨剤組成物による広い歯表面の洗浄及び/又は漂白、並びに歯磨剤組成物が上
記に記載の香味料又は甘味料を含む場合には息清涼化が挙げられる。
更に挙げることができる。例えば、コーヒー又は茶を飲んだ後に、これらの飲料に起因す
ることが知られている歯のステインを減少させるために、歯磨剤組成物を含むゲルカプセ
ル32を有する歯ブラシ10を用いることができる。更に、歯ブラシ10はコーヒー及び
茶のステインの影響を最も受けやすい歯の部分である前歯の前面を洗浄するのに特に適し
ているので、ステイン除去効能が更に向上する。
歯ブラシの形態の経済的利益も与える。歯ブラシ10はまた、練り歯磨き、水、口内洗浄
薬、及びこれらを保持する容器の必要性なしに口腔の健康を維持するためのメカニズムも
与える。而して、歯ブラシ10はまた使用するのに非常に便利である。
持する1以上の電動の可動部分を含むように本発明を実施することもできる。かかる可動
部分は回転状に振動させるか、又は頭部の縦軸に対して縦方向に直線的に振動させるか、
又は頭部の縦軸に対して横方向又は横断方向に直線的に振動させることができる。可動部
分は、頭部の外表面に向かう方法及びそれから離れる方向で内外に振動させることができ
る。可動部分は、頭部の外表面に対して前後に揺動させることができる。可動部分は、振
動させるのではなく、同じ方法に連続的に回転させることができる。可動部分に所望の動
きを与えるために任意の好適な駆動機構を用いることができる。複数の可動部分を用いる
場合には、可動部分の全部が同じタイプ及び方向の動きを有していてよく、或いは異なる
動きの組合せを用いることができる。或いは、歯ブラシに圧電結晶のような振動素子を単
純に含ませて、使用中に頭部12を振動させることができる。
ような通常の材料並びに複数の材料の組合せで構成される毛材の形態であってよい。好ま
しくは、洗浄部材は、TPEのような可撓性の弾性材料、並びにLLDPE(線状低密度
ポリエチレン)若しくはEVA(エチレン酢酸ビニル)若しくはTPEのようなより安価
な材料で構成する。洗浄部材は、TPEと、LLDPE、EVA、又はポリプロピレンの
いずれかのブレンドで構成することができる。好ましくは、2種類の材料を混合して60
0MPa未満のスティフネスを与える。複数の材料のブレンドは、減少したコストを与え
ながら通常のナイロン毛材の特性を与える。例えば、通常の毛材タフティングの代わりに
射出成形を用いることによってより低い製造コストが得られる。或いは、弾性材料は、硬
質TPE(即ち80のショアA硬度)、直鎖LLDPE、又は直鎖EVAのような単一の
材料であってよい。
の長さの全体にわたって均一な直径を有する円筒形のものであってよい。或いは、洗浄部
材は、頭部22からその外側の洗浄端部まで伸長するそれぞれの洗浄部材の基根部からの
先細り形状であってよい。好ましい実施は小さく軽量の歯ブラシを与えることであるので
、歯ブラシ10の種々の部品の寸法は好ましくは小さい。而して、例えば、洗浄部材26
のそれぞれは、洗浄ブロック12の外表面から外側に、10mm以下、好ましくは8mm
以下、最も好ましくは6mm以下の距離伸長していてよい。先細りの洗浄部材を用いる場
合には、基根部の直径は1.5mm以下、好ましくは1mm以下、最も好ましくは0.7
mm以下、又は0.5mm以下、又は0.3mm以下でなければならない。次に、直径は
、洗浄部材の基部から6mm以下の距離において0.2mm以下まで寸法減少していてよ
い。基根部の直径の上方の距離位置における直径の先細りの関係は、10mm以下の距離
において1mm以下、好ましくは8mm以下の距離において0.6mm以下、最も好まし
くは6mm以下の距離において0.2mm以下の範囲であってよい。好ましくは、歯ブラ
シ10全体の長さは、12.7cm(5インチ)以下、好ましくは10.2cm(4イン
チ)以下、より好ましくは9.5、7.6、又は6,4cm(3.75又は3又は2.5
インチ)以下であり、5.1〜10.1cm(2〜4インチ)の範囲であってよい。
ており、投与具32がこの洗浄領域内に取り付けられている。洗浄部材26は、好ましく
は、図4において示すように、洗浄ブロック22から外側に向かって伸長して、ゲルビー
ズ又はカプセル32の外表面とほぼ同一平面上になっている。しかしながら、図8に示す
ように洗浄部材が投与具32よりも長い距離か又は少ない距離伸長するように本発明を実
施することもできる。歯ブラシ10は小さく且つ軽量であるように意図されるので、歯ブ
ラシ10は3g以下の重量であることが好ましい。小さい寸法とは、成人の使用者の掌内
に完全に握ることができるようなものである。頭部12は、個々の歯、又は個々の歯及び
歯間領域の寸法に対応する寸法のものである。頭部12は任意の好適な形状で構成するこ
とができ、好ましくは、13mm以下、好ましくは12mm以下、最も好ましくは11m
m以下の最大横寸法又は直径を有する円形又は楕円形のものである。頭部12が非円形の
ものである場合には、その最大横寸法は14mmである。
〜90°の角度である。好ましい角度は20°〜70°であり、より好ましくは30°〜
60°である。洗浄部材26は、頭部12の外表面に対して直角であってよく、或いは6
0°〜90°の範囲、又は75°〜90°の範囲のように外表面に対して所定の角度であ
ってもよい。
よって吸収することができる中空毛材のような中空のものであってよい。洗浄部材26を
用いて歯磨剤組成物を投与する1形態においては、カプセル32のような更なる投与具の
必要なしに洗浄部材26それ自体を口腔ケア投与具とみなすことができる。この形態にお
いては、好ましくは、歯ブラシ10の使用前に上記記載の歯磨剤組成物を洗浄部材26内
に配置する。洗浄部材に関して特定のパラメーター及び特徴が与えられる場合には、他の
洗浄部材がこれらのパラメーター及び特徴を含まないように本発明を実施することができ
る。
空室46を有する他の形態を示す。室46は、頭部12に向かって伸びて洗浄領域内の頭
部12の外表面において複数の分岐49で終わる流路48に通じている。室又は貯留部4
6内に配置されている口腔ケア物質を投与するために、柄部14は十分な弾性を有してい
るので、柄部を搾って、それによって歯磨剤組成物を柄部14から頭部12に強制的に送
って、投与孔又は1以上の投与開口中に送ることができる。
洗浄部材64、及び外表面62の他の部分から伸長する隆起ソケット68を有する他の態
様による頭部60を示す。ソケット68は、好ましくは外表面62と同じ材料から形成さ
れており、好ましくは成形などによって外表面62と共に一体成形されている。ソケット
68は、直立壁69によって外表面62に対して外側に伸長しており、ここで議論するビ
ーズ又はカプセル70のような口腔ケア投与具を収容する収容部を含む。カプセル70は
、好ましくは記載する歯磨剤組成物を封入する。隆起ソケット68は、カプセル70を洗
浄部材64の端部に近接して配置して、カプセル70と使用者の歯との間の接触を促進さ
せ、ブラッシングプロセスの始めにカプセル70が破裂するのを促進させる。ソケットは
また、カプセル70を上記で議論したように洗浄部材64を超えて配置して、使用者の歯
との更により大きく迅速な接触を促進させることができる。
ませることができる。図10は、洗浄部材64がソケット68の周囲に複数の同心環状に
配置されている(65a、65b、65c)楕円構造の例を示す。かかる環の1つは、頭
部60の外表面62の上端及び下端61、63に沿って画定されている部分環部分65d
、65eから構成され、部分65d、65eが増加した効能のために洗浄部材の領域の大
部分を超えて伸長する洗浄端を与えるように設計されている所謂パワーチップの同等品を
含む部分環である。
とができる。例えば、多成分射出成形を用いて、洗浄部材26及び頭部12及び/又は柄
部14のような種々の部品を一体結合させることができる。これは、自動又は多工程プロ
セスで行うことができる。柄部14を回転ブロー成形して、図5に示す態様において使用
することができる中空の絞り柄部を形成することができる。
単一のパッケージ50に、全てが同じか又は互いに異なっていてよい複数の歯ブラシ10
を含ませることができる。パッケージ50は、パッケージを陳列の目的で吊下することが
できる穴52を含んでいてよいブリスター包装のような任意の通常の構造のものであって
よい。
部品であってよい複数の他の部品56を含む変形を示す。部品としては、上記記載の歯磨
剤組成物を含む交換可能なカプセルを挙げることができる。好ましくは、パッケージ50
又は54は気密シールして新しさを確保する。かかる気密シールは、湿分がゲルカプセル
32に到達してカプセル32を破裂させるのを阻止するために特に望ましい。
剤組成物の充填歯磨剤のビーズ又はカプセル(図には示していない)のような口腔ケア投
与具を使用前に所定位置に保持する突起又は付勢部材のような一連の保持部材81を有し
ていてよい他の変形を示す。保持部材81は、ビーズ又はカプセルを口腔ケア部材(例え
ば毛材26)の領域に対してより高い位置に保持して、ビーズ、投与具、又はカプセル3
2のより多くの表面領域を使用者の唾液に曝露させて、「口あたり」を向上させ、ビーズ
、投与具、又はカプセルの溶解を促進させるのを助けることができる。示されているよう
に、保持部材81は、ビーズ、投与具、又はカプセルを毛材26の遠位端の下方に保持し
て、ビーズ、投与具、又はカプセルを毛材26の領域内に沈下させて保持して、毛材が毛
材の遠位端においてビーズ、投与具、又はカプセルを超えて伸長するようにすることがで
きる。
りも大きな剛性を有する異なる材料で形成することができる。1つの構造においては、保
持部材81は、図1〜4において上記したような柄部14のエラストマー部分18と同じ
材料で形成することができる。
によって変化させることができる。図12において示すように、ビーズ又はカプセルの周
縁の周りの4つの主要点において4つの保持部材81を用いることができる。勿論、より
多いか又はより少ない保持部材81を用いることができる。例えば、幾つかの態様におい
ては周縁の周りの三角形の点において3つの保持部材81を用いることができ、一方、他
の態様においては周縁の周りに5、6、又はそれ以上の突起物を用いることができる。保
持部材81は、ビーズ又はカプセルが毛材26に対して中心位置に保持される配置するこ
とができる。
、領域の異なる区域内の毛材が、毛材の縦軸から測定して異なる厚さ及び剛性又は軸方向
剛性を有するようにすることができる。かかる構造においては、内側又は中央領域の毛材
26bは外側又は周縁領域の毛材26cよりも剛性である。支持部80の毛材26は、図
11に示すようにそれらの遠位端に向かって先細りにすることができる。
洗浄のためにブラッシング操作中に歯磨剤組成物の漸増放射流制御を行うための構造が形
成される。保持部材81の周囲の毛材は独立して可撓性である。この点に関し、ブラッシ
ング操作中において、より剛性の毛材26bの自由端(例えば先端)は、それらのそれぞ
れの縦軸に対して、外側の毛材26c(例えば周縁付近の毛材)よりも屈曲が少ない。し
たがって、より剛性の毛材の減少した動的曲げ又は動きによって、歯磨剤の一部がブラシ
頭部の中央領域内でより長く留まる。
支持部80の外側領域に移動する。外側の毛材26cはより剛性が小さいが、それらの縦
軸に対する動的曲げによって、更に外側毛材によって支持部80の中央領域からの歯磨剤
組成物の一部が受容される。このようにして、毛材領域によって、歯磨剤又は口腔ケア物
質の外側毛材への限られた制御された流れが与えられ、より大きな使用者の快適さ及び口
腔組織の向上した洗浄を与えるのに十分な可撓性が保持される。
持部80内の投与具32の下方に与えられている。図13及び14において明らかなよう
に、凹み部100は、内部領域内で保持部材81の下方及び間に配置されている凹んだ構
造又は半球状の構造であってよい。凹んだ構造が示されているが、三角柱、正四角柱、又
は直方体のような凹み部100に関する他の形状も可能である。凹み部100は、投与具
32からの歯磨剤組成物の一部を保持して、ブラッシング中の歯磨剤組成物の有益な洗浄
効果を延長するように働く。この点に関し、支持部80の掃去又は振動運動によって、保
持された歯磨剤組成物の一部が支持部80の内部領域の毛材26bに移動する。
構造である。保持部材81は、ビーズ又はカプセルを所定位置に保持することを更に補助
するために内側に湾曲させることができる。図13は、かかる湾曲した保持部材81を示
す拡大断面図を示す。かかる湾曲した保持部材81は、保持のためにビーズ又はカプセル
32の直径の中間よりも多く、上(又は視野角によって下)に伸びる長さを有していてよ
い。したがって、保持部材の長さ部分は、保持のために支持部80の縦軸に対して鋭角に
配置することができる。保持部材81の組み合わせによって、投与具32を所定位置に保
持する圧縮力が与えられる。内側に配置される接触面85は概して滑らかであり、投与具
32が使用前に早期破裂するのが確実に阻止される(図11参照)。また、接触面85の
滑らかで湾曲した特徴によって、投与具32の表面上への圧力の概して均一な分配が与え
られる。したがって、この構造によって投与具32の表面上への薄壁応力が減少し、投与
具32が使用前に早期破裂するのが確実に阻止される。例えば、輸送操作中に歯ブラシ上
に作用する衝撃力を消散させることができる。
とができ、遠位端82において平坦な表面を有して、この目的のためにビーズ又はカプセ
ルに対する角端83を形成することができる。図12及び13を参照すると、毛材26の
一部を保持部材81から伸長させることができる。この構造においては、毛材の基部の一
部は保持部材81の後部/背部から伸長する。これによってコンパクトな省スペース型の
頭部構造が与えられ、また、毛材領域における歯磨剤組成物の流れ制御の有益性も与えら
れる。
全部と同じ材料で形成することができ、これは柄部14の他の部分とは異なる材料であっ
てよい。或いは、柄部14及びブロック22を同じ材料で形成し、毛材26を異なる材料
で形成することができる。
を示す。支持部80は柄部に対して10°の角度で傾斜させることができ、これは従前の
図面において示すものよりも小さい角度で傾斜している頭部を示す。8°〜12°の範囲
の角度によって使用者のブラッシング技術の向上を助けることができる。図13と同様に
、図14も材料の配列の例を示しており、ここではブロック22は毛材26の一部又は全
部及び柄部の一部と同じ材料で形成することができる。或いは、柄部をブロック22及び
/又は毛材26と同じ材料で形成することができる。
破裂可能な投与具を、記載した部品及び材料の結合ユニット又は種々の他の組合せとして
含ませることができる。歯ブラシは、歯の間を洗浄することができる爪楊枝を有していて
よい。ここで記載した歯磨剤組成物のような歯磨剤又は他の口腔ケア物質を含む投与具は
、歯磨剤組成物を歯に投与するための歯ブラシの毛材又は洗浄部材の部分の中に接続する
ことができる。1つの構造においては、口腔ケア部材は、支持部の内部領域に近接した投
与具から放出される歯磨剤組成物の放射流を遅延させて、内部領域から離れた箇所での口
腔ケア物質の放射流を増加させるように構成する。
様に限定されないと理解すべきである。当業者が想到するであろう変更及び修正も、特許
請求の範囲において規定される発明の一部である。
Claims (13)
- 経口的に許容できるキャリア及び1〜10重量%の研磨剤を含み、歯磨剤組成物が2mg〜8mgの研磨剤を含み、研磨剤が3〜7μmの範囲の重量平均粒径を有し、粒子の少なくとも90重量%が16μmより小さい寸法を有し、歯磨剤組成物が発泡剤、抗菌薬、漂白剤、抗歯石薬、抗微生物薬、歯石制御薬、及び抗炎症薬のいずれも含まない、歯ブラシの頭部に配置されたカプセルに封入された歯磨剤組成物。
- 経口的に許容できるキャリアがトリグリセリドを含む、請求項1に記載の歯磨剤組成物。
- 3〜6mgの研磨剤を含む、請求項1又は2に記載の歯磨剤組成物。
- 歯磨剤組成物が、5重量%〜25重量%の香味物質及び0.1重量%〜5重量%の甘味剤を更に含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯磨剤組成物。
- 歯磨剤組成物が、75重量%のトリグリセリド、15重量%の香味料、5重量%の研磨剤、0.5重量%の甘味料、及び4.5重量%のエタノールを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の歯磨剤組成物。
- 歯磨剤がゼラチン内にカプセル封入されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の歯磨剤組成物。
- 経口的に許容できるキャリア、香味料、甘味料、及び場合によっては加工助剤を混合して液体混合物を形成し、
液体混合物に、3〜7μmの範囲の平均粒径を有し、粒子の少なくとも90重量%が16μmより小さい寸法を有する1〜10重量%の研磨剤を加え、ここで、発泡剤、抗菌薬、漂白剤、抗歯石薬、抗微生物薬、歯石制御薬、及び抗炎症薬のいずれも混合又は添加しないで、
歯磨剤組成物をゼラチンカプセル内に封入し、そして
カプセルに封入された歯磨剤組成物を歯ブラシの頭部に配置することを含み、
カプセルに封入された歯磨剤組成物が2mg〜8mgの研磨剤を含む、請求項1に記載の歯磨剤組成物の製造方法。 - 請求項1に記載の歯磨剤組成物を、2mg〜8mgの研磨剤を歯に供給するように歯に適用することを含む、歯からステインを除去する方法。
- 請求項1に記載の歯磨剤組成物中に含まれる経口的に許容できるキャリアが、トリグリセリドを含む、請求項8に記載の方法。
- 適用あたりに供給される研磨剤の全量が3〜6mgである、請求項8又は9に記載の方法。
- 請求項1に記載の歯磨剤組成物が、5重量%〜25重量%の香味物質及び0.1重量%〜5重量%の甘味剤を更に含む、請求項8〜10のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1に記載の歯磨剤組成物が、75重量%のトリグリセリド、15重量%の香味料、5重量%の研磨剤、0.5重量%の甘味料、及び4.5重量%のエタノールを含む、請求項8〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1に記載の歯磨剤組成物がゼラチン内にカプセル封入されている、請求項8〜12のいずれか1項に記載の方法。
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