JP2016025008A - 充電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリが高温になるのを抑制できる充電システムを提供することである。
【解決手段】実施形態の充電システムは、充電部と、冷却機構と、を持つ。充電部は、車体に搭載された二次電池に対して充電を行う。冷却機構は、車体を介して二次電池を冷却する。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態の充電システムは、充電部と、冷却機構と、を持つ。充電部は、車体に搭載された二次電池に対して充電を行う。冷却機構は、車体を介して二次電池を冷却する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、充電システムに関する。
工場や倉庫等で搬送物を搬送する手段として、AGV(Automatic Guided Vehicle)等の搬送台車が用いられている。搬送台車は、バッテリから供給される電力によりモータが駆動することで、所定の走行ルート上を自動走行するようになっている。
ところで、搬送台車の走行ルート上には、バッテリの充電を行う充電ステーションが設置されている。そして、搬送台車は、例えばバッテリの充電率が所定値以下になった場合に、充電ステーションに立ち寄るようになっており、充電ステーションでバッテリへの充電が行われる。
ここで、上述した搬送台車では、バッテリの充放電時等の発熱により、バッテリが高温になる可能性があった。
本発明が解決しようとする課題は、バッテリが高温になるのを抑制できる充電システムを提供することである。
実施形態の充電システムは、充電部と、冷却機構と、を持つ。充電部は、車体に搭載された二次電池に対して充電を行う。冷却機構は、車体を介して二次電池を冷却する。
以下、実施形態の充電システムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本実施形態の充電システム1は、例えばAGV等の搬送台車11に搭載されたバッテリ(二次電池)12に対して充電を行うものであって、搬送台車11と、搬送台車11の走行ルート13上に設置された充電ステーション(充電部)14と、を備えている。なお、以下の説明において、前後上下左右等の向きは、特に記載が無ければ搬送台車11の向きと同一とする。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本実施形態の充電システム1は、例えばAGV等の搬送台車11に搭載されたバッテリ(二次電池)12に対して充電を行うものであって、搬送台車11と、搬送台車11の走行ルート13上に設置された充電ステーション(充電部)14と、を備えている。なお、以下の説明において、前後上下左右等の向きは、特に記載が無ければ搬送台車11の向きと同一とする。
搬送台車11は、所定の走行ルート13上を自動走行可能とされ、搬送物が積載された状態で、走行ルート13の各所に設けられた図示しない搬送ステーション間を巡回するとともに、各搬送ステーションで搬送物の受け渡しを行う。具体的に、搬送台車11は、車体21と、車体21を走行可能に支持する複数の車輪22と、車体21に搭載されたモータ23、ECU(electronic control unit)24、バッテリ12等の各種電装品と、を備えている。
車体21は、例えばアルミニウム等、バッテリ12よりも熱伝導性に優れた材料からなり、バッテリ12等の電装品で発生した熱が伝達されるようになっている。なお、図示の例において、車体21は、上述した各種電装品12,23,24が搭載されたフロアパネル25と、フロアパネル25から立設され、各種電装品12,23,24の周囲をまとめて取り囲む側壁部26と、を備えている。
バッテリ12は、例えばリチウムイオンバッテリ等の非水電解質二次電池からなり、図示しない車体側充電部を介して充電ステーション14の図示しない設備側充電部から供給される電力が充電される。なお、車体側充電部としては、フロアパネル25に設置されるとともに、設備側充電部から供給される電力を非接触給電方式で受け取る受電コイル等を備えている。
モータ23は、バッテリ12の電力が図示しないインバータを介して供給されることで駆動する。そして、モータ23の駆動力が、図示しない動力伝達機構を介して車輪22に伝達されることで、搬送台車11が走行する。
ECU24は、図示しない各種センサ等による検出結果に基づいて搬送台車11を統括的に制御するものであって、例えば車体温度やバッテリ温度、バッテリ電圧、充電率等の充電に関する充電情報や、搬送台車11の走行に関する走行情報等が入力される。
ECU24は、図示しない各種センサ等による検出結果に基づいて搬送台車11を統括的に制御するものであって、例えば車体温度やバッテリ温度、バッテリ電圧、充電率等の充電に関する充電情報や、搬送台車11の走行に関する走行情報等が入力される。
充電ステーション14は、上述したバッテリ12に対して充電を行う設備側充電部と、車体21を介してバッテリ12を冷却する冷却機構31と、を備えている。なお、充電ステーション14は、充電制御部32によって統括的に制御されている。
設備側充電部は、例えば外部電源と、充電ステーション14の路面Tに設置されるとともに、上述した車体側充電部に電力を供給するための送電コイルと、を備えている。
冷却機構31は、充電ステーション14に停車した搬送台車11に向けて冷気(外気)を送風するファン31a等により構成されている。図示の例において、冷却機構31は、充電ステーション14に設置された充電スタンド34に設置され、車体21の側壁部26に向けて冷気を送風する。
設備側充電部は、例えば外部電源と、充電ステーション14の路面Tに設置されるとともに、上述した車体側充電部に電力を供給するための送電コイルと、を備えている。
冷却機構31は、充電ステーション14に停車した搬送台車11に向けて冷気(外気)を送風するファン31a等により構成されている。図示の例において、冷却機構31は、充電ステーション14に設置された充電スタンド34に設置され、車体21の側壁部26に向けて冷気を送風する。
また、充電ステーション14には、充電ステーション14内での搬送台車11の有無を検出する、赤外線センサ等の台車検出部41が配設されている。上述した充電制御部32は、台車検出部41の検出結果に基づいて、設備側充電部に向けて充電開始指令や充電終了指令を出力するとともに、冷却機構31に向けて冷却開始指令や冷却終了指令を出力する。
次に、上述した充電システム1の作用について説明する。
搬送台車11は、ECU24においてバッテリ12の充電率が所定値以下になったことを判断すると、走行ルート13上を充電ステーション14に向かって走行する。
搬送台車11は、ECU24においてバッテリ12の充電率が所定値以下になったことを判断すると、走行ルート13上を充電ステーション14に向かって走行する。
搬送台車11が充電ステーション14に到着すると、バッテリ12への充電が開始される。具体的に、充電制御部32は、台車検出部41の検出結果に基づき、充電ステーション14内に搬送台車11が存在することを判断すると、設備側充電部に向けて充電開始指令を出力する。すると、設備側充電部から供給される電力が、車体側充電部を介してバッテリ12に充電される。なお、バッテリ12の充電時に発生する熱は、バッテリ12自体から放熱されるのに加え、車体21に伝達された後、車体21からも放熱される。
ここで、充電制御部32は、充電ステーション14内に搬送台車11が存在することを判断すると、冷却機構31に向けて冷却開始指令を出力し、冷却機構31を作動させる。冷却機構31が作動すると、車体21の側壁部26に向けて冷気が送風されることで、車体21と冷気との間で熱交換が行われ、車体21が冷却される。これにより、車体21を介してバッテリ12が冷却される。
その後、ECU24は、バッテリ12の充電率が所定値以上になったことを判断すると、搬送台車11を再び搬送ステーションに向けて走行させる。これにより、搬送台車11が充電ステーション14から退避し、通常走行が再開される。また、充電制御部32は、台車検出部41の検出結果に基づいて搬送台車11が充電ステーション14から退避したことを判断すると、充電終了指令を設備側充電部に向けて出力するとともに、冷却終了指令を冷却機構31に向けて出力する。これにより、設備側充電部から車体側充電部への電力の供給を終了するとともに、冷却機構31による送風を終了する。
このように、本実施形態では、充電ステーション14において、車体21を介してバッテリ12を冷却する冷却機構31を備えているため、バッテリ12を効率的に冷却することができる。そのため、例えばバッテリ12に対して急速充電を行う場合であっても、充電時にバッテリ12が高温になるのを抑制でき、発熱に伴う電池寿命の低下等を抑制できる。
また、本実施形態では、充電ステーション14に冷却機構31を設けることで、搬送台車11自体にそれぞれファン31a等を搭載する構成に比べて低コスト化を図ることができる。
しかも、本実施形態の冷却機構31は、ファン31aによって車体21の冷却を行うため、設備コストの増加を抑制し、簡素な構成でバッテリ12を冷却することができる。
しかも、本実施形態の冷却機構31は、ファン31aによって車体21の冷却を行うため、設備コストの増加を抑制し、簡素な構成でバッテリ12を冷却することができる。
なお、上述した第1の実施形態では、車体側充電部及び設備側充電部としてコイル等を用いた非接触給電方式を採用する構成について説明したが、これに限られない。例えば、図2に示すように、設備側充電部51と車体側充電部52とをケーブル及びコネクタ等により構成し、設備側充電部51及び車体側充電部52間を有線で接続しても構わない。
また、設備側充電部51及び車体側充電部52の接続状態に基づいて、冷却機構31のON/OFFを切り替えても構わない。すなわち、設備側充電部51及び車体側充電部52が接続された時点(充電が開始された時点)で、冷却機構31を作動させ、設備側充電部51及び車体側充電部52の接続が解除された時点(充電が終了した時点)で、冷却機構31を停止させても構わない。
また、充電時において、車体側通信部53及び設備側通信部54を介してECU24と充電制御部32との間で通信を行い、ECU24に入力された充電情報に基づいて冷却機構31のON/OFFを切り替えても構わない。例えば、充電制御部32が、ECU24に入力された車体温度やバッテリ温度が所定値以上であると判断した場合に、冷却機構31を作動させる構成としても構わない。
この構成によれば、車体温度やバッテリ温度が所定値未満の場合には、冷却機構31を作動させないので、バッテリ12が低温になり過ぎるのを抑制できる。これにより、バッテリ12が充電に最適な温度域に保持されるので、充電効率を向上させることができる。但し、充電方法や冷却機構31のON/OFFのタイミングは、上述した実施形態に限らず、適宜変更が可能である。
なお、上述した実施形態では、充電スタンド34に冷却機構31を設置し、車体21の側壁部26に対して側方から冷気を送風する構成について説明したが、これに限られない。例えば、図3に示すように、充電ステーション14の路面Tにファン55a,55b等の冷却機構55を配設し、フロアパネル25に対して下方から冷気を送風しても構わない。この場合、フロアパネル25に向けて冷気を送風することで、側壁部26の一部に冷気を送風する構成に比べて冷気と車体21との伝熱面積を確保でき、冷却性能の更なる向上を図ることができる。
さらに、上述した実施形態では、冷却機構31,55としてファン55a,55bを用いる構成について説明したが、これに限られない。例えば、冷却機構31,55として、工場内の各種設備から排気される工場用エア等を用いても構わない。
さらに、上述した実施形態では、冷却機構31,55としてファン55a,55bを用いる構成について説明したが、これに限られない。例えば、冷却機構31,55として、工場内の各種設備から排気される工場用エア等を用いても構わない。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、車体21を空冷以外の方法(例えば、液冷等)により冷却する点について上述した第1の実施形態と相違している。なお、以下の説明では、上述した第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態の冷却機構100は、充電ステーション14の路面Tに配設されて上方に向けて水等の液体を噴射する液体供給部101と、液体供給部101から噴射された液体を回収する液体回収部102と、を備えている。
第2の実施形態では、車体21を空冷以外の方法(例えば、液冷等)により冷却する点について上述した第1の実施形態と相違している。なお、以下の説明では、上述した第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態の冷却機構100は、充電ステーション14の路面Tに配設されて上方に向けて水等の液体を噴射する液体供給部101と、液体供給部101から噴射された液体を回収する液体回収部102と、を備えている。
また、本実施形態の車体21には、液体供給部101から噴射される液体が車体21の上面側へ回り込むのを防ぐ仕切壁103が配設されている。この仕切壁103は、フロアパネル25から下方に向けて延設され、冷却機構100と電装品12,23,24との間を仕切っている。なお、仕切壁103は、液体の電装品12,23,24への回り込みを防ぐ構成であれば、適宜設計変更が可能である。例えば、仕切壁103は、充電ステーション14側に配設してもよい。
この構成によれば、充電ステーション14内において、冷却機構100の上方に搬送台車11が停車した状態で、冷却機構100を作動させる。すると、液体供給部101から車体21のフロアパネル25に向けて液体が噴射される。これにより、車体21と液体との間で熱交換が行われ、車体21を介してバッテリ12を冷却することができる。この場合、上述した第1の実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、液体によって車体21を冷却することで、冷却性能の更なる向上を図ることができる。
なお、車体21を液冷する手段として、例えば図5に示すように、液体が収容された浸漬槽130を充電ステーション14に配設しても構わない。この構成によれば、充電時において、搬送台車11が充電ステーション14に到着すると、車体21が浸漬槽130の液体に浸漬されることになる。これにより、車体21と液体との間で熱交換が行われ、車体21を介してバッテリ12を冷却することができる。
また、図6に示す充電システム1において、冷却機構150は、搬送台車11の車体21に配設されて液体(冷却媒体)が貯留される液体タンク(冷却媒体保持部)151と、充電ステーション14に配設されて液体タンク151との間で液体を循環させる液体循環部159と、を備えている。
液体タンク151の供給口151a及び排出口151bには、それぞれ車体側バルブ153,154が設けられ、供給口151a及び排出口151bを通した液体タンク151の内外の連通及び遮断が切り替えられるようになっている。
液体タンク151の供給口151a及び排出口151bには、それぞれ車体側バルブ153,154が設けられ、供給口151a及び排出口151bを通した液体タンク151の内外の連通及び遮断が切り替えられるようになっている。
液体循環部159は、液体供給部152a及び液体排出部152bと、液体供給部152a及び液体排出部152b間を接続する液体流路155と、液体流路155上に接続された液体ポンプ156及び予備タンク157と、を主に備えている。なお、予備タンク157内には、液体タンク151内の液体に比べて低温の液体が貯留される。
液体供給部152aは、搬送台車11のうち、液体タンク151の供給口151aが車体側バルブ153を介して接続可能とされている。なお、液体供給部152aは、図示しないステーション側バルブを備えている。車体側バルブ153及びステーション側バルブは、供給口151aと液体供給部152aとの接続に伴い開弁し、液体供給部152a内と液体タンク151内とを連通させる。
液体排出部152bは、搬送台車11のうち、液体タンク151の排出口151bが車体側バルブ154を介して接続可能とされている。なお、液体排出部152bは、図示しないステーション側バルブを備えている。車体側バルブ154及びステーション側バルブは、排出口151bと液体排出部152bとの接続に伴い開弁し、液体排出部152b内と液体タンク151内とを連通させる。
この構成によれば、搬送台車11が充電ステーション14に停車し、液体タンク151の供給口151a及び排出口151bが液体循環部159の液体供給部152a及び液体排出部152bにそれぞれ接続されると、液体ポンプ156が作動する。液体ポンプ156が作動すると、液体タンク151の排出口151b及び液体循環部159の液体排出部152bを通して液体タンク151内の液体が液体循環部159内に流入する。さらに、液体供給部152a及び液体タンク151の供給口151aを通して予備タンク157の液体が液体タンク151内に流入する。これにより、液体タンク151内の液体が入れ替えられる。そして、液体タンク151内に充填された液体と、バッテリ12と、が車体21を介して熱交換されることで、バッテリ12を冷却することができる。
また、充電の終了後、搬送台車11が充電ステーション14から退避すると、供給口151a及び排出口151bと、液体供給部152a及び液体排出部152bと、の接続が解除される。これに伴い、供給口151a及び排出口151bが車体側バルブ153,154により閉弁される。そして、搬送台車11は、液体タンク151内に液体が貯留された状態で走行ルート13上を走行する。そのため、搬送台車11は、走行時(放電時)において、液体タンク151内に充填された液体と、バッテリ12と、が車体21を介して熱交換される。
このように、本実施形態によれば、上述した各実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、液体を貯留する液体タンク151が車体21に設けられているため、液体タンク151を含む車体21全体での熱容量を増加させることができる。したがって、バッテリ12の熱を車体21に効果的に放熱できる。なお、液体流路155上に放熱器等を接続しても構わない。
さらに、図7に示す冷却機構160は、搬送台車11に搭載されて冷却媒体を収容する冷却媒体保持部161と、充電スタンド34に配設されて冷却媒体保持部161内に冷却媒体を供給する冷却媒体供給部162と、を備えている。
冷却媒体保持部161は、フロアパネル25上における電装品12,23,24の周囲に配設され、車体21や電装品12,23,24との間で熱伝達可能とされている。
冷却媒体供給部162内には、冷却媒体が貯留されている。冷却媒体供給部162には、供給ノズル163が接続され、この供給ノズル163を通して搬送台車11の冷却媒体保持部161内に冷却媒体が供給される。なお、冷却媒体供給部162内に貯留される冷却媒体としては、ドライアイスや氷、蓄冷材等が好適に用いられている。
冷却媒体供給部162内には、冷却媒体が貯留されている。冷却媒体供給部162には、供給ノズル163が接続され、この供給ノズル163を通して搬送台車11の冷却媒体保持部161内に冷却媒体が供給される。なお、冷却媒体供給部162内に貯留される冷却媒体としては、ドライアイスや氷、蓄冷材等が好適に用いられている。
この構成によれば、充電時において、搬送台車11が充電ステーション14に到着すると、冷却媒体供給部162から冷却媒体保持部161に向けて冷却媒体が供給される。具体的に、冷却媒体供給部162から供給される冷却媒体は、供給ノズル163を通して搬送台車11の冷却媒体保持部161内に充填される。充電の終了後、搬送台車11は、冷却媒体保持部161内に冷却媒体が充填された状態で走行ルート13上を走行する。そのため、搬送台車11は、走行時において、冷却媒体保持部161内に充填された冷却媒体と、車体21と、の間で熱交換が行われることで、車体21を介してバッテリ12が冷却される。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、冷却プレート200を介して車体21を冷却する点で上述した各実施形態と相違している。なお、以下の説明では、上述した各実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示す充電システム1において、冷却機構201は、充電ステーション14の路面Tに設置された冷却プレート200と、冷却プレート200を冷却する図示しない冷却部と、を備えている。
第3の実施形態では、冷却プレート200を介して車体21を冷却する点で上述した各実施形態と相違している。なお、以下の説明では、上述した各実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示す充電システム1において、冷却機構201は、充電ステーション14の路面Tに設置された冷却プレート200と、冷却プレート200を冷却する図示しない冷却部と、を備えている。
冷却プレート200は、アルミニウム等の熱伝導性に優れた材料からなり、図示しない駆動装置によりフロアパネル25の下面に接離可能に構成されている。なお、冷却プレート200は、下降端位置で上面が充電ステーション14の路面Tと面一に配置される。一方、冷却プレート200は、上昇端位置で搬送台車11におけるフロアパネル25の下面よりも上方に配置され、搬送台車11を上方に持ち上げるように構成される(図8における鎖線参照)。
冷却部は、冷却プレート200内に配設され、水等の液体が流通するようになっている。なお、冷却部として、充電ステーション14の地下に液体を流通させ、冷却プレート200の下降端位置において冷却プレート200を冷却する構成にしても構わない。
この構成によれば、充電時において、搬送台車11が充電ステーション14内に停車すると、冷却プレート200が上昇する。すると、冷却プレート200は、上面が搬送台車11のフロアパネル25に下面に当接するとともに、搬送台車11を上方に向けて持ち上げる。これにより、冷却プレート200と車体21との間で熱交換が行われることで、バッテリ12が車体21を介して冷却される。また、冷却プレート200により搬送台車11を持ち上げることで、冷却プレート200と車体21との密着性を向上させ、冷却プレート200と車体21との間での熱引きを効率的に行うことができる。
なお、上述した第3の実施形態では、冷却プレート200をフロアパネル25の下面に当接させる構成について説明したが、これに限らず、図9に示す冷却機構210のように、冷却プレート211を側壁部26に接離可能に構成しても構わない。この場合、冷却プレート211は、充電スタンド34のうち、搬送台車11の側壁部26と対向する位置にダンパー212を介して連結されている。
この構成によれば、充電時において、搬送台車11が充電ステーション14に到着する際、車体21の側壁部26が冷却プレート211に当接する。これにより、冷却プレート211と車体21との間で熱交換が行われることで、バッテリ12が車体21を介して冷却される。このとき、側壁部26に冷却プレート211を当接させた状態で、ダンパー212を収縮させる位置で搬送台車11を停車させることで、冷却プレート211と車体21との密着性を向上させ、冷却プレート211と車体21との間での熱引きを効率的に行うことができる。
なお、上述した各実施形態では、本実施形態の充電システムをAGVに採用する構成について説明したが、これに限られない。例えば、電気自動車等の種々の車両に本実施形態の構成を採用することが可能である。
さらに、上述した冷却機構は、車体21を介してバッテリ12を冷却する構成であれば、適宜設計変更が可能である。
また、搬送台車11に搭載される電装品12,23,24のレイアウト等は、適宜設計変更が可能である。
また、上述した各実施形態を適宜組み合わせても構わない。
また、搬送台車11に搭載される電装品12,23,24のレイアウト等は、適宜設計変更が可能である。
また、上述した各実施形態を適宜組み合わせても構わない。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、充電ステーションにおいて、車体を介してバッテリを冷却する冷却機構を備えているため、バッテリを効率的に冷却することができる。そのため、バッテリが高温になるのを抑制でき、発熱に伴う電池寿命の低下等を抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…充電システム、12…バッテリ(二次電池)、14…充電ステーション(充電部)、21…車体、31,55,100,150,160,201,210…冷却機構、31a,55a,55b…ファン、101…液体供給部、130…浸漬槽、151…液体タンク(冷却媒体保持部)、161…冷却媒体保持部、200,211…冷却プレート
Claims (9)
- 車体に搭載された二次電池に対して充電を行う充電部と、
前記車体を介して前記二次電池を冷却する冷却機構と、を備えている、充電システム。 - 前記冷却機構は、前記車体に向けて送風するファンを備えている、請求項1に記載の充電システム。
- 前記冷却機構は、前記車体に向けて液体を噴射する液体供給部を備えている、請求項1または請求項2に記載の充電システム。
- 前記冷却機構は、前記車体を液体に浸漬させる浸漬槽を備えている、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の充電システム。
- 前記冷却機構は、前記車体に冷却媒体を保持させる冷却媒体保持部を備えている、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の充電システム。
- 前記冷却機構は、前記車体に接離可能に設けられた冷却プレートを備えている、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の充電システム。
- 前記冷却機構は、前記車体が前記充電部に到達した場合に、前記車体の冷却を開始する、請求項1から請求項6の何れか1項に記載の充電システム。
- 前記冷却機構は、前記二次電池への充電が開始した場合に、前記車体の冷却を開始する、請求項1から請求項7の何れか1項に記載の充電システム。
- 前記冷却機構は、前記車体または前記二次電池の温度が所定値以上の場合に、前記車体の冷却を開始する、請求項1から請求項8の何れか1項に記載の充電システム。
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