JP2016033407A - 駆動伝達機構および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スラスト荷重による駆動伝達損失を低減させ、潤滑剤の塗布領域過多による弊害をなくする。
【解決手段】駆動伝達部51aを備えた回転体51と、回転体51を回転自在に支持する軸52と、を有する駆動伝達機構50において、軸52は、大径部52aと、大径部52aより外径が小さい小径部52cと、大径部52aと小径部52cとの間に設けられ、大径部52aより外径が小さく小径部52cより外径が大きい少なくとも1つの中間径部52bとを有し、更に軸52は、中間径部52bと小径部52cの境目に回転体51と当接する段差52dを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯車等の回転体を有する駆動伝達機構および前記駆動伝達機構を備える画像形成装置に関するものである。
駆動伝達機構として、歯車等の駆動伝達部を有する回転体は多くの分野で使用されており、図8に示すようなストレートの軸122に対して、歯車121が回転可能に支持された構成が広く知られている。近年では、画像形成装置の電力削減の要求に伴い、これら駆動伝達機構においても、歯車等の回転体の駆動伝達損失の低減が求められている。図8に示すような駆動伝達機構120で発生する損失の要因となるのは、歯車121が駆動を伝達する際の歯面等の駆動伝達部121aでのすべり摩擦による損失や、軸122と歯車121の嵌合部でのすべり摩擦による損失がある。これらの損失を低減するため、潤滑剤を軸122と歯車121の摺動部121bや駆動伝達部121aなどに塗布することがよく行われているが、これによって低温環境で潤滑剤の粘性による損失が発生する。そこで従来において、駆動伝達損失を低減させるために、歯車121が軸122や他部材と摺動する面積を減少させることで、摺動部に塗布される潤滑剤のせん断損失を低減させる構成が提案されている(特許文献1)。
図9に示す構成では、駆動伝達機構100は、駆動伝達部を有する回転体(駆動伝達部品)としての歯車101を軸102に回転可能に支持したものでる。軸102は側板104に固定されており、軸102の先端には歯車101の抜け止めの側板105が構成される。歯車101は、駆動伝達部101aと大内径部101b、小内径部101cから構成される。軸102は、大径部102aと小径部102bから構成される。歯車101は側板104、105によって軸方向の移動が規制されるよう支持される。また、歯車101と軸102の回転摺動部(図9の領域c、d)には潤滑剤が塗布されている。歯車101は軸102の大径部102aと小径部102bで回転摺動するため、軸102と歯車101との嵌合部には非接触空間103を有する。これによって、歯車101と軸102の接触面積を減少させ、潤滑剤のせん断による損失を抑えている。
特開2008−75872号公報
しかしながら、図9に示した駆動伝達機構100では、スラスト荷重によって生じる駆動伝達損失を低減できないという課題がある。図9に示すように軸方向下向き(図9中の矢印a方向)の力が発生した場合、歯車101は大内径部101bと側板104との当接部で前述の力を受けるので、トルク損失量が大きく、スラスト荷重による駆動伝達損失が悪化する。
また、図9に示した駆動伝達機構100では、潤滑剤の塗布量過多による弊害がある。軸102の潤滑剤を塗布する小径領域が、図9の領域dに示すように不明確であるため、潤滑剤の塗布量が必要以上に増えてしまう。さらに、塗布量過多(図9の領域e)により潤滑剤のせん断損失が生じ、駆動伝達損失が悪化する。
そこで、本発明の目的は、スラスト荷重による駆動伝達損失を低減させ、潤滑剤の塗布量過多による弊害をなくすことである。
上記目的を達成するため、本発明は、駆動伝達部を備えた回転体と、前記回転体を回転自在に支持する軸と、を有する駆動伝達機構において、前記軸は、大径部と、前記大径部より外径が小さい小径部と、前記大径部と前記小径部との間に設けられ、前記大径部より外径が小さく前記小径部より外径が大きい少なくとも1つの中間径部と、を有し、更に前記軸は、前記中間径部と前記小径部の境目に前記軸と当接する段差を有することを特徴とする。
本発明によれば、スラスト荷重による駆動伝達損失を低減させ、潤滑剤の塗布量過多による弊害をなくすことができる。
実施例1における、駆動伝達機構を示す断面図 実施例1における、駆動伝達機構あるいは駆動伝達装置を備える画像形成装置の概略構成を示す断面図 実施例1の変形例である、駆動伝達機構を示す断面図 実施例1の変形例である、駆動伝達機構を示す断面図 実施例1の変形例である、駆動伝達機構を示す断面図 実施例1の変形例である、駆動伝達機構の構成部品の歯車を示す斜視図 実施例2における、駆動伝達機構を示す断面図 従来の駆動伝達機構の一例を示す断面図 従来の駆動伝達機構の一例を示す断面図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
本発明の実施例1について図1〜図6に基づいて説明する。図1は実施例1の駆動伝達機構の断面図、図2は駆動伝達機構を備える画像形成装置の概略構成を示す断面図、図3〜図6は実施例1の駆動伝達機構の変形例を示す断面図である。
まず、図2を用いて駆動伝達機構を備える画像形成装置の概略的な全体構成について説明する。図2に示す画像形成装置1はカラーレーザプリンタとして構成され、装置下部に記録材を積載収載するカセット11が画像形成装置1に対して挿抜可能に設置される。カセット11内に積載収納された記録材は、ピックアップローラ12および給送ローラ13によって最上位の記録材が繰り出される。給送された記録材は、搬送ローラ対14、15によって二次転写ローラ25へ搬送される。また、搬送ローラ対15はレジストレーションをとる機能を有している。
画像形成装置1において、記録材に画像を形成する画像形成部は、4つのプロセスカートリッジで構成されており、各プロセスカートリッジは画像形成装置に対して着脱自在に装着される。各プロセスカートリッジは、図2の左から順にY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)である。図2において、符号Y、M、C、Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを意味するが、以下の説明で特に色を区別する必要がない場合は、符号を省略する。
次に、画像形成方法は、スキャナ21から画像情報に応じたレーザ光を各々のプロセスカートリッジ内に設置される感光体22に照射し、感光体22上に静電潜像を形成する。この静電潜像はプロセスカートリッジ内の現像部(不図示)にてトナー現像される。各感光体22上に形成されたトナー画像は、一次転写ローラ24にバイアスを印加することにより、中間転写ベルト23上に順次重なった状態で一次転写される。そして、4色のトナー像が重なった状態で二次転写部まで搬送され、二次転写ローラ25によって中間転写ベルト23上の4色のトナー像を記録材へ一括して二次転写する。
トナー像を二次転写された記録材は、トナー像を保持したまま定着装置内の定着ローラ31まで搬送され、熱と圧を加えられ、画像が記録材上に定着される。片面印刷でプリントする場合には、定着を終えた記録材は、排出ローラ32を介して装置外の排出トレイ34へ排出される。
一方、両面印刷で二面目のプリントする場合には、定着を終えた記録材は、反転ローラ33によってスイッチバック搬送され、搬送ローラ対41、42によって再び搬送ローラ対15に搬送され、記録材裏面に表面と同様の手順で画像を形成し、排出する。
本発明の駆動伝達構成は、給送手段としてのピックアップローラ12、給送ローラ13や、搬送手段としての搬送ローラ対14、15、33、41、42、排出手段としての排出ローラ32などの回転部材を駆動する駆動伝達機構に用いることが可能である。また、画像形成部の感光体22、一次転写ローラ24、二次転写ローラなどの回転部材を駆動する駆動伝達機構や、定着装置内の定着ローラ31などの回転部材を駆動する駆動伝達機構に用いることが可能である。さらに、画像形成装置内の駆動部を駆動させる駆動伝達機構に用いることが可能である。
以下に、実施例1における駆動伝達機構の構成について図1を用いて詳しく説明する。
図1に示す駆動伝達機構50は、回転体としての歯車51と、歯車51を回転自在に支持する軸52と、軸52を固定している側板54、および軸52の固定側と反対側にある歯車の抜け止めとなる側板55から構成される。
歯車51は、ポリアセタールなどの摺動性に優れた材料によって成形され、駆動伝達部51a、被支持部である大内径部51b、小内径部51c、および大内径部51bと小内径部51cの境目にある内径段差51dで構成される。
軸52は、強度のある構造用材料で摺動性のあるステンレス鋼や表面をメッキした快削鋼などで成形される。軸52は、固定される側板54側から、大径部52a、中間径部52b、小径部52cの順で径が異なる段付き軸構成である。図1に示すように、小径部52cは、大径部52aより外径が小さく、大径部52aと小径部52cの間に設けた中間径部52bは、大径部52aより外径が小さく小径部52cより外径が大きく形成されている。また、大径部52aと中間径部52bの境目には大段差52eが設けられ、中間径部52bと小径部52cの境目には小段差52dが設けられている。軸52は側板54にカシメられており、側板55の穴には小径部52cが嵌合関係で挿入され、支持される。
この構成において、歯車51にかかる軸52と直交する方向の力(以下、ラジアル荷重と称す)は、歯車51の大内径部51bと小内径部51cにそれそれ接触する、軸52の大径部52aと小径部52cで受ける。歯車51がはすば歯車の時に発生する軸方向の力(以下、スラスト荷重と称す)は、軸方向下向き(図1、矢印a)の場合には、歯車51の内径段差51dと当接する、軸52の小段差52dで力を受ける。一方、前述のスラスト荷重が、軸方向上向き(図1、矢印b)の場合には、側板55で力を受ける。
また、図1に示すように、歯車51の大内径部51bと軸52の中間径部52bは接触しない構成のため、非接触空間53が構成される。潤滑剤は、摺動性向上および耐摩耗性向上を目的に、軸52の大径部52a(図1の領域c)と小径部52c(図1の領域d)に塗布する。小段差52dおよび大段差52eを設けることで、非接触空間53内で中間径部52bと大内径部51bの隙間を一定値以上あけることができる。
本実施例において、駆動伝達損失を低減させるための手段は、歯車の支持部の小径化と、潤滑剤の塗布部である接触面積の減少である。以下に説明する。
1つ目の歯車支持部の小径化による効果は、軸などの支持部が同じ抵抗を受けても小径であれば、トルクとしての損失が小さくなる点にある。
本実施例では、歯車で駆動伝達する際に発生するラジアル荷重の半分を小径部52cで受けることで、トルク損失を低減できる構成になっている。さらに本実施例では、中間径部52bを設けることで、さらに小径部52cを必要最小限の長さにできるため、例えば軸径を2mm程度に小径化しても強度を十分に保つことができる。また、この構成をとれば、ヘッダーなどの量産製造が容易である。
また、本実施例では、スラスト荷重が発生しても、それを小径部52cで受ける構成となっている。スラスト荷重が軸方向下向き(図1、矢印a)に発生する場合、直径が小さい小段差52dで力を受ける。スラスト荷重が軸方向上向き(図1、矢印b)に発生する場合は、側板55で小内径部51cの摺動面で力を受ける。これによってスラスト荷重による抵抗が発生しても、小径部52cで受けることにより、トルク損失は最小限にすることができる。
また2つ目の潤滑剤塗布部である接触面積の減少による効果は、接触面積を減少することにより、潤滑剤のせん断力の損失を減少できる。
本実施例では、歯車が軸の周りを回転する時、歯車51と軸52の内径領域内に非接触空間53が構成されるので、歯車51と軸52との接触面積を低減させることができる。
さらに本実施例では、塗布領域が明確なため、余分な潤滑剤が非接触空間53に、はみ出しにくい。これにより、非接触空間53で、潤滑剤のせん断損失が発生しない。また、塗布量も最適化できるので、潤滑剤を無駄に使うことがない。
次に、本実施例において、歯車51が有する駆動伝達部51aを側板の一方に近づけた場合を図3に示す。図3に示すように、歯車51の駆動伝達部51aが軸52の小径部側(小径部52c寄り)にあることが望ましい。これにより、駆動伝達時に発生するラジアル荷重の大部分を小径部52cで受けることができ、更なるトルク損失の削減ができる。
また、本実施例では図1に示すような駆動伝達部51aを有する一段歯車を説明したが、本発明は図4に示すような複数の駆動伝達部51a1,51a2を有する二段歯車にも適用できる。
更に本実施例として、駆動伝達効率を向上させるための構成を例示して説明する。図5および図6に示すのは、本実施例の歯車51の大内径部51bにリブ51eを設けたものである。大内径部51bに三角形状のリブ51eを設けることで、大内径部51bの強度が向上し、たわみを抑制する。この結果、歯面(駆動伝達部51a)の噛み合いや、歯車51と軸52の摺動が適正に保たれ、駆動伝達効率が向上する。なお、本実施例ではリブ51eは4つ設けたが、少なくとも1つ以上設けることで、歯車51の大内径部51bの強度を向上させることができる。また、リブ形状は図示したように三角形状でなくても、四角形状、台形形状などでも可能で、形状は不問である。
以上の構成と機能により、本実施例ではラジアル荷重とスラスト荷重による駆動伝達損失を低減でき、潤滑剤の塗布量過多による潤滑剤のせん断損失を低減できる。
〔実施例2〕
本発明の実施例2について図7に基づいて説明する。図7は実施例2の駆動伝達機構の断面図である。
図7に示す駆動伝達機構60は、回転体として歯車61と、歯車61を回転自在に支持する軸62と、軸62と一体成形の側板64で成形され、および歯車の抜け止めとなる側板65から構成される。
歯車61は、ポリアセタールなどの摺動性に優れた材料によって成形され、駆動伝達部61a、被支持部である大内径部61b、小内径部61c、および大内径部61bと小内径部61cの境目にある内径段差61dで構成される。
軸62は側板64と一体で成形されており、強度や摺動性のあるABSやPBTなどで成形される。軸62は、側板64側から順に、径の異なる大径部62a、中間径部62b、小径部62cの順で構成されており、中間径部62bはテーパ形状である。また、中間径部62bと小径部62cの境目には小段差62dが設けられている。軸62は、側板65の穴に小径部62cが嵌合関係で挿入され、支持される。
歯車61の支持領域は、軸62の大径部62aと接触する大内径部61bの大径支持領域(図7の領域c)と、軸62の小径部62cと接触する小内径部61cの小径支持領域(図7の領域d)からなる。歯車61の支持領域の軸方向の長さは、小径支持領域dの方が大径支持領域cより長い。このため、実施例1と比べても、さらにトルク損失を低減できる。
歯車61にかかるラジアル荷重は、軸62の大径部62aと小径部62cで受ける。歯車61がはすば歯車の時に発生するスラスト荷重は、軸方向下向き(図7、矢印a)の場合には軸62の小段差62dで受け、軸方向上向き(図7、矢印b)の場合には側板65でスラスト荷重を受ける。テーパ形状の中間径部62bを設けているため、射出成型による軸62の量産製造が容易である。
また、歯車61の大内径部61bと軸62の中間径部62bは接触しない構成のため、非接触空間63が構成される。
次に機能について説明する。
本実施例では、歯車61で駆動伝達する際に発生するラジアル荷重を大径部62aと小径部62cで受ける。ラジアル荷重を受ける小径支持領域(図7の領域d)は、大径支持領域(図7の領域c)よりも軸方向に長いので、さらにトルク損失を低減できる。
本実施例では、スラスト荷重が軸方向下向き(図7、矢印a)に発生する場合は、小段差62dで力を受け、スラスト荷重が軸方向上向き(図7、矢印b)に発生する場合は、側板65で小内径部61cの摺動面で力を受ける。これによってスラスト荷重による抵抗が発生しても、小径部62cで受けることにより、トルク損失は最小限にすることができる。
本実施例では、歯車61が軸62の周りを回転する時、歯車61と軸62の内径領域内に非接触空間63が構成されるので、歯車61と軸62との接触面積が少なく、潤滑剤のせん断損失による駆動伝達損失を低減させることができる。
さらに本実施例では、塗布領域が明確なため、余分な潤滑剤が非接触空間63に、はみ出しにくい。これにより、非接触空間63で、潤滑剤のせん断損失が発生しない。また、塗布量も最適化できるので、潤滑剤を無駄に使うことがない。
本実施例は、樹脂の軸においても実施例1と同様の効果が得られる。さらに、ラジアル荷重によるトルク損失においては、実施例1と比べて、小径部に荷重を多く受けることで、更にトルク損失を低減することができる。
なお前述した実施例では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、これに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であってもよい。これらの画像形成装置に用いられる駆動伝達機構に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
1 …画像形成装置
50,60 …駆動伝達機構
51,61 …歯車
51a,51a1,51a2,61a …駆動伝達部
51b,61b …大内径部
51c,61c …小内径部
51d,61d …内径段差
51e …リブ
52,62 …軸
52a,62a …大径部
52b,62b …中間径部
52c,62c …小径部
52d,62d …小段差
52e …大段差
53,63 …非接触空間
54,55,64,65 …側板

Claims (8)

  1. 駆動伝達部を備えた回転体と、前記回転体を回転自在に支持する軸と、を有する駆動伝達機構において、
    前記軸は、大径部と、前記大径部より外径が小さい小径部と、前記大径部と前記小径部との間に設けられ、前記大径部より外径が小さく前記小径部より外径が大きい少なくとも1つの中間径部と、を有し、
    更に前記軸は、前記中間径部と前記小径部の境目に前記軸と当接する段差を有することを特徴とする駆動伝達機構。
  2. 前記軸は、前記大径部と前記小径部によって前記回転体にかかる軸と直交する方向の力を受け、前記段差によって前記回転体にかかる軸方向の力を受けることを特徴とする請求項1に記載の駆動伝達機構。
  3. 前記回転体は、軸方向において、前記駆動伝達部を前記軸の小径部側に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動伝達機構。
  4. 前記回転体は、前記大径部と接触して摺動する大内径部と、前記小径部と接触して摺動する小内径部と、を有し、
    前記中間径部と前記大内径部の間に非接触空間を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の駆動伝達機構。
  5. 前記回転体は、前記中間径部との間に非接触空間を形成する前記大内径部にリブを設けたことを特徴とする請求項4に記載の駆動伝達機構。
  6. 前記軸の中間径部はテーパ形状であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の駆動伝達機構。
  7. 前記小径部と接触する前記小内径部の支持領域は、前記大径部と接触する前記大内径部の支持領域よりも軸方向に長いことを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の駆動伝達機構。
  8. 記録材に画像を形成する画像形成装置において、回転部材に駆動を伝達する駆動伝達機構として、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の駆動伝達機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
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