JP2016033314A - 車両通行規制装置 - Google Patents

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淳二 中西
Junji Nakanishi
淳二 中西
博 黒屋
Hiroshi Kuroya
博 黒屋
雅活 牧野
Masakatsu Makino
雅活 牧野
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Abstract

【課題】施工時の負担の軽減と、破損時の補修が容易な車両通行規制装置を提供する。【解決手段】車両の通行を規制する通行規制部材2と、該通行規制部材2を昇降させて路面R上に出没させるスライド式昇降手段としてのロッドレスシリンダー7とを備えた車両通行規制装置1であって、ロッドレスシリンダー7は、通行規制部材2を下側から支持する可動部としてのスライド体41と、上下方向に延びる案内部としての案内レール42に沿ってスライド体41を上下動させる本体部としてのシリンダーチューブ40とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の進入禁止や交通規制等に好適に利用可能な車両通行規制装置に関する。
車両の進入禁止や交通規制等のための規制装置として、車両の通行を規制する通行規制部材と、路面下に埋設状に配置されて、通行規制部材を出没させる昇降手段とを備えたものが種々提案され、実用化されている。
具体的には、1対のガイドパイプを相互に間隔をあけて縦向きに埋設し、該ガイドパイプに支柱パイプをそれぞれ嵌挿し、1対の支柱パイプの上端部に遮断用梁を架設状に設け、ガイドパイプと支柱パイプとにわたってその内部空間に、水圧、油圧、空圧等により伸縮する伸縮チューブを嵌挿し、伸縮チューブを伸縮させることで、前記遮断用梁を路面上に出没自在となした出没自在のさく(特許文献1参照)や、路面下に埋設固定される筒体に、倒立有底筒状の車両通行阻止部材を上下方向に摺動自在に内嵌し、車両通行阻止部材に内嵌可能なエアシリンダを車両通行阻止部材と同軸状に路面下に設け、エアシリンダのピストンロッドを車両通行阻止部材の天板の下面に固定し、車両通行阻止部材をエアシリンダによって路面上に突出させた作用状態と、路面下に没入させた非作用状態とに切り換え可能となした車両通行規制装置(特許文献2参照)などが提案されている。
実開昭50−41327号公報 実公昭63−32173号公報
しかし、特許文献1記載の出没自在のさくでは、遮断用梁の上昇時にパイプ支柱が路面上に露出するので、車両が遮断用梁やパイプ支柱に衝突した際に、遮断用梁だけでなくパイプ支柱が破損し、ひいては、装置そのものの破損につながる。また、特許文献2記載の車両通行規制装置においても、車両通行阻止部材の上昇時に、エアシリンダのピストンロッドが車両通行阻止部材と共に路面上に上昇するので、車両が車両通行阻止部材に衝突した際にピストンロッドが破損し、ひいては、装置そのものの破損につながるという問題がある。また、特許文献2記載の車両通行規制装置において、このような問題を防止するために、エアシリンダ全体を路面下に配置すると共に、車両通行阻止部材を上昇させたときにおいても、伸長したピストンロッド全体が路面下に配置されて、車両衝突時に、遮断用梁や車両通行阻止部材のみが破損し、高価なエアシリンダが破損しないように構成することも可能であるが、このように構成すると、エアシリンダを収納する孔が深くなり、該孔の削孔作業の負担が大きくなるという別の問題が発生する。
本発明は、車両衝突時に、仮に破損したとしても通行規制部材のみの破損とし、容易に補修、交換等ができると共に、高価なロッドレスシリンダーの破損を効果的に防止することを目的とする。また、ピストンロッドを有するエアシリンダ等ではなくロッドレスシリンダーを埋設することで、施工のための削孔を浅くして、削孔作業の負担を軽減することを目的とする。
本発明に係る車両通行規制装置は、車両の通行を規制する通行規制部材と、通行規制部材を昇降させて路面上に出没させるスライド式昇降手段とを備えた車両通行規制装置であって、前記スライド式昇降手段は、前記通行規制部材を下側から支持する可動部と、流体の供給または排出により、上下方向に延びる案内部に沿って前記可動部を上下動させる本体部とを備えているものである。
より具体的には、スライド式昇降手段に流体を供給することで、スライド式昇降手段の可動部を上昇させ、通行規制部材が路面上に上昇する。この際、スライド式昇降手段は、路面上に突出しないので、仮に車両が衝突したとしても通行規制部材のみの損傷で済み、車両が直接的に衝突することによるスライド式昇降手段の損傷を防止できる。従って、補修を容易かつ安価に行うことができる。また、スライド式昇降手段より流体を排出することで可動部が下降し、通行規制部材も下降する。更に、案内部に沿って可動部を上下動させるスライド式昇降手段を用いることで、ピストンロッドを有する昇降用シリンダを用いる場合と比較して、施工のための削孔を浅くできるので、削孔作業の負担を軽減できる。
ここで、前記スライド式昇降手段として、ロッドレスシリンダーを用いることが好ましい実施の形態である。汎用のロッドレスシリンダーを用いることで、通行規制装置の製作コストを安くでき、しかもより省スペースにつながるからである。
前記通行規制部材が軟質材からなることが好ましい実施の形態である。車両が前記通行規制部材に衝突した際に、車両の破損を防ぐと共に、軟質部材が破損することで、前記スライド式昇降手段等が破損することを防ぐためである。
前記スライド式昇降手段の本体部と通行規制部材とを路面下において並列状に配置することが好ましい実施の形態である。前記通行規制部材が路面に収納された際の収納スペースを圧縮するためである。
前記通行規制部材を中空に構成し、路面下に降下した際に、前記スライド式昇降手段に外嵌可能となすことが好ましい実施の形態である。前記通行規制部材が路面に収納された際の収納スペースをより小さく設定するためである。
前記通行規制部材と前記スライド式昇降手段とを収納する収納箱を設けることが好ましい実施の形態である。路面下に収納箱を設置することで、施工作業が容易になると共に、装置に土等が付着しづらく故障を防ぐことができるためである。
前記収納箱の底板と側板の少なくとも一方に排水用の配管を設置していることが好ましい実施の形態である。排水用の配管を通じ、収納箱内に蓄積する雨水等を排出し、装置の故障を防ぐことができるためである。
前記収納箱の天板に、前記通行規制部材の基部における折れ曲がりを防止する折れ曲がり防止手段を設けていることが好ましい実施の形態である。車両等が前記通行規制部材に衝突した際、前記通行規制部材のうち路面下に配置される部分の折れ曲がりを防止することで、スライド式昇降手段の破損を防ぐためである。
本発明の車両通行規制システムは、前記車両通行規制装置を複数台設け、これら複数台の車両通行規制装置を制御する一台の制御手段を設けたものである。この車両通行規制システムでは、複数の車両通行規制装置を連動させることが可能となる。
本発明に係る車両通行規制装置によれば、スライド式昇降手段の可動部を上下動させることで、通行規制部材を昇降させ、車両の通行を規制することができる。そして、車両の通行規制時には、通行規制部材のみを路面上に突出させることにより、特許文献1記載の発明のように、遮断用梁及びパイプ支柱を路面上に突出させる場合や、特許文献2記載の発明のように、エアシリンダのピストンロッドと車両通行阻止部材とを路面上に突出させる場合と比較して、車両が衝突しても破損するのは通行規制部材のみとなる。このため、本発明では車両衝突時に、仮に車両との衝突により、車両通行規制装置が破損したとしても、通行規制部材のみの破損とし、容易に補修、交換等ができると共に、高価なスライド式昇降手段の破損を効果的に防止できる。また、ピストンロッドを有するエアシリンダ等ではなく、案内部に沿って可動部を上下動させるスライド式昇降手段を埋設することで、施工のための削孔を浅くすることが可能となり、削孔作業の負担を軽減できる。
車両通行規制装置の全体構成説明図 車両通行規制装置の制御系の全体構成図 車両通行規制装置の通行規制部材の突出時の縦断面図 車両通行規制装置の通行規制部材の没入時の縦断面図 車両通行規制装置及び収納箱の分解斜視図 車両通行規制装置及び収納箱の分解斜視図 車両通行規制部材とロッドレスシリンダーの接続部付近の縦断面図 車両通行規制部材とロッドレスシリンダーの配設位置を変更した他の構成の車両通行規制装置の縦断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参考にしながら説明する。
図1〜図7に示すように、車両通行規制システムは、車両の通行を規制する通行規制部材2と、通行規制部材2を昇降させて路面Rから出没させるスライド式昇降手段としてのロッドレスシリンダー7とを有する車両通行規制装置1と、車両通行規制装置1を収納する路面R下に埋設状に設けた収納箱3と、ロッドレスシリンダー7に対して流体を給排させる流体給排手段80と、流体給排手段を制御して、ロッドレスシリンダー7を稼働させる流体制御手段83とを備えている。通行規制部材2は、ロッドレスシリンダー7により、図1に示す2つの車両通行規制装置1のうちの、左側の車両通行規制装置1のように、通行規制部材2の略全体が路面R上に突出して、車両の通行を規制可能な上昇位置と、図1に示す2つの車両通行規制装置1のうちの右側の車両通行規制装置1のように、通行規制部材2の全体が路面R下に没入した下降位置とにわたって昇降される。
図4に示すように、通行規制部材2は弾性変形可能な軟質な合成樹脂材からなる筒状の通行規制部材本体15と、通行規制部材本体15の下端部に固定した下部板材16とを備えている。ただし、通行規制部材2は硬質な合成樹脂材料や金属材料で構成することも可能である。
通行規制部材本体15の下半部は2重の筒状に構成され、上半部は1重の筒状に構成され、車両の衝突などで衝撃力が作用すると、上半部と下半部との境界部分において容易に折曲できるように構成されている。通行規制部材本体15の断面形状は円形に構成したが、楕円形や四角形状に形成することもできる。通行規制部材本体15の直径は任意に設定可能である。
通行規制部材本体15の上端部は雨水等が侵入しないように閉鎖されている。ただし、折れ曲がった時における内部空気を逃がすため、空気孔を形成してもよい。
通行規制部材本体15の下端部には下部板材16が取付けられ、下部板材16の下部に通行規制部材接続板10が設けられている。通行規制部材2は、下部板材16及び通行規制部材接続板10を介して後述するスライド体接続板11の上側に固定支持されている。この通行規制部材2としては、既存の軟質な通行規制部材2の下部板材16を小径に加工したものを採用することもできる。また、通行規制部材接続板10の上面には、通行規制部材2を伝わって収納箱内に侵入する雨水をロッドレスシリンダーから離れる方向へと導く溝10aが設けられ、雨水によるロッドレスシリンダー7の故障を防止できる。
ロッドレスシリンダー7は、図3に示す通り、本体部としてのシリンダーチューブ40と、シリンダーチューブ40の略全長にわたってシリンダーチューブ40の両側方へ突出する案内部としての1対の案内レール42と、両案内レール42を保持して、シリンダーチューブ40に沿ってスライド可能な可動部としてのスライド体41とを備え、流体供給管22を通じてシリンダーチューブ40に対して流体を供給することで、案内レール42に沿ってスライド体41が上下動するように構成されている。また、ロッドレスシリンダー7と収納箱3との側壁間には流体供給管22を挿通するための空間23が形成されている。さらに、上下方向の荷重からロッドレスシリンダー7を保護すると共にロッドレスシリンダー7を固定するため、収納箱内には、複数の縦フレーム60と複数の横フレーム61を組み合わせてなる枠62が設けられ、ロッドレスシリンダー7は枠62に固定支持されている。
ロッドレスシリンダー7を使用することで、設置スペースを取らず、ロングストロークの駆動が可能となる。ロッドレスシリンダーとしては、ピストン本体とスライド体とを一体成形してなるスリット式や、マグネットを利用してシリンダーチューブ内に収納されるピストンとシリンダーチューブ外に設置されるスライド体とを連結してなるマグネット式等、様々な種類があるが、そのどれを使用してもよい。またロッドレスシリンダー7はスライド体41の上限位置と下限位置、即ち通行規制部材2の上昇位置と下降位置を検出する上部センサー26と下部センサー27を備えている。
スライド体41には側方へ突出する略L字状のスライド体接続板11が固定され、通行規制部材2は、スライド体接続板11の水平部11aの上面に立設固定されている。より具体的には、スライド体接続板11の中央部には取付孔11bが形成され、通行規制部材2の下部板材16の下面中央部にはネジ部16aが下方へ突出状に形成され、通行規制部材2は、ネジ部16aを取付孔11bに上側から挿通させて、水平部11aから下側へ突出するネジ部16aにナット46を螺合し、下部板部材16とナット46間に水平部11aを保持することで、スライド体接続板11に立設固定されている。なお、図面ではスライド体接続板11はL字状に構成したが、L字状でなくてもよい。また、スライド体接続板11に対する通行規制部材2の固定構造は、図示した以外の固定構造を採用することも可能である。なお、通行規制部材2の下降速度上昇のため、重りをスライド体接続板11に設けることもできる。
また図8に示す通り、通行規制部材2を、下面を開放した中空筒状に構成し、通行規制部材2が路面下に移動した際に、通行規制部材2の中空部72に、ロッドレスシリンダー7が収容されるように構成することも好ましい実施の形態である。通行規制部材2の収納時に、ロッドレスシリンダー7の側方に通行規制部材2を並列して収納する必要がなくなり、収納箱3をより小型化することが可能となるためである。
図3〜図7に示すように、収納箱3は、第一天板50と第二天板51と第三天板52と側板39と底板43よりなり、実施例では上下方向に細長い直方体形状に構成しているが、円筒形状でもよい。第一天板50と第二天板51と第三天板52には、それぞれ通行規制部材が挿通される第一天板孔31、第二天板孔32、第三天板孔33が設けられている。また各天板の周囲には、環状または角環状に天板側周板54が設けられている。
図5に示すように、第一天板50は縞鋼板を用いる。また、第二天板51は、強度の確保と重量の軽減のため、複数の貫通孔が設けられた鋼板を用いている。さらに、第三天板52は、収納箱3内への雨水等の侵入を防ぐため、第三天板孔33以外に孔のない鋼板となっている。第三天板52の第三天板孔33周囲には環状設置された通行規制部材折れ曲がり防止材53が設けられている。通行規制部材2が上昇中に車両が衝突した際、通行規制部材の基部も折れ曲がり、通行規制部材接続板10を通じてスライド体41にまで破損が及ぶことを防ぐためである。なお、通行規制部材折れ曲がり防止材53は環状でなくてもよい。
側板39には、ロッドレスシリンダー7に流体を供給するための2本の流体供給管22を通す側板配管用孔24が設けられている。流体供給管22は、側板配管用孔24を通じて収納箱3内に導入されて、ロッドレスシリンダー7への空気供給がなされる。なお、側板配管用孔24は側面の上部に設けたが、下部に設けてもよい。また、側板39または底板43のいずれかに、排水用の排水孔44を設けることも好ましい。
流体給排手段80は、図2に示すように、ロッドレスシリンダー7に流体を供給するポンプ82と、ポンプ82からロッドレスシリンダー7への流体供給管22の途中部に介装した切換弁81とを備え、流体制御手段83によりポンプ82及び切換弁81を切り替え操作することで、スライド体41が昇降するように構成されている。具体的には、ロッドレスシリンダー7の一方の作動室にエアを供給し、他方の作動室からエアを排出することで、スライド体41が上昇し、ロッドレスシリンダー7の他方の作動室にエアを供給し、他方の作動室からエアを排出することで、スライド体41が下降するように構成されている。ただし、ロッドレスシリンダー7へエアを供給することで、スライド体41が上昇し、ロッドレスシリンダー7内を大気開放することで、通行規制部材2の自重によりスライド体41が降下するように構成することも可能である。
なお、流体給排手段80に代えて、油圧ポンプによりロッドレスシリンダー7へ作動油を供給して、スライド体41を昇降させることで通行規制部材2を昇降させるように構成することもできる。
流体制御手段83は、制御盤12内に設けられており、PLC(programmable logic controller)で構成され、有線や無線によるスイッチ操作により、ポンプ82及び切換弁81を制御して、スライド体41を昇降させ、通行規制部材2を路面Rから上方へ突出させたり、路面R下に収納したりできるように構成されている。また、流体制御手段83では、上部センサー26及び下部センサー27からの信号を受けて、上昇位置や下降位置で通行規制部材2を停止させるように構成されている。なお、安全性を向上するため、通行規制部材2の上昇開始後、一定時間経過をしても通行規制部材2が上昇位置に到達しない場合には、通行規制部材2が下降位置まで自動的に降下するように制御することも可能である。
この車両通行規制装置1を施工する際には、図1に示すように、まず、車両通行規制装置1の施工位置の路面Rに溝70を掘り、溝70の底にコンクリートを打設して基礎71を施工する。なお、溝70の深さは、基礎71上に収納箱3を設置した状態で、収納箱3の上端部が路面Rと略同じ高さになるように、例えば1メートル程度は必要である。次に、基礎71の上に、収納箱3を設置施工するとともに、収納箱3の上端部を残して土を埋め戻す。なお、収納箱3内の排水を行うために、マンホールを施工して、たとえば収納箱3の排水孔44とマンホールとを排水管で接続することも可能である。次に、ロッドレスシリンダー7への必要な配管を行った後、収納箱3に収納するとともに、流体供給管22を切換弁81及びポンプ82に接続し、収納箱3から制御盤12までの流体供給管22に流体供給管保護用配管9を取り付ける。次に、収納箱3の上端部までコンクリートを打設し、コンクリートを養生硬化して、車両通行規制装置1を施工することになる。なお、収納箱3は複数設置してもよく、この場合には、複数の収納箱3の上部を流体供給管保護用配管9で連通し、流体供給管保護用配管9内に制御盤12から導出した流体供給管22や配線を配置することになる。流体供給路は制御盤12内で、ポンプ82に直結されている。
この車両通行規制装置1では、スライド体41を上下方向に稼働させることで、通行規制部材2を昇降させ車両の通行を規制することができる。そして、このように車両の通行規制時には、通行規制部材2のみを路面R上に突出させることにより、車両が衝突しても破損するのは通行規制部材2のみとなり、容易に補修、交換等ができると共に、高価なロッドレスシリンダー7の破損を効果的に防止できる。また、ピストンロッドを有するエアシリンダ等ではなくロッドレスシリンダー7を埋設することで、施工のための削孔を浅くすることが可能となり、削孔作業の負担を軽減できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてその構成を変更し得ることは勿論である。
1 車両通行規制装置
2 通行規制部材
3 収納箱
7 ロッドレスシリンダー
9 流体供給管保護用配管
10 通行規制部材接続板
10a 溝
11 スライド体接続板
11a 水平部
11b 取付孔
12 制御盤
15 通行規制部材本体
16 下部板材
16a ネジ部
22 流体供給管
23 空間
24 側板配管用孔
26 上部センサー
27 下部センサー
31 第一天板孔
32 第二天板孔
33 第三天板孔
39 側板
40 シリンダーチューブ
41 スライド体
42 案内レール
43 底板
44 排水孔
46 ナット
50 第一天板
51 第二天板
52 第三天板
53 通行規制部材折れ曲り防止材
54 天板側周板
60 縦フレーム
61 横フレーム
62 枠
70 溝
71 基礎
72 中空部
80 流体給排手段
81 切換弁
82 ポンプ
83 流体制御手段
R 路面

Claims (9)

  1. 車両の通行を規制する通行規制部材と、通行規制部材を昇降させて路面上に出没させるスライド式昇降手段とを備えた車両通行規制装置であって、前記スライド式昇降手段は、前記通行規制部材を下側から支持する可動部と、流体の供給または排出により、上下方向に延びる案内部に沿って前記可動部を上下動させる本体部とを備えたことを特徴とする車両通行規制装置。
  2. 前記スライド式昇降手段として、ロッドレスシリンダーを用いた請求項1記載の車両通行規制装置。
  3. 前記通行規制部材が軟質材料からなる請求項1または2記載の車両通行規制装置。
  4. 前記スライド式昇降手段の本体部と通行規制部材とを路面下において並列上に配置した請求項1ないし3のいずれか記載の車両通行規制装置。
  5. 前記通行規制部材を中空に構成し、路面下に降下した際に、前記スライド式昇降手段に外嵌可能となした請求項1ないし3のいずれか記載の車両通行規制装置。
  6. 前記通行規制部材と前記スライド式昇降手段とを収納する収納箱を設けた請求項1ないし5のいずれか記載の車両通行規制装置。
  7. 前記収納箱の底板と側板の少なくとも一方に排水用の配管を設置した請求項6記載の車両通行規制装置。
  8. 前記収納箱の天板に、前記通行規制部材の基部における折れ曲がりを防止する折れ曲がり防止手段を設けた請求項6または7記載の車両通行規制装置。
  9. 前記請求項1ないし8のいずれか記載の車両通行規制装置を複数台設け、これら複数台の車両通行規制装置を制御する一台の制御手段を設けたことを特徴とする車両通行規制システム。
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