JP2016027304A - 熱源機器用リモートコントローラ - Google Patents
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Abstract
【課題】熱源機器の当日の使用量を簡単に把握できるようにして、当日の消費行動を抑制する契機となり得るようにする。
【解決手段】熱源機器の湯、燃料または電力いずれかの使用量を記憶し、記憶している使用量データを表示するリモートコントローラ38において、このリモートコントローラ38は、使用量データ表示キー45を有し、この使用量データ表示キー45の操作があると、前日と当日の現在時刻までの使用量とを表示するダイジェスト画面50を表示すると共に、操作キーの所定操作によって使用量データの詳細画面を表示するようにした。
【選択図】図2
【解決手段】熱源機器の湯、燃料または電力いずれかの使用量を記憶し、記憶している使用量データを表示するリモートコントローラ38において、このリモートコントローラ38は、使用量データ表示キー45を有し、この使用量データ表示キー45の操作があると、前日と当日の現在時刻までの使用量とを表示するダイジェスト画面50を表示すると共に、操作キーの所定操作によって使用量データの詳細画面を表示するようにした。
【選択図】図2
Description
熱源機器の湯、燃料または電力いずれかの使用量データを表示して、見える化による省エネ、省資源を促進するリモートコントローラに関するものである。
従来よりこの種の熱源機器の湯、燃料または電力いずれかの使用量を記憶し、記憶している使用量データを表示するリモートコントローラにおいては、特許文献1のように、使用量データ表示キーを有し、この使用量データ表示キーの操作があると、前日の使用量データ画面を表示すると共に、各種詳細表示への選択肢を表示させ、詳細表示が選択されて表示指示がされると、使用量データの詳細画面を表示するようにしたものがあった。
しかし、この従来のものでは、使用量データ表示キーが操作されて最初に表示されるのが前日の使用量データであって、当日の使用状況は各種詳細表示の一つとして複数回の操作を経て表示されるため手間が掛かり、当日の使用状況が簡単に把握できず、当日の消費行動を抑制する契機となり難いものであった。
本発明は上記課題を解決するために、湯水を貯湯する貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段とを有し、前記貯湯タンク内の貯湯量が少なくなったことを検出すると沸き増し運転を行う熱源機器の湯の使用量を記憶し、記憶している使用量データを表示するリモートコントローラにおいて、このリモートコントローラは、操作キーと、使用量データ表示キーを有し、この使用量データ表示キーの操作があると、当日と前日の現在時刻までの使用量データのダイジェスト画面を表示すると共に、前記操作キーの所定操作によって詳細表示指示がされると、前記使用量データの詳細画面を表示するようにした。
また、前記使用量データのダイジェスト画面は、前記前日と当日の現在時刻までの使用量に加えて、前日一日の使用量を表示するようにした。
また、前記使用量データの詳細画面は、前記操作キーで切り替えられる複数の画面で構成され、各画面にはそれぞれ集計期間単位の異なる使用量データがグラフ表示されるようにした。
本発明の請求項1によれば、最初に当日と前日の現在時刻までの使用量データをシンプルに要約したダイジェスト画面が表示されるので、当日の現在時刻までの使用状況と、記憶に新しい前日の同時刻までの使用状況とを、これから使う予定の量を考慮に入れて比較検討することが容易となり、使用量の状況が容易に確認できて、当日の使用量抑制を促すことができるものであると共に、詳細な使用量データが見たい場合は、操作キーの所定の操作を行うことで使用量データの詳細画面が表示され、見える化による省エネ、省資源を促進できる。
また、請求項2によれば、前日一日の使用量と、前日と当日の現在時刻までの使用量とが一覧できる形態で表示されるため、当日の現在時刻までの使用状況と、記憶に新しい前日一日の使用状況と、前日の同時刻までの使用状況とを、これから使う予定の量を考慮に入れて比較検討することが容易となり、見える化による省エネ、省資源を促進できる。
また、請求項3によれば、使用量データの詳細画面は、集計期間単位が異なる複数の使用量データ画面で構成されているため、ダイジェスト画面よりも短期的なスパンもしくは長期的なスパンで使用状況を把握することができ、ユーザーが複数の視点から使用量抑制行動を計画することができ、見える化による省エネ、省資源を促進できる。
次に、本発明の一実施形態の熱源機器としてのヒートポンプ貯湯式給湯機およびそのリモートコントローラを図面に基づいて説明する。
1は湯水を貯湯するステンレス製の貯湯タンク、2は貯湯タンク1底部に市水を給水する給水管、3は貯湯タンク1上部から出湯する出湯管、4は給水管2から分岐された給水バイパス管、5は出湯管3からの湯水と給水バイパス管4からの水とを給湯設定温度になるように混合する給湯混合弁、6は給湯混合弁5で混合された湯が流通する給湯管、
7は給湯管6からの湯を給湯する給湯栓、8は出湯管3からの湯水と給水バイパス管4からの水とをふろ設定温度になるように混合するふろ混合弁、9はふろ混合弁8で混合された湯が流通する湯はり管である。
1は湯水を貯湯するステンレス製の貯湯タンク、2は貯湯タンク1底部に市水を給水する給水管、3は貯湯タンク1上部から出湯する出湯管、4は給水管2から分岐された給水バイパス管、5は出湯管3からの湯水と給水バイパス管4からの水とを給湯設定温度になるように混合する給湯混合弁、6は給湯混合弁5で混合された湯が流通する給湯管、
7は給湯管6からの湯を給湯する給湯栓、8は出湯管3からの湯水と給水バイパス管4からの水とをふろ設定温度になるように混合するふろ混合弁、9はふろ混合弁8で混合された湯が流通する湯はり管である。
10は給湯管6途中に設けられ給湯温度を検出する給湯温度センサ、11は給湯管6途中に設けられ給湯流量を検出する給湯流量センサ、12は湯はり管9途中に設けられ湯はり温度を検出する湯はり温度センサ、13は湯はり管9途中に設けられ湯はり流量を検出する湯はり流量センサ、14は給水管2に設けられ市水の給水圧を一定の圧力に減圧する減圧弁、15は貯湯タンク1内の過圧を逃がす過圧逃がし弁である。
16は浴槽、17は貯湯タンク1内の上部に設けられ貯湯タンク1内の湯の熱で浴槽水を加熱するためのふろ熱交換器、18は浴槽16とふろ熱交換器17とを浴槽水が循環可能に接続するふろ循環回路、19はふろ循環回路18途中に設けられ浴槽水を循環させるふろ循環ポンプ、20はふろ循環回路18に接続された湯はり管9途中に設けられ湯はり管9を開閉する湯はり開閉弁、21はふろ熱交換器17をバイパスしてふろ循環回路18を接続するふろバイパス管、22はふろバイパス管21とふろ循環回路18の接続点に設けられ、浴槽水をふろ熱交換器17側を循環させるか、ふろバイパス管21側を循環させるかを切り換えるふろ三方弁、23はふろ循環回路18途中に設けられ浴槽16からふろ熱交換器17へ流れる浴槽水の温度を検出するふろ温度センサ、24はふろ循環回路18途中に設けられ浴槽16内の水位を検出するふろ水位センサである。ここで、ふろ熱交換器22はステンレス管を螺旋状に巻回した構成としている。
25は貯湯タンク1下部の湯水を外部のヒートポンプ式加熱手段29へ導出するヒーポン往き管、26はヒートポンプ式加熱手段29を通過した湯水を貯湯タンク1上部へ導入するヒーポン戻り管、27は貯湯タンク1の側面の上下方向に複数設けられた貯湯温度センサ、28はこれら構成部品を収容する貯湯タンクユニットである。
29は貯湯タンク1の湯水を加熱するヒートポンプ式加熱手段で、冷媒を圧縮する圧縮機30と、水側にヒーポン往き管25とヒーポン戻り管26とが接続され冷媒と水とを熱交換する冷媒水熱交換器31と、冷媒の圧力を減圧する減圧器32と、液冷媒を蒸発させる蒸発器33と、蒸発器33に熱源となる外気を供給する送風手段34と、冷媒水熱交換器31の水側にヒーポン往き管25からの湯水を供給する加熱循環ポンプ35と、冷媒水熱交換器31へ流入する水の温度を検出する入水温度センサ36、冷媒水熱交換器31で加熱された湯の温度を検出する沸き上げ温度センサ37とを備え、蒸発器31で吸熱した冷媒を圧縮機28で圧縮して冷媒水熱交換器29を介して水を加熱するようにしている。このヒートポンプ式加熱手段29には冷媒として二酸化炭素冷媒が用いられ、高圧側が超臨界状態となることにより水を90℃の高温まで加熱することができるものである。
38は台所近傍等に設けられるリモートコントローラで、給湯装置に関する各種の情報(給湯設定温度、ふろ設定温度、タンク残湯量、給湯機の作動状態、日時等)を表示するドットマトリクス液晶型の表示部39と、給湯温度の設定とふろ温度の設定と運転モードの設定とを行う十字キー40と、この十字キー40で選択した項目を決定入力するための決定キーキー41と、一つ前の画面へ戻る戻るキー42と、ふろ自動運転を行わせるふろ自動キー43と、追いだき運転を行わせる追いだきキー44と、使用量データを表示させる使用量データ表示キー45等の操作キーとを有した操作部と、給湯機の作動状態を表示部39に表示させたり、操作部の操作に応じた情報を表示部39に表示させるよう制御するリモコン制御部46と、を備えている。
47は、給湯温度センサ10、給湯流量センサ11、湯はり温度センサ12、湯はり流量センサ13、ふろ温度センサ23、ふろ水位センサ24、貯湯温度センサ27の検出値が入力され、給湯混合弁5、ふろ混合弁8、ふろ循環ポンプ19、湯はり開閉弁20、ふろ三方弁22の作動を制御すると共に、リモートコントローラ38およびヒートポンプ式加熱手段29とと通信可能に接続された貯湯側制御手段である。この貯湯側制御手段47は、予め給湯機の作動を制御するためのプログラムが記憶されていると共に、演算、比較、記憶機能、カレンダー時計機能を有しているものである。
48は、貯湯側制御手段47に設けられ、給湯流量センサ11や湯はり流量センサ13、ふろ循環ポンプ19の作動時間等から給湯量、使用熱量を一定温度の湯の使用量に換算して記憶する使用量記憶手段である。
49は、入水温度センサ36、沸き上げ温度センサ37の検出値が入力され、、圧縮機30、減圧器32、送風手段34、加熱循環ポンプ35の作動を制御すると共に、貯湯側制御手段47と通信可能に接続された加熱側制御手段である。この加熱側制御手段47は、予めヒートポンプ式加熱手段29の作動を制御するためのプログラムが記憶されているものである。
<沸き上げ運転>
電力料金単価の安価な所定時間帯(深夜時間帯)の開始時刻になると、貯湯側制御手段47はそれまでの給湯負荷量に見合う湯量を沸き上げ開始するべく、加熱側制御手段49に対し、給湯負荷量に見合う沸き上げ目標温度と沸き上げ開始の指示を送信し、加熱側制御手段49は圧縮機30と減圧器32と送風手段34と加熱循環ポンプ35を駆動開始して、貯湯タンク1下部から取り出した湯水を冷媒水熱交換器31で沸き上げ目標温度まで加熱して貯湯タンク1上部へ戻し、貯湯タンク1上部から沸き上げ設定温度の湯を積層状に貯湯し、貯湯側制御手段47は最下部の貯湯温度センサ28が所定の沸き上げ終了判定温度を検出するか、所定時間帯の終了時刻に到達すると、加熱側制御手段49に沸き上げの停止を指示し、加熱側制御手段49は圧縮機30と減圧器32と送風手段34と加熱循環ポンプ35を駆動停止して沸き上げ運転を終了する。
電力料金単価の安価な所定時間帯(深夜時間帯)の開始時刻になると、貯湯側制御手段47はそれまでの給湯負荷量に見合う湯量を沸き上げ開始するべく、加熱側制御手段49に対し、給湯負荷量に見合う沸き上げ目標温度と沸き上げ開始の指示を送信し、加熱側制御手段49は圧縮機30と減圧器32と送風手段34と加熱循環ポンプ35を駆動開始して、貯湯タンク1下部から取り出した湯水を冷媒水熱交換器31で沸き上げ目標温度まで加熱して貯湯タンク1上部へ戻し、貯湯タンク1上部から沸き上げ設定温度の湯を積層状に貯湯し、貯湯側制御手段47は最下部の貯湯温度センサ28が所定の沸き上げ終了判定温度を検出するか、所定時間帯の終了時刻に到達すると、加熱側制御手段49に沸き上げの停止を指示し、加熱側制御手段49は圧縮機30と減圧器32と送風手段34と加熱循環ポンプ35を駆動停止して沸き上げ運転を終了する。
<給湯>
給湯栓7が開かれると、貯湯タンク1の底部に給水管2から市水が流入すると共に貯湯タンク1の頂部から出湯管3を介して高温の湯が出湯し、給湯混合弁5で給水バイパス管4からの水と混合されて給湯管6を通過する。そして、給湯流量センサ11が最低作動水量以上を検出すると、貯湯側制御手段47は、給湯温度センサ10が検出する温度が給湯設定温度と一致するように給湯混合弁5の弁開度をフィードバック制御して、給湯設定温度の給湯を行う。そして、給湯栓7が閉じられる等によって、給湯流量センサ11が最低作動水量未満を検出すると、貯湯側制御手段47は、給湯混合弁5の弁開度のフィードバック制御を停止して給湯停止するようにしている。
給湯栓7が開かれると、貯湯タンク1の底部に給水管2から市水が流入すると共に貯湯タンク1の頂部から出湯管3を介して高温の湯が出湯し、給湯混合弁5で給水バイパス管4からの水と混合されて給湯管6を通過する。そして、給湯流量センサ11が最低作動水量以上を検出すると、貯湯側制御手段47は、給湯温度センサ10が検出する温度が給湯設定温度と一致するように給湯混合弁5の弁開度をフィードバック制御して、給湯設定温度の給湯を行う。そして、給湯栓7が閉じられる等によって、給湯流量センサ11が最低作動水量未満を検出すると、貯湯側制御手段47は、給湯混合弁5の弁開度のフィードバック制御を停止して給湯停止するようにしている。
このとき、貯湯側制御手段47の使用量記憶手段48は、給湯流量センサ11で検出する給湯量を一定時間間隔毎の一定温度の湯の使用量に換算して時刻データと共に記憶する。
また、貯湯側制御手段47の使用量記憶手段48は、連続給湯量とその継続時間を監視して一定温度の湯の使用量に換算し、一日の内の最大の連続使用時の連続使用量とその継続時間とその発生時刻を記憶する。一日の内の最大の連続使用量が更新された場合は、それまでのデータを消去して、更新されたデータを記憶するようにしている。
<沸き増し運転>
次に、深夜時間帯以外の時間帯において、多量に給湯されるなどして貯湯側制御手段47が貯湯温度センサ27の検出温度に基づき貯湯タンク1内の貯湯量が少なくなったことを検出すると、貯湯側制御手段47は、加熱側制御手段49に対し、沸き上げ目標温度と沸き増し開始の指示を送信し、加熱側制御手段49は圧縮機30と減圧器32と送風手段34と加熱循環ポンプ35を駆動開始して、貯湯タンク1下部から取り出した湯水を冷媒水熱交換器31で沸き上げ目標温度まで加熱して貯湯タンク1上部へ戻し、それまで貯湯されていた湯の上部に沸き上げ目標温度の湯を積層状に貯湯し、貯湯側制御手段47は沸き増しの開始から一定時間が経過すると、加熱側制御手段49に沸き増しの停止を指示し、加熱側制御手段49は圧縮機30と減圧器32と送風手段34と加熱循環ポンプ35を駆動停止して沸き増し運転を終了する。
次に、深夜時間帯以外の時間帯において、多量に給湯されるなどして貯湯側制御手段47が貯湯温度センサ27の検出温度に基づき貯湯タンク1内の貯湯量が少なくなったことを検出すると、貯湯側制御手段47は、加熱側制御手段49に対し、沸き上げ目標温度と沸き増し開始の指示を送信し、加熱側制御手段49は圧縮機30と減圧器32と送風手段34と加熱循環ポンプ35を駆動開始して、貯湯タンク1下部から取り出した湯水を冷媒水熱交換器31で沸き上げ目標温度まで加熱して貯湯タンク1上部へ戻し、それまで貯湯されていた湯の上部に沸き上げ目標温度の湯を積層状に貯湯し、貯湯側制御手段47は沸き増しの開始から一定時間が経過すると、加熱側制御手段49に沸き増しの停止を指示し、加熱側制御手段49は圧縮機30と減圧器32と送風手段34と加熱循環ポンプ35を駆動停止して沸き増し運転を終了する。
<ふろ自動運転>
次に、ふろ自動運転について説明する。リモートコントローラ38のふろ自動キー43が操作されると、貯湯側制御手段47は、湯はり開閉弁20を開弁し、湯はり温度センサ12が検出する温度がふろ設定温度と一致するようにふろ混合弁8の弁開度をフィードバック制御して、ふろ設定温度の湯はりを開始する。
次に、ふろ自動運転について説明する。リモートコントローラ38のふろ自動キー43が操作されると、貯湯側制御手段47は、湯はり開閉弁20を開弁し、湯はり温度センサ12が検出する温度がふろ設定温度と一致するようにふろ混合弁8の弁開度をフィードバック制御して、ふろ設定温度の湯はりを開始する。
そして、貯湯側制御手段47は、湯はり流量センサ13で検出するふろ流量の積算値がふろ設定湯量となると、湯はり開閉弁20を閉弁して湯はりを停止し、ふろの保温運転を行う。
このとき、貯湯側制御手段47の使用量記憶手段48は、湯はり流量センサ13で検出する湯はり量を一定時間間隔毎の一定温度の湯の使用量に換算して時刻データと共に記憶する。
ふろの保温運転では、一定時間毎にふろ三方弁22をバイパス側にしたままでふろ循環ポンプ19を駆動してふろ温度センサ23で浴槽水の温度を確認し、ふろ設定温度より低くなっていることを検知すると、ふろ三方弁22をふろ熱交換器17側へ切り換えて、浴槽水をふろ熱交換器17で加熱する。そして、ふろ温度センサ23で浴槽水の温度がふろ設定温度より上昇したことを確認すると、ふろ三方弁22をバイパス側に戻すと共にふろ循環ポンプ19の駆動を停止する。
このとき、貯湯側制御手段47の使用量記憶手段48は、浴槽水をふろ熱交換器17で加熱した時間を計測し、この時間と予め決めておいた熱量とを掛け、これを一定温度の湯の使用量に換算して時刻データと共に記憶する。
また、貯湯側制御手段47は、湯はり停止時の浴槽16内の水位をふろ水位センサ24の検出値に基づいて記憶し、浴槽16内の水位が記憶した水位から低下すると、元の水位になるまで湯はりするふろ補水運転を行う。
このとき、貯湯側制御手段47の使用量記憶手段48は、湯はり流量センサ13で検出する湯はり量を一定時間間隔毎の一定温度の湯の使用量に換算して時刻データと共に記憶する。
そして、湯はりの開始から予め設定されたふろ自動保温時間が経過すると、ふろの保温運転およびふろ補水運転も停止する。
<追いだき>
次に、ふろ追いだき運転について説明する。リモートコントローラ38の追いだきキー44が操作がされると、貯湯側制御手段47は、ふろ三方弁22をバイパス側にしたままでふろ循環ポンプ19を駆動してふろ温度センサ23で浴槽水の温度を確認し、ふろ設定温度+αより低くなっていることを検知すると、ふろ三方弁22をふろ熱交換器17側へ切り換えて、浴槽水をふろ熱交換器17で加熱する。そして、ふろ温度センサ23で浴槽水の温度がふろ設定温度+αより上昇したことを確認すると、ふろ三方弁22をバイパス側に戻すと共にふろ循環ポンプ19の駆動を停止して、ふろ追いだき運転を終了する。
次に、ふろ追いだき運転について説明する。リモートコントローラ38の追いだきキー44が操作がされると、貯湯側制御手段47は、ふろ三方弁22をバイパス側にしたままでふろ循環ポンプ19を駆動してふろ温度センサ23で浴槽水の温度を確認し、ふろ設定温度+αより低くなっていることを検知すると、ふろ三方弁22をふろ熱交換器17側へ切り換えて、浴槽水をふろ熱交換器17で加熱する。そして、ふろ温度センサ23で浴槽水の温度がふろ設定温度+αより上昇したことを確認すると、ふろ三方弁22をバイパス側に戻すと共にふろ循環ポンプ19の駆動を停止して、ふろ追いだき運転を終了する。
このとき、貯湯側制御手段47の使用量記憶手段48は、浴槽水をふろ熱交換器17で加熱した時間を計測し、この時間と予め決めておいた熱量とを掛け、これを一定温度の湯の使用量に換算して時刻データと共に記憶する。
<使用量データ表示>
ここで、使用量記憶手段48は、記憶している時刻毎の使用量のデータから、一時間単位の使用量推移データ、1週間の曜日毎の使用量推移データ、1ヶ月の使用量積算データを演算し、表示に必要な分のデータを記憶し、不要となったデータを消去して、使用量記憶手段48の記憶容量を削減している。
ここで、使用量記憶手段48は、記憶している時刻毎の使用量のデータから、一時間単位の使用量推移データ、1週間の曜日毎の使用量推移データ、1ヶ月の使用量積算データを演算し、表示に必要な分のデータを記憶し、不要となったデータを消去して、使用量記憶手段48の記憶容量を削減している。
そして、リモートコントローラ38の使用量データ表示キー45が操作されると、リモコン制御部46は貯湯側制御手段47に使用量データのダイジェスト表示要求を送信する。
貯湯側制御手段47は、ダイジェスト表示要求を受けると、使用量記憶手段48から当日の現在時刻までの積算使用量と、前日の同時刻までの積算使用量と、前日一日の積算使用量とを読み出してリモートコントローラ38のリモコン制御部46に転送し、リモコン制御部46は、それまで表示していた給湯設定温度等に代えて、棒グラフによって使用量のダイジェストを表示するダイジェスト画面50を表示部39に表示する。
このダイジェスト画面50は、当日の現在時刻までの積算使用量を示す白抜きの棒グラフ51と、前日の同時刻までの積算使用量を示す塗りつぶしの棒グラフ52とを一つの枠53に囲って並べて表示し、別の枠54内に前日一日の積算使用量を示す塗りつぶしの棒グラフ55を表示する。
また、ダイジェスト画面50には、使用量の詳細な表示を行わせる詳細表示指示手段としての詳細表示選択肢56が表示され、ダイジェスト画面50が表示される際に、それまで表示されていなかった詳細表示選択肢56が表示され、詳細表示指示手段が有効に機能するようになる。
ここで、詳細表示選択肢56が表示されると同時に、詳細表示選択肢56の両隣に目標設定選択肢とアドバイス選択肢も表示され、十字キー40の左右操作によっていずれかの選択肢を選択可能としているが、ここでは目標設定選択肢とアドバイス選択肢については本発明の要旨と関連が深くないためその説明を省略する。
そして、詳細表示選択肢56が選択されている状態で決定キー41が操作されると、リモコン制御部46は貯湯側制御手段47に使用量データの詳細表示要求を送信する。
貯湯側制御手段47は、詳細表示要求を受けると、先ずは使用量記憶手段48から当日の使用量の時間推移データと、当日の最大連続使用量とその時刻を読み出してリモートコントローラ38のリモコン制御部46に転送し、リモコン制御部46は、集計期間を当日一日とした今日一日の使用量の詳細画面57を表示すると共に、集計期間を別の期間(ここでは1回、昨日、今日、1週間、1ヶ月)に変更するための期間選択肢58のうち今日の選択肢が強調された状態で表示する。
この今日一日の使用量の詳細画面57は、各時刻の使用量を示す棒グラフ59と、積算使用量の時間推移を示す折れ線グラフ60とを横軸を時間、縦軸を使用量としたグラフ中に重ねて表示すると共に、当日の現在時刻までの積算使用量と、これまでの最大連続使用量とその時刻を数値で表示するものである。
ここで、十字キー40の左が操作されると、リモコン制御部46は前日使用量の詳細表示要求を貯湯側制御手段47に送信し、貯湯側制御手段47は使用量記憶手段48から前日の使用量の時間推移データと、前日の最大連続使用量とその時刻を読み出してリモートコントローラ38のリモコン制御部46に転送し、リモコン制御部46は、集計期間を前日一日とした昨日一日の使用量の詳細画面61を表示すると共に、期間選択肢56の今日の選択肢の強調が解除されて昨日の選択肢が強調された状態で表示する。
この前日一日の使用量の詳細画面61は、各時刻の使用量を示す棒グラフ61と、積算使用量の時間推移を示す折れ線グラフ63とを横軸を時間、縦軸を使用量としたグラフ中に重ねて表示すると共に、前日の積算使用量と、前日の最大連続使用量とその時刻を数値で表示するものである。
そして、前日一日の使用量の詳細画面61が表示されているときに、十字キー40の左が操作されると、リモコン制御部46は1回の使用量の詳細表示要求を貯湯側制御手段47に送信し、貯湯側制御手段47は使用量記憶手段48から当日と前日の1回の最大連続使用量とその連続時間およびその発生時刻のデータを読み出してリモートコントローラ38のリモコン制御部46に転送し、リモコン制御部46は、集計期間を1回とした使用量の詳細画面64を表示すると共に、期間選択肢56の昨日の選択肢の強調が解除されて1回の選択肢が強調された状態で表示する。
この1回の使用量の詳細画面64は、当日と前日の1回の最大連続使用量とその連続時間およびその発生時刻を数値で表示するものである。
そして、前日一日の使用量の詳細画面61が表示されているときに、十字キー40の右が操作されると、リモコン制御部46は1週間の使用量の詳細表示要求を貯湯側制御手段47に送信し、貯湯側制御手段47は使用量記憶手段48から前日までの1週間と当日の積算使用量のデータを読み出してリモートコントローラ38のリモコン制御部46に転送し、リモコン制御部46は、集計期間を1週間とした使用量の詳細画面65を表示すると共に、期間選択肢56の昨日の選択肢の強調が解除されて1週間の選択肢が強調された状態で表示する。
この1週間の使用量の詳細画面65は、横軸に7日前から当日までの曜日、縦軸に積算使用量として当日から7日間遡った各日の積算使用量を棒グラフ66で表示すると共に、過去7日間の平均使用量と、最大使用量を数値で表示するものである。
そして、1週間の使用量の詳細画面65が表示されているときに、十字キー40の右が操作されると、リモコン制御部46は1ヶ月の使用量の詳細表示要求を貯湯側制御手段47に送信し、貯湯側制御手段47は使用量記憶手段48から当月と先月と先々月の積算使用量のデータを読み出してリモートコントローラ38のリモコン制御部46に転送し、リモコン制御部46は、集計期間を1ヶ月とした使用量の詳細画面67を表示すると共に、期間選択肢56の1週間の選択肢の強調が解除されて1ヶ月の選択肢が強調された状態で表示する。
この1ヶ月の使用量の詳細画面67は、今月の当日までの積算使用量とその一日平均使用量、先月の積算使用量とその一日平均使用量、先々月の積算使用量とその一日平均使用量を数値で表示するものである。
このように、本発明によれば、最初に当日と前日の使用量データをシンプルに要約したダイジェストが表示されるので、使用量の状況が容易に確認できて、当日の使用量抑制を促すことができるものであると共に、詳細な使用量データが見たい場合は、詳細表示指示手段の操作を行うことで表示され、見える化による省エネ、省資源を促進できる。
また、前日一日の使用量と、前日と当日の現在時刻までの使用量とが一覧できる形態で表示されるため、当日の現在時刻までの使用状況と、記憶に新しい前日一日の使用状況と、前日の同時刻までの使用状況とを、これから使う予定の量を考慮に入れて比較検討することが容易となり、見える化による省エネ、省資源を促進できる。
また、使用量データの詳細画面は、集計期間単位が異なる複数の使用量データ画面で構成されているため、ダイジェスト画面よりも短期的なスパンもしくは長期的なスパンで使用状況を把握することができ、ユーザーが複数の視点から使用量抑制行動を計画することができ、見える化による省エネ、省資源を促進できる。
なお、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で改変可能なものであり、熱源機器としてヒートポンプ貯湯式給湯機を例示して説明したがこれに限られず、例えばガス給湯機や、ヒートポンプ式や燃焼式の温水暖房装置、等の熱源機器であってもよい。
また、湯の使用量データを表示する構成で説明したが、これに限られず、燃料または電力のいずれかの使用量データであってもよく、これら燃料または電力の使用量を計測する構成は周知の技術を用いればよいものである。
また、使用量の各詳細画面は一例であって、具体的画面構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更してもよいものであり、また、操作部はタッチパネル式としてもよいものである。
38 リモートコントローラ
40 十字キー(操作キー)
41 決定キー(詳細表示指示手段)
45 使用量データ表示キー
50 ダイジェスト画面
56 詳細表示選択肢(詳細表示指示手段)
57、61、64、65、67 詳細画面
40 十字キー(操作キー)
41 決定キー(詳細表示指示手段)
45 使用量データ表示キー
50 ダイジェスト画面
56 詳細表示選択肢(詳細表示指示手段)
57、61、64、65、67 詳細画面
Claims (3)
- 湯水を貯湯する貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段とを有し、前記貯湯タンク内の貯湯量が少なくなったことを検出すると沸き増し運転を行う熱源機器の湯の使用量を記憶し、記憶している使用量データを表示するリモートコントローラにおいて、このリモートコントローラは、操作キーと、使用量データ表示キーを有し、この使用量データ表示キーの操作があると、当日と前日の現在時刻までの使用量データのダイジェスト画面を表示すると共に、前記操作キーの所定操作によって詳細表示指示がされると、前記使用量データの詳細画面を表示するようにしたことを特徴とする熱源機器用リモートコントローラ。
- 前記使用量データのダイジェスト画面は、前記前日と当日の現在時刻までの使用量に加えて、前日一日の使用量を表示することを特徴とする請求項1記載の熱源機器用リモートコントローラ。
- 前記使用量データの詳細画面は、前記操作キーで切り替えられる複数の画面で構成され、各画面にはそれぞれ集計期間単位の異なる使用量データがグラフ表示されることを特徴とする請求項2記載の熱源機器用リモートコントローラ。
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- 2015-11-13 JP JP2015223231A patent/JP2016027304A/ja active Pending
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