JP2016025678A - 静電誘導型発電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】往復回転型静電誘導発電器において回転止め機構を提供する。
【解決手段】ハウジングと、前記ハウジングに対して回転自在な回転錘と、前記ハウジングに対して回転自在な回転部材と、前記ハウジングに固定された固定基板と、前記回転部材と前記固定基板の両者のいずれか一方に設置された帯電膜と、前記両者のうちの他方に、前記帯電膜に対向して設置された対向電極と、前記帯電膜と前記対向電極間で発生した電力を出力する出力部と、前記回転部材に往復回転運動を発生させる渦巻き状バネのヒゲゼンマイと、を有する静電誘導発電器において、前記ヒゲゼンマイの半径方向の最大振幅を規制する規制部を設けたこと特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、外部振動を効率的に利用して発電効率に優れる静電誘導型発電器、発電装置に関する。
本発明の発電器のエネルギー源としては、人体の運動、機械等の振動、その他環境に広く存在する運動エネルギーを利用することができる。本発明は、環境振動を利用した発電器、発電装置、携帯型電気機器、携帯型時計等に適用することができる。
エレクトレット材料による静電誘導を利用した実用的発電装置が、特許文献1、2に開示されている。
静電誘導とは、帯電した物体を導体に接近させると、帯電した物体とは逆の極性の電荷が引き寄せられる現象のことである。
静電誘導現象を利用した発電装置とは、「電荷を保持する膜」(以下、帯電膜という)と「対向電極」を配置した構造において、この現象を利用して、両者を相対移動させて誘導された電荷を取り出す発電のことである。
図1は、静電誘導現象を利用した発電の原理を説明する説明図である。
エレクトレット材料による場合を例にとると、エレクトレットは、誘電体に電荷を打ち込んだものであり、半永久的に静電場を発生させるものである。このエレクトレットによる発電では、図1にみられるように、エレクトレットと対抗電極とを近接させ、エレクトレットにより形成される静電場によって対向電極に誘導電荷が生じ、エレクトレットと対向電極の重なりの面積を変化(振動等)させれば、外部電気回路において交流電流として取り出すことができる。このエレクトレットによる発電は、構造が比較的簡単で、電磁誘導によるものより、低周波領域において高い出力が得られ有利であって、近年いわゆる「環境発電(Energy Harvesting)」として注目されている。
特許文献1には、ヒゲゼンマイ(渦巻きバネの一種、時計用語)を使ってエレクトレット膜と電極の往復周期回転を行う静電誘導型発電装置が開示されている。この先行技術は、錘のついた回転電極が回転軸に固定されるとともに、ヒゲゼンマイがこの回転軸とハウジングにつながっており、ヒゲゼンマイのバネ効果で回転電極が往復回転運動して発電する機構である。この構成によれば、錘のついた回転電極の回転を規制する構造が無いため、外部振動によって発電器に入る振動が大きくなり回転電極の回転量が増えすぎた場合、ヒゲゼンマイの弾性変形域を超えた変形が発生してしまう。その場合にはヒゲゼンマイは元の形状に戻らなくなり発電器は正常に回転しなくなってしまう。特許文献2においても、ヒゲゼンマイのバネ効果で回転電極が往復回転運動して発電するものであるが、錘のついた回転電極の回転を規制する構造が認められず、上記問題を解決できるものではない。
機械時計のヒゲゼンマイの保護装置としては、特許文献3が知られている。この先行技術は、1mの高さからコンクリート床上に落下したような衝撃振動によって、ヒゲゼンマイが変形を起こさないようにする板状保護部材から構成されたものである。この保護部材とヒゲゼンマイの隙間は、ヒゲゼンマイが最も広がったときでも必ず存在(0.1mm以下)するものであって、この先行技術の板状保護部材は、錘のついた回転電極の回転を規制する構造を何ら意図するものではない。
特開2013−59149号公報 特開2013−135544号公報 実公昭51−301号公報
ヒゲゼンマイのバネ効果で帯電膜と対向電極が往復回転運動して発電する場合の静電誘導型発電器において、回転錘や電極付回転部材が回転し過ぎて、ヒゲゼンマイの変形が大きくなり過ぎて壊れてしまう問題に鑑みて、これらの回転を規制することを課題としている。
本発明に係る静電誘電発電器は、ハウジングと、前記ハウジングに対して回転自在な回転錘と、前記ハウジングに対して回転自在な回転部材と、前記ハウジングに固定された固定基板と、前記回転部材と前記固定基板の両者のいずれか一方に設置された帯電膜と、前記両者のうちの他方に、前記帯電膜に対向して設置された対向電極と、前記帯電膜と前記対向電極間で発生した電力を出力する出力部と、前記回転部材に往復回転運動を発生させる渦巻き状バネのヒゲゼンマイと、を有する静電誘導発電器において、前記ヒゲゼンマイの半径方向の最大振幅を規制する規制部を設けたことを特徴とする。
発電器に入る振動が大きくなり、電極間(帯電膜と対向電極間)の回転量が増えすぎた場合に対して、ヒゲゼンマイの規制部を設け、ヒゲゼンマイが拡がり過ぎないように規制するので、ヒゲゼンマイの弾性変形域を超えて変形することがなく、発電器の作動を安定的に行うことができる。
静電誘導現象を利用した発電の原理を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第1実施形態を説明するための斜視図である。 本発明の第1実施形態の規制部を説明するための斜視図である。 本発明の第1実施形態の規制部を説明するための斜視図である。 本発明の第1実施形態の規制部の作動(ヒゲゼンマイが最大振幅)を説明するための平面図である。 本発明の第1実施形態の規制部(ヒゲゼンマイが最小振幅)を説明するための平面図である。 本発明の第1実施形態の回転錘と回転部材の連成的な関連振動を説明するための模式的斜視図である。 本発明の第1実施形態の作動原理を説明するための模式的説明図である。 本発明の第1実施形態の対向電極2と帯電膜3のパターンを示す図である。 本発明の第1実施形態の対向電極2と帯電膜3の別のパターンを示す図である。 本発明の第2実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第3実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第4実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第4実施形態の規制部を説明するための斜視図である。 本発明の第5実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第6実施形態を示す模式的断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。各実施態様について、同一構成の部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
(第1実施形態)
図2は、本発明の第1実施形態を示す模式的断面図である。図3A〜3Cは、本発明の第1実施形態を説明するための斜視図である。図4A、4Bは、本発明の第1実施形態の規制部の作動を説明するための平面図である。図5は、本発明の第1実施形態の回転錘と回転部材の連成的な関連振動を説明するための模式的斜視図である。図6は、本発明の第1実施形態の作動原理を説明するための模式的説明図である。
本実施形態は、腕時計や携帯用電子電気機器などに主に適用できるが、これに限定されるものではない。ハウジングは、腕時計の場合によくつかわれる呼称、すなわち、地板33、下部・上部受け34、35で説明するが、ハウジングは、必ずしも腕時計に限定されるものではなく、携帯用電子電気機器などを含む一般的なハウジングを含むものである。図4に示す地板33では、簡略上円筒形に形成されているが、これに限定されずに様々なパーツを組み込む支持台、ケーシングであっても良い。
まず、第1実施形態の概要から説明する。
第1軸8には回転部材4が固定されている。回転部材4の下面には帯電膜3が配置されている。一方、帯電膜3に対向するように、固定基板1がハウジングの下部受け34に載置固定されており、その表面に対向電極2が配置されて、回転部材4が回転すると、静電誘導発電が引き起こされ、帯電膜3と対向電極2間で発生した電力を出力部(図示せず)に出力する。第1軸8は、下部・上部受け34、35に設けられた上下耐震装置50(ここではパラショック)で軸支されている。なお、ホゾ8’が太い場合には、必ずしも耐震装置を使わずに通常の軸受で軸支しても良い。
回転錘10のボス部11は、上部受け35の下面に設けられた支え板36に、ベアリング16を介して回転自在に設置されている。回転錘10のボス部11には、第1軸8が貫通しているが、回転錘10のボス部11と第1軸8は、相互に独立して回転できるように軸支されている。図3Cに示すように、回転錘10は、半円形であって下面には円筒面10’が形成されている。渦巻き状バネであるヒゲゼンマイ(時計用語)12は、一端が、回転錘10にヒゲ持ち13で固定され、ヒゲゼンマイ12の他端が、第1軸8にヒゲ玉12’によって圧入や加締めで固定されている。回転錘10のボス部11と第1軸8は、相互に独立して回転できるので、回転錘10の低周波振動が、渦巻き状バネのヒゲゼンマイ12を経由して、第1軸8に固定された回転部材4に伝達され回転するようになっている。
すなわち、回転部材4がバネ(ヒゲゼンマイ12)を介して回転錘10と接続した構造となっているので、回転錘10が回転すると、ヒゲゼンマイ12が第1軸8に巻かれ、その反動で回転部材4が回転する。回転錘10に加わる振動は、連成振動に類似した、いわば「連成的な振動」とも呼ぶべきもの(図5、図6参照)であって、回転錘10と回転部材4での相互振動によって、環境振動から得られた低周波の振動をきわめて効率的に利用することができるものである。
本実施形態においては、図3B、3Cに示すように、回転錘10に大きな回転トルクがかかった場合に、ヒゲゼンマイ12の半径方向(極座標での動径方向)の最大振幅を規制する規制部(以下に述べる円筒面10’)を設けたものである。そして、本実施形態は、ヒゲゼンマイが、ある限度以上に変形しないようにする変形防止機構としての規制部を設けた点に特長がある。ヒゲゼンマイ12の外周部が、拡張して円筒面10’(規制部)に当接して図4Aの状態(回転錘10が時計回り)になると、ヒゲゼンマイ12の外周部と回転錘10の円筒面10’との接触面で接触圧が高まり、第1軸8と回転錘10が一体化して回転して、第1軸8は、回転錘10に連れ回りする。逆回転の場合には、図4Bに示されているように巻き締まる方向に回転して、軸径にヒゲゼンマイが巻き締まることで第1軸8とヒゲゼンマイとの接触面における接触圧が高まり、やはり第1軸8は回転錘10に連れ回りするようになる。このように、回転錘10に大きな回転トルクがかかった場合には、ヒゲゼンマイの規制部10’への接触又は軸径への巻き上がりによって、連れ回り回転が発生して、ヒゲゼンマイの弾性変形域を超えて変形することがなくなるという効果を奏する。
すなわち、一定量以上の力(トルク)が回転錘10から加えられると、第1軸8は回転錘10に連れ回りして回転で力が逃げるため、ヒゲゼンマイ12が巻き締まったり、拡がって規制部に衝突しても、限度以上の力を両者の全体回転で逃がすことができるものである。このため、大きなトルクでヒゲゼンマイ12の外周部が、円筒面10’に当接しても、ヒゲゼンマイ12に座屈などの変形が生じない。
さらに、回転錘10と回転部材4の相互間に、いわば「連成的な振動」とも呼ぶべき現象が発生するので、環境振動から得られた低周波の振動を、回転錘10と回転部材4の両者の振動によってきわめて効率的に利用することができる。従って、発電機の向きに依存せず、効率よく発電することが可能になり、回転錘10に加わる空間の全方位方向からの環境振動を発電に活用することもできるので、本実施形態は発電効率に極めて優れたものとなっている。なお、この段落で述べる効果は、本実施形態で規制部の有無にかかわらず奏する効果である。前段に述べたヒゲゼンマイ12の規制部により、限度以上の回転錘からの力を逃がす仕組みは、回転錘10と第1軸8とが相互に動作する連成的な振動を利用した構成にこそ、最大の効果を生むが、連成的な振動による機構に限らず、例えばヒゲゼンマイの一端がヒゲ持ちで固定されるような構成にも有効である。
本実施形態では、回転錘10の下面には円筒面10’が形成されているので、第1軸8の軸方向のスペースを有効活用することができ、薄型の発電器を構成する上で好ましいものである。
上記説明においては、対向電極2を固定基板1に設置し、帯電膜3を回転する回転部材4の下面に配置した場合で説明したが、これに限定されるものではない。帯電膜3と対向電極2を、逆にしてそれぞれ固定基板1と、回転部材4に取り付けて、固定基板1の帯電膜3と、回転部材4の対向電極2を対向させても良い。本実施形態では、第1軸8の細いホゾ8’の保護のため、軸受に耐震装置50を使用しているが、これに限定されることなくその他周知の軸受を使用することもできる。本実施形態では、回転錘10は、ハウジングに軸支しているが、第1軸8にベアリングを介して回転自在に回転錘10を軸支することも可能である。
続いて、本実施形態の詳細について以下に説明する。
本発明で帯電膜として用いられるエレクトレット材料には、帯電しやすい材料を用い、例えばマイナスに帯電する材料としてはシリコン酸化物(SiO2)や、フッ素樹脂材料などを用いる。具体的には一例としてマイナスに帯電する材料として旭硝子製のフッ素樹脂材料であるCYTOP(登録商標)などがある。
さらに、その他にもエレクトレット材料としては、高分子材料としてポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリビニルクロライド(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリビニルデンジフルオライド(PVDF)、ポリビニルフルオライド(PVF)などがあり、無機材料としては前述したシリコン酸化物(SiO2)やシリコン窒化物(SiN)なども使用することができる。その他、周知の帯電膜を使用することができる。
図7は、本発明の第1実施形態の対向電極2と帯電膜3のパターンを示す図である。図8は、本発明の第1実施形態の対向電極2と帯電膜3の別のパターンを示す図である。
帯電膜3(エレクトレット膜)の内面には、負電荷が保持されているので、対向電極2には、静電誘導により正電荷が引き寄せられる。固定基板1に設けられた対向電極2、回転部材4に設けられた帯電膜3は、図7に示すようなパターンであって、中心から等しい角度の放射部2’、3’が等間隔で形成されている。図7のパターンでは、図3Aの斜視図にみられるように、放射部3’、3’相互間はそれぞれ透し孔となっており、放射部2’、2’相互間には電極が設けられていない。帯電膜3は、個別の放射部3’からなるパターンに形成されていて、導電部材の第1軸8に電気接点を介して接続されて出力されている(各放射部3’毎に第1軸8に接続するか、各放射部3’を連結配線後第1軸8に接続するようにしても良い)。回転部材(基板)4が金属の場合には各放射部3’はそれぞれ基板を通じて第1軸8と直接接続される。一方、対向電極も、外周側の電極部から出力が取り出される。両出力端子は、整流回路20に接続している。第1軸8からの電流の取り出し方については、ブラシ電極や軸受部の導電体構成部を利用して回転しながら電気的接続を行えばよい。
回転駆動手段によって、第1軸8に固定された回転部材4が回転すると、エレクトレット膜3と対向電極2間との重なり面積が増減し、対向電極2に引き寄せられる正電荷が増減して、エレクトレット膜と対向電極間に交流電流を発生させる。
対向電極2と帯電膜3間の電流を、出力部として、整流回路20を通し直流変換して、外部に取り出し発電させるものである。
整流回路20は、ブリッジ式であり、4個のダイオードを備え、入力側には、対向電極2と帯電膜3が接続されている。出力側には平滑回路を介して図示しない電源回路が接続されており、前記直流変換された発電電流を図示しない蓄電池に蓄電し、電子機器に電力を供給する。本実施形態における帯電膜および対向電極は放射状にパターニングされていたが、固定基板1、回転部材4に対して相対回動したときに、重なり面積が増減するのであれば、他の形状にパターニングされていても良い。
その他のパターンの一例として、図7の下部に示すパターンとは異なり、図8の下部に示すように固定基板1上の対向電極2の放射部2’を、それぞれ独立させ、とびとびに接続配線した放射部2’を、2端子としてそれぞれ整流回路20の入力側に接続させてもよい。図8の上部の帯電膜3のパターンは、図7の上部の場合と同じであるが、出力端子が不要となっている。(特許文献2を引用補充する。特許文献2の図9、10の実施例参照。)この場合には、静止する固定基板1上の対向電極2のみから電流を取り出せばよいので、回転する回転部材の電気的接続が不要になって便利である。
本実施形態において、回転部材4の固定された第1軸8が、上部軸受部50と下部軸受部50で、回転自在に軸支されている点について、以下に説明する。上部軸受部50と下部軸受部50は、耐震機構を構成する。上下とも同一の部材で構成されているので、上部部軸受部50について述べる。以下の説明では、機械時計に使用される「パラショック」として公知の耐震装置に基づき説明するが、軸受部はこれに限定されるものではなく、その他の周知の耐震装置を利用しても良い。
図2に示す上部軸受部50は、外側の枠体55に、受石座56を収納している。受石座56は枠体55の内部に挿入されて、2つの両側についたバネ片53で支持されている。枠体55の内部底面には、渦巻きばね54の外周側が、受石座56下面で挟むようにして保持されている。渦巻きばね54には穴石52が内周部に一体化して連結している。第1軸8のホゾ8’の端面は、受石座56内部に嵌めこまれた受石51で軸支されている。上部軸受部50、下部軸受部50は、それぞれ上部受け35、下部受け34に嵌め合いなどで、第1軸8の軸方向のガタツキがないように固定されている。
耐震装置としての上部、下部軸受50においては、第1軸8の半径方向の衝撃荷重は、渦巻きばね54及び枠体55の内径部55’で受け、軸方向はバネ片53で受けるようにして機能する。穴石52、受石51はルビーで作られていることが多いが、いずれも耐摩耗性金属材料であっても良い。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態を示す模式的断面図である。
第1実施形態では、ヒゲゼンマイ12を規制する円筒面10’が回転錘10に設置されていたが、本実施形態では、図9に示すように、回転部材4の上面に内面に円筒面10’を有する円筒部材41(規制部)が設置されている。それ以外の構成は、第1実施形態と同じである。
第1実施形態と同様に、第1軸8には回転部材4が固定されている。回転部材4の下面には帯電膜3が配置されている。一方、帯電膜3に対向するように、固定基板1がハウジングの下部受け34に載置固定されており、その表面に対向電極2が配置されて、回転部材4が回転すると、静電誘導発電が引き起こされ、帯電膜3と対向電極2間で発生した電力を出力部に出力する。これとは逆に、帯電膜3と対向電極2は、それぞれ、固定基板1と回転部材4に設置されていても良い。回転錘10のボス部11は、上部受け35の下面に設けられた支え板36に、ベアリング16を介して回転自在に設置されている。回転錘10のボス部11には、第1軸8が貫通しているが、回転錘10のボス部11と第1軸8は、相互に独立して回転できるように軸支されている。
第1実施形態では、円筒面10’は全周の半分であったが、本実施形態では、回転部材4の上面に円筒部材41が設置して、ヒゲゼンマイ12を全周面で囲むことができる。したがって、本実施形態では、ヒゲゼンマイ12を全体的に覆うことができ、規制部としての機能を一層確実なものとして、ヒゲゼンマイの拡がり防止することができる。その他、第1実施形態と同様な効果を有している。
(第3実施形態)
図10は、本発明の第3実施形態を示す模式的断面図である。
本実施形態は、第1実施形態において、第2動力伝達歯車14、第1動力伝達歯車15を介在させて回転部材4に回転錘10の振動を伝達するようにした実施形態である。
図2とは異なり、図10においては、回転部材が固定された軸が、第1軸8であり、回転錘10のボス部11を貫通する軸が第2軸9としている。それに伴い、第2軸9、第1軸8にそれぞれ固定された歯車が、回転錘10の振動の伝達順に、第2動力伝達歯車14、第1動力伝達歯車15となっている。(第2動力伝達歯車14、第1動力伝達歯車15の間にさらに歯車を介在させて歯車列とすることもできる。)
回転錘10のボス部11は、上部受け35の下面に設けられた支え板36に、ベアリング16を介して回転自在に設置されている。回転錘10のボス部11には、第2軸9が貫通している。なお、回転錘10は、支え板36でハウジングに軸支する代わりに、第2軸9にベアリングを介して直接軸支することも可能である。
図10に示すように、回転錘10は、半円形であって下面には円筒面10’(規制部)が形成されている。ヒゲゼンマイ12は、一端が、回転錘10にヒゲ持ち13で固定され、ヒゲゼンマイ12の他端が、第2軸9にヒゲ玉12’によって圧入や加締めで固定されている。回転錘10のボス部11と第2軸9は、相互に独立して回転できるので、回転錘10の低周波振動が、渦巻き状バネのヒゲゼンマイ12を経由して、第2軸9に固定された第2動力伝達歯車14に伝達されるようになっている。回転錘10が回転すると、ヒゲゼンマイ12が第2軸9に巻かれて、その反動で第2動力伝達歯車14が回転する。
第2動力伝達歯車14には、第1動力伝達歯車15が噛合っており、第1動力伝達歯車15が固定されている第1軸8を回転させる。第1軸8には回転部材4が固定されている。回転部材4の下面には帯電膜3が配置されている。一方、帯電膜3に対向するように、固定基板1がハウジングの下部受け34に載置固定されており、その表面に対向電極2が配置されて、回転部材4が回転すると、静電誘導発電が引き起こされ、帯電膜3と対向電極2間で発生した電力を出力部に出力する。これとは逆に、帯電膜3と対向電極2は、それぞれ、固定基板1と回転部材4に設置されていても良い。第1軸8は、下部・上部受け34、35に設けられた上下耐震装置50(ここではパラショック)で軸支されているが、余り細いホゾ8’を使用しない場合には、耐震装置を使わずに第2軸9と同様に通常の軸受で軸支しても良い。
第2動力伝達歯車14は、第1動力伝達歯車15よりも径を大きくすれば、回転錘10の回転(ヒゲゼンマイ12の回転往復振動)を増速させて、第1軸8に伝達することができ、回転部材4が、より高速回転する。このため、取得電力を増加させることができる。第1動力伝達歯車15、第2動力伝達歯車14はフライホールの効果も兼ねている。その他、第1実施形態と同様な効果を有している。
(第4実施形態)
図11は、本発明の第4実施形態を示す模式的断面図である。図12は、本発明の第4実施形態の規制部を説明するための斜視図である。
本実施形態は、第3実施形態と同様に、第2動力伝達歯車14、第1動力伝達歯車15を介在させて回転部材4に回転錘10の振動を伝達するようにした実施形態である。本実施形態では、ヒゲゼンマイの取付け位置が、第1動力伝達歯車15と第1軸8との間に変更されている。第1軸8、第2軸9、第1動力伝達歯車15、第2動力伝達歯車14は、第3実施例と同じである。(第2動力伝達歯車14、第1動力伝達歯車15の間にさらに歯車を介在させて歯車列とすることもできる。)
第2軸9は、ハウジングに対して回転自在に軸支されている。第2軸9の上下端はベアリング16で支持されているが、これに限定されずに図10の第2軸9のように通常の軸受で支持されていても良い。第2軸9には、回転錘10と第2動力伝達歯車14が固定されている。第2動力伝達歯車14には、第1動力伝達歯車15が噛合っており、回転錘10の回転は、第1動力伝達歯車15を回転させる。一方、第3実施形態とは異なり、第1動力伝達歯車15と第1軸8とは、ベアリング16を介してそれぞれ独立して回転自在になっている。
図12に示すように、ヒゲゼンマイ12は、一端が、第1動力伝達歯車15にヒゲ持ち13で固定され、ヒゲゼンマイ12の他端が、第1軸8にヒゲ玉12’によって圧入や加締めで固定されている。第1動力伝達歯車15と第1軸8は、相互に独立して回転できるので、回転錘10の低周波振動が、第2動力伝達歯車14、第1動力伝達歯車15、ヒゲゼンマイ12を経由して、第1軸8に固定された回転部材4に伝達されるようになっている。回転錘10が回転すると、ヒゲゼンマイ12が第1軸8に巻かれて、その反動で回転部材4が回転する。
本実施形態では、第1動力伝達歯車15の下面に、内面に円筒面10’を有する円筒部材151(規制部)が設置されており、ヒゲゼンマイ12を全周面で囲むことができる。したがって、本実施形態では、ヒゲゼンマイ12を全体的に覆うことができ、規制部としての機能を一層確実なものとして、ヒゲゼンマイの拡がり防止することができる。なお、第2実施形態と同様に、回転部材4の上面に円筒部材151を設置して、ヒゲゼンマイ12を全周面で囲むこともできる。また、第1動力伝達歯車15は、円筒部材151の外周とほぼ一致させる方が好ましい。この歯車が、円筒部材151の外周より小さいと構造的に成り立たないし、円筒部材151の外周より歯車が大きすぎると回転錘10からの増速機構が大型になってしまう。
第1軸8に固定された回転部材4の下面には、帯電膜3が配置されている。一方、帯電膜3に対向するように、固定基板1がハウジングの下部受け34に載置固定されており、その表面に対向電極2が配置されて、回転部材4が回転すると、静電誘導発電が引き起こされ、帯電膜3と対向電極2間で発生した電力を出力部に出力する。これとは逆に、帯電膜3と対向電極2は、それぞれ、固定基板1と回転部材4に設置されていても良い。第1軸8は、下部・上部受け34、35に設けられた上下耐震装置50(ここではパラショック)で軸支されているが、通常の軸受で軸支しても良い。
本実施形態においても、第3実施形態と同様に、第2動力伝達歯車14は、第1動力伝達歯車15よりも径が大きくすれば、回転錘10の回転振動を増速させて、第1軸8に伝達することができ、回転部材4が、より高速回転する。このため、取得電力を増加させることができる。第1動力伝達歯車15、第2動力伝達歯車14はフライホールの効果も兼ねている。その他、第1実施形態と同様な効果を有している。
(第5実施形態)
図13は、本発明の第5実施形態を示す模式的断面図である。
第1軸8には回転部材4と回転錘10が固定されている。回転部材4の下面には帯電膜3が配置されている。一方、帯電膜3に対向するように、固定基板1がハウジングの下部受け34に載置固定されており、その表面に対向電極2が配置されて、回転部材4が回転すると、静電誘導発電が引き起こされ、帯電膜3と対向電極2間で発生した電力を出力部に出力する。第1軸8は、下部・上部受け34、35に設けられた上下耐震装置50(ここではパラショック)で軸支されている。
回転錘10は、半円形であって下面には円筒面10’(規制部)が形成されている。ヒゲゼンマイ12は、一端が、地板33又は受けから突き出したブラケット37に設置したヒゲ持ち13で固定され、ヒゲゼンマイ12の他端が、第1軸8にヒゲ玉12’によって圧入や加締めで固定されている。回転錘10の振動でヒゲゼンマイ12をたわませて、回転部材4の回動振幅を大きくさせ、発電効率を向上させるものである。本実施形態においては、回転錘10に大きな回転トルクがかかった場合に、ヒゲゼンマイ12の半径方向の最大振幅を規制する規制部としての円筒面10’を設けているので、ヒゲゼンマイ12の外周部が拡張した場合、円筒面10’に当接して回転が規制される。この構成は、図4A、4Bと同様である。これによって、発電器に入る振動が大きくなり回転部材4の回転量が増えすぎた場合、ヒゲゼンマイの弾性変形域を超えて変形することが防止される。
(第6実施形態)
図14は、本発明の第6実施形態を示す模式的断面図である。
第6実施形態は、第5実施形態では、ヒゲゼンマイ12を規制する円筒面10’が回転錘10に設置されていたが、第6実施形態では、図14に示すように、回転部材4の上面に、内面に円筒面10’を有する円筒部材41(規制部)が設置されている。そして本実施形態では、回転部材4に回転錘42が一体化して組み込まれている。それ以外の構成は、第5実施形態と同じであり、効果も同様である。第5実施形態の回転部材4と回転錘10とが別体の場合に、図9のように回転部材4の上面に円筒部材41を設置してヒゲゼンマイ12を規制しても良い。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的構成はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。また、以上の各実施形態における規制部の円筒面10’は、必ずしも連続的に構成された円筒面に限定されることなく、非連続的に構成されて全体として円筒面(全周の一部分であってもよい)を構成するような場合(例えば、多数のピンや突部で仮想円筒面を構成する場合等)も、本明細書における円筒面に含まれるものである。
1 固定基板
2 対向電極
3 帯電膜
4 回転部材
8 第1軸
9 第2軸
14 第2動力伝達歯車
15 第1動力伝達歯車

Claims (14)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに対して回転自在な回転錘と、
    前記ハウジングに対して回転自在な回転部材と、
    前記ハウジングに固定された固定基板と、
    前記回転部材と前記固定基板の両者のいずれか一方に設置された帯電膜と、前記両者のうちの他方に、前記帯電膜に対向して設置された対向電極と、
    前記帯電膜と前記対向電極間で発生した電力を出力する出力部と、
    前記回転部材に往復回転運動を発生させる渦巻き状バネのヒゲゼンマイと、を有する静電誘導発電器において、
    前記ヒゲゼンマイの半径方向の最大振幅を規制する規制部を設けたことを特徴とする静電誘導発電器。
  2. 前記回転部材が固定され、前記ハウジングに軸支された第1軸をさらに有し、
    前記回転錘は、前記回転錘のボス部において、ベアリングによって前記ハウジングに軸支されるとともに、前記第1軸に相対回転自在に嵌合し、
    前記ヒゲゼンマイの一端が前記回転錘に固定され、前記ヒゲゼンマイの他端が前記第1軸に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の静電誘導発電器。
  3. 前記規制部は、前記ヒゲゼンマイの半径方向に設けられた、円筒面であることを特徴とする請求項2に記載の静電誘導発電器。
  4. 前記円筒面が、前記回転錘に設けられたことを特徴とする請求項3に記載の静電誘導発電器。
  5. 前記円筒面が、前記回転部材に設けられたことを特徴とする請求項3に記載の静電誘導発電器。
  6. 前記回転部材が固定されて、前記ハウジングに軸支された第1軸と、
    前記回転錘のボス部が相対回転自在に嵌合するとともに、前記ハウジングに対して回転自在に軸支された第2軸と、
    第1軸に固定された第1動力伝達歯車と、前記第2軸に固定された第2動力伝達歯車と、をさらに有し、
    前記第1動力伝達歯車と前記第2動力伝達歯車が、直接又は他の歯車を介して噛合う歯車列を構成し、
    前記ヒゲゼンマイの一端が前記回転錘に固定され、前記ヒゲゼンマイの他端が前記第2軸に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の静電誘導発電器。
  7. 前記ボス部は、前記ハウジング又は前記第2軸に、ベアリングを介して軸支されたことを特徴とする請求項6に記載の静電誘導発電器。
  8. 前記規制部は、前記ヒゲゼンマイの半径方向に設けられた、円筒面であって、前記円筒面が、前記回転錘に設けられたことを特徴とする請求項6又は7に記載の静電誘導発電器。
  9. 前記回転部材が固定されて前記ハウジングに軸支された第1軸と、前記回転錘が固定されて前記ハウジングに軸支された第2軸と、
    前記第1軸にベアリングを介して相対回転自在に嵌合された第1動力伝達歯車と、前記第2軸に固定された第2動力伝達歯車と、をさらに有して、
    前記第1動力伝達歯車と前記第2動力伝達歯車が、直接又は他の歯車を介して噛合う歯車列を構成し、
    前記ヒゲゼンマイの一端が前記第1動力伝達歯車に固定され、前記ヒゲゼンマイの他端が前記第1軸に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の静電誘導発電器。
  10. 前記規制部は、前記ヒゲゼンマイの半径方向に設けられた、円筒面であって、前記円筒面が、前記第1動力伝達歯車に設けられたことを特徴とする請求項9に記載の静電誘導発電器。
  11. 前記第2動力伝達歯車に対して前記第1動力伝達歯車が増速回転するように歯車列が構成されたことを特徴とする請求項6から10のいずれか1項に記載の静電誘導発電器。
  12. 前記回転部材と前記回転錘が固定されて、前記ハウジングに軸支された第1軸をさらに有し、
    前記ヒゲゼンマイの一端が前記ハウジングに固定され、前記ヒゲゼンマイの他端が前記第1軸に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の静電誘導発電器。
  13. 前記回転部材と前記回転錘が一体化されたことを特徴とする請求項12に記載の静電誘導発電器。
  14. 前記規制部は、前記ヒゲゼンマイの半径方向に設けられた、円筒面であって、前記円筒面が、前記回転錘に設けられたことを特徴とする請求項12又は13に記載の静電誘導発電器。
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