JP2016023794A - プーリ機構,無段変速機及び車両 - Google Patents

プーリ機構,無段変速機及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】オイルポンプのみに頼らずに潤滑油の到達距離を延ばすことができるプーリ機構並びにこのプーリ機構を備えた無段変速機及び車両を提供する。【解決手段】第1プーリ10を有し、第2プーリ20を有し、第1プーリ10の動力を第2プーリ20へ伝達する動力伝達部材30を有し、第1プーリ10と第2プーリ20との間に位置し、潤滑油吐出口53を開閉して潤滑油を間欠的に吐出する潤滑油吐出機構50を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、潤滑油吐出機能を有し、無段変速機に用いるのに好適なプーリ機構、並びにこのプーリ機構を備えた無段変速機及び車両に関するものである。
V字溝が形成されたプライマリプーリ及びセカンダリプーリにベルトが巻き掛けられたベルト式無段変速機において、ベルトと各プーリとの間の摩擦接触部分に潤滑油を供給し、摩擦接触で発生する摩擦熱を減少させる技術が開発されている。
例えば特許文献1には、伝動ベルトの内側でプライマリプーリとセカンダリプーリとの間に潤滑油を吐出する部材を設けて、所定方向に潤滑油を吐出する技術が開示されている。
特開2009−250280号公報
ところで、特許文献1の技術のようにベルトと各プーリとの間に潤滑油を吐出する場合、オイルポンプで生成された油圧(ポンプ油圧)により潤滑油を吐出することになる。
しかし、ポンプ油圧が低ければ吐出される潤滑油の油圧(潤滑油の吐出圧又は潤滑油圧)も低くなり潤滑油の到達距離は短くなって、ベルトと各プーリとの間の摩擦接触部分まで潤滑油を供給することが困難になり、プーリ機構全体にわたって潤滑油を供給することも困難になる。
車両用無段変速機において、車両駆動源であるエンジン(原動機)で駆動するオイルポンプで油圧を発生させる場合、エンジンの低回転時に潤滑油圧が低下して上記不具合を招き易い。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、オイルポンプのみに頼らずに吐出する潤滑油の到達距離を延ばすことができるプーリ機構及びこのプーリ機構を備えた無段変速機、並びにこの無段変速機を備えた車両を提供することを目的としている。
本発明のプーリ機構は、第1プーリを有し、第2プーリを有し、前記第1プーリの動力を前記第2プーリへ伝達する動力伝達部材を有し、前記第1プーリと前記第2プーリとの間に位置し、潤滑油吐出口を間欠的に開閉して潤滑油を吐出する潤滑油吐出機構を有することを特徴としている。
前記潤滑油吐出機構は、前記潤滑油吐出口を開閉する開閉部材と前記開閉部材を前記潤滑油吐出口に対して開閉する開閉駆動機構とを有することが好ましい。
前記潤滑油吐出機構は、先端部に前記潤滑油吐出口が形成された潤滑油供給管を有し、前記開閉部材は、前記潤滑油吐出口を開閉するように往復運動する往復運動部材であって、前記開閉駆動機構は、回転しながら前記往復運動部材を往復駆動するカムを用いたカム機構を有することが好ましい。
前記カムは、前記第1プーリ及び前記第2プーリの一方のプーリの回転を動力として回転することが好ましい。
また、前記カムは、前記第1プーリ及び前記第2プーリの一方のプーリの外周部近傍にプーリ軸方向に面して形成された凹凸面により構成されていることも好ましい。
本発明の無段変速機は、前記プーリ機構を有し、前記潤滑油を供給するためのオイルポンプを有することを特徴としている。
本発明の車両は、前記無段変速機を有し、前記無段変速機に接続されたエンジンを有し、前記エンジンの動力を利用して前記オイルポンプを駆動することを特徴としている。
本発明によれば、潤滑油吐出口が閉じているときに潤滑油吐出口の内圧が上昇して潤滑油吐出口が開いたときに潤滑油吐出口から高圧で潤滑油を吐出させるので、潤滑油の到達距離を延ばすことができ、潤滑油を必要個所に到達させることができる。
本発明の第1実施形態にかかるプーリ機構を示す図であり、図1(a)はその全体構成を径方向から見て示す断面図、図1(b)はその潤滑油吐出部材の断面図〔図1(a)のA方向矢視拡大図〕、図1(c)はその潤滑油吐出部材の横断面図〔図1(b)のB−B矢視断面図〕である。 本発明の各実施形態にかかるプーリ機構を軸方向から見て示す断面図である。 本発明の第1実施形態にかかるプーリ機構の潤滑油吐出口の開閉動作を示す要部断面図であり、図3(a)は潤滑油吐出口が閉鎖した状態を示し、図3(b)は潤滑油吐出口が開放した状態を示す。 本発明の第2実施形態にかかるプーリ機構の要部構成を示す図であり、図4(a)は径方向から見て示す断面図、図4(b)は図4(a)のC方向矢視図である。 本発明の第3実施形態にかかるプーリ機構を示す図であり、図5(a)はその全体構成を径方向から見て示す断面図、図5(b)はその潤滑油吐出部材の断面図〔図5(a)のD部拡大図〕、図5(c)はその潤滑油吐出部材の横断面図〔図5(b)のE−E矢視断面の拡大図〕である。
以下、図面を参照して本願発明にかかる第1〜第3実施形態について説明するが、各実施形態のプーリ機構は、いずれも車両の駆動源であるエンジン(原動機)に接続されたベルト式無段変速機(以下、「CVT」という。)のバリエータに適用されるものとする。
〔1.第1実施形態〕
〔1−1.構成〕
まず、図1〜図3を参照して第1実施形態にかかるプーリ機構について説明する。
本実施形態のプーリ機構は、図1(a)に示すように、プライマリプーリ(第1プーリ)10と、セカンダリプーリ(第2プーリ)20と、プライマリプーリ10の動力をセカンダリプーリ20へ伝達する断面V字形状のベルト(動力伝達部材)30とを有し、後述のオイルポンプ40と共にCVTのバリエータ1を構成している。
プライマリプーリ10及びセカンダリプーリ20は、いずれも、軸方向に固定された固定プーリ11,21と、軸方向に可動の可動プーリ12,22と、を有している。
固定プーリ11,21にはシーブ面11a,21aが形成され、可動プーリ12,22にはシーブ面12a,22aが形成され、対向するシーブ面11aとシーブ面12a及びシーブ面21aとシーブ面22aは、断面V字形状のV溝13,23を形成している。
可動プーリ12,22は、固定プーリ11,21に接近する方向に油圧を加えられ、シーブ面11a,12a間及びシーブ面21a,22a間でベルト30を挟圧し、シーブ面11a,12a及びシーブ面21a,22aとベルト30とが必要な摩擦力で接触する。
油圧調整により可動プーリ12,22を軸方向に移動させることにより、固定プーリ11,21のシーブ面11a,21aと可動プーリ12,22のシーブ面12a,22aとの距離が変更され、V溝13,23の溝幅が変更される。
セカンダリプーリ20のV溝23の溝幅を減少しプライマリプーリ10のV溝13の溝幅を増大すれば変速比はロー側に変更され、セカンダリプーリ20のV溝23の溝幅を増大しプライマリプーリ10のV溝13の溝幅を減少すれば変速比はハイ側に変更される。
可動プーリ12,22の隣(背部)にはプライマリ軸10A,セカンダリ軸20Aに固設されたプランジャ隔壁14a,24aが設けられ、可動プーリ12,22とプランジャ隔壁14a,24aでと区画されて油室14,24が形成される。
油室14,24には、オイルポンプ40で加圧された作動油が油圧制御装置41を通じて供給され、油室14,24内の油圧がプライマリプーリ10及びセカンダリプーリ20の可動プーリ12,22に加わる。
なお、ここでは、オイルポンプ40にエンジン(図示略)で駆動されるメカポンプが適用されるが、オイルポンプ40には電動ポンプ等の他の種類のものを適用してもよい。
また、本プーリ機構には、潤滑油吐出口53を開閉して、この潤滑油吐出口53から潤滑油を間欠的に吐出する潤滑油吐出機構50が装備されている。
潤滑油吐出機構50は、オイルポンプ40からの作動油が潤滑油として供給され潤滑油吐出口53を有する潤滑油供給管51と、潤滑油吐出口53を開閉する開閉部材としての開閉キャップ61と、開閉キャップ61を開閉駆動する開閉駆動機構60とを有する。
なお、図2に示すように、潤滑油吐出口53は2つ設けられ、プライマリプーリ10,セカンダリプーリ20のV溝13,23とベルト30とが摩擦接触を開始する部分(接触開始点)P1,P2のそれぞれに向けて潤滑油が吐出するように配向されている。
「配向されている」とは、所定方向に向きを固定されていることであり、またここでは、作動油の吐出箇所から各接触開始点P1,P2への方向が略180度の位相差の場合を想定し、2つ潤滑油吐出口53が略180度の位相差で配向されたものを例示しているが、吐出箇所から各接触開始点P1,P2の方向はこれに限るものではなく、各潤滑油吐出口53の配向方向は各接触開始点P1,P2の方向に対応させて適宜設定する。
接触開始点P1,P2は、変速比の変更によってプーリ10,20とベルト30の有効接触半径が変化するとこれに応じて移動するが、何れの変速比状態でも接触開始点P1,P2の近傍に向けて潤滑油が吐出するように潤滑油吐出口53の方向が設定されている。
プライマリプーリ10とセカンダリプーリ20との間に、潤滑油供給管51が、その軸心Cをプライマリ軸10Aの軸心(プライマリ軸心)C及びセカンダリ軸20Aの軸心(セカンダリ軸心)Cに対して平行に向けて配置されている。
潤滑油供給管51は、基端部をトランスミッションケース2に固定されており、潤滑油供給管51の軸心C部分には、基端部から先端部に亘って油通路51aが形成されている。
一方、トランスミッションケース2には、油通路52が形成され、この油通路52が潤滑油供給管51の油通路51aと連通している。
潤滑油供給管51の基端部とトランスミッションケース2との間の油通路51a,52どうしを接続する箇所は、図示しないシール機構によりシールされている。
なお、トランスミッションケース2に形成された油通路52は、図示しない油路及び油圧制御装置41を通じてオイルポンプ40に接続されており、オイルポンプ40で加圧された作動油が潤滑油として油通路52に供給される。
潤滑油供給管51の先端部であって、プライマリプーリ10及びセカンダリプーリ20のV溝13,23に対応した箇所に、図1(b)に示すように、潤滑油吐出口53が形成されている。
そして、潤滑油供給管51の先端部には、潤滑油供給管51の軸心Cの方向に往復運動して潤滑油吐出口53を開閉する開閉キャップ(往復運動部材,開閉部材)61が装着されている。
本実施形態では、潤滑油供給管51の先端部に、段部54aを介して外径を縮小させた縮径部54が形成され、潤滑油吐出口53はこの縮径部54に形成されている。
開閉キャップ61は、筒状部61a及び底部61bを有する有底筒型形状を有し、筒状部61aには、図1(b),(c)に示すように、潤滑油吐出口53の周方向位置に合わせて開口穴部61dが形成されている。
また、開閉キャップ61は潤滑油供給管51に対する相対回転を規制されていて、開口穴部61dが潤滑油吐出口53に対して周方向には常に同位置に保持されている。
開閉キャップ61の筒状部61aの内周面及び潤滑油供給管51の縮径部54の外周面はスプライン加工され、開閉キャップ61は、潤滑油供給管51にスプライン係合して、潤滑油供給管51に対して軸方向にはスライド可能で且つ相対回転は規制されている。
開閉キャップ61の筒状部61aの先端と潤滑油供給管51の段部54aとの間には、スプリング(ここでは、コイルスプリング)56が圧縮状態で介装されている。
また、開閉キャップ61は、図示しない離脱防止構造によって潤滑油供給管51から離脱しないように係止されている。
そして、この開閉キャップ61を潤滑油供給管51の軸心Cに沿って往復運動させ、潤滑油吐出口53を開閉するように駆動する開閉駆動機構60が装備される。
開閉駆動機構60には、回転軸(カム軸)62aの軸心Cの方向が潤滑油供給管51の軸心Cと直角になるように配置されたカム62及びカム軸62aを回転駆動する回転駆動機構63を有するカム機構62Cを適用している。
つまり、開閉キャップ61の底部61bの外側にはカム62が配置され、底部61bの外面61cはスプリング56の弾性力によってカム62のカム面62bに圧接されている。
カム62は、図1(b)に示すように、そのカム軸62aの図示しない端部(両端部或いは一端部)をトランスミッションケース2等に回転自在に支持されている。
カム62は、側面視[図1(a)及び図3(a),(b)参照]で楕円形のカム面62bを有する円板カム(楕円型カム)であり、カム面62bを通じて、カム軸62aの回転に応じて開閉キャップ61を軸方向に往復駆動する。
回転駆動機構63は、カム軸62aに装備された傘歯車64と、この傘歯車64に噛合する傘歯車65と、傘歯車65を回転駆動するチェーン・スプロケット機構66と、を備えている。
傘歯車65は、その回転軸65aの軸心Cの方向をプーリ10,20の軸心C,Cと平行に配置されて、回転軸65aの図示しない端部(一端部或いは両端部)をサイドカバー3等に回転自在に支持されている。
傘歯車65の回転軸65aには、スプロケット66aが装備され、このスプロケット66aは、プライマリ軸10A及びセカンダリ軸20Aの何れかの軸に装備されたスプロケット(図示略)と、チェーン66bを介して接続されている。
したがって、回転軸65aは、チェーン66b及びスプロケット66a等からなるチェーン・スプロケット機構66を通じて、プライマリプーリ10及びセカンダリプーリ20の何れか一方のプーリの回転を動力として回転するようになっている。
プーリ10又は20の回転によって回転軸65aが回転すると、噛合する傘歯車65,64で動力が伝達されてカム軸62aが回転し、回転するカム62に駆動されて開閉キャップ61が軸方向に往復運動するようになっている。
つまり、図3(a)に示すように、カム面62bの突出量が小さい部分(回転中心からの距離が小さい部分)が開閉キャップ61の底部61bに当接すると、底部61bが潤滑油供給管51の先端部から離隔し、開口穴部61dが潤滑油吐出口53から外れて潤滑油吐出口53が閉鎖される。
また、図3(b)に示すように、カム面62bの突出量が大きい部分(回転中心からの距離が大きい部分)が開閉キャップ61の底部61bに当接すると、底部61bが潤滑油供給管51の先端部に接近し、開口穴部61dが潤滑油吐出口53と整合して潤滑油吐出口53が開放される。
こうして、開閉キャップ61の往復運動によって、潤滑油吐出口53が開閉され、潤滑油吐出口53から潤滑油が間欠的に吐出するようになっている。
〔1−2.作用,効果〕
本実施形態にかかるプーリ機構を有するバリエータ1は上述のように構成されているので、バリエータ1の作動中には、図2に示すように、潤滑油吐出口53から吐出される潤滑油(作動油)が、プライマリプーリ10,セカンダリプーリ20及びベルト30へ向けて供給される。
このとき、オイルポンプ40で加圧された潤滑油は、油圧制御装置41,油通路52を通じて潤滑油供給管51の内部の油通路51aに供給され、潤滑油吐出口53から吐出されるが、開閉キャップ61の往復運動によって潤滑油吐出口53が開閉されるため、潤滑油吐出口53からの潤滑油の吐出が間欠的に行なわれる。
図3(a)に示すように、潤滑油吐出口53が開閉キャップ61で閉鎖されているときには油通路51の内圧が上昇するため、図3(b)に示すように、潤滑油吐出口53が開放されると、上昇した内圧に応じた強い吐出圧で潤滑油吐出口53から潤滑油が吐出される。
このため、オイルポンプ40での加圧が十分でなくポンプ油圧が低くても、潤滑油吐出口53からの潤滑油の吐出圧(潤滑油圧)を大きくすることができ、吐出する潤滑油の到達距離を延ばすことができる。
なお、潤滑油を間欠的に吐出する場合、プーリ10,20やベルト30に潤滑油を供給された箇所と供給されない箇所とが生じるが、潤滑油は到達点付近に充満するため、その後プーリ10,20やベルト30の回転によって各部にほぼ均一に供給される。
このように潤滑油を遠方まで吐出させるので、接触開始点P1,P2などの最も発熱しやすい部分を含むバリエータ1内の要所に潤滑油を到達させることができ、各所が潤滑油により効果的に潤滑,冷却される。
したがって、オイルポンプ40に比較的小形で低容量のものを適用することが可能になり、オイルポンプ40の軽量化やコスト削減を図ることもできる。
また、チェーン・スプロケット機構66を通じて、開閉キャップ61がプライマリプーリ10又はセカンダリプーリ20回転と同期して往復運動するので、エンジン回転速度が高くプーリ10,20が高速回転するほど開閉キャップ61の往復速度が上昇する。
開閉キャップ61の往復速度が上昇すると、潤滑油吐出口53の閉鎖時間が短くなって潤滑油の圧力上昇も少なくなるが、エンジン駆動のオイルポンプ40の場合、エンジン回転速度が高いとポンプ自体の吐出圧も高くなるので、潤滑油の到達距離を確保することができる。
この一方で、エンジン駆動のオイルポンプ40の場合、エンジン回転速度が低いとポンプ自体の吐出圧が低くなり、滑油の到達距離が低下し易い。
しかし、エンジン回転速度が低いと、プーリ10,20の回転速度も低下し開閉キャップ61の往復速度が低下するので、潤滑油吐出口53の閉鎖時間が長くなって潤滑油の圧力上昇が大きくなり、この面から潤滑油の到達距離を確保することができる。
したがって、本プーリ機構によれば、様々な条件下で潤滑油を所要個所まで到達させることが可能になり、潤滑油により効果的に潤滑,冷却を行なうことができる。
〔2.第2実施形態〕
〔2−1.構成〕
次に、図4を参照して第2実施形態にかかるプーリ機構について説明するが、図4において図1と同符号は同様なものを示し、これらについては説明を省略又は簡略化する。
本実施形態にかかるプーリ機構は、潤滑油吐出機構50Aの開閉駆動機構60Aの構成が第1実施形態と異なっているが、この点を除いては第1実施形態と同様に構成されている。
つまり、本実施形態にかかるプーリ機構は、第1実施形態と同様に、プライマリプーリ10と、セカンダリプーリ20と、プライマリプーリ10の動力をセカンダリプーリ20へ伝達する断面V字形状のベルト30とを有し、オイルポンプ40と共にCVTのバリエータ1を構成している[図1(a)参照]。
また、プライマリプーリ10とセカンダリプーリ20との間に、潤滑油供給管51が配置され、潤滑油供給管51の先端部には潤滑油吐出口53が設けられ、オイルポンプ40で加圧された作動油が潤滑油として潤滑油吐出口53まで供給される。
そして、潤滑油供給管51の先端部には、潤滑油供給管51の軸心Cの方向に往復運動して潤滑油吐出口53を開閉する開閉キャップ61が装着されている。
本実施形態の開閉駆動機構60Aは、カム67を用いたカム機構67Cを有しているが、カム67はセカンダリプーリ20の固定プーリ21の外周部分に形成されている。
したがって、カム67の回転軸はセカンダリ軸20Aであり、固定プーリ21が回転すると同時にカム67も回転するため、カム67を回転駆動するための回転駆動機構は特に設けられない。
カム67は、固定プーリ21の外周部分に、セカンダリ軸20Aの軸心Cと同心上に且つ開閉キャップ61に向けて突出した円筒状部分であり、開閉キャップ61に対向する先端部がカム面67aとして構成される。
カム面67aは、開閉キャップ61に向かう突出量が滑らかに変化するように曲面状に形成されており、固定プーリ21の回転と共に開閉キャップ61と摺接する箇所の突出量変化によって開閉キャップ61を往復駆動する。
つまり、カム面67aの突出量が小さい部分(カム67の谷部)が開閉キャップ61の底部61bに当接すると、底部61bが潤滑油供給管51の先端部から離隔し、開口穴部61dが潤滑油吐出口53から外れて潤滑油吐出口53が閉鎖される。
また、カム面67aの突出量が大きい部分(カム67の山部)が開閉キャップ61の底部61bに当接すると、底部61bが潤滑油供給管51の先端部に接近し、開口穴部61dが潤滑油吐出口53と整合して潤滑油吐出口53が開放する。
こうして、開閉キャップ61の往復運動によって、潤滑油吐出口53が開閉し、潤滑油吐出口53から潤滑油が間欠的に吐出するようになっている。
〔2−2.作用,効果〕
本実施形態にかかるプーリ機構としてのバリエータ1は上述のように構成されているので、バリエータ1の作動中には、図2に示すように、潤滑油吐出口53から吐出される潤滑油(作動油)が、プライマリプーリ10,セカンダリプーリ20及びベルト30へ向けて供給される。
このとき、オイルポンプ40で加圧された潤滑油は、油圧制御装置41,油通路52を通じて潤滑油供給管51の内部の油通路51aに供給され、潤滑油吐出口53から吐出されるが、開閉キャップ61の往復運動によって潤滑油吐出口53が開閉されるため、潤滑油吐出口53からの潤滑油の吐出が間欠的に行なわれる。
このため、オイルポンプ40での加圧が十分でなくポンプ油圧が低くても、潤滑油吐出口53からの潤滑油の吐出圧(潤滑油圧)を大きくすることができ、吐出する潤滑油の到達距離を延ばすことができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態の場合、固定プーリ21にカム67を設けており、カム67を回転駆動するための回転駆動機構が不要であるため、開閉駆動機構60Aの構成が簡素になり、装置の設置スペース面やコスト面において有利である。
〔3.第3実施形態〕
〔3−1.構成〕
次に、図5を参照して第3実施形態にかかるプーリ機構について説明する。図5において図1と同符号は同様なものを示し、これらについては説明を省略又は簡略化する。
本実施形態にかかるプーリ機構は、図5(a)に示すように、第1実施形態と同様に、プライマリプーリ(第1プーリ)10と、セカンダリプーリ(第2プーリ)20と、プライマリプーリ10の動力をセカンダリプーリ20へ伝達する断面V字形状のベルト(動力伝達部材)30とを有し、オイルポンプ40と共にCVTのバリエータ1を構成している。
また、本実施形態では、潤滑油吐出口53Bを開閉して、この潤滑油吐出口53Bから潤滑油を間欠的に吐出する潤滑油吐出機構50Bが第1,第2実施形態と異なっている。
潤滑油吐出機構50Bは、オイルポンプ40からの作動油が潤滑油として供給され潤滑油吐出口53Bを有する潤滑油供給管51Bと、潤滑油吐出口53Bを開閉する開閉部材としての開閉キャップ161と、開閉キャップ161を開閉駆動する開閉駆動機構60Bとを有する。
本実施形態の場合、潤滑油供給管51Bは、基端部をトランスミッションケース2にベアリング71を介して回転自在に支持されている。
また、第1,第2実施形態と同様に、潤滑油供給管51Bの軸心部には、基端部から先端部に亘って油通路51aが形成され、トランスミッションケース2には、油通路51aと連通する油通路52が形成されている。
また、潤滑油供給管51Bの基端部とトランスミッションケース2との間の油通路51a,52を接続する箇所には、図示しないシール機構が装備されこの接続部をシールしている。
潤滑油供給管51Bの先端部であって、プライマリプーリ10及びセカンダリプーリ20のV溝13,23に対応した軸方向箇所には、1つの潤滑油吐出口53Bが形成されているが、潤滑油吐出口53Bは複数設けてもよい。
潤滑油吐出口53Bは、図5(b),図5(c)に示すように、潤滑油供給管51Bの軸心Cを通る直径線を中心に油通路51aの先端から潤滑油供給管51Bの径方向に向けて延びて、潤滑油供給管51Bの外周面に開口している。
さらに、潤滑油供給管51Bの潤滑油吐出口53Bに隣接しプライマリプーリ10の固定プーリ11の外周に対応した箇所には、潤滑油供給管51Bと同一軸心上に配置されたギア55が装備されている。
一方、プライマリプーリ10の固定プーリ11の外周には、プライマリプーリ10と同一軸心上に配置されてギア15が形成されている。
潤滑油供給管51Bのギア55は、プライマリプーリ10の固定プーリ11のギア15と噛合しており、ギア対15,55を通じてプライマリプーリ10の回転が潤滑油供給管50に伝達されプライマリプーリ10と連動して潤滑油供給管51Bも回転する。
なお、潤滑油供給管51Bのギア55は固定プーリ11のギア15よりも小径であり、固定プーリ11の回転速度が増加されて潤滑油供給管51Bへ伝達されるようになっている。
そして、潤滑油供給管51Bの先端部には、以下に説明するする開閉キャップ(開閉部材)161が装着されている。
本実施形態の開閉キャップ161は、潤滑油供給管51Bの軸心C上に配置され、基端部をサイドカバー3に固定された支持軸151の先端に固設される。
開閉キャップ161は、筒状部161a及び底部161bを有する有底筒型形状を有し、筒状部161aには、図5(b)に示すように、潤滑油吐出口53Bの軸方向位置に合わせて開口穴部161dが形成されている。
開閉キャップ161は、固定されているが潤滑油供給管51Bはその軸心Cを中心に回転するので、潤滑油供給管51Bの先端部は開閉キャップ161の内部で摺動回転する。
したがって、開閉キャップ161は、潤滑油供給管51Bの先端部を回転自在に支持する軸受としても機能する。
開閉キャップ161の開口穴部161dは、図2に示す潤滑油吐出口53と同様の位置に2つ設けられ、各開口穴部161dは、接触開始点P1,P2にそれぞれ潤滑油が吐出するように配向されている。
本実施形態では、図5(c)に示すように、潤滑油吐出口53Bの回転方向位置が、何れかの開口穴部161dと合致すると潤滑油吐出口53Bが開口し、何れの開口穴部161dとも合致しないと潤滑油吐出口53Bが閉鎖される。
このように、潤滑油吐出口53Bの開閉は、固定された開閉キャップ161に対して潤滑油供給管51Bを回転させることで行なっており、本実施形態の開閉駆動機構60Bは、潤滑油供給管51Bを回転自在に支持する構造と潤滑油供給管51Bを回転駆動するギア対15,55とから構成されている。
〔3−2.作用,効果〕
本実施形態にかかるプーリ機構としてのバリエータ1は上述のように構成されているので、バリエータ1の作動中には、図5に示すように、潤滑油吐出口53Bから吐出される潤滑油(作動油)が、プライマリプーリ10,セカンダリプーリ20及びベルト30に供給される。
このとき、開口穴部161dを有する開閉キャップ161は回転しないのに対して潤滑油吐出口53Bを有する潤滑油供給管51Bは回転するので、開閉キャップ161により潤滑油吐出口53Bが開閉されて、潤滑油吐出口53Bからは間欠的に潤滑油が吐出される。
つまり、潤滑油供給管51Bが回転し潤滑油吐出口53Bの回転方向位置が開口穴部161dと合致しないと潤滑油吐出口53Bが閉鎖され、潤滑油吐出口53Bの内圧が上昇する。
そして、潤滑油供給管51Bが回転し潤滑油吐出口53Bの回転方向位置が開口穴部161dと合致すると潤滑油吐出口53Bが開口し、潤滑油吐出口53Bから高圧状態の潤滑油が吐出される。
このため、オイルポンプ40での加圧が十分でなくポンプ油圧が低くても、潤滑油吐出口53Bからの潤滑油の吐出圧(潤滑油圧)を大きくすることができ、吐出する潤滑油の到達距離を延ばすことができ、第1,第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
しかも、潤滑油供給管51Bが回転するため、潤滑油吐出口53Bから吐出される際に、潤滑油は遠心力を受けて吐出される。
潤滑油吐出口53Bから吐出される潤滑油は、潤滑油吐出口53Bの閉鎖時に上昇する潤滑油吐出口53B及び油通路51a内の潤滑油の静圧が変化する動圧に、潤滑油供給管51Bが回転することにより潤滑油吐出口53Bで受ける遠心力による動圧が加わり、この遠心力による動圧分だけ更に高圧で吐出される。
本実施形態では、潤滑油吐出口53Bが開閉し、潤滑油吐出口53Bから潤滑油が間欠的に吐出することによる潤滑油の吐出圧の増加と、遠心力による動圧分による潤滑油の吐出圧の増加とによって、高い吐出圧で潤滑油が吐出され、より遠方まで潤滑油が到達する。
したがって、オイルポンプ40により小形で低容量のものを適用することが可能になり、オイルポンプ40の軽量化やコスト削減を一層図ることもできる。
〔その他〕
以上、本発明にかかる実施形態を説明したが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で上記実施形態を種々変更したり、上記実施形態を部分的に適用したりして実施することができる。
例えば、第1,2実施形態では、開閉キャップ61を往復駆動して潤滑油吐出口53を開閉する開閉駆動機構60,60Aに、プーリ10,20と連動して開閉キャップ61を往復駆動するカム機構62C,67Cを適用しているが、専用の往復駆動アクチュエータなどカム機構以外で開閉キャップ61を往復駆動しても良い。
また、第2実施形態では、配置関係上、セカンダリプーリ20の固定プーリ21にカム67を形成しているが、配置関係によってはプライマリプーリ10の固定プーリ11にカム67を形成してもよい。
第3実施形態では、開閉キャップ161を停止して潤滑油供給管51Bを回転させることで潤滑油吐出口53Bを開閉する開閉駆動機構60Bを適用しているが、潤滑油供給管51Bを停止させ開閉キャップ161を回転させて潤滑油吐出口53Bを開閉する開閉駆動機構でも良い。
また、第1,2実施形態では開閉キャップ61の開口穴部1d及び潤滑油供給管51の潤滑油吐出口53が、第3実施形態では開閉キャップ161の開口穴部161dが、それぞれ2つ設けられるが、これらは必要な個所に応じて適宜の数だけ設けることができる。
また、第1,2実施形態のようにカム機構を利用して開閉部材である往復運動部材を往復運動させて開閉駆動する場合のカムは、第1実施形態の楕円型カムのように山部及び谷部が2つずつあるものに限らず、山部及び谷部が単数又は2つよりも多いものなど、種々のカム面形状のものを適用しうる。
1 CVTのバリエータ
2 トランスミッションケース
3 サイドカバー
10 プライマリプーリ(第1プーリ)
20 セカンダリプーリ(第2プーリ)
11,21 固定プーリ
12,22 可動プーリ
13,23 V溝
14,24 油室
15 ギア(第1歯車部)
30 ベルト(動力伝達部材)
40 オイルポンプ
41 油圧制御装置
50,50A,50B 潤滑油吐出機構
51,51B 潤滑油供給管
51a,52 油通路
53,53B 潤滑油吐出口
55 ギア
56 スプリング(コイルスプリング)
60,60A,60B 開閉駆動機構
61 開閉キャップ(往復運動部材,開閉部材)
61d,161d 開口穴部
62,67 カム
62C,67C カム機構
63 回転駆動機構
66 チェーン・スプロケット機構
161 開閉キャップ(開閉部材)
プライマリプーリ10の軸心(プライマリ軸心)
セカンダリプーリ20の軸心(セカンダリ軸心)
P1,P2 接触開始点

Claims (7)

  1. 第1プーリを有し、
    第2プーリを有し、
    前記第1プーリの動力を前記第2プーリへ伝達する動力伝達部材を有し、
    前記第1プーリと前記第2プーリとの間に位置し、潤滑油吐出口を開閉して潤滑油を間欠的に吐出する潤滑油吐出機構を有することを特徴とするプーリ機構。
  2. 前記潤滑油吐出機構は、前記潤滑油吐出口を開閉する開閉部材と前記開閉部材を前記潤滑油吐出口に対して開閉する開閉駆動機構とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のプーリ機構。
  3. 前記潤滑油吐出機構は、先端部に前記潤滑油吐出口が形成された潤滑油供給管を有し、
    前記開閉部材は、前記潤滑油吐出口を開閉するように往復運動する往復運動部材であって、
    前記開閉駆動機構は、回転しながら前記往復運動部材を往復駆動するカムを用いたカム機構を有する
    ことを特徴とする請求項2記載のプーリ機構。
  4. 前記カムは、前記第1プーリ及び前記第2プーリの一方のプーリの回転を動力として回転する
    ことを特徴とする請求項3記載のプーリ機構。
  5. 前記カムは、前記第1プーリ及び前記第2プーリの一方のプーリの外周部近傍にプーリ軸方向に面して形成された凹凸面により構成されている
    ことを特徴とする請求項3記載のプーリ機構。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のプーリ機構を有し、
    前記潤滑油を供給するためのオイルポンプを有する
    ことを特徴とする無段変速機。
  7. 請求項6に記載の無段変速機を有し、
    前記無段変速機に接続されたエンジンを有し、
    前記エンジンの動力を利用して前記オイルポンプを駆動する
    ことを特徴とする車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018100914A1 (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2019130878A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 ジヤトコ株式会社 駆動力伝達装置

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