JP2016033960A - 露光方法および露光装置 - Google Patents

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勇 南百▲瀬▼
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宗裕 澁谷
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Abstract

【課題】比較的簡単に、装置自体が有する精度に起因する露光パターンのずれを低減することのできる露光方法および露光装置を提供する。
【解決手段】露光方法は、理想露光パターンP1で露光されるように、被露光基板200にレーザー光を走査して入射する工程と、被露光基板200に形成される現実露光パターンP2と理想露光パターンP1とのずれを検知する工程と、前記ずれが小さくなるようにレーザー光の出射タイミングを調整する工程と、調整された出射タイミングで別の被露光基板200にレーザー光を走査して露光する工程と、を含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、露光方法および露光装置に関するものである。
サンプルの加工方法としてフォトリソグラフィー加工とエッチング加工を用いた方法が知られている。そして、特許文献1には、フォトリソグラフィー加工に含まれる露光方法が開示されている。特許文献1には、熱や応力によるサンプルの変形によって、サンプル上の露光パターンが設定パターンからずれてしまうことを防止するために、サンプルの変形に応じてパターンデータを補正(引用文献1では「ダイナミック補正」と呼ばれている。)する露光方法が記載されている。しかしながら、特許文献1の露光方法では、露光光にDMD(デジタルマイクロデバイス)で変調された2次元的な広がりを有する光を用いているため、上記のパターンデータの補正も2次元的なものとなり、補正処理が複雑化する。また、露光装置自体が有する露光誤差を補正することができない。
特開2005−310958号公報
本発明の目的は、比較的簡単に、装置自体が有する精度に起因する露光パターンのずれを低減することのできる露光方法および露光装置を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例の露光方法は、理想露光パターンで露光されるように、被露光基板に露光光を走査して入射する工程と、
前記被露光基板に形成される現実露光パターンと前記理想露光パターンとのずれを検知する工程と、
前記ずれが小さくなるように前記露光光の出射タイミングを調整する工程と、
前記調整された出射タイミングで別の前記被露光基板に前記露光光を走査して露光する工程と、
を含むことを特徴とする。
このような露光方法によれば、比較的簡単に、装置自体が有する精度に起因する理想露光パターンからのずれを低減することができる。
[適用例2]
本適用例の露光方法では、前記検知する工程では、前記露光する工程での露光パターンに基づいたパターンで前記被露光基板を露光することが好ましい。
これにより、パターンずれをより効果的に小さくすることができる。
[適用例3]
本適用例の露光方法では、前記露光光を第1方向に走査しながら、前記被露光基板を前記第1方向に交差する方向に移動させることが好ましい。
これにより、被露光基板に対して露光光を2次元的に走査することができる。
[適用例4]
本適用例の露光方法では、前記検知する工程では、前記被露光基板の一方の主面および他方の主面の両面について前記ずれを検知することが好ましい。
これにより、被露光基板の両面のパターンずれを小さくすることができる。
[適用例5]
本適用例の露光方法では、前記露光する工程では、前記被露光基板の一方の主面側および前記他方の主面側から前記露光光を入射することが好ましい。
これにより、被露光基板を両面側から同時に露光することができる。
[適用例6]
本適用例の露光装置は、第1方向に走査される露光光を被露光基板に入射する露光光入射部と、
前記露光光入射部の駆動を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、設定された理想露光パターンに対応する駆動信号を基準クロックに基づいて前記露光光入射部へ出力し、次に、前記理想露光パターンおよび前記駆動信号による前記露光光入射部の駆動によって前記被露光基板が露光されたときの現実露光パターンに基づいて、前記理想露光パターンと前記現実露光パターンとの差が小さくなるように前記基準クロックを補正した疑似基準クロックに基づいて前記駆動信号を前記露光光入射部へ出力することを特徴とする。
このような露光装置によれば、主に、基準クロックを補正するだけで、現実露光パターンを理想露光パターンに近づける(好ましくは一致させる)ことができる。そのため、このような露光装置によれば、比較的簡単に、装置自体が有する精度に起因する理想露光パターンからのずれを低減することができる。
[適用例7]
本適用例の露光装置では、前記駆動信号は、前記露光光入射部からの前記露光光の出射タイミングを定めている信号であることが好ましい。
これにより、駆動信号の生成が容易となる。
[適用例8]
本適用例の露光装置では、前記制御部は、前記現実露光パターンの前記理想露光パターンに対する前記第1方向に沿ったずれ量が小さくなるように前記疑似基準クロックを生成することが好ましい。
これにより、より簡単に、現実露光パターンを理想露光パターンに近づけることができる。
[適用例9]
本適用例の露光装置では、前記被露光基板を前記第1方向に交差する方向に移動させる移動部を有していることが好ましい。
これにより、被露光基板に対して露光光を2次元的に走査することができる。
[適用例10]
本適用例の露光装置では、前記露光光入射部は、前記被露光基板の一方の主面側から前記露光光を入射する第1露光光入射部と、前記被露光基板の他方の主面側から前記露光光を入射する第2露光光入射部と、を有していることが好ましい。
これにより、被露光基板を両面側から同時に露光することができる。
本発明の第1実施形態に係る露光装置の構成図である。 図1に示す露光装置が有する制御部のブロック図である。 被露光基板上のレーザー光の軌跡を示す平面図である。 基準クロックおよび疑似基準クロックを示す図である。 被露光基板の一例を示す断面図である。 図4に示す被露光基板の露光方法を説明する図である。 図4に示す被露光基板の露光方法を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る露光装置の構成図である。 製造物の一例としての振動素子を示し、(a)が上面図、(b)が透過図、(c)が断面図である。 製造物の一例としての波長可変フィルターを示す断面図である。 製造物の一例としての発光素子を示す断面図である。 図11中のA−A線断面図である。 製造物の一例としてのインクジェットヘッドを示す断面図である。 製造物の一例としてのメタルマスクを有する基材を示す断面図である。 図14に示すメタルマスクの製造方法を示す断面図である。
以下、本発明の露光方法および露光装置を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の露光方法および露光装置の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る露光装置の構成図である。図2は、図1に示す露光装置が有する制御部のブロック図である。図3は、被露光基板上のレーザー光の軌跡を示す平面図である。図4は、基準クロックおよび疑似基準クロックを示す図である。図5は、被露光基板の一例を示す断面図である。図6および図7は、それぞれ、図4に示す被露光基板の露光方法を説明する図である。なお、図1では、説明の便宜上、互いに直交する3軸として、x軸、y軸およびz軸を図示している。また、以下では、x軸に平行な方向を「x軸方向」とも言い、y軸に平行な方向を「y軸方向」とも言い、z軸に平行な方向を「z軸方向」とも言う。
1.露光装置
図1に示す露光装置100は、被露光基板を露光するための露光装置である。露光装置100は、保持した被露光基板200を移動させる保持ユニット110と、レーザー光(露光光)LLを走査して被露光基板200に入射する露光光入射ユニット(露光光入射部)120と、露光光入射ユニット120の駆動を制御する制御部190と、を有している。
≪露光光入射ユニット≫
露光光入射ユニット120は、レーザー光LLを出射するレーザー光源130と、レーザー光LLを光学補正する光学レンズ系150と、レーザー光LLを走査するポリゴンミラー160と、を有している。
レーザー光源130は、制御部190によって制御され、被露光基板200を決められたパターンで露光できるように所定タイミングでレーザー光LLを出射する。レーザー光源130から出射されたレーザー光LLは、ミラー170で反射した後、ポリゴンミラー160の反射面161に入射する。ポリゴンミラー160は、モーター等の図示しない駆動源によって軸Jまわりに回転駆動しており、入射したレーザー光LLを一次元的に走査(主走査)する。
光学レンズ系150は、図1に示すように、レーザー光源130とミラー170との間に配置されているコリメーターレンズ151、第1ズームレンズ152、第2ズームレンズ153および第1シリンドリカルレンズ154と、ポリゴンミラー160と保持ユニット110との間に配置されているfθレンズ155および第2シリンドリカルレンズ156と、を有している。
コリメーターレンズ151は、レーザー光LLを平行光とするためのレンズである。また、第1ズームレンズ152は、レーザー光LLをz軸方向に拡大するレンズであり、第2ズームレンズ153は、レーザー光LLをy軸方向に拡大するレンズである。レーザー光源130から出射されるレーザー光LLの断面形状は、一般的に真円でない(楕円である)ため、第1、第2ズームレンズ152、153によってレーザー光LLの断面形状(縦横比)を補正し、その断面形状をほぼ真円とする。また、第1シリンドリカルレンズ154および第2シリンドリカルレンズ156は、ポリゴンミラー160の反射面161の所謂「面倒れ」によるレーザー光LLの走査位置のずれを補正し、面倒れの有無に関わらず、同じ位置にレーザー光LLを結像させるためのレンズである。また、fθレンズ155は、レーザー光LLを被露光基板200上のレジスト膜Rに等速で走査するためのレンズである。このような光学レンズ系150を設けることで、被露光基板200に対して精度よくレーザー光LLを入射することができる。
≪保持ユニット≫
保持ユニット110は、被露光基板200を保持した状態で、レーザー光LLの走査方向(主走査方向)に交差(直交)する方向(副走査方向)に移動することができる。なお、保持ユニット110の形状としては、特に限定されないが、本実施形態では、被露光基板200の縁部を保持する構成となっている。これにより、被露光基板200の両主面(表面および裏面)を共に露出させることができる。そのため、例えば、保持ユニット110をひっくり返すだけで、被露光基板200の裏面を露光光入射ユニット120側に向けることができ、表面201側の露光を終えた後、速やかに裏面202側の露光を行うことができる。また、別の効果として、後述する第2実施形態のように、被露光基板200の表面201側および裏面202側を同時(同じ工程中)に露光することができるようになるため、両面露光が必要な場合には被露光基板200をより少ない工程で露光することができる。
≪制御部≫
制御部190は、保持ユニット110および露光光入射ユニット120の駆動を制御する。具体的には、制御部190は、図2に示すように、レーザー光源130の駆動を制御するレーザー光源制御部190Aと、ポリゴンミラー160の回転を制御するポリゴンミラー制御部190Bと、保持ユニット110の移動を制御する保持ユニット制御部190Cと、を有している。このような制御部190によれば、保持ユニット110と露光光入射ユニット120の同期を取り、保持ユニット110を副走査方向(第2方向)へ移動させつつ、レーザー光LLを主走査方向(第1方向)へ走査することで、保持ユニット110に保持された被露光基板200に対して2次元的にレーザー光LLが入射し、これにより、被露光基板200を露光することができる。
さらに、レーザー光源制御部190Aは、目的とする被露光基板200の露光パターン(以下「理想露光パターン」と言う。)に対応する理想露光パターンデータPDを記憶する記憶部191と、基準クロックCLKを生成する基準クロック生成部192と、基準クロックCLKを補正して疑似基準クロックを生成する疑似基準クロック生成部193と、理想露光パターンデータPDを基準クロックCLKまたは疑似基準クロックCLK’に基づいて露光光入射ユニット120に出力する出力部194と、を有している。
理想露光パターンデータPDとは、被露光基板200を理想露光パターンで露光するためのレーザー光LLの出射タイミング(出射/非出射)を定めた駆動信号である。詳細に説明すると、前述したように被露光基板200の露光は、被露光基板200を副走査方向に移動させながら、レーザー光LLをポリゴンミラー160で主走査方向に走査することで行う。そのため、被露光基板200上でのレーザー光LLの軌跡Kは、図3に示すように、主走査方向に延在し、副走査方向に並ぶ複数の走査線K’を有するものとなる。そして、例えばコンピューター等の演算機を用いて、被露光基板200上で軌跡Kと理想露光パターンP1を重ね合わせ(または、これに準ずる作業を行い)、軌跡Kの理想露光パターンP1中の露光しない非露光領域S1と重なる位置ではレーザー光LLを出射せず、露光する露光領域S2と重なる位置ではレーザー光LLを出射するようなタイミングの駆動信号を生成する。この駆動信号が理想露光パターンデータPDである。これにより、駆動信号の生成が容易となる。
基準クロック生成部192は、図4(a)に示すように、単一の周期Tで繰り返される理想的な波形を有する基準クロックCLKを生成する(ジッタ等は考慮しない)。これに対して、疑似基準クロック生成部193は、基準クロックCLKを処理して、例えば、図4(b)に示すように、基準クロックCLKの所定の周期Tを部分的に長くしたり、短くしたりすることで、疑似基準クロックCLK’を生成する。このような疑似基準クロックCLK”を生成し、使用することで、後述するように、被露光基板200の露光パターンのずれを容易に補正することができる。
以上、露光装置100の構成について説明した。なお、露光装置100の構成は、光を走査して被露光基板200を露光することができれば、上記の構成に限定されない。例えば、光学レンズ系150は、上記の各種レンズの内の少なくとも1つのレンズが省略されていてもよいし、上記各種レンズ以外の機能を有するレンズが含まれていてもよい。また、レーザー光LLを走査する手段として、ポリゴンミラー160に替えて、ミラー面を軸Jまわりに回動させて光走査を行うSiMEMSデバイスを用いてもよい。また、上記の構成では、露光光入射ユニット120に対して保持ユニット110が副走査方向に移動する構成となっているが、反対に、保持ユニット110に対して露光光入射ユニット120が副走査方向に移動する構成となっていてもよい。
2.露光方法
次に、露光装置100を用いた被露光基板200の露光方法について説明する。
まず、図5に基づいて、被露光基板200の一例について説明する。被露光基板200は、平面視が矩形状をなし、シリコン、水晶等で構成された基板210と、基板210上に成膜されている金属膜Mと、金属膜M上に成膜されているレジスト膜Rと、を有している。このような被露光基板200のレジスト膜Rを露光することで、金属膜MをパターニングするためのレジストマスクRMが得られる。なお、レジスト膜Rは、露光された部分(レーザー光LLが照射された部分)が除去されるポジ型であってもよいし、露光された部分が残るネガ型であってもよい。このような被露光基板200は、露光装置100によって次のように露光される。
このような被露光基板200の露光方法は、基準クロックCLKに基づいて、テスト用として用意した被露光基板200を露光するテスト露光工程と、テスト露光工程の結果に基づいて疑似基準クロックCLK’を生成する疑似基準クロック生成工程と、疑似基準クロックCLK’に基づいて被露光基板200を露光する本露光工程と、を含んでいる。以下、各工程について順に説明する。
[テスト露光工程]
テスト露光工程は、後の本露光工程において、被露光基板200を理想露光パターンP1により近い(好ましくは一致する)パターンで露光するために先立って行う工程である。このようなテスト露光工程では、制御部190から露光光入射ユニット120に、図6(a)に示すような基準クロックCLKに基づいて、理想露光パターンデータPDを出力し、理想露光パターンデータPDに基づいて被露光基板200を露光する。すなわち、被露光基板200が理想露光パターンP1で露光されるようにレーザー光LLを走査・入射する。理論的には当該工程によって、図6(b)に示すように、被露光基板200上に理想露光パターンP1と同一の露光パターンが形成されるはずである。しかしながら、例えば、ポリゴンミラー160の回転時の揺らぎやfθレンズ155等の光学系の歪み等の露光装置100自体の問題(装置自体の精度の問題)や、被露光基板200の撓みや熱膨張等による変形等に起因して、被露光基板200上に形成される露光パターン(以下「現実露光パターンP2」と言う。)が理想露光パターンP1からずれてしまう場合がある。説明の便宜上、現実露光パターンP2を図7(a)に示すようなパターンとする。
[疑似基準クロック生成工程]
次に、理想露光パターンP1と現実露光パターンP2とに基づいて、理想露光パターンP1および現実露光パターンP2の主走査方向のずれが小さくなるように、好ましくは理想露光パターンP1および現実露光パターンP2が一致するように、基準クロックCLKを補正して疑似基準クロックCLK’を生成する。具体的には、図7(a)に示すような現実露光パターンP2の場合、理想露光パターンP1に対してレーザー光LLの出射タイミングが早い領域については、レーザー光LLの出射タイミングを遅らすように基準クロックCLKの周期を部分的に変更し、反対に、理想露光パターンに対してレーザー光LLの出射タイミングが遅い領域については、レーザー光LLの出射タイミングを早めるように基準クロックCLKの周期を部分的に変更する。このように、基準クロックCLKの周期を部分的に変更することで、図7(b)に示すように、疑似基準クロックCLK’を生成する。
[本露光工程]
次に、新たな被露光基板200を保持ユニット110にセットする。そして、制御部190から露光光入射ユニット120に、図7(b)に示すように、疑似基準クロックCLK’に基づいて理想露光パターンデータPDを出力し、理想露光パターンデータPDに基づいて被露光基板200を露光する。これにより、主走査方向に沿った前記ずれが低減(好ましくは解消)され、理想露光パターンP1により近い(好ましくは同一の)パターンで被露光基板200が露光される。すなわち、テスト露光工程における現実露光パターンP2に比べて、理想露光パターンP1との差が小さいパターンで被露光基板200を露光することができる。
このような露光方法によれば、例えば被露光基板200の変形に起因した露光パターンのずれを低減することができ、より理想露光パターンP1に近いパターンで被露光基板200を露光することができる。また、パターンのずれを小さくするために、理想露光パターンデータPDを補正するのではなく、基準クロックCLKを補正して疑似基準クロックCLK’を得るため、パターンのずれを小さくするための補正を比較的簡単に行うことができる。そのため、例えば補正にかかる手間や時間が少なくなり、被露光基板200を効率的に露光することができる。また、テスト露光工程は、本露光工程と同じ理想露光パターンデータPDを用いているため、すなわち、本露光工程での露光パターンに基づいた露光パターンで露光しているため、本露光工程での露光パターンのずれをより効果的に低減することができる。
なお、本実施形態の露光方法では、理想露光パターンP1と現実露光パターンP2の主走査方向に沿ったずれが小さくなるように疑似基準クロックCLK’を生成している。一方で、理想露光パターンP1と現実露光パターンP2の副走査方向に沿ったずれを小さくする場合は、例えば、保持ユニット110の移動速度やポリゴンミラー160の回転速度を補正すればよい。また、本実施形態の露光方法では、テスト露光工程と疑似基準クロック生成工程を1回しか行っていないが、これら工程を複数回繰り返して行ってもよい。これにより、本露光工程において、より理想露光パターンに近いパターンで被露光基板200を露光することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の露光方法および露光装置の第2実施形態について説明する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る露光装置の構成図である。
本実施形態にかかる露光装置では、露光光入射ユニットが2組設けられており、被露光基板の表裏面上のレジスト膜を同時に露光できること以外は、前述した第1実施形態にかかる露光装置と同様である。
なお、以下の説明では、第2実施形態の露光装置に関し、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、図8および図9では前述した実施形態と同様の構成について、同一符号を付している。
本実施形態の露光装置100は、図8に示すように、被露光基板200の表面201側にレーザー光LL1を入射する第1露光光入射ユニット120Aと、被露光基板200の裏面202側にレーザー光LL2を入射する第2露光光入射ユニット120Bと、を有し、これら第1、第2露光光入射ユニット120A、120Bは、保持ユニット110を介して反対側に配置されている。このように、第1、第2露光光入射ユニット120A、120Bを有することで、被露光基板200の表面201側および裏面202側を同時に(同じ工程中で)露光することができるため、露光工程の回数を削減することができる。そのため、被露光基板200をより迅速に露光することができる。なお、第1、第2露光光入射ユニット120A、120Bは、共に、前述した第1実施形態と同様に、制御部190によってその駆動が制御されている。
このような露光装置100を用いた被露光基板200の露光方法は、各工程で被露光基板200の両面を対象とすること以外は、前述した第1実施形態と同様である。すなわち、被露光基板200の露光方法は、基準クロックCLKに基づいて、テスト用として用意した被露光基板200の両面(表面および裏面)を露光するテスト露光工程と、テスト露光工程の結果に基づいて、第1露光光入射ユニット120A用の疑似基準クロックCLK’および第2露光光入射ユニット120B用の疑似基準クロックCLK’を生成する疑似基準クロック生成工程と、それぞれの疑似基準クロックCLK’に基づいて、被露光基板200の両面を露光する本露光工程と、を含んでいる。各工程の詳細については、前述した第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
以上、本発明の露光方法および露光装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、本発明の露光方法および露光装置は、前述した実施形態で説明したようなレジストマスクを形成するのに用いることができるが、それ以外にも、例えば、被露光対象物の感光性を利用して特性変化(導電性、撥水性の付与、表面の活性化、光選択化学反応、光選択性デポ(デポジション))させること等、種々のものに適用することができる。
次に、本発明の露光方法や露光装置を用いて製造することのできる製造物(被露光基板を含む物)の具体的な例を幾つか例示する。ただし、製造物としては、下記に挙げる例に限定されるものではない。
≪振動素子≫
図9は、製造物の一例としての振動素子を示し、(a)が上面図、(b)が透過図、(c)が断面図である。
図9に示す振動素子500は、基部510と、基部510から延出する一対の振動腕520、530と、を有する音叉型の水晶基板540と、水晶基板540上に配置されている一対の励振電極551、552と、を有している。また、励振電極551は、振動腕520の上面および下面と振動腕530の両側面に配置され、振動腕530の両側面に配置されている励振電極551同士は、振動腕530の先端部に配置されている周波数調整用の錘部(金属膜)553を介して電気的に接続されている。一方、励振電極552は、振動腕520の両側面と振動腕530の上面および下面に配置され、振動腕520の両側面に配置されている励振電極552同士は、振動腕520の先端部に配置されている周波数調整用の錘部(金属膜)553を介して電気的に接続されている。このような振動素子500では、励振電極551、552間に交番電圧を印加することで、振動腕520、530が面内逆相モードで屈曲振動するようになっている。
以上のような振動素子500では、水晶基板540の外形を形成する際、および、励振電極551、552および錘部553を形成する際に、上述した露光装置100および露光方法を用いることができる。簡単に説明すると、まず、水晶基板を用意し、その表面にレジスト膜を形成し、上述した露光方法によってレジスト膜を露光して、その後、現像することで、水晶基板540の外形形状に対応したレジストマスクが得られる。そして、このレジストマスクを介して水晶基板をエッチングすることで、水晶基板540が得られる。次に、水晶基板540上に金属膜とレジスト膜を順に成膜し、レジスト膜を上述した露光方法で露光し、その後、現像することで、励振電極551、552および錘部553の外形形状に対応したレジストマスクが得られる。そして、このレジストマスクを介して金属膜をエッチングすることで、励振電極551、552および錘部553が得られ、振動素子500が得られる。
振動素子500をこのように製造することで、振動素子500の歩留まりを向上させることができる。また、製造された振動素子500の周波数ずれが小さくなるため、その分、周波数調整用の錘部553を小さく(薄く)することができる。
なお、図9では、音叉型の振動子について説明したが、振動子の構成はこれに限定されず、例えば、双音叉型の振動子であってもよいし、メサ型、逆メサ型等のATカット水晶振動子であってもよしい、基部と、基部から一方側へ延出する一対の駆動腕と、基部から他方側へ延出する一対の検出腕と、を有するH型の振動型ジャイロセンサー素子であってもよいし、基部と、基部から両側へ延出する一対の検出腕と、基部から一対の検出腕と直交する方向の両側へ延出する一対の接続腕と、一方の接続腕の先端部から両側へ延出する一対の駆動腕と、他方の接続腕の先端部から両側へ延出する一対の振動腕と、を有するWT型の振動型ジャイロセンサー素子であってもよい。
≪波長可変フィルター≫
図10は、製造物の一例としての波長可変フィルターを示す断面図である。
図10に示す波長可変フィルター600は、共にガラス板から形成されている固定基板610および可動基板620を備え、これらが対向して接合されている。また、固定基板610は、周囲から突出した凸状の反射膜設置部611を有し、反射膜設置部611の上面には固定反射膜630が設けられている。一方、可動基板620は、周囲よりも薄肉な環状の保持部621と、この保持部621の内側に位置し、保持部621を弾性変形させつつ固定基板610に対して変位可能な可動部622とを有し、可動部622の下面には可動反射膜640が設けられている。固定反射膜630および可動反射膜640は、ギャップG1を介して対向配置されており、このギャップG1は、静電アクチュエーター650で調整することができる。
静電アクチュエーター650は、固定基板610の上面に反射膜設置部611の周囲を囲むように配置された環状の固定電極651と、可動基板620の下面に固定電極651と対向するように配置された環状の可動電極652とを有し、固定電極651は、引出配線653によって引き出され、可動電極652は、引出配線654によって引き出されている。このような静電アクチュエーター650では、固定電極651および可動電極652の間に電圧を印加することにより発生する静電力を利用してギャップG1を調整することができる。このように、ギャップG1を調整することで、波長可変フィルター600に入射した検査対象光から所定の目的波長の光を取り出すことができる。
以上のような波長可変フィルター600においては、例えば、固定基板610や可動基板620の外形を形成する際、および、固定電極651や可動電極652を形成する際に、上述した露光装置100および露光方法を用いることができる。なお、これらを形成する具体的な方法については、前述した振動素子500とほぼ同様の手順であるため、その説明を省略する。
≪発光素子≫
図11は、製造物の一例としての発光素子を示す断面図である。図12は、図11中のA−A線断面図である。
図11および図12に示す発光素子700は、SLD(スーパールミネッセントダイオード)であって、基板702と、第1クラッド層704と、活性層706と、第2クラッド層708と、コンタクト層709と、第1電極712と、第2電極714と、絶縁部720とが積層した構成となっている。
基板702は、例えばn型のGaAs基板である。また、第1クラッド層704は、例えばn型のInGaAlP層である。また、第2クラッド層708は、例えばp型のInGaAlP層である。また、活性層706は、例えばInGaPウェル層とInGaAlPバリア層とから構成される量子井戸構造を3つ重ねた多重量子井戸(MQW)構造である。
活性層706は、光出射部730が形成される第1側面731と、第1側面731に対して傾斜した第2側面732および第3側面733を有している。なお、第2、第3側面732、733は、それぞれ、発光素子700を貫通する貫通孔741、742の内周面で構成されている。このような活性層706の一部は、第1利得領域751、第2利得領域752および第3利得領域753からなる利得領域群750を構成し、この利得領域群が複数設けられている。
このような構成の発光素子700では、第1電極712と第2電極714との間に、第1クラッド層704、活性層706および第2クラッド層708からなるpinダイオードの順バイアス電圧を印加すると、活性層706に利得領域751、752、753を生じ、利得領域751、752、753において電子と正孔との再結合が起こって発光が生じる。この生じた光を起点として、連鎖的に誘導放出が起こり、利得領域751、752、753内で光の強度が増幅される。そして、強度が増幅された光は、光出射部730から光Lとして出射される。
コンタクト層709と第2クラッド層708の一部とは、柱状部722を構成する。柱状部722の平面形状は、利得領域群750の平面形状と同じである。言い換えれば、柱状部722の平面形状によって、第1、第2電極712、714間の電流経路が決定され、その結果、利得領域群750の平面形状が決定される。
第1電極712は、基板702の下の全面に形成されており、第2電極714は、コンタクト層709上に形成されている。第2電極714の平面形状は、例えば、利得領域群750の平面形状と同じである。これら第1、第2電極712、714は、例えば、Cr層、AuZn層、Au層の順で積層した金属積層体である。
以上のような発光素子700においては、例えば、第2電極714や貫通孔741、742を形成する際に、上述した露光装置100および露光方法を用いることができる。なお、これらを形成する具体的な方法については、前述した振動素子500とほぼ同様の手順であるため、その説明を省略する。
≪インクジェットヘッド≫
図13は、製造物の一例としてのインクジェットヘッドを示す断面図である。
図13に示すインクジェットヘッド800は、ノズル基板811、流路形成基板812、振動板813、リザーバー形成基板814およびコンプライアンス基板815が順に積層された積層基板810と、振動板813上に配置された複数の圧電素子820と、圧電素子820を覆うように振動板813上に設けられた配線形成部830と、配線形成部830上に配置されたICパッケージ840とを有している。このようなインクジェットヘッド800は、圧電素子820が振動板813を振動させることで、圧力発生室890内の圧力を変化させ、ノズル基板811に形成された吐出口891からインクIを液滴として吐出するように構成されている。
配線形成部830は、例えば、シリコン基板をウエットエッチング(異方性エッチング)することで、リザーバー形成基板814と一括形成されている。このような配線形成部830は、一対の傾斜面831、832と、傾斜面831、832の上端同士を連結する上面833とを有し、傾斜面831、832の傾斜角が約54°となっている。また、配線形成部830は、下面に開口する凹部を有し、この凹部と振動板813とで画成された空間に圧電素子820が配置されている。また、配線形成部830の上面833および傾斜面831、832には配線839が配置されており、この配線839が圧電素子820に電気的に接続されている。
ICパッケージ840は、各圧電素子820の駆動を独立して制御することができる回路を含み、半田や金バンプ等の導電性固定部材を介して配線形成部830の上面に固定されると共に、配線839と電気的に接続されている。
以上のようなインクジェットヘッド800においては、例えば、ノズル基板811、流路形成基板812、振動板813、リザーバー形成基板814、コンプライアンス基板815、配線形成部830の外形を形成する際、振動板813上に圧電素子820を形成する際、および、配線形成部830に配線839を形成する際に、上述した露光装置100および露光方法を用いることができる。これらを形成する具体的な方法については、前述した振動素子500とほぼ同様の手順であるため、その説明を省略する。
≪メタルマスク≫
図14は、製造物の一例としてのメタルマスクを有する基材を示す断面図である。図15は、図14に示すメタルマスクの製造方法を示す断面図である。
図14に示すメタルマスク910は、例えば、水晶基板やシリコン基板等の基材900をドライエッチングによりパターニングする際のマスクである。このようなメタルマスク910も上述した露光装置100および露光方法を用いて形成することができる。簡単に説明すると、まず、基材900を用意し、図15(a)に示すように、スパッタ、蒸着等によって基材900の表裏面にめっき成長用のシード層920を形成する。次に、シード層920上にレジスト膜Rを成膜し、このレジスト膜Rを上述した露光方法で露光することで、図15(b)に示すように、メタルマスク910の形状に対応した開口を有するレジストマスクRMを得る。次に、図15(c)に示すように、電解めっき、無電解めっき等によって、レジストマスクRMの開口内にめっき層930を成膜する。次に、レジストマスクRMと、めっき層930からはみ出ているシード層920とを除去することで、図15(d)に示すように、メタルマスク910が得られる。
100……露光装置
110……保持ユニット
120……露光光入射ユニット
120A……第1露光光入射ユニット
120B……第2露光光入射ユニット
130……レーザー光源
150……光学レンズ系
151……コリメーターレンズ
152……第1ズームレンズ
153……第2ズームレンズ
154……第1シリンドリカルレンズ
155……fθレンズ
156……第2シリンドリカルレンズ
160……ポリゴンミラー
161……反射面
170……ミラー
190……制御部
190A……レーザー光源制御部
190B……ポリゴンミラー制御部
190C……保持ユニット制御部
191……記憶部
192……基準クロック生成部
193……疑似基準クロック生成部
194……出力部
200……被露光基板
201……表面
202……裏面
210……基板
500……振動素子
510……基部
520、530……振動腕
540……水晶基板
551、552……励振電極
553……錘部
600……波長可変フィルター
610……固定基板
611……反射膜設置部
620……可動基板
621……保持部
622……可動部
630……固定反射膜
640……可動反射膜
650……静電アクチュエーター
651……固定電極
652……可動電極
653……引出配線
654……引出配線
700……発光素子
702……基板
704……第1クラッド層
706……活性層
708……第2クラッド層
709……コンタクト層
712……第1電極
714……第2電極
720……絶縁部
722……柱状部
730……光出射部
731……第1側面
732……第2側面
733……第3側面
741、742……貫通孔
750……利得領域群
751……第1利得領域
752……第2利得領域
753……第3利得領域
800……インクジェットヘッド
810……積層基板
811……ノズル基板
812……流路形成基板
813……振動板
814……リザーバー形成基板
815……コンプライアンス基板
820……圧電素子
830……配線形成部
831、832……傾斜面
833……上面
839……配線
840……ICパッケージ
890……圧力発生室
891……吐出口
900……基材
910……メタルマスク
920……シード層
930……めっき層
CLK……基準クロック
CLK’……疑似基準クロック
G1……ギャップ
I……インク
J……軸
K’……走査線
K……軌跡
L……光
LL、LL1、LL2……レーザー光
M……金属膜
P1……理想露光パターン
P2……現実露光パターン
PD……理想露光パターンデータ
R……レジスト膜
RM……レジストマスク
S1……非露光領域
S2……露光領域
T……周期

Claims (10)

  1. 理想露光パターンで露光されるように、被露光基板に露光光を走査して入射する工程と、
    前記被露光基板に形成される現実露光パターンと前記理想露光パターンとのずれを検知する工程と、
    前記ずれが小さくなるように前記露光光の出射タイミングを調整する工程と、
    前記調整された出射タイミングで別の前記被露光基板に前記露光光を走査して露光する工程と、
    を含むことを特徴とする露光方法。
  2. 前記検知する工程では、前記露光する工程での露光パターンに基づいたパターンで前記被露光基板を露光する請求項1に記載の露光方法。
  3. 前記露光光を第1方向に走査しながら、前記被露光基板を前記第1方向に交差する方向に移動させる請求項1または2に記載の露光方法。
  4. 前記検知する工程では、前記被露光基板の一方の主面および他方の主面の両面について前記ずれを検知する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の露光方法。
  5. 前記露光する工程では、前記被露光基板の一方の主面側および前記他方の主面側から前記露光光を入射する請求項4に記載の露光方法。
  6. 第1方向に走査される露光光を被露光基板に入射する露光光入射部と、
    前記露光光入射部の駆動を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、設定された理想露光パターンに対応する駆動信号を基準クロックに基づいて前記露光光入射部へ出力し、次に、前記理想露光パターンおよび前記駆動信号による前記露光光入射部の駆動によって前記被露光基板が露光されたときの現実露光パターンに基づいて、前記理想露光パターンと前記現実露光パターンとの差が小さくなるように前記基準クロックを補正した疑似基準クロックに基づいて前記駆動信号を前記露光光入射部へ出力することを特徴とする露光装置。
  7. 前記駆動信号は、前記露光光入射部からの前記露光光の出射タイミングが定められている信号である請求項6に記載の露光装置。
  8. 前記制御部は、前記現実露光パターンの前記理想露光パターンに対する前記第1方向に沿ったずれ量が小さくなるように前記疑似基準クロックを生成する請求項6または7に記載の露光装置。
  9. 前記被露光基板を前記第1方向に交差する方向に移動させる移動部を有している請求項6ないし8のいずれか1項に記載の露光装置。
  10. 前記露光光入射部は、前記被露光基板の一方の主面側から前記露光光を入射する第1露光光入射部と、前記被露光基板の他方の主面側から前記露光光を入射する第2露光光入射部と、を有している請求項6ないし9のいずれか1項に記載の露光装置。
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