JP2011078214A - 発電装置および発電機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、装置全体の小型化を図ることができるとともに、効率良く発電することができる発電装置および発電機器を提供する。
【解決手段】回転錘15の両面に第1および第2の発電機構HD1,HD2をそれぞれ設けている。これら第1および第2の発電機構HD1,HD2を構成している第1および第3の各電極35、55、この第1および第3の各電極35、55とこれに対応して設けられている第2および第4の各電極36、56、電荷を保持しているエレクトレット膜37、57が、回転錘15の回転に伴って、相対的に回転すると、この回転により、当該エレクトレット膜37に電荷の変化が生じ、この電荷の変化を電気エネルギーとして取り出して蓄電池に蓄電する。このようにして、回転する回転錘15の両面に配置された第1および第2の各発電機構HD1,HD2により同時並行的に発電を行い、効率の良い蓄電が可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、静電誘導を利用した発電装置および発電機器に関する。
従来、回転の運動エネルギーを発電機において電気エネルギーに変換して、発生した電気エネルギーを使用又は二次電池等に蓄積する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、単に腕の動き等で入力された運動エネルギーを電気エネルギーに変換するのみでは十分な電気エネルギーを生み出すことは難しく、安定的に電力を供給する手段として用いることは困難であった。
この点、運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電装置として、静電誘導を利用した発電装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この発電装置は、電荷を保持する電荷保持部材であるエレクトレット電極が複数配列された固定基板と、複数の可動電極が設けられた可動基板とを、互いに対向させて配置し、この状態で外部振動を受けると、可動基板がその平面方向における任意の方向に移動し、エレクトレット電極と可動電極とが相対運動して、エレクトレット電極と可動電極との間の誘導電荷量を変化させることにより、発電するように構成されている。
これによれば、単に運動エネルギーを電気エネルギーに変換する場合と比較して、効率よく電気エネルギーを生み出すことができる。
特開平9−182305号公報 特開2008−86190号公報
しかしながら、特許文献2に記載されている発電装置では、固定基板と可動基板との相対的な機械運動エネルギーを電気エネルギーに変換する構造であるから、外部振動を受けた際に、固定基板に対して可動基板をその平面方向における任意の方向に移動させるために、可動基板の4辺をそれぞればね部材などで保持する必要があるほか、固定基板に対して可動基板を一定間隔に保った状態で面方向に平行移動させるために、可動基板をガイドするためのガイド部材が必要となり、このため構造が複雑になると共に、装置全体の小型化を図ることができないという問題がある。
また、例えば発電装置を腕時計のように身に付けるものに適用する場合には、発電装置に伝わる動き(入力される運動エネルギー)が小さいものである場合も多く、その場合には機器を動作させるのに充分な電気エネルギーを発生させることができないとの問題もある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、発電のために必要な、または充分な電気エネルギーを発生させることができ、かつ、簡単な構造で、装置全体の小型化を図ることができるとともに、効率良く発電することができる発電装置および発電機器を提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発電装置は、
回転力を発生させる板状の回転体と、
この板状の回転体の両面にそれぞれ設けられた第1および第2の各発電機構を備えており、
前記第1および第2の各発電機構は、第1および第3の各電極と、これらの第1および第3の各電極と対向する位置にそれぞれ設けられた第2および第4の各電極と、前記第1および第3の各電極及び前記第2および第4の各電極のいずれか一方に設けられた電荷保持体とを備え、前記第1および第3の各電極と前記第2および第4の各電極との相対的な回転により前記電荷保持体に電荷の変化を生じさせて、この電荷の変化を電気エネルギーとして取り出すようにしたことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発電装置であって、
前記第1および第2の各発電機構により取り出した電気エネルギーを蓄える蓄電手段を備えていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発電装置であって、
前記第1の電極及び前記第2の電極は、複数の電極片が一定間隔で放射状に配列された放射状の電極であることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発電装置であって、
前記回転体は、外部からの刺激に応じて回転する回転錘であることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発電機器は、
請求項1に記載の発電装置と、
この発電装置を設けた機器ケースと、備えていることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発電機器であって、
前記機器ケースは、使用者の身体に装着される本体ケースであり、
前記回転体は、前記本体ケースの振動により回転される回転錘であることを特徴としている。
この発明によれば、外部振動等によって回転する回転体の両面に配置された第1および第2の各発電機構により同時並行的に発電を行うことができる。このため、構造が簡単で、装置全体の小型化を図ることができるとともに、回転体の回転力が小さい場合でも、効率良く発電することができるとの効果を奏する。
本発明に係る発電装置を電子腕時計に適用した第1の実施形態を示した断面図である。 図1の電子腕時計において裏蓋を取り外した状態を示した拡大底面図である。 図2の時計モジュールを示した拡大斜視図である。 図1の一点鎖線部分を示した拡大図である。 図1の回転錘を示した拡大平面図である。 図2の時計モジュールにおいて回転錘を取り外した状態を示した拡大底面図である。 図1の電子腕時計の裏蓋を上方から見た拡大平面図である。 (a)は、第1の電極を示した平面図であり、(b)は、第2の電極を示した平面図であり、(c)は、第1の電極、第2の電極及びエレクトレット膜の積層状態を示した側面図である。 第1の電極、第2の電極及びエレクトレット膜の積層状態を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態における発電装置の回路構成を示した図である。 第2の実施形態における時計モジュールを示した拡大斜視図である。 図11の回転錘を示した拡大斜視図である。 図12の回転錘を上方から見た拡大平面図である。 図11の時計モジュールにおいて回転錘を取り外した状態を示した拡大底面図である。 第2の実施形態における電子腕時計の裏蓋を上方から見た拡大平面図である。 本実施形態の一変形例における時計モジュールを示した拡大斜視図である。 図16の回転錘を上方から見た拡大平面図である。 図16の時計モジュールにおいて回転錘を取り外した状態を示した拡大底面図である。 本実施形態の一変形例における電子腕時計の裏蓋を上方から見た拡大平面図である。 本実施形態の一変形例における第1の電極、第2の電極及びエレクトレット膜の積層状態を模式的に示した断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下では、本発明に係る発電装置を、腕時計型のアナログ時計(以下「電子腕時計」という。)に適用した場合について説明するが、本発明を適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
[第1の実施の形態]
まず、図1から図10を参照しつつ、本発明にかかる発電装置及びこれを備える発電機器としての電子腕時計の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における発電装置を備える電子腕時計の断面図である。
この実施形態において電子腕時計100は、電気的な駆動により指針8(例えば、秒針、分針、時針)を回転させて時刻を表示するものである。
この電子腕時計100は、中空の短柱形状に形成された本体ケース(機器ケース)1を備えている。
本体ケース1には、例えば時計の12時方向側端部及び6時方向側端部にあたる両端部に、時計バンド2aが取り付けられるバンド取付部2が形成されている。
図1に示すように、本体ケース1の表面側(視認側:図1において上側)の開口部には、見切り部材3が本体ケース1の上部外周に沿って配設され、防水リング3aを介して取り付けられている。
この見切り部材3の上部開口部には、透明なガラス等の材料で形成された風防ガラス4が、パッキン4aを介して取り付けられており、これにより、本体ケース1の表面側開口部は、風防ガラス4によって閉塞されている。
また、本体ケース1の裏面側(図1において下側)の開口部には、この本体ケース1に係合され裏面側開口部を閉塞する裏蓋部材5が、防水リング5aを介して取り付けられている。
また、この本体ケース1の内部には、例えば樹脂等によって形成されたハウジング7が設けられている。ハウジング7の内部には、指針8を運針させる時計ムーブメント(図示せず)や各種電子部品(図示せず)を実装した回路基板9(図2等参照)等が配置されている。時計ムーブメントは回路基板9と電気的に接続されている。
本実施形態において、ハウジング7及びこれに収納配置される時計ムーブメント、回路基板9等により時計モジュールが構成されている。
風防ガラス4の下方(図1において下側)であって風防ガラス4とハウジング7との間には、ほぼ円形の薄板状に形成された文字板10が配置されている。
文字板10のほぼ中央部には、図示しない貫通孔が設けられている。そして、この貫通孔には時計ムーブメントの内部機構側から前面側(風防ガラス4の設けられている側:図1において上側)に向けて、時計ムーブメントを構成する指針軸11が挿通されており、この指針軸11における文字板10の上に突出した上端部には、秒針、分針、時針などの指針8が取り付けられている。電子腕時計100は、指針軸8が回転することにより指針8が文字板10の上方を運針し、これにより、時刻を指示するように構成されている。
図2は、本実施形態における電子腕時計100を裏蓋5の側から、裏蓋5を外した状態で見た図であり、図3は、本体ケース1から取り出した時計モジュールの斜視図である。
図2に示すように、時計モジュールのハウジング7内には、電荷を蓄電して電子腕時計100の各部に電力を供給する蓄電手段である蓄電池12が保持されているとともに、アンテナ13が設けられている。
ハウジング7の下面側(図2では表面側)には、図2及び図3に示すように、ハウジング7の下面に対面して回転する第1の回転体である回転錘15が設けられている。なお、ハウジング7の下面側に平板状の基板である地板を配置して、回転錘15がこの地板に対面して回転するように構成してもよい。
図4は、図1における一点鎖線部分の拡大図である。
回転錘15は、導電性を有する金属からなり、図1から図4に示すように、その中心部がハウジング7に取り付けられた固定軸17に、ベアリング18を介して取り付けられている。
すなわち、固定軸17は、図1及び図4に示すように、回転錘15の中心部に設けられた軸孔17a(図2参照)を通して、ハウジング7に埋め込まれたナット部7a(図4参照)に螺着されることにより、ハウジング7に取り付けられている。回転錘15には、その中心部の軸孔17aに対応してベアリング18が設けられている。そして、回転錘15は、このベアリング18が固定軸17に対して回転自在に取り付けられることにより、ハウジング7の下面に対して常に一定間隔を保った状態で、固定軸17を中心に回転するように構成されている。
この場合、固定軸17とナット部7aとは、導電性を有する金属からなり、このナット部7aがハウジング7内に配置された回路基板9と電気的に接続されている。これにより、回転錘15は、固定軸17およびナット部7aを介して回路基板9と電気的に接続されている。なお、固定軸17は、時計ムーブメントの指針軸8と同一軸上に配置されているが、必ずしも指針軸8と同一軸上に配置される必要はない。
図5は、回転錘を上方(図4における上側)から見た拡大平面図である。
また、この回転錘15は、図2、図3及び図5に示すように、小径の円形部20と、この小径の円形部20よりも大径でほぼ半円弧状に形成された半円弧部21とを備えている。小径の円形部20には、その中心部に固定軸17が挿入する軸孔17aが設けられている。半円弧部21は、その外周部に錘部21a(図3参照)が設けられた状態で、小径の円形部20の外周部に一体に形成されている。これにより、回転錘15は、使用者の腕振り動作などにより外部振動等を受けると、半円弧部21の錘部21aによる慣性によって固定軸17を中心に回転するように構成されている。
回転錘15の上面(図4において下側の面)には、図4及び図8(c)に示すように、円盤状の第1の電極35が設けられている。本実施形態において、回転錘15は、第1の電極35を備える板状の回転体である。なお、この第1の電極35は、図9に示すように、絶縁膜38を介して設けられている。
図8(a)に示すように、第1の電極35は、導電性を有する金属からなり、回転錘15の回転中心部である固定軸17から放射状に形成された放射状部35aを備えている。
この放射状部35aは、図8(a)に示すように、回転錘15上に多数の電極片35bが一定間隔で放射状に配列された構成になっている。すなわち、この放射状部35aは、多数の電極片35bがほぼ一定の幅で放射方向に向けて細長く形成されていると共に、互いに隣接する各電極片35bが一定間隔の隙間をもって配列されている。
また、この放射状部35aは、多数の電極片35bがその内周端と外周端とにおいてすべて接続された状態で、固定軸17と電気的に接続されている。これにより、第1の電極35は、例えば固定軸17に沿って設けられた接続部材(図示せず)を介して回路基板9と電気的に接続されている。接続部材としては、例えばコイルばね等が適用できるが、これに限定されない。
一方、ハウジング7内であって、回転錘15における第1の電極35の設けられている面に対向する位置には、図4及び図8(c)に示すように、円盤状の第2の電極36が設けられている。なお、図9に示すように、この第2の電極36は絶縁膜39を介して設けられている。
第2の電極36は、回転錘15の回転中心部である固定軸17から放射状に形成された放射状部36aを備えている。
この放射状部36aは、図8(b)に示すように、多数の電極片36bが一定間隔で放射状に配列された構成になっている。すなわち、この放射状部36aは、多数の電極片36bがほぼ一定の幅で放射方向に向けて細長く形成されていると共に、互いに隣接する各電極片36bが一定間隔の隙間をもって配列されている。
また、この放射状部36aは、多数の電極片36bがその内周端と外周端とにおいてすべて接続された状態で、裏面側に導かれ図示しない端子を介して回路基板9と電気的に接続されている。また、この各電極片36b上には、図4及び図8(c)に示すように、電荷保持体であるエレクトレット膜37が形成されている。このエレクトレット膜37は、半永久的な電荷をもつ絶縁体であり、フロロカーボン樹脂やアモルファスフッ素樹脂などの電荷保持材料からなっている。
このエレクトレット膜37として使用可能な電荷保持材料は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリビニルクロライド(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、ポリビニルデンジフルオライド(PVDF)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体(ECTFE)、およびポリビニルフルオライド(PVF)のような高分子電荷保持材料、またはシリコン酸化物(SiO2)およびシリコン窒化物(SiN)のような無機電荷保持材料である。
本実施形態において、回転力を発生させる板状の回転体である回転錘15の両面には、それぞれ第1の発電機構HD1および第2の発電機構HD2が設けられている。
第1の発電機構HD1は、回転錘15の表面側(図1において上側)に設けられている第1の電極35と、第1の電極35と対向するように配置された第2の電極36と、第2の電極36に設けられた電荷保持体としてのエレクトレット膜37とにより構成されている。また、第2の発電機構HD2は、回転錘15の裏面側(図1において下側)に設けられている第3の電極55と、第3の電極55と対向するように配置された第4の電極56と、第4の電極56に設けられた電荷保持体としてのエレクトレット膜57とにより構成されている。
第1の発電機構HD1は、第1の電極35と第2の電極36との相対的な回転により、第2の電極36に設けられた電荷保持体としてのエレクトレット膜37に電荷の変化を生じさせて、この電荷の変化を電気エネルギーとして取り出すようになっている。同様に、第2の発電機構HD2は、第3の電極55と第4の電極56との相対的な回転により、第4の電極56に設けられた電荷保持体としてのエレクトレット膜57に電荷の変化を生じさせて、この電荷の変化を電気エネルギーとして取り出すようになっている。
なお、電荷保持体としてのエレクトレット膜37,57は、第2の電極36、第4の電極56に設けられている場合に限定されず、第1の電極35、第3の電極55に設けられていてもよい。
そして、本実施形態では、板状の回転体である回転錘15と、第1の発電機構HD1と、第2の発電機構HD2とにより発電装置HSが構成されている。
この発電装置HSは、板状の回転体である回転錘15が回転すると、回転錘15の表面側(図1において上側)に設けられた第1の電極35がハウジング7側に設けられた第2の電極36に対して相対的に回転移動する。
同様に、回転錘15の裏面側(図1において下側)に設けられた第3の電極35がハウジング7側に設けられた第4の電極36に対して相対的に回転移動する。
これにより、第2の電極36の多数の電極片36b上に形成されたエレクトレット膜37と第1の電極35の多数の電極片35bとが相対的に移動して、第1の電極35と第2の電極36のエレクトレット膜37との間の誘導電荷量が変化することにより、発電する。
また、第4の電極56の多数の電極片56b上に形成されたエレクトレット膜57と第3の電極55の多数の電極片55bとが相対的に移動して、第3の電極55と第4の電極56のエレクトレット膜57との間の誘導電荷量が変化することにより、発電するように構成されている。
すなわち、第2電極36のエレクトレット膜37と第1電極35とが相対的に移動すると、静電誘導によりエレクトレット膜37側の電荷が対向する第1電極35側に流れることにより、回転力が電気エネルギーに変換され、発電が行なわれる。
また、第4電極56のエレクトレット膜57と第3の電極55とが相対的に移動すると、静電誘導によりエレクトレット膜57側の電荷が対向する第3の電極55側に流れることにより、回転力が電気エネルギーに変換され、発電が行なわれる。
第1の発電機構HD1及び第2の発電機構HD2において発電された電気エネルギーは蓄電池12に蓄えられるようになっている。
なお、放射状に複数の電極片35b,36b,55b,56bを設けることにより、第1の電極35と第2の電極36及びエレクトレット膜37とを相対的に移動させたとき、及び、第3の電極55と第4の電極56及びエレクトレット膜57とを相対的に移動させたときに、電極片55b,56bの重なり合いの面積変化の周波数を大きくすることができ、発電効率を向上させることができる。
次に、この発電装置HSの回路構成について、図10に示された原理的な図を参照して説明する。
この発電装置HSにおいては、第1の電極35及び第3の電極55が第1、第2の各整流器40、41に接続され、第2の電極36及び第4の電極56が第3、第4の各整流器42、43に接続されている。第1整流器40は蓄電池12の正極(+)に接続され、第2整流器41は蓄電池12の負極(−)に接続され、第3整流器42は蓄電池12の正極(+)に接続され、第4整流器43は蓄電池12の負極(−)に接続された構成になっている。
この場合、第1整流器40と第4整流器43とは、第1の電極35や第3の電極55が第2の電極36や第4の電極56に対して一方向(例えば、時計回り方向)に回転移動した際に、電荷を蓄電池12に蓄えるように電流の流れを整流するように構成されている。また、第2整流器41と第3整流器42とは、第1の電極35や第3の電極55が第2の電極36や第4の電極56に対して逆方向(例えば、反時計回り方向)に回転移動した際に、電荷を蓄電池12に蓄えるように電流の流れを整流するように構成されている。
また、蓄電池12には過充電防止回路45が接続されており、蓄電池12の電圧が所定値以上となったときに蓄電池12への電力供給が止まるように構成されている。
次に、この電子腕時計を腕に取り付けて使用する場合について説明する。
例えば、腕を振って歩く場合のように電子腕時計100を軽く振った場合には、腕の振りに応じて回転錘15がハウジング7に対して一定間隔を保って回転する。このとき、回転板15は、小径の円形部20の外周部に設けられた半円弧部21の錘部21aによる慣性によって回転するが、必ずしも1回転(360°の角度回転)せず、腕の振りによる慣性力に応じた角度範囲で揺動する。このため、回転板15は例えば時計周りに所定の角度回転した後、反時計回りに所定の角度回転し、この動作を繰り返すことにより、発電を繰り返して蓄電池34に蓄電する。
すなわち、回転板15が時計周りに所定角度回転するときには、第2の電極36の多数の電極片36b上に形成されたエレクトレット膜37と第1の電極35の多数の電極片35bとが相対的に移動する。また、第4の電極56の多数の電極片56a上に形成されたエレクトレット膜57と第3の電極55の多数の電極片55bとが相対的に移動する。これにより、第2の電極36の多数のエレクトレット膜37と第1の電極35の多数の電極片35bとの間の誘導電荷量及び第4の電極56の多数のエレクトレット膜57と第3の電極55の多数の電極片55bとの間の誘導電荷量が変化することにより、発電を行ない、蓄電池12に蓄電する。
また、回転板15が反時計周りに所定の角度回転するときにも、第2の電極36の多数の電極片36b上に形成されたエレクトレット膜37と第1の電極35の多数の電極片35bとが相対的に移動する。また、第4の電極56の多数の電極片56a上に形成されたエレクトレット膜57と第3の電極55の多数の電極片55bとが相対的に移動する。これにより、第2の電極36の多数のエレクトレット膜37と第1の電極35の多数の電極片35bとの間の誘導電荷量及び第4の電極56の多数のエレクトレット膜57と第3の電極55の多数の電極片55bとの間の誘導電荷量が変化することにより、発電を行ない、蓄電池12に蓄電する。
一方、電子腕時計100が取り付けられた腕を曲げて上下方向に速く動かした場合には、回転板15が小径の円形部20の外周部に設けられた半円弧部21の錘部21aによる慣性によって同じ方向(時計方向または反時計方向)に連続して回転する。このときには、多数のエレクトレット膜37を備えた第2の電極36と多数のエレクトレット膜57を備えた第4の電極56とが円形部20の表裏にそれぞれ設けられているので、第2の電極36の多数のエレクトレット膜37と第1の電極35の多数の電極片35b、及び第4の電極56の多数のエレクトレット膜57と第3の電極55の多数の電極片55bとが常に対向して相対的に回転移動する。これにより、第2の電極36の多数のエレクトレット膜37と第1の電極35の多数の電極片35bとの間の誘導電荷量及び第4の電極56の多数のエレクトレット膜57と第3の電極55の多数の電極片55bとの間の誘導電荷量を変化させるので、連続して発電を行ない、蓄電池12に蓄電する。
以上のように、本実施形態によれば、回転力を発生させる板状の回転体である回転錘15の表面側(図1における上側)に第1の電極35と第2の電極36とエレクトレット膜37とで構成される発電機構HD1を配置し、回転錘15の裏面側(図1における下側)に第3の電極55と第4の電極56とエレクトレット膜57とで構成される発電機構HD2を配置しているため、回転錘15が回転することにより、2つの発電機構HD1,HD2が同時に発電を行うことができる。このため、わずかな腕の動き等でも効率よく電気エネルギーを取り出すことが可能となる。
また、発電機構HD1,HD2により取り出した電気エネルギーを蓄える蓄電手段として蓄電池12を備えているため、腕の動き等がなく電気エネルギーを取り出すことができないときでも、蓄電池12に蓄えられた電気エネルギーにより発電機器しての電子腕時計100の各部を動作させることができる。
また、第1の電極35、第2の電極36、第3の電極55、及び第4の電極56は、複数の電極片35b,36b,55b,56bが一定間隔で放射状に配列された放射状の電極であるため、第1の電極35と第2の電極36及びエレクトレット膜37とを相対的に移動させたとき、及び第3の電極55と第4の電極56及びエレクトレット膜57とを相対的に移動させたときに、電極片35b,36b,55b,56bの重なり合いの面積変化の周波数を大きくすることができ、発電効率を向上させることができる。
また、第1の回転体が、外部からの振動等に応じて回転する回転錘15であるため、日常の腕の動き等により機械的に発電させて、蓄電池12への蓄電を行うことができる。
[第2の実施の形態]
次に、図11から図15を参照しつつ、本発明に係る発電装置の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、回転錘の構成が第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図11は、本実施形態に係る発電装置を適用した電子腕時計の時計モジュールを示す斜視図であり、図12及び図13は、本実施形態における回転錘15を示した図である。また、図14は、図11の時計モジュールから回転錘15を取り外した上体を示す平面図であり、図15は、本実施形態における裏蓋を上方から見た平面図である。
図12及び図13に示すように、本実施形態では、回転錘15の半円弧部21の表面側に第1の電極61が設けられ、回転錘15の半円弧部21の裏面側(図11において表面)に第3の電極81が設けられている。第1の電極61及び第3の電極81は、それぞれ多数の電極片61b,81bが一定間隔で放射状に配列された放射状部61a,81aを備えている。
また、ハウジング7の下面(図14において表面)であって、第1の電極61に対応する位置には、第2の電極71が設けられている。第2の電極71は、多数の電極片71bが一定間隔で放射状に配列された放射状部71aを備えている。また、この第2の電極71に表面には図示しないエレクトレット膜が設けられている。
また、図15に示すように、裏蓋5に配置された基板51の上であって第3の電極81に対応する位置には、第4の電極91が設けられている。第4の電極91は、多数の電極片91bが一定間隔で放射状に配列された放射状部91aを備えている。また、この第4の電極91に表面には図示しないエレクトレット膜が設けられている。
本実施形態において、発電装置は、板状の回転体である回転錘15の表面側(図11において下側)に配置された第1の電極61、これに対応する第2の電極71及びエレクトレット膜で構成される発電機構と、回転錘15の裏面側(図11において上側)に配置された第3の電極81、これに対応する第4の電極91及びエレクトレット膜で構成される発電機構との2つの発電機構を備えている。
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、同一部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、この電子腕時計を腕に取り付けて使用する場合について説明する。
例えば、腕を振って歩く場合のように電子腕時計を軽く振った場合には、腕の振りに応じて回転錘15がハウジング7に対して一定間隔を保って回転する。このとき、回転板15は、小径の円形部20の外周部に設けられた半円弧部21の錘部21aによる慣性によって回転するが、必ずしも1回転(360°の角度回転)せず、腕の振りによる慣性力に応じた角度範囲で揺動する。このため、回転板15は例えば時計周りに所定の角度回転した後、反時計回りに所定の角度回転し、この動作を繰り返すことにより、発電を繰り返して蓄電池34に蓄電する。
すなわち、回転板15が時計周りに所定角度回転するときには、第2の電極71の多数の電極片71b上に形成されたエレクトレット膜と第1の電極61の多数の電極片61bとが相対的に移動する。また、第4の電極91の多数の電極片91a上に形成されたエレクトレット膜と第3の電極81の多数の電極片81bとが相対的に移動する。これにより、第2の電極71の多数のエレクトレット膜と第1の電極61の多数の電極片61bとの間の誘導電荷量及び第4の電極91の多数のエレクトレット膜と第3の電極81の多数の電極片81bとの間の誘導電荷量が変化することにより、発電を行ない、蓄電池12に蓄電する。
また、回転板15が反時計周りに所定の角度回転するときにも、第2の電極71の多数の電極片71b上に形成されたエレクトレット膜と第1の電極61の多数の電極片61bとが相対的に移動する。また、第4の電極91の多数の電極片91a上に形成されたエレクトレット膜と第3の電極81の多数の電極片81bとが相対的に移動する。これにより、第2の電極71の多数のエレクトレット膜と第1の電極61の多数の電極片61bとの間の誘導電荷量及び第4の電極91の多数のエレクトレット膜と第3の電極81の多数の電極片81bとの間の誘導電荷量が変化することにより、発電を行ない、蓄電池12に蓄電する。
一方、電子腕時計が取り付けられた腕を曲げて上下方向に速く動かした場合には、回転板15が小径の円形部20の外周部に設けられた半円弧部21の錘部21aによる慣性によって同じ方向(時計方向または反時計方向)に連続して回転する。このときには、多数のエレクトレット膜を備えた第2の電極71と多数のエレクトレット膜を備えた第4の電極91とが半円弧部21の表裏にそれぞれ設けられているので、第2の電極71の多数のエレクトレット膜と第1の電極61の多数の電極片61b、及び第4の電極91の多数のエレクトレット膜と第3の電極81の多数の電極片81bとが常に対向して相対的に回転移動する。これにより、第2の電極71の多数のエレクトレット膜と第1の電極61の多数の電極片61bとの間の誘導電荷量及び第4の電極91の多数のエレクトレット膜と第3の電極81の多数の電極片81bとの間の誘導電荷量を変化させるので、連続して発電を行ない、蓄電池12に蓄電する。
以上のように、本実施形態によれば、回転力を発生させる板状の回転体である回転錘15の表面側(図11における上側)に第1の電極61と第2の電極71とエレクトレット膜とで構成される発電機構を配置し、回転錘15の裏面側(図11における下側)に第3の電極81と第4の電極91とエレクトレット膜とで構成される発電機構を配置しているため、回転錘15が回転することにより、2つの発電機構が同時に発電を行うことができる。このため、わずかな腕の動き等でも効率よく電気エネルギーを取り出すことが可能となる。
なお、第1の実施形態では、回転錘15の円形部20の表裏に第1の電極35及び第3の電極55がそれぞれ設けられている場合を例示し、第2の実施形態では、回転錘15の半円弧部21の表裏に第1の電極61及び第3の電極81がそれぞれ設けられている場合を例示したが、第1の電極35,61及び第3の電極55,81が設けられる位置はこれに限定されない。
例えば、図16及び図17に示すように、回転錘15の円形部20の表裏に第1の電極35及び第3の電極55を設けるとともに、半円弧部21の表裏にも第1の電極61及び第3の電極81を設けてもよい。この場合には、図18に示すように、ハウジング7の上の第1の電極35に対応する位置に、第2の電極36及びこれに重ね合わされているエレクトレット膜を設け、第1の電極61に対応する位置に、第2の電極71及びこれに重ね合わされているエレクトレット膜を設ける。また、図19に示すように、裏蓋5の上の基板51上であって第3の電極55に対応する位置に、第4の電極56及びこれに重ね合わされているエレクトレット膜を設け、第3の電極81に対応する位置に、第4の電極91及びこれに重ね合わされているエレクトレット膜を設ける。
このように、回転錘15の円形部20、半円弧部21の双方に発電機構を配置することにより、発電機構の面積を広く取ることができ、より効率的に発電を行うことができる。そしてこれにより、より多くの電気エネルギーを蓄電池12に蓄電することが可能となる。
また、上記各実施形態では、回転体である回転錘15の表裏両側に発電機構をそれぞれ備える発電装置を1つ備える構成としたが、例えば、図20に示すように、1つの発電機器の中に、表裏両側に発電機構を備える回転錘15を2つ備え、2つの発電装置を備える構成としてもよい。このような構成とした場合には、発電装置による発電量をより多くすることができる。
また、上記各実施形態では、第1の電極35,61及び第3の電極36,81が、回転体である回転錘15の表裏の形状に沿った形状、範囲、大きさのものである場合を例示したが、第1の電極35,61及び第3の電極36,81を設ける範囲、大きさ、形状等はこれに限定されない。例えば、第1の電極35,61及び第3の電極36,81として回転錘15の表面積よりも大きな表面積を有するものを設けてもよい。
また、本実施形態では、回転錘15が回転体である場合を例として説明したが、回転体は回転錘15に限定されない。例えば、歯車等のように、回転力を加えることにより回転するものを回転体とし、その回転力を発電機構において電気エネルギーに変換する構成としてもよい。
すなわち、この場合には、歯車の両面に第1の電極及び第3の電極を設け、第1の電極に対応する位置に第2の電極、第3の電極に対応する位置に第4の電極を配置する構成とする。
また、上述した各実施形態では、固定側に位置する第2電極36,81、第4の電極61,91にエレクトレット膜を設けた場合について述べたが、必ずしも固定側に位置する第2電極36,81、第4の電極61,91にエレクトレット膜を設ける必要はなく、移動側に位置する第1の電極35,61及び第3の電極36,81にエレクトレット膜を設ける構成としてもよい。このように構成しても、本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上述した実施形態では、発電装置を電子腕時計に適用した場合について述べたが、発電装置を適用する発電機器は、必ずしも電子腕時計などの時計である必要はない。例えば、発電装置を携帯電話機や歩数計などの携帯型の機器にも適用することができるほか、自動車や電車などの走行車両の車軸に取り付けて使用することもできる。この場合には、携帯電話機や自動車等が発電機器となる。
なお、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
1 本体ケース
5 裏蓋
7 ハウジング
9 回路基板
12 蓄電池
15 回転錘
35 第1の電極
36 第2の電極
37 エレクトレット膜
55 第1の電極
56 第2の電極
57 エレクトレット膜
HD 発電機構
HS 発電装置

Claims (6)

  1. 回転力を発生させる板状の回転体と、
    この板状の回転体の両面にそれぞれ設けられた第1および第2の各発電機構を備えており、
    前記第1および第2の各発電機構は、第1および第3の各電極と、これらの第1および第3の各電極と対向する位置にそれぞれ設けられた第2および第4の各電極と、前記第1および第3の各電極及び前記第2および第4の各電極のいずれか一方に設けられた電荷保持体とを備え、前記第1および第3の各電極と前記第2および第4の各電極との相対的な回転により前記電荷保持体に電荷の変化を生じさせて、この電荷の変化を電気エネルギーとして取り出すようにしたことを特徴とする発電装置。
  2. 前記第1および第2の各発電機構により取り出した電気エネルギーを蓄える蓄電手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記第1の電極及び前記第2の電極は、複数の電極片が一定間隔で放射状に配列された放射状の電極であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発電装置。
  4. 前記回転体は、外部からの振動に応じて回転する回転錘であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発電装置。
  5. 請求項1に記載の発電装置と、
    この発電装置を設けた機器ケースと、
    備えていることを特徴とする発電機器。
  6. 前記機器ケースは、使用者の身体に装着される本体ケースであり、
    前記回転体は、前記本体ケースの振動により回転される回転錘であることを特徴とする請求項5に記載の発電機器。
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