JP2016039303A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エッチング時の抜け不良が発生しにくくなるとともに、ビットコンタクトトレンチにビットコンタクトプラグや下部素子分離領域を形成する時にボイドが発生しにくく埋め込み性が向上する半導体装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】半導体基板110と、半導体基板110に第1間隔で形成された第1素子分離溝120と、隣り合う第1素子分離溝120間の領域の半導体基板110に形成されるとともに、第1素子分離溝120と同じ深さであるビットコンタクトトレンチ122と、第1素子分離溝120に絶縁膜を埋め込んだ第1素子分離領域121と、ビットコンタクトトレンチ122の下部に絶縁膜を埋め込んだ下部素子分離領域123と、ビットコンタクトトレンチ122における下部素子分離領域123上に埋め込まれたビットコンタクトプラグ141と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体装置の微細化が進められている。一般的にDRAMのセルトランジスタは、ビット線を共有する2つのトランジスタが隣接するように配置される。また、微細化に伴うトランジスタの性能の低下を抑制するために、半導体基板にトレンチを形成し、当該トレンチにゲート絶縁膜を介してゲート電極(ワード線)を埋め込んだトレンチゲート型トランジスタが用いられている。これによって、ゲート長が確保され、オフリークを低減させることができる。また、さらなる微細化に伴うトランジスタの性能の低下を抑制するために、ゲート電極(ワード線)を埋め込むトレンチの底部をフィン状(又は鞍状)に形成したサドルフィンを有するトレンチゲート型トランジスタが用いられている。これにより、電子の経路であるチャネルに対し上面、右側面、及び左側面の3方向からゲート電極の電位を印加することで、トランジスタのON/OFF性能を向上させることができる。
ところが、このトレンチゲート型トランジスタをさらに微細化すると、ビット線と接続される拡散層(ビット拡散層)を共有するセルトランジスタ間で、ディスターブ不良が顕在化する。つまり、ビット拡散層を共有するセルトランジスタのうち一方のセルトランジスタの容量素子が“1”データを保持している間に、他方のセルトランジスタへのアクセスが発生すると、他方のセルトランジスタのワード線がONからOFFへ切り替わった後、オフ電位によってビット拡散層が空乏化する。同時に、OFF電位により他方のセルトランジスタのトレンチゲートの底付近の活性領域から電子が吐き出され、その電子が一方のセルトランジスタのトレンチゲートの底付近の活性領域を経て当該一方のセルトランジスタの容量素子に電気的に接続される拡散層(容量拡散層)に到達し、当該電子によって一方のセルトランジスタの容量素子で保持された“1”データが破壊される現象(ディスターブ不良)が発生する。
そこで、ディスターブ不良を回避するべく、イオン注入によってビット拡散層を深く形成する方法が提案されている。しかし、微細化がさらに進むと、深く注入されたビット拡散層中の不純物が容量拡散層にも分布するようになり、接合電界を増加させ、リフレッシュ特性が悪化する可能性がある。また、ビット拡散層の深い部分は、主にイオン注入のチャネリングで形成されるが、チャネリングイオンを増やすためにドーズ量を増加させると、ビット接合容量が増加し、容量素子への書込み特性が悪化する可能性がある。
このようなリフレッシュ特性や容量素子への書込み特性の悪化を回避するために、ビット線の下の半導体基板にビットコンタクト用の溝部を形成し、当該溝部の下部に絶縁膜を埋め込み、当該溝部の上部にビットコンタクトプラグを形成し、ビットコンタクトプラグの両側の半導体基板に不純物拡散層を形成した半導体装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−58676号公報
以下の分析は、本願発明者により与えられる。
しかしながら、特許文献1に示すような構成では、ビットコンタクト用の溝部(特許文献1の図10の11)の凹部部分が非常に狭くなり、絶縁膜(特許文献1の図10の12)及びビットコンタクトプラグ(特許文献1の図10の17)の埋め込みが難しくなる可能性がある。
第1の視点においては、前記半導体装置の製造方法において、半導体基板に、第1素子分離領域を形成するための第1素子分離溝と、ビットコンタクトプラグ及び下部素子分離領域を形成するためのビットコンタクトトレンチとを交互に同じ深さで形成する工程と、前記第1素子分離溝及び前記ビットコンタクトトレンチに絶縁膜を埋め込むことによって前記第1素子分離領域及び前記下部素子分離領域を形成する工程と、前記下部素子分離領域の下部を残すように前記下部素子分離領域をエッチングすることにより、前記ビットコンタクトトレンチにおける前記下部素子分離領域上に、前記ビットコンタクトプラグを形成するためのビットコンタクト溝を形成する工程と、前記ビットコンタクト溝にビットコンタクトプラグを形成する工程と、を含むことを特徴とする。
第2の視点において、半導体装置において、半導体基板と、前記半導体基板に第1間隔で形成された第1素子分離溝と、隣り合う前記第1素子分離溝間の領域の前記半導体基板に形成されるとともに、前記第1素子分離溝と同じ深さであるビットコンタクトトレンチと、前記第1素子分離溝に絶縁膜を埋め込んだ第1素子分離領域と、前記ビットコンタクトトレンチの下部に絶縁膜を埋め込んだ下部素子分離領域と、前記ビットコンタクトトレンチにおける前記下部素子分離領域上に埋め込まれたビットコンタクトプラグと、を備えることを特徴とする。
第1、第2の視点によれば、ビットコンタクトプラグ及び下部素子分離領域を形成するためのビットコンタクトトレンチの形成が、第1素子分離領域の形成と同時に行われるので、エッチング時の抜け不良が発生しにくくなるとともに、ビットコンタクトトレンチにビットコンタクトプラグや下部素子分離領域を形成する時にボイドが発生しにくく埋め込み性が向上する。
実施形態1に係る半導体装置の主要部分のレイアウトの一例を模式的に示した平面図である。 実施形態1に係る半導体装置の主要部分の第3の方向Wに沿った図1のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した図である。 実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第1の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第2の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第3の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第4の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第5の工程を模式的に示した平面図である。 実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第5の工程を模式的に示した図7のB−B断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第6の工程を模式的に示した図7のB−B断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第7の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第8の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態2に係る半導体装置の主要部分の第3の方向Wに沿った図1のA−A断面に相当する断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した図である。 実施形態2に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第1の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態2に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第2の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態2に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第3の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態2に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第4の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。 実施形態2に係る半導体装置の主要部分の製造方法の第5の工程を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。
[実施形態1]
実施形態1に係る半導体装置について図面を用いて説明する。図1は、実施形態1に係る半導体装置の主要部分のレイアウトの一例を模式的に示した平面図である。図2は、実施形態1に係る半導体装置の主要部分の第3の方向Wに沿った図1のA−A断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した断面図である。
まず、図1を参照して、主要部分の平面的な配置について説明する。なお、図1の平面図では、図面を見やすくするために、ビット線より上方に形成される容量コンタクトプラグや容量素子は、省略している。
半導体装置100は、XY面において、第2の方向Yに延在する第1素子分離領域121を有する。第1素子分離領域121は、第1の方向Xに最少露光寸法Fの6倍のピッチ(以降、L3)で繰り返し配置される。第1素子分離領域121は、絶縁体(例えば、シリコン酸化膜)よりなる。第1素子分離領域121は、第1の方向Xに、上端幅が最少露光寸法F(以降、L1)となっており、下端幅がL1より狭い寸法(以降、L2)となっている。
半導体装置100は、XY面において、第1の方向Xに対して角度θ(例えば、23度)傾いた第3の方向Wに延在する第2素子分離領域151を有する。第2素子分離領域151は、第2の方向Yに最少露光寸法Fの2倍のピッチ(以降、L6)で繰り返し配置される。第2素子分離領域151は、絶縁体(例えば、シリコン酸化膜)よりなる。第2素子分離領域151は、第2の方向Yに最少露光寸法Fの幅(以降、L4)となっている。
半導体装置100は、XY面において、第1の方向Xに隣り合う第1素子分離領域121間の中間部に、第2の方向Yに延在するビットコンタクトプラグ141を有する。ビットコンタクトプラグ141は、導体よりなる。ビットコンタクトプラグ141の下層には、第2の方向Yに延在する下部素子分離領域123が配置されている。下部素子分離領域123は、絶縁体(例えば、シリコン酸化膜)よりなる。
半導体装置100は、第1の方向Xに延在するビット線250を有する。ビット線250は、導体(例えば、タングステンとそのバリア金属)よりなる。ビット線250は、ビットコンタクトプラグ141の上層に配置される。ビット線250は、第2の方向Yに最少露光寸法Fより6nm狭い幅(以降、L11)となっている。ビット線250は、第1の方向Xに整列するビットコンタクトプラグ141と接続するようにL6で繰り返し配置される。
半導体装置100は、ビットコンタクトプラグ141の第1の方向Xの両側に、第2の方向Yに延在する第1ゲート電極220及び第2ゲート電極230を有する。第1ゲート電極220及び第2ゲート電極230は、導体(例えば、タングステンとそのバリア金属)よりなる。第1ゲート電極220は、第1活性領域160とビットコンタクトプラグ141との間の領域にてゲート絶縁膜210を介して配置されている。第2ゲート電極230は、第2活性領域170とビットコンタクトプラグ141との間の領域にてゲート絶縁膜210を介して配置されている。第1ゲート電極220(ゲート絶縁膜210を含む)及び第2ゲート電極230(ゲート絶縁膜210を含む)は、第1の方向Xに最少露光寸法Fの幅(以降、L7)となっている。
半導体装置100は、第1素子分離領域121と第2素子分離領域151と第1ゲート電極220とで区画された領域に半導体基板(図2の110)よりなる第1活性領域160を有する。第1活性領域160には、半導体基板(図2の110)に不純物(例えば、N型不純物)が拡散した第1容量拡散層162を有する。第1容量拡散層162は、第1の方向に所定の幅(以降、L8)となっている。
半導体装置100は、第1素子分離領域121と第2素子分離領域151と第2ゲート電極230とで区画された領域に半導体基板(図2の110)よりなる第2活性領域170を有する。第2活性領域170には、半導体基板(図2の110)に不純物(例えば、N型不純物)が拡散した第2容量拡散層172を有する。第2容量拡散層172は、第1の方向に幅L8となっている。
次に、図2を参照して、図1のA−A断面の構成について説明する。図2は、図1の第1活性領域160と第2活性領域170の中心を通るA−A断面を図1内の第1の方向Xの長さと図2内の第1の方向Xの長さを合わせるために第1の方向Xに沿った垂直面に投影した断面図である。なお、実施形態1の主要部に関わらない部分については、適宜、省略又は模式化している。
半導体装置100は、半導体基板110(例えば、シリコン基板)において、第1表面111から所定の深さ(例えば、200nm;以降、H1)の第1素子分離溝120及びビットコンタクトトレンチ122が形成されている。第1素子分離溝120の深さは、ビットコンタクトトレンチ122の深さと同じである。第1素子分離溝120は、第1素子分離領域121を形成するための溝である。ビットコンタクトトレンチ122は、ビットコンタクトプラグ141及び下部素子分離領域123を形成するための溝である。第1素子分離溝120とビットコンタクトトレンチ122とは交互に配される。第1素子分離溝120及びビットコンタクトトレンチ122は、半導体基板110の第1表面111で幅L1となっており、深さH1で幅L2(L1より6nm狭い)となっている。第1素子分離溝120には、絶縁体(例えば、シリコン酸化膜)よりなる第1素子分離領域121が第1表面111まで埋め込まれている。ビットコンタクトトレンチ122には、絶縁体(例えば、シリコン酸化膜)よりなる下部素子分離領域123が第1表面111より深さH2(例えば、120nm)までの範囲で埋め込まれている。ビットコンタクトトレンチ122には、下部素子分離領域123上にビットコンタクトプラグ141が深さH2から半導体基板110の第1表面111までの範囲に埋め込まれている。
なお、半導体基板110には、図2に表れない位置にて第2素子分離領域(図1の151)を形成するための第2素子分離溝(図9の150)が形成されている。第2素子分離溝(図9の150)には、絶縁体(例えば、シリコン酸化膜)よりなる第2素子分離領域(図9の151)が第1表面111まで埋め込まれている。
半導体基板110の第1表面111上には、第1表面111より高さH4(例えば、20nm)で第1層間絶縁膜180(例えば、シリコン酸化膜)が配置されている。
第1層間絶縁膜180及び半導体基板110には、ビットコンタクトトレンチ122の第1の方向Xの一方の側に第1ゲートトレンチ190が形成され、他方の側に第2ゲートトレンチ200が形成されている。第1ゲートトレンチ190及び第2ゲートトレンチ200は、第1層間絶縁膜180の第2表面181から半導体基板110の第1表面111より深さH5(例えば、150nm)までの範囲に形成される。ここで説明のため、第1ゲートトレンチ190の底面を第2底面191と称し、第1ゲートトレンチ190の第1活性領域160側の側面を第3側面192と称し、第1ゲートトレンチ190のビットコンタクトプラグ141側の側面を第4側面193と称する。また、第2ゲートトレンチ200の底面を第3底面201と称し、第2ゲートトレンチ200の第2活性領域170側の側面を第5側面202と称し、第2ゲートトレンチ200のビットコンタクトプラグ141側の側面を第6側面203と称する。
第1ゲートトレンチ190の第2底面191、第3側面192、及び第4側面193に面する表面には、ゲート絶縁膜210が形成されている。第1ゲートトレンチ190内には、ゲート絶縁膜210を介して第1ゲート電極220が第1ゲートトレンチ190の第2底面191から深さH7までの範囲に埋め込まれている。第2ゲートトレンチ200の第3底面201、第5側面202、及び第6側面203に面する表面には、ゲート絶縁膜210が形成されている。第2ゲートトレンチ200内には、ゲート絶縁膜210を介して第2ゲート電極230が第2ゲートトレンチ200の第3底面201から深さH7までの範囲に埋め込まれている。第1ゲートトレンチ190における第1ゲート電極220上には、キャップ絶縁膜240(例えば、シリコン窒化膜)が第1層間絶縁膜180の第2表面181から深さH7までの範囲に形成されている。第2ゲートトレンチ200における第2ゲート電極230上には、キャップ絶縁膜240(例えば、シリコン窒化膜)が第1層間絶縁膜180の第2表面181から深さH7までの範囲に形成されている。
半導体装置100は、第1素子分離領域121と第2素子分離領域(図9の151)と第1ゲート電極220とで区画された領域に半導体基板110よりなる第1活性領域160を有する。半導体装置100は、第1素子分離領域121と第2素子分離領域(図9の151)と第2ゲート電極230とで区画された領域に半導体基板(図2の110)よりなる第2活性領域170を有する。
第3側面193とビットコンタクトプラグ141との間の半導体基板110には、第1ビット拡散層161(例えば、N型半導体)が半導体基板110の第1表面111から深さH3(例えば、130nm)の範囲に形成されている。第6側面203とビットコンタクトプラグ141との間の半導体基板110には、第2ビット拡散層171(例えば、N型半導体)が半導体基板110の第1表面111から深さH3の範囲に形成されている。
第1ゲートトレンチ190の第2底面191の周囲にある半導体基板110には、第1下部拡散層163(例えば、N型半導体)が半導体基板110の第1表面111より深さH5(例えば、150nm)から深さH6(例えば、170nm)までの範囲に形成されている。第2ゲートトレンチ200の第3底面201の周囲にある半導体基板110には、第2下部拡散層173(例えば、N型半導体)が半導体基板110の第1表面111より深さH5から深さH6までの範囲に形成されている。
第1活性領域160の半導体基板110には、第1容量拡散層162(例えば、N型半導体)が半導体基板110の第1表面111から深さH7(例えば、60nm)までの範囲に形成されている。第2活性領域170の半導体基板110には、第2容量拡散層172(例えば、N型半導体)が半導体基板110の第1表面111から深さH7までの範囲に形成されている。
ビットコンタクトプラグ141上には、ビット線250が形成されている。ビット線250は、第1層間絶縁膜180及びキャップ絶縁膜240上に形成されており、ビットコンタクトプラグ141の直上で第1層間絶縁膜180を貫通して、ビットコンタクトプラグ141に接続されている。ビット線250上には、カバー絶縁膜260(例えば、シリコン窒化膜)が形成されている。ビット線250及びカバー絶縁膜260の両側には、ライナー絶縁膜270(例えば、シリコン窒化膜)が形成されている。第1層間絶縁膜180上には、第2層間絶縁膜280が形成されている。第2層間絶縁膜280は、ビット線250とカバー絶縁膜260とライナー絶縁膜270を埋設するように配置される。
第1容量拡散層162上には、第2層間絶縁膜280及び第1層間絶縁膜180を貫通する第1容量コンタクトプラグ290が形成されている。第1容量コンタクトプラグ290は、底面にて第1容量拡散層162と接続されている。第1容量コンタクトプラグ290は、対応する容量素子310と電気的に接続されている。第2容量拡散層172上には、第2層間絶縁膜280及び第1層間絶縁膜180を貫通する第2容量コンタクトプラグ300が形成されている。第2容量コンタクトプラグ300は、底面にて第2容量拡散層172と接続されている。第2容量コンタクトプラグ300は、対応する容量素子310と電気的に接続されている。
次に、実施形態1に係る半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。図3〜図6、図10、図11は、実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。図7は、実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法の図6に続く工程を模式的に示した平面図である。図8、図9は、実施形態1に係る半導体装置の主要部分の製造方法を模式的に示した図7のB−B断面に相当する断面を模式的に示した図である。なお、図7は、図1に相当する平面図である。また、図10は、図9に続く工程の図である。
まず、半導体基板110(例えば、シリコン基板)の全面に第1表面111から高さH4まで第1マスク絶縁膜401(例えば、シリコン窒化膜)を成膜する(ステップA1;図3参照)。
次に、第1マスク絶縁膜401の全面にレジストを塗布し、その後、リソグラフィで第1の方向Xに幅L1で第2の方向Yに延在し第1の方向XにピッチL3で繰り返す縞状の開口パターン402、403を有する第1レジストマスク400を形成する(ステップA2;図3参照)。
次に、ドライエッチングにより第1レジストマスク400の開口パターン402、403を転写した第1マスク絶縁膜401を形成する(ステップA3;図3参照)。
次に、第1レジストマスク400及び第1マスク絶縁膜401をマスクとして半導体基板110の第1表面111から深さH1までドライエッチングすることにより、第1表面111で幅L1となり、かつ、最下端で幅L2(L2<L1)となる第1素子分離溝120及びビットコンタクトトレンチ122を形成する(ステップA4;図3参照)。
次に、第1レジストマスク(図3の400)をOアッシングで除去し、その後、CVD法を用いて、第1素子分離溝120及びビットコンタクトトレンチ122を埋設するように半導体基板110の全面に第1素子分離領域121及び下部素子分離領域123とするためのシリコン酸化膜を成膜する(ステップA5;図4参照)。このとき、成膜後に熱処理を加え改質することでシリコン酸化膜となるプロセスを用いてもよい。
次に、第1素子分離領域121及び下部素子分離領域123とするためのシリコン酸化膜を、第1マスク絶縁膜(図3の401)をマスクとしてエッチングにより第1表面111と面一となるまでリセスすることにより、ラインパターンの第1素子分離領域121及び下部素子分離領域123を形成する(ステップA6;図4参照)。
次に、ウェットエッチングにより第1マスク絶縁膜(図3の401)を選択的に除去する(ステップA7;図4参照)。
次に、半導体基板110の全面に第1表面111から高さH4まで第2マスク絶縁膜411(例えば、シリコン窒化膜)を成膜する(ステップA8;図4参照)。
次に、半導体基板110の全面にレジストを塗布し、リソグラフィで下部素子分離領域123の部分を含み、かつ、第1の方向Xに幅L1より広い最少露光寸法Fの2倍(以降、幅L9)の幅で、なおかつ、第2の方向Yに延在する開口が繰り返した開口パターン412を有する第2レジストマスク410を形成し、その後、ドライエッチングにより第2レジストマスク410の開口パターン412を転写した第2マスク絶縁膜411を形成する(ステップA9;図4参照)。
次に、第2レジストマスク410をOアッシングで除去し、その後、シリコンに対するシリコン酸化膜の選択比の高い(例えば、10〜20)エッチング条件で、下部素子分離領域123を第1表面111から深さH2まで自己整合エッチングすることにより、第1ビットコンタクト溝130を形成する(ステップA10;図5参照)。ここで、説明のため、第1ビットコンタクト溝130の底面を第1底面131と称し、一方の側面を第1側面132と称し、他方の側面を第2側面133と称する。
次に、半導体基板110とは逆特性(逆導電性)の不純物を斜め注入することにより、第1側面132から所定の範囲(例えば、5nm;以降、L10)に第1ビット拡散層161を形成する(ステップA11;図5参照)。
次に、半導体基板110と逆特性(逆導電性)の不純物を斜め注入することにより第2側面133からL10の範囲に第2ビット拡散層171を形成する(ステップA12;図5参照)。
次に、LPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)法を用いて、第1ビットコンタクト溝130を埋設するように、ビットコンタクトプラグ141を形成するための砒素ドープドポリシリコン膜(1×1021/cmの濃度でAsをドープしたポリシリコン)を成膜する(ステップA13;図6参照)。ここで、LPCVD法を用いることで埋め込み不良が起こりにくくなる。
次に、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法及びウェットエッチングを用いて、第1表面111まで、ビットコンタクトプラグ141を形成するための砒素ドープドポリシリコン膜及び第2マスク絶縁膜(図5の411)を研磨及びエッチングすることにより、砒素ドープドポリシリコン膜を第1ビットコンタクト溝130の中にのみ残したビットコンタクトプラグ141を形成する(ステップA14;図6参照)。
次に、半導体基板110の全面に第1表面111から高さH4まで第3マスク絶縁膜421(例えば、シリコン窒化膜)を成膜する(ステップA15;図7、図8参照)。
次に、半導体基板110の全面にレジストを塗布し、リソグラフィにより、第1の方向Xから所定角度に傾いた第2の方向Wに延在し、かつ、第2の方向Yの幅L4で、なおかつ、ピッチL6で繰り返す縞状の開口パターン422を有する第3レジストマスク420を形成し、その後、ドライエッチングにより第3レジストマスク420の開口パターン422を転写した第3マスク絶縁膜421を形成する(ステップA16;図7、図8参照)。
次に、シリコン窒化膜に対してシリコン酸化膜及びシリコンの選択比が高く(例えば3〜10)、かつ、シリコン酸化膜とシリコンのエッチレートが同じエッチング条件で、第1表面111から深さH1までエッチングし、第1表面111で幅L4となり、かつ、最下端で幅L5(L5<L4)となる第2素子分離溝150を形成する(ステップA17;図7、図8参照)。これにより、ビットコンタクトプラグ141及び下部素子分離領域123が分断される。
次に、第3レジストマスク420をOアッシングで除去し、その後、CVD法を用いて、第2素子分離溝150を埋設するように、第2素子分離領域151を形成するためのシリコン酸化膜を成膜する(ステップA18;図9参照)。
次に、CMPとウェットエッチングを用いて、第1表面111まで、第2素子分離領域151を形成するためのシリコン酸化膜及び第3マスク絶縁膜(図8の421)を研磨及びエッチングすることにより、第2素子分離溝150の中のみに残した第2素子分離領域151を形成する(ステップA19;図9参照)。これにより、図1に示すように第1素子分離領域121と第2素子分離領域151とで囲われた領域における下部素子分離領域123の両側に第1活性領域160及び第2活性領域170が形成される。
次に、半導体基板110とは逆特性(逆導電型)の不純物をイオン注入で半導体基板110の第1表面111から深さH7まで注入することにより、第1活性領域160に第1容量拡散層162を形成するとともに第2活性領域170に第2容量拡散層172を形成する(ステップA20;図10参照)。
次に、半導体基板110の全面に第1表面111から高さH4まで第1層間絶縁膜180を成膜する(ステップA21;図10参照)。
次に、第1層間絶縁膜180の第2表面181の上に厚さH8の第4マスク絶縁膜431(例えば、シリコン窒化膜)を成膜する(ステップA22;図10参照)。
次に、半導体基板110の全面にレジストを塗布し、リソグラフィでビットコンタクトプラグ141を挟むように、第2の方向Yに延在し、かつ、第1の方向Xに幅L7となる開口パターン432を有する第4レジストマスク430を形成し、その後、ドライエッチングにより第4レジストマスク430の開口パターン432を転写した第4マスク絶縁膜431を形成する(ステップA23;図10参照)。
次に、シリコン窒化膜に対してシリコン酸化膜及びシリコンの選択比が高く(例えば3〜10)、かつ、シリコン酸化膜とシリコンのエッチレートが同じエッチング条件で、第4レジストマスク430をマスクにして、第1表面111から深さH5までエッチングすることによって、第1ゲートトレンチ190及び第2ゲートトレンチ200を形成する(ステップA24;図10参照)。
ここで説明のため、第1ゲートトレンチ190の底面を第2底面191と称し、ビットコンタクトプラグ141側の側面を第3側面192と称し、その反対側の側面を第4側面193と称する。また、第2ゲートトレンチ200の底面を第3底面201と称し、ビットコンタクトプラグ141側の側面を第5側面202と称し、その反対側の側面を第6側面203と称する。
また、ビットコンタクトプラグ141とその下に残された下部素子分離領域123は下に行くほど幅が狭くなっているため、第3側面192とビットコンタクトプラグ141との間に第1ビット拡散層161が残され、第5側面202とビットコンタクトプラグ141の間に第2ビット拡散層171が残される。
次に、半導体基板110と逆特性(逆導電型)の不純物をイオン注入で第2底面191の下の第1活性領域160と第3底面201の下の第2活性領域170に第2底面191および第3底面201から第1表面111から深さH6までの範囲に注入(例えば、Asを10keV、5×1013/cmで注入)することにより、第2底面191の周囲の第1活性領域160に第1下部拡散層163を形成するとともに、第3底面201の周囲の第2活性領域170に第2下部拡散層173を形成する(ステップA25;図10参照)。
次に、第4レジストマスク(図10の430)をOアッシングで除去し、その後、熱酸化(例えば、ISSG(In-Situ Steam Generation))により、第1ゲートトレンチ190の第2底面191、第3側面192、第4側面193、第2ゲートトレンチ200の第3底面201、第5側面202、第6側面203に現れている第1容量拡散層162、第2容量拡散層172、第1ビット拡散層161、第2ビット拡散層171、第1活性領域160、第2活性領域170の表面にゲート絶縁膜210(例えば、厚さ5nm)を形成する(ステップA26;図11参照)。
次に、CVD法を用いて、第1ゲートトレンチ190及び第2ゲートトレンチ200を埋設するように半導体基板110の全面に、第1ゲート電極220及び第2ゲート電極230を形成するためのバリア膜を含むタングステン複合膜を成膜する(ステップA27;図11参照)。
次に、第4マスク絶縁膜(図10の431)をマスクとしてドライエッチングにより、第1ゲート電極220及び第2ゲート電極230を形成するためのタングステン複合膜を第1表面111から深さH7までリセスすることによって、第1ゲートトレンチ190の内部に深さH5から深さH7までの範囲の第1ゲート電極220を形成するとともに、第2ゲートトレンチ200の内部に深さH5からH7までの範囲の第2ゲート電極230を形成する(ステップA28;図11参照)。このとき、第1表面111から深さH7までのゲート絶縁膜210も同時にエッチングされる。
次に、CVD法を用いて、第1ゲートトレンチ190における第1ゲート電極220の上方、及び、第2ゲートトレンチ200における第2ゲート電極230の上方を埋設するように、半導体基板110の全面にキャップ絶縁膜240を形成するためのシリコン窒化膜を成膜する(ステップA29;図11参照)。
次に、ウェットエッチング及びCMP法を用いて、第1層間絶縁膜180の第2表面181が現れるまで、キャップ絶縁膜240を形成するためのシリコン窒化膜及び第4マスク絶縁膜(図10の431)をエッチング及び研磨し、キャップ絶縁膜240を形成する(ステップA30;図11参照)。すなわち、キャップ絶縁膜240は、第1ゲートトレンチ190における第1ゲート電極220の上方、及び、第2ゲートトレンチ200における第2ゲート電極230の上方を埋設し、キャップ絶縁膜240の第2上面241が第1層間絶縁膜180の第2表面181と面一となる。
次に、半導体基板110の全面にレジストを塗布し、リソグラフィで第2の方向Yに延在し、かつ、第1の方向Xに幅L9の開口パターン441を有する第5レジストマスク440を形成する(ステップA31;図11参照)。ここで、開口パターン441は、第2の方向Yに整列するビットコンタクトプラグ141を中心に配される。
次に、シリコン窒化膜に対してシリコン酸化膜の選択比が高い(例えば5〜10)ドライエッチングを用いて、隣り合うキャップ絶縁膜240間の第1層間絶縁膜180をビットコンタクトプラグ141が現れるまで自己整合的にエッチングすることにより、第2の方向Yに延在し、かつ、第1の方向Xに幅L1の第2ビットコンタクト溝142を形成する(ステップA32;図11参照)。ここで、第2ビットコンタクト溝142は、第2の方向Yに整列するビットコンタクトプラグ141を中心に配される。
最後に、Oアッシングで第5レジストマスク440を除去し、その後、ビット線250、カバー絶縁膜260、ライナー絶縁膜270、第2層間絶縁膜280、容量コンタクトプラグ290、300、容量素子310を形成する工程を経て、図1、図2の半導体装置が製造される(ステップA33;図1、図2参照)。
なお、実施形態1ではゲートトレンチ190、200の底の周囲に下部拡散層163、173を形成しているが、下部拡散層163、173がないノーマルトレンチゲート型トランジスタであってもよい。また、実施形態1ではビットコンタクトプラグ141を形成する前にイオン注入によりビット拡散層161、171を形成しているが、ビットコンタクトプラグ141を形成した後に熱処理によりビットコンタクトプラグ141に含まれた不純物を活性領域160、170に拡散させてビット拡散層161、171を形成してもよい。
実施形態1によれば、ビットコンタクトプラグ141及び下部素子分離領域123を形成するためのビットコンタクトトレンチ122を、第1素子分離領域121を形成するための第1素子分離溝120と同じ深さH1としているので、半導体基板110の第1表面111でのビットコンタクトトレンチ122の幅L1が確保され、ビットコンタクトトレンチ122へのビットコンタクトプラグ141の埋め込み性を向上させることができる。また、第1素子分離溝120の形成とビットコンタクトトレンチ122の形成とが同時に行われるので、エッチング時の抜け不良や、ビットコンタクトプラグ141及び下部素子分離領域123の埋め込み時にボイドが発生しにくくなる。また、第1素子分離溝120の形成とビットコンタクトトレンチ122の形成とが同時に行われるので、フォトレジストを1回減らせ、生産性の悪化を防ぐことができ、製造コストを低減できる。また、ビットコンタクトプラグ141を形成する前にビットコンタクトトレンチ122のビット拡散層161、171を形成しておくことにより、ビットコンタクトプラグ141とビット拡散層161、171とを確実に接続できる。さらに、隣り合うトランジスタの第1ゲートトレンチ190と第2ゲートトレンチ200との間が下部素子分離領域123で分離されているため、トランジスタ間で電子の流入流出が発生しない。
[実施形態2]
実施形態2に係る半導体装置について図面を用いて説明する。図12は、実施形態2に係る半導体装置の主要部分の第3の方向Wに沿った図1のA−A断面に相当する断面を第1の方向Xに対する垂直面に投影した図である。
実施形態2は、実施形態1の変形例であり、下部拡散層(図2の163、173)を設けるのをやめ、第1ゲートトレンチ190の底面、及び、第2ゲートトレンチ200の底面をフィン状(又は鞍状)に形成されたサドルフィントレンチゲート型トランジスタとしたものである。また、ビットコンタクトトレンチ122の深さは第1素子分離溝120深さと同じである。その他の構成は、実施形態1と同様である。
第1ゲートトレンチ190は、第2素子分離領域(図1の151)の部分で半導体基板110の第1表面111から深さH5までリセスされ、かつ、第1活性領域160の部分で深さH3(H3<H5)までリセスされている。つまり、第1ゲートトレンチ190の第2底面191は、第1活性領域160を上面、及び、第2の方向Yの両側面の3面を囲むように形成されたフィン状(又は鞍状)の第1サドルフィン194を有する。同じく、第2ゲートトレンチ200は、第2素子分離領域(図1の151)の部分で半導体基板110の第1表面111から深さH5までリセスされており、かつ、第2活性領域170の部分で深さH3(H3<H5)までリセスされている。第2ゲートトレンチ200の第3底面201は、第3底面201下の第2活性領域170の上面、及び、第2の方向Yの両側面の3面を囲むように形成されたフィン状(又は鞍状)の第2サドルフィン204を有する。
第1ゲートトレンチ190の第4側面193とビットコンタクトトレンチ122との間の第1活性領域160には、半導体基板110と逆特性(逆導電性)の第1ビット拡散層161が配される。第2ゲートトレンチ200の第6側面203とビットコンタクトトレンチ122との間の第2活性領域170には、半導体基板110と逆特性(逆導電性)の第2ビット拡散層171が配される。
次に、実施形態2に係る半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。図13〜図17は、実施形態2に係る半導体装置の主要部分の製造方法を模式的に示した図1のA−A断面に相当する断面を模式的に示した図である。
まず、実施形態1のステップA1〜ステップA10と同じ工程を行うことにより、半導体基板110に第1素子分離領域121及び下部素子分離領域123が形成されるとともに、半導体基板110上に第2マスク絶縁膜411が形成され、かつ、下部素子分離領域123上に第1ビットコンタクト溝130が形成された図13のような中間体を作製する(ステップB1;図13参照)
次に、LPCVD法を用いて、第1ビットコンタクト溝130を埋設するように、ビットコンタクトプラグ141を形成するための砒素ドープドポリシリコン膜(1×1021/cmの濃度でAsをドープしたポリシリコン)を成膜する(ステップB2;図14参照)。
次に、CMP法及びウェットエッチングを用いて、第1表面111まで、ビットコンタクトプラグ141を形成するための砒素ドープドポリシリコン膜及び第2マスク絶縁膜(図13の411)を研磨及びエッチングすることにより、砒素ドープドポリシリコン膜を第1ビットコンタクト溝130の中にのみ残したビットコンタクトプラグ141を形成する(ステップB3;図14参照)。なお、この段階では、図12のビット拡散層161、171は形成されていない。
次に、熱処理(例えば、1000℃、10秒のRTA(Rapid Thermal Anneal))することにより、ビットコンタクトプラグ141中の不純物(砒素)を半導体基板110に拡散させて、第1活性領域160に第1ビット拡散層161を形成するとともに、第2活性領域170に第2ビット拡散層171を形成する(ステップB4;図15参照)。
次に、実施形態1のステップA15〜ステップA23と同じ工程を行い、その後、シリコン窒化膜に対してシリコン酸化膜及びシリコンの選択比が高く、かつ、シリコンに対してシリコン酸化膜の選択比が高いエッチング条件で、第4レジストマスク430をマスクにして、第1活性領域160及び第2活性領域170において第1表面111から深さH3までエッチングし、かつ、第2素子分離領域(図1の151)において第1表面111から深さH5までエッチングすることにより、第1サドルフィン194を有する第1ゲートトレンチ190、及び、第2サドルフィン204を有する第2ゲートトレンチ200を形成する(ステップB5;図16参照)。
次に、実施形態1のステップA26〜ステップA30と同じ工程を行うことにより、第1ゲートトレンチ190にゲート絶縁膜210、第1ゲート電極220、キャップ絶縁膜240を形成するとともに、第2ゲートトレンチ200にゲート絶縁膜210、第2ゲート電極230、キャップ絶縁膜240を形成する(ステップB6;図17参照)。
最後に、ステップA31〜ステップA33と同じ工程を行うことにより、ビット線250、カバー絶縁膜260、ライナー絶縁膜270、第2層間絶縁膜280、容量コンタクトプラグ290、300、容量素子310を形成する工程を経て、図12の半導体装置がされる(ステップB7;図12参照)。
なお、実施形態2ではビットコンタクトプラグ141を形成した後に熱処理によりビットコンタクトプラグ141に含まれた不純物を活性領域160、170に拡散させてビット拡散層161、171を形成しているが、ビットコンタクトプラグ141を形成する前にイオン注入によりビット拡散層161、171を形成してもよい。
実施形態2によれば、実施形態1と同様に、ビットコンタクトプラグ141及び下部素子分離領域123を形成するためのビットコンタクトトレンチ122を、第1素子分離領域121を形成するための第1素子分離溝120と同じ深さH1としているので、半導体基板110の第1表面111でのビットコンタクトトレンチ122の幅L1が確保され、ビットコンタクトトレンチ122へのビットコンタクトプラグ141の埋め込み性を向上させることができる。また、第1素子分離溝120の形成とビットコンタクトトレンチ122の形成とが同時に行われるので、エッチング時の抜け不良や、ビットコンタクトプラグ141及び下部素子分離領域123の埋め込み時にボイドが発生しにくくなる。また、第1素子分離溝120の形成とビットコンタクトトレンチ122の形成とが同時に行われるので、フォトレジストを1回減らせ、生産性の悪化を防ぐことができ、製造コストを低減できる。さらに、隣り合うトランジスタの第1ゲートトレンチ190と第2ゲートトレンチ200との間が下部素子分離領域123で分離されているため、トランジスタ間で電子の流入流出が発生しない。
なお、本出願において図面参照符号を付している場合は、それらは、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。以下、実施例について図面を参照しつつ説明する。
(付記)
第1の視点においては、前記半導体装置の製造方法において、半導体基板に、第1素子分離領域を形成するための第1素子分離溝と、ビットコンタクトプラグ及び下部素子分離領域を形成するためのビットコンタクトトレンチとを交互に同じ深さで形成する工程と、前記第1素子分離溝及び前記ビットコンタクトトレンチに絶縁膜を埋め込むことによって前記第1素子分離領域及び前記下部素子分離領域を形成する工程と、前記下部素子分離領域の下部を残すように前記下部素子分離領域をエッチングすることにより、前記ビットコンタクトトレンチにおける前記下部素子分離領域上に、前記ビットコンタクトプラグを形成するためのビットコンタクト溝を形成する工程と、前記ビットコンタクト溝にビットコンタクトプラグを形成する工程と、を含むことを特徴とする。
前記半導体装置の製造方法において、前記ビットコンタクトプラグを形成する工程の前に、前記ビットコンタクト溝の両側の前記半導体基板の部分に、不純物を拡散させることによって第1ビット拡散層及び第2ビット拡散層を形成する工程を含むことが好ましい。
前記半導体装置の製造方法において、前記ビットコンタクトプラグを形成する工程、前記ビットコンタクト溝に、不純物を含む前記ビットコンタクトプラグを形成し、前記ビットコンタクトプラグを形成する工程の後に、熱処理することにより、前記ビットコンタクト溝の両側の前記半導体基板の部分に、前記ビットコンタクトプラグに含まれる前記不純物を拡散させることによって第1ビット拡散層及び第2ビット拡散層を形成する工程を含むことが好ましい。
前記半導体装置の製造方法において、前記ビットコンタクトプラグは、N型不純物をドープしたポリシリコンよりなることが好ましい。
前記半導体装置の製造方法において、前記第1素子分離溝及び前記ビットコンタクトトレンチは、上部より下部の幅の狭いことが好ましい。
前記半導体装置の製造方法において、前記ビットコンタクトプラグ及び前記下部素子分離領域を分断するように、前記半導体基板に所定間隔で第2素子分離領域を形成するための第2素子分離溝を形成する工程と、前記第2素子分離溝に絶縁膜を埋め込むことによって前記第2素子分離領域を形成する工程と、を含むことが好ましい。
前記半導体装置の製造方法において、前記ビットコンタクトプラグの両側の前記半導体基板の表層に第1容量拡散層及び第2容量拡散層を形成する工程と、前記ビットコンタクトプラグの両側の前記半導体基板及び前記第2素子分離領域に、第1ゲート電極を形成するための第1ゲートトレンチ、及び、第2ゲート電極を形成するための第2ゲートトレンチを、前記ビットコンタクトトレンチよりも浅くなるように形成する工程と、前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチにゲート絶縁膜を介して第1ゲート電極及び第2ゲート電極を形成する工程と、を含むことが好ましい。
前記半導体装置の製造方法において、前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチを形成する工程の後、かつ、前記第1ゲート電極及び前記第2ゲート電極を形成する工程の前に、前記第1ゲートトレンチの底の前記半導体基板の部分にて前記第1ビット拡散層と接続された第1下部拡散層を形成するとともに、前記第2ゲートトレンチの底の前記半導体基板の部分にて前記第2ビット拡散層と接続された第2下部拡散層を形成する工程を含むことが好ましい。
前記半導体装置の製造方法において、前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチを形成する工程では、前記半導体基板の部分の深さよりも前記第2素子分離領域の部分の深さが深くなるように前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチを形成することが好ましい。
第2の視点において、半導体装置において、半導体基板と、前記半導体基板に第1間隔で形成された第1素子分離溝と、隣り合う前記第1素子分離溝間の領域の前記半導体基板に形成されるとともに、前記第1素子分離溝と同じ深さであるビットコンタクトトレンチと、前記第1素子分離溝に絶縁膜を埋め込んだ第1素子分離領域と、前記ビットコンタクトトレンチの下部に絶縁膜を埋め込んだ下部素子分離領域と、前記ビットコンタクトトレンチにおける前記下部素子分離領域上に埋め込まれたビットコンタクトプラグと、を備えることを特徴とする。
前記半導体装置において、前記第1素子分離溝及び前記ビットコンタクトトレンチは、上部より下部の幅の狭いことが好ましい。
前記半導体装置において、前記ビットコンタクトプラグ及び前記下部素子分離領域を分断するように前記半導体基板に第2間隔で形成された第2素子分離溝と、前記第2素子分離溝に絶縁膜を埋め込んだ第2素子分離領域と、前記ビットコンタクトプラグの両側の前記半導体基板及び前記第2素子分離領域に形成されるとともに、前記ビットコンタクトトレンチよりも浅い第1ゲートトレンチ及び第2ゲートトレンチと、前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチにゲート絶縁膜を介して形成された第1ゲート電極及び第2ゲート電極と、前記第1ゲート電極と前記ビットコンタクトプラグとの間の前記半導体基板の部分に形成された第1ビット拡散層と、前記第1ゲート電極と前記第1素子分離領域との間の領域の前記半導体基板の表層に形成された第1容量拡散層と、前記第2ゲート電極と前記ビットコンタクトプラグとの間の前記半導体基板の部分に形成された第2ビット拡散層と、前記第2ゲート電極と前記第1素子分離領域との間の領域の前記半導体基板の表層に形成された第2容量拡散層と、を備えることが好ましい。
前記半導体装置において、前記第1ゲートトレンチの底の前記半導体基板の部分にて前記第1ビット拡散層と接続された第1下部拡散層と、前記第2ゲートトレンチの底の前記半導体基板の部分にて前記第2ビット拡散層と接続された第2下部拡散層と、を備えることが好ましい。
前記半導体装置において、前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチは、前記半導体基板の部分の深さよりも前記第2素子分離領域の部分の深さが深くなるように形成されていることが好ましい。
前記半導体装置において、前記ビットコンタクトプラグは、N型不純物をドープしたポリシリコンよりなることが好ましい。
なお、本発明の全開示(特許請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、本願に記載の数値及び数値範囲については、明記がなくともその任意の中間値、下位数値、及び、小範囲が記載されているものとみなされる。
100 半導体装置
110 半導体基板
111 第1表面
120 第1素子分離溝
121 第1素子分離領域
122 ビットコンタクトトレンチ
123 下部素子分離領域
124 第1上面
130 第1ビットコンタクト溝
131 第1底面
132 第1側面
133 第2側面
141 ビットコンタクトプラグ
142 第2ビットコンタクト溝
150 第2素子分離溝
151 第2素子分離領域
160 第1活性領域
161 第1ビット拡散層
162 第1容量拡散層
163 第1下部拡散層
170 第2活性領域
171 第2ビット拡散層
172 第2容量拡散層
173 第2下部拡散層
180 第1層間絶縁膜
181 第2表面
190 第1ゲートトレンチ
191 第2底面
192 第3側面
193 第4側面
194 第1サドルフィン
200 第2ゲートトレンチ
201 第3底面
202 第5側面
203 第6側面
204 第2サドルフィン
210 ゲート絶縁膜
220 第1ゲート電極
230 第2ゲート電極
240 キャップ絶縁膜
241 第2上面
250 ビット線
260 カバー絶縁膜
270 ライナー絶縁膜
280 第2層間絶縁膜
290 第1容量コンタクトプラグ
300 第2容量コンタクトプラグ
310 容量素子
400 第1レジストマスク
401 第1マスク絶縁膜
402、403 開口パターン
410 第2レジストマスク
411 第2マスク絶縁膜
412 開口パターン
420 第3レジストマスク
421 第3マスク絶縁膜
422 開口パターン
430 第4レジストマスク
431 第4マスク絶縁膜
432 開口パターン
440 第5レジストマスク
441 開口パターン

Claims (15)

  1. 半導体基板に、第1素子分離領域を形成するための第1素子分離溝と、ビットコンタクトプラグ及び下部素子分離領域を形成するためのビットコンタクトトレンチとを交互に同じ深さで形成する工程と、
    前記第1素子分離溝及び前記ビットコンタクトトレンチに絶縁膜を埋め込むことによって前記第1素子分離領域及び前記下部素子分離領域を形成する工程と、
    前記下部素子分離領域の下部を残すように前記下部素子分離領域をエッチングすることにより、前記ビットコンタクトトレンチにおける前記下部素子分離領域上に、前記ビットコンタクトプラグを形成するためのビットコンタクト溝を形成する工程と、
    前記ビットコンタクト溝にビットコンタクトプラグを形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記ビットコンタクトプラグを形成する工程の前に、前記ビットコンタクト溝の両側の前記半導体基板の部分に、不純物を拡散させることによって第1ビット拡散層及び第2ビット拡散層を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記ビットコンタクトプラグを形成する工程では、前記ビットコンタクト溝に、不純物を含む前記ビットコンタクトプラグを形成し、
    前記ビットコンタクトプラグを形成する工程の後に、熱処理することにより、前記ビットコンタクト溝の両側の前記半導体基板の部分に、前記ビットコンタクトプラグに含まれる前記不純物を拡散させることによって第1ビット拡散層及び第2ビット拡散層を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ビットコンタクトプラグは、N型不純物をドープしたポリシリコンよりなることを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1素子分離溝及び前記ビットコンタクトトレンチは、上部より下部の幅の狭いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記ビットコンタクトプラグ及び前記下部素子分離領域を分断するように、前記半導体基板に所定間隔で第2素子分離領域を形成するための第2素子分離溝を形成する工程と、
    前記第2素子分離溝に絶縁膜を埋め込むことによって前記第2素子分離領域を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記ビットコンタクトプラグの両側の前記半導体基板の表層に第1容量拡散層及び第2容量拡散層を形成する工程と、
    前記ビットコンタクトプラグの両側の前記半導体基板及び前記第2素子分離領域に、第1ゲート電極を形成するための第1ゲートトレンチ、及び、第2ゲート電極を形成するための第2ゲートトレンチを、前記ビットコンタクトトレンチよりも浅くなるように形成する工程と、
    前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチにゲート絶縁膜を介して第1ゲート電極及び第2ゲート電極を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチを形成する工程の後、かつ、前記第1ゲート電極及び前記第2ゲート電極を形成する工程の前に、前記第1ゲートトレンチの底の前記半導体基板の部分にて前記第1ビット拡散層と接続された第1下部拡散層を形成するとともに、前記第2ゲートトレンチの底の前記半導体基板の部分にて前記第2ビット拡散層と接続された第2下部拡散層を形成する工程を含むことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチを形成する工程では、前記半導体基板の部分の深さよりも前記第2素子分離領域の部分の深さが深くなるように前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチを形成することを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  10. 半導体基板と、
    前記半導体基板に第1間隔で形成された第1素子分離溝と、
    隣り合う前記第1素子分離溝間の領域の前記半導体基板に形成されるとともに、前記第1素子分離溝と同じ深さであるビットコンタクトトレンチと、
    前記第1素子分離溝に絶縁膜を埋め込んだ第1素子分離領域と、
    前記ビットコンタクトトレンチの下部に絶縁膜を埋め込んだ下部素子分離領域と、
    前記ビットコンタクトトレンチにおける前記下部素子分離領域上に埋め込まれたビットコンタクトプラグと、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  11. 前記第1素子分離溝及び前記ビットコンタクトトレンチは、上部より下部の幅の狭いことを特徴とする請求項10記載の半導体装置。
  12. 前記ビットコンタクトプラグ及び前記下部素子分離領域を分断するように前記半導体基板に第2間隔で形成された第2素子分離溝と、
    前記第2素子分離溝に絶縁膜を埋め込んだ第2素子分離領域と、
    前記ビットコンタクトプラグの両側の前記半導体基板及び前記第2素子分離領域に形成されるとともに、前記ビットコンタクトトレンチよりも浅い第1ゲートトレンチ及び第2ゲートトレンチと、
    前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチにゲート絶縁膜を介して形成された第1ゲート電極及び第2ゲート電極と、
    前記第1ゲート電極と前記ビットコンタクトプラグとの間の前記半導体基板の部分に形成された第1ビット拡散層と、
    前記第1ゲート電極と前記第1素子分離領域との間の領域の前記半導体基板の表層に形成された第1容量拡散層と、
    前記第2ゲート電極と前記ビットコンタクトプラグとの間の前記半導体基板の部分に形成された第2ビット拡散層と、
    前記第2ゲート電極と前記第1素子分離領域との間の領域の前記半導体基板の表層に形成された第2容量拡散層と、
    を備えることを特徴とする請求項10又は11記載の半導体装置。
  13. 前記第1ゲートトレンチの底の前記半導体基板の部分にて前記第1ビット拡散層と接続された第1下部拡散層と、
    前記第2ゲートトレンチの底の前記半導体基板の部分にて前記第2ビット拡散層と接続された第2下部拡散層と、
    を備えることを特徴とする請求項12記載の半導体装置。
  14. 前記第1ゲートトレンチ及び前記第2ゲートトレンチは、前記半導体基板の部分の深さよりも前記第2素子分離領域の部分の深さが深くなるように形成されていることを特徴とする請求項12記載の半導体装置。
  15. 前記ビットコンタクトプラグは、N型不純物をドープしたポリシリコンよりなることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一に記載の半導体装置。
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