JP2016029030A - 角結膜障害治療剤 - Google Patents
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Abstract
Description
サクランは、このように多様な用途の可能性が示唆されており、なかでも、新たな医薬用途を探索することが望まれる。
[1]サクランを含有する角結膜障害の治療剤又は予防剤。
[2]角結膜障害が、角膜炎、結膜炎及び角結膜炎よりなる群から選択される少なくとも1つである[1]の治療剤又は予防剤。
[3]角結膜障害が、ドライアイ、角膜潰瘍、角膜びらん、点状表層角膜症、角膜上皮欠損、結膜上皮欠損、結膜上皮障害、乾性角結膜炎、上輪部角結膜炎及び糸状角膜炎よりなる群から選択される少なくとも1つである[1]の治療剤又は予防剤。
[4]点眼剤又は眼軟膏の剤型にある[1]から[3]の何れかに記載の治療剤又は予防剤。
本発明の角結膜障害の治療剤及び予防剤は、サクランを含有するものである。
サクランは、硫酸化多糖類の一種であり、分子量が2,000,000以上とされ、CAS登録番号が1039552−36−7である。サクランは、具体的には、ヘキソース構造を持つ糖構造体及びペントース構造を持つ糖構造体がα−グリコシド結合又はβ−グリコシド結合により直鎖状又は分岐鎖状に連結した糖鎖ユニットの繰り返し構造を持ち、前記糖鎖ユニットが糖構造体として乳酸化された硫酸化糖を含み、かつ、前記糖鎖ユニットにおいては、水酸基100個当たり2.7個以上の水酸基が硫酸化され、あるいは全元素中で硫黄元素が1.5重量%以上を占める糖誘導体である。
本発明に用いることができるサクランは、スイゼンジノリ由来のものに限定されない。
角結膜障害は、病状の観点から、角膜潰瘍、角膜びらん、点状表層角膜症、角膜上皮欠損等の角膜炎と、結膜上皮欠損、結膜上皮障害等の結膜炎とに大別される。角結膜障害は、また、原因、発症部位及び病状の観点からは、乾性角結膜炎、上輪部角結膜炎、糸状角膜炎等の角結膜炎を含む。本発明の角結膜障害の治療剤及び予防剤は、これらの何れの角結膜障害にも用いることができ、なかでも乾性角結膜炎に好適である。乾性角結膜炎は、ドライアイとしても知られる。
例えば、点眼剤は、塩化ナトリウム、濃グリセリン等の等張化剤、リン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等の緩衝化剤、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ステアリン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の界面活性剤、クエン酸ナトリウム、エデト酸ナトリウム等の安定化剤、塩化ベンザルコニウム、パラベン等の防腐剤等を必要に応じて用い、調製することができる。pHは眼科製剤に許容される範囲内にあればよいが、4〜8の範囲が好ましい。
眼軟膏は、白色ワセリン、流動パラフィン等の汎用される基剤を用い、調製することができる。
本発明の角結膜障害の治療剤及び予防剤、特に治療剤の投与量は、症状、年令、剤型等によって適宜選択できるが、点眼剤であればサクラン濃度が0.00001〜1%(w/v)、好ましくは0.0001〜1%(w/v)のものを1日1〜数回、具体的には1日1〜6回、好ましくは1日2〜3回、点眼すればよい。
適量の淡水性藍藻類スイゼンジノリ[Aphanothece sacrum]を凍結し、融解した後に水洗いすることにより水溶性色素を除去し、次いでエタノール中で一昼夜攪拌しながら脂溶性色素を除去した。こうして色素を除去したスイゼンジノリから、エタノールを分離した後、0.4〜0.6Nの水酸化ナトリウム水溶液中で40℃に加熱し、攪拌しながら約5時間かけて溶解させた。この操作により抽出した糖誘導体の水溶液を濃塩酸で中和し、60〜80%のイソプロピルアルコールに浸すことで脱塩した。脱塩後、この濃縮液を100%イソプロパノールに攪拌しながら流し込みゲル状のサクランを析出させ、85℃以上で6時間熱風乾燥し、繊維状の糖誘導体であるスイゼンジノリ由来のサクラン(本化合物)を得た。
サクラン(本化合物)を用いた代表的な製剤例を以下に示す。
100ml中
本化合物 200mg
塩化ナトリウム 900mg
滅菌精製水 適量
100ml中
本化合物 200mg
塩化ナトリウム 800mg
リン酸水素二ナトリウム 100mg
リン酸二水素ナトリウム 適量
滅菌精製水 適量
100g中
本化合物 0.2g
流動パラフィン 10.0g
白色ワセリン 適量
1.角膜障害の治癒効力試験
雄性SDラットを用い、Fujiharaらの方法(Invest. Opthalmol. Vis. Sci 42(1):96−100(2001))に準じ、角膜障害モデルを作製した。角膜障害モデル作製後、村上らの方法(あたらしい眼科21(1):87−90.(2004))に準じ、角膜障害の程度をスコア化した。
雄性SDラットに生理食塩液で5倍希釈したソムノペンチル注射液を2.5mL/kg腹腔内投与し全身麻酔を施し、エスカイン(1.5%)の吸入により麻酔状態を維持した。次いで両側の頬部皮膚を切開し、眼窩外涙腺を摘出し、ミッヘル縫合鎹にて縫合した。その後8週かけて角膜障害を誘発させた。また、涙腺摘出を行わない正常動物を用意した。
次に、正常動物にはリン酸緩衝液(PBS)を両眼(正常眼)に、角膜障害モデルにはPBS(コントロール)、本化合物0.006%及び0.2%PBS溶解液を両眼に、それぞれ1回5μL、1日6回、4週間点眼した。
点眼開始直前及び4週後に角膜をフルオレセインにて染色した。角膜の上部、中間部及び下部のそれぞれについて、フルオレセインによる染色の程度を下記の基準に従ってスコア判定し、上記各部のスコアの合計の平均値から角膜障害の程度を算出した。
正常眼についても上記と同様にして試験を行い上記各部のスコアの合計の平均値を求めた。
1)角膜を図1に示すように上・中・下に3分割し、表1の基準に基づいて0−3のスコアを付与した。中間値として0.5を設けた。
2)3区画のスコアを合計し、各観察眼の障害スコア(0−9)とした。
コントロール群における、上記各部のスコアの合計の平均値を基準(改善率:0%)にして下記計算式により算出した、本化合物点眼による改善率を表2に示す。なお、スコアの平均値は各8眼(4匹)の平均である。
改善率(%)={(コントロール)−(本化合物)}/障害度×100
障害度={(コントロール)−(正常眼)}
上記のラットを用いた薬理試験の結果から明らかなように、本化合物は、角膜障害を顕著に改善する。
上記の試験結果をもとに、本化合物0.2%PBS溶解液の角膜障害の改善効果に及ぼす点眼回数の影響について同様の試験方法で検討した。
雄性SDラットに上記の試験と同様の操作を行い8週かけて角膜障害を誘発させた。また、涙腺摘出を行わない正常動物を用意した。
次に、正常動物にはPBS(正常眼)を両眼に1日6回、角膜障害モデルにはPBS(コントロール)を両眼に1日6回、本化合物0.2%PBS溶解液を両眼に1日2回および6回、それぞれ1回5μL、4週間点眼した。
点眼開始直前、1週後、2週後及び4週後に角膜をフルオレセインにて染色し、上記試験と同様の方法で角膜障害の程度を算出した。
正常眼についても上記と同様にして試験を行い上記各部のスコアの合計の平均値を求めた。
上記試験と同様に改善率を算出した、本化合物点眼による改善率を表3に示す。なお、スコアの平均値は各8眼(4匹)の平均である。
上記のラットを用いた薬理試験の結果から明らかなように、本化合物は、角膜障害を顕著に改善し、1日2回点眼であっても改善効果がみられたが、特に1日6回点眼では早期から改善効果がみられた。
上記の試験結果をもとに、本化合物0.2%PBS溶解液の結膜上皮障害(結膜杯細胞減少)に対する改善効果について検討した。
雄性SDラットに上記の試験と同様の操作を行い8週かけて結膜上皮障害を誘発させた。また、涙腺摘出を行わない正常動物を用意した。
次に、正常動物にはPBS(正常眼)を両眼に1日6回、結膜上皮障害モデルにはPBS(コントロール)を両眼に1日6回、本化合物0.2%PBS溶解液を両眼に1日2回および6回、それぞれ1回5μL、4週間点眼した。
点眼開始4週後に眼瞼を摘出し病理組織学的検査を行った。摘出眼瞼を10%中性緩衝ホルマリン液で浸漬固定し、パラフィン置換後、耳側を包埋面としてブロックを作製し、薄切を行って、PAS反応標本を作製した。
対物40倍のレンズを用い、上下眼瞼それぞれについて、標本ごとで観察されるすべての結膜杯細胞数をカウントした。
本化合物4週間連続点眼による結膜杯細胞増加効果を表4に示す。なお、杯細胞数の平均値は各7〜8眼(4匹)の平均である。
上記の病理組織学的試験結果から、本化合物は、涙腺摘出により生じた結膜上皮障害を改善する効果を有し、1日6回点眼のみならず1日2回点眼であってもその改善効果がみられた。
Claims (4)
- サクランを含有する角結膜障害の治療剤又は予防剤。
- 角結膜障害が、角膜炎、結膜炎及び角結膜炎よりなる群から選択される少なくとも1つである請求項1記載の治療剤又は予防剤。
- 角結膜障害が、ドライアイ、角膜潰瘍、角膜びらん、点状表層角膜症、角膜上皮欠損、結膜上皮欠損、結膜上皮障害、乾性角結膜炎、上輪部角結膜炎及び糸状角膜炎よりなる群から選択される少なくとも1つである請求項1記載の治療剤又は予防剤。
- 点眼剤又は眼軟膏の剤型にある請求項1から請求項3の何れかに記載の治療剤又は予防剤。
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