JP2011068606A - 徐放性担体及び同徐放性担体を用いた薬剤並びに同薬剤を用いたドラッグデリバリーシステム - Google Patents
徐放性担体及び同徐放性担体を用いた薬剤並びに同薬剤を用いたドラッグデリバリーシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011068606A JP2011068606A JP2009221631A JP2009221631A JP2011068606A JP 2011068606 A JP2011068606 A JP 2011068606A JP 2009221631 A JP2009221631 A JP 2009221631A JP 2009221631 A JP2009221631 A JP 2009221631A JP 2011068606 A JP2011068606 A JP 2011068606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drug
- gel
- sustained
- release carrier
- cherry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明に係る徐放性担体では、水又は水を含有する溶媒中に、スイゼンジノリ(Aphanothece sacrum)由来のサクランを溶解し、この溶液中に3価の陽イオンを添加してゲルを形成し、このゲルにより前記薬物を担持可能とした。また、本発明に係る薬剤では、前記徐放性担体を用いて調剤することとした。また、本発明に係るドラッグデリバリーシステムでは、前記薬剤を生体に投与した際に、サクランゲルに対して、キレート剤や3価の陽イオンや、サクランの糖鎖を切断する酵素を含有した製剤を、前記薬剤の投与後に追って投与することにより、前記薬物の放出量を調整可能とした。
【選択図】なし
Description
2)ヘキソースと、フコース又はラムノースであるデオキシヘキソースとの2糖構造。
3)ペントースと、ペントースとの2糖構造。
4)ペントースとデオキシヘキソースとの2糖構造。
5)ヘキソサミンとヘキソサミンとの2糖構造。
6)グルクロン酸又はガラクツロン酸であるウロン酸と、デオキシヘキソースとの2糖構造。
(試験1)サクランのゲル形成能に対する各種薬物の影響
本試験では、サクランのゲル形成能に対する各種薬物の影響について検証を行った。特に、本試験では、酸性の薬物、中性の薬物、塩基性の薬物を担持させた際のゲル形成能について検証した。使用したサンプルは以下の方法により調製した。
・サンプル1:15mlチューブ内に、乾燥状態のサクラン20mgを分取し、水1.8mlを添加して攪拌し、サクラン水溶液を調製した。
・サンプル2:15mlチューブ内に、乾燥状態のサクラン20mgを分取し、10mMのサリチル酸水溶液1.8mlを添加して攪拌し、サクラン・サリチル酸溶液を調製した。
・サンプル3:15mlチューブ内に、乾燥状態のサクラン20mgを分取し、27.7μMのプレドニゾロン水溶液1.8mlを添加して攪拌し、サクラン・プレドニゾロン溶液を調製した。
・サンプル4:15mlチューブ内に、乾燥状態のサクラン20mgを分取し、15mMのクロルプロマジン水溶液1.8mlを添加して攪拌し、サクラン・クロルプロマジン溶液を調製した。
・サンプル4−1:まず、15mlチューブ内に、乾燥状態のサクラン20mgを分取し、水1.8mlを添加して攪拌し、サクラン水溶液を調製した。次いで、このサクラン水溶液に対し、AlCl3の終濃度が100mM、クロルプロマジンの終濃度が15mMとなるような、AlCl3・クロルプロマジン溶液を0.2ml添加し、ゲル化反応を行った後、6000×gの遠心を行った。
次に、サクランのゲル形成能に対するAlCl3水溶液濃度の影響について検討を行った。本試験では、薬物を担持させない場合のゲル形成と、酸性の薬物を担持させた際のゲル形成について検証した。使用したサンプルは、前述のサンプル1及びサンプル2の調製方法に従い、添加するAlCl3水溶液の濃度を以下の通り変化させてゲル化反応を行った。
・サンプル5:前述のサンプル1に対し、AlCl3を終濃度100mMとしてゲル化反応
・サンプル6:前述のサンプル1に対し、AlCl3を終濃度50mMとしてゲル化反応
・サンプル7:前述のサンプル1に対し、AlCl3を終濃度10mMとしてゲル化反応
・サンプル8:前述のサンプル1に対し、AlCl3を終濃度5mMとしてゲル化反応
・サンプル9:前述のサンプル1に対し、AlCl3を終濃度1mMとしてゲル化反応
・サンプル10:前述のサンプル2に対し、AlCl3を終濃度100mMとしてゲル化反応
・サンプル11:前述のサンプル2に対し、AlCl3を終濃度50mMとしてゲル化反応
・サンプル12:前述のサンプル2に対し、AlCl3を終濃度10mMとしてゲル化反応
・サンプル13:前述のサンプル2に対し、AlCl3を終濃度5mMとしてゲル化反応
・サンプル14:前述のサンプル2に対し、AlCl3を終濃度1mMとしてゲル化反応
次に、サクランゲルの薬物担持に対するAlCl3濃度の影響について検討を行った。本試験では、(試験2)にて調製したサンプル10〜サンプル14を用い、遠心分離した際にゲルから離水した上清中のサリチル酸含量を測定することで、サクランゲル中に担持された薬物の担持割合を算出した。その結果を以下に示す。
次に、サクランゲルからの薬物放出に対するAlCl3濃度の影響について検討を行った。本試験では、(試験2)にて調製したサンプル10〜サンプル14を用い、上清を除いた各サンプルに10mlの水を添加し、37℃に設定したウォーターバス中に各チューブを浸漬して、添加した水中に溶出するサリチル酸の濃度を経時的に測定した。その結果を以下に示す。
次に、サクランゲルの薬物封入率に対する調製法の影響について、以下に示すサンプル15〜18を調製し検討を行った。
・サンプル15:15mlチューブ内に、乾燥状態のサクラン20mgを分取し、10mMのサリチル酸水溶液1.8mlを添加して攪拌し、サクラン・サリチル酸溶液を調製し、AlCl3水溶液を0.2ml添加し、AlCl3終濃度100mMとしてゲル化反応させ、6000×gで遠心した。
・サンプル16:15mlチューブ内に、乾燥状態のサクラン20mgを分取し、水1.8mlを添加して攪拌してサクラン水溶液を調製し、次いで、このサクラン水溶液に対し、AlCl3の終濃度が100mMとなるように、AlCl3含有10mMサリチル酸溶液0.2ml添加し、を添加し、ゲル化反応を行った後、6000×gの遠心を行った。
・サンプル17:15mlチューブ内に、乾燥状態のサクラン20mgを分取し、10mMのクロルプロマジン水溶液1.8mlを添加して攪拌し、サクラン・クロルプロマジン溶液を調製し、AlCl3水溶液を0.2ml添加し、終濃度100mMとしてゲル化反応させ、6000×gで遠心した。
・サンプル18:15mlチューブ内に、乾燥状態のサクラン20mgを分取し、水1.8mlを添加して攪拌してサクラン水溶液を調製し、次いで、このサクラン水溶液に対し、AlCl3の終濃度が100mMとなるように、AlCl3含有10mMクロルプロマジン溶液0.2ml添加し、を添加し、ゲル化反応を行った後、6000×gの遠心を行った。
次に、サクランゲルからの薬物放出に対する調製法の影響について検討を行った。本試験では、(試験5)にて調製したサンプル15〜サンプル18を用い、上清を除いた各サンプルに10mlの水を添加し、37℃に設定したウォーターバス中に各チューブを浸漬して、添加した水中に溶出するサリチル酸又はクロルプロマジンの濃度を経時的に測定した。その結果を以下に示す。
次に、サクランゲルからのインスリン放出に対するAlCl3濃度の影響について検討を行った。本試験では、下記のサンプル19〜サンプル22を調製し、上清を除いた各サンプルに10mlの水を添加し、37℃に設定したウォーターバス中に各チューブを浸漬して、添加した水中に溶出するインスリンの濃度を経時的に測定した。
・サンプル19:15mlチューブ内に、乾燥状態のサクラン20mgを分取し、15mg/mlのインスリン水溶液1.8mlを添加して攪拌し、サクラン・インスリン溶液を調製し、AlCl3水溶液を0.2ml添加し、AlCl3の終濃度100mMとしてゲル化反応させ、6000×gで遠心した。
・サンプル20:サンプル19と同様にサクラン・インスリン溶液を調製し、AlCl3を終濃度50mMとしてゲル化反応させ、6000×gで遠心した。
・サンプル21:サンプル19と同様にサクラン・インスリン溶液を調製し、AlCl3を終濃度25mMとしてゲル化反応させ、6000×gで遠心した。
・サンプル22:サンプル19と同様にサクラン・インスリン溶液を調製し、AlCl3を終濃度10mMとしてゲル化反応させ、6000×gで遠心した。
以下に説明する各種薬剤を調製するために、まず、この薬剤に使用する徐放性担体の調製を行った。
得られた徐放性担体としてのサクランゲルは無色透明のハイドロゲルであり、3価の陽イオン濃度によりゲルの硬さを調節できる。薬物が有色である場合、薬物濃度に依存した色を呈することとなる。
乾燥重量20mgのサクランを、チューブやビーカー等に入った薬物含有水溶液(例えば、10mM サリチル酸水溶液)2mlに添加して十分に膨潤し溶解させた後、3価の陽イオン含有水溶液(例えば、塩化アルミニウム水溶液)を終濃度100mMとなるように添加しゲル化反応を行った。
100mlの水に乾燥重量20mgのサクランを添加して十分に膨潤させ溶解させてサクラン水溶液を得た。
5mMの薬物(例えば、サリチル酸)を含有する薬物含有水溶液1mlに、乾燥重量10mgのサクランを添加して十分に膨潤させて溶解し、同溶液をシャーレやトレー等の平型容器に深さ1mm程度に薄く流延した。
乾燥重量20mgのサクランを、チューブやビーカー等に入った薬物含有水溶液(例えば、10mMサリチル酸水溶液)2mlに添加して十分に膨潤し溶解させた後、3価の陽イオン含有水溶液(例えば、塩化アルミニウム水溶液)を終濃度100mMとなるように添加しゲル化反応を行った。
乾燥重量20mgのサクランを、チューブやビーカー等に入った薬物含有水溶液(例えば、10mMサリチル酸水溶液)2mlに添加して十分に膨潤し溶解させた後、3価の陽イオン含有水溶液(例えば、塩化アルミニウム水溶液)を終濃度100mMとなるように添加しゲル化反応を行った。
まず、100mlの水に乾燥重量10mgのサクランを添加して十分に膨潤させ溶解し、サクラン水溶液を得た。
3価の金属陽イオンにより形成した薬物含有サクランハイロドゲルを、エチレンジアミン四酢酸などのキレート剤含有溶液に添加することで、ゲル形成に関わる3価の金属陽イオンをキレート形成によりゲル内から枯渇させ、ゲルの不安定化、崩壊を惹起し、薬物の放出速度を高めることが可能となりうる。逆に、3価の金属陽イオンを補うことで、ゲル形成を促進し、薬物放出速度を低下させる。本応用例は、薬物放出のコントロールを可能にするため、副作用の軽減に貢献するものと考えられる。また、本技術は、放出制御型製剤として気管支喘息などの呼吸器系疾患、炎症、悪性腫瘍、狭心症などの循環器系疾患、痛風や糖尿病などの内分泌・代謝系疾患などにも広く応用可能であると考えられる。
サクランハイロドゲルは、アミラーゼなどのグリコシド結合切断酵素存在下において、サクランの基本構造であるグリコシド結合が切断され、ハイドロゲルの崩壊が促進されるものと考えられる。また、アミラーゼは消化管内の大腸に多く存在するため、薬物含有サクランハイドロゲル製剤を経口投与すると、大腸のアミラーゼによりサクランのグリコシド結合が特異的に切断され、ゲルが崩壊し、薬物を大腸にて放出する、大腸特異的薬物放出製剤として応用可能である。本技術は、大腸特異的薬物放出製剤として、炎症性腸疾患として知られるクローン病や潰瘍性大腸炎などへの応用が期待される。
Claims (9)
- 含有又は被覆した薬物の透過量を抑制するゲル状の徐放性担体であって、
水又は水を含有する溶媒中に、スイゼンジノリ(Aphanothece sacrum)由来のサクランを溶解し、この溶液中に3価の陽イオンを添加してゲルを形成し、このゲルにより前記薬物を担持可能としたことを特徴とする徐放性担体。 - 前記サクランは、平均分子量が2,000,000以上であり、ヘキソース構造を持つ糖構造体及びペントース構造を持つ糖構造体がα−グリコシド結合又はβ−グリコシド結合により直鎖状又は分岐鎖状に連結した糖鎖ユニットの繰り返し構造を持ち、前記糖鎖ユニットが糖構造体として硫酸化された硫酸化ムラミン酸を含み、かつ、前記糖鎖ユニットにおいては、水酸基100個当たり2.7個以上の水酸基が硫酸化され、あるいは全元素中で硫黄元素が1.5重量%以上を占める糖誘導体を含むことを特徴とする請求項1に記載の徐放性担体。
- 薬物を担持させた請求項1又は請求項2に記載の徐放性担体を粒子状に調製してなる薬剤。
- 薬物を担持させた請求項1又は請求項2に記載の徐放性担体をフィルム状に形成してなる薬剤。
- 薬物を担持させた請求項1又は請求項2に記載の徐放性担体をディスク状に形成してなる薬剤。
- 薬物を担持させた請求項1又は請求項2に記載の徐放性担体をスポンジ状に形成してなる薬剤。
- 請求項1又は請求項2に記載の徐放性担体にて薬物を含有する錠剤を被覆してなる薬剤。
- 請求項3〜7いずれか1項に記載の薬剤を生体に投与した際に、前記生体に対して薬物を徐放させるドラッグデリバリーシステムであって、
キレート剤又は3価の陽イオンを含有する製剤を、前記薬剤の投与後に追って投与することにより、前記薬物の放出量を調整可能としたことを特徴とするドラッグデリバリーシステム。 - 請求項3〜7いずれか1項に記載の薬剤を生体に投与した際に、前記生体に対して薬物を徐放させるドラッグデリバリーシステムであって、
前記サクランの糖鎖を切断する酵素を含有した製剤を、前記薬剤の投与後に追って投与することにより、前記薬物の放出量が増加するように調整可能としたことを特徴とするドラッグデリバリーシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009221631A JP2011068606A (ja) | 2009-09-25 | 2009-09-25 | 徐放性担体及び同徐放性担体を用いた薬剤並びに同薬剤を用いたドラッグデリバリーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009221631A JP2011068606A (ja) | 2009-09-25 | 2009-09-25 | 徐放性担体及び同徐放性担体を用いた薬剤並びに同薬剤を用いたドラッグデリバリーシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011068606A true JP2011068606A (ja) | 2011-04-07 |
Family
ID=44014251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009221631A Pending JP2011068606A (ja) | 2009-09-25 | 2009-09-25 | 徐放性担体及び同徐放性担体を用いた薬剤並びに同薬剤を用いたドラッグデリバリーシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011068606A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014133809A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Kumamoto Univ | スイゼンジノリ多糖体低分子化物を用いた新規な核酸デリバリーシステム、及び該システムに用いる核酸デリバリーキャリアの調製方法 |
JP2015165857A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 | 水膨潤性シート |
KR20170030494A (ko) | 2014-07-14 | 2017-03-17 | 산텐 세이야꾸 가부시키가이샤 | 각결막 장애 치료제 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122211A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Mitsubishi Acetate Co Ltd | 口腔粘膜用徐放性付着剤 |
JPH10236983A (ja) * | 1997-02-25 | 1998-09-08 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | ゲル状徐放性組成物 |
JPH1149668A (ja) * | 1997-06-03 | 1999-02-23 | Unie Colloid Kk | 徐放性カプセル |
JP2001521010A (ja) * | 1997-10-29 | 2001-11-06 | エウランド インターナショナル ソシエタ ペル アチオニ | 特異な粒度分布を有するカラギーナンと水溶性薬物の複合体および比較制御放出医薬組成物 |
WO2008062574A1 (fr) * | 2006-11-22 | 2008-05-29 | Tatsuo Kaneko | Dérivé de sucre et ses utilisations |
JP2009185022A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-08-20 | Unimedical Inc | 腸溶性・徐放性ソフトカプセル及びその製造方法 |
WO2009113435A1 (ja) * | 2008-03-14 | 2009-09-17 | Kaneko Tatsuo | 糖誘導体製剤 |
-
2009
- 2009-09-25 JP JP2009221631A patent/JP2011068606A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122211A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Mitsubishi Acetate Co Ltd | 口腔粘膜用徐放性付着剤 |
JPH10236983A (ja) * | 1997-02-25 | 1998-09-08 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | ゲル状徐放性組成物 |
JPH1149668A (ja) * | 1997-06-03 | 1999-02-23 | Unie Colloid Kk | 徐放性カプセル |
JP2001521010A (ja) * | 1997-10-29 | 2001-11-06 | エウランド インターナショナル ソシエタ ペル アチオニ | 特異な粒度分布を有するカラギーナンと水溶性薬物の複合体および比較制御放出医薬組成物 |
WO2008062574A1 (fr) * | 2006-11-22 | 2008-05-29 | Tatsuo Kaneko | Dérivé de sucre et ses utilisations |
JP2009185022A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-08-20 | Unimedical Inc | 腸溶性・徐放性ソフトカプセル及びその製造方法 |
WO2009113435A1 (ja) * | 2008-03-14 | 2009-09-17 | Kaneko Tatsuo | 糖誘導体製剤 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014133809A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Kumamoto Univ | スイゼンジノリ多糖体低分子化物を用いた新規な核酸デリバリーシステム、及び該システムに用いる核酸デリバリーキャリアの調製方法 |
JP2015165857A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 | 水膨潤性シート |
KR20170030494A (ko) | 2014-07-14 | 2017-03-17 | 산텐 세이야꾸 가부시키가이샤 | 각결막 장애 치료제 |
CN106535904A (zh) * | 2014-07-14 | 2017-03-22 | 参天制药株式会社 | 角结膜病变治疗剂 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102145435B1 (ko) | 졸-겔 폴리머 복합체 및 이의 용도 | |
Anal et al. | Chitosan–alginate multilayer beads for controlled release of ampicillin | |
CN108135967B (zh) | 用于药物递送的具有渗透增强剂的组合物 | |
Peng et al. | Optimization of thermosensitive chitosan hydrogels for the sustained delivery of venlafaxine hydrochloride | |
Lin et al. | pH-sensitive polyelectrolyte complex gel microspheres composed of chitosan/sodium tripolyphosphate/dextran sulfate: swelling kinetics and drug delivery properties | |
Phaechamud et al. | In situ forming gel comprising bleached shellac loaded with antimicrobial drugs for periodontitis treatment | |
Sonje et al. | Nasal inserts containing ondansetron hydrochloride based on Chitosan–gellan gum polyelectrolyte complex: In vitro–in vivo studies | |
CN110536679B (zh) | 用于治疗乳腺炎的兽医用组合物和相关方法 | |
Rajpurohit et al. | Polymers for colon targeted drug delivery | |
Sheshala et al. | Investigation on solution-to-gel characteristic of thermosensitive and mucoadhesive biopolymers for the development of moxifloxacin-loaded sustained release periodontal in situ gels | |
You et al. | In vitro and in vivo application of pH-sensitive colon-targeting polysaccharide hydrogel used for ulcerative colitis therapy | |
US20050226905A1 (en) | Biocompatible compositions as carriers or excipients for pharmaceutical and nutraceutical formulations and for food protection | |
Wu et al. | Characterization of novel lactoferrin loaded capsules prepared with polyelectrolyte complexes | |
Dey et al. | Floating mucoadhesive alginate beads of amoxicillin trihydrate: A facile approach for H. pylori eradication | |
Günter et al. | Preparation and release characteristics of mesalazine loaded calcium pectin-silica gel beads based on callus cultures pectins for colon-targeted drug delivery | |
EP2773675B1 (fr) | Formulation à action rapide d'insuline comprenant un oligosaccharide | |
Wang et al. | Biomaterials as therapeutic drug carriers for inflammatory bowel disease treatment | |
CN108836950B (zh) | 一种蛋白孢粉素口服微胶囊的制备方法 | |
Mi et al. | Postsurgical wound management and prevention of triple-negative breast cancer recurrence with a pryoptosis-inducing, photopolymerizable hydrogel | |
US10966955B2 (en) | Ocular drug delivery system and uses thereof | |
Saboktakin et al. | pH sensitive chitosan-based supramolecular gel for oral drug delivery of insulin | |
Arianto et al. | The comparison of swelling, mucoadhesive, and release of ranitidine from spherical matrices of alginate, chitosan, alginate-chitosan, and calcium alginate-chitosan | |
JP2011068606A (ja) | 徐放性担体及び同徐放性担体を用いた薬剤並びに同薬剤を用いたドラッグデリバリーシステム | |
KR20140133724A (ko) | 저분자 메틸셀룰로오스 기반의 비경구 약물 전달 시스템 | |
KR101898816B1 (ko) | 저분자 메틸셀룰로오스 기반의 비경구 약물 전달 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20120924 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20120925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131029 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140311 |