JP2016029690A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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博昭 竹谷
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Abstract

【課題】ビット拡散層を深く形成した構成において、微細化が進んでも、リフレッシュ特性や書込み特性を悪化させない半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】活性領域140における第1拡散層340と第2拡散層320との間にて半導体基板に形成された第1トレンチ160内に第1ゲート電極270が形成された第1トランジスタ450と、活性領域140における第2拡散層320と第3拡散層350との間にて半導体基板に形成された第2トレンチ170内に第2ゲート電極280が形成された第2トランジスタ460と、を備える。第1トレンチ160は、底部をフィン状又は鞍状に形成した第1サドルフィンを有し、第2トレンチ170は、底部をフィン状又は鞍状に形成した第2サドルフィンを有し、第1拡散層340から第2拡散層320への方向と、第3拡散層350から第2拡散層320への方向と、が交差している。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体装置の微細化が進められている。一般的にDRAMのセルトランジスタは、ビット線を共有する2つのトランジスタが隣接するように配置される。また、微細化に伴うトランジスタの性能の低下を抑制するために、半導体基板にトレンチを形成し、当該トレンチにゲート絶縁膜を介してゲート電極(ワード線)を埋め込んだトレンチゲート型トランジスタが用いられている。これによって、ゲート長が確保され、オフリークを低減させることができる。また、さらなる微細化に伴うトランジスタの性能の低下を抑制するために、ゲート電極(ワード線)を埋め込むトレンチの底部をフィン状(又は鞍状)に形成したサドルフィンを有するトレンチゲート型トランジスタが用いられている。これにより、電子の経路であるチャネルに対し上面、右側面、及び左側面の3方向からゲート電極の電位を印加することで、トランジスタのON/OFF性能を向上させることができる。
特開2012−234964号公報
以下の分析は、本願発明者により与えられる。
ところが、このようなトレンチゲート型トランジスタをさらに微細化すると、ビットコンタクトと接続された拡散層(ビット拡散層)を共有するトレンチゲート型トランジスタ間で、選択されたトレンチゲート型トランジスタ(選択トランジスタ)のスイッチング動作を繰り返すうちに選択されていないトレンチゲート型トランジスタ(非選択トランジスタ)に接続された容量素子の電荷を破壊するディスターブ不良が顕在化する。つまり、非選択トランジスタに接続された容量素子で電荷を蓄積している場合(“1”データが書き込まれている場合)、選択トランジスタから非選択トランジスタに吐き出された電子により、非選択トランジスタに接続された容量素子で蓄積される電荷が減少する可能性がある(詳しくは後述)。そこで、このようなディスターブ不良を抑制するべく、特許文献1に記載の発明のようにイオン注入でビット拡散層を深く形成することで、選択トランジスタからの電子をビット拡散層で吸収しやすくし、選択トランジスタから非選択トランジスタに電子が流入しないようにすることが考えられる。
しかしながら、特許文献1に記載の発明のようにイオン注入でビット拡散層を深く形成した構成において、さらに微細化が進むと、ビット拡散層に注入された不純物が容量コンタクトに接続される拡散層(容量拡散層)にも分布するようになり、接合電界が増加し、リフレッシュ特性が悪化する可能性がある。また、ビット拡散層の深い部分は主にイオン注入のチャネリングで形成されるが、チャネリングするイオンを増やすためにドーズ量を増加させると、ビットコンタクトとビット拡散層との間の接合容量が増加し、容量素子への書込み特性が悪化する可能性がある。そのため、ディスターブ不良の発生原理からもたらされる解決策を、別の視点から考える必要がある。
本発明の第1の視点においては、半導体装置において、活性領域における第1拡散層と第2拡散層との間にて半導体基板に形成された第1トレンチ内に第1ゲート電極が形成された第1トランジスタと、前記活性領域における前記第2拡散層と第3拡散層との間にて前記半導体基板に形成された第2トレンチ内に第2ゲート電極が形成された第2トランジスタと、を備え、前記第1トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第1サドルフィンを有し、前記第2トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第2サドルフィンを有し、前記第1拡散層から前記第2拡散層への方向と、前記第3拡散層から前記第2拡散層への方向と、が交差していることを特徴とする。
本発明の第2の視点においては、半導体装置の製造方法において、半導体基板に第1の方向に所定ピッチで配された第1素子分離領域を形成する工程と、前記半導体基板に前記第1の方向に対して直角である方向に別の所定ピッチで配された第2素子分離領域を形成する工程と、前記第1素子分離領域と前記第2素子分離領域とによって区画された活性領域に、第1拡散層と第2拡散層との間にて前記半導体基板に形成された第1トレンチ内に第1ゲート電極が形成された第1トランジスタと、前記活性領域における前記第2拡散層と第3拡散層との間にて前記半導体基板に形成された第2トレンチ内に第2ゲート電極が形成された第2トランジスタと、を形成する工程と、を含み、前記第1トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第1サドルフィンを有し、前記第2トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第2サドルフィンを有し、前記第1素子分離領域を形成する工程では、前記第1拡散層から前記第2拡散層への方向と、前記第3拡散層から前記第2拡散層への方向と、が交差するように、前記第1素子分離領域を屈曲した形状に形成することを特徴とする。
本発明によれば、活性領域において第2拡散層を共有する2つの第1トランジスタ及び第2トランジスタの一方のトランジスタのサドルフィンの鞍部付近にできた反転層から電子が吐き出されても、他方のトランジスタの容量拡散層に到達しにくくなるので、ディスターブ不良の発生頻度を低下させることができ、微細化が進んでもリフレッシュ特性や容量素子への書込み特性を悪化させないようにすることができる。
本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分のレイアウトの一例を模式的に示した平面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の第3の方向Wに沿った図1のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した断面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分における第1活性領域の周辺を、アイソメ図法を用いて模式的に示した斜視図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の第5の方向Uに沿った図1のB−B断面の第1サドルフィンの周辺を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の構成部の位置関係を示した模式図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分における第1活性領域の反転層第1の形態を模式的に示した(a)図1のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した断面図、(b)図1のB−B断面の第1サドルフィンの周辺を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分における第1活性領域の反転層第2の形態を模式的に示した(a)図1のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した断面図、(b)図1のB−B断面の第1サドルフィンの周辺を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分における第1活性領域の反転層第3の形態を模式的に示した(a)図1のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した断面図、(b)図1のB−B断面の第1サドルフィンの周辺を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第1の工程を模式的に示した(a)平面図、(b)図1のA−A断面を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第2の工程を模式的に示した(a)平面図、(b)図1のA−A断面を模式的に示した図9に続く断面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第3の工程を模式的に示した(a)平面図、(b)図1のA−A断面を模式的に示した図10に続く断面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第4の工程を模式的に示した(a)平面図、(b)図1のA−A断面を模式的に示した図11に続く断面図である。 従来例に係る半導体装置の主要部分のレイアウトの一例を模式的に示した平面図である。 従来例に係る半導体装置の主要部分の第3の方向Wに沿った図13のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した断面図である。 従来例に係る半導体装置の主要部分における第1活性領域の周辺を、アイソメ図法を用いて模式的に示した斜視図である。 従来例に係る半導体装置の主要部分の構成部の位置関係を示した模式図である。 従来例に係る半導体装置での隣接ゲートスイッチング回数と不良ビット数との関係を模式的に示したグラフである。
本発明の実施形態に係る半導体装置について説明する前に、「発明が解決しようとする課題」で示したディスターブ不良のメカニズムについて図面を用いて説明する。
図13は、ビット拡散層を共有する2つのトレンチゲート型トランジスタ周辺の平面図である。図14は、ビット拡散層を共有する2つのトレンチゲート型トランジスタの中心に沿った図13のA−A断面を第1の方向Xに沿った垂直面に投影した断面図である。図14では、P型拡散領域112を白抜きにして、電子反転層のOFF直後の形態(反転層第3の形態530)が分かりやすいようにしている。図15は、図13及び図14の各構成部の位置関系を明確にするために、アイソメ図法を用いハッチング無しにした図である。
図13及び図14を参照すると、第1セルトランジスタ450と第2セルトランジスタ460が一つの活性領域140内にビット拡散層320を共有するように配置されている。平面的に見ると、第1半導体ピラー200の第1容量拡散層340、第1サドルフィン165、第2半導体ピラー210のビット拡散層320、第2サドルフィン175、第3半導体ピラー220の第2容量拡散層350の順に第3の方向W(XY面にある方向W)に沿って直線状に配置される。図15に各部の位置関係を立体的に示す。
発明者は、DRAM等の半導体装置においてディスターブ不良が発生するという課題を解決するために、シミュレーション等を繰り返した結果、ディスターブ不良が次のように発生することを突き止めた。
図14を参照すると、第2セルトランジスタ460をOFF状態のままとし、第1セルトランジスタ450をON状態(導通状態)からOFF状態(不通状態)に切り替えるため第1ゲート電極270に負電位を供給し実際にOFFした直後の過渡状態を示している。電子反転層が反転層第3の形態530をなし、反転層第3の形態530は、第1半導体ピラー200内で第1容量拡散層340と接続した反転層第3の形態第2の部分532と、第1サドルフィン165によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域140内でどことも接続しない反転層第3の形態第1の部分531と、第2半導体ピラー210内で第1ビット拡散層320と接続した反転層第3の形態第3の部分533と、に3分割される。
ここで、反転層第3の形態第2の部分532にある電子は第1容量拡散層340に吸収され、反転層第3の形態第3の部分533にある電子はビット拡散層320に吸収されるが、第1サドルフィン165によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域140内の反転層第3の形態第1の部分531にある電子は第1サドルフィン165の鞍面(図4の166に相当)及び側面(図4の167、168に相当)の電位に押されて、側面(図4の167、168に相当)に沿った方向(第3の方向W)の先にある第1活性領域140に吐き出される。
反転層第3の形態第1の部分531から吐き出された電子の大部分は、空乏層中に発生する電界に従って、第1容量拡散層340及びビット拡散層320に吸収されるが、吐き出された電子の一部の進む第3の方向Wの先にちょうど第2セルトランジスタ460を構成する第2サドルフィン175がある。そのため、反転層第3の形態第1の部分531から吐き出された電子の一部は、第2セルトランジスタ460を構成する第2サドルフィン175によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域140を通過して第2セルトランジスタ460の第2容量拡散層350に到達する。第2容量拡散層350に到達した電子は、容量コンタクトプラグ(図2の430に相当)を介して接続された容量素子(図2の440に相当)に吸収される。この時、第2セルトランジスタ460の容量素子(図示せず;図2の第2容量拡散層350に電気的に接続された容量素子440に相当)に“1”データが書き込まれている場合、第2セルトランジスタ460の容量素子に吸収された電子により“1”データを保持するための電荷が減少(電荷を破壊)することによってディスターブ不良が発生する。
つまり、従来例に係る半導体装置では、図16のように、第1容量拡散層340、第1サドルフィン165、ビット拡散層320、第2サドルフィン175、第2容量拡散層350が第3の方向Wに直線状に配置されるため、第1サドルフィン165によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域(図14の140)内の反転層第3の形態第1の部分(図14の531)から吐き出された電子の一部は、実線の矢印の方向(第3の方向W)にある第2容量拡散層350に到達していた。
図17は、従来例に係る半導体装置における“1”データを書き込んだDRAMセルの隣接トランジスタのゲート電極をスイッチングした回数(隣接ゲートスイッチング回数)と、書き込んだ“1”データが破壊されたDRAMセルのビット数(不良ビット数)との関係を示している。このように、隣接ゲートスイッチング回数が増えると不良ビット数が増える。
そこで、発明者は、ディスターブ不良の発生原理からもたらされる課題を以下のようにして解決した。
[実施形態]
本発明の一実施形態に係る半導体装置について図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分のレイアウトの一例を模式的に示した平面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の第3の方向Wに沿った図1のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した断面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分における第1活性領域の周辺を、アイソメ図法を用いて模式的に示した斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の第5の方向Uに沿った図1のB−B断面の第1サドルフィンの周辺を模式的に示した断面図である。図5は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の構成部の位置関係を示した模式図である。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る半導体装置100の主要部分の平面的な配置について説明する。なお、図1は、第1半導体ピラー200と第1容量拡散層340との界面におけるDRAMメモリセルのレイアウトを示した平面図に相当する。また、図1の平面図では、図面を見やすくするために、埋め込みワード線より上方に形成されるビット線やキャパシタは、省略している。
半導体装置100は、XY面において、第4の方向Vに延在する第1素子分離領域第1部分122と、第3の方向Wに延在する第1素子分離領域第2部分123と、が交互に繰り返した第1素子分離領域120が第2の方向Yに所定の間隔をおいて配されている。また、半導体装置100は、XY面において、第2の方向Yに延在する第2素子分離領域130、第1ゲートトレンチ160、第2ゲートトレンチ170、第2素子分離領域130、第3ゲートトレンチ180、第4ゲートトレンチ190がこの順に繰り返して第1の方向Xに所定の間隔をおいて配されている。
第1素子分離領域120は、第2の方向Yに隣り合う第1活性領域140間を電気的に分離するとともに、第2の方向Yに隣り合う第2活性領域150間を電気的に分離する領域である。第1素子分離領域120は、半導体基板(図2の110)の表面部分に第2の方向Yに最少露光寸法Fの2倍のピッチ(以降、ピッチL3)で繰り返し配置される。第1素子分離領域120は、XY面において、第1素子分離領域第1部分122と、第1素子分離領域第2部分123と、を交互に繰り返した構成となっている。
第1素子分離領域第1部分122は、第1の方向Xに対して反時計回りに所定角度(第1の方向Xに対して時計回りに−θ)だけ傾いた第4の方向Vに延在する部分である。第1素子分離領域第1部分122は、第1の方向Xに最少露光寸法Fの6倍の幅(以降、幅L1)となっており、かつ、第2の方向Yに最少露光寸法Fの幅(以降、幅L2)となっている。
第1素子分離領域第2部分123は、第1の方向Xに対して時計回りに所定角度(θ)だけ傾いた第3の方向Wに延在する部分である。第1素子分離領域第2部分123は、第1の方向Xに幅L1となっており、かつ、第2の方向Yに幅L2となっている。
第2素子分離領域130は、第3の方向W及び第4の方向Vに隣り合う第1活性領域140と第2活性領域150との間を電気的に分離する領域である。第2素子分離領域130は、半導体基板(図2の110)の表面にて、第1素子分離領域第1部分122の中央部と、第1素子分離領域第2部分123の中央部と、のそれぞれに位置するように第2の方向Yに延在して配される。第2素子分離領域130は、半導体基板(図2の110)の表面部分に第1の方向に最少露光寸法F(以降、幅L4)となっている。第2素子分離領域130は、第1の方向XにピッチL1で繰り返し配置される。
第1素子分離領域120と第2素子分離領域130で区画された半導体基板(図2の110)の表面部分には、第1活性領域140及び第2活性領域150が配されている。第1活性領域140は、第3の方向Wに沿った第1の部分141と、第4の方向Vに沿った第2の部分142と、からなる。第1の部分141には、第1セルトランジスタ450が形成される。第2の部分142には、第2セルトランジスタ460が形成される。第2活性領域150は、第4の方向Vに沿った第3の部分151と、第3の方向Wに沿った第4の部分152と、からなる。第3の部分151には、第3セルトランジスタ470が形成される。第4の部分152には、第4セルトランジスタ480が形成される。
第1ゲートトレンチ160は、第1ゲート電極270がゲート絶縁膜(図2の260)を介して埋め込まれる溝である。第1ゲートトレンチ160は、第2の方向Yに延在し、第1の方向Xに最少露光寸法F(以降、幅L5)となっている。第2ゲートトレンチ170は、第2ゲート電極280がゲート絶縁膜(図2の260)を介して埋め込まれる溝である。第2ゲートトレンチ170は、第2の方向Yに延在し、第1の方向Xに幅L5となっている。第1ゲートトレンチ160と第2ゲートトレンチ170とは、第1活性領域140を第1の方向Xにて、最少露光寸法F(以降、幅L7)の第1半導体ピラー200と、最少露光寸法F(以降、幅L6)の第2半導体ピラー210と、幅L7の第3半導体ピラー220と、に分けるように配置される。
第3ゲートトレンチ180は、第3ゲート電極290がゲート絶縁膜(図2の260)を介して埋め込まれる溝である。第3ゲートトレンチ180は、第2の方向Yに延在し、第1の方向Xに幅L5となっている。第4ゲートトレンチ190は、第4ゲート電極300がゲート絶縁膜(図2の260)を介して埋め込まれる溝である。第4ゲートトレンチ190は、第2の方向Yに延在し、第1の方向Xに幅L5となっている。第3ゲートトレンチ180と第4ゲートトレンチ190とは、第2活性領域150を第1の方向Xにて、幅L7の第4半導体ピラー230と、幅L6の第5半導体ピラー240と、幅L7の第6半導体ピラー250と、に分けるように配置される。
半導体ピラー200、210、220、230、240、250は、半導体基板(図2の110)に形成されたP型拡散領域112の柱状の部分である。
第1半導体ピラー200は、第1活性領域140における第2素子分離領域130と第1ゲートトレンチ160と第1素子分離領域120によって区画された領域に形成され、第1半導体ピラー200の上部に第1容量拡散層340が形成されている。第2半導体ピラー210は、第1活性領域140における第1ゲートトレンチ160と第2ゲートトレンチ170と第1素子分離領域120によって区画された領域に形成され、第2半導体ピラー210の上部に第1ビット拡散層320が形成されている。第3半導体ピラー220は、第1活性領域140における第2ゲートトレンチ170と第2素子分離領域130と第1素子分離領域120によって区画された領域に形成され、第3半導体ピラー220の上部に第2容量拡散層350が形成されている。
第4半導体ピラー230は、第2活性領域150における第2素子分離領域130と第3ゲートトレンチ180と第1素子分離領域120によって区画された領域に形成され、第4半導体ピラー230の上部に第3容量拡散層360が形成されている。第5半導体ピラー240は、第2活性領域150における第3ゲートトレンチ180と第4ゲートトレンチ190と第1素子分離領域120によって区画された領域に形成され、第5半導体ピラー240の上部に第2ビット拡散層330が形成されている。第6半導体ピラー250は、第2活性領域150における第4ゲートトレンチ190と第2素子分離領域130と第1素子分離領域120によって区画された領域に形成され、第6半導体ピラー250の上部に第4容量拡散層370が形成されている。
第1ゲート電極270は、第1ゲートトレンチ160内にゲート絶縁膜(図2の260)を介して第1活性領域140の第1の部分141(第1半導体ピラー200及び第2半導体ピラー210を含む)に接するように配置される。第2ゲート電極280は、第2ゲートトレンチ170内にゲート絶縁膜(図2の260)を介して第1活性領域140の第2の部分142(第2半導体ピラー210及び第3半導体ピラー220を含む)に接するように配置される。第3ゲート電極290は、第3ゲートトレンチ180内にゲート絶縁膜(図2の260)を介して第2活性領域150の第3の部分151(第4半導体ピラー230及び第5半導体ピラー240を含む)に接するように配置される。第4ゲート電極300は、第4ゲートトレンチ190内にゲート絶縁膜(図2の260)を介して第2活性領域150の第4の部分152(第5半導体ピラー240及び第6半導体ピラー250を含む)に接するように配置される。
第1ビット拡散層320は、第2半導体ピラー210の上部に形成される。第2ビット拡散層330は、第5半導体ピラー240の上部に形成される。第1容量拡散層340は、第1半導体ピラー200の上部に形成される。第2容量拡散層350は、第3半導体ピラー220の上部に形成される。第3容量拡散層360は、第4半導体ピラー230の上部に形成される。第4容量拡散層370は、第6半導体ピラー250の上部に形成される。
第1セルトランジスタ450は、第1活性領域140の第1の部分141(第1半導体ピラー200及び第2半導体ピラー210を含む)と、ゲート絶縁膜(図2の260)と、第1ゲート電極270と、第1ビット拡散層320と、第1容量拡散層340と、で構成される。第2セルトランジスタ460は、第1活性領域140の第2の部分142(第2半導体ピラー210及び第3半導体ピラー220を含む)と、ゲート絶縁膜(図2の260)と、第2ゲート電極280と、第1ビット拡散層320と、第2容量拡散層350と、で形成される。
第3セルトランジスタ470は、第2活性領域150の第3の部分151(第4半導体ピラー230及び第5半導体ピラー240を含む)と、ゲート絶縁膜(図2の260)と、第3ゲート電極290と、第2ビット拡散層330と、第3容量拡散層360と、で構成される。第4セルトランジスタ480は、第2活性領域150の第4の部分152(第5半導体ピラー240及び第6半導体ピラー250を含む)と、ゲート絶縁膜(図2の260)と、第4ゲート電極300と、第2ビット拡散層330と、第4容量拡散層370と、で構成される。
次に、図2を参照して説明する。図2は、第1セルトランジスタ450の中心を通り、かつ、第3の方向Wに沿った図1のA−A断面を、第1の方向Xの長さと図2内の第1の方向Xの長さとを合わせるために、第1の方向Xに沿った垂直面に投影した断面を示している。なお、本発明に関わらない部分については、適宜、省略または模式化している。
半導体装置100は、半導体基板110上にセルトランジスタ450、480(図示されていない図1の460、470を含む)及び容量素子440が形成された装置である。
半導体基板110には、例えば、シリコン基板を用いることができる。半導体基板110の上部には、P型不純物が拡散したP型拡散領域112が形成されている。P型拡散領域112は、半導体基板110の表面110aから所定の深さ(例えば、深さ250nm;以降、深さH1)まで配される。P型拡散領域112の所定の位置には、第1素子分離領域120(第1素子分離領域第1部分122、第1素子分離領域第2部分123)及び第2素子分離領域130が形成されている。P型拡散領域112のうち第1素子分離領域120と第2素子分離領域130とで区画された部分は、活性領域140、150となる。
P型拡散領域112は、第1活性領域140における第2素子分離領域130と第1ゲート電極270との間の部分に柱状の第1半導体ピラー200を有する。P型拡散領域112は、第1活性領域140における第1ゲート電極270と第2ゲート電極280との間の部分に柱状の第2半導体ピラー210を有する。P型拡散領域112は、第1活性領域140における第2ゲート電極280と第2素子分離領域130との間の部分(図2に表れていない部分)に柱状の第3半導体ピラー(図1の220)を有する。
P型拡散領域112は、第2活性領域150における第2素子分離領域130と第3ゲート電極290との間の部分(図2に表れていない部分)に柱状の第4半導体ピラー(図1の230)を有する。P型拡散領域112は、第2活性領域150における第3ゲート電極290と第4ゲート電極300との間の部分に柱状の第5半導体ピラー240を有する。P型拡散領域112は、第2活性領域150における第4ゲート電極300と第2素子分離領域130との間の部分に柱状の第6半導体ピラー250を有する。
第1素子分離領域120及び第2素子分離領域130は、図1の平面的な配置で半導体基板110の表面110aから所定の深さ(例えば、深さ200nm;以降、深さH2)の範囲に配置される。第1素子分離領域120と第2素子分離領域130とで区画された半導体基板110の表面110aから深さH1までの部分を第1活性領域140及び第2活性領域150と称する。
第1層間絶縁膜380は、所定の厚さ(例えば、20nmの厚さ;以降、厚さH6)で半導体基板110の表面110aの上に配置される。
ゲートトレンチ160、170、180、190は、第1ゲート電極270がゲート絶縁膜(図2の260)を介して埋め込まれる溝である。ゲートトレンチ160、170、180、190は、図1の平面的な配置で第1層間絶縁膜380を貫通し、第1素子分離領域120の部分で半導体基板110の表面110aから所定の深さ(例えば;深さ150nm;以降、深さH3)の範囲に配置され、かつ、第1活性領域140及び第2活性領域150の部分では半導体基板110の表面110aから別の所定の深さ(例えば、深さ100nm;以降、深さH4)の範囲に配置される。ゲートトレンチ160、170、180、190は、底部をフィン状(又は鞍状)に形成したサドルフィン165、175、185、195を有する。
サドルフィン165、175、185、195の鞍面166、176、186、196の第2方向Yの幅(図1のL8)は、ゲートトレンチ160、170、180、190の幅L5と、第2半導体ピラーの第1の方向Xの幅L6と、第1活性領域140の第1の部分141の第1の方向Xに対する傾きθと、を用いた数式『(L5+L6)sinθ』より短くなるように設定する。これにより、第1ゲートトレンチ160の第1底面161が第1サドルフィン165となり、第2ゲートトレンチ170の第2底面171が第2サドルフィン175となり、第3ゲートトレンチ180の第3底面181が第3サドルフィン185となり、第4ゲートトレンチ190の第4底面191が第4サドルフィン195となる。
ゲート絶縁膜260は、ゲートトレンチ160、170、180、190(サドルフィン165、175、185、195を含む)の中に現れたP型拡散領域112(半導体ピラー200、210、220、230、240、250を含む)の表面に形成される。
第1ゲート電極270は、第1ゲートトレンチ160内にてゲート絶縁膜260を介して埋め込まれた電極である。ゲート絶縁膜260を含む第1ゲート電極270は、第1活性領域140において深さH5の位置から深さH4までの部分に配置され、第1素子分離領域120おいて深さH5の位置から深さH3までの部分に配置される。
第2ゲート電極280は、第2ゲートトレンチ170内にてゲート絶縁膜260を介して埋め込まれた電極である。ゲート絶縁膜260を含む第2ゲート電極280は、第1活性領域140において深さH5の位置から深さH4までの部分に配置され、第1素子分離領域120おいて深さH5の位置から深さH3までの部分に配置される。
第3ゲート電極290は、第3ゲートトレンチ180内にてゲート絶縁膜260を介して埋め込まれた電極である。ゲート絶縁膜260を含む第3ゲート電極290は、第2活性領域150において深さH5の位置から深さH4までの部分に配置され、第1素子分離領域120おいて深さH5の位置から深さH3までの部分に配置される。
第4ゲート電極300は、第4ゲートトレンチ190内にてゲート絶縁膜260を介して埋め込まれた電極である。ゲート絶縁膜260を含む第4ゲート電極300は、第2活性領域150において深さH5の位置から深さH4までの部分に配置され、第1素子分離領域120おいて深さH5の位置から深さH3までの部分に配置される。
ゲートトレンチ160、170、180、190内のゲート電極270、280、290、300上には、キャップ絶縁膜310が埋め込まれている。キャップ絶縁膜310の上面310aは、第1層間絶縁膜380の表面380aと面一になっている。
第1ビット拡散層320は、第2半導体ピラー210の表面110aから所定の深さ(例えば、70nm;以降、深さH5)までの部分に配置される。第2ビット拡散層330は、第5半導体ピラー240の表面110aから深さH5までの部分に配置される。
第1容量拡散層340は、第1半導体ピラー200の表面110aから深さH5までの部分に配置される。第2容量拡散層350は、第3半導体ピラー220の表面110aから深さH5までの部分に配置される。第3容量拡散層360は、第4半導体ピラー230の表面110aから深さH5までの部分に配置される。第4容量拡散層370は、第6半導体ピラー250の表面110aから深さH5までの部分に配置される。
第1セルトランジスタ450は、第1活性領域140の第1の部分141(第1半導体ピラー200及び第2半導体ピラー210を含む)と、ゲート絶縁膜260と、第1ゲート電極270と、第1ビット拡散層320と、第1容量拡散層340と、で構成される。第2セルトランジスタ460は、第1活性領域140の第2の部分142(第2半導体ピラー210及び第3半導体ピラー220を含む)と、ゲート絶縁膜260と、第2ゲート電極280と、第1ビット拡散層320と、第2容量拡散層350と、で構成される。第3セルトランジスタ470は、第2活性領域150の第3の部分151(第4半導体ピラー230及び第5半導体ピラー240を含む)と、ゲート絶縁膜260と、第3ゲート電極290と、第2ビット拡散層330と、第3容量拡散層360と、で構成される。第4セルトランジスタ480は、第2活性領域150の第4の部分152(第5半導体ピラー240及び第6半導体ピラー250を含む)と、ゲート絶縁膜260と、第4ゲート電極300と、第2ビット拡散層330と、第4容量拡散層370と、で構成される。
ビット線390は、キャップ絶縁膜310の上面310aを含む第1層間絶縁膜380の表面380a上の所定の位置に配置されるとともに、第1層間絶縁膜380を貫通して、対応する第1ビット拡散層320、第2ビット拡散層330と接続される配線である。ビット線390の上面には、カバー絶縁膜400が配置される。カバー絶縁膜400を含むビット線390の側面には、ライナー膜410が配置される。
キャップ絶縁膜310、ライナー膜410、ビット線390、及び、カバー絶縁膜400を第1層間絶縁膜380上には、第2層間絶縁膜420が形成されている。
容量コンタクトプラグ430は、第2層間絶縁膜420及び第1層間絶縁膜380を貫通し、対応する第1容量拡散層340、第2容量拡散層(図1の350)、第3容量拡散層(図1の360)、第4容量拡散層370のそれぞれに独立して接続するように配置される。容量素子440は、対応する容量コンタクトプラグ430に電気的に接続される。
なお、図3は、図1及び図2の各部の位置関系を明確にするために、第1活性領域140の周辺を、アイソメ図法を用いてハッチングを無しにした図である。
次に、図4及び図5を用いて、第1サドルフィン165と第2サドルフィン175の位置関係について説明する。図4は、第1サドルフィン165の中心を通り、かつ、第3の方向Wに直角な面で第1サドルフィンを切断した断面図(図1のB−B断面)である。説明を分かりやすくするために、第2サドルフィン175の各部の位置を破線で示している。図5は、第1サドルフィン165と第2サドルフィン175の位置関係を模式的に示したものである。
第1活性領域140は図5のように屈曲しているため、第1サドルフィン165の第1鞍面166、第13側面167及び第14側面168を第3の方向Wに向かって見通した先に、第1素子分離領域120と第2サドルフィン175の第24側面178が存在する。このため、第2サドルフィン175を抜けて第3半導体ピラー220に至る経路の断面積が非常に小さくなる。したがって、第1サドルフィン165の中心から第2サドルフィン175の方向へ電子が吐き出されても第2サドルフィン175を通り抜けて第3半導体ピラー220へ到達する可能性が少なくなる。
次に、本発明の一実施形態に係る半導体装置の動作のシミュレーションを行った結果を図面を用いて説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分における第1活性領域の反転層第1の形態を模式的に示した(a)図1のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した断面図、(b)図1のB−B断面の第1サドルフィンの周辺を模式的に示した断面図である。図7は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分における第1活性領域の反転層第2の形態を模式的に示した(a)図1のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した断面図、(b)図1のB−B断面の第1サドルフィンの周辺を模式的に示した断面図である。図8は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分における第1活性領域の反転層第3の形態を模式的に示した(a)図1のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した断面図、(b)図1のB−B断面の第1サドルフィンの周辺を模式的に示した断面図である。
なお、図6〜図8のいずれもP型拡散領域112を白抜きにして、電子反転層のそれぞれの時点での形態(反転層第1の形態510、反転層第2の形態520、反転層第3の形態530)が分かりやすいようにしている。なお、第1活性領域140と第2活性領域150の形が異なるが本発明上の機能は同じであるため、第1活性領域140の第1セルトランジスタ450を用いて説明する。
まず、図6は、第1ゲート電極270に正電位を供給して第1セルトランジスタ450がON状態、かつ、第2ゲート電極280をOFFとして第2セルトランジスタ(図1の460)がOFF状態を示す。第1セルトランジスタ450では、電子反転層が反転層第1の形態510をなし、第1半導体ピラー200と、第1サドルフィン165によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域140と、第2半導体ピラー210とを経由して、第1ビット拡散層320と第1容量拡散層340とを電気的に接続している。
次に、図7は、第2ゲート電極280をOFFとして第2セルトランジスタ(図1の460)をOFF状態のままとし、第1セルトランジスタ450をON状態からOFF状態に切り替えるために第1ゲート電極270に負電位を供給した直後の過渡状態を示す。電子反転層が反転層第2の形態520をなし、第1半導体ピラー200と、第1サドルフィン165によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域140と、第2半導体ピラー210と、を経由して、第1ビット拡散層320と第1容量拡散層340とを電気的に接続しているものの、第1ゲート電極270の負電荷に押されて第1ゲート電極270から離れた位置で細っている。特に、第1サドルフィン165によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域140では、図7(b)に示すように、第1鞍面166、第13側面167、第14側面168の3方向から負電荷に押されて第1サドルフィン165によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域140の中心部分に集まっている。
次に、図8は、第2ゲート電極280をOFFとして第2セルトランジスタ460をOFF状態のままとし、第1セルトランジスタ450をON状態からOFF状態に切り替えるため第1ゲート電極270に負電位を供給し実際にOFFとした直後の過渡状態を示す。電子反転層が反転層第3の形態530をなし、第1半導体ピラー200内で第1容量拡散層340と接続した反転層第3の形態第2の部分532と、第1サドルフィン165によって3方向囲まれた位置の第1活性領域140内でどことも接続しない反転層第3の形態第1の部分531と、第2半導体ピラー210内で第1ビット拡散層320と接続した反転層第3の形態第3の部分533と、に3分割される。言い換えると、第1ゲート電極270の両側の部分は空乏状態となっている。また、反転層第3の形態第1の部分531は、第1ゲート電極270によって3方向囲まれており、電子が反転層を形成しやすいため、電子が存在する状態となっている。
ここで、反転層第3の形態第2の部分532にある電子は最終的に第1容量拡散層340に吸収され、反転層第3の形態第3の部分533にある電子は第1ビット拡散層320に吸収される。
一方、第1サドルフィン165によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域140内の反転層第3の形態第3の部分533にある電子は、第1ゲート電極270がOFFになる過程で、第1サドルフィン165の第1鞍面166、第13側面167、第14側面168の3方向の電位に押されて、第13側面167、第14側面168に沿った方向(第3の方向W)にある第1活性領域140に吐き出される。吐き出された電子の大部分は、空乏層中に発生する電界に従って、第1セルトランジスタ450の第1容量拡散層340及び第1ビット拡散層320に吸収される。なお、吐き出された電子の一部は、第2セルトランジスタ(図1の460)に流入する可能性があるが、吐き出された位置から第3の方向Wの先にある第1素子分離領域120や第2サドルフィン175が妨げになり、ほとんど第2セルトランジスタ(図1の460)の第2サドルフィン175によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域140を通過することができない。したがって、第2セルトランジスタ(図1の460)側に吐き出された電子は、第2容量拡散層(図1の350)に吸収されず、第1ビット拡散層320に吸収されるので、第2容量拡散層(図1の350)に容量コンタクトプラグ430を介して接続された容量素子(図2の440)の電荷を破壊することがほとんど無くなる。
次に、本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。図9〜図12は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の主要部分の製造方法を模式的に示した(a)平面図、(b)図1のA−A断面を模式的に示した工程断面図である。
まず、半導体基板110の表面110aから深さH1の範囲にイオン注入によりP型拡散領域を形成する(ステップA1;図9参照)。
次に、半導体基板110の表面110aにレジストを塗布し、リソグラフィで第1素子分離領域(図1の120)に開口部を有する第1マスク124を形成する(ステップA2;図9参照)。なお、第1マスク124は、公知のダブルパターニング等を用いた複合マスクでもかまわない。
次に、シリコンドライエッチングを用いて、第1マスク124をマスクとして半導体基板110の表面110aより深さH2までP型拡散領域112をエッチングし、第1素子分離溝121を形成する(ステップA3;図9参照)。
次に、Oプラズマアッシングを用いて第1マスク(図9の124)を除去し、その後、半導体基板110の表面110a上に第1素子分離溝121を埋設するように、CVD法で第1素子分離領域120を形成するためのシリコン酸化膜を成膜する(ステップA4;図10参照)。
次に、CMP又は酸化膜ウェットエッチングにより、半導体基板110の表面110aが表れるまで、第1素子分離領域120を形成するためのシリコン酸化膜を研磨又はエッチバックすることにより、第1素子分離領域の第1部分122と第1素子分離領域の第2部分123とからなる第1素子分離領域120を形成する(ステップA5;図10参照)。
次に、半導体基板110の表面110aにレジストを塗布し、リソグラフィで第2素子分離領域(図1の130)に開口部を有する第2マスク132を形成する(ステップA6;図11参照)。なお、第2マスク132は、公知のダブルパターニング等を用いた複合マスクでもかまわない。
次に、シリコンとシリコン酸化膜のエッチレートが同じエッチング条件のドライエッチングを用いて、第2マスク132をマスクとして半導体基板110の表面110aより深さH2までP型拡散領域112及び第1素子分離領域(図11に表れていない部分の第1素子分離領域120)をエッチングし、第2素子分離溝131を形成する(ステップA7;図11参照)。
次に、Oプラズマアッシングを用いて第2マスク132を除去し、その後、半導体基板110の表面110a上に第2素子分離溝(図11の131)を埋設するように、CVD法で第2素子分離領域130を形成するためのシリコン酸化膜を成膜する(ステップA8;図12参照)。
次に、CMP又は酸化膜ウェットエッチングにより、半導体基板110の表面110aが表れるまで、第2素子分離領域130を形成するためのシリコン酸化膜を研磨又はエッチバックし、第2素子分離領域130を形成する(ステップA9;図12参照)。
次に、イオン注入を用いて半導体基板110の表面110aから深さH5の範囲にN型拡散領域113(図1、図2の拡散層320、330、340、350、360、370となるもの)を形成する(ステップA10;図12参照)。
最後に、公知の方法により、ゲート絶縁膜(図2の260)、ゲート電極(図2の270、280、290、300)、ビット線(図2の390)、容量コンタクトプラグ(図2の430)、容量素子(図2の440)等を形成する。以上により、図1、図2の半導体装置が製造される。
本実施形態によれば、第1活性領域140においてビット線390を共有する2つのセルトランジスタ450、460が隣接するように配置された構成(第2活性領域150においても同様)において、第1活性領域140は屈曲しているため、選択された第1セルトランジスタ450のスイッチング動作を行っても、第1セルトランジスタ450の第1サドルフィン165(第2サドルフィン175でも同様)によって3方向囲まれた位置にある第1活性領域140内でどことも接続しない反転層第3の形態第1の部分531から吐き出された電子が、第1素子分離領域120や第2セルトランジスタ460の第2サドルフィン175の第24側面178にブロックされて、選択されていない第2セルトランジスタ460の第2容量拡散層350に到達する可能性が少なくなり、第2セルトランジスタ460の第2容量拡散層350に接続された容量素子440に書き込まれた“1”データの破壊が抑制される。
なお、本出願において図面参照符号を付している場合は、それらは、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
(付記)
本発明の第1の視点においては、半導体装置において、活性領域における第1拡散層と第2拡散層との間にて半導体基板に形成された第1トレンチ内に第1ゲート電極が形成された第1トランジスタと、前記活性領域における前記第2拡散層と第3拡散層との間にて前記半導体基板に形成された第2トレンチ内に第2ゲート電極が形成された第2トランジスタと、を備え、前記第1トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第1サドルフィンを有し、前記第2トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第2サドルフィンを有し、前記第1拡散層から前記第2拡散層への方向と、前記第3拡散層から前記第2拡散層への方向と、が交差していることを特徴とする。
本発明の前記半導体装置において、前記第1拡散層から前記第2拡散層への方向は、第1の方向に対して時計回りに所定角度θだけ傾いた第3の方向であり、前記第3拡散層から前記第2拡散層への方向は、前記第1の方向に対して反時計回りに前記所定角度θだけ傾いた第4の方向であり、前記半導体基板における前記活性領域の前記第1の方向に対して直角な方向である第2の方向の両側に形成された第1素子分離領域と、前記半導体基板における前記活性領域の前記第1の方向の両側に形成された第2素子分離領域と、を備え、前記第1素子分離領域は、前記第4の方向の方向に延在した第1部分と、前記第3の方向に延在した第2部分と、を有することが好ましい。
本発明の前記半導体装置において、前記第1部分及び前記第2部分は、前記第1の方向に最少露光寸法の6倍の幅となっており、かつ、前記第2の方向に最少露光寸法の幅となっていることが好ましい。
本発明の前記半導体装置において、前記第2素子分離領域は、前記第1の方向に最少露光寸法の幅となっていることが好ましい。
本発明の前記半導体装置において、前記第1トレンチは、前記第1素子分離領域にて前記第1サドルフィンの鞍面よりも深く形成された部分を有し、前記第2トレンチは、前記第1素子分離領域にて前記第1サドルフィンの鞍面よりも深く形成された部分を有することが好ましい。
本発明の前記半導体装置において、前記半導体基板は、前記第2素子分離領域と前記第1トレンチと前記第1素子分離領域によって区画された領域に形成された柱状の第1半導体ピラーと、前記第1トレンチと前記第2トレンチと前記第1素子分離領域によって区画された領域に形成された柱状の第2半導体ピラーと、前記第2トレンチと前記第2素子分離領域と前記第1素子分離領域によって区画された領域に形成された柱状の第3半導体ピラーと、を有することが好ましい。
本発明の前記半導体装置において、前記第1サドルフィンの鞍面の前記第1の方向に対して直角な方向である第2の方向の第1の幅は、前記第1トレンチの前記第1の方向の第2の幅と、前記第第2半導体ピラーの前記第1方向の第3の幅と、前記所定角度θとを用いた数式『{(第2の幅)+(第3の幅)}×sinθ』の値よりも短くなるように設定されていることが好ましい。
本発明の前記半導体装置において、前記第1拡散層は、前記第1半導体ピラーの上部に形成され、前記第2拡散層は、前記第2半導体ピラーの上部に形成され、前記第3拡散層は、前記第3半導体ピラーの上部に形成されることが好ましい。
本発明の前記半導体装置において、前記第1拡散層は、第1容量素子と電気的に接続され、前記第2拡散層は、ビット線と電気的に接続され、前記第3拡散層は、第2容量素子と電気的に接続されることが好ましい。
本発明の第2の視点においては、半導体装置の製造方法において、半導体基板に第1の方向に所定ピッチで配された第1素子分離領域を形成する工程と、前記半導体基板に前記第1の方向に対して直角である方向に別の所定ピッチで配された第2素子分離領域を形成する工程と、前記第1素子分離領域と前記第2素子分離領域とによって区画された活性領域に、第1拡散層と第2拡散層との間にて前記半導体基板に形成された第1トレンチ内に第1ゲート電極が形成された第1トランジスタと、前記活性領域における前記第2拡散層と第3拡散層との間にて前記半導体基板に形成された第2トレンチ内に第2ゲート電極が形成された第2トランジスタと、を形成する工程と、を含み、前記第1トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第1サドルフィンを有し、前記第2トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第2サドルフィンを有し、前記第1素子分離領域を形成する工程では、前記第1拡散層から前記第2拡散層への方向と、前記第3拡散層から前記第2拡散層への方向と、が交差するように、前記第1素子分離領域を屈曲した形状に形成することを特徴とする。
なお、本発明の全開示(特許請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、本願に記載の数値及び数値範囲については、明記がなくともその任意の中間値、下位数値、及び、小範囲が記載されているものとみなされる。
100 半導体装置
110 半導体基板
110a 表面
112 P型拡散領域(半導体基板)
113 N型拡散領域
120 第1素子分離領域
121 第1素子分離溝
122 第1素子分離領域第1部分
123 第1素子分離領域第2部分
124 第1マスク
130 第2素子分離領域
131 第2素子分離溝
132 第2マスク
140 第1活性領域
141 第1の部分
142 第2の部分
150 第2活性領域
151 第3の部分
152 第4の部分
160 第1ゲートトレンチ(第1トレンチ)
161 第1底面
162 第11側面
163 第12側面
165 第1サドルフィン
166 第1鞍面
167 第13側面
168 第14側面
170 第2ゲートトレンチ(第2トレンチ)
171 第2底面
172 第21側面
173 第22側面
175 第2サドルフィン
176 第2鞍面
177 第23側面
178 第24側面
180 第3ゲートトレンチ
181 第3底面
182 第31側面
183 第32側面
185 第3サドルフィン
186 第3鞍面
187 第33側面
188 第34側面
190 第4ゲートトレンチ
191 第4底面
192 第41側面
193 第42側面
195 第4サドルフィン
196 第4鞍面
197 第43側面
198 第44側面
200 第1半導体ピラー
210 第2半導体ピラー
220 第3半導体ピラー
230 第4半導体ピラー
240 第5半導体ピラー
250 第6半導体ピラー
260 ゲート絶縁膜
270 第1ゲート電極
280 第2ゲート電極
290 第3ゲート電極
300 第4ゲート電極
310 キャップ絶縁膜
310a 上面
320 第1ビット拡散層(ビット拡散層、第2拡散層)
330 第2ビット拡散層
340 第1容量拡散層(第1拡散層)
350 第2容量拡散層(第3拡散層)
360 第3容量拡散層
370 第4容量拡散層
380 第1層間絶縁膜
380a 表面
390 ビット線
400 カバー絶縁膜
410 ライナー膜
420 第2層間絶縁膜
430 容量コンタクトプラグ
440 容量素子
450 第1セルトランジスタ(第1トランジスタ)
460 第2セルトランジスタ(第2トランジスタ)
470 第3セルトランジスタ
480 第4セルトランジスタ
510 反転層第1の形態
520 反転層第2の形態
530 反転層第3の形態
531 反転層第3の形態第1部分
532 反転層第3の形態第2部分
533 反転層第3の形態第3部分
F 最少露光寸法
L1〜L8 幅(ピッチ)
H1〜H6 高さ(深さ、厚さ)
θ 角度
X 第1の方向
Y 第2の方向
W 第3の方向
V 第4の方向
U 第5の方向
Z 高さ方向

Claims (10)

  1. 活性領域における第1拡散層と第2拡散層との間にて半導体基板に形成された第1トレンチ内に第1ゲート電極が形成された第1トランジスタと、
    前記活性領域における前記第2拡散層と第3拡散層との間にて前記半導体基板に形成された第2トレンチ内に第2ゲート電極が形成された第2トランジスタと、
    を備え、
    前記第1トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第1サドルフィンを有し、
    前記第2トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第2サドルフィンを有し、
    前記第1拡散層から前記第2拡散層への方向と、前記第3拡散層から前記第2拡散層への方向と、が交差していることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1拡散層から前記第2拡散層への方向は、第1の方向に対して時計回りに所定角度θだけ傾いた第3の方向であり、
    前記第3拡散層から前記第2拡散層への方向は、前記第1の方向に対して反時計回りに前記所定角度θだけ傾いた第4の方向であり、
    前記半導体基板における前記活性領域の前記第1の方向に対して直角な方向である第2の方向の両側に形成された第1素子分離領域と、
    前記半導体基板における前記活性領域の前記第1の方向の両側に形成された第2素子分離領域と、
    を備え、
    前記第1素子分離領域は、前記第4の方向の方向に延在した第1部分と、前記第3の方向に延在した第2部分と、を有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1部分及び前記第2部分は、前記第1の方向に最少露光寸法の6倍の幅となっており、かつ、前記第2の方向に最少露光寸法の幅となっていることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記第2素子分離領域は、前記第1の方向に最少露光寸法の幅となっていることを特徴とする請求項2又は3記載の半導体装置。
  5. 前記第1トレンチは、前記第1素子分離領域にて前記第1サドルフィンの鞍面よりも深く形成された部分を有し、
    前記第2トレンチは、前記第1素子分離領域にて前記第1サドルフィンの鞍面よりも深く形成された部分を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体基板は、前記第2素子分離領域と前記第1トレンチと前記第1素子分離領域によって区画された領域に形成された柱状の第1半導体ピラーと、前記第1トレンチと前記第2トレンチと前記第1素子分離領域によって区画された領域に形成された柱状の第2半導体ピラーと、前記第2トレンチと前記第2素子分離領域と前記第1素子分離領域によって区画された領域に形成された柱状の第3半導体ピラーと、を有することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一に記載の半導体装置。
  7. 前記第1サドルフィンの鞍面の前記第1の方向に対して直角な方向である第2の方向の第1の幅は、前記第1トレンチの前記第1の方向の第2の幅と、前記第第2半導体ピラーの前記第1方向の第3の幅と、前記所定角度θとを用いた数式『{(第2の幅)+(第3の幅)}×sinθ』の値よりも短くなるように設定されていることを特徴とする請求項6記載の半導体装置。
  8. 前記第1拡散層は、前記第1半導体ピラーの上部に形成され、
    前記第2拡散層は、前記第2半導体ピラーの上部に形成され、
    前記第3拡散層は、前記第3半導体ピラーの上部に形成されることを特徴とする請求項6又は7記載の半導体装置。
  9. 前記第1拡散層は、第1容量素子と電気的に接続され、
    前記第2拡散層は、ビット線と電気的に接続され、
    前記第3拡散層は、第2容量素子と電気的に接続されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載の半導体装置。
  10. 半導体基板に第1の方向に所定ピッチで配された第1素子分離領域を形成する工程と、
    前記半導体基板に前記第1の方向に対して直角である方向に別の所定ピッチで配された第2素子分離領域を形成する工程と、
    前記第1素子分離領域と前記第2素子分離領域とによって区画された活性領域に、第1拡散層と第2拡散層との間にて前記半導体基板に形成された第1トレンチ内に第1ゲート電極が形成された第1トランジスタと、前記活性領域における前記第2拡散層と第3拡散層との間にて前記半導体基板に形成された第2トレンチ内に第2ゲート電極が形成された第2トランジスタと、を形成する工程と、
    を含み、
    前記第1トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第1サドルフィンを有し、
    前記第2トレンチは、底部をフィン状又は鞍状に形成した第2サドルフィンを有し、
    前記第1素子分離領域を形成する工程では、前記第1拡散層から前記第2拡散層への方向と、前記第3拡散層から前記第2拡散層への方向と、が交差するように、前記第1素子分離領域を屈曲した形状に形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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