JP2016030305A - 電子デバイスおよび製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】空洞部および空洞部上に形成されたMEMS構造体を有する電子デバイスにおいて、特性のばらつきを抑制する。
【解決手段】電子デバイスは、第1面および第2面を有する基板11と、基板11において第1面から第2面まで貫通した空洞部13を形成する壁面と、基板11の第1面において空洞部13を含む領域に形成されたエッチングストッパー層14と、空洞部13上のエッチングストッパー層14の上に形成されたMEMS構造体12とを有し、空洞部13が、エッチングストッパー層14に近い第1領域131と、前記エッチングストッパー層から遠い第2領域132とを有し、壁面は、第1領域131および第2領域132の境界において段差を有し、エッチングストッパー層14は、MEMS構造体12のうちエッチングストッパー層14と接する層よりもエッチング速度が遅い。
【選択図】図3

Description

本発明はMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)構造体を有する電子デバイスおよびその製造方法に関する。
いわゆるMEMSデバイスは、例えば、ロボット、FA(Factory Automation)、物流、医療、介護・福祉、またはセキュリティなど様々な分野において、人や物(例えば侵入者や障害物)を検知するシステムに用いられている。近年、MEMSデバイスをアレイ化する技術が開発されている(例えば特許文献1および2)。
特開2005−51690号公報 特開2009−172878号公報
特許文献1および2に記載の電子デバイスはいずれも、空洞部の上に形成されたMEMS構造体を有する。空洞部のうちMEMS構造体と接する部分の面積は、電子デバイスの特性に影響を与えるが、エッチングのばらつきによりこの面積のばらつきを制御することは困難であった。
これに対して本発明は、空洞部および空洞部上に形成されたMEMS構造体を有する電子デバイスにおいて、特性のばらつきを抑制する技術を提供する。
本発明は、第1面および第2面を有する基板と、前記基板において前記第1面から前記第2面まで貫通した空洞部を形成する壁面と、前記基板の前記第1面において前記空洞部を含む領域に形成されたエッチングストッパー層と、前記空洞部上の前記エッチングストッパー層の上に形成されたMEMS構造体とを有し、前記空洞部が、前記エッチングストッパー層に近い第1領域と、前記エッチングストッパー層から遠い第2領域とを有し、前記壁面は、前記第1領域および前記第2領域の境界において段差を有し、前記エッチングストッパー層は、前記MEMS構造体のうち当該エッチングストッパー層と接する層よりもエッチング速度が遅い材料で形成されている電子デバイスを提供する。
この電子デバイスによれば、特性のばらつきを抑制することができる。
前記空洞部は、テーパー形状を有し、前記第2領域におけるテーパー角度は、前記第1領域におけるテーパー角度よりも大きくてもよい。
この電子デバイスによれば、より簡単に製造することができる。
前記基板の前記第1面に垂直な断面における前記空洞部の幅は、前記第1領域よりも前記第2領域の方が広くてもよい。
この電子デバイスによれば、より簡単に製造することができる。
前記基板の前記第1面に垂直な断面における前記空洞部の幅は、前記第2領域よりも前記第1領域の方が広くてもよい。
この電子デバイスによれば、MEMS構造体をより高集積化することができる。
前記基板に、前記空洞部および前記MEMS構造体の組が複数形成されていてもよい。
この電子デバイスによれば、複数のMEMS構造体における特性のばらつきを低減することができる。
また、本発明は、第1面および第2面を有する基板において、当該第1面から、当該第2面まで貫通しない第1空洞部を形成する工程と、前記第1空洞部に犠牲層を形成する工程と、前記犠牲層および前記基板の前記第1面を平坦化する工程と、前記基板の前記第1面において前記空洞部を含む領域に、前記基板よりもエッチング速度が遅いエッチングストッパー層を形成する工程と、前記空洞部上の前記エッチングストッパー層の上にMEMS構造体を形成する工程と、前記基板の前記第2面から、前記第1空洞部まで貫通する第2空洞部を形成する工程と、前記第2空洞部を介して、前記犠牲層を除去する工程とを有する電子デバイスの製造方法を提供する。
この製造方法によれば、空洞部および空洞部上に形成されたMEMS構造体を有する電子デバイスにおける特性のばらつきを抑制することができる。
関連技術に係る電子デバイス9の断面構造を例示する図。 共振周波数と幅Aとの関係を例示する図。 一実施形態に係る電子デバイス1の構造を例示する図。 一実施形態に係る電子デバイス1の製造方法を例示する図。 ステップS100の後の状態を例示する図。 ステップS110の後の状態を例示する図。 ステップS120の後の状態を例示する図。 ステップS130の後の状態を例示する図。 ステップS140の後の状態を例示する図。 ステップS150の後の状態を例示する図。 保護膜16が形成された状態を例示する図。 ステップS160の後の状態を例示する図。 ステップS170の後の状態を例示する図。 ステップS180の後の状態を例示する図。 変形例1に係る電子デバイス1の構造を例示する図。 変形例1に係る電子デバイス1の構造を例示する図。
1.概要
図1は、関連技術に係る電子デバイス9の断面構造を例示する図である。電子デバイス9は、例えば超音波センサーとして用いられる。電子デバイス9は、基板91と、MEMS構造体92とを有する。図1(A)は、基板91の表面に垂直な断面における構造を示す模式図である。
基板91は、MEMS構造体92を形成するための基板である。基板91としては、例えばSi基板が用いられる。基板91は、空洞部911を有する。空洞部911は基板91の表面(図の上部)から裏面(図の下部)まで貫通している。
MEMS構造体92は、Si酸化膜921と、金属酸化膜922と、下部電極925と、圧電体926と、上部電極923と、保護膜924とを有する。Si酸化膜921および金属酸化膜922は振動板として機能する。下部電極925、圧電体926、および上部電極923は、振動板を駆動する駆動部として機能する。上部電極923および下部電極925に印加する電圧を変化させると、印加電圧の変化に応じて圧電体926が膨張および収縮する。圧電体926の膨張および収縮に応じて、振動板が振動する。
振動の特性の一つに共振周波数がある。共振周波数は、圧電体926が最も変位する周波数である。センサーの高解像度化のためには、共振周波数をより高い周波数にすることが求められる。
デバイス構造との関係でいうと、共振周波数は、空洞部911において振動板(この例ではSi酸化膜921)露出している部分の面積に依存している。この面積を表す指標として、空洞部911の上部において、振動板が露出している部分の幅Aを用いる。
図2は、共振周波数と幅Aとの関係を例示する図である。このように、幅Aが狭くなるほど、共振周波数が高くなる傾向にある。また、共振周波数を高周波にするほど、すなわち幅Aが狭くなるほど、幅Aの変化に対する共振周波数の変化量は大きくなる。
再び図1を参照する。1枚の基板91に、空洞部911およびMEMS構造体92の組を複数、形成した場合でも、空洞部911を形成するプロセス(例えばエッチング)のばらつきにより、幅Aはばらつきを有する。空洞部911は基板91の裏面からのエッチングにより形成される。エッチングはウェットエッチングおよびドライエッチングのどちらを用いてもよいが、それぞれ以下のような問題がある。
ウェットエッチングを用いた場合、Si酸化膜921のエッチング速度が基板91よりも早いため、エッチングがSi酸化膜921まで進むと空洞部の幅が広がってしまう。図1(B)は、Si酸化膜921がエッチングされ、空洞部の幅が広がった様子を示している。このとき、空洞部の幅が広がる量は、基板91の厚さおよびエッチング速度の基板面内ばらつきに依存している。すなわち、裏面から空洞部911をエッチングしていったときに、Si酸化膜921が露出するタイミングは基板11の面内でそれぞれ異なる。したがってSi酸化膜921がエッチングされる時間が面内でばらつき、特性のばらつきおよび歩留まりの低下を招く。
ドライエッチングを用いた場合、エッチングがSi酸化膜921まで達すると、Si酸化膜921の露出面に電荷が溜まる。エッチャントであるマイナスイオンは電荷の無い側壁に曲げられ、空洞部の幅が広がってしまう。また、ドライエッチングでは、空洞部の側壁の角度を制御することが困難である。この傾斜によっても、空洞部の幅が変化する。以上2つの現象により空洞部の幅にばらつきが生じ、特性のばらつきおよび歩留まりの低下を招く。
いずれのエッチング方法を用いるにしても、図2で説明したように、共振周波数を高くすると、幅Aのわずかなばらつきで共振周波数が大きくばらついてしまう。
本実施形態は、プロセスのばらつきに起因する特性のばらつきを低減する技術を提供する。
2.構造
図3は、一実施形態に係る電子デバイス1の構造を例示する図である。電子デバイス1は、基板11と、MEMS構造体12とを有する。図3は、基板11の表面に垂直な断面における構造を示す模式図である。
基板11は、MEMS構造体12を形成するための基板である。基板11としては、例えばSi基板が用いられる。基板11は、空洞部13を有する。空洞部13は基板11の一部をエッチングすることにより形成され、壁面によって規定される。基板11の表面(第1面の一例。図の上部)から裏面(第2面の一例。図の下部)まで貫通している。
基板11の第1面には、エッチングストッパー層14が形成される。エッチングストッパー層14の詳細は後述するが、空洞部13を形成する際のエッチングを停止するための層であり、基板11よりもエッチング速度の遅い材料で形成される。エッチングストッパー層は、空洞部13の上を含め、基板11の表面のほぼ全面に形成されている。
エッチングストッパー層14の上には、MEMS構造体12が形成されている。MEMS構造体12は、Si酸化膜121と、金属酸化膜122と、下部電極125と、圧電体126と、上部電極123と、保護膜124とを有する。Si酸化膜121および金属酸化膜122は振動板として機能する。下部電極125、圧電体126、および上部電極123は、振動板を駆動する駆動部として機能する。上部電極123および下部電極125に印加する電圧を変化させると、印加電圧の変化に応じて圧電体126が膨張および収縮する。圧電体126の膨張および収縮に応じて、振動板が振動する。
空洞部13は、詳細には、空洞部131(第1領域の一例)および空洞部132(第2領域の一例)の2つの領域を含む。空洞部131は断面においてよりエッチングストッパー層14に近い領域であり、空洞部132はより遠い領域である。空洞部131および空洞部132は断面における幅が異なっており、その境界において、空洞部13の壁面は段差を有する。ここで、「段差」とは、断面の幅方向(図の横方向)において長さに差があることをいう。
3.製造方法
図4は、一実施形態に係る電子デバイス1の製造方法を例示する図である。また、図5〜13は、各工程における基板11の状態を示す図である。
ステップS100において、基板11の表面に空洞部131が形成される(図5)。空洞部131の壁面(側壁)は、フォトリソグラフィーおよびドライエッチングにより形成される。
ステップS110において、基板11の表面に犠牲層15が形成される(図6)。犠牲層は、エッチングストッパー層14よりもエッチング速度が速い材料、例えばSi酸化膜で形成される。犠牲層15は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)により形成される。
ステップS120において、基板11の表面が平坦化される(図7)。基板11の表面は、犠牲層15の表面と空洞部131以外の部分の表面の高さが均一になるまで平坦化される。基板11の表面は、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)により平坦化される。
ステップS130において、基板11の表面にエッチングストッパー層14が形成される(図8)。エッチングストッパー層14は、例えばCVDにより形成される。
ステップS140において、エッチングストッパー層14の上に、振動板すなわちSi酸化膜121および金属酸化膜122が形成される(図9)。Si酸化膜121および金属酸化膜122は、CVDまたはスパッタリングにより形成される。
ステップS150において、振動板の上に、駆動部すなわち下部電極125、圧電体126、および上部電極123、並びに保護膜124が形成される(図10)。各層の成膜には、CVD、スパッタリング、またはゾルゲル法が用いられる。下部電極125、圧電体126、および上部電極123のパターニングには、フォトリソグラフィーおよびドライエッチングが用いられる。
次から基板11の裏面を加工するが、その前に、MEMS構造体12を保護するため、保護膜16が形成される(図11)。保護膜16は、有機材料、例えばフォトレジストにより形成される。
ステップS160において、基板11の裏面に、空洞部132を形成するためのパターニングが行われる(図12)。まず、基板11の裏面にフォトレジスト17が塗布される。フォトレジスト17は、フォトリソグラフィーによりパターニングされる。
ステップS170において、空洞部132が形成される(図13)。空洞部132は、フォトレジスト17の開口部を介したエッチングにより形成される。このエッチングは、ドライエッチングでもウェットエッチングでもよい。
ステップS180において、犠牲層15が除去される(図14)。犠牲層15は、例えばウェットエッチングにより除去される。この例では犠牲層15としてSi酸化膜を用いているので、HF系のエッチング液が用いられる。
ここで、エッチングストッパー層14は、ステップS180のエッチングにおけるエッチング速度が犠牲層15よりも遅い材料(すなわち犠牲層15のエッチャントに対するエッチング速度が、犠牲層15よりも遅い材料)形成されている。エッチング速度の差は、例えば100倍以上が好ましい。エッチング速度が遅いので、エッチングはエッチングストッパー層14により停止する。なお、エッチングストッパー層14は、その機能から明らかなように、MEMS構造体12の最下層(この例ではSi酸化膜121)よりも、ステップS180で用いられるエッチャントに対するエッチング速度が遅い材料で形成されている。
この後、保護膜16およびフォトレジスト17が除去される。保護膜16およびフォトレジスト17の除去には、例えば、酸素プラズマ処理および有機剥離液が用いられる。こうして、電子デバイス1が完成する。
この例によれば、空洞部131の上部において振動板が露出している部分の幅は、ステップS100のフォトリソグラフィーおよびドライエッチングにより形成される。このドライエッチングは表面から行われるため、空洞部131の上部において振動板が露出している部分の幅は、基板の裏面からエッチングする場合と比較するとエッチングの影響をほとんど受けず、フォトリソグラフィーのパターニングと同程度の寸法精度を有する。すなわち、特性のばらつきがより低減された電子デバイスを得ることができる。
例えばセンサー(MEMS構造体12)をアレイ化する場合、すなわち単一の基板11に、MEMS構造体12および空洞部13の組を複数、形成する場合、本実施形態によれば、個々のセンサー間で特性(例えば共振周波数)のばらつきの少ないセンサーアレイを得ることができる。また、ディスクリートのセンサーを製造する場合であっても、個々の製品間の特性のばらつきを低減することができる。
また、図1で説明した電子デバイス9では、空洞部911は基板91の裏面のパターニングを介したエッチングにより形成される。一方でMEMS構造体92は基板91の表面のパターニングにより形成される。パターニングの面が異なるので、MEMS構造体92および空洞部911の位置合わせ(アライメント)を異なる面で行うこととなり、MEMS構造体92と空洞部911との位置合わせの精度を高くすることができない。しかし、本実施形態によれば、空洞部131は基板11の表面のパターニングにより形成されるので、MEMS構造体12と空洞部131とは、フォトリソグラフィーの寸法精度と同程度の高い精度で位置合わせをすることができる。
4.変形例
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
図15は、変形例1に係る電子デバイス1の構造を例示する図である。実施形態(図3)では、空洞部131の幅の方が空洞部132の幅よりも広い例を説明した。実施形態の例では、空洞部131を小さくできるので、例えばMEMS構造体をアレイ化するときに、より集積度を高めることができる。一方で変形例1では、空洞部132の幅が広いので、犠牲層15のエッチングを短時間で行うことができる。
図16は、変形例2に係る電子デバイス1の構造を例示する図である。実施形態(図3)では、空洞部131の壁面がテーパー形状を有し、基板11の表面に向けて幅が広がっているが、空洞部132はテーパー形状を有さない例を説明した。変形例2では、空洞部132の壁面もテーパー形状を有し、基板11の裏面に向けて幅が広がっている。なおこの例で、空洞部132におけるテーパー角度は、空洞部131におけるテーパー角度よりも大きい。既に説明したように、デバイスの特性を決める、空洞部131の上部において振動板が露出している部分の幅は、空洞部131の形成により決定されている。したがって、空洞部132のエッチングは空洞部131のエッチングよりも寸法精度が低くてもよい。すなわち、異方性の低いエッチング方法によりエッチングされ広いテーパーが形成されても、電子デバイスの特性には影響を与えない。なお図16では、テーパーが強調して描かれている。
MEMS構造体12は、超音波センサーに用いられるものに限定されない。超音波センサー以外の用途に用いられるものであってもよい。
電子デバイス1を構成する各層の材料は実施形態で例示したものに限定されない。
本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において広く適用が可能である。
9…電子デバイス、91…基板、911…空洞部、92…MEMS構造体、921…Si酸化膜、922…金属酸化膜、923…上部電極、924…保護膜、925…下部電極、926…圧電体、1…電子デバイス、11…基板、12…MEMS構造体、13…空洞部、14…エッチングストッパー層、121…Si酸化膜、122…金属酸化膜、123…上部電極、124…保護膜、125…下部電極、126…圧電体、15…犠牲層、16…保護膜、17…フォトレジスト

Claims (6)

  1. 第1面および第2面を有する基板と、
    前記基板において前記第1面から前記第2面まで貫通した空洞部を形成する壁面と、
    前記基板の前記第1面において前記空洞部を含む領域に形成されたエッチングストッパー層と、
    前記空洞部上の前記エッチングストッパー層の上に形成されたMEMS構造体と
    を有し、
    前記空洞部が、
    前記エッチングストッパー層に近い第1領域と、
    前記エッチングストッパー層から遠い第2領域と
    を有し、
    前記壁面は、前記第1領域および前記第2領域の境界において段差を有し、
    前記エッチングストッパー層は、前記MEMS構造体のうち当該エッチングストッパー層と接する層よりもエッチング速度が遅い材料で形成されている
    電子デバイス。
  2. 前記空洞部は、テーパー形状を有し、
    前記第2領域におけるテーパー角度は、前記第1領域におけるテーパー角度よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス。
  3. 前記基板の前記第1面に垂直な断面における前記空洞部の幅は、前記第1領域よりも前記第2領域の方が広い
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子デバイス。
  4. 前記基板の前記第1面に垂直な断面における前記空洞部の幅は、前記第2領域よりも前記第1領域の方が広い
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子デバイス。
  5. 前記基板に、前記空洞部および前記MEMS構造体の組が複数形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  6. 第1面および第2面を有する基板において、当該第1面から、当該第2面まで貫通しない第1空洞部を形成する工程と、
    前記第1空洞部に犠牲層を形成する工程と、
    前記犠牲層および前記基板の前記第1面を平坦化する工程と、
    前記基板の前記第1面において前記第1空洞部を含む領域に、前記犠牲層よりもエッチング速度が遅いエッチングストッパー層を形成する工程と、
    前記空洞部上の前記エッチングストッパー層の上にMEMS構造体を形成する工程と、
    前記基板の前記第2面から、前記第1空洞部まで貫通する第2空洞部を形成する工程と、
    前記第2空洞部を介して、前記犠牲層を除去する工程と
    を有する電子デバイスの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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