JP2016031801A - コネクタ - Google Patents

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JP2016031801A JP2014152833A JP2014152833A JP2016031801A JP 2016031801 A JP2016031801 A JP 2016031801A JP 2014152833 A JP2014152833 A JP 2014152833A JP 2014152833 A JP2014152833 A JP 2014152833A JP 2016031801 A JP2016031801 A JP 2016031801A
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寿信 津島
Hisanobu Tsushima
寿信 津島
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Abstract

【課題】端子の保持力を確保でき、端子収容室内での端子の動きを抑制することができるコネクタを提供する。【解決手段】ハウジング3と、このハウジング3の内部に設けられた端子収容室5と、ハウジング3の一側面側から挿入され端子収容室5内に挿入される端子7とを備えたコネクタ1において、端子7が、ハウジング3の他側面側に配置される箱部9を有し、端子収容室5に、端子7が挿入される挿入方向と直交する方向の両側に撓み可能に箱部9に係合される一対の係止ランス11,11を設けた。【選択図】図7

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタとしては、ハウジングと、このハウジングの内部に設けられた端子収容室としてのキャビティと、ハウジングの一側面側から挿入されキャビティ内に挿入される端子とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタでは、キャビティ内の下方に撓み可能に係止ランスが設けられ、この係止ランスに端子に設けられた係止突部が係合されることにより、キャビティからの端子の抜け止めがなされている。
特開2004−39498号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなコネクタでは、端子収容室内の1箇所に設けられた係止ランスによって端子の抜け止めがなされているので、端子を端子収容室に保持する部分が少なく、端子の保持力を確保することが困難であり、振動などの外力が加わった場合、端子が端子収容室内で大きく動いてしまう可能性があった。
そこで、この発明は、端子の保持力を確保でき、端子収容室内での端子の動きを抑制することができるコネクタの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、ハウジングと、このハウジングの内部に設けられた端子収容室と、前記ハウジングの一側面側から挿入され前記端子収容室内に挿入される端子とを備えたコネクタであって、前記端子は、前記ハウジングの他側面側に配置される箱部を有し、前記端子収容室には、前記端子が挿入される挿入方向と直交する方向の両側に撓み可能に前記箱部に係合される一対の係止ランスが設けられていることを特徴とする。
このコネクタでは、端子収容室に、端子が挿入される挿入方向と直交する方向の両側に撓み可能に箱部に係合される一対の係止ランスが設けられているので、端子収容室内で端子が2箇所で係止され、端子収容室内における端子の保持力を確保することができる。
また、端子の箱部は、一対の係止ランスによって、挿入方向と直交する方向の両側から挟持されるように係止されるので、振動などの外力が加わったとしても、端子が端子収容室内で動くことを大幅に規制することができる。
従って、このようなコネクタでは、端子が端子収容室内で2箇所で係止されるので、端子の保持力を確保でき、端子収容室内での端子の動きを抑制することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記一対の係止ランスには、前記端子の挿入方向に向けて傾斜された傾斜部がそれぞれ設けられ、前記端子の箱部には、前記一対の係止ランスの傾斜部に係合される係止突起が設けられていることを特徴とする。
このコネクタでは、端子の箱部に、一対の係止ランスの傾斜部に係合される係止突起が設けられているので、傾斜部と係止突起との互いの係合面が挿入方向と直交する方向で係合され、端子が端子収容室から抜け出すことを防止しつつ、端子の挿入方向と直交する方向の動きを確実に規制することができる。
本発明によれば、端子の保持力を確保でき、端子収容室内での端子の動きを抑制することができるコネクタを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るコネクタのハウジングの斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタのハウジングの断面図である。 図2の要部拡大図である。 (a),(b)は本発明の実施の形態に係るコネクタの端子の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの端子の断面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの正面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの断面図である。 図7の要部拡大図である。
図1〜図8を用いて本発明の実施の形態に係るコネクタについて説明する。
本実施の形態に係るコネクタ1は、ハウジング3と、このハウジング3の内部に設けられた端子収容室5と、ハウジング3の一側面側から挿入され端子収容室5内に挿入される端子7とを備えている。
また、端子7は、ハウジング3の他側面側に配置される箱部9を有する。
そして、端子収容室5には、端子7が挿入される挿入方向と直交する方向の両側に撓み可能に箱部9に係合される一対の係止ランス11,11が設けられている。
また、一対の係止ランス11,11には、端子7の挿入方向に向けて傾斜された傾斜部13,13がそれぞれ設けられ、端子7の箱部9には、一対の係止ランス11,11の傾斜部13,13に係合される係止突起15,15が設けられている。
図1〜図8に示すように、ハウジング3は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、筐体状に形成されている。また、ハウジング3には、端子7のタブ状の接続部17が挿入される箱状の接続部内に接点バネ部を有する雌型端子からなる相手端子(不図示)を収容する相手ハウジング(不図示)と嵌合可能なフード部19が設けられている。
このハウジング3のフード部19の底部側の内部には、複数の端子収容室5が形成され、各端子収容室5内に端子7を収容した状態で、フード部19に相手ハウジングを嵌合することにより、端子7と相手端子とが電気的に接続される。
端子収容室5は、ハウジング3の幅方向に複数列配置されると共に、ハウジング3の高さ方向に2段配置されている。また、端子収容室5の中央部には、端子収容室5内に端子7が挿入された状態で、端子7を二重係止するスペーサ21が挿入されるスペーサ挿入孔23が上下の端子収容室5,5を貫通し下方に向けて開口されるように設けられている。
この端子収容室5には、ハウジング3の一側面側に設けられた端子挿入口25から端子7が挿入され、ハウジング3の他側面側(フード部19の底部側)に設けられたタブ挿通口27から端子7のタブ状の接続部17が挿通して端子7の箱部9が配置されるように端子7が収容される。
端子7は、導電性材料からなり、一端側に電源や機器などに接続された電線(不図示)に圧着されて電気的に接続される圧着部が設けられ、他端側に四角形状に形成された箱部9が設けられ、この箱部9の先端側に先細りとなるようにタブ状の接続部17が設けられた雄型端子となっている。
この端子7は、端子収容室5内の正規位置に配置された状態で、タブ状の接続部17がタブ挿通口27を挿通し、タブ状の接続部17がハウジング3のフード部19内に配置される。
この状態で、ハウジング3のフード部19に相手ハウジングを嵌合させることにより、タブ状の接続部17が相手端子の箱状の接続部内に挿入され、タブ状の接続部17と箱状の接続部内の接点バネ部とが接触することによって、端子7と相手端子とが電気的に接続される。
このようにハウジング3の複数の端子収容室5内に収容される複数の端子7は、各端子収容室5内に設けられた一対の係止ランス11,11がそれぞれ箱部9に係合することによって、端子収容室5からの端子7の抜け止めがなされている。
なお、箱部9の圧着部側の端部には、ハウジング3のスペーサ挿入孔23から挿入されるスペーサ21と係合されるスペーサ係止部29が設けられ、端子7が端子収容室5に収容された状態で、スペーサ係止部29がスペーサ21に係合されることにより端子7が端子収容室5内で二重係止される。
一対の係止ランス11,11は、端子収容室5内の上下壁にそれぞれ上下方向に撓み可能に設けられている。なお、以下では、一対の係止ランス11,11のうち下側の係止ランス11を基本として説明する。
この一対の係止ランス11,11の自由端側には、上部(上側の係止ランス11では下部)が端子7の挿入方向前方側に位置され、下部(上側の係止ランス11では上部)が端子7の挿入方向後方側に位置され、上部から下部(上側の係止ランス11では下部から上部)にかけて下り傾斜となるように傾斜された傾斜部13,13がそれぞれ設けられている。
この一対の係止ランス11,11は、端子7が端子挿入口25から挿入されると、上面側(上側の係止ランス11では下面側)が端子7の箱部9と当接して下方(上側の係止ランス11では上方)に向けて撓まされる。
そして、端子7が端子収容室5の正規位置に収容されると、上方(上側の係止ランス11では下方)に向けて復元し、傾斜部13,13が箱部9に設けられた係止突起15,15に係合して端子7の端子収容室5からの抜け止めを行う。
なお、一対の係止ランス11,11の傾斜部13,13の前方(図8における左側)には、解除部31,31が延設されており、タブ挿通口27側から治具などを挿入し、解除部31,31を下方(上側の係止ランス11では上方)に向けて押圧することによって、一対の係止ランス11,11を下方(上側の係止ランス11では上方)に向けて撓ませ、一対の係止ランス11,11による端子7の係止を解除することができる。
係止突起15,15は、端子7の箱部9の上下壁にそれぞれ貫通して設けられたランスホール33,33の縁部のうち端子7の挿入方向前方側の縁部に位置され、箱部9の外方に向けて突設されている。この係止突起15,15は、一対の係止ランス11,11の復元によってランスホール33,33内に挿入される傾斜部13,13に係合される。
このように一対の係止ランス11,11は、端子7の箱部9を上下方向から挟持するように係合されている。このため、端子7の端子収容室5からの抜け止めを行いつつ、端子7が端子収容室5内で上下方向に動くことを規制することができる。
このような一対の係止ランス11,11と端子7の箱部9との係合において、傾斜部13,13と係止突起15,15との係合は、傾斜部13,13が端子7の挿入方向前方に向けて傾斜されているので、互いの係合面が上下方向に係合されている。
このため、端子7の箱部9を上下方向から挟持する一対の係止ランス11,11の復元による保持力に加えて、傾斜部13,13と係止突起15,15との上下方向の係合により、さらに端子7が端子収容室5内で上下方向に動くことを規制することができる。
このように一対の係止ランス11,11によって端子7を上下方向の2箇所から係止することにより、端子収容室5に対する端子7の保持力を向上することができ、振動などの外力に対する端子収容室5内での端子7の動きを大幅に抑制することができる。
このようなコネクタ1では、端子収容室5に、端子7が挿入される挿入方向と直交する方向の両側に撓み可能に箱部9に係合される一対の係止ランス11,11が設けられているので、端子収容室5内で端子7が2箇所で係止され、端子収容室5内における端子7の保持力を確保することができる。
また、端子7の箱部9は、一対の係止ランス11,11によって、挿入方向と直交する方向の両側から挟持されるように係止されるので、振動などの外力が加わったとしても、端子7が端子収容室5内で動くことを大幅に規制することができる。
従って、このようなコネクタ1では、端子7が端子収容室5内で2箇所で係止されるので、端子7の保持力を確保でき、端子収容室5内での端子7の動きを抑制することができる。
また、端子7の箱部9には、一対の係止ランス11,11の傾斜部13,13に係合される係止突起15,15が設けられているので、傾斜部13,13と係止突起15,15との互いの係合面が挿入方向と直交する方向で係合され、端子7が端子収容室5から抜け出すことを防止しつつ、端子7の挿入方向と直交する方向の動きを確実に規制することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るコネクタでは、一対の係止ランスが端子の挿入方向と直交する方向としての上下方向の両側に設けられているが、これに限らず、一対の係止ランスを左右方向の両側に設けるなど、端子の周方向で180度対向する点で引かれる直線上の両側に一対の係止ランスを設ければよい。
加えて、端子の挿入方向と直交する方向の両側に一対の係止ランスを設けるとしているが、必ずしも一対の係止ランスが挿入方向と直交する方向の両側にならなくともよく、端子の箱部を挟むように一対の係止ランスが設けられていればよい。
また、端子は、箱部の先端側にタブ状の接続部を有する雄型端子となっているが、これに限らず、箱部内に撓み可能に接点バネ部が設けられた雌型端子であってもよい。
1…コネクタ
3…ハウジング
5…端子収容室
7…端子
9…箱部
11,11…一対の係止ランス
13…傾斜部
15…係止突起

Claims (2)

  1. ハウジングと、このハウジングの内部に設けられた端子収容室と、前記ハウジングの一側面側から挿入され前記端子収容室内に挿入される端子とを備えたコネクタであって、
    前記端子は、前記ハウジングの他側面側に配置される箱部を有し、
    前記端子収容室には、前記端子が挿入される挿入方向と直交する方向の両側に撓み可能に前記箱部に係合される一対の係止ランスが設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記一対の係止ランスには、前記端子の挿入方向に向けて傾斜された傾斜部がそれぞれ設けられ、
    前記端子の箱部には、前記一対の係止ランスの傾斜部に係合される係止突起が設けられていることを特徴とするコネクタ。
JP2014152833A 2014-07-28 2014-07-28 コネクタ Abandoned JP2016031801A (ja)

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