JP2016025795A - 配電部品の端子構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】配電部品の組付時に細かい位置調整を不要とし、容易に組み付けることができる配電部品の端子構造を提供すること。【解決手段】回転電機のステータコイル4に接続される複数のケーブルハーネス11aと、複数のケーブルハーネス11aを一体に支持するハーネス支持部材11bと、を有する配電部品本体11と、配電部品本体11から引き出された複数のケーブルハーネス11aの一端部から構成される複数の引出しハーネス部12A〜12Cと、複数の引出しハーネス部12A〜12Cの各々の先端に設けられる複数の給電端子13A〜13Cと、可撓性を有すると共に、配電部品本体11と複数の給電端子13A〜13Cとの間に設けられて複数の引出しハーネス部12A〜12Cを連結する連結部材14と、を備える構成とした。【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機のステータコイルに給電するための配電部品の端子構造に関する発明である。
従来、ハイブリッド車両等に搭載されるモータ(回転電機)のステータコイルに給電する配電部品において、U相、V相、W相の各相のリードフレームをケーブルハーネスによって形成したものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。この配電部品では、各相に対応した複数のケーブルハーネスをまとめた配電部品本体からケーブルハーネスの一端部を引き出すと共に、引き出されたケーブルハーネス(以下、「引出しハーネス部」という)の先端に給電端子を設けている。
特開2005-229677号公報 特開2007-318923号公報
しかしながら、従来の配電部品にあっては、リードフレームをケーブルハーネスによって形成していることから、先端に給電端子を設けた引出しハーネス部が不安定になっていた。そのため、給電端子と、この給電端子を接続する給電コネクタとの位置関係や、各相に対応した複数の給電端子間の位置関係が安定しなかった。
この結果、配電部品をモータに組み付ける際に給電端子の細かい位置調整が必要となり、自動機による組み立てや、自動機による組付後の検査工程を阻害するという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、配電部品を組み付けるときに細かい位置調整を不要とし、容易に組み付けることができる配電部品の端子構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の配電部品の端子構造は、配電部品本体と、複数の引出しハーネス部と、複数の給電端子と、連結部材と、を備えている。
前記配電部品本体は、回転電機のステータコイルに接続される複数のケーブルハーネスと、前記複数のケーブルハーネスを一体に支持するハーネス支持部材と、を有する。
前記複数の引出しハーネス部は、前記配電部品本体から引き出された複数のケーブルハーネスの一端部から構成される。
前記複数の給電端子は、前記複数の引出しハーネス部の各々の先端に設けられる。
前記連結部材は、可撓性を有すると共に、前記配電部品本体と前記複数の給電端子との間に設けられて前記複数の引出しハーネス部を連結する。
よって、本発明の配電部品の端子構造では、可撓性を有する連結部材によって、先端にそれぞれ給電端子が設けられると共に、配電部品本体から引き出された複数の引出しハーネス部が連結されている。
そのため、複数の給電端子の位置のばらつきを抑制することができ、複数の給電端子と、各給電端子を接続する給電コネクタとの位置関係や、複数の給電端子間の位置関係の安定化を図ることができる。
これにより、配電部品の組み付け時に細かい位置調整を不要とすることができ、容易に組み付けることができる。また、連結部材が可撓性を有していることから、給電端子の取り扱いに柔軟性を持たせることができ、組み付け時の作業性を向上して、組付容易性を確保することができる。
実施例1の配電部品の端子構造が適用されたステータを示す断面図である。 実施例1の配電部品の端子構造を示す斜視図である。 実施例1の配電部品の端子構造を示す平面図である。 実施例1の連結部材の分解斜視図である。 図4におけるA−A断面図である。 (a)は、図4におけるB−B断面図であり、(b)は、図4におけるC−C断面図である。
以下、本発明の配電部品の端子構造を実施するための形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
(実施例1)
まず、実施例1における配電部品の端子構造の構成を、「ステータの全体構造」、「配電部品の端子構造」、「連結部材の詳細構造」に分けて説明する。
[ステータの全体構造]
図1は、実施例1の配電部品の端子構造が適用されたステータを示す断面図である。以下、図1に基づき、実施例1のステータの全体構造を説明する。
実施例1の配電部品10は、例えばハイブリッド車両の駆動源になる三相交流モータ(回転電機)に適用されるものであり、図1に示すステータ1に設けられている。このステータ1は、両端が開放した円環形状を呈しており、図示しないロータの外周を包囲する。
前記ステータ1は、ステータハウジング2と、円環状のステータコア3と、ステータコア3の内周側に取り付けられる複数のステータコイル4と、を備えている。
前記ステータハウジング2は、内部に圧入や焼き嵌め等によってステータコア3が固定される枠部材である。このステータハウジング2は、中心部に図示しない回転軸を支持する軸支持部2aが形成されている。
前記ステータコア3は、多数の鋼板を積層して形成され、ステータ1の中心に向かって突出した多数のティース3aを有している。ここで、ステータコア3は、各々一つのティース3aを含むように周方向に分割された分割コアから構成されている。
前記複数のステータコイル4は、集中巻のコイルであり、それぞれ複数のティース3aのうちの一つに巻かれている。なお、複数のステータコイル4には、それぞれU相、V相、W相のいずれかの電力が多相交流電源から供給される。各ステータコイル4は、ステータコア3のティース3aに嵌め込んだインシュレータ3bに巻線を巻きつけて構成されている。
そして、各ステータコイル4の巻線両端は、コイルエンド5にそれぞれ導出され、一端は、不図示の中性端子を介して、同一電位に集結して接続されている。また、他端は配電部品10に接続されている。
なお、コイルエンド5は、ステータコイル4において、ステータコア3(ティース3a)の軸方向の端面上に位置する部分である。
前記配電部品10は、多相交流電源からの電力を、各相のステータコイル4に分配して給電するいわゆるバスリングであって、モータ(ステータ1)と電源との間に接続されている。この配電部品10は、ステータ1のコイルエンド5に沿った円環形状をなし、複数のステータコイル4の各々に接続された複数のケーブルハーネス11aを相ごとにまとめ、図示しない給電コネクタに接続する。
[配電部品の端子構造]
図2は、実施例1の配電部品の端子構造を示す斜視図である。図3は、実施例1の配電部品の端子構造を示す平面図である。以下、図2及び図3に基づき、実施例1の配電部品の端子構造を説明する。
前記配電部品10は、図2に示すように、配電部品本体11と、複数(ここでは3つ)の引出しハーネス部12A〜12Cと、複数(ここでは3つ)の給電端子13A〜13Cと、連結部材14と、を備えている。
前記配電部品本体11は、複数のステータコイル4のそれぞれに接続される複数のケーブルハーネス11aと、この複数のケーブルハーネス11aを一体に支持するハーネス支持部材11bと、を有している。
前記ケーブルハーネス11aは、フレキシブルな被覆導電線により形成され、ハーネス支持部材11bに沿って配索されている。このケーブルハーネス11aの一端には、いずれか一つのステータコイル4に接続するコイル接続端子11cが設けられている。このコイル接続端子11cは、ハーネス支持部材11bに固定されている。
前記ハーネス支持部材11bは、樹脂等の絶縁材によって形成され、コイルエンド5に沿うと共に内側にケーブルハーネス11aを配策する環状溝11dと、引出しハーネス部12A〜12Cを導出するハーネス引出部11eと、を有している。
ここで、ハーネス引出部11eは、環状溝11dの一部を外方に向かって開放することで形成されており、環状溝11dとハーネス引出部11eとは連通している。また、このハーネス引出部11eには、連結部材14を固定する被係合部11fが形成されている。
前記複数の引出しハーネス部12A〜12Cは、一端がステータコイル4に接続したケーブルハーネス11aの他端部を、ハーネス引出部11eにおいてステータ1の外方に引き出すと共に、複数のケーブルハーネス11aを同相どうしで一つにまとめることで構成されている。ここでは、引出しハーネス部12AがU相であり、引出しハーネス部12BがV相であり、引出しハーネス部12CがW相となっている。なお、配電部品本体11から外方に引き出された各引出しハーネス部12A〜12Cは、絶縁カバー12dによって覆われている。
前記複数の給電端子13A〜13Cは、複数の引出しハーネス部12A〜12Cのそれぞれの先端に接続された金属端子である。各給電端子13A〜13Cの中心には、不図示の給電コネクタと接続するための接続用穴13dがそれぞれ形成されている。
前記連結部材14は、配電部品本体11と各給電端子13A〜13Cの間に設けられ、複数の引出しハーネス部12A〜12Cを連結する。また、この連結部材14は、樹脂によって形成され、給電端子13A〜13Cを図示しない給電コネクタに接続したときの引出しハーネス部12A〜12Cの曲り方向、すなわち、ステータ1の軸方向(図2において矢印で示す方向)に変形可能な可撓性を有している。
[連結部材の詳細構造]
図4は、実施例1の連結部材の分解斜視図である。図5は、図4におけるA−A断面図である。図6(a)は、図4におけるB−B断面図であり、(b)は、図4におけるC−C断面図である。以下、図4〜図6に基づき、実施例1の連結部材の詳細構造を説明する。
前記連結部材14は、図4に示すように、ハーネス支持部材11bに固定される固定ホルダー15と、固定ホルダー15に取り付けられるカバー16と、を有している。
前記固定ホルダー15は、固定部15aと、延在部15bと、端子支持部15cと、を有している。
前記固定部15aは、ここでは一対設けられており、それぞれハーネス支持部材11bの被係合部11fと係合し、連結部材14をハーネス支持部材11bに固定する。この固定部15aは、被係合部11fに係止する爪15dを有している(図5参照)。
前記延在部15bは、一対の固定部15aからそれぞれ引出しハーネス部12A,12B,12Cに沿って延びると共に、複数の引き出しハーネス部12A〜12Cの間に配置されている。すなわち、一方の固定部15aから延びる延在部15bは、引き出しハーネス部12Aと引き出しハーネス部12Bの間に配置され、他方の固定部15aから延びる延在部15bは、引き出しハーネス部12Bと引き出しハーネス部12Cの間に配置されている。
そして、この延在部15bは、側面15eにくびれ部15fが形成されている。ここで、側面15eは、給電端子13A〜13Cを図示しない給電コネクタに接続したときの引出しハーネス部12A〜12Cの曲り方向、すなわち、ステータ1の軸方向(図2において矢印で示す方向)に臨む面である。また、くびれ部15fは、この側面15eをへこませることで形成されている。
また、各延在部15bの先端部15gには、カバー16の後述する第1,第2係合爪16f,16jがそれぞれ差し込まれて係合する第1,第2爪係合穴15h,15jと、この第1,第2爪係合穴の間に配置され、カバー16の後述するガイド16kが差し込まれるガイド穴15kと、が形成されている。
前記端子支持部15cは、一対の延在部15bの先端部15gを連結し、複数の引出しハーネス部12A〜12Cの先端部及び複数の給電端子13A〜13Cを一体的に支持する平板部分である。この端子支持部15cの両端部には、給電端子13A〜13Cの脱落を防止する一対のフランジ15mが形成されている。そして、一方の延在部15bと一方のフランジ15mの間の幅寸法、一対の延在部15bの先端部15gの間の幅寸法、他方の延在部15bと他方のフランジ15mの間の幅寸法は、それぞれ給電端子13A〜13Cのいずれかを配置可能な寸法に設定されている。
なお、ここでは、一方の延在部15bと一方のフランジ15mの間に、給電端子13Aが配置され、一対の延在部15bの先端部15gの間に、給電端子13Bが配置され、他方の延在部15bと他方のフランジ15mの間に、給電端子13Cが配置される。
前記カバー16は、ハーネス保持部16aと、端子保持部16bと、一対の連結部16cと、を有している。
前記ハーネス保持部16aは、複数の引出しハーネス部12A〜12Cに接触し、固定ホルダー15との間に、これらの引出しハーネス部12A〜12Cを挟み込んで一体に保持する。また、このハーネス保持部16aのハーネス接触面16dには、複数の引出しハーネス部12A〜12Cの並列方向に延在したハーネス押え突部16eと、固定ホルダー15に形成された第1爪係合穴15hに係合する一対の第1係合爪16fと、が形成されている(図6(a)参照)。
ここで、一対の第1係合爪16fは、互いにハーネス保持部16aの幅方向外側に向かって突出した突起を有している。
前記端子保持部16bは、複数の給電端子13A〜13Cに接触し、固定ホルダー15との間に、これらの給電端子13A〜13Cを挟み込んで一体に保持する。また、この端子保持部16bの端子接触面16gには、複数の給電端子13A〜13Cの並列方向に延在した端子押え突部16hが形成されている(図6(b)参照)。
前記一対の連結部16cは、引出しハーネス部12A,12B,12Cに沿って延びると共に、ハーネス保持部16aと端子保持部16bを連結する。各連結部16cの引出しハーネス部12A〜12Cに臨む面には、固定ホルダー15に形成された第2爪係合穴15jに係合する第2係合爪16jと、固定ホルダー15に形成されたガイド穴15kに差し込まれるガイド16kと、が形成されている(図6(b)参照)。
ここで、各第2係合爪16jは、それぞれ配電部品本体11に向かって突出した突起を有している。すなわち、第1係合爪16fの突起の突出方向と、第2係合爪16jの突起の突出方向が異なる方向となっている。
次に、作用を説明する。
まず、「比較例の配電部品の端子構造の課題」を説明し、続いて、実施例1の配電部品の端子構造の「組み付け容易化作用」を説明する。
比較例の配電部品の端子構造では、連結部材14を用いておらず、配電部品本体11から引出しハーネス部12A〜12Cが引き出されているだけである。
つまり、まず、複数のステータコイル4のそれぞれに接続した複数のケーブルハーネス11aを、ハーネス支持部材11bによって一体に支持することで配電部品本体11を形成している。そして、この配電部品本体11から、一端がステータコイル4に接続したケーブルハーネス11aの他端部を、ステータ1の外方に引き出し、同相同士でまとめることで、複数(ここでは3つ)の引出しハーネス部12A〜12Cが形成されている。
ここで、各引出しハーネス部12A〜12Cは、複数のケーブルハーネス11aをまとめ、絶縁カバー12dによって覆っているが、そもそもケーブルハーネス11aはフレキシブルな被覆導電線である。そのため、フレキシブルなケーブルハーネス11aを複数まとめても、自由に変形可能であり、各引出しハーネス部12A〜12Cの形状は不安定である。
そして、各引出しハーネス部12A〜12Cの先端には、給電端子13A〜13Cが設けられている。しかしながら、各引出しハーネス部12A〜12Cの形状が不安定であることから、各給電端子13A〜13Cの位置も不安定になる。
そのため、これらの給電端子13A〜13Cを接続する給電コネクタに対し、各給電端子13A〜13Cの位置が安定せず、給電端子13A〜13Cと給電コネクタを接続する際に、給電端子13A〜13Cを狙いの位置に合わせるための位置調整が必要であった。
また、各給電端子13A〜13C間においても、互いの位置関係が安定しない。そのため、各給電端子13A〜13Cのそれぞれにおいて位置調整が必要となり、給電端子13A〜13Cと給電コネクタを接続する際の位置調整がさらに煩雑になっていた。
そして、給電端子13A〜13Cと給電コネクタを接続する際の位置調整が必要なことから、自動機による組み付けや検査工程の自動化が阻害されてしまい、例えば組付設備にガイドを設ける等、組み付けを自動化するための対策が不可欠になる。そのため、製造コストの増大を招いていた。
さらに、給電端子13A〜13Cの位置が不安定なことから、給電端子13A〜13Cと給電コネクタとが不要に干渉することがあり、このような干渉を防止するため、配電部品10と給電コネクタの間の寸法規制を厳しくする必要があった。そのため、配電部品自体の製造コストも増大することが考えられる。
[組み付け容易化作用]
実施例1の配電部品10の端子構造では、フレキシキブルな複数のケーブルハーネス11aをまとめることで形成された引出しハーネス部12A〜12Cを、可撓性を有する連結部材14によって連結している。
すなわち、連結部材14の固定ホルダー15の固定部15aを、ハーネス支持部材11bに形成された被係合部11fと係合することで、固定ホルダー15をハーネス支持部材11bに固定する。このとき、複数の引き出しハーネス部12A〜12Cの間に一対の延在部15bが入り込むように、複数の引き出しハーネス部12A〜12Cの位置を調整する。
そして、一対の延在部15bの先端部15gに設けられた端子支持部15c上に、複数の引き出しハーネス部12A〜12Cを載置したら、カバー16を固定ホルダー15に取り付ける。
つまり、カバー16のハーネス保持部16aに形成された一対の第1係合爪16fを、固定ホルダー15に形成された第1爪係合穴15hに係合する。これにより、一対の延在部15bとハーネス保持部16aの間に、複数の引出しハーネス部12A〜12Cが挟持され、各引出しハーネス部12A,12B,12Cのがたつきが抑制される。
また、カバー16の一対の連結部16cにそれぞれ形成された第2係合爪16jを固定ホルダー15に形成された第2爪係合穴15jに係合する。これにより、端子支持部15cと端子保持部16bの間に複数の給電端子13A〜13Cが挟持され、各給電端子13A,13B,13C間の相対位置が安定する。
これにより、各引出しハーネス部12A〜12Cの先端に設けられた複数の給電端子13A〜13Cの位置のばらつきを抑制することができ、給電端子13A〜13Cを給電コネクタに組み付ける際に、給電端子13A〜13Cの細かい位置調整を不要にすることができる。このため、組み付けを自動化するための対策を行わなくても、自動機による組み付けや検査工程の自動化を成立させることができ、コストの低下を図ることができる。
また、給電端子13A〜13Cの位置が安定することから、給電端子13A〜13Cと給電コネクタとの不要な干渉を防止することができるため、配電部品10と給電コネクタの間の寸法規制を厳しくする必要がなくなり、配電部品10自体の製造コストの増大を抑えることができる。
さらに、連結部材14が可撓性を有していることから、各給電端子13A〜13Cの位置が完全に固定されることがない。すなわち、僅かな位置ずれに対しては、給電端子13A〜13Cの位置を調整して狙いの位置に合わせることができ、組み付け時の給電端子13A〜13Cの取り扱いに柔軟性を持たせることができる。
このため、組み付け時の作業性を向上し、組付容易性を確保することができる。
また、実施例1の配電部品10の端子構造では、連結部材14の固定ホルダー15が有する延在部15bの側面15eに、くびれ部15fが形成されている。そのため、小さい力であっても連結部材14を容易に変形させることができ、給電端子13A〜13Cと給電コネクタとの組み付け時の作業性をさらに向上することができる。
さらに、くびれ部15fを形成したことで、延在部15bの曲げに伴って固定部15aに入力する荷重を低減することができる。これにより、固定部15aの構造を簡素化することができ、連結部材14の製造コストを低減することができる。
しかも、実施例1では、くびれ部15fを、延在部15bの側面15eのうち、給電端子13A〜13Cを図示しない給電コネクタに接続したときの引出しハーネス部12A〜12Cの曲り方向、すなわち、ステータ1の軸方向(図2において矢印で示す方向)に臨む面に形成されている。そのため、給電端子13A〜13Cと給電コネクタとの組み付け時の作業性を向上しつつ、給電端子13A〜13Cの位置のばらつきを抑制することができる。
また、組付後の振動等によって引出しハーネス部12A〜12Cが変形しても、延在部15bをこの変形に追従させることができ、引出しハーネス部12A〜12Cに負担がかかることを防止できる。
そして、この実施例1では、一対の延在部15bの先端部15gに複数の給電端子13A〜13Cを一体的に支持する端子支持部15cを設けると共に、固定ホルダー15にカバー16を取り付ける。これにより、端子支持部15cとカバー16の端子保持部16bの間に給電端子13A〜13Cを挟持し、一対の延在部15bとカバー16のハーネス保持部16aの間に引出しハーネス部12A〜12Cを挟持する。
このため、各給電端子13A,13B,13C間の相対位置を安定させることができ、複数の給電端子13A〜13Cを給電コネクタに接続する際の接続作業性をさらに向上することができる。また、各引出しハーネス部12A,12B,12Cのがたつきを抑制することができるので、配電部品本体11と各給電端子13A,13B,13Cとの寸法ばらつきを抑えやすくできる。この結果、配電部品10の寸法管理が容易になり、配電部品10自体の製造コストの抑制を図ることができる。
さらに、実施例1の配電部品10の端子構造では、連結部材14の可撓性を有する延在部15bが、複数の引出しハーネス部12A〜12Cの間に配置されている。そのため、複数の引出しハーネス部12A〜12Cの間に生じる隙間を有効利用して延在部15bを配置することができる。そして、連結部材14の設置スペースを小さくして、この連結部材14が給電端子13A〜13Cの接続作業時に邪魔になることを防止できる。
次に、効果を説明する。
実施例1の配電部品10の端子構造にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 回転電機のステータコイル4に接続される複数のケーブルハーネス11aと、前記複数のケーブルハーネス11aを一体に支持するハーネス支持部材11bと、を有する配電部品本体11と、
前記配電部品本体11から引き出された複数のケーブルハーネス11aの一端部から構成される複数の引出しハーネス部12A〜12Cと、
前記複数の引出しハーネス部12A〜12Cの各々の先端に設けられる複数の給電端子13A〜13Cと、
可撓性を有すると共に、前記配電部品本体11と前記複数の給電端子13A〜13Cとの間に設けられて前記複数の引出しハーネス部12A〜12Cを連結する連結部材14と、
を備える構成とした。
これにより、配電部品10を組み付けるときに細かい位置調整を不要とし、容易に組み付けることができる。
(2) 前記連結部材14は、
前記ハーネス支持部材11bに固定される固定部15aと、
前記複数の引出しハーネス部12A〜12Cに沿って前記固定部15aから延びると共に、側面15eにくびれ部15fを形成した延在部15bと、
前記延在部15bの先端部15gに設けられ、前記複数の給電端子13A〜13Cを一体に支持する端子支持部15cと、
を有する構成とした。
これにより、(1)の効果に加え、小さい力であっても連結部材14を容易に変形させることができ、給電端子13A〜13Cと給電コネクタとの組み付け時の作業性をさらに向上することができる。また、延在部15bの曲げに伴って固定部15aに入力する荷重を低減し、固定部15aの構造を簡素化することができて、連結部材14の製造コストを低減することができる。
(3) 前記くびれ部15fを、前記延在部15bの側面15eのうち、前記複数の給電端子13A〜13Cを給電コネクタに接続したときの前記引出しハーネス部12A〜12Cの曲り方向に臨む面に設ける構成とした。
これにより、(2)の効果に加え、給電端子13A〜13Cと給電コネクタとの組み付け時の作業性を向上しつつ、給電端子13A〜13Cの位置のばらつきを抑制することができる。
(4) 前記連結部材14は、
前記ハーネス支持部材11bに固定される固定部15aと、
前記複数の引出しハーネス部12A〜12Cに沿って前記固定部15aから延びる可撓性を有する延在部15bと、
前記延在部15bの先端部15gに設けられ、前記複数の給電端子13A〜13Cを支持する端子支持部15cと、
前記延在部15bに設けられ、前記複数の引出しハーネス部12A〜12Cを一体に保持するハーネス保持部16aと、
を有する構成とした。
これにより、(1)から(3)のいずれかの効果に加え、各給電端子13A,13B,13C間の相対位置を安定させ、複数の給電端子13A〜13Cを給電コネクタに接続する際の接続作業性をさらに向上することができる。また、各引出しハーネス部12A,12B,12Cのがたつきを抑制することができるので、配電部品10の寸法管理が容易になり、配電部品10自体の製造コストの抑制を図ることができる。
(5) 前記延在部15bを、前記複数の引き出しハーネス部12A〜12Cの間に配置する構成とした。
これにより、(2)から(4)のいずれかの効果に加え、複数の引出しハーネス部12A〜12Cの間に生じる隙間を有効利用して延在部15bを配置することができ、連結部材14が給電端子13A〜13Cの接続作業時に邪魔になることを防止できる。
以上、本発明の配電部品の端子構造を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、連結部材14の延在部15bに可撓性を持たせるためにくびれ部15fを設ける例を示したが、これに限らない。例えば、連結部材14をゴムによって形成する等、連結部材14を形成する素材自体に高い可撓性を持たせてもよい。
また、延在部15bが複数の引出しハーネス部12A〜12Cを載置する平板形状を呈するものであってもよい。
また、実施例1では、コイルエンド5に沿うと共に内側にケーブルハーネス11aを配策する環状溝11dを有するハーネス支持部材11bとする例を示したが、これに限らない。例えば、円環状に配索した複数のケーブルハーネス11aの複数個所をまとめて保持する複数の保持部材を用いてもよい。
1 ステータ
2 ステータハウジング
3 ステータコア
4 ステータコイル
5 コイルエンド
10 配電部品
11 配電部品本体
11a ケーブルハーネス
11b ハーネス支持部材
12A,12B,12C 引出しハーネス部
13A,13B,13C 給電端子
14 連結部材
15 固定ホルダー
15a 固定部
15b 延在部
15c 端子支持部
15e 側面
15f くびれ部
16 カバー
16a ハーネス保持部
16b 端子保持部
16c 連結部

Claims (5)

  1. 回転電機のステータコイルに接続される複数のケーブルハーネスと、前記複数のケーブルハーネスを一体に支持するハーネス支持部材と、を有する配電部品本体と、
    前記配電部品本体から引き出された複数のケーブルハーネスの一端部から構成される複数の引出しハーネス部と、
    前記複数の引出しハーネス部の各々の先端に設けられる複数の給電端子と、
    可撓性を有すると共に、前記配電部品本体と前記複数の給電端子との間に設けられて前記複数の引出しハーネス部を連結する連結部材と、
    を備えることを特徴とする配電部品の端子構造。
  2. 請求項1に記載された配電部品の端子構造において、
    前記連結部材は、
    前記ハーネス支持部材に固定される固定部と、
    前記複数の引出しハーネス部に沿って前記固定部から延びると共に、側面にくびれ部を形成した延在部と、
    前記延在部の先端部に設けられ、前記複数の給電端子を一体に支持する端子支持部と、
    を有することを特徴とする配電部品の端子構造。
  3. 請求項2に記載された配電部品の端子構造において、
    前記くびれ部を、前記延在部の側面のうち、前記複数の給電端子を給電コネクタに接続したときの前記引出しハーネス部の曲り方向に臨む面に設ける
    ことを特徴とする配電部品の端子構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載された配電部品の端子構造において、
    前記連結部材は、
    前記ハーネス支持部材に固定される固定部と、
    前記複数の引出しハーネス部に沿って前記固定部から延びる可撓性を有する延在部と、
    前記延在部の先端部に設けられ、前記複数の給電端子を支持する端子支持部と、
    前記延在部に設けられ、前記複数の引出しハーネス部を一体に保持するハーネス保持部と、
    を有することを特徴とする配電部品の端子構造。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか一項に記載された配電部品の端子構造において、
    前記延在部を、前記複数の引き出しハーネス部の間に配置する
    ことを特徴とする配電部品の端子構造。
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