JP2017127507A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】時間計測手段を備えた遊技機の趣向性の向上を図ること。【解決手段】規定時間11に至るか終了条件が成立するまで時間を計測する時間計測手段10と、前記時間計測手段10によって計測される時間が前記規定時間11に至ったとき、当該規定時間11に至るまでの間に、前記終了条件とは異なる条件であって遊技者の行為に起因して成立する特定条件21の成立した回数に基づき、特定演出31を実行するか否かを決定する決定手段と、を備える遊技機1とする。【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機に関する。
時間計測手段によって計測される時間に基づき、所定の演出を実行する遊技機が種々知られている(例えば、下記特許文献1等参照)。
特開2013−31690号公報
本発明が解決しようとする課題は、時間計測手段を備えた遊技機の趣向性の向上を図ることにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、規定時間に至るか終了条件が成立するまで時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段によって計測される時間が前記規定時間に至ったとき、当該規定時間に至るまでの間に、前記終了条件とは異なる条件であって遊技者の行為に起因して成立する特定条件の成立した回数に基づき、特定演出を実行するか否かを決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
上記本発明にかかる遊技機は、規定時間中に遊技者の行為に起因する特定条件の成立が、特定演出の発生につながるように構成されているため、規定時間中の遊技の趣向性を高めることが可能である。
前記時間計測手段による時間の計測中に、前記特定条件の成立によって状況が変化する事前演出が実行されるものであり、前記決定手段は、前記規定時間に至った時点における前記事前演出の状況に基づき、前記特定演出を実行するか否かを決定するとよい。
このように、特定条件の成立によって状況が変化し、その状況が特定演出の実行の有無を決定する要素となる事前演出が実行されるようにすることで、特定演出に至るかどうかの演出である事前演出に対する遊技者の注目度合を高めることが可能である。
前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、当否判定が当たりとなることが設定されているとよい。
このような構成とすることで、当否判定が当たりとなったことに対する喜びとともに、特定条件が成立したことに対する喜びが生じる遊技とすることが可能である。
当否判定に関する情報を、所定数を限度として記憶することが可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている当否判定に関する情報の数が前記所定数未満であるときに遊技球の入賞によって当否判定に関する情報が取得される始動入賞領域と、を備え、前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、前記記憶手段に記憶されている当否判定に関する情報の数が前記所定数であるときに前記始動入賞領域に遊技球が入賞したことが設定されているとよい。
一般的に、記憶手段に記憶されている当否判定に関する情報の数が所定数であるとき(いわゆる保留が満タンのとき)に遊技球が始動入賞領域に入賞することは、当該入賞を契機とした当否判定を受けることができないため、遊技者にとってあまり喜ばしいことではない。しかし、上記構成によれば、当該入賞によって特定条件が成立することになるため、入賞によって当否判定を受けることができないという口惜しさを低減することが可能である。
当否判定が当たりとなったときに実行される当たり遊技は、閉鎖状態にある当たり入賞領域が所定の閉鎖条件の成立まで開放状態となる単位遊技を一または複数回繰り返すものであり、当該閉鎖条件の少なくとも一つとして前記当たり入賞領域に入賞した遊技球が所定個数に到達したことの検出が設定されており、前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、前記単位遊技において、前記当たり入賞領域に前記所定個数を超える遊技球が入賞したことが設定されているとよい。
このような構成とすることで、単位遊技において所定個数を超える遊技球が入賞したことに対する喜びとともに、特定条件が成立したことに対する喜びが生じる遊技とすることが可能である。
前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、所定回数の当否判定の報知が完了したことが設定されているとよい。
このような構成とすることで、遊技者の遊技意欲を促進させることが可能である。
通常遊技状態よりも当否判定の当選確率が高い状態であって、所定回数連続して当否判定がはずれとなるまで継続する特別遊技状態が設定され、前記特別遊技状態中に前記時間計測手段による時間の計測が行われるとともに、前記特定条件の成立の少なくとも一つとして当否判定が当たりとなることが設定されているとよい。
所定回数連続して当否判定がはずれとなるまで継続する特別遊技状態(いわゆるST状態中)では、比較的早い段階(はずれの連続回数が比較的少ない段階)で当否判定が当たりとなったとき、特別遊技状態が終了するまでの当否判定回数が多く残っていることから遊技者が何となく損をしたような気分になる場合がある。しかし、上記構成によれば、早い段階で当たれば当たるほど、規定時間の消化時間が短くなるため、このような気分となることによる不快感を軽減することが可能である。
本発明によれば、時間計測手段を備えた遊技機の趣向性の向上を図ることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 進行演出から結果演出に至る流れを説明するための図である。 大当たりの当選を契機として特定条件が成立する例を示した図であり、(a)〜(c)はいわゆるSTの残り回転数が比較的少ない状態で大当たりに当選したケースを示し、(d)〜(f)はいわゆるSTの残り回転数が比較的多い状態で大当たりに当選したケースを示す。 保留情報が満タンの状態で始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機として特定条件が成立する例を示した図である。 大当たり遊技中にオーバー入賞が発生したことを契機として特定条件が成立する例を示した図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動入賞口904(本発明における始動入賞領域に相当する。本実施形態における始動入賞口904は入賞により遊技球が内部に取り込まれるような構成であるが、そのまま遊技領域を流下するゲートのような構成であってもよい)、大入賞口906(本発明における当たり入賞領域に相当する)、アウト口907などが設けられている。表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図2〜図4は、表示領域911を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選(当否判定)は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口が複数設けられていてもよい。ただし、以下の説明では、あらゆる種類の始動入賞口に符号「904」を付す)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。大当たりに当選した場合には大当たり遊技が実行される。大当たり遊技は、基本的には、大入賞口906が頻繁に開放状態となり、遊技者が多くの遊技球(いわゆる出玉)を獲得することができるものである。
本実施形態における大当たり遊技を説明する。大当たり遊技は、単位遊技(いわゆる大当たりラウンド)が繰り返されるものである。単位遊技は、閉鎖状態にある大入賞口906が閉鎖条件の成立まで開放状態となるものである。閉鎖条件としては、種々の条件が考えられる。本実施形態では、大入賞口906に遊技球が所定個数入賞したこと、または大入賞口906が開放状態となってから所定時間が経過したことのいずれかの条件が成立した場合に、大入賞口906が閉鎖状態となって当該単位遊技が終了する。そして、所定時間経過後、次の単位遊技が開始される。
大入賞口906の閉鎖状態と開放状態を切り替える構造はどのようなものであってもよい。例えば、大入賞口906の前側や上側に設けられた開閉部材906a(図1および図5参照)が、大入賞口906を閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置との間を変位するような構成が例示できる。大当たり遊技は、このような単位遊技を所定回数実行することにより終了するものである。本実施形態における全ての大当たり遊技は、単位遊技を15回実行することで終了する(15ラウンド大当たりである)。ただし、これはあくまで例示である。単位遊技の回数が異なる複数種の大当たりが設定されていてもよい。
また、本実施形態では、大当たりに当選すると、その大当たり遊技終了後に確率変動状態(本発明における特別遊技状態に相当する)に移行する。確率変動状態は、通常遊技状態よりも大当たり抽選(始動入賞口904に遊技球が入賞したときの抽選)の当選確率が高いものである。したがって、確率変動状態の方が通常遊技状態(確率変動状態に比して大当たり抽選に当選する確率が低い状態)よりも遊技者にとって有利な状態であるといえる。なお、本実施形態における確率変動状態は、通常遊技状態よりも始動入賞口904に遊技球が入賞しやすい状態、いわゆる公知の時間短縮遊技状態でもある。
本実施形態における遊技機1は、いわゆるST機であって、確率変動状態は所定回数連続して当否判定がはずれとなるまで継続する。つまり、所定回数の当否判定抽選が実行されるまでの間に大当たりに当選する限りにおいて、(大当たり遊技を挟んで)確率変動状態が継続する。いわゆるSTの残り回数(確率変動状態が終了するまでの当否判定の回数)等が表示装置91の表示領域911に表示されるようにしてもよい(図2等参照)。
なお、上述したように、本実施形態では、全ての大当たり遊技終了後、確率変動状態に突入するが、一部の大当たり遊技終了後、確率変動状態に突入するような構成であってもよい。
当否判定結果は、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される図示されない識別図柄の組み合わせによって遊技者に報知される。識別図柄は、当否判定結果の報知の開始とともに変動を開始する。識別図柄が所定の組み合わせ(例えば、同じ図柄の三つ揃い)で停止した場合は大当たりとなり、それ以外の場合ははずれとなる。
本実施形態における遊技機1では、確率変動状態中に時間計測手段10を用いて演出を制御する。時間計測手段10は、図示されないサブ制御基板(各種演出を制御するための回路が構築された基板)に設けられている。本実施形態では、時間計測手段10は、確率変動状態に突入することを契機として時間の計測を開始する。以下では、当該時間計測手段10によって時間が計測されている状態を時間計測モードと称することもある。当該モード中であることを遊技者に対し示唆または報知するため、当該時間計測モードを示すような画像を表示装置91の表示領域911に表示してもよい。また、時間計測手段10によって計測される時間を表示装置91の表示領域911に表示してもよい(図2等参照)。当該時間は、現実の時間を表示してもよい(例えば、時間計測手段10によって計測される1秒をそのまま1秒と表示する)し、現実の時間を圧縮(短く)または拡張(長く)した仮想的な時間を表示(例えば、時間計測手段10によって計測される1秒を1分と表示する)してもよい。表示する時間の単位はどのようなものであってもよい。また、時間の表示態様は、カウントアップ方式であってもよいし、カウントダウン方式であってもよい。
時間計測手段10は、規定時間11に至るかまたは終了条件が成立するまで時間を計測する。規定時間11は、詳細を後述する勝利演出31が発生するか否かを判断する契機となる時間である。当該規定時間11の長さは適宜設定することができる。規定時間11の長さが一定である構成としてもよいし、種々変化しうる構成としてもよい。本実施形態における規定時間11は10分に設定される。一方、終了条件は、勝利演出31が発生するか否かを判断する状況に至らずに時間計測モードが終了する条件である。本実施形態では、当該終了条件として、確率変動状態が終了することが設定されている。つまり、確率変動状態において、所定回数連続して当否判定がはずれとなることが設定されている。これ以外の終了条件が設定されていてもよい。規定時間11に達する前に当該終了条件が成立すると、時間計測モードが終了する。
時間計測手段10による時間の計測は、断続的に実行されるようにしてもよいし、継続的に実行されるようにしてもよい。本実施形態では確率変動状態に突入することを契機として時間の計測が開始されることになるが、時間計測モード中に大当たりに当選した場合、当該大当たり遊技中は時間の計測が一時的に停止される(断続的な時間の計測)ようにしてもよいし、当該大当たり遊技中も含めて時間の計測が継続的に実行される(継続的な時間の計測)ようにしてもよい。本実施形態では、大当たり遊技中は時間の計測が一時的に停止される。つまり、大当たり遊技に突入することを契機として時間の計測が停止され、当該大当たり遊技終了後、再び確率変動状態に移行することを契機として時間の計測が再開される。したがって、本実施形態における時間計測手段10によって計測される時間は、通常遊技状態中に当選した大当たり(いわゆる初当たり)を経て突入した確率変動状態の開始から開始され、大当たり遊技を挟んで再び確率変動状態に突入する場合には、当該大当たり遊技を挟んで発生する各確率変動状態中の時間を合算したものに相当するといえる。
時間計測モード中は、当該モード専用の演出(以下、進行演出20と称する)が継続的に実行される(図2(a)(b)参照)。進行演出20は、時間計測モードにおける状況に応じてその内容が適宜変化する。進行演出20の内容はどのようなものであってもよいが、本実施形態における進行演出20はサッカーの試合をモチーフにした演出である。時間計測手段10によって計測される時間が規定時間11に到達したとき、当該サッカーの試合が終了し、その演出の結果である勝利演出31(遊技者側のチームが勝利したような演出;本発明における特定演出に相当する)(図2(c)参照)または敗北演出32(遊技者側のチームが敗北したような演出)(図2(d)参照)が実行される。つまり、規定時間11に到達したとき、進行演出20の結果を示す結果演出30が実行される。なお、結果演出30が実行された後、再び時間計測手段10による時間の計測が開始される、すなわち時間計測モードに突入するような構成としてもよい。連続して時間計測モードに突入することがある構成とする場合には、特定演出としての勝利演出31が複数回発生した場合、さらに特別な演出が発生するような構成とすることもできる。
進行演出20は、特定条件21の成立に応じてその内容(どのように演出(サッカーの試合)が進行するか)が決定される。本実施形態では、特定条件21の成立は、遊技者にとって喜ばしい方向に進行演出20が進行する蓋然性が高い要件として設定されている。つまり、本実施形態に則して言えば、特定条件21の成立によって遊技者側のチームに得点が入る(ゴールを決める)ように演出が進行する(図2(b)参照)。本実施形態では、相手側のチームに得点が入る演出(図示せず)は、特定条件21以外の条件成立によって実行される。つまり、特定条件21が成立すればするほど(特定条件21の成立回数が多いほど)、遊技者側のチームが勝利する蓋然性(勝利演出31が発生する蓋然性)が高くなるように設定されている。最終的には、特定条件21の成立回数に応じて(換言すれば、進行演出20の進行状況に応じて)、勝利演出31が発生するか否かが決定されることになる。
なお、相手方のチームに得点が入る演出(遊技者側にとって不利な進行)が発生する条件としては種々考えられる。例えば、時間計測手段による時間の計測が開始されてから所定時間に到達したときに、所定の抽選を実行し、当該抽選に当選した場合(またははずれた場合)に、相手方のチームに得点が入る演出が実行される、といった態様が考えられる。また、他の例として、当否判定を所定回数実行する度に上記のような相手方のチームに得点が入る演出を実行するか否かの抽選を実行する態様が考えられる。当否判定の度に大当たり抽選と同程度の当選確率で抽選が行われるようにしてもよい。このように、抽選結果に基づき相手方のチームに得点が入る演出を実行するか否かが決定される態様とする場合、相手方チームの種類に応じて抽選確率が異なる(相手方チームの「強さ」に応じて抽選確率が異なる)といった構成としてもよい。
ただし、当該設定はあくまで一例である。特定条件21が成立すればするほど(特定条件21の成立回数が多いほど)、遊技者側のチームが勝利する蓋然性が高くなるように、すなわち勝利演出31(特定演出)が発生しやすくなるように設定されていればよい。例えば、特定条件21の成立を契機として抽選(当選確率は一定であってもよいし、変化するものであってもよい)を行い、その抽選に当選した場合に進行演出20が遊技者側に有利に進行し(遊技者側のチームに得点が入り)、抽選にはずれた場合に進行演出20が遊技者側に不利に進行する(相手側のチームに得点が入る)ような設定としてもよい。この場合、特定条件21が成立したときの抽選に当選する確率を5割よりも大きくすれば(抽選の当選確率が変化する構成とする場合には、各抽選の当選確率が総合的に5割よりも高くなるようにする)、特定条件21が成立すればするほど、遊技者側のチームが勝利する蓋然性が高くなる、すなわち勝利演出31が発生する蓋然性が高くなるということになる。いずれにせよ、勝利演出31(特定演出)が発生するかどうかは、特定条件21の成立回数に基づき決定されることになる(当該勝利演出31(特定演出)を発生させるか否かを決定する手段が本発明における決定手段に相当する)。換言すれば、特定条件21の成立した回数に基づき、進行演出20の結果としての結果演出30の内容が決定されるということになる。
特定条件21として設定される事項は種々考えられる。ただし、特定条件21の成立を目指して遊技者に遊技させようとするものであるため、当該特定条件21は遊技者の行為に直接的または間接的に起因して成立するものである必要がある。つまり、遊技者が何もしなくても自動的に成立するようなものは特定条件21として設定されない。本実施形態では、以下のような事項が特定条件21として設定されている。なお、以下に示す例以外の条件が特定条件21として設定された構成としてもよいし、以下に示す複数の例の一部のみが特定条件21として設定された構成としてもよい。また、特定条件21が成立したことを表示装置91の表示領域911に所定の画像を表示する等によって遊技者に報知または示唆するような構成としてもよいし、このような報知や示唆が発生しないような構成としてもよい。
・大当たりに当選すること
図3(a)〜(c)および図3(d)〜(f)に示すように、大当たりに当選することが特定条件21の成立条件として設定されている。本実施形態における進行演出20は、時間計測モード中、すなわち確率変動状態中に実行されるものであるため、(通常遊技状態に比して)大当たりに当選しやすい。これを踏まえ、大当たりの当選を特定条件21として設定するとよい。
このような構成とすることで、大当たりを獲得したことに対する喜びと併せて特定条件21が成立したことに対する喜びが生じる(二重の喜びが生じる)遊技とすることが可能である。また、遊技者は早く大当たりに当選することを望むようになるから、遊技の促進を図ることが可能である。
特に、本実施形態では、所定回数連続して当否判定がはずれとなるまで継続する確率変動状態中(いわゆるST状態中)に時間計測モードが実行される。このようなST状態中においては、はずれの連続回数が比較的少ない早い段階で大当たりに当選したとき、確率変動状態が終了するまでの当否判定回数が多く残っていることから遊技者が何となく損をしたような気分になる場合がある。例えば、図3に示した例で言えば(図3(a)〜(c)に示すケースと、図3(d)〜(f)に示すケースを比較して言えば)、図3(a)の段階で大当たりに当選した場合よりも、図3(d)の段階で大当たりに当選した場合の方が、確率変動状態が終了するまでの当否判定回数が多く残っていることから遊技者が何となく損をしたような気分になる蓋然性が高い。しかし、上記構成によれば、早い段階で当たれば当たるほど、短い時間で特定条件21が成立するということになる(規定時間11の消化時間が短くなる)ため、このような気分となることによる不快感を軽減することが可能である。つまり、図3に示した例で言えば、図3(a)〜(c)に示したケースよりも図3(d)〜(f)に示したケースの方が、大当たりに当選したことを契機とする特定条件21成立後の残り時間が長くなるということになるため、上記不快感を軽減することが可能である。
なお、本実施形態では、確率変動状態中に時間計測手段10による時間の計測がなされ、大当たり中には実行されない。そして、時間計測モード中に進行演出20が実行される。このような構成とする場合には、大当たり遊技終了後、時間の計測が再開されてから上記大当たりに当選したことを契機とする特定条件21の成立に応じて、進行演出20を進行させるようにするとよい(図3(b)(c)および図3(e)(f)参照)。一方、大当たり遊技中も時間の計測が行われ、進行演出20が実行されるような構成とする場合には、大当たりに当選したことを契機とする特定条件21の成立に応じた進行演出20の進行が、大当たり遊技中に発生するようにすることができる。
・保留情報が満タンの状態で始動入賞口に遊技球が入賞すること
本実施形態にかかる遊技機1は、保留情報50(いわゆる保留;本発明における当否判定に関する情報に相当する)を記憶する記憶手段(図示せず)を備えるものである。上述したように、遊技球が始動入賞口904に入賞したことを契機として当否判定のための数値が乱数源から取得されることになるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果の報知が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。当該数値が、保留情報50として所定数を限度として記憶手段に記憶される。保留情報50の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大の保留情報50の数は、一種の始動入賞口904につき四つである。そして、当否判定結果の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなる。つまり、当否判定結果を報知するための演出(識別図柄の変動表示)が開始される時点で、対象となる当否判定結果が大当たりとなるものかはずれとなるものなのかが保留情報50を参照して判断される。
したがって、記憶手段に保留情報50が所定数記憶されている状態、すなわち保留情報50が満タンであるときに始動入賞口904に遊技球が入賞した場合、当該入賞を契機として上記数値は取得されない。つまり、当否判定を受けることはできない(ただし、入賞に伴う賞球が発生するように設定している場合には、当該賞球は得られる)。よって、一般的には、保留情報50が満タンのときに遊技球が始動入賞口904に入賞することは、当該入賞を契機とした当否判定を受けることができないため、遊技者にとってあまり喜ばしいことではない。
しかし、本実施形態では、図4(a)〜(c)に示すように(特に、図4(b)(c)に示すように)、保留情報50が満タンの状態で遊技球が入賞することが特定条件21として設定されていれば、当該入賞によって特定条件21が成立することになるため、入賞によって当否判定を受けることができないという口惜しさを低減することが可能である。
なお、複数種の始動入賞口904が設けられている場合、一または複数種の特定の始動入賞口904のみ、本規定を適用することができる。つまり、ある特定の始動入賞口904に対応する保留情報50が満タンの状態で遊技球が入賞することが特定条件21の成立要件として設定され、それ以外の始動入賞口904については特定条件21が成立しないように構成することができる。当該特定の始動入賞口904については、時間計測モードが発生したときに遊技者に狙わせる始動入賞口904を設定するとよい。例えば、いわゆる特図1の始動入賞口904と、いわゆる特図2の始動入賞口904を備える遊技機において、時間計測モード中は特図2の始動入賞口904に遊技球が入賞するよう遊技者に遊技させる構成である場合には、特図2の始動入賞口904についてのみ、本規定を適用してもよい。
・大当たり遊技中にオーバー入賞が発生すること
上述したように、本実施形態における大当たり遊技は単位遊技が繰り返されるものであって、当該単位遊技は閉鎖状態にある大入賞口906が閉鎖条件の成立まで開放状態となるものである。そして、閉鎖条件の一つとして、大入賞口906に遊技球が所定個数入賞したことが設定されている。つまり、基本的には、一回の単位遊技においては、遊技球が所定個数入賞することになる。
図5に示すように、一般的に、大入賞口906には、遊技球の入賞を検出する検出手段40(センサ等)が設けられている。当該検出手段40によって検出された遊技球の入賞個数が所定個数となったことを契機として、大入賞口906が閉鎖状態とされる(単位遊技が終了する)。具体的には、開閉部材906aが閉鎖方向に移動する動作を開始する。単位遊技において、所定個数目の遊技球が大入賞口906に入賞する事象と、それが検出されて大入賞口906が閉鎖する(開閉部材906aが完全に閉鎖状態となる)事象との間には多少のタイムラグが生じる。したがって、その間に遊技球が大入賞口906に入賞することがある(図5(b)(c)参照)。つまり、ある単位遊技において、所定個数を超える遊技球が大入賞口906に入賞すること(いわゆるオーバー入賞すること)がある。
本実施形態では、かかるオーバー入賞が発生することを特定条件21の成立としている。なお、オーバー入賞が発生したという一つの事象(オーバー入賞した遊技球の個数は関係がない)につき、一回の特定条件21が成立したとする設定としてもよいし、オーバー入賞した遊技球の数(ある単位遊技における入賞個数が「所定個数+α」である場合におけるα)分、特定条件21が成立したとする設定としてもよい。また、通常、大当たり遊技は複数の単位遊技が繰り返されることになるところ、各単位遊技においてオーバー入賞が発生する度に特定条件21が成立したとする設定としてもよいし、一回の大当たり遊技につき成立する特定条件21の最大数が決まっている(例えば、一回の大当たり遊技につき最大一回の特定条件21しか成立しない)設定としてもよい。
このような構成とすることで、単位遊技において所定個数を超える遊技球が入賞したことに対する喜びとともに、特定条件21が成立したことに対する喜びが生じる(二重の喜びが生じる)遊技とすることが可能である。
なお、本実施形態では、確率変動状態中に時間計測手段10による時間の計測がなされ、大当たり中には実行されない。そして、時間計測モード中に進行演出20が実行される。このような構成とする場合には、大当たり遊技終了後、時間の計測が再開されてから上記オーバー入賞が発生したことを契機とする特定条件21の成立に応じて、進行演出20を進行させるようにするとよい。一方、大当たり遊技中も時間の計測が行われ、進行演出20が実行されるような構成とする場合には、オーバー入賞が発生する度に進行演出20の進行が発生するようにすることができる。
・所定回数の当否判定の報知が完了したこと
遊技球が始動入賞口904に入賞することを契機として実行される当否判定の回数が増加することで、特定条件21が成立するというものである。一回の識別図柄の変動開始から停止までを一回転とし、それが完了したことを「消化」という概念で捉えるとすれば、「所定回数の変動が消化されたこと」といえる。上述したように、本実施形態における確率変動状態は、始動入賞口904に頻繁に遊技球が入賞するいわゆる時間短縮遊技状態でもあるため、おおよそ時間に比例して当該回数は増加する。
このような構成とすれば、規定時間11内にできるだけ多くの当否判定を受けた方が特定条件21の成立に近づくことになるから、遊技者の遊技意欲を促進させることが可能である。
以下、上記実施形態の変形例について説明する。なお、以下で説明する変形例を単独で適用した構成としてもよいし、複数を組み合わせて適用した構成としてもよい。
○第一変形例
上記実施形態における特定演出(勝利演出31)は、確率変動状態中に発生する可能性があるものであることを説明したが、発生する可能性がある遊技状態はどのようなものであってもよい。通常遊技状態中(低確率状態中)に発生する可能性があってもよい。つまり、時間計測手段10によって規定時間11の計測が行われる遊技状態はどのようなものであってもよい。
確率変動状態のような通常遊技状態とは異なる特別遊技状態と、通常遊技状態の両方で特定演出(勝利演出31)が発生する可能性がある構成とすることもできる。この場合、特別遊技状態において設定される規定時間11と、通常遊技状態において設定される規定時間11が異なるといったように、特別遊技状態と通常遊技状態での時間設定や実行される各種演出の態様が異なるといった構成とすることもできる。例えば、通常遊技状態中は、特別遊技状態中よりも上述した各種特定条件21の成立が見込めない(成立する蓋然性が低い)ことを踏まえ、通常遊技状態中に設定される規定時間11が、特別遊技状態中に設定される規定時間11よりも長くなるような構成としてもよい。また、その逆、通常遊技状態中に設定される規定時間11が、特別遊技状態中に設定される規定時間11よりも短くなるような構成としてもよい。
○第二変形例
上記実施形態では、時間計測モードの開始とともに、進行演出20が実行されることを説明したが、この種の進行演出20が実行される構成としなくてもよい。つまり、時間計測手段10によって時間の計測が行われるものの、当該時間の計測中に実行される演出は時間の計測が行われていないときと同じものとする(ただし、時間計測手段10によって計測される時間の表示を行う場合には、当該時間が表示されるという事象を除く)。そして、規定時間11に到達したときに、特定条件21の成立した回数に基づき、特定演出を発生させるか否かを決定する(結果演出30の内容を決定する)ようにする。例えば、特定演出を発生させるか否かを決定する抽選手段を備え、当該抽選手段による抽選に当選する確率が、特定条件21が成立した回数が多ければ多いほど高くなるように設定する。
○第三変形例
上記実施形態では、確率変動状態に突入することを契機として、時間計測手段10による時間の計測が開始されること(時間計測モードが開始されること)を説明したが、時間の計測が開始されるタイミングはこれに限られない。所定の開始条件が成立することを契機として、時間の計測が開始されるように構成してもよい。例えば、確率変動状態に突入してから、所定回数の当否判定が実行されたことを、開始条件として設定することができる。
以上、本発明の実施形態(および各変形例)について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態(および各変形例)に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態にかかる遊技機1は、いわゆるぱちんこ遊技機であるが、ぱちんこ遊技機特有の事象を除き、回動式遊技機等、その他の遊技機に対しても同様の技術思想が適用可能である。例えば、上記実施形態と同様の技術思想を適用することで、規定時間11中に当たりに当選することや、当否判定回数を所定回数実行すること等が特定条件21として設定された回動式遊技機が得られる。
1 遊技機
10 時間計測手段
11 規定時間
20 進行演出
21 特定条件
30 結果演出
31 勝利演出(特定演出)
32 敗北演出
50 保留情報(当否判定に関する情報)
904 始動入賞口(始動入賞領域)
906 大入賞口(当たり入賞領域)
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、規定時間に至るか終了条件が成立するまで時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段によって計測される時間が前記規定時間に至ったとき、当該規定時間に至るまでの間に、前記終了条件とは異なる条件であって遊技者の行為に起因して成立する特定条件の成立した回数に基づき、特定演出を実行するか否かを決定する決定手段と、を備え、前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、当否判定が当たりとなることが設定されていることを特徴とする。
上記本発明にかかる遊技機は、規定時間中に遊技者の行為に起因する特定条件の成立が、特定演出の発生につながるように構成されているため、規定時間中の遊技の趣向性を高めることが可能である
また、当否判定が当たりとなったことに対する喜びとともに、特定条件が成立したことに対する喜びが生じる遊技とすることが可能である。
例えば、上記実施形態にかかる遊技機1は、いわゆるぱちんこ遊技機であるが、ぱちんこ遊技機特有の事象を除き、回動式遊技機等、その他の遊技機に対しても同様の技術思想が適用可能である。例えば、上記実施形態と同様の技術思想を適用することで、規定時間11中に当たりに当選することや、当否判定回数を所定回数実行すること等が特定条件21として設定された回動式遊技機が得られる
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1にかかる遊技機は、規定時間に至るか終了条件が成立するまで時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段によって計測される時間が前記規定時間に至ったとき、当該規定時間に至るまでの間に、前記終了条件とは異なる条件であって遊技者の行為に起因して成立する特定条件の成立した回数に基づき、特定演出を実行するか否かを決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
上記手段1にかかる遊技機は、規定時間中に遊技者の行為に起因する特定条件の成立が、特定演出の発生につながるように構成されているため、規定時間中の遊技の趣向性を高めることが可能である。
手段2にかかる遊技機は、手段1に記載の遊技機において、前記時間計測手段による時間の計測中に、前記特定条件の成立によって状況が変化する事前演出が実行されるものであり、前記決定手段は、前記規定時間に至った時点における前記事前演出の状況に基づき、前記特定演出を実行するか否かを決定することを特徴とする。
手段2にかかる遊技機のように、特定条件の成立によって状況が変化し、その状況が特定演出の実行の有無を決定する要素となる事前演出が実行されるようにすることで、特定演出に至るかどうかの演出である事前演出に対する遊技者の注目度合を高めることが可能である。
手段3にかかる遊技機は、手段1または手段2に記載の遊技機において、前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、当否判定が当たりとなることが設定されていることを特徴とする。
手段3にかかる遊技機のような構成とすることで、当否判定が当たりとなったことに対する喜びとともに、特定条件が成立したことに対する喜びが生じる遊技とすることが可能である。
手段4にかかる遊技機は、手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機において、当否判定に関する情報を、所定数を限度として記憶することが可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている当否判定に関する情報の数が前記所定数未満であるときに遊技球の入賞によって当否判定に関する情報が取得される始動入賞領域と、を備え、前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、前記記憶手段に記憶されている当否判定に関する情報の数が前記所定数であるときに前記始動入賞領域に遊技球が入賞したことが設定されていることを特徴とする。
一般的に、記憶手段に記憶されている当否判定に関する情報の数が所定数であるとき(いわゆる保留が満タンのとき)に遊技球が始動入賞領域に入賞することは、当該入賞を契機とした当否判定を受けることができないため、遊技者にとってあまり喜ばしいことではない。しかし、上記手段4にかかる遊技機によれば、当該入賞によって特定条件が成立することになるため、入賞によって当否判定を受けることができないという口惜しさを低減することが可能である。
手段5にかかる遊技機は、手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機において、当否判定が当たりとなったときに実行される当たり遊技は、閉鎖状態にある当たり入賞領域が所定の閉鎖条件の成立まで開放状態となる単位遊技を一または複数回繰り返すものであり、当該閉鎖条件の少なくとも一つとして前記当たり入賞領域に入賞した遊技球が所定個数に到達したことの検出が設定されており、前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、前記単位遊技において、前記当たり入賞領域に前記所定個数を超える遊技球が入賞したことが設定されていることを特徴とする。
手段5にかかる遊技機のような構成とすることで、単位遊技において所定個数を超える遊技球が入賞したことに対する喜びとともに、特定条件が成立したことに対する喜びが生じる遊技とすることが可能である。
手段6にかかる遊技機は、手段1から手段5のいずれかに記載の遊技機において、前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、所定回数の当否判定の報知が完了したことが設定されていることを特徴とする。
手段6にかかる遊技機のような構成とすることで、遊技者の遊技意欲を促進させることが可能である。
手段7にかかる遊技機は、手段1から手段6のいずれかに記載の遊技機において、通常遊技状態よりも当否判定の当選確率が高い状態であって、所定回数連続して当否判定がはずれとなるまで継続する特別遊技状態が設定され、前記特別遊技状態中に前記時間計測手段による時間の計測が行われるとともに、前記特定条件の成立の少なくとも一つとして当否判定が当たりとなることが設定されていることを特徴とする。
所定回数連続して当否判定がはずれとなるまで継続する特別遊技状態(いわゆるST状態中)では、比較的早い段階(はずれの連続回数が比較的少ない段階)で当否判定が当たりとなったとき、特別遊技状態が終了するまでの当否判定回数が多く残っていることから遊技者が何となく損をしたような気分になる場合がある。しかし、手段7にかかる遊技機によれば、早い段階で当たれば当たるほど、規定時間の消化時間が短くなるため、このような気分となることによる不快感を軽減することが可能である。

Claims (7)

  1. 規定時間に至るか終了条件が成立するまで時間を計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段によって計測される時間が前記規定時間に至ったとき、当該規定時間に至るまでの間に、前記終了条件とは異なる条件であって遊技者の行為に起因して成立する特定条件の成立した回数に基づき、特定演出を実行するか否かを決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記時間計測手段による時間の計測中に、前記特定条件の成立によって状況が変化する事前演出が実行されるものであり、
    前記決定手段は、前記規定時間に至った時点における前記事前演出の状況に基づき、前記特定演出を実行するか否かを決定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、当否判定が当たりとなることが設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 当否判定に関する情報を、所定数を限度として記憶することが可能な記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている当否判定に関する情報の数が前記所定数未満であるときに遊技球の入賞によって当否判定に関する情報が取得される始動入賞領域と、
    を備え、
    前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、前記記憶手段に記憶されている当否判定に関する情報の数が前記所定数であるときに前記始動入賞領域に遊技球が入賞したことが設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 当否判定が当たりとなったときに実行される当たり遊技は、閉鎖状態にある当たり入賞領域が所定の閉鎖条件の成立まで開放状態となる単位遊技を一または複数回繰り返すものであり、当該閉鎖条件の少なくとも一つとして前記当たり入賞領域に入賞した遊技球が所定個数に到達したことの検出が設定されており、
    前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、前記単位遊技において、前記当たり入賞領域に前記所定個数を超える遊技球が入賞したことが設定されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
  6. 前記特定条件の成立の少なくとも一つとして、所定回数の当否判定の報知が完了したことが設定されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機。
  7. 通常遊技状態よりも当否判定の当選確率が高い状態であって、所定回数連続して当否判定がはずれとなるまで継続する特別遊技状態が設定され、
    前記特別遊技状態中に前記時間計測手段による時間の計測が行われるとともに、前記特定条件の成立の少なくとも一つとして当否判定が当たりとなることが設定されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の遊技機。
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