JP2016024119A - デジタル信号処理回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル信号処理回路において、デジタルフィルタの周波数ゲイン特性の影響を軽減する。【解決手段】振動信号をサンプリングした離散変位信号を入力し、振動周波数を算出するデジタル信号処理回路であって、離散変位信号に基づく信号を入力するデジタルフィルタと、振動信号の振動周波数とデジタルフィルタのフィルタ係数とに基づいて、デジタルフィルタのゲインを算出するゲイン算出部と、ゲインを用いて、デジタルフィルタの出力信号を補正する補正部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、振動する部材の変位をサンプリングした離散変位信号を入力し、デジタルフィルタ処理を含むデジタル信号処理により振動周波数を算出するデジタル信号処理回路に関する。
振動する部材の変位をサンプリングした離散変位信号を入力し、デジタルフィルタ処理を含むデジタル信号処理により振動周波数等の物理量を算出するデジタル信号処理回路が、コリオリ流量計をはじめとする種々の計測器に用いられている。
コリオリ流量計は、被測定流体が流れる測定チューブを両端を支点として上下振動させたときに働くコリオリ力を利用して、測定チューブの上流の振動と下流の振動との位相差に基づいて被測定流体の質量流量を測定する計測器である。測定チューブは、直管あるいはU字管が用いられている。
コリオリ流量計では、測定チューブを固有周波数で振動させるため、測定チューブの振動周波数を測定することで、測定チューブ内を流れる被測定流体の密度も計測することができる。位相差や振動周波数を測定する際には、サンプリングして取得した測定チューブの振動変位の位相の算出が行なわれる。
図6は、従来のコリオリ流量計400の構成を示すブロック図である。本図に示すように、コリオリ流量計400は、検出部410と変換部420とを備えている。
検出部410は、被測定流体を流す測定チューブの上流側の振動変位を検出する上流側センサ411、測定チューブの下流側の振動変位を検出する下流側センサ412、測定チューブを上下に振動させる加振部413、測定チューブ近傍の温度を測定するための測温部414を備えている。上流側センサ411、下流側センサ412、加振部413は、例えば、コイルが用いられる。測温部414は、密度や質量流量の算出時に温度補正を行なうために設けられており、例えば、温度に比例して抵抗値が変化する測温抵抗体(RTD)が用いられる。
変換部420は、上流側センサ411からの変位信号を増幅する入力アンプ回路421、下流側センサ412からの変位信号を増幅する入力アンプ回路422、加振部413を駆動する駆動回路423、RTDを駆動するRTD駆動回路424、増幅された上流側センサ411および下流側センサ412からの変位信号をサンプリングするADC425、RTDの測定信号をサンプリングするADC426、デジタル信号処理回路430、演算回路450、演算回路450の演算結果等を出力する出力回路427、演算回路450の演算結果等を表示する表示器428を備えている。
デジタル信号処理回路430は、変位信号のサンプリングデータSa(上流側)、Sb(下流側)に基づいて測定チューブの振動周波数fc、上流側の振動と上流側の振動の位相差dθ、振幅(上流側振幅Ama、下流側振幅Amb)を算出するとともに、RTD測定信号のサンプリングデータStに基づいてRTDの抵抗値Rtを測定する。
演算回路450は、RTDの抵抗値を温度に変換する温度算出部451、振動周波数fcと温度に基づいて被測定流体の密度を算出する密度算出部452、振動周波数fcと位相差dθと温度と密度とに基づいて被測定流体の質量流量を算出する質量流量算出部453、振幅(上流側振幅Ama、下流側振幅Amb)の異常を検出する振幅異常検出部454を備えている。
ここで、振幅異常検出部454は、上流側振幅Ama、下流側振幅Ambのいずれかが所定の基準範囲から外れた場合に配線等の異常が発生したと判定する。これは、検出部410と変換部420との間の配線の接触不良、断線等が生じた場合に、振幅が通常よりも大きく測定されたり、通常よりも小さく測定されたりすることが多いためである。振幅は使用条件等により異なるため、正常とみなす基準範囲は、一般にユーザが調整可能としている。
図7は、従来のデジタル信号処理回路430の構成を示すブロック図である。本図に示すように、デジタル信号処理回路430は、ローパスフィルタ(LPF)431a・431b、LPF係数432、FIRフィルタ(BPF)433a・433b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)434a・434b、FIRフィルタ(BPF)係数435、FIRフィルタ(Hilbert変換F)係数436、位相算出部437a・437b、周波数算出部441、位相差算出部442、振幅算出部443、抵抗値測定部444を備えている。なお、上流側の信号処理について符号の末尾にaを付し、下流側の信号処理について符号の末尾にbを付している。また、LPF係数432、FIRフィルタ(BPF)係数435、FIRフィルタ(Hilbert変換F)係数436は、各デジタルフィルタの係数を格納する領域である。
LPF431aは、LPF係数432が供給するフィルタ係数にしたがって、上流側サンプリングデータSaに対して、測定チューブの振動周波数付近よりも高い周波数成分を除去するローパスフィルタ処理を行なう。
FIRフィルタ(BPF)433aは、LPF431aの出力信号を入力し、測定チューブの振動周波数付近の周波数を抽出して、入力信号と同相の出力信号に変換する同相デジタルフィルタ処理を行なう。
FIRフィルタ(Hilbert変換F)434aは、LPF431aの出力信号を入力し、測定チューブの振動周波数付近の周波数を抽出して、入力信号と90°異なる位相の出力信号に変換する異相デジタルフィルタ処理を行なう。
したがって、FIRフィルタ(BPF)433aの出力信号と、FIRフィルタ(Hilbert変換F)434aの出力信号との位相差は90°となり、FIRフィルタ(BPF)433aの出力信号をAsinθAと表わすと、FIRフィルタ(Hilbert変換F)434aの出力信号はAcosθAで表わすことができる。
LPF431b、FIRフィルタ(BPF)433b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)434bは、下流側サンプリングデータSbに対して同様の処理を行なう。このため、FIRフィルタ(BPF)433bの出力信号をBsinθBと表わすと、FIRフィルタ(Hilbert変換F)434aの出力信号はBcosθBで表わすことができる。
位相算出部437aは、FIRフィルタ(BPF)433aの出力信号とFIRフィルタ(Hilbert変換F)434aの出力信号との比率(AsinθA/AcosθA)を演算し、そのtan-1を演算して位相信号θAを算出する。
位相算出部437bは、FIRフィルタ(BPF)433bの出力信号とFIRフィルタ(Hilbert変換F)434bの出力信号との比率(BsinθB/BcosθB)を演算し、そのtan-1を演算して位相信号θBを算出する。
周波数算出部441は、位相信号θAの時間変化の平均値に基づいて、測定チューブの振動周波数fcを算出し、出力する。
位相差算出部442は、位相信号θAと位相信号θBとの差に基づいて、上流側振動と下流側振動の位相差dθを順次算出し、平均化して出力する。なお、測定チューブの上流側と下流側とは、同じ角速度で振動するため、θA=ωt、θB=ωt+Δψと表わすことができ、Δψが位相差となる。
振幅算出部443は、Ama2=(AsinθA)2+(AcosθA)2の関係を利用して上流側振幅Amaを算出し、Amb2=(BsinθB)2+(BcosθB)2の関係を利用して下流側振幅Ambを算出し、それぞれ平均化して出力する。なお、振幅に代えて振幅の2乗値を算出してもよい。この場合、振幅異常検出部454は、振幅の2乗値に基づいて異常を検出すればよい。
抵抗値測定部444は、RTD測定信号のサンプリングデータStに基づいてRTDの抵抗値Rtを順次測定し、平均化して出力する。
特開2003−130704号公報
測定チューブの振動周波数fcは、測定チューブの大きさや素材のみならず、被測定流体の密度や温度等により変化する。
ところで、一般に、デジタルフィルタのゲインは、透過帯域であっても周波数依存性を有している。例えば、ローパスフィルタであれば、図8(a)に示すような周波数ゲイン特性を示すが、透過帯域の破線矩形部を拡大した図8(b)に示すように、透過帯域であっても、周波数によってゲインが変化する。
同様に、バンドパス特性を示すFIRフィルタであれば、図9(a)に示すような周波数ゲイン特性を示すが、透過帯域の破線矩形部を拡大した図9(b)に示すように、透過帯域であっても、周波数によってゲインが変化する。
このため、例えば、振幅算出部443が、FIRフィルタ(433a、434a、433b、434b)の出力信号を用いて算出する振幅Ama、振幅Ambは、LPF(431a、431b)とFIRフィルタ(433a、434a、433b、434b)の周波数ゲイン特性によるゲイン変動の誤差を含んだ値となり、周波数によって変化する。
また、位相算出部(437a、437b)では、tan-1(AsinθA/AcosθA)、tan-1(BsinθB/BcosθB)の演算が行なわれるが、AsinθA、AcosθA、BsinθB、BcosθBのそれぞれが周波数ゲイン特性によるゲイン変動の誤差を含んだ値となる。なお、FIRフィルタ(BPF)(433a、433b)のゲイン変動とFIRフィルタ(Hilbert変換F)(434a、434b)のゲイン変動とは同じとは限られないため、ゲイン変動分は相殺されない。
このため、デジタル信号処理回路430の出力信号は、デジタルフィルタの周波数ゲイン特性の影響を含んだ値となる。
そこで、本発明は、振動する部材の変位をサンプリングした離散変位信号を入力し、デジタルフィルタ処理を含むデジタル信号処理により振動周波数を算出するデジタル信号処理回路において、デジタルフィルタの周波数ゲイン特性の影響を軽減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明第1の態様であるデジタル信号処理回路は、振動信号をサンプリングした離散変位信号を入力し、振動周波数を算出するデジタル信号処理回路であって、前記離散変位信号に基づく信号を入力するデジタルフィルタと、前記振動信号の振動周波数と前記デジタルフィルタのフィルタ係数とに基づいて、前記デジタルフィルタのゲインを算出するゲイン算出部と、前記ゲインを用いて、前記デジタルフィルタの出力信号を補正する補正部と、を備えたことを特徴とする。
ここで、前記デジタルフィルタは、入力信号と同相の信号を出力する同相フィルタと、入力信号と90度位相の異なる信号を出力する異相フィルタとを含み、前記補正部は、それぞれのフィルタの出力信号を個別に補正するものであってもよい。
このとき、前記同相フィルタと前記異相フィルタの出力信号の比率に基づいて前記離散変位信号の位相を算出する位相算出部をさらに備えるようにしてもよい。
上記課題を解決するため、本発明第2の態様であるデジタル信号処理回路は、振動信号をサンプリングした離散変位信号を入力し、振動周波数を算出するデジタル信号処理回路であって、前記離散変位信号に基づく信号を入力し、入力信号と同相の信号を出力するデジタルフィルタと、前記離散変位信号に基づく信号を入力し、入力信号と90度位相の異なる信号を出力するデジタルフィルタと、前記振動信号の振動周波数と各デジタルフィルタのフィルタ係数とに基づいて、各デジタルフィルタのゲインを算出するゲイン算出部と、各デジタルフィルタの出力信号を、対応するゲインを用いて補正し、補正後の値に基づいて前記振動信号の振幅を算出する振幅算出部と、を備えたことを特徴とする。
いずれの態様においても、前記振動信号は、被測定流体が流れ、励振される測定チューブの上流側および下流側の変位に基づく信号を含み、前記測定チューブの上流側の離散変位信号と前記測定チューブの下流側の離散変位信号との位相差を算出する位相差算出部をさらに備えるようすることができる。
本発明によれば、振動する部材の変位をサンプリングした離散変位信号を入力し、デジタルフィルタ処理を含むデジタル信号処理により振動周波数を算出するデジタル信号処理回路において、デジタルフィルタの周波数ゲイン特性の影響を軽減することができる。
本実施形態の第1実施例に係るデジタル信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態の第2実施例に係るデジタル信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態の第3実施例に係るデジタル信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態の第4実施例に係るデジタル信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態の第5実施例に係るデジタル信号処理回路の構成を示すブロック図である。 従来のコリオリ流量計の構成を示すブロック図である。 従来のデジタル信号処理回路の構成を示すブロック図である。 LPFのゲインの周波数特性の例を示す図である。 BPFのゲインの周波数特性の例を示す図である。
<第1実施例>
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の第1実施例に係るデジタル信号処理回路100の構成を示すブロック図である。デジタル信号処理回路100は、コリオリ流量計に搭載され、変位信号のサンプリングデータSa(上流側)、Sb(下流側)に基づいて測定チューブの振動周波数fc、上下流の位相差dθ、振幅(上流側振幅Ama、下流側振幅Amb)を算出するとともに、RTD測定信号のサンプリングデータStに基づいてRTDの抵抗値Rtを測定する。
ただし、本発明のデジタル信号処理回路は、コリオリ流量計に限られず、振動する信号の変位をサンプリングした離散変位信号を入力し、振動周波数を算出する測定装置に広く適用することができる。振動周波数は、中間データとして算出するものであってもよい。
本図に示すように、デジタル信号処理回路100は、従来と同様に、ローパスフィルタ(LPF)101a・101b、LPF係数102、FIRフィルタ(BPF)103a・103b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104a・104b、FIRフィルタ(BPF)係数105、FIRフィルタ(Hilbert変換F)係数106、位相算出部107a・107b、周波数算出部108、位相差算出部109、振幅算出部110、抵抗値測定部111を備えている。
第1実施例のデジタル信号処理回路100は、さらに、LPFゲイン算出部121、LPFゲイン補正部122a・122b、FIRフィルタ(BPF)ゲイン算出部123、FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン算出部124、FIRフィルタ(BPF)ゲイン補正部125a・125b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン補正部126a・126bを備えている。
すなわち、第1実施例では、ローパスフィルタ(LPF)101a・101b、FIRフィルタ(BPF)103a・103b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104a・104bのそれぞれのデジタルフィルタについて、ゲインを算出して、ゲインの影響を受けないように補正を行なう。
ここで、デジタルフィルタのゲインGainの算出法は既知であり、フィルタ係数をh(n)とし、周波数をf(=ωt)とした場合、h(n)=±h(N−1−n)のデジタルフィルタ(N:フィルタ長)であれば、以下の式で求めることができる。
z=exp(-jωt)
Gain=20×Log(|h(0)+h(1)・z-1+h(2)・z-2+ h(3)・z-3+…|)
各ゲイン算出部(121、123、124)は、周波数算出部108が出力する周波数と、フィルタ係数(102、105、106)とを用いて、それぞれのデジタルフィルタ(101a、101b、103a、103b、104a、104b)のその周波数におけるゲインを算出する。
デジタルフィルタの入力信号をDiとし、デジタルフィルタの出力信号をDoとしたとき、
Gain=20Log(Do/Di)
であるから、周波数ゲイン特性の影響を受けないように補正を行なうためには、デジタルフィルタの出力信号Doに対して、[数1]に示す演算を行なえばよい。
各ゲイン補正部(122a、122b、125a、125b、126a、126b)は、それぞれのゲイン算出部(121、123、124)の演算結果を用いて、[数1]にしたがってそれぞれのデジタルフィルタ(101a、101b、103a、103b、104a、104b)の出力結果を補正する。
第1実施例のデジタル信号処理回路100の各ブロックの機能について説明する。なお、上流側サンプリングデータSaと下流側サンプリングデータSbに対して同じ処理を行なう場合は、上流側サンプリングデータSaに対する処理を中心に説明する。
LPF101aは、LPF係数102が供給するフィルタ係数にしたがって、上流側サンプリングデータSaに対して、測定チューブの振動周波数付近よりも高い周波数成分を除去するローパスフィルタ処理を行なう。
LPFゲイン算出部121は、LPF係数102が供給するフィルタ係数と周波数算出部108が出力する周波数に基づいて、LPF101a・101bのゲインを算出する。なお、周波数算出部108は、ゲイン補正後の値を用いて周波数の算出を行なうため、演算開始から徐々に真の値に収束することになる。ただし、実装上は、ゲイン補正は周波数の算出結果にはあまり影響を与えない。
LPFゲイン補正部122aは、LPFゲインを用いて、LPF101aの出力を補正する。LPFゲインをGainLとし、LPF101aの出力をAlsinθAとすると、補正後の信号は、[数2]で表わすことができる。
FIRフィルタ(BPF)103aは、ゲイン補正後のLPF101aの出力信号を入力し、測定チューブの振動周波数付近の周波数を抽出して、入力信号と同相の出力信号に変換する同相デジタルフィルタ処理を行なう。
FIRフィルタ(Hilbert変換F)104aは、ゲイン補正後のLPF101aの出力信号を入力し、測定チューブの振動周波数付近の周波数を抽出して、入力信号と90°異なる位相の出力信号に変換する異相デジタルフィルタ処理を行なう。
FIRフィルタ(BPF)ゲイン算出部123は、FIRフィルタ(BPF)係数105が供給するフィルタ係数と周波数算出部108が出力する周波数に基づいて、FIRフィルタ(BPF)103a・103bのゲインを算出する。
FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン算出部124は、FIRフィルタ(Hilbert)係数106が供給するフィルタ係数と周波数算出部108が出力する周波数に基づいて、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104a・104bのゲインを算出する。
FIRフィルタ(BPF)ゲイン補正部125aは、FIRフィルタ(BPF)ゲインを用いて、FIRフィルタ(BPF)103aの出力を補正する。FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン補正部126aは、FIRフィルタ(Hilbert)ゲインを用いて、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104aの出力を補正する。補正は[数2]と同様の手法により行なうことができる。
LPF101b、LPFゲイン補正部122b、FIRフィルタ(BPF)103b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104b、FIRフィルタ(BPF)ゲイン補正部125b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン補正部126bは、下流側サンプリングデータSbに対して同様の処理を行なう。
位相算出部107aは、ゲイン補正後のFIRフィルタ(BPF)125aの出力信号とゲイン補正後のFIRフィルタ(Hilbert変換F)126aの出力信号との比率(AsinθA/AcosθA)を演算し、そのtan-1を演算して位相信号θAを算出する。
位相算出部107bは、ゲイン補正後のFIRフィルタ(BPF)125bの出力デジタル信号とゲイン補正後のFIRフィルタ(Hilbert変換F)126bの出力デジタル信号との比率(BsinθB/BcosθB)を演算し、そのtan-1を演算して位相信号θBを算出する。
周波数算出部108は、位相信号θAの時間変化の平均値に基づいて、測定チューブの振動周波数fcを算出し、出力する。
位相差算出部109は、位相信号θAと位相信号θBとの差に基づいて、上流側振動と下流側振動の位相差dθを順次算出し、平均化して出力する。
振幅算出部110は、ゲイン補正後のAsinθAとAcosθAを用いて、Ama2=(AsinθA)2+(AcosθA)2の関係を利用して上流側振幅Amaを算出するとともに、ゲイン補正後のBsinθBとBcosθBを用いて、Bma2=(BsinθB)2+(BcosθB)2の関係を利用して下流側振幅Ambを算出し、それぞれ平均化して出力する。なお、振幅に代えて振幅の2乗値の平均値を出力してもよい。
抵抗値測定部111は、RTD測定信号のサンプリングデータStに基づいてRTDの抵抗値Rtを順次測定し、平均化して出力する。
以上説明したように、第1実施例のデジタル信号処理回路100では、各デジタルフィルタの出力信号に対して、ゲイン補正を施すため、デジタルフィルタの周波数ゲイン特性の影響を軽減することができる。
なお、上述の例では、AsinθA、AcosθAを入力して位相信号θAを算出する位相算出部107aと、BsinθB、BcosθBを入力して位相信号θBを算出する位相算出部107bと、位相信号θAと位相信号θBとを入力して位相差dθを算出する位相差算出部109とを備えるようにしていたが、位相差算出部109がAsinθA、AcosθA、BsinθB、BcosθBを入力して次式にしたがって位相差dθを算出するようにしてもよい。
tan(dθ)=(AcosθA・BsinθB-AsinθA・BcosθB)/(AsinθA・BsinθB+AcosθA・BcosθB)
dθ=tan-1(tan(dθ))
この場合、周波数算出部108で用いる位相信号θA(あるいはθB)を生成するために、位相算出部107a、位相算出部107bのいずれか一方を備えればよい。以下の実施例についても同様である。
<第2実施例>
次に、本実施形態の第2実施例について説明する。図2は、第2実施例に係るデジタル信号処理回路100の構成を示すブロック図である。本図に示すように、第2実施例のデジタル信号処理回路100は、従来と同様に、ローパスフィルタ(LPF)101a・101b、LPF係数102、FIRフィルタ(BPF)103a・103b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104a・104b、FIRフィルタ(BPF)係数105、FIRフィルタ(Hilbert変換F)係数106、位相算出部107a・107b、周波数算出部108、位相差算出部109、振幅算出部110、抵抗値測定部111を備えている。
第2実施例のデジタル信号処理回路100は、さらに、LPFゲイン算出部121、FIRフィルタ(BPF)ゲイン算出部123、FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン算出部124を備えている。
第2実施例では、補正の対象を振幅Ama、Ambとし、LPFゲイン算出部121、FIRフィルタ(BPF)ゲイン算出部123、FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン算出部124のゲイン算出結果を用いて、振幅算出部110がゲイン補正を施した振幅Ama、Ambを算出するようにしている。これにより、後段の振幅異常検出部454が、振幅異常を精度高く検出できるようになる。
第2実施例においても、各ゲイン算出部(121、123、124)は、周波数算出部108が出力する周波数と、フィルタ係数(102、105、106)とを用いて、それぞれのデジタルフィルタ(101a、101b、103a、103b、104a、104b)のその周波数におけるゲインを算出する。
振幅算出部110は、LPFゲイン算出部121が算出するLPF101a101bのゲインGainLと、FIRフィルタ(BPF)ゲイン算出部123が算出するFIRフィルタ(BPF)103a・103bのゲインGainBと、FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン算出部124が算出するFIRフィルタ(Hilbert変換F)104a・104bのゲインGainHと、各FIRフィルタ(103a、104a、103b、104b)の出力信号とを入力する。
ここで、各FIRフィルタの出力信号は、FIRフィルタ(BPF)103aが出力するA1sinθAと、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104aが出力するA2cosθAと、FIRフィルタ(BPF)103bが出力するB1sinθBと、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104bが出力するB2cosθBとであり、それぞれ各FIRフィルタ(103a、104a、103b、104b)のゲイン変動とLPF101a・101bのゲイン変動とを含んでいる。
このため、振幅算出部110は、[数3]を利用して、上流側振幅Amaと下流側振幅Ambを算出する。この場合、振幅算出部110がゲイン補正部を内蔵することになる。ただし、Ama、Ambのまま後段に出力してもよい。
以上説明したように、第2実施例のデジタル信号処理回路100では、各デジタルフィルタのゲイン補正を施して振幅を算出するため、デジタルフィルタの周波数ゲイン特性の影響を軽減することができる。
<第3実施例>
次に、本実施形態の第3実施例について説明する。図3は、本実施形態の第3実施例に係るデジタル信号処理回路100の構成を示すブロック図である。本図に示すように、第3実施例のデジタル信号処理回路100は、従来と同様に、ローパスフィルタ(LPF)101a・101b、LPF係数102、FIRフィルタ(BPF)103a・103b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104a・104b、FIRフィルタ(BPF)係数105、FIRフィルタ(Hilbert変換F)係数106、位相算出部107a・107b、周波数算出部108、位相差算出部109、振幅算出部110、抵抗値測定部111を備えている。
第3実施例のデジタル信号処理回路100は、さらに、FIRフィルタ(BPF)ゲイン算出部123、FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン算出部124、FIRフィルタ(BPF)ゲイン補正部125a・125b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン補正部126a・126bを備えている。
すなわち、第3実施例では、ローパスフィルタ(LPF)101a・101bの出力をゲイン補正の対象から外し、FIRフィルタ(BPF)103a・103b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104a・104bのそれぞれのFIRフィルタについて、ゲインを算出して、ゲインの影響を受けないように補正を行なう。
LPF101a・101bのゲイン変動は、位相算出部107a・107bにおける比率計算(Amsinθ/Amcosθ)の際に相殺されるため、周波数算出および位相差算出には影響を与えないことに着目したものである。第3実施例に含まれる各ブロックの処理は、第1実施例の対応するブロックの処理と同一である。
<第4実施例>
次に、本実施形態の第4実施例について説明する。図4は、本実施形態の第4実施例に係るデジタル信号処理回路100の構成を示すブロック図である。本図に示すように、第4実施例のデジタル信号処理回路100は、従来と同様に、ローパスフィルタ(LPF)101a・101b、LPF係数102、FIRフィルタ(BPF)103a・103b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104a・104b、FIRフィルタ(BPF)係数105、FIRフィルタ(Hilbert変換F)係数106、位相算出部107a・107b、周波数算出部108、位相差算出部109、振幅算出部110、抵抗値測定部111を備えている。
第4実施例のデジタル信号処理回路100は、さらに、LPFフィルタゲイン算出部121、LPFゲイン補正部122a・122bを備えている。すなわち、第4実施例では、ローパスフィルタ(LPF)101a・101bの出力をゲイン補正の対象としたものである。第4実施例に含まれる各ブロックの処理は、第1実施例の対応するブロックの処理と同一である。
<第5実施例>
次に、本実施形態の第5実施例について説明する。図5は、本実施形態の第5実施例に係るデジタル信号処理回路100の構成を示すブロック図である。本図に示すように、第5実施例のデジタル信号処理回路100は、従来と同様に、ローパスフィルタ(LPF)101a・101b、LPF係数102、FIRフィルタ(BPF)103a・103b、FIRフィルタ(Hilbert変換F)104a・104b、FIRフィルタ(BPF)係数105、FIRフィルタ(Hilbert変換F)係数106、位相算出部107a・107b、周波数算出部108、位相差算出部109、振幅算出部110、抵抗値測定部111を備えている。
第5実施例のデジタル信号処理回路100は、さらに、LPFゲイン算出部121、FIRフィルタ(BPF)ゲイン算出部123、FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン算出部124、LPF&FIRフィルタ(BPF)ゲイン補正部131a・131b、LPF&FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン補正部132a・132bを備えている。
すなわち、第5実施例では、ローパスフィルタ(LPF)101a・101bについて単独ではゲイン補正を行なわず、FIRフィルタ(BPF)103a・103bおよびFIRフィルタ(Hilbert変換F)104a・104bのゲイン補正と同時にまとめてゲイン補正を行なうようにしている。
このため、LPF&FIRフィルタ(BPF)ゲイン補正部131a、LPF&FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン補正部132aでは、LPFのゲイン(GainL)とFIRフィルタのゲイン(GainB、GainH)の双方を考慮した[数4]にしたがってゲイン補正を行なえばよい。LPF&FIRフィルタ(BPF)ゲイン補正部131b、LPF&FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン補正部132bについても同様である。
以上説明したように、第5実施例のデジタル信号処理回路100では、各デジタルフィルタのゲイン変動を考慮してゲイン補正を施すため、デジタルフィルタの周波数ゲイン特性の影響を軽減することができる。
100…デジタル信号処理回路、101…LPF、102…LPF係数、103…FIRフィルタ(BPF)、104…FIRフィルタ(Hilbert変換F)、105…FIRフィルタ(BPF)係数、106…FIRフィルタ(Hilbert変換F)係数、107…位相算出部、108…周波数算出部、109…位相差算出部、110…振幅算出部、111…抵抗値測定部、121…LPFゲイン算出部、122…LPFゲイン補正部、123…FIRフィルタ(BPF)ゲイン算出部、124…FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン算出部、125…FIRフィルタ(BPF)ゲイン補正部、126…FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン補正部、131…LPF&FIRフィルタ(BPF)ゲイン補正部、132…LPF&FIRフィルタ(Hilbert変換F)ゲイン補正部

Claims (5)

  1. 振動信号をサンプリングした離散変位信号を入力し、振動周波数を算出するデジタル信号処理回路であって、
    前記離散変位信号に基づく信号を入力するデジタルフィルタと、
    前記振動信号の振動周波数と前記デジタルフィルタのフィルタ係数とに基づいて、前記デジタルフィルタのゲインを算出するゲイン算出部と、
    前記ゲインを用いて、前記デジタルフィルタの出力信号を補正する補正部と、
    を備えたことを特徴とするデジタル信号処理回路。
  2. 前記デジタルフィルタは、入力信号と同相の信号を出力する同相フィルタと、入力信号と90度位相の異なる信号を出力する異相フィルタとを含み、
    前記補正部は、それぞれのフィルタの出力信号を個別に補正することを特徴とする請求項1に記載のデジタル信号処理回路。
  3. 前記同相フィルタと前記異相フィルタの出力信号の比率に基づいて前記離散変位信号の位相を算出する位相算出部をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載のデジタル信号処理回路。
  4. 振動信号をサンプリングした離散変位信号を入力し、振動周波数を算出するデジタル信号処理回路であって、
    前記離散変位信号に基づく信号を入力し、入力信号と同相の信号を出力するデジタルフィルタと、前記離散変位信号に基づく信号を入力し、入力信号と90度位相の異なる信号を出力するデジタルフィルタと、
    前記振動信号の振動周波数と各デジタルフィルタのフィルタ係数とに基づいて、各デジタルフィルタのゲインを算出するゲイン算出部と、
    各デジタルフィルタの出力信号を、対応するゲインを用いて補正し、補正後の値に基づいて前記振動信号の振幅を算出する振幅算出部と、
    を備えたことを特徴とするデジタル信号処理回路。
  5. 前記振動信号は、被測定流体が流れ、励振される測定チューブの上流側および下流側の変位に基づく信号を含み、
    前記測定チューブの上流側の離散変位信号と前記測定チューブの下流側の離散変位信号との位相差を算出する位相差算出部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のデジタル信号処理回路。
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