JP2016026578A5 - - Google Patents
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上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、遊技球が流下する遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な第1及び第2の始動口と、遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な開放状態と入賞困難な閉鎖状態とに切り替え可能であると共に通常は閉鎖状態に保持された大入賞口と、第1の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第1の当否判定権と、第2の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第2の当否判定権とをそれぞれ使用してそれぞれ大当り当否判定を行い、第1の当否判定権の当否判定結果を報知するための第1の判定報知演出と第2の当否判定権の当否判定結果を報知するための第2の判定報知演出とを実行する判定演出手段と、当りの判定報知演出の後に、大入賞口を開放状態にする大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、大入賞口の内部に共に設けられて、択一的に遊技球が入球する特典確定口及び通常口と、を備え、第1の当否判定権による大当り当否判定の当りとして、大当り遊技後の遊技状態を第2の判定報知演出の実行時間が比較的短い時短状態とする特典付き大当りと比較的長い非時短状態とする特典無し大当りとの両方が設けられる一方、第2の当否判定権による大当り当否判定の当りとして、少なくとも特典付き大当りが設けられかつ、特典付き大当りの大当り遊技中に特典確定口に遊技球が入球した場合に時短状態を大当り当否判定の当り確率が比較的高い確変有り時短状態とする一方、特典確定口に遊技球が入球しなかった場合に時短状態を当り確率が比較的低い確変無し時短状態にするように設定され、確変有り時短状態中に、所定の演出時間の確変有り時短状態用演出を実行する演出実行手段を備え、第1の当否判定権に基づいた確変有り時短状態用演出の途中で、第2の当否判定権の当りにより大当り遊技が実行された場合は、実行中の確変有り時短状態用演出の演出時間の計測を中断し、大当り遊技後に計測を再開するように構成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、確変無し時短状態では、外れとなる第1の判定報知演出及び第2の判定報知演出の連続実行回数が、予め定められた上限回数に達した時点で確変無し時短状態から非時短状態に切り替わるように構成され、大当り遊技後に確変無し時短状態へと移行した場合は、確変無し時短状態から非時短状態に切り替わる場合のタイミングを、再開した確変有り時短状態用演出の演出時間の経過後になるように、確変有り時短状態用演出の演出時間に対して第2の判定報知演出の長さと第2の当否判定権を使用した大当り当否判定の上限回数とを設定したところに特徴を有する。
請求項3の発明に係る遊技機は、請求項1又は2に記載の遊技機において、第2の当否判定権による大当り当否判定の当りとして、特典付き大当りのみが設けられているところに特徴を有する。
請求項1の遊技機では、大当り当否判定の当りに、第1の始動口への入賞に係る第1の当否判定権を使用した当りと、第2の始動口への入賞に係る第2の当否判定権を使用した当りとがあり、それら各当りを報知する第1又は第2の判定報知演出の後に、大入賞口を開放状態にする大当り遊技が実行される。ここで、第1の当否判定権による大当り当否判定の当りとして、大当り遊技後の遊技状態を第2の判定報知演出の実行時間が比較的短い時短状態とする特典付き大当りと比較的長い非時短状態とする特典無し大当りとの両方が設けられている。一方、第2の当否判定権による大当り当否判定の当りには、少なくとも特典付き大当りが設けられている。そして、特典付き大当りの大当り遊技中に特典確定口に遊技球が入球した場合に遊技状態は大当り当否判定の当り確率が比較的高い確変有り時短状態になる一方、特典確定口に遊技球が入球しなかった場合に遊技状態は当り確率が比較的低い確変無し時短状態になる。そのため、特典付き大当りにおいて特典確定口に遊技球を入球させれば確変有り時短状態にすることができ、仮に特典確定口に遊技球を入球できなくても確変無し時短状態とすることができるため時短無し状態よりも遊技者に有利な状態となり、新たな遊技性を提供することが可能となる。
そして、請求項2の遊技機のように、大当り遊技後に確変無し時短状態へと移行した場合は、確変無し時短状態から非時短状態に切り替わる場合のタイミングを、再開した確変有り時短状態用演出の演出時間の経過後になるように、確変有り時短状態用演出時間に対して第2の判定報知演出の長さと第2の当否判定権を使用した大当り当否判定の上限回数とを設定したことで、最長時間の確変有り時短状態用演出を実行している間に遊技状態が確変有り時短状態から確変無し時短状態に変わってしまっても確変有り時短状態用演出の演出時間の経過中に確変無し時短状態が終わってしまうことが無くなり、確変有り時短状態用演出の終了後にいきなり非時短状態(通常状態)用の演出が実行されることを防止することが可能となる。
<右側流下領域Rbの流下経路について>
右側流下領域Rbの上部には、その右側流下領域Rbを流下する遊技球の全てが通過する共通基幹経路50が設けられている。共通基幹経路50は、遊技球が1つだけ通過可能な幅をなして上下方向に延び、その共通基幹経路50の下端部に、第1基幹流下経路51と第2基幹流下経路52とが二股状に連絡されている。第2基幹流下経路52は、第1基幹流下経路51との分岐部から遊技領域Rの外縁部に沿って下方に延びており、その下端部の排出口52Bが、始動ゲート30に向かって左斜め下方に開放している。また、第2基幹流下経路52は、遊技球をサイド始動口32Aに入賞させないように案内して、始動ゲート30や、その下流側に配置された特別始動口33A、第1及び第2のアタッカー口34A,35Aに向かわせる。
右側流下領域Rbの上部には、その右側流下領域Rbを流下する遊技球の全てが通過する共通基幹経路50が設けられている。共通基幹経路50は、遊技球が1つだけ通過可能な幅をなして上下方向に延び、その共通基幹経路50の下端部に、第1基幹流下経路51と第2基幹流下経路52とが二股状に連絡されている。第2基幹流下経路52は、第1基幹流下経路51との分岐部から遊技領域Rの外縁部に沿って下方に延びており、その下端部の排出口52Bが、始動ゲート30に向かって左斜め下方に開放している。また、第2基幹流下経路52は、遊技球をサイド始動口32Aに入賞させないように案内して、始動ゲート30や、その下流側に配置された特別始動口33A、第1及び第2のアタッカー口34A,35Aに向かわせる。
図4に示すように、第1基幹流下経路51は、第2基幹流下経路52との分岐部から、第2基幹流下経路52よりも大きく左右に蛇行しながら下方に向かって延びており、遊技球が通過する通過時間が、第2基幹流下経路52よりも長くなるように構成されている。第1基幹流下経路51の下流側には、サイド始動口32A、特別始動口33A、始動ゲート30等が設けられている。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、上記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、前記実施形態では第2の当否判定権に基づいた当りは全て特典付き大当りで構成されていたが、第1の当否判定権よりも特典付き大当りに成り易い構成にしてもよい。
[上記実施形態及び上記他の実施形態の構成のまとめ]
上記実施形態及び上記他の実施形態には、以下の[1]〜[7]の構成が含まれている。
[1]
遊技球が流下する遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な第1及び第2の始動口と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な開放状態と入賞困難な閉鎖状態とに切り替え可能であると共に通常は前記閉鎖状態に保持された大入賞口と、
前記第1の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第1の当否判定権と、前記第2の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第2の当否判定権とをそれぞれ使用してそれぞれ大当り当否判定を行い、前記第1の当否判定権の当否判定結果を報知するための第1の判定報知演出と前記第2の当否判定権の当否判定結果を報知するための第2の判定報知演出とを実行する判定演出手段と、
当りの前記判定報知演出の後に、前記大入賞口を前記開放状態にする大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記大入賞口の内部に共に設けられて、択一的に遊技球が入球する特典確定口及び通常口と、を備え、
前記第1の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、前記大当り遊技後の遊技状態を前記第2の判定報知演出の実行時間が比較的短い時短状態とする特典付き大当りと比較的長い非時短状態とする特典無し大当りとの両方が設けられる一方、前記第2の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、少なくとも前記特典付き大当りが設けられかつ、前記特典付き大当りの大当り遊技中に前記特典確定口に遊技球が入球した場合に前記時短状態を前記大当り当否判定の当り確率が比較的高い確変有り時短状態とする一方、前記特典確定口に遊技球が入球しなかった場合に前記時短状態を前記当り確率が比較的低い確変無し時短状態にするように設定されたことを特徴とする遊技機。
[2]
前記確変有り時短状態中に、複数の確変有り時短状態用演出時間の中から任意の前記確変有り時短状態用演出時間を選択して、その確変有り時短状態用演出時間の確変有り時短状態用演出を実行する演出選択実行手段を備え、
前記確変無し時短状態では、外れとなる前記第1の判定報知演出及び前記第2の判定報知演出の連続実行回数が、予め定められた上限回数に達した時点で前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わるように構成され、
前記第1の当否判定権に基づいた前記確変有り時短状態用演出の途中で、前記第2の当否判定権の当りにより大当り遊技を実行された場合は、実行中の前記確変有り時短状態用演出の演出時間の計測を中断し、前記大当り遊技後に計測を再開するように構成され、
前記大当り遊技後に前記確変無し時短状態へと移行した場合は、前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わる場合のタイミングを、再開した前記確変有り時短状態用演出の演出時間の経過後になるように、前記確変有り時短状態用演出時間の最長時間に対して前記第2の判定報知演出の長さと前記第2の当否判定権を使用した大当り当否判定の上限回数とを設定したことを特徴とする[1]に記載の遊技機。
[3]
遊技球が流下する遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な第1及び第2始動口と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な開放状態と入賞困難な閉鎖状態とに切り替え可能であると共に通常は前記閉鎖状態に保持された大入賞口と、
前記第1の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第1の当否判定権と、前記第2の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第2の当否判定権とをそれぞれ使用してそれぞれ大当り当否判定を行い、前記第1の当否判定権の当否判定結果を報知するための第1の判定報知演出と前記第2の当否判定権の当否判定結果を報知するための第2の判定報知演出とを実行する判定演出手段と、
当りの前記判定報知演出の後に、前記大入賞口を前記開放状態にする大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記大入賞口の内部に共に設けられて、択一的に遊技球が入球する特典確定口及び通常口とを備えた遊技機であって、
前記第1の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、前記大当り遊技後の遊技状態を前記第2の判定報知演出の実行時間が比較的短い時短状態とする特典付き大当りと比較的長い非時短状態とする特典無し大当りとの両方が設けられる一方、前記第2の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、少なくとも前記特典付き大当りが設けられかつ、前記特典付き大当りの大当り遊技中に前記特典確定口に遊技球が入球した場合に前記時短状態を前記大当り当否判定の当り確率が比較的高い確変有り時短状態とする一方、前記特典確定口に遊技球が入球しなかった場合に前記時短状態を前記当り確率が比較的低い確変無し時短状態にするように設定され、
前記確変有り時短状態中に、複数の確変有り時短状態用演出時間の中から任意の前記確変有り時短状態用演出時間を選択して、その確変有り時短状態用演出時間の確変有り時短状態用演出を実行する演出選択実行手段が備えられ、
前記確変無し時短状態では、外れとなる前記第1の判定報知演出及び前記第2の判定報知演出の連続実行回数が、予め定められた上限回数に達した時点で前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わるように構成され、
前記第1の当否判定権に基づいた前記確変有り時短状態用演出の途中で、前記第2の当否判定権の当りにより大当り遊技を実行された場合は、実行中の前記確変有り時短状態用演出の演出時間の計測を中断し、前記大当り遊技後に計測を再開するように構成され、
前記大当り遊技後に前記確変無し時短状態へと移行した場合は、前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わる場合のタイミングを、再開した前記確変有り時短状態用演出の演出時間の経過後になるように、前記確変有り時短状態用演出時間の最長時間に対して前記第2の判定報知演出の長さと前記第2の当否判定権を使用した大当り当否判定の上限回数とを設定したことを特徴とする遊技機。
[4]
前記判定演出手段は、前記確変有り時短状態用演出の終了後、前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わる前迄に、遊技状態が遊技者にとって不利な状態に切り替わることを意味させる確変無し時短状態用演出を行うように構成されたことを特徴とする[2]又は[3]に記載の遊技機。
[5]
前記第2の判定報知演出は、前記確変有り時短状態より前記確変無し時短状態の方が長く、前記確変無し時短状態より前記確変無し非時短状態の方が更に長くなるように設定されていることを特徴とする[1]乃至[4]の何れか1に記載の遊技機。
[6]
前記確変有り時短状態での前記第1の判定報知演出は前記第2の判定報知演出より長くなるように設定されていることを特徴とする[1]乃至[5]の何れか1に記載の遊技機。
[7]
前記確変無し時短状態での前記第1の判定報知演出は前記第2の判定報知演出と同じ長さになるように設定されていることを特徴とする[1]乃至[6]の何れか1に記載の遊技機。
[1]及び[3]の遊技機では、大当り当否判定の当りに、第1の始動口への入賞に係る第1の当否判定権を使用した当りと、第2の始動口への入賞に係る第2の当否判定権を使用した当りとがあり、それら各当りを報知する第1又は第2の判定報知演出の後に、大入賞口を開放状態にする大当り遊技が実行される。ここで、第1の当否判定権による大当り当否判定の当りとして、大当り遊技後の遊技状態を第2の判定報知演出の実行時間が比較的短い時短状態とする特典付き大当りと比較的長い非時短状態とする特典無し大当りとの両方が設けられている。一方、第2の当否判定権による大当り当否判定の当りには、少なくとも特典付き大当りが設けられている。そして、特典付き大当りの大当り遊技中に特典確定口に遊技球が入球した場合に遊技状態は大当り当否判定の当り確率が比較的高い確変有り時短状態になる一方、特典確定口に遊技球が入球しなかった場合に遊技状態は当り確率が比較的低い確変無し時短状態になる。そのため、特典付き大当りにおいて特典確定口に遊技球を入球させれば確変有り時短状態にすることができ、仮に特典確定口に遊技球を入球できなくても確変無し時短状態とすることができるため時短無し状態よりも遊技者に有利な状態となり、新たな遊技性を提供することが可能となる。
そして、[2]及び[3]の遊技機のように、大当り遊技後に確変無し時短状態へと移行した場合は、確変無し時短状態から非時短状態に切り替わる場合のタイミングを、再開した確変有り時短状態用演出の演出時間の経過後になるように、確変有り時短状態用演出時間の最長時間に対して第2の判定報知演出の長さと第2の当否判定権を使用した大当り当否判定の上限回数とを設定したことで、最長時間の確変有り時短状態用演出を実行している間に遊技状態が確変有り時短状態から確変無し時短状態に変わってしまっても確変有り時短状態用演出の演出時間の経過中に確変無し時短状態が終わってしまうことが無くなり、確変有り時短状態用演出の終了後にいきなり非時短状態(通常状態)用の演出が実行されることを防止することが可能となる。
[4]の遊技機では、確変有り時短状態用演出の終了後、確変無し時短状態から非時短状態に切り替わる前迄に、遊技状態が遊技者にとって不利な状態に切り替わることを意味する確変無し時短状態用演出を行うので、遊技状態が確変有り時短状態から変わってしまった可能性があることを遊技者に認識させることが可能となる。
また、[5]の遊技機のように、第2の判定報知演出を、確変有り時短状態より確変無し時短状態の方が長く、確変無し時短状態より確変無し非時短状態の方が更に長くなるように設定して、遊技者にとって有利な遊技状態ほど演出時間を短くすることが可能となる。
[6]の遊技機のように、確変有り時短状態での第1の判定報知演出を第2の判定報知演出より長くなるように設定したことで、確変有り時短状態では第1の判定報知演出の間に複数回第2の当否判定権を実行することが可能となる。
[7]の遊技機のように、確変無し時短状態での第1の判定報知演出を第2の判定報知演出と同じ長さになるように設定したことで、確変無し時短状態では、確変無し時短状態用の第1の当否判定権による演出時間と第2の当否判定権による演出時間の差を抑制することが可能となる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、上記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、前記実施形態では第2の当否判定権に基づいた当りは全て特典付き大当りで構成されていたが、第1の当否判定権よりも特典付き大当りに成り易い構成にしてもよい。
[上記実施形態及び上記他の実施形態の構成のまとめ]
上記実施形態及び上記他の実施形態には、以下の[1]〜[7]の構成が含まれている。
[1]
遊技球が流下する遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な第1及び第2の始動口と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な開放状態と入賞困難な閉鎖状態とに切り替え可能であると共に通常は前記閉鎖状態に保持された大入賞口と、
前記第1の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第1の当否判定権と、前記第2の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第2の当否判定権とをそれぞれ使用してそれぞれ大当り当否判定を行い、前記第1の当否判定権の当否判定結果を報知するための第1の判定報知演出と前記第2の当否判定権の当否判定結果を報知するための第2の判定報知演出とを実行する判定演出手段と、
当りの前記判定報知演出の後に、前記大入賞口を前記開放状態にする大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記大入賞口の内部に共に設けられて、択一的に遊技球が入球する特典確定口及び通常口と、を備え、
前記第1の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、前記大当り遊技後の遊技状態を前記第2の判定報知演出の実行時間が比較的短い時短状態とする特典付き大当りと比較的長い非時短状態とする特典無し大当りとの両方が設けられる一方、前記第2の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、少なくとも前記特典付き大当りが設けられかつ、前記特典付き大当りの大当り遊技中に前記特典確定口に遊技球が入球した場合に前記時短状態を前記大当り当否判定の当り確率が比較的高い確変有り時短状態とする一方、前記特典確定口に遊技球が入球しなかった場合に前記時短状態を前記当り確率が比較的低い確変無し時短状態にするように設定されたことを特徴とする遊技機。
[2]
前記確変有り時短状態中に、複数の確変有り時短状態用演出時間の中から任意の前記確変有り時短状態用演出時間を選択して、その確変有り時短状態用演出時間の確変有り時短状態用演出を実行する演出選択実行手段を備え、
前記確変無し時短状態では、外れとなる前記第1の判定報知演出及び前記第2の判定報知演出の連続実行回数が、予め定められた上限回数に達した時点で前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わるように構成され、
前記第1の当否判定権に基づいた前記確変有り時短状態用演出の途中で、前記第2の当否判定権の当りにより大当り遊技を実行された場合は、実行中の前記確変有り時短状態用演出の演出時間の計測を中断し、前記大当り遊技後に計測を再開するように構成され、
前記大当り遊技後に前記確変無し時短状態へと移行した場合は、前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わる場合のタイミングを、再開した前記確変有り時短状態用演出の演出時間の経過後になるように、前記確変有り時短状態用演出時間の最長時間に対して前記第2の判定報知演出の長さと前記第2の当否判定権を使用した大当り当否判定の上限回数とを設定したことを特徴とする[1]に記載の遊技機。
[3]
遊技球が流下する遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な第1及び第2始動口と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な開放状態と入賞困難な閉鎖状態とに切り替え可能であると共に通常は前記閉鎖状態に保持された大入賞口と、
前記第1の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第1の当否判定権と、前記第2の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第2の当否判定権とをそれぞれ使用してそれぞれ大当り当否判定を行い、前記第1の当否判定権の当否判定結果を報知するための第1の判定報知演出と前記第2の当否判定権の当否判定結果を報知するための第2の判定報知演出とを実行する判定演出手段と、
当りの前記判定報知演出の後に、前記大入賞口を前記開放状態にする大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記大入賞口の内部に共に設けられて、択一的に遊技球が入球する特典確定口及び通常口とを備えた遊技機であって、
前記第1の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、前記大当り遊技後の遊技状態を前記第2の判定報知演出の実行時間が比較的短い時短状態とする特典付き大当りと比較的長い非時短状態とする特典無し大当りとの両方が設けられる一方、前記第2の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、少なくとも前記特典付き大当りが設けられかつ、前記特典付き大当りの大当り遊技中に前記特典確定口に遊技球が入球した場合に前記時短状態を前記大当り当否判定の当り確率が比較的高い確変有り時短状態とする一方、前記特典確定口に遊技球が入球しなかった場合に前記時短状態を前記当り確率が比較的低い確変無し時短状態にするように設定され、
前記確変有り時短状態中に、複数の確変有り時短状態用演出時間の中から任意の前記確変有り時短状態用演出時間を選択して、その確変有り時短状態用演出時間の確変有り時短状態用演出を実行する演出選択実行手段が備えられ、
前記確変無し時短状態では、外れとなる前記第1の判定報知演出及び前記第2の判定報知演出の連続実行回数が、予め定められた上限回数に達した時点で前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わるように構成され、
前記第1の当否判定権に基づいた前記確変有り時短状態用演出の途中で、前記第2の当否判定権の当りにより大当り遊技を実行された場合は、実行中の前記確変有り時短状態用演出の演出時間の計測を中断し、前記大当り遊技後に計測を再開するように構成され、
前記大当り遊技後に前記確変無し時短状態へと移行した場合は、前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わる場合のタイミングを、再開した前記確変有り時短状態用演出の演出時間の経過後になるように、前記確変有り時短状態用演出時間の最長時間に対して前記第2の判定報知演出の長さと前記第2の当否判定権を使用した大当り当否判定の上限回数とを設定したことを特徴とする遊技機。
[4]
前記判定演出手段は、前記確変有り時短状態用演出の終了後、前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わる前迄に、遊技状態が遊技者にとって不利な状態に切り替わることを意味させる確変無し時短状態用演出を行うように構成されたことを特徴とする[2]又は[3]に記載の遊技機。
[5]
前記第2の判定報知演出は、前記確変有り時短状態より前記確変無し時短状態の方が長く、前記確変無し時短状態より前記確変無し非時短状態の方が更に長くなるように設定されていることを特徴とする[1]乃至[4]の何れか1に記載の遊技機。
[6]
前記確変有り時短状態での前記第1の判定報知演出は前記第2の判定報知演出より長くなるように設定されていることを特徴とする[1]乃至[5]の何れか1に記載の遊技機。
[7]
前記確変無し時短状態での前記第1の判定報知演出は前記第2の判定報知演出と同じ長さになるように設定されていることを特徴とする[1]乃至[6]の何れか1に記載の遊技機。
[1]及び[3]の遊技機では、大当り当否判定の当りに、第1の始動口への入賞に係る第1の当否判定権を使用した当りと、第2の始動口への入賞に係る第2の当否判定権を使用した当りとがあり、それら各当りを報知する第1又は第2の判定報知演出の後に、大入賞口を開放状態にする大当り遊技が実行される。ここで、第1の当否判定権による大当り当否判定の当りとして、大当り遊技後の遊技状態を第2の判定報知演出の実行時間が比較的短い時短状態とする特典付き大当りと比較的長い非時短状態とする特典無し大当りとの両方が設けられている。一方、第2の当否判定権による大当り当否判定の当りには、少なくとも特典付き大当りが設けられている。そして、特典付き大当りの大当り遊技中に特典確定口に遊技球が入球した場合に遊技状態は大当り当否判定の当り確率が比較的高い確変有り時短状態になる一方、特典確定口に遊技球が入球しなかった場合に遊技状態は当り確率が比較的低い確変無し時短状態になる。そのため、特典付き大当りにおいて特典確定口に遊技球を入球させれば確変有り時短状態にすることができ、仮に特典確定口に遊技球を入球できなくても確変無し時短状態とすることができるため時短無し状態よりも遊技者に有利な状態となり、新たな遊技性を提供することが可能となる。
そして、[2]及び[3]の遊技機のように、大当り遊技後に確変無し時短状態へと移行した場合は、確変無し時短状態から非時短状態に切り替わる場合のタイミングを、再開した確変有り時短状態用演出の演出時間の経過後になるように、確変有り時短状態用演出時間の最長時間に対して第2の判定報知演出の長さと第2の当否判定権を使用した大当り当否判定の上限回数とを設定したことで、最長時間の確変有り時短状態用演出を実行している間に遊技状態が確変有り時短状態から確変無し時短状態に変わってしまっても確変有り時短状態用演出の演出時間の経過中に確変無し時短状態が終わってしまうことが無くなり、確変有り時短状態用演出の終了後にいきなり非時短状態(通常状態)用の演出が実行されることを防止することが可能となる。
[4]の遊技機では、確変有り時短状態用演出の終了後、確変無し時短状態から非時短状態に切り替わる前迄に、遊技状態が遊技者にとって不利な状態に切り替わることを意味する確変無し時短状態用演出を行うので、遊技状態が確変有り時短状態から変わってしまった可能性があることを遊技者に認識させることが可能となる。
また、[5]の遊技機のように、第2の判定報知演出を、確変有り時短状態より確変無し時短状態の方が長く、確変無し時短状態より確変無し非時短状態の方が更に長くなるように設定して、遊技者にとって有利な遊技状態ほど演出時間を短くすることが可能となる。
[6]の遊技機のように、確変有り時短状態での第1の判定報知演出を第2の判定報知演出より長くなるように設定したことで、確変有り時短状態では第1の判定報知演出の間に複数回第2の当否判定権を実行することが可能となる。
[7]の遊技機のように、確変無し時短状態での第1の判定報知演出を第2の判定報知演出と同じ長さになるように設定したことで、確変無し時短状態では、確変無し時短状態用の第1の当否判定権による演出時間と第2の当否判定権による演出時間の差を抑制することが可能となる。
Claims (3)
- 遊技球が流下する遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な第1及び第2の始動口と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が入賞可能な開放状態と入賞困難な閉鎖状態とに切り替え可能であると共に通常は前記閉鎖状態に保持された大入賞口と、
前記第1の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第1の当否判定権と、前記第2の始動口への遊技球の入賞に起因して発生する第2の当否判定権とをそれぞれ使用してそれぞれ大当り当否判定を行い、前記第1の当否判定権の当否判定結果を報知するための第1の判定報知演出と前記第2の当否判定権の当否判定結果を報知するための第2の判定報知演出とを実行する判定演出手段と、
当りの前記判定報知演出の後に、前記大入賞口を前記開放状態にする大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記大入賞口の内部に共に設けられて、択一的に遊技球が入球する特典確定口及び通常口と、を備え、
前記第1の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、前記大当り遊技後の遊技状態を前記第2の判定報知演出の実行時間が比較的短い時短状態とする特典付き大当りと比較的長い非時短状態とする特典無し大当りとの両方が設けられる一方、前記第2の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、少なくとも前記特典付き大当りが設けられかつ、前記特典付き大当りの大当り遊技中に前記特典確定口に遊技球が入球した場合に前記時短状態を前記大当り当否判定の当り確率が比較的高い確変有り時短状態とする一方、前記特典確定口に遊技球が入球しなかった場合に前記時短状態を前記当り確率が比較的低い確変無し時短状態にするように設定され、
前記確変有り時短状態中に、所定の演出時間の確変有り時短状態用演出を実行する演出実行手段を備え、
前記第1の当否判定権に基づいた前記確変有り時短状態用演出の途中で、前記第2の当否判定権の当りにより前記大当り遊技が実行された場合は、実行中の前記確変有り時短状態用演出の演出時間の計測を中断し、前記大当り遊技後に計測を再開するように構成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記確変無し時短状態では、外れとなる前記第1の判定報知演出及び前記第2の判定報知演出の連続実行回数が、予め定められた上限回数に達した時点で前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わるように構成され、
前記大当り遊技後に前記確変無し時短状態へと移行した場合は、前記確変無し時短状態から前記非時短状態に切り替わる場合のタイミングを、再開した前記確変有り時短状態用演出の演出時間の経過後になるように、前記確変有り時短状態用演出の演出時間に対して前記第2の判定報知演出の長さと前記第2の当否判定権を使用した大当り当否判定の上限回数とを設定したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記第2の当否判定権による前記大当り当否判定の当りとして、前記特典付き大当りのみが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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