JP2007232039A - 駆動伝達装置及びこれを用いる画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】等速ジョイント110を介した駆動モータ100から感光体軸102への駆動力の伝達が可能で、しかも、駆動モータ100の原動軸と等速ジョイント100の原動側回転体101との接続部における軸心ズレによる速度変動を回避することができる駆動伝達装置を提供する。
【解決手段】ロータ100aと、図示しないステータとの間で発生する磁力によってロータ100aを回転駆動する駆動モータ100において、互いに軸線方向に並びながら係合する原動側回転体101と従動側回転体150との間で回転駆動力を伝達する等速ジョイント110における原動側回転体101を、ロータ100aに直接接続して原動軸として機能させた。これにより、原動側回転体101と駆動モータ100の原動軸とを接続する必要を無くし、もって、その接続時の両者の軸心ズレによる感光体102の回転速度変動を回避することができた。
【選択図】図5

Description

本発明は、等速ジョイントを介して駆動モータの回転駆動力を被駆動伝達体に伝達する駆動伝達装置及びこれを用いる画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置においては、ローラや無端状のベルトなどといった表面無端移動体の表面移動を利用して画像を形成したり、画像を搬送したりするのが一般的である。例えば、電子写真方式の画像形成装置では、回転するドラム状の潜像担持体の表面無端移動を利用して、光走査による潜像を形成したり、それを現像したり、現像によって得られた可視像を転写位置に向けて搬送したりするものがある。また、回転する現像ローラの表面無端移動を利用して、潜像担持体上の可視像に向けて現像剤を搬送するものもある。また、無端状の中間転写ベルトの表面無端移動を利用して、その表面を感光体に対向する転写位置まで搬送して、感光体上の可視像をベルト表面に転写するものもある。
かかる構成の画像形成装置では、表面無端移動体の表面速度変動(以下、単に速度変動という)によって画像に悪影響を及ぼすことがある。特に、特許文献1に記載の画像形成装置のようないわゆるタンデム方式のものでは、潜像担持体の速度変動によって色ズレを引き起こしてしまう。タンデム方式は、複数の潜像担持体にそれぞれ形成した互いに異なる色の可視像を転写体上に重ね合わせて転写して多色画像を形成する方式である。複数の潜像担持体がそれぞれ個別の周期で速度変動を起こすこと、各色の可視像が互いに位置ズレした状態で転写されてしまうため、色ズレが発生してしまうのである。
表面無端移動体の速度変動は、様々な要因によって発生する。例えば、駆動モータから複数のギヤを介して表面無端移動体に駆動力を伝達する構成では、個々のギヤの偏心によるギヤの回転速度変動や、ギヤの噛み合い誤差によるギヤの回転速度変動の積み重ねにより、表面無端移動体の速度変動が引き起こされる。これに対し、表面無端移動体と駆動モータとを一直線上に配設して互いの回転軸端面を向かい合わせ、その対向位置においてカップリングによって回転駆動力を繋ぐ構成では、ギヤの偏心や噛み合い誤差に起因する表面無端移動体の速度変動は発生しない。その代わりに、組付誤差等によって駆動モータの原動軸と表面無端移動体の回転軸とが偏角(スキュー)した関係になっていると、表面無端移動体の速度変動を引き起こしてしまう。
一方、従来より、駆動源の回転駆動力を車軸などの被駆動伝達体に伝達する駆動伝達機構の一つとして、特許文献1に記載のような等速ジョイントが知られている。カップリングと同様に、互いに一直線上に配設された駆動源(モータやエンジン)と被駆動伝達体との間で回転駆動力を繋ぐものであるが、原動軸と被駆動伝達体との偏角を許容しつつ両者間で回転駆動力を等速に伝達することができる。
特開平15−57855号公報 特公昭52−34699号公報
しかしながら、等速ジョイントは、あくまでも原動側の回転速度をそのまま従動側に伝達するものであるので、原動側が速度変動をもって回転すると、その変動を従動側に忠実に伝達してしまう。このため、被駆動伝達体を速度変動なく駆動するには、等速ジョイントの原動側回転体を速度変動なく回転させることが必要になる。ところが、等速ジョイントの原動側回転体と駆動モータの原動軸とが組付誤差等によって軸心ズレした状態で接続されていると、たとえ駆動モータの原動軸が速度変動なく回転していても、原動側回転体が速度変動をもって回転してしまう。そして、これにより、潜像担持体などといった被駆動伝達体の速度変動を引き起こしてしまう。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のような駆動伝達装置及びこれを用いる画像形成装置を提供することである。即ち、等速ジョイントを介した駆動モータから被駆動伝達体への駆動力の伝達が可能で、しかも、駆動モータの原動軸と等速ジョイントの原動側回転体との接続部における軸心ズレによる速度変動を回避することができる駆動モータ等である。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、互いに軸線方向に並びながら係合する原動側回転体と従動側回転体との間で回転駆動力を伝達する等速ジョイントと、該原動側回転体に接続された駆動モータとを備え、該等速ジョイントを介して該駆動モータの回転駆動力を被駆動伝達体に伝達し、該原動側回転体及び従動側回転体における何れか一方の回転体が、外輪、これの内側に配設された内輪、両者間の間隙による環状空間、並びに、該環状空間の軸線方向に延在しながら互いに円方向に並ぶように該外輪の内周面及び該外輪の外周面の少なくとも一方に設けられた複数の溝、を有するものであり、他方の回転体が、互いに周方向に沿って並ぶように円筒状の周壁に設けられた複数の貫通穴内にそれぞれ球体を保持する球体保持部を有するものであり、且つ、該等速ジョイントが、該球体保持部を該環状空間内に挿入し且つ該球体保持部に保持される複数の該球体を該環状空間内で複数の該溝に係合させた状態で、複数の該球体を介して、両回転体間で回転駆動力を伝達するものである駆動伝達装置において、上記原動側回転体を、上記ロータに直接接続して上記駆動モータの原動軸として機能させたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の駆動伝達装置において、上記溝の底面から突出する、あるいは、該溝の軸線方向の端で溝の底面よりも高さ方向に向けて突出する、突出部を、上記複数の溝の少なくとも何れか1つに設けたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の駆動伝達装置において、上記従動側回転体の従動側端部に連結して従動回転する連結軸体を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の駆動伝達装置において、上記従動側回転体として、軸線方向と直交する方向に貫通する貫通穴を上記従動側端部に設けたものを用いるとともに、上記連結軸体として、該従動側回転体の該従動側端部が軸線方向に挿入される軸穴と、軸線方向と直交する方向に貫通しながら該軸穴と交差する貫通穴と、互いに対向しながら軸線方向に延在して該軸穴を2分する2つのスリットとを設けたものを用い、該従動側回転体の該従動側端部を該連結軸体の該軸穴に挿入して該従動側回転体の貫通穴と該連結軸体の貫通穴とを一直線上に位置させた状態で、雄ネジ部材をそれら貫通穴に通して締め付けたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3の駆動伝達装置において、上記連結軸体として、軸線方向と直交する方向に貫通する貫通穴を原動側端部に設けたものを用いるとともに、上記従動側回転体として、該連結軸体の該原動側端部が軸線方向に挿入される軸穴と、軸線方向と直交する方向に貫通しながら該軸穴と交差する貫通穴と、互いに対向しながら軸線方向に延在して該軸穴を2分する2つのスリットとを設けたものを用い、該連結軸体の該原動側端部を該従動側回転体の該軸穴に挿入して該連結軸体の貫通穴と該従動側回転体の貫通穴とを一直線上に位置させた状態で、雄ネジ部材をそれら貫通穴に通して締め付けたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項3の駆動伝達装置において、上記連結軸体を回転可能に受ける軸受を設けるとともに、上記従動側回転体として、該連結軸体の原動側端部が軸線方向に挿入される軸穴を有するものを用い、該連結軸体の原動側端部を該軸穴に挿入した状態で該従動側回転体の従動側端面を該軸受の原動側端面に突き当てたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1又は2の駆動伝達装置において、上記原動側回転体及び従動側回転体として、それぞれその回転方向の所定箇所に目印を設けたものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、無端移動する表面に可視像を担持する像担持体と、該表面に可視像を形成する可視像形成手段と、該像担持体に駆動力を伝達する駆動伝達装置とを備える画像形成装置において、上記駆動伝達装置として、請求項1乃至7の何れかの駆動伝達装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、無端移動する表面に担持した現像剤によって該潜像担持体上の潜像を現像する現像部材と、該潜像担持体又は該現像部材に駆動力を伝達する駆動伝達手段とを備える画像形成装置において、上記駆動伝達装置として、請求項1乃至7の何れかの駆動伝達装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項8又は9の画像形成装置において、上記像担持体、潜像担持体又は現像部材と、上記駆動伝達装置とを一直線上に並べて配設し、ギヤを介することなく上記駆動モータの回転駆動力を該像担持体、潜像担持体又は現像部材に伝達させるようにしたことを特徴とするものである。
これらの発明においては、等速ジョイントの原動側回転体を駆動モータのロータに直接接続しているので、等速ジョイントを介した駆動モータから被駆動伝達体への駆動力の伝達が可能である。しかも、原動側回転軸をロータに直接接続して駆動モータの原動軸として機能させているので、原動側回転体と原動軸とを接続する必要がない。よって、原動側回転体と原動軸との接続部による軸心ズレを回避して、その軸心ズレによる速度変動を回避することができる。
以下、本発明を画像形成装置である電子写真方式のカラーレーザプリンタ(以下、単にプリンタという)に適用した実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。このレーザプリンタは、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像を形成するための4組のプロセスユニット1Y,M,C,Kを備えている。各符号の数字の後に付されたY,M,C,Kは、イエロー、マゼンダ、シアン、黒用の部材であることを示している(以下同様)。プロセスユニット1Y、1M、1C、1Kの他には、光書込ユニット10、転写ユニット11、レジストローラ対19、3つの給紙カセット20、定着ユニット21などが配設されている。
光書込ユニット10は、4つの光書込器を備えている。それぞれの光書込器は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて後述の感光体の表面にレーザ光を照射する。
図2は、4組のプロセスユニット1Y,M,C,Kのうち、イエロー用のプロセスユニット1Yを示す拡大構成図である。なお、他のプロセスユニット1M,C,Kはそれぞれイエロー用のプロセスユニット1Yと同じ構成となっているので、これらの説明については省略する。同図において、プロセスユニット1Yは、ドラム状の感光体2Y、帯電器30Y、現像装置40Y、ドラムクリーニング装置48Yなどを有している。
帯電器30Yは、帯電バイアスが印加される帯電ローラを感光体2Yに当接あるいは近接させており、帯電ローラと感光体2Yとの間に放電を発生させることによって感光体表面を一様帯電せしめる。帯電処理が施された感光体2Yの表面には、光書込ユニット10によって変調及び偏向されたレーザ光が走査されながら照射される。すると、ドラム表面に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像装置40Yによって現像されてYトナー像となる。
現像装置40Yは、そのケーシングの開口から周面の一部を露出させるように配設された現像部材たる現像スリーブ42Yを有している。また、第1搬送スクリュウ43Y、第2搬送スクリュウ44Y、現像ドクタ45Y、トナー濃度センサ(以下、Tセンサという)46Yなども有している。
上記ケーシング内には、磁性キャリアと、マイナス帯電性のYトナーとを含む二成分現像剤が収容されている。この二成分現像剤は上記第1搬送スクリュウ43Y、第2搬送スクリュウ44Yによって撹拌搬送されながら摩擦帯電せしめられた後、上記現像スリーブ42Yの表面に担持される。そして、現像ドクタ45Yによってその層厚が規制されてから感光体2Yに対向する現像領域に搬送され、ここで感光体2Y上の静電潜像にYトナーを付着させる。この付着により、感光体2Y上にYトナー像が形成される。現像によってYトナーを消費した二成分現像剤は、現像スリーブ42Yの回転に伴ってケーシング内に戻される。
第1搬送スクリュウ43Yと、第2搬送スクリュウ44Yとの間には仕切壁47Yが設けられている。この仕切壁47Yにより、現像スリーブ42Yや第1搬送スクリュウ43Y等を収容する第1供給部と、第2搬送スクリュウ44Yを収容する第2供給部とがケーシング内で分かれている。第1搬送スクリュウ43Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、上記第1供給部内の二成分現像剤を図紙面に直交する方向の手前側から奥側へと搬送しながら現像スリーブ42Yに供給する。第1搬送スクリュウ43Yによって上記第1供給部の端部付近まで搬送された二成分現像剤は、仕切壁47Yに設けられた図示しない開口部を通って上記第2供給部内に進入する。第2供給部内において、第2搬送スクリュウ44Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、上記第1供給部から送られてくる二成分現像剤を第1搬送スクリュウ43Yとは逆方向に搬送する。第2搬送スクリュウ44Yによって第2供給部の端部付近まで搬送された二成分現像剤は、仕切壁47Yに設けられたもう一方の開口部(図示せず)を通って第1供給部内に戻る。
透磁率センサからなるトナー濃度センサ(以下、Tセンサという)46Yは、上記第2供給部の中央付近の底壁に設けられ、その上を通過する二成分現像剤の透磁率に応じた値の電圧を出力する。二成分現像剤の透磁率は、トナー濃度とある程度の相関を示すため、Tセンサ66YはYトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。この出力電圧の値は、図示しない制御部に送られる。この制御部は、RAMを備えており、この中にTセンサ46Yからの出力電圧の目標値であるY用Vtrefを格納している。また、他の現像装置に搭載された図示しないTセンサからの出力電圧の目標値であるM用Vtref、C用Vtref、K用Vtrefのデータも格納している。Y用Vtrefは、図示しないYトナー搬送装置の駆動制御に用いられる。具体的には、上記制御部は、Tセンサ46Yからの出力電圧の値をY用Vtrefに近づけるように、図示しないYトナー搬送装置を駆動制御して第2供給部49Y内にYトナーを補給させる。この補給により、現像装置40Y内の二成分現像剤のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。他のプロセスユニットの現像装置についても、同様のトナー補給制御が実施される。
Y用の感光体2Y上に形成されたYトナー像は、後述の紙搬送ベルトに搬送される記録紙上に転写される。転写後の感光体2Yの表面は、ドラムクリーニング装置48Yによって転写残トナーがクリーニングされた後、不図示の除電器によって除電される。そして、帯電器30Yによって一様帯電せしめられて次の画像形成に備えられる。他のプロセスユニットについても同様である。各プロセスユニットは、プリンタ本体に対して着脱可能になっており、寿命到達時に交換される。
先に示した図1において、転写手段たる転写ユニット11は、無端状の紙搬送ベルト12、駆動ローラ13、張架ローラ14、4つの転写バイアスローラ17Y,M,C,Kなどを有している。表面無端移動体たる紙搬送ベルト12は、駆動ローラ13、張架ローラ14,15にテンション張架されながら、図示しない駆動系によって回転せしめられる駆動ローラ13によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。
4つの転写バイアスローラ17Y,M,C,Kは、それぞれ図示しない電源から転写バイアスが印加される。そして、紙搬送ベルト12をその裏面から感光体2Y,M,C,Kに向けて押圧してそれぞれ転写ニップを形成する。各転写ニップには、上記転写バイアスの影響により、感光体と転写バイアスローラとの間に転写電界が形成される。Y用の感光体2Y上に形成された上述のYトナー像は、この転写電界やニップ圧の影響により、紙搬送ベルト12上に搬送される記録紙P上に転写される。このYトナー像の上には、感光体2M,C,K上に形成されたM,C,Kトナー像が順次重ね合わせて転写される。かかる重ね合わせの転写により、紙搬送ベルト12上に搬送される記録部材たる記録紙P上には、紙の白色と相まったフルカラートナー像が形成される。
上記転写ユニット11の下方には、複数枚の記録紙Pを重ねて収容する3つの給紙カセット20が多段に配設されており、それぞれのカセットは一番上の記録紙Pに給紙ローラを押し当てている。給紙ローラが所定のタイミングで回転駆動すると、一番上の記録紙Pが紙搬送路に給紙される。
給紙カセット20から紙搬送路に給紙された記録紙Pは、レジストローラ対19のローラ間に挟まれる。レジストローラ対19は、ローラ間に挟み込んだ記録紙Pを各転写ニップにてトナー像を重ね合わせ得るタイミングで送り出す。これにより、各転写ニップで記録紙Pにトナー像が重ね合わせ転写される。フルカラー画像が形成された記録紙Pは、定着ユニット21に送られる。
定着ユニット21は、内部にハロゲンランプ等の熱源を有する加熱ローラ21aと、これに圧接せしめられる加圧ローラ21bとによって定着ニップを形成している。そして、この定着ニップに記録紙Pを挟み込みながら、その表面にフルカラー画像を定着せしめる。定着ユニット21を通過した記録紙Pは、図示しない排紙ローラ対を経て機外へと排出される。
図3(a)は、プリンタ内にセットされたY用のプロセスユニットとその周囲構成とを示す縦断面図であり、図3(b)は、プリンタから取り外されている最中のY用のプロセスユニットをその周囲構成とともに示す縦断面図である。これらの図の左右方向において、左側はプリンタの正面側に相当し、右側はプリンタの後面側に相当する。図3(a)に示すように、プリンタ内にセットされたプロセスユニット1Yは、プリンタ本体の前端付近に配設された面板71と、プリンタ本体の後側板70との間に位置している。円柱状の感光体2Yの円中心には、図3(b)に示すように、軸線方向の一端側から他端側に向けて貫通する中心穴が形成されている。そして、後側板70は、連結軸体たる感光体軸172を図示しない軸受によって回転自在に支持している。そして、図3(a)に示すように、プロセスユニット1Yがプリンタ内にセットされると、後側板70に支持されている感光体軸172が、感光体2Yの中心穴に感光体軸172が挿入される。この中心穴の横断面形状は、例えばD字型や小判型などといった非円形状になっており、感光体軸172の横断面形状も同様の形状になっている。これにより、中心穴に挿入された感光体軸172が穴内で空転することなく、感光体軸172の回転駆動力が感光体2Yに伝達される。
上述の感光体軸172は、プリンタ本体の後側板70を貫通しているため、その後端部は後側板70の更に後側に位置している。プリンタ本体の後側板70における面板71とは反対面には、ブラケット80を介して駆動源たる駆動モータ100が固定されている。この駆動モータ100と、感光体軸172とは一直線上に並んでおり、駆動モータ100からの回転駆動力が等速ジョイント110を介して感光体軸172に伝達される。
駆動モータ100は、ギヤなどを介さずに感光体2Yに回転駆動力を伝達するいわゆるダイレクトモータとなっている。ギヤを介さずに駆動軸101と感光体軸172との間で駆動力を繋ぐことで、ギヤの偏心や歯のピッチムラに起因する感光体の速度変動を回避することができる。
プロセスユニット1Yをプリンタから取り外すときには、移動可能な面板71を後側板70との対向位置から待避させる。そして、プロセスユニット1Yをプリンタ後側から前側に向けて引き出す。なお、感光体2Yは、プロセスユニット1Yの枠体90(図3(b)では、図示していない)に保持されている。
次に、本実施形態に係るプリンタの特徴的な構成について説明する。
図4は、等速ジョイント110とその周囲構成とを示す側面図である。同図において、プリンタ本体の後側板70の図中左側は、図示しないプロセスユニットが収納されるユニット側であり、図中右側は駆動モータ100などが収納される駆動伝達側である。後側板70の駆動伝達側の面には、ブラケット80が固定されており、更にブラケット80の背面に駆動モータ100が固定されている。そして、ブラケット80の内部には、等速ジョイント110が収容されている。なお、同図において、プリンタの後側板70については、断面を示している。
ブラケット80は、板金がプレス加工などの曲げ成形によって成形されたものである。そして、後側板70の図示しない位置決め孔にそれぞれ貫通せしめられて後側板70上におけるブラケット80の位置決めを行うための2つの位置決めピン81、82を有している。また、後側板70にネジ固定するための固定部83を有している。固定部83には、ブラケット80を後側板70にねじ止め固定するための図示しないねじ孔が設けられている。
ブラケット80の背面に固定された駆動モータ100は、アウトロータ型のDCブラシレスモータであり、図5に示すように、円柱状のロータ100a、軸受100b、固定板100cなどを有している。そして、外部に露出している円柱状のケースをロータ100aとして回転させる。
等速ジョイントの従動側に連結される連結軸体たる感光体軸172は、プリンタ本体の後側板70に固定された軸受73に圧入されながら後側板70を貫通している。感光体軸172の軸線方向における所定箇所には、感光体軸172よりも大径の固定リング173が嵌め込まれており、この固定リング173が軸受73のユニット側の側面に突き当たることで、プリンタ本体に対する感光体軸172の軸線方向の位置決めがなされている。
等速ジョイント110は、ブラケット80の内部において、互いに軸線方向に並ぶ駆動モータ100と感光体軸172とを連結している。上述のように、ブラケット80は板金の曲げ加工によるものであり、加工時に曲げ角のバラツキが生じ易いために、後側板70に対して駆動モータ100を精度良く位置決めすることが困難である。そして、感光体軸172に対して、駆動モータ100を傾けてしまい易い。本プリンタでは、このように駆動モータ100のスキューが起こっても、駆動モータ100と感光体軸172とを等速ジョイント110で連結することで、駆動軸101から感光体軸172に対して回転駆動力を等速で伝達することが可能になっている。
等速ジョイント110は、互いに軸線方向に係合するメス側ジョイントとオス側ジョイントとを有している。どちらを原動側にしてもよいが、図示の例では、メス側ジョイントを原動側に位置させて原動側回転体101として機能させている。そして、この原動側回転体101は、等速ジョイント110の原動側として機能するだけでなく、駆動モータ100の駆動軸として機能するようになっている。
具体的には、メス側ジョイントである原動側回転体101は、オス側ジョイントである従動側回転体150に係合するカップ部102と、これよりも原動側に位置する原動軸部109とを有している。カップ部102は、軸線方向の従動側に開口を有しており、この開口から従動側回転体150が挿入される。また、原動軸部109は、このカップ部102の原動側の端面から突き出して、駆動モータ100の中心軸線上に延在している。これらカップ部102と原動軸部109とは、同一の材料によって一体形成(一体成形)されたものである。そして、この原動軸部109が、駆動モータ100のロータ100aの内部において、その円状の底面の中心から突出している軸突起100dに圧入又は圧着せしめられている。これにより、原動側回転体101の原動軸部109が、ロータ100aに着説接続されて、駆動モータ100の原動軸として機能している。なお、メス側ジョイントの代わりに、オス側ジョイントを原動側にして、駆動モータ100の原動軸として機能させるようにしてもよい。
駆動モータ100内には、ロータ100aを回転駆動するための図示しない周知のステータ、磁石、コイルなどが配設されている。ロータ100aは、リング状の軸受100bによって回転自在に支持されており、ステータとの間で発生する磁力によって原動側回転体101とともに回転する。
駆動モータ100の原動軸として機能している原動側回転体101の原動軸部109は、ロータ100aの内部から外部に向けて突き出している。具体的には、駆動モータ100におけるリング状の軸受100bの中心穴と、固定板の中心穴とを経由して、駆動モータ100の外部に至る。そして、駆動モータ100の外部において、円柱状のカップ部102に繋がっている。
カップ部102は、図6にその横断面を示すように、外輪103と、これの内側の内輪104と、両者の間隙による環状空間105と、外輪103の内周面に設けられた3つの外溝106と、内輪104の外周面に設けられた3つの内溝107とを有している。そして、図5に示したように、環状空間105における軸線方向の一端側を開口させつつ他端側を塞いでおり、その開口から従動側回転体150が挿入される。
図6に示したように、外輪103の内周面に設けられた3つの外溝106は、外輪103の軸線方向に延在しながら、互いに120[°]の位相差をもって円方向に並ぶように形成されている。内輪104の外周面に設けられた3つの内溝107も、内輪104の軸線方向に延在しながら、互いに120[°]の位相差をもって円方向に並ぶように形成されている。そして、外溝106と内溝107とは環状空間105を介して互いに対面している。
図5に示したオス側ジョイントである従動側回転体150は、原動側回転体101のカップ部102に係合する円筒状の球体保持部151と、これの従動側端面から突出して回転軸線上に延在する軸部153とを有している。そして、球体保持部151は、図7に横断面を示すように、互いに120[°]の位相差をもって周方向に沿って並ぶように円筒状の周壁に設けられた3つの貫通穴151aを有しており、それぞれの貫通穴151a内に球体としてのボール152を回転可能に保持している。なお、球体保持部151と軸部153とは、同一の材料によって一体形成されたものである。
先に示した図5においては、従動側回転体150の円筒状の球体保持部151が、原動側回転体101のカップ部102における環状空間105内に挿入されている。この状態では、図8に示すように、従動側回転体の球体保持部151に保持される3つのボール152が、それぞれ、原動側回転体の外輪103の内周面に設けられた外溝と、内輪104の外周面に設けられた内溝との間に挟まれて、法線方向への動きが阻止される。但し、外溝、内溝はそれぞれ軸線方向に延在しているので、ボール152の軸線方向の動きは許容される。
従動側回転体の円筒状の球体保持部151は、図5に示したように、原動側回転体101のカップ部102の環状空間105内に挿入されて、自らが保持している3つのボール152を図8に示したように環状空間105内で外溝及び内溝に係合させる。駆動モータ100の駆動によって原動側回転体101が回転すると、その回転駆動力が3つのボール152を介して従動側回転体150に等速で伝達される。そして、その回転駆動力が、感光体軸172を介して図示しない感光体に伝達される。
以上の構成においては、原動側回転体101の原動軸部109を駆動モータ100の原動軸として機能させているので、原動側回転体101と駆動モータ100の原動軸を接続する必要がなくなる。そして、これにより、原動側回転体101と駆動モータ100の原動軸との接続部における軸心ズレを回避して、その軸心ズレによる感光体の速度変動を回避することができる。
なお、外輪103の内周面と内輪104の外周面との両方にそれぞれボール125を係合させるための溝を設けたカップ部121について説明したが、何れか一方だけに溝を形成してもよい。
原動側回転体101や従動側回転体150については、射出成形可能な樹脂材料で形成することが望ましい。射出成形が可能であれば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の何れであってもよい。射出成形が可能な合成樹脂には結晶性樹脂と、非結晶性樹脂とがある。何れの樹脂を使用してもよいが、非結晶性樹脂は靱性が低く、許容量以上のトルクがかかった場合に急激な破壊が生じるため、結晶性樹脂を用いるのが好ましい。また、潤滑特性の比較的高いものを用いることが望ましい。かかる合成樹脂としては、ポリアセタール(POM)、ナイロン、射出成形可能なフッ素樹脂(例えば、PFA、FEP、ETFEなど)、射出成形可能なポリイミド、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、全芳香族ポリエステル、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド等を例示することができる。これらの合成樹脂を単独で使用しても、2種類以上を混合したポリマーアロイとして使用していもよい。また、これら以外の合成樹脂で且つ潤滑特性の比較的低い樹脂であっても、前述した合成樹脂を配合したポリマーアロイとすれば、使用することが可能である。
原動側回転体101や従動側回転体150に最も適した合成樹脂は、POM、ナイロン、PPS、PEEKである。ナイロンはナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン46、分子鎖中に芳香族環を有する半芳香族ナイロン等である。中でも、POM、ナイロン、PPSは、耐熱性、潤滑性に優れて比較的安価であるため、コストパフォーマンスの優れた等速ジョイント110を実現することができる。また、PEEKは補強材や潤滑剤を配合しなくても機械的強度や潤滑性に優れるため、高機能な等速ジョイントを実現することができる。
かかる構成の等速ジョイント110においては、2つの回転体をそれぞれ樹脂材料で形成したことで、金属材料で形成していた従来の構成に比べて、重量を小さくすることができる。また、外輪103の内周面や内輪104の外周面を樹脂材料としたことから、環状空間105にグリースを充填しなくても、原動側回転体101と従動側回転体150とをスムーズに回転させつつ、金属材料で形成していた従来の構成に比べて動作音を小さくすることもできる。以上の結果、本プリンタにおける等速ジョイント110は、軽量化を図り、トルク伝達時の動作音を小さくし、且つグリースの充填を不要にすることができる。そして、これにより、騒音やグリース汚染の制限を受けることがなくなり、従来では困難であった事務機、音響機器、医療機器、家庭用電化製品、食品製造機器などへの適用を可能にすることができる。
原動側回転体101や従動側回転体150を構成する樹脂材料に固体潤滑剤や潤滑油を添加して潤滑特性を高めることも可能である。固体潤滑剤としては、PTFE、黒鉛、二硫化モリブデン等を例示することができる。また、樹脂材料にガラス繊維、炭素繊維、各種鉱物性繊維(ウィスカー)を配合して強度を高めてもよく、固体潤滑剤等と併用してもよい。
ボール152としては、軸受鋼、ステンレス球、セラミックス球、合成樹脂からなる球などを利用することができる。中でも、ステンレス球は発錆の心配が無く、低価格であるため好適である。
なお、Y用の感光体に回転駆動力を伝達するための等速ジョイント110について説明したが、M,C,K用の感光体も同様の等速ジョイント及び駆動モータによって回転駆動力が伝達されるようになっている。
本プリンタにおけるプロセスユニット関連の駆動系を組み付ける際には、まず、図9に示すように、プリンタ本体の後側板70に固定された軸受73に対して、感光体軸172を図示しないプロセスユニット側から圧入する。そして、図10に示すように、感光体軸172に固定された固定リング173を軸受73の従動側の端面に突き当てることで、プリンタ本体に対する感光体軸172の軸線方向の位置決めを行う。
感光体軸172における原動側の端部には、原動側に向けて開口しながら軸線方向に延在する軸穴172aが設けられている。また、軸を軸線方向と直交する方向に貫通しながら軸穴172aと交差する貫通穴172bも設けられている。更には、互いに対向しながら軸線方向に延在して軸穴172aを2分する2つのスリット172cも設けられている。同図では、スリット172cが1つしか示されていないが、実際には、2つのスリット172cが図紙面に直交する方向で対向している。
感光体軸172を位置決めしたら、図11に示すように、内径が感光体軸172の外径よりも若干だけ大きくなっている金属製の抜け止め部材174を、感光体軸172の原動側端部の外周面に差し込む。このリング状の抜け止め部材174は、外周面の所定箇所に設けられた貫通開口174aと、これに対向する箇所に設けられたネジ穴174bとを有している。抜け止め部材174を感光体軸172の原動側端部の外周面に差し込んだら、抜け止め部材174を軸上で空回りさせて、抜け止め部材174の貫通開口174aと、感光体軸172の貫通開口172bと、抜け止め部材174のネジ穴174bとを一直線上に位置させる。
次に、図12に示すように、等速ジョイント110の従動側回転体150の従動側端部である軸部153を、連結軸体である感光体軸172の軸穴172a内に挿入する。従動側回転体150の軸部153にも、軸線方向に直交する貫通穴153aが形成されている。軸部153を感光体軸172の軸穴172a内に挿入したら、軸部153を軸穴172a内で空回りさせて、その貫通穴153aと、感光体軸172の貫通穴172b等とを一直線上に位置させる。この状態で、図13に示すように、雄ネジ部材175を、抜け止め部材174の貫通開口174aと、感光体軸172の貫通穴172bと、軸部153の貫通穴153aとに順に通した後、抜け止め部材174のネジ穴174bに締め付ける。すると、この締め付けに伴って、感光体軸172が軸線方向に直交する方向の両側からスリット172cに向けて変形して、軸穴172a内の軸部153を強く挟み込む。これにより、軸穴172aと軸部153とのガタツキをなくして、両者の軸心ズレを回避することができる。そして、感光体軸172と軸部153との偏心に起因する感光体速度変動による画像の色ズレや重ね合わせズレを抑えることができる。
なお、軸穴172aの直径を軸部153の直径以下にして、軸部153を軸穴172aに圧入する構成でも、軸穴172aと軸部153とのガタツキを無くすことができる。しかしながら、かかる構成では、軸穴172aや軸部153の寸法誤差や形状誤差により、圧入を困難にするロットが発生して、生産性の低下による高コスト化を引き起こしてしまう。これに対し、図示の例のように、感光体軸172をスリット172cで2分割し、雄ネジ部材175での締め付けによって2分割箇所をそれぞれ軸線方向に変形させる構成では、軸穴172aと軸部153との間に若干のクリアランスを設けることが可能である。このため、前述の生産性の低下を回避することができる。
以上のようにして従動側回転体150をセットしたら、次に、図14に示すように、駆動モータ100に接続されている原動側回転体101のカップ部121を、従動側回転体150の球体保持部151に係合させながら、駆動モータ100をブラケット80にネジ固定する。
なお、原動側回転体101のカップ部102をロータ100aの外部に設けた駆動モータ100の例について説明したが、図15に示すように、カップ部102をロータ100aの内部に設けてもよい。
また、本実施形態に係るプリンタにおけるプロセスユニット用の駆動伝達装置は、これまで説明してきた駆動モータ100、等速ジョイント110、側板70、軸受73、抜け止め部材174、固定リング173、感光体軸172等から構成されている。
次に、実施形態に係るプリンタに、より特徴的な構成を付加した各実施例のプリンタについて説明する。
[第1実施例]
先に示した図14において、駆動モータ100をブラケット80に取り付ける際には、原動側回転体101のカップ部102を、プリンタ本体側にセットされている従動側回転体150の球体保持部151に確実に係合せしめることができたか否かを目視で確認することが難しい。
そこで、本第1実施例に係るプリンタにおいては、図16に示すように、カップ部102の従動側端面であって且つ外溝106の延長線上の箇所に、樹脂やゴムなどといったある程度の変形可能な材料からなる突出部108を設けている。この突出部108は、外溝106の軸線方向における従動側の端で外溝106の底面よりも溝高さ方向に向けて突出している。
かかる構成では、カップ部102を球体保持部151に係合させるとき、より詳しくは、カップ部102の外溝106と内溝107との間に球体保持部151に保持されているボール152を係合させるときに、ボール152を突出部108の側面に突き当てる。そして、突出部108を微妙に変形させながら、ボール152に突出部108を乗り越えさせる際に、作業者にクリック感を与えて、カップ部102と球体保持部151との確実な係合を認識させることができる。
なお、突出部108については、全ての外溝106に対応させるように設けてもよいし、何れか1つの外溝106だけに対応させて設けてもよい。また、外溝106に代えて、内溝107に対応させて設けることも可能である。この場合、外溝106に対応させる場合に比べて、係合操作角度を大きく取ることができる。また、突出部108を外溝106や内溝107の底面に設けることも可能である。
[第2実施例]
本第2実施例に係るプリンタでは、先に図12に示した構成とは異なり、感光体軸172の原動側端部と、従動側回転体150の従動側端部との凹凸の関係がそれとは逆になっている。具体的には、図17に示すように、従動側回転体150の軸部153は、感光体軸172よりも大径になっている。そして、その従動側端面を開口させながら軸線方向に延びる軸穴153b内に、感光体軸172の原動側端部が挿入される。また、軸線方向と直交する方向に貫通しながら軸穴153bと交差する貫通穴153c、これに対向するネジ穴153d、及び、互いに対向しながら軸線方向に延在して軸穴153bを2分する2つのスリット153eも有している。
一方、感光体軸172の原動側端部には、軸線方向に延びる軸穴が形成されていない。その代わりに、軸線方向と直交する方向に貫通する貫通穴172dを有しており、従動側回転体150の軸部153の軸穴153bに挿入されると、自らの貫通穴172dを、軸部153の貫通穴153cやネジ穴153dに対向させる。このようにして、感光体軸172の貫通穴172dと、軸部153の貫通穴153c及びネジ穴153dとを一直線上に位置させた状態で、図18に示すように、雄ネジ部材175がそれら穴に通されて締め付けられる。かかる構成においても、実施形態に係るプリンタと同様に、雄ネジ部材175の締め付けに伴って、軸部153が軸線方向に直交する方向の両側からスリット153eに向けて変形して、感光体軸172を強く挟み込む。これにより、軸部153の軸穴と感光体軸172とのガタツキをなくして、両者の軸心ズレを回避することができる。そして、感光体軸172と軸部153との偏心に起因する感光体速度変動による画像の色ズレや重ね合わせズレを抑えることができる。
本第2実施例に係るプリンタでは、従動側回転体150の軸部153の軸線方向の長さを、感光体軸172における軸受73の原動側端面からの突出長さと同じ値に設定している。このため、図18に示したように、従動側回転体150の軸部153が、その軸穴に感光体軸172の原動側端部を挿入させた状態で軸部153の従動側端面を軸受73の原動側端面に突き当てている。かかる構成では、軸部153の従動側端面を軸受73の原動側端面に突き当てたことで、専用の部材を用いることなく、感光体軸172の軸受73からの抜けが阻止することができる。
[第3実施例]
先に示した図14において、駆動モータ100をブラケット80に固定する際に、球体保持部151とカップ部102との回転角度関係によっては、球体保持部151に保持されているボール152をカップ部102の外溝106と内溝107との間に挿入することができず、再度組付け直すなどの手間が生じる場合がある。
そこで、本第3実施例に係るプリンタでは、図19に示すように、カップ部102の従動側端面における回転方向の所定箇所に目印102aを設けている。また、球体保持部151のテーパー状の外周面における回転方向の所定箇所にも目印151bを設けている。図示のように、これら目印を互いに同じ回転角度位置に位置させる姿勢で、カップ部102を球体保持部151に係合させることで、両者を容易に係合させることができる。
これまで、感光体に駆動力を伝達する駆動伝達機構内に等速ジョイント110を設けた例について説明したが、他の駆動伝達機構内に等速ジョイント110を設けてもよい。例えば現像部材たる現像スリーブに駆動力を伝達する駆動伝達機構内に等速ジョイント110を設けてもよい。また例えば、表面無端移動体たる中間転写ベルトを張架しながら駆動する駆動ローラに対して駆動力を伝達する駆動伝達機構内に等速ジョイント110を設けてもよい。この場合、各色のプロセスユニット、光書込ユニット10及び転写ユニット11の組合せが、像担持体たる中間転写ベルトに可視像たるトナー像を形成する可視像形成手段として機能する。なお、実施形態においては、転写ユニット11を有さない可視像形成手段も存在する。具体的には、各色のプロセスユニット及び光書込ユニット10の組合せが、像担持体たる感光体に可視像たるトナー像を形成する可視像形成手段として機能している。
以上、実施形態に係るプリンタにおいては、原動側回転体101及び従動側回転体150のうち、原動側回転体101として、外輪103、これの内側に配設された内輪104、両者間の間隙による環状空間105、並びに、環状空間105の軸線方向に延在しながら互いに円方向に並ぶように外輪103の内周面や内輪104の外周面に設けられた3つの外溝106や内溝107を有するものを用いている。また、従動側回転体150として、互いに周方向に沿って並ぶように円筒状の周壁に設けられた複数の貫通穴151a内にそれぞれ球体たるボール152を保持する球体保持部151を有するものを用いている。そして、球体保持部151を環状空間内105に挿入し且つ球体保持部151に保持される3つのボール152を環状空間105内で3つの溝対(外溝106と内溝107との対)に係合させた状態で、3つのボール152を介して、両回転体間で回転駆動力を伝達させるようにしている。かかる構成では、いわゆる摺動方式の等速ジョイントで、回転駆動力を伝達することができる。
また、第1実施例に係るプリンタにおいては、外溝106の軸線方向の端で溝底面よりも溝高さ方向に向けて突出する突出部108を、3つの外溝106の少なくとも何れか1つに対応させて設けている。かかる構成では、既に述べたように、カップ部102を球体保持部151に係合させる際に、作業者にクリック感を与えて、カップ部102と球体保持部151との確実な係合を認識させることができる。
また、実施形態や各変形例に係るプリンタにおいては、従動側回転体150の従動側端部である軸部153に連結して従動回転する連結軸体たる感光体軸172を設けているので、感光体軸172やこれよりも従動側の感光体を等速で回転させることができる。
また、実施形態に係るプリンタでは、従動側回転体150として、軸線方向と直交する方向に貫通する貫通穴153aを従動側端部である軸部153に設けたものを用いるとともに、連結軸体たる感光体軸172として、軸部153が軸線方向に挿入される軸穴172aと、軸線方向と直交する方向に貫通しながら軸穴172aと交差する貫通穴172bと、互いに対向しながら軸線方向に延在して軸穴172aを2分する2つのスリット172cとを設けたものを用いている。そして、軸部153を感光体軸172の軸穴172aに挿入して軸部153の貫通穴153aと感光体軸172の貫通穴172bとを一直線上に位置させた状態で、雄ネジ部材175をそれら貫通穴に通して締め付けている。かかる構成では、既に述べたように、感光体軸172と軸部153との偏心に起因する感光体速度変動による画像の色ズレや重ね合わせズレを抑えることができる。
また、第2実施例に係るプリンタにおいては、感光体軸172として、軸線方向と直交する方向に貫通する貫通穴172dを原動側端部に設けたものを用いるとともに、従動側回転体150として、感光体軸172の原動側端部が軸線方向に挿入される軸穴153bと、軸線方向と直交する方向に貫通しながら軸穴153bと交差する貫通穴153cと、互いに対向しながら軸線方向に延在して軸穴153bを2分する2つのスリット153eとを軸部153に設けたものを用いている。そして、感光体軸172の原動側端部を軸部153の軸穴153bに挿入して感光体軸172貫通穴172dと軸部153の貫通穴153cとを一直線上に位置させた状態で、雄ネジ部材175をそれら穴に通して締め付けている。かかる構成においても、感光体軸172と軸部153との偏心に起因する感光体速度変動による画像の色ズレや重ね合わせズレを抑えることができる。
また、第2実施例に係るプリンタにおいては、感光体軸172を回転可能に受ける軸受73を設けるとともに、従動側回転体153として、感光体軸172の原動側端部が軸線方向に挿入される軸穴153bを有するものを用い、感光体軸172の原動側端部をその軸穴153bに挿入した状態で軸部153の従動側端面を軸受73の原動側端面に突き当てている。かかる構成では、既に述べたように、抜け防止用の専用の部材を設けることなく、従動側回転体150によって感光体軸172の軸受73からの抜けを阻止することができる。
また、第3実施例に係るプリンタにおいては、原動側回転体101及び従動側回転体150として、それぞれその回転方向の所定箇所に目印(102a、151b)を設けたものを用いている。かかる構成では、既に述べたように、それら目印を互いに同じ回転角度位置に位置させる姿勢で、カップ部102を球体保持部151に係合させることで、両者を容易に係合させることができる。
また、実施形態や各実施例に係るプリンタにおいては、ギヤを介することなく駆動モータ100の回転駆動力を感光体に伝達させるようにしているので、ギヤの偏心や噛み合い誤差に起因する感光体の速度変動を回避することができる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタのY用のプロセスユニットを示す拡大構成図。 (a)はプリンタ内にセットされたY用のプロセスユニットとその周囲構成とを示す縦断面図、(b)は同プリンタから取り外されている最中のY用のプロセスユニットをその周囲構成とともに示す縦断面図。 同プリンタの等速ジョイントとその周囲構成とを示す側面図。 同等速ジョイントとその周囲構成とを示す断面図。 同等速ジョイントの原動側回転体のカップ部を示す横断面図。 同等速ジョイントの従動側回転体の球体保持部を示す横断面図。 同カップ部とこれの環状空間内に係合した同球体保持部とを示す横断面図。 プリンタ本体の後側板に固定された軸受に圧入されようとしている感光体軸を示す側面図。 軸線方向に位置決めされた同感光体軸を示す側面図。 同感光体軸と、これに差し込まれようとしている抜け止め部材とを示す側面図。 同感光体軸及び同抜け止め部材と、同感光体軸の軸穴に挿入されようとしている同従動側回転体とを示す側面図。 雄ネジ部材が挿入されようとしている同感光体軸、同抜け止め部材及び同従動側回転体を示す側面図。 同カップ部が同球体保持部に係合せしめられながらブラケットに固定されようとしている駆動モータを示す側面図。 同駆動モータの変形例を示す断面図。 第1実施例に係るプリンタの等速ジョイントにおける係合部分を示す拡大断面図。 第2実施例に係るプリンタの感光体軸と、これに差し込まれようとしている従動側回転体とを示す側面図。 差し込み後の同感光体軸と従動側回転体とを示す側面図。 第3実施例に係るプリンタにおける等速ジョイントを従動側から示す拡大正面図。
符号の説明
1Y,M,C,K:プロセスユニット(可視像形成手段の一部)
2Y,M,C,K:感光体(潜像担持体、像担持体、表面無端移動体)
10:光書込ユニット(潜像形成手段、可視像形成手段の一部)
11:転写ユニット(転写手段)
42Y:現像スリーブ(現像部材)
70:後側板
73:軸受
100:駆動モータ
100a:ロータ
101:原動側回転体
102:カップ部
102a:目印
103:外輪
104:内輪
105:環状空間
106:外溝(溝)
107:内溝(溝)
108:突出部
109:原動軸部(原動軸)
110:等速ジョイント
150:従動側回転体
151:球体保持部
151a:貫通穴
151b:目印
152:ボール(球体)
153:軸部(従動側回転体の従動側端部)
153a:貫通穴
172:感光体軸(連結軸体)
172a:軸穴
172b:貫通穴
172c:スリット
172d:貫通穴
175:雄ネジ部材

Claims (10)

  1. 互いに軸線方向に並びながら係合する原動側回転体と従動側回転体との間で回転駆動力を伝達する等速ジョイントと、該原動側回転体に接続された駆動モータとを備え、該等速ジョイントを介して該駆動モータの回転駆動力を被駆動伝達体に伝達し、該原動側回転体及び従動側回転体における何れか一方の回転体が、外輪、これの内側に配設された内輪、両者間の間隙による環状空間、並びに、該環状空間の軸線方向に延在しながら互いに円方向に並ぶように該外輪の内周面及び該内輪の外周面の少なくとも一方に設けられた複数の溝、を有するものであり、他方の回転体が、互いに周方向に沿って並ぶように円筒状の周壁に設けられた複数の貫通穴内にそれぞれ球体を保持する球体保持部を有するものであり、且つ、該等速ジョイントが、該球体保持部を該環状空間内に挿入し且つ該球体保持部に保持される複数の該球体を該環状空間内で複数の該溝に係合させた状態で、複数の該球体を介して、両回転体間で回転駆動力を伝達するものである駆動伝達装置において、
    上記原動側回転体を、上記ロータに直接接続して上記駆動モータの原動軸として機能させたことを特徴とする駆動伝達装置。
  2. 請求項1の駆動伝達装置において、
    上記溝の底面から突出する、あるいは、該溝の軸線方向の端で溝の底面よりも高さ方向に向けて突出する、突出部を、上記複数の溝の少なくとも何れか1つに設けたことを特徴とする駆動伝達装置。
  3. 請求項1又は2の駆動伝達装置において、
    上記従動側回転体の従動側端部に連結して従動回転する連結軸体を設けたことを特徴とする駆動伝達装置。
  4. 請求項3の駆動伝達装置において、
    上記従動側回転体として、軸線方向と直交する方向に貫通する貫通穴を上記従動側端部に設けたものを用いるとともに、
    上記連結軸体として、該従動側回転体の該従動側端部が軸線方向に挿入される軸穴と、軸線方向と直交する方向に貫通しながら該軸穴と交差する貫通穴と、互いに対向しながら軸線方向に延在して該軸穴を2分する2つのスリットとを設けたものを用い、
    該従動側回転体の該従動側端部を該連結軸体の該軸穴に挿入して該従動側回転体の貫通穴と該連結軸体の貫通穴とを一直線上に位置させた状態で、雄ネジ部材をそれら貫通穴に通して締め付けたことを特徴とする駆動伝達装置。
  5. 請求項3の駆動伝達装置において、
    上記連結軸体として、軸線方向と直交する方向に貫通する貫通穴を原動側端部に設けたものを用いるとともに、
    上記従動側回転体として、該連結軸体の該原動側端部が軸線方向に挿入される軸穴と、軸線方向と直交する方向に貫通しながら該軸穴と交差する貫通穴と、互いに対向しながら軸線方向に延在して該軸穴を2分する2つのスリットとを設けたものを用い、
    該連結軸体の該原動側端部を該従動側回転体の該軸穴に挿入して該連結軸体の貫通穴と該従動側回転体の貫通穴とを一直線上に位置させた状態で、雄ネジ部材をそれら貫通穴に通して締め付けたことを特徴とする駆動伝達装置。
  6. 請求項3の駆動伝達装置において、
    上記連結軸体を回転可能に受ける軸受を設けるとともに、上記従動側回転体として、該連結軸体の原動側端部が軸線方向に挿入される軸穴を有するものを用い、該連結軸体の原動側端部を該軸穴に挿入した状態で該従動側回転体の従動側端面を該軸受の原動側端面に突き当てたことを特徴とする駆動伝達装置。
  7. 請求項1又は2の駆動伝達装置において、
    上記原動側回転体及び従動側回転体として、それぞれその回転方向の所定箇所に目印を設けたものを用いたことを特徴とする駆動伝達装置。
  8. 無端移動する表面に可視像を担持する像担持体と、該表面に可視像を形成する可視像形成手段と、該像担持体に駆動力を伝達する駆動伝達装置とを備える画像形成装置において、
    上記駆動伝達装置として、請求項1乃至7の何れかの駆動伝達装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、無端移動する表面に担持した現像剤によって該潜像担持体上の潜像を現像する現像部材と、該潜像担持体又は該現像部材に駆動力を伝達する駆動伝達手段とを備える画像形成装置において、
    上記駆動伝達装置として、請求項1乃至7の何れかの駆動伝達装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項8又は9の画像形成装置において、
    上記像担持体、潜像担持体又は現像部材と、上記駆動伝達装置とを一直線上に並べて配設し、ギヤを介することなく上記駆動モータの回転駆動力を該像担持体、潜像担持体又は現像部材に伝達させるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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