JP2016029030A - 角結膜障害治療剤 - Google Patents

角結膜障害治療剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2016029030A
JP2016029030A JP2015139305A JP2015139305A JP2016029030A JP 2016029030 A JP2016029030 A JP 2016029030A JP 2015139305 A JP2015139305 A JP 2015139305A JP 2015139305 A JP2015139305 A JP 2015139305A JP 2016029030 A JP2016029030 A JP 2016029030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corneal
disorder
therapeutic
eye
keratoconjunctivitis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015139305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6779599B2 (ja
Inventor
慎一郎 金子
Shinichiro Kaneko
慎一郎 金子
正顕 笹岡
Masaaki Sasaoka
正顕 笹岡
敬 長野
Takashi Nagano
敬 長野
哲 白江
Satoshi Shirae
哲 白江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Santen Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Santen Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Santen Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Santen Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2015139305A priority Critical patent/JP6779599B2/ja
Publication of JP2016029030A publication Critical patent/JP2016029030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6779599B2 publication Critical patent/JP6779599B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/70Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
    • A61K31/715Polysaccharides, i.e. having more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic linkages; Derivatives thereof, e.g. ethers, esters
    • A61K31/737Sulfated polysaccharides, e.g. chondroitin sulfate, dermatan sulfate
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0048Eye, e.g. artificial tears
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/06Ointments; Bases therefor; Other semi-solid forms, e.g. creams, sticks, gels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/08Solutions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents
    • A61P27/04Artificial tears; Irrigation solutions

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

【課題】サクランを含有する角結膜障害の治療剤及び予防剤を提供すること。【解決手段】サクランを含有する角結膜障害の治療剤又は予防剤。【選択図】なし

Description

本発明は、サクランを含有する角結膜障害の治療剤及び予防剤に関する。
淡水性藍藻類スイゼンジノリ(Aphanothece sacrum)由来の多糖類としてサクラン(sacran)が知られている。サクランの用途としては、多糖類−金属イオンハイブリッド液晶ゲルとして偏光レンズ、光トラップ剤、光散乱剤、流速センサー、遊戯具、アクチュエーター、接着剤等が予想されているほか、スイゼンジノリについて抗酸化作用、抗アレルギー活性及び抗菌性が報告されていることから、抗ウイルス剤、抗ガン剤、食品用健康増進剤、食品増粘・安定化剤等の用途も予想されている(例えば、特許文献1)。
サクランの用途としては、また、ゲル状の徐放性担体及び該担体を利用して薬物を徐放させるドラッグデリバリーシステムが提案されている(例えば、特許文献2)。
サクランは、このように多様な用途の可能性が示唆されており、なかでも、新たな医薬用途を探索することが望まれる。
国際公開WO2008/062574A1公報 特開2011−68606号公報
本発明は、上記事情に鑑み、サクランを含有する角結膜障害の治療剤及び予防剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、ドライアイその他の角結膜障害の治癒効力試験において、サクランが角膜障害に対して優れた改善効果を発揮することを見出し、本発明を完成するに至った。
具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
[1]サクランを含有する角結膜障害の治療剤又は予防剤。
[2]角結膜障害が、角膜炎、結膜炎及び角結膜炎よりなる群から選択される少なくとも1つである[1]の治療剤又は予防剤。
[3]角結膜障害が、ドライアイ、角膜潰瘍、角膜びらん、点状表層角膜症、角膜上皮欠損、結膜上皮欠損、結膜上皮障害、乾性角結膜炎、上輪部角結膜炎及び糸状角膜炎よりなる群から選択される少なくとも1つである[1]の治療剤又は予防剤。
[4]点眼剤又は眼軟膏の剤型にある[1]から[3]の何れかに記載の治療剤又は予防剤。
本発明によれば、サクランを含有することにより、眼に投与した際における保水性、給水性に優れた、角結膜障害の治療剤及び予防剤を提供することができる。具体的には、角膜障害の治癒効力試験を行ったところ、本発明におけるサクランは、角膜障害モデルにおいて優れた治癒促進効果を発揮するので、角膜潰瘍、角膜びらん、点状表層角膜症、角膜上皮欠損等の角膜炎、結膜上皮欠損、結膜上皮障害等の結膜炎、乾性角結膜炎(ドライアイ)、上輪部角結膜炎、糸状角膜炎等の角結膜炎の治療剤及び予防剤として有効に作用する。
角膜障害の治癒効力試験の判定基準に関し角膜の分割及びスコアを示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本発明の角結膜障害の治療剤及び予防剤は、サクランを含有するものである。
サクランは、硫酸化多糖類の一種であり、分子量が2,000,000以上とされ、CAS登録番号が1039552−36−7である。サクランは、具体的には、ヘキソース構造を持つ糖構造体及びペントース構造を持つ糖構造体がα−グリコシド結合又はβ−グリコシド結合により直鎖状又は分岐鎖状に連結した糖鎖ユニットの繰り返し構造を持ち、前記糖鎖ユニットが糖構造体として乳酸化された硫酸化糖を含み、かつ、前記糖鎖ユニットにおいては、水酸基100個当たり2.7個以上の水酸基が硫酸化され、あるいは全元素中で硫黄元素が1.5重量%以上を占める糖誘導体である。
サクランは、日本固有種であるスイゼンジノリから抽出した多糖類をプロトン化し、部分的に加水分解して得られることが知られている(例えば、特許文献1)。
本発明に用いることができるサクランは、スイゼンジノリ由来のものに限定されない。
本発明において、角結膜障害とは、種々の要因により角膜や結膜が損傷を受けた状態にあるものをいう。角結膜障害は、例えば、ドライアイ(乾性角結膜炎)による涙液減少により生じることがあるほか、外傷、自己免疫疾患、薬剤毒性等によっても生じることがある。
角結膜障害は、病状の観点から、角膜潰瘍、角膜びらん、点状表層角膜症、角膜上皮欠損等の角膜炎と、結膜上皮欠損、結膜上皮障害等の結膜炎とに大別される。角結膜障害は、また、原因、発症部位及び病状の観点からは、乾性角結膜炎、上輪部角結膜炎、糸状角膜炎等の角結膜炎を含む。本発明の角結膜障害の治療剤及び予防剤は、これらの何れの角結膜障害にも用いることができ、なかでも乾性角結膜炎に好適である。乾性角結膜炎は、ドライアイとしても知られる。
本発明の角結膜障害の治療剤及び予防剤は、非経口で投与することができる。投与剤型としては、点眼剤、眼軟膏、注射剤等が挙げられ、なかでも、点眼剤、眼軟膏が好ましく、点眼剤がより好ましい。
これらは、汎用されている技術を用いて製剤化することができる。
例えば、点眼剤は、塩化ナトリウム、濃グリセリン等の等張化剤、リン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等の緩衝化剤、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ステアリン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の界面活性剤、クエン酸ナトリウム、エデト酸ナトリウム等の安定化剤、塩化ベンザルコニウム、パラベン等の防腐剤等を必要に応じて用い、調製することができる。pHは眼科製剤に許容される範囲内にあればよいが、4〜8の範囲が好ましい。
眼軟膏は、白色ワセリン、流動パラフィン等の汎用される基剤を用い、調製することができる。
本発明の角結膜障害の治療剤及び予防剤は、予防剤としても有用であるが、好ましくは治療剤である。
本発明の角結膜障害の治療剤及び予防剤、特に治療剤の投与量は、症状、年令、剤型等によって適宜選択できるが、点眼剤であればサクラン濃度が0.00001〜1%(w/v)、好ましくは0.0001〜1%(w/v)のものを1日1〜数回、具体的には1日1〜6回、好ましくは1日2〜3回、点眼すればよい。
以下に、サクラン調製例、製剤例および薬理試験の結果を示すが、これらの例は本発明をよりよく理解するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
[サクランの調製例]
適量の淡水性藍藻類スイゼンジノリ[Aphanothece sacrum]を凍結し、融解した後に水洗いすることにより水溶性色素を除去し、次いでエタノール中で一昼夜攪拌しながら脂溶性色素を除去した。こうして色素を除去したスイゼンジノリから、エタノールを分離した後、0.4〜0.6Nの水酸化ナトリウム水溶液中で40℃に加熱し、攪拌しながら約5時間かけて溶解させた。この操作により抽出した糖誘導体の水溶液を濃塩酸で中和し、60〜80%のイソプロピルアルコールに浸すことで脱塩した。脱塩後、この濃縮液を100%イソプロパノールに攪拌しながら流し込みゲル状のサクランを析出させ、85℃以上で6時間熱風乾燥し、繊維状の糖誘導体であるスイゼンジノリ由来のサクラン(本化合物)を得た。
[製剤例]
サクラン(本化合物)を用いた代表的な製剤例を以下に示す。
[製剤例1]点眼剤
100ml中
本化合物 200mg
塩化ナトリウム 900mg
滅菌精製水 適量
[製剤例2]点眼剤
100ml中
本化合物 200mg
塩化ナトリウム 800mg
リン酸水素二ナトリウム 100mg
リン酸二水素ナトリウム 適量
滅菌精製水 適量
[製剤例3]眼軟膏
100g中
本化合物 0.2g
流動パラフィン 10.0g
白色ワセリン 適量
[薬理試験]
1.角膜障害の治癒効力試験
雄性SDラットを用い、Fujiharaらの方法(Invest. Opthalmol. Vis. Sci 42(1):96−100(2001))に準じ、角膜障害モデルを作製した。角膜障害モデル作製後、村上らの方法(あたらしい眼科21(1):87−90.(2004))に準じ、角膜障害の程度をスコア化した。
(試験方法)
雄性SDラットに生理食塩液で5倍希釈したソムノペンチル注射液を2.5mL/kg腹腔内投与し全身麻酔を施し、エスカイン(1.5%)の吸入により麻酔状態を維持した。次いで両側の頬部皮膚を切開し、眼窩外涙腺を摘出し、ミッヘル縫合鎹にて縫合した。その後8週かけて角膜障害を誘発させた。また、涙腺摘出を行わない正常動物を用意した。
次に、正常動物にはリン酸緩衝液(PBS)を両眼(正常眼)に、角膜障害モデルにはPBS(コントロール)、本化合物0.006%及び0.2%PBS溶解液を両眼に、それぞれ1回5μL、1日6回、4週間点眼した。
点眼開始直前及び4週後に角膜をフルオレセインにて染色した。角膜の上部、中間部及び下部のそれぞれについて、フルオレセインによる染色の程度を下記の基準に従ってスコア判定し、上記各部のスコアの合計の平均値から角膜障害の程度を算出した。
正常眼についても上記と同様にして試験を行い上記各部のスコアの合計の平均値を求めた。
(判定基準)
1)角膜を図1に示すように上・中・下に3分割し、表1の基準に基づいて0−3のスコアを付与した。中間値として0.5を設けた。
2)3区画のスコアを合計し、各観察眼の障害スコア(0−9)とした。
Figure 2016029030
(結果)
コントロール群における、上記各部のスコアの合計の平均値を基準(改善率:0%)にして下記計算式により算出した、本化合物点眼による改善率を表2に示す。なお、スコアの平均値は各8眼(4匹)の平均である。
改善率(%)={(コントロール)−(本化合物)}/障害度×100
障害度={(コントロール)−(正常眼)}
Figure 2016029030
(考察)
上記のラットを用いた薬理試験の結果から明らかなように、本化合物は、角膜障害を顕著に改善する。
2.角膜障害の治癒効力試験(点眼回数の検討)
上記の試験結果をもとに、本化合物0.2%PBS溶解液の角膜障害の改善効果に及ぼす点眼回数の影響について同様の試験方法で検討した。
(試験方法)
雄性SDラットに上記の試験と同様の操作を行い8週かけて角膜障害を誘発させた。また、涙腺摘出を行わない正常動物を用意した。
次に、正常動物にはPBS(正常眼)を両眼に1日6回、角膜障害モデルにはPBS(コントロール)を両眼に1日6回、本化合物0.2%PBS溶解液を両眼に1日2回および6回、それぞれ1回5μL、4週間点眼した。
点眼開始直前、1週後、2週後及び4週後に角膜をフルオレセインにて染色し、上記試験と同様の方法で角膜障害の程度を算出した。
正常眼についても上記と同様にして試験を行い上記各部のスコアの合計の平均値を求めた。
(結果)
上記試験と同様に改善率を算出した、本化合物点眼による改善率を表3に示す。なお、スコアの平均値は各8眼(4匹)の平均である。
Figure 2016029030
(考察)
上記のラットを用いた薬理試験の結果から明らかなように、本化合物は、角膜障害を顕著に改善し、1日2回点眼であっても改善効果がみられたが、特に1日6回点眼では早期から改善効果がみられた。
3.結膜上皮障害改善作用の評価試験
上記の試験結果をもとに、本化合物0.2%PBS溶解液の結膜上皮障害(結膜杯細胞減少)に対する改善効果について検討した。
(試験方法)
雄性SDラットに上記の試験と同様の操作を行い8週かけて結膜上皮障害を誘発させた。また、涙腺摘出を行わない正常動物を用意した。
次に、正常動物にはPBS(正常眼)を両眼に1日6回、結膜上皮障害モデルにはPBS(コントロール)を両眼に1日6回、本化合物0.2%PBS溶解液を両眼に1日2回および6回、それぞれ1回5μL、4週間点眼した。
点眼開始4週後に眼瞼を摘出し病理組織学的検査を行った。摘出眼瞼を10%中性緩衝ホルマリン液で浸漬固定し、パラフィン置換後、耳側を包埋面としてブロックを作製し、薄切を行って、PAS反応標本を作製した。
対物40倍のレンズを用い、上下眼瞼それぞれについて、標本ごとで観察されるすべての結膜杯細胞数をカウントした。
(結果)
本化合物4週間連続点眼による結膜杯細胞増加効果を表4に示す。なお、杯細胞数の平均値は各7〜8眼(4匹)の平均である。
Figure 2016029030
(考察)
上記の病理組織学的試験結果から、本化合物は、涙腺摘出により生じた結膜上皮障害を改善する効果を有し、1日6回点眼のみならず1日2回点眼であってもその改善効果がみられた。

Claims (4)

  1. サクランを含有する角結膜障害の治療剤又は予防剤。
  2. 角結膜障害が、角膜炎、結膜炎及び角結膜炎よりなる群から選択される少なくとも1つである請求項1記載の治療剤又は予防剤。
  3. 角結膜障害が、ドライアイ、角膜潰瘍、角膜びらん、点状表層角膜症、角膜上皮欠損、結膜上皮欠損、結膜上皮障害、乾性角結膜炎、上輪部角結膜炎及び糸状角膜炎よりなる群から選択される少なくとも1つである請求項1記載の治療剤又は予防剤。
  4. 点眼剤又は眼軟膏の剤型にある請求項1から請求項3の何れかに記載の治療剤又は予防剤。
JP2015139305A 2014-07-14 2015-07-13 角結膜障害治療剤 Active JP6779599B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015139305A JP6779599B2 (ja) 2014-07-14 2015-07-13 角結膜障害治療剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014144555 2014-07-14
JP2014144555 2014-07-14
JP2015139305A JP6779599B2 (ja) 2014-07-14 2015-07-13 角結膜障害治療剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016029030A true JP2016029030A (ja) 2016-03-03
JP6779599B2 JP6779599B2 (ja) 2020-11-04

Family

ID=55078475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015139305A Active JP6779599B2 (ja) 2014-07-14 2015-07-13 角結膜障害治療剤

Country Status (15)

Country Link
US (1) US20170182085A1 (ja)
EP (1) EP3150211B1 (ja)
JP (1) JP6779599B2 (ja)
KR (1) KR20170030494A (ja)
CN (1) CN106535904A (ja)
BR (1) BR112017000539A2 (ja)
CA (1) CA2954347A1 (ja)
EA (1) EA201700060A1 (ja)
ES (1) ES2688205T3 (ja)
MX (1) MX2017000474A (ja)
PH (1) PH12017500071A1 (ja)
SG (1) SG11201700059WA (ja)
TW (1) TW201625277A (ja)
UA (1) UA118228C2 (ja)
WO (1) WO2016009982A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3906013A1 (en) * 2019-01-02 2021-11-10 The Procter & Gamble Company Skin care compositions containing peptide compound and aphanothece sacrum exopolysaccharide extract
CN113101299A (zh) * 2021-03-04 2021-07-13 圣珂兰投资有限公司 水前寺蓝藻多糖在制备治疗烫伤药物中的应用

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009221136A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Tatsuo Kaneko 糖誘導体製剤

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006137426A1 (ja) * 2005-06-22 2009-01-22 興和株式会社 角結膜疾患の予防又は治療剤
US8350024B2 (en) 2006-11-22 2013-01-08 Tatsuo Kaneko Sugar derivatives and application of same
JP2011068606A (ja) 2009-09-25 2011-04-07 Kumamoto Univ 徐放性担体及び同徐放性担体を用いた薬剤並びに同薬剤を用いたドラッグデリバリーシステム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009221136A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Tatsuo Kaneko 糖誘導体製剤

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
FFG調査月報, JPN6019015678, February 2010 (2010-02-01), pages 1, ISSN: 0004123509 *
大東化成工業株式会社: "「サクラン」(スイゼンジノリ多糖体)", フレグランスジャーナル, vol. 第39巻, 第1号, JPN6015031027, 15 January 2011 (2011-01-15), pages 113 - 114, ISSN: 0004123508 *
村上忠弘, 中村雅胤: "眼窩外涙腺摘出ラットドライアイモデルに対するヒアルロン酸点眼液と人工涙液の併用効果", あたらしい眼科, vol. 21, no. 1, JPN6015031026, 2004, pages 87 - 90, ISSN: 0004123507 *

Also Published As

Publication number Publication date
CA2954347A1 (en) 2016-01-21
CN106535904A (zh) 2017-03-22
WO2016009982A1 (ja) 2016-01-21
JP6779599B2 (ja) 2020-11-04
SG11201700059WA (en) 2017-02-27
UA118228C2 (uk) 2018-12-10
EA201700060A1 (ru) 2017-10-31
ES2688205T3 (es) 2018-10-31
BR112017000539A2 (ja) 2018-06-26
EP3150211B1 (en) 2018-08-15
EP3150211A1 (en) 2017-04-05
US20170182085A1 (en) 2017-06-29
PH12017500071A1 (en) 2017-05-15
KR20170030494A (ko) 2017-03-17
MX2017000474A (es) 2017-04-27
TW201625277A (zh) 2016-07-16
EP3150211A4 (en) 2017-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210401789A1 (en) Ophthalmic compositions and methods for treating eyes
CA2630193C (en) Pharmaceutical composition free from dexpanthenol, calcium ions, and phosphate, and use of calcium chelating agent and ophthalmologically compatible viscosity regulator
AU2006260184B2 (en) Prophylactic or therapeutic agent for corneal/conjunctival disease
KR20190042608A (ko) 염증 치료용 실크 유래 단백질
WO2016009982A1 (ja) 角結膜障害治療剤
EA035966B1 (ru) Применение фармацевтической композиции для местного применения для лечения расстройств лакримальной системы и переднего отрезка глаза
KR20160150548A (ko) 이마티닙을 유효성분으로 포함하는 안구 건조 질환 예방 및 치료용 약학 조성물
JPH01238530A (ja) 角膜上皮層障害症治療剤
KR101341647B1 (ko) 베타-글루칸을 포함하는 각결막염 치료용 점안제 조성물
US20200345805A1 (en) Compositions and methods useable for treatment of dry eye
JP3014357B2 (ja) 角膜上皮層伸展促進剤
JP2019038783A (ja) ドライアイの治療剤
WO2023004124A2 (en) Histatin combinations and methods for treating or inhibiting cell loss
CN118103055A (zh) 组氨素组合和治疗或抑制细胞损失的方法
KR20130006110A (ko) 제대혈청을 포함하는 재발성 각막미란의 치료용 약학조성물
Peral Cerda et al. Therapeutic Targets in Dry Eye Syndrome
CN108261541A (zh) 含纤连蛋白及环孢素的复方滴眼液及其制备方法和应用
Ahmad et al. CoEnzyme Q10: New approach in the treatment of corneal damage and glaucoma
JP2005200411A (ja) 涙液層安定化剤
JP2007063218A (ja) 角膜疾患治療剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190614

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190903

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191001

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20191227

C116 Written invitation by the chief administrative judge to file amendments

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C116

Effective date: 20200121

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200121

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200707

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20200901

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20201006

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20201006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6779599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250