JP6413977B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱部材に断熱ブッシュを備えた定着装置と、この定着装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンター、複合機等の画像形成装置は、用紙等の記録媒体にトナー像を定着させる定着装置を備える。定着装置は、熱源によって加熱される加熱部材(加熱ローラー)と、加熱部材に圧接して定着ニップを形成する加圧部材(加圧ローラー)とを備える。トナー像を担持する記録媒体が加熱部材と加圧部材の間の定着ニップに通紙されると、加熱部材が記録媒体の表面上のトナー画像に熱を与え、加圧部材が記録媒体に裏面側から圧力を与える。これにより、定着装置では、トナー画像が記録媒体上に定着する。
加熱部材や加圧部材は、定着装置の筐体の内部に回転可能に支持される。加熱部材の回転軸(芯金)の両端部は、筐体に固定して取り付けられた2つの軸受け(例えば、ボールベアリング)に挿通される。また、加熱部材から軸受けや筐体等の他の部材への伝熱を防止するために、加熱部材の両端部には断熱ブッシュが設けられる。断熱ブッシュは、例えば、樹脂で形成され、略円環状を有する。断熱ブッシュは、加熱部材の回転軸の周囲に嵌合されると共に、軸受けに挿通される。また、断熱ブッシュは加熱部材からの伝熱によって膨張するので、このような熱膨張を吸収するために、断熱ブッシュには、加熱部材の軸方向に沿ってスリットが形成される。
例えば、特許文献1には、記録媒体上のトナー画像をローラーによって定着させる定着装置が開示されている。このローラーは、芯金と、該芯金の両端に嵌合され、該芯金の軸方向に沿ってスリットが形成された一対の断熱ブッシュと、を備えるとともに、一対の軸受けによって装置本体に対し回動可能に支持されている。
特開2013−97080号公報
上記したような定着装置では、断熱ブッシュにスリットが形成されているので、加熱部材を回転させることによって、断熱ブッシュには、スリットを周方向及び軸方向に広げようとする力が掛かり、断熱ブッシュにねじれ等の力が掛かる。断熱ブッシュは、加熱部材の回転に伴って回転するため、断熱ブッシュやそのスリットが受ける力は回転に伴って変動する。このため、断熱ブッシュは、加熱部材の回転周期でねじれと復元とを繰り返して変形し、この変形時のスリットの動きによって異音が発生してしまう。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、加熱部材からの伝熱を確実に防止しつつ、異音発生を抑制することを目的とする。
本発明の定着装置は、筐体と、前記筐体内に回転可能に配置されていて、熱源によって加熱される加熱部材と、前記筐体内に回転可能に配置されていて、前記加熱部材に対向配置されると共に、前記加熱部材に圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、前記加熱部材の回転軸の端部の周囲に嵌合される断熱ブッシュと、を備え、前記断熱ブッシュは、前記回転軸の端部の周囲で円環状を成すように配置される複数のブッシュ部材からなり、前記複数のブッシュ部材は、前記回転軸の周方向に沿った円弧状に形成され、前記回転軸の周方向において互いに所定の隙間を空けて配置されることを特徴とする。
このような構成を採用することで、加熱部材から筐体や軸受け等の他の部材への伝熱を防止する断熱ブッシュを周方向に分離した複数のブッシュ部材に分けることにより、加熱部材が回転しても、断熱ブッシュに対して周方向に係る力を分散することができる。そのため、断熱ブッシュがねじれと復元とを繰り返すような変形を抑制することができ、このような変形によって生じる異音の発生を抑制することができる。また、複数のブッシュ部材は、周方向に隙間(スリット)を空けて配置されているため、加熱部材からの伝熱による膨張を十分に吸収することができ、断熱ブッシュの破損を回避することができる。
前記各ブッシュ部材は、前記回転軸の周方向の一方側の端部が当該周方向に突出する凸部を備えると共に、前記回転軸の周方向の他方側の端部が前記凸部と係合可能な凹部を備えるように形成されると良い。
このような構成を採用することで、断熱ブッシュの複数のブッシュ部材が、凸部及び凹部で係合されることにより、断熱ブッシュによって生じる異音の発生を抑制しつつ、複数のブッシュ部材が互いに軸方向にずれることを防止することができる。
前記断熱ブッシュは、前記回転軸の周方向における前記凸部と前記凹部との間の隙間が、前記回転軸の軸方向における前記凸部と前記凹部との間の隙間よりも大きくなるように構成されると良い。
このような構成を採用することで、断熱ブッシュの複数のブッシュ部材の凸部及び凹部は、周方向の隙間が軸方向の隙間よりも大きくなるように係合して配置されるため、断熱ブッシュの軸方向のずれを防止しつつ、加熱部材からの伝熱による周方向への膨張を十分に吸収することができ、断熱ブッシュの破損を回避することができる。
前記断熱ブッシュの内周面及び前記回転軸の端部の外周面の一方側に、径方向に突出した係合部を備え、前記断熱ブッシュの内周面及び前記回転軸の端部の外周面の他方側に、前記係合部と係合可能な被係合部を備えると良い。
このような構成を採用することで、断熱ブッシュは、回転軸や軸受け等の他の部材によって保持される。断熱ブッシュは、係合部が被係合部に係合しているため、回転軸からの軸方向のずれ(抜け)が防止される。そのため、断熱ブッシュの抜け止め用の止め輪を必要としなくなり、組立性が向上すると共に、加熱部材の長さを短くすることができるため、定着装置のコストダウン及びダウンサイジングを図ることができる。
前記断熱ブッシュは、前記回転軸の周方向における前記係合部と前記被係合部との間の隙間が、前記回転軸の軸方向における前記係合部と前記被係合部との間の隙間よりも大きくなるように構成されると良い。
このような構成を採用することで、断熱ブッシュ及び回転軸の係合部及び被係合部は、周方向の隙間が軸方向の隙間よりも大きくなるように係合して配置されるため、断熱ブッシュの軸方向のずれを防止しつつ、加熱部材からの伝熱による周方向への膨張を十分に吸収することができ、断熱ブッシュの破損を回避することができる。
本発明の画像形成装置は、上記したいずれかの定着装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、加熱部材からの伝熱を確実に防止しつつ、異音発生を抑制することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るカラープリンターの構成の概略を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るカラープリンターにおける定着装置の外観を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るカラープリンターにおける定着装置を示す斜視断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るカラープリンターにおける定着装置を示す側断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るカラープリンターにおける定着装置の前部を拡大した側断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラー及び加圧ローラーを示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラー、ベアリング及び断熱ブッシュを示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラー、ベアリング及び断熱ブッシュを示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラーの断熱ブッシュを示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラーのベアリングの取り付け構造を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラーの断熱ブッシュを示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラーの断熱ブッシュの一部を拡大した斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラーの断熱ブッシュを示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラーの芯金の前部を拡大した斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラー、ベアリング及び断熱ブッシュの取り付け構造を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラー、ベアリング及び断熱ブッシュを示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラー、ベアリング及び断熱ブッシュを拡大した分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るカラープリンターの定着装置における加熱ローラー、ベアリング及び断熱ブッシュの取り付け構造を示す上断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るカラープリンターにおける定着装置の前部を拡大した側断面図である。
先ず、本発明の第1の実施形態に係るカラープリンター1(画像形成装置)の全体の構成について図1を参照しながら説明する。以下、説明の便宜上、図1における紙面手前側をカラープリンター1の前側とする。
カラープリンター1は、箱型状のプリンター本体2を備え、プリンター本体2の下部には用紙(記録媒体)を収納した給紙カセット3が設けられ、プリンター本体2の上部には排紙トレイ4が設けられる。
プリンター本体2の中央部には、中間転写ベルト5(像担持体)が複数のローラー間に架設され、中間転写ベルト5の下方には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光装置6が配置される。中間転写ベルト5の下側には、4個の画像形成部7がトナーの色(例えば、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色)毎に設けられる。中間転写ベルト5の右端には、二次転写部8が設けられ、中間転写ベルト5の左端には、クリーニング装置10が設けられる。二次転写部8は、中間転写ベルト5の右端側の一部と二次転写ローラー8aとで構成される。
各画像形成部7には、感光体ドラム11が回転可能に設けられており、感光体ドラム11の周囲には、帯電器12と、現像器13と、一次転写部14と、クリーニング部15と、除電器16とが、一次転写のプロセス順に配置されている。現像器13の上方には、各画像形成部7と対応するトナーコンテナ17が、トナーの色(例えば、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色)毎に設けられている。一次転写部14は、中間転写ベルト5の各画像形成部7側の一部と一次転写ローラー14aとで構成される。
プリンター本体2の一側(図面上右側)には、用紙の搬送経路20が上下方向に設けられている。搬送経路20の上流端には給紙部21が設けられ、搬送経路20の中流部には上記の二次転写部8が設けられ、搬送経路20の下流部には定着装置22が設けられ、搬送経路20の下流端には排紙口23が設けられる。定着装置22の詳細は後述する。
次に、このような構成を備えたカラープリンター1の画像形成動作について説明する。カラープリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着装置22の温度設定等の初期設定が実行される。そして、カラープリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
先ず、帯電器12によって感光体ドラム11の表面が帯電された後、露光装置6からのレーザー光(矢印P参照)により感光体ドラム11の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、トナーコンテナ17から供給されるトナーによって現像器13が対応する色のトナー像に現像する。このトナー像は、一次転写部14において中間転写ベルト5の表面に一次転写される。例えば、一次転写部14では、トナーと逆極性の電圧を一次転写ローラー14aに印加することで、感光体ドラム11に形成されたトナー像が中間転写ベルト5に一次転写される。以上の動作を各画像形成部7が順次繰り返すことによって、中間転写ベルト5上にフルカラーのトナー像が形成される。なお、感光体ドラム11上に残留したトナー及び電荷は、クリーニング部15及び除電器16によって除去される。
一方、給紙部21によって給紙カセット3又は手指しトレイ(図示せず)から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて二次転写部8へと搬送され、二次転写部8において、中間転写ベルト5上のフルカラーのトナー像が用紙に二次転写される。トナー像を二次転写された用紙は、搬送経路20を下流側へと搬送されて定着装置22に進入し、この定着装置22において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙口23から排紙トレイ4上に排出される。
次に、図2〜図6を参照して、定着装置22について説明する。図2〜図6に示すように、定着装置22は、筐体30と、加熱ローラー31(加熱部材)と、加圧ローラー32(加圧部材)と、を備える。
筐体30は、前後方向に長形の略箱状に形成され、筐体30の下部には、用紙を下方から筐体30の内部へと導入するための下開口部30aが形成され、筐体30の上部には、用紙を筐体30の内部から上方へと導出するための上開口部30bが形成される。
加熱ローラー31は、前後方向に長形の略円柱状に形成され、筐体30の内部左側に設けられる。加熱ローラー31の前後両端部が筐体30の前壁及び後壁にそれぞれ軸支されて、加熱ローラー31が筐体30の内部で回転可能に配置される。即ち、加熱ローラー31の軸方向は前後方向である。
加熱ローラー31は、例えば、芯金33(回転軸)と、芯金33に周設される離型層34と、芯金33に内設されるハロゲンヒーター35(熱源)と、を備える。芯金33は、前後方向に長形の略円筒状に形成され、前後両端部の外径(外周)が中央部の外径(外周)よりも小さく、また、前端部の軸方向の長さが後端部の軸方向の長さよりも短くなるように形成される。加熱ローラー31において、芯金33は、例えば、ステンレスやアルミニウム等の金属によって形成され、離型層34は、例えば、PFA等のフッ素系樹脂によって形成されている。ハロゲンヒーター35は、芯金33の内部で前端から後端まで延設されている。
加圧ローラー32は、前後方向に長形の円柱状に形成され、筐体30の内部右側に設けられる。加圧ローラー32の前後両端部が筐体30の前壁及び後壁にそれぞれ軸支されて、加圧ローラー32が筐体30の内部で回転可能に配置される。加熱ローラー31及び加圧ローラー32は、互いの周面が対向するように配置されていて、加圧ローラー32が加熱ローラー31に圧接することで加熱ローラー31及び加圧ローラー32の間に定着ニップ36が形成される。
次に、図7〜図10を参照して、定着装置22における加熱ローラー31の筐体30への取り付け構造について説明する。
加熱ローラー31の芯金33の前後両端部は、筐体30の前壁及び後壁に形成された支持穴44(図4等参照)にそれぞれ挿通される。加熱ローラー31において、芯金33の前後方向の各端部には、ボールベアリング等のベアリング40(軸受け)、断熱ブッシュ41及び止め輪42が取り付けられ、更に、芯金33の後端部には、駆動ギア43が取り付けられる。この駆動ギア43は、芯金33の後端部に周設されていて、モーター等の駆動部(図示せず)からの駆動力を加熱ローラー31に伝達して加熱ローラー31を回転させるように構成される。
なお、芯金33の前端部と後端部とで、ベアリング40、断熱ブッシュ41及び止め輪42の取り付け構造は、前後方向が逆であることを除いて同様である。そこで、以下では、芯金33の前端部に対する取り付け構造について説明し、芯金33の後端部に対する取り付け構造について同様の説明は省略する。
ベアリング40は、円環状に形成されていて、ベアリング40の内周側が芯金33の前端部の外周に嵌合されると共に、ベアリング40の外周側が筐体30の前壁に設けられた支持穴44(図4等参照)の内周に嵌合される。これにより、ベアリング40によって、加熱ローラー31は筐体30に回転可能に支持される。
また、ベアリング40の前端外周面には径方向外側に突出した第1フランジ45が形成されていて、ベアリング40は、第1フランジ45が軸方向外側(前方)から筐体30の前壁に当接するように、筐体30及び芯金33に対して取り付けられる。ところで、筐体30には、支持穴44の周囲に軸方向外側(前方)からビス46を締結可能なビス穴(図示せず)が形成される。ビス46と筐体30の前壁との間に第1フランジ45を挟持するようにビス46をビス穴に締結することで、ベアリング40の支持穴44からの抜け止めがなされ、ベアリング40は、筐体30に固定して取り付けられる。
断熱ブッシュ41は、円環状に形成されていて、芯金33の前端部の外周に嵌合され、更に、芯金33の前端部の外周とベアリング40の内周との間に介装される。また、断熱ブッシュ41の前端外周面には径方向外側に突出した第2フランジ47が形成されていて、断熱ブッシュ41は、第2フランジ47が軸方向外側(前方)からベアリング40の前壁に当接するように芯金33及びベアリング40に対して取り付けられる。この第2フランジ47によって、断熱ブッシュ41のベアリング40からの軸方向のずれが抑制される。
断熱ブッシュ41は、複数のブッシュ部材48、49、例えば、2つのブッシュ部材48、49からなり、2つのブッシュ部材48、49は、芯金33の周方向に沿った円弧状、例えば、芯金33の周方向においてそれぞれ同じ長さを有する略半円状に形成される。なお、2つのブッシュ部材48、49は、芯金33の周方向において異なる長さを有する円弧状に形成されていてもよい。
2つのブッシュ部材48、49は、それぞれの周方向端部を順に繋げて芯金33の前端部の周囲で円環状を成すように配置され、芯金33とベアリング40との間に1つの断熱ブッシュ41として保持される。換言すれば、2つのブッシュ部材48、49は、一方のブッシュ部材48の周方向両端部と他方のブッシュ部材49の周方向両端部とが対向して配置されることで1つの断熱ブッシュ41となる。2つのブッシュ部材48、49は、芯金33の周方向において互いに所定の隙間41a(スリット)を空けて配置され、これにより、断熱ブッシュ41に軸方向のスリットが形成される。
止め輪42は、例えば、C型止め輪で構成される。止め輪42は、軸方向においてベアリング40及び断熱ブッシュ41よりも軸方向外側(前方)で、芯金33の前端部の外周に形成された円環状の溝部50に嵌合されて芯金33に対して固定して取り付けられる。止め輪42によって、断熱ブッシュ41の軸方向外側(前方)への移動が規制され、即ち、止め輪42が、断熱ブッシュ41の芯金33から軸方向外側(前方)への抜け止めになっている。
なお、芯金33の後端部では、軸方向において断熱ブッシュ41と止め輪42との間に駆動ギア43が取り付けられる。この場合、止め輪42が断熱ブッシュ41及び駆動ギア43の抜け止めになっていてもよいが、駆動ギア43が芯金33に固定して取り付けられることで断熱ブッシュ41の抜け止めになっていてもよい。
本実施形態によれば、上述のように、カラープリンター1(画像形成装置)の定着装置22は、筐体30と、筐体30内に回転可能に配置されていて、ハロゲンヒーター35(熱源)によって加熱される加熱ローラー31(加熱部材)と、筐体30内に回転可能に配置されていて、加熱ローラー31に対向配置されると共に、加熱ローラー31に圧接して定着ニップ36を形成する加圧ローラー32(加圧部材)と、加熱ローラー31の芯金33(回転軸)の端部の周囲に嵌合される断熱ブッシュ41と、を備える。断熱ブッシュ41は、芯金33の端部の周囲で円環状を成すように配置される複数のブッシュ部材48、49からなる。複数のブッシュ部材48、49は、芯金33の周方向に沿った円弧状に形成され、芯金33の周方向において互いに所定の隙間41a(スリット)を空けて配置される。
このように、加熱ローラー31から筐体30やベアリング40等の他の部材への伝熱を防止する断熱ブッシュ41を周方向に分離した複数(2つ)のブッシュ部材48、49に分けることにより、加熱ローラー31が回転しても、断熱ブッシュ41に対して周方向に係る力を分散することができる。そのため、断熱ブッシュ41がねじれと復元とを繰り返すような変形を抑制することができ、このような変形によって生じる異音の発生を抑制することができる。また、複数(2つ)のブッシュ部材48、49は、周方向に隙間41a(スリット)を空けて配置されているため、加熱ローラー31からの伝熱による膨張を十分に吸収することができ、断熱ブッシュ41の破損を回避することができる。
このように、本発明によれば、カラープリンター1(画像形成装置)の定着装置22は、加熱ローラー31(加熱部材)からの伝熱を確実に防止しつつ、異音発生を抑制することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る定着装置22について、図11及び図12を用いて説明する。第2の実施形態では、断熱ブッシュ41の構成のみが第1の実施形態と異なるため、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。また、第2の実施形態では、軸方向の前側及び後側の断熱ブッシュ41は、前後方向が逆であることを除いて同様の構成を有する。そこで、以下では、前側の断熱ブッシュ41の構成について説明し、後側の断熱ブッシュ41の同様の構成については説明を省略する。
第2の実施形態の定着装置22において、断熱ブッシュ41は、複数(2つ)のブッシュ部材48、49からなる。各ブッシュ部材48、49は、芯金33の周方向の一方側の端部が当該周方向に突出する凸部51を備えると共に、芯金33の周方向の他方側の端部が凸部51と係合可能な凹部52を備えるように構成される。
また、第2の実施形態において、断熱ブッシュ41のブッシュ部材48、49は、芯金33の周方向における凸部51と凹部52との間の隙間D1が、芯金33の軸方向における凸部51と凹部52との間の隙間D2よりも大きくなるように構成されるとよい(図12参照)。
第2の実施形態によれば、断熱ブッシュ41の複数(2つ)のブッシュ部材48、49が、凸部51及び凹部52で係合されることにより、断熱ブッシュ41によって生じる異音の発生を抑制しつつ、複数のブッシュ部材48、49が互いに軸方向にずれることを防止することができる。
また、断熱ブッシュ41の複数(2つ)のブッシュ部材48、49の凸部51及び凹部52は、周方向の隙間D1が軸方向の隙間D2よりも大きくなるように係合して配置されるため、断熱ブッシュ41の軸方向のずれを防止しつつ、加熱ローラー31からの伝熱による周方向への膨張を十分に吸収することができ、断熱ブッシュ41の破損を回避することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る定着装置22について、図13〜図19を用いて説明する。第3の実施形態では、断熱ブッシュ41の構成のみが第1の実施形態及び第2の実施形態と異なるため、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の構成については説明を省略する。また、第3の実施形態では、軸方向の前側及び後側の断熱ブッシュ41は、前後方向が逆であることを除いて同様の構成を有する。そこで、以下では、前側の断熱ブッシュ41の構成について説明し、後側の断熱ブッシュ41の同様の構成については説明を省略する。
第3の実施形態の定着装置22において、断熱ブッシュ41は、複数(2つ)のブッシュ部材48、49の内周面上に、径方向内側に突出した突出部53、54を周方向両端部に備える。
複数のブッシュ部材48、49が円環状を成すように配置されるときに、隣り合う2つのブッシュ部材48、49の2つの端部にそれぞれ設けられた2つの突出部53、54が、1つの係合部55を構成する。即ち、断熱ブッシュ41は、複数のブッシュ部材48、49の継ぎ目毎に係合部55を有する。
なお、第3の実施形態において、前側及び後側の断熱ブッシュ41は、上記した第2フランジ47に代えて、径方向外側に突出した第3フランジ56をそれぞれ後端及び前端の外周面に備える。
また、芯金33の外周面には、断熱ブッシュ41の係合部55に対応する位置に係合部55と係合可能な被係合部57が形成される。第3の実施形態において、被係合部57は、芯金33の外周面に貫通形成された係合部55と同数の穴で構成されるが、他の実施形態では、被係合部57は、外周面に形成された円環状の溝で構成されてもよい。
第3の実施形態における芯金33と断熱ブッシュ41との取り付け構造では、先ず、断熱ブッシュ41の係合部55を芯金33の被係合部57に係合させることで、断熱ブッシュ41が芯金33に取り付けられる。
そして、断熱ブッシュ41の外周には、ベアリング40が嵌合される。ベアリング40は、その後端が軸方向外側(前方)から断熱ブッシュ41の第3フランジ56に当接するように芯金33及び断熱ブッシュ41に対して取り付けられる。第3フランジ56によって、ベアリング40の断熱ブッシュ41からの軸方向のずれが抑制される。また、ベアリング40は、上記した第1の実施形態と同様に、ビス46と筐体30の前壁との間に第1フランジ45を挟持することで、筐体30に固定して取り付けられる。
上記した取り付け構造によって、断熱ブッシュ41は、芯金33及びベアリング40によって保持される。
また、第3の実施形態において、芯金33及び断熱ブッシュ41のブッシュ部材48、49は、断熱ブッシュ41の係合部55と芯金33の被係合部57との周方向における隙間D3が、断熱ブッシュ41の係合部55と芯金33の被係合部57との軸方向における隙間D4よりも大きくなるように構成されるとよい(図18参照)。
なお、上記した第3の実施形態では、係合部55を断熱ブッシュ41の複数のブッシュ部材48、49の継ぎ目毎に備える構成を説明したが、この構成に限定されない。例えば、他の実施形態では、係合部55を複数のブッシュ部材48、49のそれぞれの周方向中央部に備えて構成してもよい。あるいは、他の実施形態では、係合部55を、断熱ブッシュ41ではなく、芯金33の外周面上に径方向外側に突出した形状で形成してもよい。この場合、被係合部57は、断熱ブッシュ41のブッシュ部材48、49の内周面に、貫通形成された穴や円環状の溝として形成される。
第3の実施形態によれば、上述のように、カラープリンター1の定着装置22は、断熱ブッシュ41の内周面及び芯金33の前後方向の各端部の外周面の一方側に、径方向に突出した係合部55を備え、断熱ブッシュ41の内周面及び芯金33の前後方向の各端部の外周面の他方側に、係合部55と係合可能な被係合部57を備える。
これにより、断熱ブッシュ41は、芯金33及びベアリング40によって保持される。断熱ブッシュ41は、係合部55が芯金33の被係合部57に係合しているため、芯金33からの軸方向のずれ(抜け)が防止される。なお、ベアリング40は、ビス締結することで筐体30に固定取り付けされて筐体30からの抜け止めができていて、断熱ブッシュ41は、第3フランジ56がベアリング40の後端に当接するため抜け止めができている。そのため、断熱ブッシュ41の抜け止め用の止め輪を必要としなくなり、組立性が向上すると共に、加熱ローラー31の長さを短くすることができるため、定着装置22のコストダウン及びダウンサイジングを図ることができる。
また、断熱ブッシュ41及び芯金33の係合部55及び被係合部57は、周方向の隙間D3が軸方向の隙間D4よりも大きくなるように係合して配置されるため、断熱ブッシュ41の軸方向のずれを防止しつつ、加熱ローラー31からの伝熱による周方向への膨張を十分に吸収することができ、断熱ブッシュ41の破損を回避することができる。
なお、上記した第3の実施形態では、第1の実施形態における断熱ブッシュ41に係合部55又は被係合部57を適用する構成を説明したが、係合部55及び被係合部57を適用できる構成はこれに限定されない。例えば、他の実施形態では、第3の実施形態による係合部55及び被係合部57は、第2の実施形態のように凸部51及び凹部52を備えた複数のブッシュ部材48、49からなる断熱ブッシュ41や他の構成からなる断熱ブッシュに適用することが可能である。
本実施形態では、略半円状の2つのブッシュ部材48、49からなる断熱ブッシュ41の構成について説明したが、断熱ブッシュ41の構成はこれに限定されない。例えば、他の実施形態では、断熱ブッシュ41は、3つ以上のブッシュ部材からなり、3つ以上のブッシュ部材は、芯金33の周方向に沿った円弧状、例えば、芯金33の周方向においてそれぞれ同じ長さを有する円弧状に形成され、芯金33の周方向において互いに所定の隙間を空けて配置されるとよい。なお、3つ以上のブッシュ部材は、芯金33の周方向において異なる長さを有する円弧状に形成されていてもよい。
本実施形態では、カラープリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、モノクロプリンター、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用しても良い。
1 カラープリンター(画像形成装置)
22 定着装置
30 筐体
31 加熱ローラー(加熱部材)
32 加圧ローラー(加圧部材)
33 芯金(回転軸)
35 ハロゲンヒーター
36 定着ニップ
40 ベアリング(軸受け)
41 断熱ブッシュ
42 止め輪
43 駆動ギア
44 支持穴
45 第1フランジ
46 ビス
47 第2フランジ
48 ブッシュ部材
49 ブッシュ部材
50 溝部
51 凸部
52 凹部
53 突出部
54 突出部
55 係合部
56 第3フランジ
57 被係合部

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に回転可能に配置されていて、熱源によって加熱される加熱部材と、
    前記筐体内に回転可能に配置されていて、前記加熱部材に対向配置されると共に、前記加熱部材に圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、
    内周側が前記加熱部材の回転軸の端部の外周に嵌合されると共に、外周側が前記筐体の壁に設けられた支持穴の内周に嵌合されるベアリングと、
    前記回転軸の端部の周囲に嵌合され、更に、前記回転軸の端部の外周と前記ベアリングの内周との間に介装される断熱ブッシュと、
    を備え、
    前記断熱ブッシュは、前記回転軸の端部の周囲で円環状を成すように配置される複数のブッシュ部材からなり、
    前記複数のブッシュ部材は、前記回転軸の周方向に沿った円弧状に形成され、前記回転軸の周方向において互いに所定の隙間を空けて配置され、
    前記各ブッシュ部材は、前記回転軸の周方向の一方側の端部が当該周方向に突出する凸部を備えると共に、前記回転軸の周方向の他方側の端部が前記凸部と係合可能な凹部を備えるように形成され、
    前記断熱ブッシュは、前記回転軸の周方向における前記凸部と前記凹部との間の隙間が、前記回転軸の軸方向における前記凸部と前記凹部との間の隙間よりも大きくなるように構成され、
    前記ベアリングは、外周面から径方向外側に突出した第1フランジを有し、前記第1フランジをビスと前記筐体の壁との間に挟持するように前記ビスを前記筐体の壁に締結することで、前記ベアリングが前記筐体に固定され、
    前記断熱ブッシュは、外周面から径方向外側に突出した第2フランジを有し、前記第2フランジを軸方向外側から前記ベアリングに当接させた状態で取り付けられることを特徴とする定着装置。
  2. 前記断熱ブッシュの内周面及び前記回転軸の端部の外周面の何れか一方に、径方向に突出した係合部を備え、前記断熱ブッシュの内周面及び前記回転軸の端部の外周面の他方に、前記係合部と係合可能な被係合部を備えることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記断熱ブッシュは、前記回転軸の周方向における前記係合部と前記被係合部との間の隙間が、前記回転軸の軸方向における前記係合部と前記被係合部との間の隙間よりも大きくなるように構成されることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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