JP2016030941A - 制御システム、制御装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御システム、制御装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光を効率よく利用することができる制御システムを提供すること。
【解決手段】照射される光を計測するセンサーと、光を遮蔽する遮光装置と、遮光装置を制御する制御装置とを具備する制御システムであって、遮光装置は、自部材が延在する延在方向の第1端部であって延在方向と直交する方向に幅を有する第1端部と、延在方向において第1端部とは反対方向の第2端部であって延在方向と直交する方向に幅を有する第2端部とを有する遮蔽部材と、遮蔽部材の第1端部と第2端部とのうちいずれか一方又は両方の端部を、幅方向に延伸する鉛直な軸を基準に回転させる駆動部と、を備え、制御装置は、センサーにより計測された光の照射方向に応じて、軸を基準に端部を回転させることで遮蔽部材を捩じるように駆動部を制御する制御部、を備える制御システムである。
【選択図】図4

Description

この発明は、制御システム、制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
建物の窓を介して照射される太陽光等の光を遮蔽する遮光装置が研究・開発されている。
これに関連し、上部のスラット群と下部のスラット群とが別々の角度で回転可能な電動ブラインドに対して、それぞれのスラット群の回転角度を制御して、室内に直射が入ることを防ぎつつ、可能な限り外光を採り込むことができて、外部環境に応じて室内を快適な環境にすることができる電動ブラインドのスラット角度制御装置が知られている(特許文献1参照)。
特許第5318154号公報
しかしながら、従来の制御装置は、外光の向きを予測してスラット群を制御するものであり、必ずしも外光を効率よく利用することができない場合があった。
そこで本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、光を効率よく利用することができる制御システム、制御装置、制御方法、及びプログラムを提供する。
本発明の一態様は、照射される光を計測するセンサーと、前記光を遮蔽する遮光装置と、前記遮光装置を制御する制御装置とを具備する制御システムであって、前記遮光装置は、自部材が延在する延在方向の第1端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第1端部と、前記延在方向において前記第1端部とは反対方向の第2端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第2端部とを有する遮蔽部材と、前記遮蔽部材の前記第1端部と前記第2端部とのうちいずれか一方又は両方の端部を、幅方向に延伸する鉛直な軸を基準に回転させる駆動部と、を備え、前記制御装置は、前記センサーにより計測された前記光の照射方向に応じて、前記軸を基準に前記端部を回転させることで前記遮蔽部材を捩じるように前記駆動部を制御する制御部、を備える制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記遮蔽部材は、複数であり、それぞれの前記軸が水平方向に配列される、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記第1端部は、前記遮蔽部材の上端部であり、前記第2端部は、前記遮蔽部材の下端部である、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記駆動部は、前記第1端部を、第1軸を基準に第1回転方向に回転させる第1駆動部と、前記第2端部を、第2軸を基準に第1回転方向に回転させる第2駆動部と、を備え、前記制御部は、前記第2端部の回転と連動して前記第1端部が回転するように前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記制御部は、前記第1端部の回転に係る回転角が前記第2端部の回転に係る回転角の略2倍となるように前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記制御部は、前記第1端部の回転に係る回転角速度が前記第2端部の回転に係る回転角速度の略2倍となるように前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記制御部は、前記第1端部の幅方向と、前記第2端部の幅方向との間の角度が予め定めた角度に達した場合、前記第2端部の幅方向が所定方向を向くまで前記第2端部を第1回転方向に対して反転させるように前記第1駆動部を制御する、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記制御部は、前記センサーから取得された前記光の照射方向が所定の照射方向である場合、前記第1端部の幅方向と前記第2端部の幅方向とが予め決められた第1方向を向くように前記第1駆動部及び前記第2駆動部の駆動を制御する、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記遮光装置は、建物の窓を遮光するような位置に設置され、前記第1方向は、前記光と平行な方向であって、前記制御部は、前記第1端部の幅方向と前記第2端部の幅方向とが前記窓と平行な方向を向くように前記第1駆動部及び前記第2駆動部の駆動を制御する、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記制御部は、前記センサーから取得された前記光の照度が所定の閾値未満である場合、前記第1端部の幅方向と前記第2端部の幅方向とが予め決められた第2方向を向くように前記第1駆動部及び前記第2駆動部の駆動を制御する、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記遮光装置は、建物の窓に設置され、前記第2方向は、前記光と直交する方向であって、前記制御部は、前記第1端部の幅方向と前記第2端部の幅方向とが前記窓と直交する方向を向くように前記第1駆動部及び前記第2駆動部の駆動を制御する、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、上記の制御システムであって、前記制御装置は、時間を計測する計時部を備え、前記制御部は、前記計時部により計測された前記時間に基づいて、前記第1端部の幅方向を前記第1駆動部により回転させ、前記第2端部を前記第2駆動部により回転させる、制御システムである。
また、本発明の他の態様は、自部材が延在する延在方向の第1端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第1端部と、前記延在方向において前記第1端部とは反対方向の第2端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第2端部とを有する遮蔽部材と、前記遮蔽部材の前記第1端部と前記第2端部とのうちいずれか一方又は両方の端部を、幅方向に延伸する鉛直な軸を基準に回転させる駆動部とを備えることで、照射される光を遮蔽する遮光装置と、前記光を計測するセンサーと、前記遮光装置を制御する制御装置とを具備する制御システムにおける前記制御装置であって、前記センサーにより計測された前記光の照射方向に応じて、前記軸を基準に前記端部を回転させることで前記遮蔽部材を捩じるように前記駆動部を制御する制御部、を備える制御装置である。
また、本発明の他の態様は、自部材が延在する延在方向の第1端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第1端部と、前記延在方向において前記第1端部とは反対方向の第2端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第2端部とを有する遮蔽部材と、前記遮蔽部材の前記第1端部と前記第2端部とのうちいずれか一方又は両方の端部を、幅方向に延伸する鉛直な軸を基準に回転させる駆動部とを備えることで、照射される光を遮蔽する遮光装置と、前記光を計測するセンサーと、前記遮光装置を制御する制御装置とを具備する制御システムにおける前記制御装置の制御方法であって、前記センサーにより計測された前記光の照射方向に応じて、前記軸を基準に前記端部を回転させることで前記遮蔽部材を捩じるように前記駆動部を制御する、制御方法である。
また、本発明の他の態様は、自部材が延在する延在方向の第1端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第1端部と、前記延在方向において前記第1端部とは反対方向の第2端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第2端部とを有する遮蔽部材と、前記遮蔽部材の前記第1端部と前記第2端部とのうちいずれか一方又は両方の端部を、幅方向に延伸する鉛直な軸を基準に回転させる駆動部とを備えることで、照射される光を遮蔽する遮光装置と、前記光を計測するセンサーと、前記遮光装置を制御する制御装置とを具備する制御システムにおける前記制御装置のコンピューターに、前記センサーにより計測された前記光の照射方向に応じて、前記軸を基準に前記端部を回転させることで前記遮蔽部材を捩じるように前記駆動部を制御させる、プログラムである。
本発明によれば、光を効率よく利用することができる制御システム、制御装置、制御方法、及びプログラムを提供することができる。
本実施形態に係る制御システム1の構成を示す構成図である。 遮光装置3の構成の一部を例示する図である。 制御装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。 制御装置4の機能構成の一例を示す図である。 制御装置4が遮光装置3に入射光の一部又は全部を遮蔽させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 通常モードにおける駆動制御部52による遮光装置3の駆動部の制御について説明するための説明図である。 方向SIDと、遮光装置3における上端部Uの方向及び下端部Dの方向との関係を模式的に示す図である。 限界角度の一例とステップS150における処理の関係について説明するための説明図である。 室内の人HMと窓Wとの位置関係の一例を示す図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る制御システム1の構成を示す構成図である。本実施形態に係る制御システム1は、太陽Sからの直射光SIの方向や照度を計測するセンサー2と、建物Bに設けられたM枚の窓W1〜WMのそれぞれの外側に設置されるM台の遮光装置3−1〜3−Mと、M台の遮光装置のそれぞれを制御する制御装置4を具備する。ここで、直射光SIの方向は、センサー2の位置を中心とした方位角であって水平面上に射影された太陽Sの位置を示す方位角(すなわち、太陽Sの方位)と、センサー2の位置を通る水平面に対する仰角であって太陽Sの位置を示す仰角(すなわち、太陽Sの高度)とに基づいて算出される。
以下では、説明の便宜上、M枚の窓W1〜WMを区別して説明する必要が無い限り、まとめて窓Wと称して説明する。また、以下では、M台の遮光装置3−1〜3−Mを区別して説明する必要がない限り、まとめて遮光装置3と称して説明する。また、以下では、窓Wから建物Bの室内(以下、単に室内と称する)に入射する入射光のうち、太陽Sから直接照射される光を直射光と称し、太陽Sから照射された光が反射された反射光や、照明装置等による光等を天空光と称して説明する。
制御システム1は、センサー2により取得された直射光SIの方向や照度に応じて、遮光装置3を制御することで、室内に照射される直射光SIと天空光を含む入射光の一部又は全部を遮蔽し、その結果、室内に照射される直射光SIと天空光を含む入射光の総量を調整することで、入射光を効率よく利用することができる。建物Bとは、例えば、ビルディングや家屋、イベント会場に用いられる施設等のことである。
センサー2は、例えば、日射計であり、太陽Sの方位及び高度を検出し、検出された太陽Sの方位及び高度に基づいて直射光SIが室内に入射する方向を算出し、算出された直射光SIの方向を示す情報を制御装置4に出力する。また、センサー2は、太陽Sからの直射光SIの照度を計測し、計測された照度を示す情報を制御装置4に出力する。以下では、直射光SIの方向を直射方向と称し、直射光SIの照度を直射照度と称して説明する。
遮光装置3は、N枚の遮蔽部材L1〜LNと、N枚の遮蔽部材のそれぞれを動かすことで入射光の一部又は全部を遮蔽させる駆動部を備える。以下では、N枚の遮蔽部材L1〜LNを区別して説明する必要が無い限り、これらをまとめて遮蔽部材Lと称して説明する。
遮蔽部材Lは、例えば、布や紙、合成樹脂等の可撓性を有するシート状の弾性体によって形成される。遮蔽部材Lは、遮蔽部材Lの長手方向の上端部(第1端部)と下端部(第2端部)が支持されることで、窓Wの全面に上下方向に延在する。
また、遮蔽部材Lは、駆動部により上端部と下端部のそれぞれが中心軸Cを中心として回転させられることによって捩じられる。後述するように、遮蔽部材Lは、この捻じれによって入射光の一部又は全部を遮蔽する。N枚の遮蔽部材Lはそれぞれ、窓Wの全面を遮蔽することができるように、窓Wの外側に水平方向に並べて配列される。上端部は、第1端部の一例であり、下端部は、第2端部の一例である。
駆動部は、第1駆動部31と、第2駆動部32を備える。第1駆動部31は、制御装置4からの要求に応じて、遮蔽部材Lの上端部を遮蔽部材Lの長手方向の中心軸Cを中心として回転させる。第2駆動部32は、制御装置4からの要求に応じて、遮蔽部材Lの下端部を遮蔽部材Lの長手方向の中心軸Cを中心として回転させる。
ここで、図2を参照して、遮光装置3について説明する。図2は、遮光装置3の構成の一部を例示する図である。図2に示したように、遮蔽部材Lのそれぞれ(図2において、遮蔽部材L1及び遮蔽部材L2)は、水平方向に配列される。また、遮蔽部材Lの上端部U(図2において、遮蔽部材L1の上端部U1と、遮蔽部材L2の上端部U2)は、第1駆動部31によって遮蔽部材Lの中心軸Cを中心として回転させられる。図2には、上端部Uの幅方向と、遮蔽部材Lの背後に位置する窓Wの面とが直交するように上端部Uが第1駆動部31によって回転させられた状態を示す。以下では、説明の便宜上、上端部Uの幅方向を、上端部Uの方向と称して説明し、下端部Dの幅方向を、下端部Dの方向と称して説明する。
一方、遮蔽部材Lの下端部D(図2において、遮蔽部材L1の下端部D1と、遮蔽部材L2の下端部D2)は、第2駆動部32によって遮蔽部材Lの中心軸Cを中心として回転させられる。図2には、下端部Dの方向と、遮蔽部材Lの背後に設けられた窓Wの面とが直交するように下端部Dが第2駆動部32によって回転させられた状態を示す。
遮光装置3は、図2に示したように遮蔽部材Lを捻じることによって、遮蔽部材Lの上端部U側寄りの領域によって入射光に含まれる天空光の一部と直射光SIとを遮蔽し、遮蔽部材Lの下端部D側寄りの領域によって入射光に含まれる天空光を入射させることができる。換言すると、遮光装置3は、遮蔽部材Lを捩じることによって直射光SIを遮蔽し、天空光の一部を透過させることができる。その結果、遮光装置3は、天空光の一部によって室内の照度を所定の照度以上に保ちつつ、入射光によって建物Bの内部の人が幻惑されることを抑制することができる。なお、遮蔽部材Lの材質によっては、直射光SIの一部が室内に透過するが、本実施形態において、説明を簡略化するため、遮蔽部材Lの材質は直射光SIを略透過させないとして説明する。
また、遮光装置3は、遮蔽部材Lの捻じれによって窓Wを部分的に塞ぐことで入射光を遮蔽するため、建物Bの内部の人に閉塞感を感じさせることなく、建物Bの内部の人が直射光SIによって幻惑されることを抑制することができる。また、遮光装置3は、遮蔽部材Lの捻じれによって窓Wを部分的に塞ぐことで入射光を遮蔽するため、窓Wを開放した場合の建物Bの内部の風通しを保ちつつ、建物Bの内部の人が入射光によって幻惑されることを抑制することができる。
また、遮光装置3は、上端部Uの方向と窓Wの面とが平行となるように上端部Uを第1駆動部31によって回転させ、下端部Dの方向と窓Wの面とが平行になるように下端部Dを第2駆動部32によって回転させた場合(すなわち、窓Wの全面を遮蔽部材Lによって塞いだ場合)、入射光の入射量を略ゼロ(入射光の略全部を遮蔽)とすることができる。なお、遮光装置3は、遮蔽部材Lの捻じることによって入射光を遮蔽する構成に代えて、遮蔽部材Lの捻じることによって入射光の入射量を所定の入射量に調整する構成であってもよい。
制御装置4は、入射光が遮蔽されるように遮光装置3を制御する。より具体的には、制御装置4は、センサー2から直射方向を示す情報と、直射照度を示す情報とをセンサー情報として取得する。そして、制御装置4は、センサー2から取得されたセンサー情報に基づいて遮光装置3の第1駆動部31により遮蔽部材Lの上端部Uを回転させ、遮光装置3の第2駆動部32により遮蔽部材Lの下端部Dを回転させる。制御装置4は、この上端部Uと下端部Dそれぞれの回転によって、遮蔽部材Lを捩じることにより入射光の一部又は全部を遮光装置3に遮蔽させる。
次に、図3を参照して、制御装置4のハードウェア構成について説明する。図3は、制御装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。制御装置4は、例えば、CPU(Central Processing Unit)41と、記憶部42と、入力受付部43と、通信部44を備え、通信部44を介してコントローラー3と通信を行う。これらの構成要素は、バスBusを介して相互に通信可能に接続されている。CPU41は、記憶部42に格納された各種プログラムを実行する。
記憶部42は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを含み、制御装置4が処理する各種情報やプログラムを格納する。なお、記憶部42は、制御装置4に内蔵されるものに代えて、デジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置でもよい。
入力受付部43は、例えば、キーボードやマウス、タッチパッド、その他の入力装置である。なお、入力受付部43は、表示部として機能することでタッチパネルとして構成されてもよい。
通信部44は、例えば、イーサネット(登録商標)ポート等を含んで構成される。
次に、図4を参照することで、制御装置4の機能構成について説明する。図4は、制御装置4の機能構成の一例を示す図である。制御装置4は、センサー情報取得部45と、制御部47を備える。制御部47が備える機能部のうち一部又は全部は、例えば、CPU41が、記憶部42に記憶された各種プログラムを実行することで実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
センサー情報取得部45は、センサー2からセンサー情報を取得する。例えば、センサー情報取得部45は、センサー2から直射方向を示す情報と、直射照度を示す情報とをセンサー情報として取得する。
制御部47は、モード判定部48と、モード切替部50と、駆動制御部52を備える。
モード判定部48は、センサー情報取得部45から取得された直射方向を示す情報と、直射照度を示す情報とに基づいて、現在の直射方向及び直射照度に適した駆動制御部52の制御モードであって駆動制御部52が遮光装置3を制御させる際の制御モードを判定する。ここで、モード判定部48により判定される駆動制御部52の制御モードは、1)通常モード、2)西日モード、3)曇天モードの3つのモードが存在する。
ここで、通常モードとは、直射光の方向に応じて遮光装置3を制御する制御モードである。また、西日モードとは、太陽Sの方位が略西である場合に、高度の低い太陽Sからの直射光(すなわち、西日)を遮蔽するための制御モードである。また、曇天モードとは、天候が曇りである場合のように太陽Sからの照度が低い場合に、室内の照度を過剰に低下させすぎないようにするための制御モードである。
モード切替部50は、モード判定部48により判定された制御モードであって現在の直射方向及び直射照度に適した駆動制御部52の制御モードが、現在の駆動制御部52の制御モードと異なる場合、駆動制御部52の制御モードをモード判定部48により判定された制御モードに切り替える。
駆動制御部52は、モード切替部50により切り替えられた制御モードに応じて、遮光装置3の第1駆動部31により遮蔽部材Lの上端部Uを回転させ、遮光装置3の第2駆動部32により遮蔽部材Lの下端部Dを回転させる。また、駆動制御部52は、制御モードが前述の通常モードの場合、センサー情報取得部45から取得される直射方向に応じて、遮光装置3の第1駆動部31により遮蔽部材Lの上端部Uを回転させ、遮光装置3の第2駆動部32により遮蔽部材Lの下端部Dを回転させる。このように、駆動制御部52は、遮光装置3の第1駆動部31により遮蔽部材Lの上端部Uを回転させ、遮光装置3の第2駆動部32により遮蔽部材Lの下端部Dを回転させることによって遮光装置3に入射光の一部又は全部を遮蔽させる。
以下、図5を参照して、制御装置4が遮光装置3に入射光の一部又は全部を遮蔽させる処理について説明する。図5は、制御装置4が遮光装置3に入射光の一部又は全部を遮蔽させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、センサー情報取得部45は、センサー2から直射方向を示す情報と、直射照度を示す情報とをセンサー情報として取得する(ステップS100)。
次に、モード判定部48は、ステップS100でセンサー情報取得部45から取得された直射照度を示す情報に基づいて、直射照度が所定の閾値未満であるか否か(すなわち、曇っているか否か)を判定する(ステップS110)。直射照度が所定の閾値未満ではないと判定した場合(ステップS110−No)、モード判定部48は、ステップS100でセンサー情報取得部45から取得された直射方向を示す情報に基づいて、直射方向に含まれる太陽Sの位置を示す方位角が所定の方位角であるか否か(すなわち、太陽Sの位置が略真西か否か)を判定する(ステップS120)。
直射方向に含まれる太陽Sの位置を示す方位角が所定の方位角ではない(すなわち、太陽Sの位置が略真西ではない)と判定した場合(ステップS120−No)、モード切替部50は、現在の駆動制御部52の制御モードが通常モードではない場合、駆動制御部52の制御モードを通常モードに切り替え、現在の駆動制御部52の制御モードがすでに通常モードの場合、制御モードを通常モードのまま保持する。そして、駆動制御部52は、通常モードにおいて、遮光装置3の第1駆動部31により遮蔽部材Lの上端部Uを回転させ、遮光装置3の第2駆動部32により遮蔽部材Lの下端部Dを回転させる(ステップS130)。
ここで、図6及び図7を参照して、通常モードにおける駆動制御部52による遮光装置3の駆動部の制御について説明する。図6は、通常モードにおける駆動制御部52による遮光装置3の駆動部の制御について説明するための上端部U及び下端部Dを平面視して示す説明図である。図6において、方向SIDは、太陽Sからの直射光の照射方向であるとして説明する。また、図6において、方向WMDは、窓Wの面に平行な方向を示す。
図6(A)には、直射光が方向SIDに向けて照射される場合の上端部Uの方向であって方向WMDに対する相対的な上端部Uの方向を示す。また、図6(B)には、直射光が方向SIDに向けて照射される場合の下端部Dの方向であって方向WMDに対する相対的な下端部Dの方向を示す。なお、図6には、説明を簡略化するため、隣り合う2つの遮蔽部材L1、遮蔽部材L2それぞれの上端部U1、上端部U2と、隣り合う2つの遮蔽部材L1、遮蔽部材L2それぞれの下端部D1、下端部D2とのみを示した。
図6(A)において、上端部U1の両端のうち、隣り合う上端部U2に近い方の端部を端部IE1と称し、隣り合う上端部U2から遠い方の端部を端部EE1と称する。また、図6(A)において、上端部U2の両端のうち、隣り合う上端部U1に近い方の端部を端部IE2と称し、隣り合う上端部U1から遠い方の端部を端部EE2と称する。
図6(A)に示したように直射光が方向SIDに向けて照射される場合、駆動制御部52は、端部EE1と端部EE2を結ぶ線分VLが方向SIDと直交し、端部IE1と端部IE2を結ぶ線分HLが方向SIDと平行になるように上端部U1及び上端部U2を第1駆動部31によって回転させる。この際、第1駆動部31は、上端部U1及び上端部U2を同じ回転角だけ回転させる。駆動制御部52は、N枚の遮蔽部材Lのうちの隣り合う2つの上端部Uの組み合わせに対して図6(A)において示した状態が実現するように第1駆動部31にすべての上端部Uを回転させる。
このようにすることで、駆動制御部52は、方向SIDから遮光装置3を見た場合に隣り合う遮蔽部材L同士が重なり合わない(重なり合う場合、線分HLが方向SIDと平行にならない)ようにして入射光に含まれる直射光を遮蔽することができる。遮蔽部材L同士が重なり合うと、重なり合った部分によって入射光に含まれる天空光を過剰に遮蔽してしまう場合があり、その結果、室内の照度を過剰に低下させてしまう場合がある。
すなわち、駆動制御部52は、図6(A)に示したように上端部Uを回転させることで、室内の照度の過剰な低下を抑制することができる。以下では、このように遮蔽部材L同士が重なり合わないようにして入射光に含まれる直射光を遮蔽している状態を、上端側遮蔽状態と称して説明する。ここで、上端部U1の方向と上端部U2の方向とは、初期状態において方向WMDと平行であるとする。
一方、図6(B)に示したように直射光が方向SIDに向けて照射される場合、駆動制御部52は、すべての下端部Dそれぞれの方向が、方向SIDと平行になるように第2駆動部32を制御する。このようにすることで、駆動制御部52は、遮蔽部材Lの下端部D側寄りの領域によって入射光に含まれる天空光を入射させることができる。以下では、このように下端部Dの方向が直射光の方向に対して平行となることで天空光を入射させる状態を、下端側開放状態と称して説明する。なお、太陽Sの位置を示す方位角が略真西を示している状態であって太陽Sの位置を示す仰角が低い状態である場合(すなわち、西日の場合)を除き、駆動制御部52は、図6(A)及び図6(B)に示した状態によって、入射光に含まれる直射光のうち室内の人を幻惑させてしまう可能性の高い成分を略全部遮蔽することができる。西日の場合、遮蔽部材Lの下端部D側寄りから入射光に含まれる直射光が室内に入射する場合がある。この場合、駆動制御部52は、後述する西日モードによって入射光を遮蔽する。
図6(A)及び(B)に示した状態を実現するため、駆動制御部52は、センサー情報取得部45により取得される直射方向に含まれる太陽Sの位置を示す方位角に追従して下端部Dの方向が太陽Sの位置を示す方位角が示す方向と平行になるように第2駆動部32に下端部Dを回転させ、その下端部Dの回転角速度の略2倍の回転角速度(すなわち、回転角が略2倍となる回転角速度)で上端部Uを回転させるように第1駆動部31を制御する。このように制御することで、駆動制御部52は、図6(A)及び(B)に示した状態を実現することができる。
図7は、方向SIDと、遮光装置3における上端部Uの方向及び下端部Dの方向との関係を模式的に示す図である。図7(A)には、太陽Sからの直射光の方向と、遮光装置3を上から下に向かって平面視した場合の上端部Uの方向及び下端部Dの方向との関係を示す平面図である。図7(B)には、太陽Sからの直射光の方向と、遮光装置3が設置されている側から遮光装置3を見た場合の遮蔽部材Lの捻じれとの関係を示す立面図である。図7(C)には、太陽Sの方向から遮光装置3を見た場合の遮蔽部材Lの捻じれと、太陽Sからの直射光の方向との関係を示す図である。なお、図7において、図の右から左に向けて時間が経過しているものとし、その時間の経過に伴って変化する太陽Sからの直射光の方向をそれぞれS0〜S6によって示す。
図7(A)〜図7(B)に示したように、太陽Sが南中する時刻(南中時)以前は、窓Wに対して太陽Sからの直射光が入射しない(天空光のみが入射する)ため、遮蔽部材Lの上端部Uの方向と下端部Dの方向とを、両方ともに窓Wの面に対して直交する方向に向けて天空光を入射させる。方向S0は、南中時前の太陽Sからの直射光の方向を示す。
また、図7において、太陽Sが南中した後から日没までの時間のうちのある5つの時刻における太陽Sからの直射光の方向をそれぞれ、方向S1〜方向S5として示す。南中時から日没までの間の時刻では、太陽Sからの直射光が窓Wから室内に入射するため、遮蔽部材Lの上端部Uの方向は、図6において説明したように、上端側遮蔽状態にする(特に、図7(C)を参照)。一方、遮蔽部材Lの下端部Dの方向は、下端側開放状態にする(特に、図7(C)を参照)。
そして、日没以後では、南中時以前と同様に、太陽Sからの直射光が窓Wから室内に入射しないため、遮蔽部材Lの上端部Uの方向と、下端部Dの方向とは、両方ともに窓Wの面に対して直交する方向を向いている。方向S6は、日没以後の太陽Sからの直射光の方向を示す。以下では、南中時以前や日没以後における遮蔽部材Lのように、上端部Uの方向と下端部Dの方向とは、両方ともに窓Wの面に対して直交する方向を向いている状態を、完全開放状態と称して説明する。なお、図6に示した遮光装置3の状態は、図7(B)及び図7(C)における方向S4に係る遮光装置3の状態に相当する。
図5に戻り、ステップS130で遮光装置3の第1駆動部31及び第2駆動部32により上端部U及び下端部Dを回転させた後、駆動制御部52は、上端部Uの方向と、下端部Dの方向との間の角度が限界角度であるか否かを判定する(ステップS140)。限界角度とは、駆動制御部52が上端部Uと下端部Dとをそれぞれ回転させることで遮蔽部材Lを捩じる際、捩じり過ぎることによって遮蔽部材Lを破損させてしまわないように予め決められた角度を示す。
駆動制御部52は、上端部Uの方向と、下端部Dの方向との間の角度が限界角度ではないと判定した場合(ステップS140−No)、ステップS160に遷移し、ユーザーから遮光装置3の制御を停止することを示す操作が受け付けられたか否かを判定する(ステップS160)。そして、ユーザーから遮光装置3の制御を停止することを示す操作が受け付けられていないと駆動制御部52が判定した場合(ステップS160−No)、センサー情報取得部45は、ステップS100に戻り、次のセンサー情報を取得する。一方、ユーザーから遮光装置3の制御を停止することを示す操作が受け付けられたと判定した場合(ステップS160−Yes)、駆動制御部52は、処理を終了する。
一方、ステップS140で上端部Uの方向と下端部Dの方向との間の角度が限界角度であると判定した場合(ステップS140−Yes)、駆動制御部52は、第2駆動部32を制御することで上端部Uの方向が初期状態において向いていた方向を向くように回転させ(ステップS150)、その後、ステップS160に遷移し、ユーザーから遮光装置3の制御を停止することを示す操作が受け付けられたか否かを判定する。
ここで、図8を参照して、限界角度とステップS150における処理の関係について説明する。図8は、限界角度の一例とステップS150における処理の関係について説明するための説明図である。図8(A)には、初期状態における上端部Uの方向と下端部Dの方向との間の相対角度の一例を示す。本実施形態において、初期状態における上端部Uの方向と下端部Dの方向との間の相対角度は、ゼロ度であるとする。また、図8において、上端部Uの回転状態を識別するため、上端部Uの方向における一方の端部を端部IEとし、他方の端部を端部EEとして示す。図8(B)には、下端部Dが図8(A)に示した初期状態から45°回転し、それに応じて上端部Uが図8(A)に示した初期状態から90°回転した様子を示す。なお、図8(B)における矢印はそれぞれ、上端部Uと下端部Dがそれぞれ回転した方向を示す。
図8(C)には、図8(B)から更に上端部U及び下端部Dがそれぞれ回転した様子を示す。図8(C)において、下端部Dは、図8(A)に示した初期状態から90°回転している。一方、図8(C)において、上端部Uは、下端部Dの回転に応じて図8(A)に示した初期状態から180°回転している。本実施形態において、限界角度は、90°であるとする。すなわち、図8(C)に示した状態は、上端部Uの方向と下端部Dの方向との間の角度が限界角度に達した状態である。
駆動制御部52は、図8(C)に示したように上端部Uの方向と下端部Dの方向との間の角度が限界角度に達した場合、図8(D)に示したように上端部Uの方向が初期状態において向いていた方向と同じ方向を向くように第2駆動部32に上端部Uを回転させる。図8(D)は、上端部Uの方向が初期状態において向いていた方向を向くように回転させられた様子を示す。なお、図8(D)における矢印は、上端部Uが回転した方向を示す。
図5に戻り、ステップS110で直射照度が所定の閾値未満である(すなわち、天候が曇りである)とモード判定部48が判定した場合(ステップS110−Yes)、駆動制御部52の制御モードが曇天モードではない場合、駆動制御部52の制御モードを曇天モードに切り替え、駆動制御部52の制御モードが曇天モードの場合、制御モードを曇天モードのまま保持する。そして、駆動制御部52は、曇天モードにおいて、遮光装置3の第1駆動部31及び第2駆動部32を制御し(ステップS180)、その後、ステップS160に遷移し、ユーザーから遮光装置3の制御を停止することを示す操作が受け付けられたか否かを判定する。
ここで、曇天モードについて説明する。天候が曇りの場合、太陽Sからの直射光の照度が、雲による遮蔽によって低下する。このような場合、遮光装置3は、直射光によって室内の人が幻惑される可能性が低いため、遮蔽部材Lによる光の遮蔽を行わない。本実施形態において、この遮蔽部材Lによる光の遮蔽を行わない制御モードを、曇天モードと称する。なお、天候による制御モードは、この曇天モードに変えて、他の天候(例えば、晴天や雨天等)に応じたモードであってもよい。なお、窓Wの面に直交する方向は、予め決められた第2方向の一例である。
制御モードが曇天モードに切り替えられた駆動制御部52は、遮蔽部材Lの上端部Uの方向と、下端部Dの方向とが両方とも窓Wの面に直交する方向を向くように第1駆動部31及び第2駆動部32によって上端部U及び下端部Dを回転させる。駆動制御部52は、このように遮蔽部材Lの上端部U及び下端部Dを回転させることで、遮蔽部材Lによる不必要(過剰)な入射光の遮蔽を行わないことよって室内の人に対して開放感を与えることができ、さらに室内の照度が低くなり過ぎることを抑制することができる。
一方、直射方向に含まれる太陽Sの位置を示す方位角が所定の方位角(例えば、真西を示す方位角)であると判定した場合(ステップS120−Yes)、モード切替部50は、現在の駆動制御部52の制御モードが西日モードではない場合、駆動制御部52の制御モードを西日モードに切り替え、現在の駆動制御部52の制御モードがすでに西日モードの場合、制御モードを西日モードのまま保持する。そして、駆動制御部52は、西日モードにおいて、遮光装置3の第1駆動部31及び第2駆動部32を制御し(ステップS170)、その後、ステップS160に遷移し、ユーザーから遮光装置3の制御を停止することを示す操作が受け付けられたか否かを判定する。
ここで、西日モードについて説明する。太陽Sの位置を示す方位角が示す方向が略真西である場合、太陽Sの高度が低く(太陽Sの位置を示す仰角が小さく)、略真西を向いている建物Bの窓Wへの直射光は、室内の奥深くまで照射される。この直射光によって、室内の人は、幻惑される可能性が高い。この幻惑されることを抑制するために、太陽Sの位置を示す方位角が示す方向が略真西である場合、駆動制御部52は、遮蔽部材Lを完全遮蔽状態とするように第1駆動部31及び第2駆動部32によって上端部Uの方向及び下端部Dの方向を回転させる。駆動制御部52は、西日モードの場合、遮蔽部材Lを完全遮蔽状態とさせるため、西日によって室内の人が幻惑されることを抑制することができる。なお、完全遮蔽状態に係る上端部Uの方向及び下端部Dの方向は、予め決められた第1方向の一例である。
<実施形態の変形例>
以下、本発明の実施形態の変形例について、図面を参照して説明する。本実施形態の変形例に係る制御装置4は、ステップS120で太陽Sの位置を示す方位角が所定の方位角であるか否かの判定結果に応じて駆動制御部52の制御モードを西日モードに切り替える構成に代えて、太陽Sの位置を示す方位角及び太陽Sの位置を示す仰角が所定の範囲内である場合、駆動制御部52の制御モードを西日モードに切り替える。
図9は、室内の人HMと窓Wとの位置関係の一例を示す図である。図9(A)には、室内の人HMと窓Wとの位置関係を示す平面図を示す。図9(B)には、図9(A)の平面図に示したA−A’方向から見た断面図を示す。図9(C)には、図9(A)の平面図に示したB−B’方向から見た断面図を示す。
図9に示した人HMの位置は、窓Wから直射光が入射した直後から、太陽Sの位置を示す方位角が示す方向が真西を過ぎるまでの間に、直射光が照射され続ける位置である。すなわち、この位置に立った人HMに直射光が照射されないように直射光を遮蔽することによって、他の位置に立った他の人へ直射光が照射されることも防ぐことができる。
ここで、図9において、窓Wから人HMまでの距離をxとする。直射光の方向SID1は、窓Wから直射光が人HMに照射された直後の直射光の方向を示す。直射光の方向SID2は、太陽Sの位置を示す方位角が示す方向が略真西の時に人HMに照射される直射光の方向を示す。
角度αは、方向SID1と方向SID2との間の角度を示す。また、窓Wの領域SAは、遮蔽部材Lの捻じれによって直射光が遮蔽される領域を示す。また、窓Wの領域NSAは、遮蔽部材Lの捻じれによって直射光が入射可能な領域を示す。また、窓Wの開口高さをWH1とし、領域NSAの高さ方向の幅をWH2とし、床から窓Wの下枠までの高さをWH3とする。また、窓Wの開口幅をWWとする。また、床から人HMの目線までの高さをhとする。また、直射光の方向SID3は、窓Wから直射光が入射した直後の直射光の方向を示す。角度θは、方向SID3と水平方向との間の角度を示す。
図9に示したように、人HMに直射光が照射される場合、太陽Sの位置を示す方位角が示す方向が角度αの範囲内であり、且つ、太陽Sの位置を示す仰角が水平方向から角度θの範囲内である。角度αは、以下の式(1)によって表され、角度θは、以下の式(2)によって表される。
tanα=WW/x ・・・(1)
tanθ=(WH2+WH3−h)/x ・・・(2)
ここで、領域SAを考慮しない場合、角度θは、上記の式(2)に代えて、下記の式(3)によって表される。
tanθ=(WH1+WH3−h)/x ・・・(3)
センサー情報取得部45から取得されたセンサー情報に基づいて、上記の式(1)及び式(2)によって算出された角度α及び角度θの範囲内に、太陽Sの位置を示す方位角が示す方向と、太陽Sの位置を示す仰角が示す方向とが入ったとモード判定部48が判定した場合、モード切替部50は、駆動制御部52の制御モードを西日モードに切り替える。モード判定部48が、このように西日モードの判定を行うことで、駆動制御部52は、より西日によって室内の人が幻惑されることを、より確実に抑制することができる。
このように、制御システム1は、センサー2により計測された直射方向に応じて下端部Dを、中心軸Cを中心に回転させることで遮蔽部材Lを捩じるように第2駆動部32を制御する。これにより、制御システム1は、直射光及び天空光を効率よく利用することができる。
また、制御システム1は、上端部Uの回転に係る回転角(又は回転角速度)が下端部Dの回転に係る回転角(又は回転角速度)の略2倍となるように第1駆動部31及び第2駆動部32を制御する。これにより、制御システム1は、直射方向に対して遮蔽部材Lが重なり合わせることなく直射光を遮蔽することができ、その結果、過剰に室内の照度を低下させてしまうことを抑制することができる。
また、制御システム1は、上端部Uの方向と、下端部Dの方向とが直交(この直交は、予め定めた角度の一例である)した場合、上端部Uの方向が初期状態の方向を向くまで上端部Uをそれまで回転していた方向に対して反転させるように第1駆動部31を制御する。これにより、制御システム1は、遮蔽部材Lの捩じり過ぎによって破損させてしまうことを抑制することができる。
また、制御システム1は、センサー2から取得された直射方向が所定の方向である場合、上端部Uの方向と下端部Dの方向とが完全遮蔽状態に係る方向を向くように第1駆動部31及び第2駆動部32の駆動を制御する。これにより、制御システム1は、西日によって室内の人が幻惑されることを抑制することができる。
また、制御システム1は、センサー2から取得された直射照度が所定の閾値未満である場合、上端部Uの方向と下端部Dの方向とを窓Wの面に直交する方向を向くように第1駆動部31及び第2駆動部32の駆動を制御する。これにより、制御システム1は、天候が曇りの場合、室内の照度を過剰に低くし過ぎてしまうことを抑制することができる。
また、制御システム1は、計時部により計測された時間に基づいて、上端部Uの方向を第1駆動部31により回転させ、下端部の方向を第2駆動部32により回転させる。これにより、制御システム1は、時間に基づいた通常モードと西日モードとの切り替えを行うことができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
なお、制御装置4は、計時部を備え、モード判定部48が計時部によって計測された時刻に基づいて通常モード、西日モードの判定を行う構成であってもよい。
また、遮光装置3が設置された窓Wが設けられた建物Bの壁面は、西側を向いているとするが、これに代えて、その壁面が他の方角を向いていてもよい。
また、センサー2は、直射方向と直射照度を計測する構成に代えて、他の物理量を計測する構成であってもよい。
また、遮蔽部材Lは、複数枚であることに代えて、1枚であってもよい。
また、遮蔽部材Lは、布や紙、合成樹脂等の可撓性を有するシート状の弾性体によって形成される構成に代えて、変形可能なシート状の金属で形成される構成であってもよい。
また、センサー情報取得部45は、センサー2から直射方向を示す情報と、直射照度を示す情報とを取得する構成に代えて、センサー2が計測した他の物理量を示す情報を取得する構成であってもよい。
また、上端部U1の方向と上端部U2の方向とは、初期状態において方向WMDと平行であるとする構成に代えて、他の何らかの面が延在する方向に対して平行である構成であってもよい。
また、初期状態における上端部Uの方向と下端部Dの方向との間の相対角度は、ゼロ度に代えて、他の角度であってもよい。
また、限界角度は、90°に代えて、他の角度であってもよい。
また、角度θは、方向SID3と水平方向との間の角度であるのに代えて、方向SID3と他の方向との間の角度であるとしてもよい。
また、上記の他に、遮光装置3には、例示した遮蔽部材L以外のものを適用することができる。例えば、特願2013−131909に記載の遮蔽部材を用いた遮光装置3であってもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、制御システム1の制御装置4)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM:Random Access Memory)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 制御システム、2 センサー、3 遮光装置、4 制御装置、31 第1駆動部、32 第2駆動部、41 CPU、42 記憶部、43 入力受付部、44 通信部、45 センサー情報取得部、47 制御部、48 モード判定部、50 モード切替部、52 駆動制御部

Claims (15)

  1. 照射される光を計測するセンサーと、前記光を遮蔽する遮光装置と、前記遮光装置を制御する制御装置とを具備する制御システムであって、
    前記遮光装置は、
    自部材が延在する延在方向の第1端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第1端部と、前記延在方向において前記第1端部とは反対方向の第2端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第2端部とを有する遮蔽部材と、
    前記遮蔽部材の前記第1端部と前記第2端部とのうちいずれか一方又は両方の端部を、幅方向に延伸する鉛直な軸を基準に回転させる駆動部と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記センサーにより計測された前記光の照射方向に応じて、前記軸を基準に前記端部を回転させることで前記遮蔽部材を捩じるように前記駆動部を制御する制御部、
    を備える制御システム。
  2. 請求項1に記載の制御システムであって、
    前記遮蔽部材は、複数であり、それぞれの前記軸が水平方向に配列される、
    制御システム。
  3. 請求項1又は2に記載の制御システムであって、
    前記第1端部は、前記遮蔽部材の上端部であり、
    前記第2端部は、前記遮蔽部材の下端部である、
    制御システム。
  4. 請求項1から3のうちいずれか一項に記載の制御システムであって、
    前記駆動部は、
    前記第1端部を、第1軸を基準に第1回転方向に回転させる第1駆動部と、
    前記第2端部を、第2軸を基準に第1回転方向に回転させる第2駆動部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第2端部の回転と連動して前記第1端部が回転するように前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する、
    制御システム。
  5. 請求項4に記載の制御システムであって、
    前記制御部は、前記第1端部の回転に係る回転角が前記第2端部の回転に係る回転角の略2倍となるように前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する、
    制御システム。
  6. 請求項4又は5に記載の制御システムであって、
    前記制御部は、前記第1端部の回転に係る回転角速度が前記第2端部の回転に係る回転角速度の略2倍となるように前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する、
    制御システム。
  7. 請求項4から6のうちいずれか一項に記載の制御システムであって、
    前記制御部は、前記第1端部の幅方向と、前記第2端部の幅方向との間の角度が予め定めた角度に達した場合、前記第2端部の幅方向が所定方向を向くまで前記第2端部を第1回転方向に対して反転させるように前記第1駆動部を制御する、
    制御システム。
  8. 請求項4から7のうちいずれか一項に記載の制御システムであって、
    前記制御部は、前記センサーから取得された前記光の照射方向が所定の照射方向である場合、前記第1端部の幅方向と前記第2端部の幅方向とが予め決められた第1方向を向くように前記第1駆動部及び前記第2駆動部の駆動を制御する、
    制御システム。
  9. 請求項8に記載の制御システムであって、
    前記遮光装置は、建物の窓を遮光するような位置に設置され、
    前記第1方向は、前記光と平行な方向であって、
    前記制御部は、前記第1端部の幅方向と前記第2端部の幅方向とが前記窓と平行な方向を向くように前記第1駆動部及び前記第2駆動部の駆動を制御する、
    制御システム。
  10. 請求項4から9のうちいずれか一項に記載の制御システムであって、
    前記制御部は、前記センサーから取得された前記光の照度が所定の閾値未満である場合、前記第1端部の幅方向と前記第2端部の幅方向とが予め決められた第2方向を向くように前記第1駆動部及び前記第2駆動部の駆動を制御する、
    制御システム。
  11. 請求項10に記載の制御システムであって、
    前記遮光装置は、建物の窓に設置され、
    前記第2方向は、前記光と直交する方向であって、
    前記制御部は、前記第1端部の幅方向と前記第2端部の幅方向とが前記窓と直交する方向を向くように前記第1駆動部及び前記第2駆動部の駆動を制御する、
    制御システム。
  12. 請求項4から11のうちいずれか一項に記載の制御システムであって、
    前記制御装置は、時間を計測する計時部を備え、
    前記制御部は、前記計時部により計測された前記時間に基づいて、前記第1端部の幅方向を前記第1駆動部により回転させ、前記第2端部を前記第2駆動部により回転させる、
    制御システム。
  13. 自部材が延在する延在方向の第1端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第1端部と、前記延在方向において前記第1端部とは反対方向の第2端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第2端部とを有する遮蔽部材と、前記遮蔽部材の前記第1端部と前記第2端部とのうちいずれか一方又は両方の端部を、幅方向に延伸する鉛直な軸を基準に回転させる駆動部とを備えることで、照射される光を遮蔽する遮光装置と、前記光を計測するセンサーと、前記遮光装置を制御する制御装置とを具備する制御システムにおける前記制御装置であって、
    前記センサーにより計測された前記光の照射方向に応じて、前記軸を基準に前記端部を回転させることで前記遮蔽部材を捩じるように前記駆動部を制御する制御部、
    を備える制御装置。
  14. 自部材が延在する延在方向の第1端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第1端部と、前記延在方向において前記第1端部とは反対方向の第2端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第2端部とを有する遮蔽部材と、前記遮蔽部材の前記第1端部と前記第2端部とのうちいずれか一方又は両方の端部を、幅方向に延伸する鉛直な軸を基準に回転させる駆動部とを備えることで、照射される光を遮蔽する遮光装置と、前記光を計測するセンサーと、前記遮光装置を制御する制御装置とを具備する制御システムにおける前記制御装置の制御方法であって、
    前記センサーにより計測された前記光の照射方向に応じて、前記軸を基準に前記端部を回転させることで前記遮蔽部材を捩じるように前記駆動部を制御する、
    制御方法。
  15. 自部材が延在する延在方向の第1端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第1端部と、前記延在方向において前記第1端部とは反対方向の第2端部であって前記延在方向と直交する方向に幅を有する第2端部とを有する遮蔽部材と、前記遮蔽部材の前記第1端部と前記第2端部とのうちいずれか一方又は両方の端部を、幅方向に延伸する鉛直な軸を基準に回転させる駆動部とを備えることで、照射される光を遮蔽する遮光装置と、前記光を計測するセンサーと、前記遮光装置を制御する制御装置とを具備する制御システムにおける前記制御装置のコンピューターに、
    前記センサーにより計測された前記光の照射方向に応じて、前記軸を基準に前記端部を回転させることで前記遮蔽部材を捩じるように前記駆動部を制御させる、
    プログラム。
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