JP5745547B2 - 振動スライド機械 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文による制御可能な油圧振動スライド機械に関する。
独国特許発明第4434430号明細書から、ハウジング内に構成された内側ロータを備え、円筒形凹部を有する汎用制御可能油圧振動スライド機械が知られている。ここで内側ロータは、制御ハウジングとして設計されたベアリング内に取り付けられた、いわゆるスライドドライバによって外側ロータに回転可能に接続されている。この場合の既知の振動スライド機械は、回転速度とは独立して正確に予め設定された圧力を発生することができる。このような振動スライド機械は、潤滑剤を持つ燃焼機関においてベアリング点を提供するために、ふつう採用される。
独国特許発明第4434430号明細書
本発明は、機能が増すことを特に特徴とする汎用タイプの振動スライド機械のための、改良された、または少なくとも代替の実施形態を説明するという問題を扱う。
本発明によれば、この問題は、独立請求項1の主題を通じて解決される。優位性のある実施形態は従属請求項の主題である。
本発明は、汎用振動スライド機械を設計する広い思想に基づき、この振動スライド機械によれば2つの異なる圧力レベルが利用可能となり、これによりそれぞれ異なる圧力レベルを持つ少なくとも2つの異なる負荷の供給が可能である。本発明による振動スライド機械によれば、自動車内の燃焼エンジンの潤滑剤の供給は、第1圧力レベルでなされ、同時に、さらなる負荷の潤滑剤の供給は、第2圧力レベルでなされ、及び/又は他の媒体も例えば可能である。そうするために、従来なら2つの異なる潤滑剤ポンプを提供すること、または例えばスロットリング装置によって第2圧力レベルを調整することが必要だった。本発明による制御可能な油圧振動スライド機械は、円筒形凹部(溝)を有するハウジング内に配置された内側ロータを備える。ここでいわゆるスライドドライバは、凹部に係合し、内側ロータを通じて外側ロータを回転するよう駆動するために、それぞれの外側端によって外側ロータに接続される。内側ロータおよび外側ロータは共に、変更可能なチャンバを形成する。ここで、スライドドライバは、内側ロータの凹部内と、外側ロータの対応する凹部内とで回転可能に吊り下げられている。これに加えて、内側ロータおよび外側ロータ間の偏心性を変更し、よって最大の可能なチャンバ容積を変更する制御が提供されえるが、これは振動スライド機械の送出量が正確に設定されえることによる。スライドドライバがそれぞれ、内側ロータのそれぞれ関連付けられた凹部内でガイドされるピストンに結合されていることがここで本発明には重要となる。ここで、内側ロータおよび外側ロータ間のチャンバ内とは異なる圧力レベルが、凹部および関連付けられたピストンによって区切られた内側ロータ内のチャンバ内で設定されえて、その結果、2つの異なる圧力レベルが発生されえて、これにより2つの異なる負荷も本発明による振動スライド機械に供給されえる。これは今まで知られている振動スライド機械では可能ではなく、機能の大きな改善となるが、2つの異なる圧力レベルを実現するために、2つの振動スライド機械または予備スロットリング装置はもはや必要なく、本発明による振動スライド機械で2つの圧力レベルが発生されえるからである。これは、自動車の製造で特に優位性を持つが、異なる部分に異なる潤滑剤圧力を供給することがしばしば要求されるからであり、現代の自動車においては利用可能な取り付けスペースはふつうはあまりに小さいので、潤滑剤ポンプとして2つの異なる振動スライド機械を設けることは可能ではないか、または困難であるかのいずれかだからである。本発明による振動スライド機械は、一般の振動スライド機械と比べて取り付けスペースの増加を必要としないので、本発明の振動スライド機械は、従来の振動スライド機械の代わりに採用することができ、2つの異なる圧力レベルを供給することができるという大きな効果を奏する。これら2つの異なる圧力レベルを提供することは、この場合、設計の点で容易に可能であるので、本発明による振動スライド機械は、コストは全く増加しないか、ほとんど増加しない。
本発明による解決策のさらなる優位性のある発展形によれば、個別のスライドドライバおよび関連付けられたピストンは、ローラー形状のジョイントヘッドおよびフォーク/ピンサー形状のジョイントマウンティングによって互いにそれぞれ結合されている。このようなジョイントヘッドおよび関連付けられたフォーク/ピンサー形状のジョイントマウンティングは、スライドドライバおよび関連付けられたピストンの間の容易に動作可能な角度形成を可能にし、その結果、振動スライド機械の非常に簡単な動作が実現されえる。加えて、そのようなジョイントヘッドおよびジョイントマウンティングは、圧縮力と共に張力も両方、伝達することができる。
本発明のさらなる重要な特徴および優位性は、従属請求項から、図面から、図面に基づく関連する図の説明から把握できる。
上述の、および以下においてこれから説明される特徴は、記載されたそれぞれの組み合わせにおいてだけ用いられるのではなく、本発明の範囲から逸脱することなく、他の組み合わせ、またはそれら自身によっても用いられ得る。
図1は、本発明による振動スライド機械の第1実施形態による断面図である。 図2は、代替の実施形態による図1と同様の断面図である。 図3は、振動スライド機械のさらなる構成の概略的、透視図である。 図4は、長方形のピストンを有するスライドドライバを持つ振動スライド機械のさらなる構成を少なくとも部分的に示す概略的透視詳細図である。 図5は、丸いピストンを有するスライドドライバを持つ振動スライド機械のさらなる構成を少なくとも部分的に示す概略的透視詳細図である。
本発明の好ましい例示的実施形態が図面に示され、以下の説明においてより詳細に記載され、ここで同じ参照符号は、同一または同様または機能的に同じ要素を表す。上記のように図面は概略的に示す。
図1および図2によれば、本発明による制御可能な油圧振動スライド機械1は、円筒状であるが、円形ではなく直方体の形状である凹部4(溝)を備えるハウジング2内に配置された内側ロータ3を備える。図1および図2から明らかなように、それぞれの場合において内側ロータ3は、半径方向に配置される6個の凹部4を備える。一般に、凹部4の個数は、任意である。内側ロータ3は、完全なやり方及び/又は不完全なやり方でドライブシャフト5に接続され、具体的には回転方向に固定されるやり方で接続される。このハウジングでは、共に回転する外側ロータ7が内側ロータ3に対して偏心して取り付けられているベアリング6がさらに設けられる。外側ロータ7は、外側ロータ内に回転可能に吊り下げられた複数のスライドドライバ8を備え、これらは内側ロータ3による外側ロータ7の回転駆動のために、内側ロータ3の凹部4内で係合し、変更可能なチャンバ9を形成する。振動スライド機械1が自動車の潤滑剤ポンプまたはオイルポンプとして設計される限りにおいては、内側ロータ3の回転動作のあいだ、チャンバ9は、それらの容積を変更し、このために送出フロー、例えば潤滑剤の送出を確実にする。ここで振動スライド機械1は、チャンバ9内に第1圧力を発生する。
本発明によれば、スライドドライバ8は、それぞれピストン10に結合され、これはそれぞれの内側ロータ3の関連付けられた凹部4内で平行移動するようガイドされる。凹部4および関連付けられたピストン10によって区切られたチャンバ11において、内側ロータ3および外側ロータ7の間のチャンバ9以外における圧力レベルは、本発明による振動スライド機械1によって2つの異なる圧力レベルが発生され、このために2つの異なる負荷が供給されるように調整され得る。一般に、チャンバ11内ではチャンバ9内とは別の媒体がポンプで送られることも想定できる。図1によれば、この場合のベアリング6は、回転スライドとして設計され、よって軸12の周りに回転され得る。この場合、ベアリング6の回転は、内側ロータおよび外側ロータ7の間の偏心の変化を発生し、このために、振動スライド機械1の送出量の変化を発生する。これの代替として、図2による例について示されるように、ベアリング6は球状ベアリングとして設計され得る。
振動スライド機械1の操作をできるだけ容易にするために、スライドドライバ8および関連付けられたピストン10は、互いにローラー形状のジョイントヘッド14およびフォーク/ピンサー形状のジョイントマウンティングを介してそれぞれ結合され、ここでそのようなジョイントヘッド14およびそのようなフォーク/ピンサー形状のジョイントマウンティングは、伸長力および圧縮力を発生することができるだけでなく、ピストン10およびそれぞれの関連付けられたスライドドライバ8の間の方向のずれを相殺することもできる。ここで内側ロータ3内の凹部4は、かどのある、または円筒に近い、円形の断面を持ち得る。これに加えて、示されていないバネ装置が設けられ得て、これはベアリング6をある方向に予圧し、これによりチャンバ9の所定の容積を予め設定する。
本発明による提案された振動スライド機械1は、内部の気密についても実質的な改良をもたらし、ここで本発明による振動スライド機械1は、2つの異なる圧力レベル及び/又は媒体のためのタンデムポンプとして擬似的に動作され得る。これは、スライドドライバ8の下の内側ロータ3の凹部4内のピストン10を通じて具体的には可能になり、これらはチャンバ11からチャンバ9への送出媒体の内部漏れが少なくとも最小限になるよう設計される。ここで、チャンバ9によって、またはチャンバ11を介して、流体を送出すること、または対応する圧力レベルを提供することも明らかに同様に可能である。
この場合の本発明による振動スライド機械1の制御は、図1のように支点の周りに回転するよう設計されたベアリング6を回転させることによって、または図2のようにスライドするよう設計されたベアリング6をスライドさせることによって容易に可能である。しかし本発明による振動スライド機械1では、2つの異なる圧力レベルが発生され得て、この2つの異なる負荷が供給され得るが、これはチャンバ11およびチャンバ9の間の漏れのために従来の振動スライド機械では可能ではなかった。ここで本発明による振動スライド機械1は、より大きい設置スペースを何ら必要としないので、従来の振動スライド機械の場所に設置できる。
以下の実施形態は、図3〜図5に関し、ここでこの場合の振動スライド機械1は、回転スライドポンプ装置100として表される。さらなる関連した用語および参照符号は、以下の表に示され、よって図1〜図5において同義として用いられたり、互いに置換されたりして用いられる。
Figure 0005745547
回転スライドポンプ装置100は、少なくとも1つの油圧回路(不図示)に接続され、これは圧力媒体を持つ、特にオイルを持つ自動車(不図示)の自動または自動化された変速(不図示)を提供する役割をする。変速機は、具体的に、シフト要素によって油圧で駆動されえる1個または複数個の摩擦クラッチを備え、及び/又はこの変速機は、駆動されるべきシフトスリーブのような変速構成要素またはシフト要素をさらに備える。具体的に、変速機は、2個の摩擦クラッチを有するダブルクラッチ変速機として実現されえる。この摩擦クラッチは、湿式で動作する摩擦クラッチとして具体的に設計される。摩擦クラッチは、オイルによって冷却される。変速機には乾式クラッチの使用も想定できるが、これはそれぞれの実施形態に依存する。回転スライドポンプ装置100は、振動スライドポンプ200として設計される。振動スライドポンプ200は、ハウジング300を備える。ハウジング300内には、外側リング400が配置される。回転スライドポンプ装置100は、内側ロータ500さらに備え、これは、回転可能にマウントされて、不図示のモータによって機能的に効果的なやり方で駆動されえる。内側ロータ500は、具体的には電気モータによって駆動されえる。代替として、内側ロータ500は、自動車のエンジンによって機能的に効果的なやり方で駆動されえる。内側ロータ500は、外側リング400内に配置される。外側リング400は、内側ロータ500に対して偏心して配置され、または偏心して配置されえる。外側リング400は、内側ロータ500に対して変位可能に、または回転可能に好ましくは配置されえる。
回転スライドポンプ装置100は、複数のスライド600をさらに備える。このスライド600は、外側リング400および内側ロータ500の間に配置され、または配置されえる。スライド600は、外側リング400および内側ロータ500の間で延びる。内側ロータ500は、複数のガイドマウンティング700を備える。ガイドマウンティング700は、実質的に半径方向に延びる。ガイドマウンティング700内で、スライド600は導かれる。スライド600の幅は、ガイドマウンティング700の幅に少なくとも部分的には適応される。この場合のスライド600は、ガイドマウンティング700内で、振動して導かれる。複数の第1ワーキングチャンバ800は、外側リング400、内側ロータ500、およびスライド600によって区切られる。
図3は、回転スライドポンプ装置100の構成を示し、ここでは7つのスライド600、よって7つのワーキングチャンバ800が提供される。代替の構成においては、第1ワーキングチャンバは7個よりも多くの、または少ないチャンバが設けられてもよい。第1ワーキングチャンバ800は、内側ロータ500および外側リング400の間に配置される。スライド600は、それぞれの第1ワーキングチャンバ800を区切り、これらは部分的には互いに隣接して配置される。スライド600およびよって第1ワーキングチャンバ800も、内側ロータ500と共に回転する。ガイドマウンティング700は、円周上で好ましくは等間隔に配置される。スライド600は、ガイドマウンティング700内で半径方向に変位可能にガイドされる。ガイドマウンティング700は、スリットまたは穴として(より詳細には限定されない)実現されえる。ガイドマウンティング700は、表面端上のエッジにおいて開放しているスリットとして特に実現されえる。さらにスライド600は、スライドドライバ900として実現され、ここでスライドドライバ900は、外側リング400上に回転可能にマウントされている。スライドドライバ900は、さらにガイドマウンティング700内で回転可能にマウントされている。スライドドライバ900は、ヘッド1000をそれぞれ備え、ここでヘッド1000は、外側リング400上に回転可能にマウントされている。ヘッド1000は、機能的に効果的なやり方で外側リング400上に回転可能にマウントされている。ヘッド1000は、一部が円筒形である表面(より詳細には限定されない)、または円筒部分領域を有する。したがってスライドドライバ900は、外側リング400上に回転可能にマウントされ、具体的にはヘッド1000でマウントされる。この場合のスライドドライバ900は、実質的に円錐形に実現され、ここでスライドドライバ900の足部領域(より詳細には限定されない)は、対応する球状部分領域、つまり2つの対向する円筒部分領域を備えることによって、スライドドライバ900は、ガイドマウンティング700内で回転可能にマウントされている。この場合のスライドドライバ900は、実質的に剛性を持つように設計される。
外側リング400は、外側ロータ1100として具体的には設計され、ここで外側ロータ1100は、回転可能にマウントされている。外側ロータ1100は、ホルダ1200内に回転可能にマウントされている。ホルダ1200は、外側ロータ1100と共に変位可能なやり方で好ましくは配置されることによって、外側ロータ1100は、ホルダ1200と共に内側ロータ500に対して変位可能である。このため、外側ロータ1100に対する内側ロータ500の偏心性の大きさは調整可能である。ここで、ホルダ1200は、ピボット軸1300の周りに回転可能であってもよく、ここでホルダ1200をピボット軸1300の周りに回転させることによって、外側リング400および外側ロータ1100の内側ロータ500に対する相対位置は調整されえる。第1ワーキングチャンバ800は、圧力媒体(不図示)でありえ、具体的には供給および排気の開口の現在の位置の関数として、具体的には圧力媒体がこの中へ流れ、かつこの中から流れてもよい。したがって第1ワーキングチャンバ800は、圧力媒体の圧力を変化させるのに用いることができる。第1油圧回路(不図示)が、第1ワーキングチャンバ800に設けられてもよい。特に第1油圧回路は、具体的にはオイルである圧力媒体を持つ摩擦クラッチ(ES)に具体的には潤滑剤を供給し、摩擦クラッチを冷却する働きをし、または他の変速構成要素に潤滑剤を与え、冷却する。
最初に述べられた不利な点は、ガイドマウンティング700およびスライド600が第2ワーキングチャンバ1400を区切るという点において、これで回避されており、ここで第2ワーキングチャンバ1400は、圧力媒体のスルーフローに曝されてもよく、第2ワーキングチャンバ1400は、圧力を変え、及び/又は圧力媒体を送出するために用いられ得る。
このことは、第2ワーキングチャンバ1400によって第2油圧回路が設けられ得るという優位性を有する。第1油圧回路は、具体的には摩擦クラッチに潤滑オイルを供給する低圧油圧回路として用いられ得る。第2油圧回路は、具体的には変速機のシフト要素に供給する高圧油圧回路として設計されえる。回転スライドポンプ装置100の動作中、第1ワーキングチャンバ800の容積変化は、第2ワーキングチャンバ1400の容積変化よりも大きい。第2ワーキングチャンバ1400によって実現される圧力変化は、第1ワーキングチャンバ800によって実現される圧力変化よりも大きい。第2ワーキングチャンバ1400のサイズは、スライド600のストロークおよびガイドマウンティング700の断面積によって実質的に決定される。ガイドマウンティング700のサイズを適切に選択すれば、第2ワーキングチャンバ1400によって実現される変位体積/送出体積は決定できる。第1ワーキングチャンバ800内で発生できるフローの容積は、サイズおよび内側ロータ500に対する外側リング400の偏心によって実質的に決定される。第2ワーキングチャンバ1400は、内側ロータ500内に設けられるので、第2ワーキングチャンバ1400から少量ずつ供給されえる圧力レベル/送出体積は、変速機のシフト要素に供給するのに要求される圧力レベルによりよく適合される。第1ワーキングチャンバ800は、摩擦クラッチに圧力媒体を供給するために完全に利用可能である。ここで圧力媒体は、冷却オイル/潤滑オイルとして働く。内側ロータ500の回転と共に、第1ワーキングチャンバ800および第2ワーキングチャンバ1400は、そのサイズが周期的に増減する。このため、規定の容積の流れが第1および第2ワーキングチャンバ800および1400に発生されえる。この場合、図3の右側に示される第1および第2ワーキングチャンバ800および1400は、大きい容積を有し、図3の左側に示される第1および第2ワーキングチャンバ800および1400は、小さい容積を有するが、これはこの場合の内側ロータ500は、外側リング400の近くに位置し、よってスライド600は、ガイドマウンティング700のより深い所に押し込まれるからである。第1ワーキングチャンバ800は、具体的には自動車の冷却オイル供給部(不図示)に機能的に効果的なやり方で接続されている。第2ワーキングチャンバ1400は、具体的には、変速機の1個または複数個のシフト要素を駆動するための高圧油圧回路にそれぞれ接続されている。第1ワーキングチャンバ800のための圧力媒体は、好ましくは第1圧力媒体リザーバー(不図示)から吸い込まれ、第2ワーキングチャンバ1400のための圧力媒体は、好ましくは第2圧力媒体リザーバー(不図示)から吸い込まれる。変位体積と、よって回転当たりの送出量とは、内側ロータ500および外側ロータ400の間の第1ワーキングチャンバ800における変位から、かつガイドマウンティング700内のスライド600のストロークを介して、または第2ワーキングチャンバ1400内の変位から得られる。第1ワーキングチャンバ800は、外部から(半径方向または軸方向に)好ましくは供給される。第1ワーキングチャンバ800には、不図示の圧力媒体ラインを持つ外側リング400を通して圧力媒体が供給されえて、圧力媒体は、圧力媒体ラインによって排出されえる。内側ロータ500内の第2ワーキングチャンバ1400は、内側から好ましくは供給され、中空のベアリングピン1500を介して供給および排出されえる。代替として、第2ワーキングチャンバ1400は、軸方向に供給されえて、特にガイドマウンティング700が端部面上で開放するよう設計されている場合はそうである。しかし好ましい実施形態では、第2ワーキングチャンバ1400は、半径方向にも供給されている。以下において、図4および図5が参照される。図4および図5の構成は同様なので、実質的に対応する要素は、同じ参照符号が付される。図4および図5は、回転スライドポンプ装置1600aおよび1600bをそれぞれ部分的に示す。
回転スライドポンプ装置1600aおよび1600bは、振動スライドポンプ1700aおよび1700bとしてそれぞれ設計されている。ハウジングおよびホルダは、図2においては示されていない。振動スライドポンプ1700a,1700bは、外側リング1800、内側ロータ1900、および複数のスライド2000を備える。そして内側ロータ1900は、複数のガイドマウンティング2100a(図4参照)および複数のガイドマウンティング2100b(図5参照)を備え、ここでスライド2000は、対応するガイドマウンティング2100aまたは2100b内で導かれる。ガイドマウンティング2100a(図4を参照)は、スリットとして設計される(より詳細には限定されない)。ガイドマウンティング2100aは、端部面上のエッジにおいて開放するスリットとして設計される。具体的には、ガイドマウンティング2100aの断面は、実質的に長方形である。ガイドマウンティング2100b(図5参照)は、穴として設計される(より詳細には限定されない)。ガイドマウンティング2100bは、内側ロータ1900内で軸方向に閉じて実現される。ガイドマウンティング2100bは、端部面において軸方向に閉じて設計されている。具体的には、ガイドマウンティング2100bの断面は丸く、実質的に円形である。
外側リング1800は、外側ロータ2700として好ましくは設計される。外側ロータ2700は、外周表面2800を備え、ここで外周表面2800を持つ外側ロータ2700は、対応するホルダ(不図示だが、図3を参照)内で回転可能にマウントされている。スライド2000は、スライドドライバ2200として設計されて、ここでスライドドライバ2200は、外側ロータ2700上に回転可能にマウントされている。スライドドライバ2200は、剛性を持つようには設計されていない。スライドドライバ2200は、ピストン2300a,2300bを備え、ここでピストン2300a,2300bは、ガイドマウンティング2100a,2100bの中で導かれる。ピストン2300a,2300bの断面は、ガイドマウンティング2100a,2100bの断面に適合され、またはガイドマウンティング2100a,2100bの断面に対応する。スライドドライバ2100は、それぞれ振動ピストンロッド2400をさらに有し、ここで振動ピストンロッド2400は、ピストン2300a,2300b上に回転可能にマウントされている。振動ピストンロッド2400は、機能的に効果的なやり方で、さらに外側リング1800上に回転可能にマウントされている。振動ピストンリング2400は、ヘッド2500をそれぞれ備え、ヘッド2500は、外側リング1800のベアリングマウンティング2600内にマウントされている。ベアリングマウンティング2600は、外側リング1800の内周表面に向かって開放され、より詳細には限定されない。外側リング1800は、内側ロータ1900に対して偏心して配置される。回転スライドポンプ装置1600aおよび1600bは、複数のワーキングチャンバ2900をそれぞれ備える。合わせて7個のスライドドライバ2200およびよって7個の第1ワーキングチャンバ2900が提供される。第1ワーキングチャンバ2900は、外側リング1800、内側ロータ1900、およびスライド2000によって区切られる。第1ワーキングチャンバ2900は、圧力媒体のスルーフローに曝されえる。第1ワーキングチャンバ2900は、圧力媒体の圧力を変化させるために用いられ得る。第1ワーキングチャンバ2900は、自動変速機(不図示)の第1油圧回路に接続されえる。第1ワーキングチャンバ2900は、不図示である圧力ラインを経由して圧力媒体が供給されえる。
例えば、圧力媒体を導き、通すための接続は、第1ワーキングチャンバ2900について軸方向に配置されてもよい。最初に述べた不利な点はこれで回避されるが、これは、ガイドマウンティング2100a,2100bおよびスライド2000が第2ワーキングチャンバ3000を区切り、ここで第2ワーキングチャンバ3000は、圧力媒体のスルーフローに曝され、第2ワーキングチャンバ3000は、圧力を変化させ、及び/又は圧力媒体を送出するのに用いられ得るからである。第2ワーキングチャンバ3000の助けで実現される圧力変化は、第1ワーキングチャンバ2900によって実現される圧力変化よりも好ましくは大きい。この場合、外側リング1800に対する内側リング1900の回転の間、第1ワーキングチャンバ2900の容積変化は、第2ワーキングチャンバ3000の容積変化よりも大きい。第1ワーキングチャンバ2900は、変速機の低圧油圧回路に具体的には接続されえる。第2ワーキングチャンバ3000は、変速機の少なくとも1つのシフト要素を駆動する高圧油圧回路によって接続されえる。
図3に表される構成において既に説明されたように、外側リング1800は、内側ロータ1900に対して変位可能に配置されえる。このため、第1ワーキングチャンバ2900および第2ワーキングチャンバ3000の送出量は、調整可能である。第1ワーキングチャンバ2900の内側ロータの回転の間の容積変化、および第2ワーキングチャンバ3000の容積変化は、外側リング1800に対する内側ロータ1900の偏心性に依存している。図4に表される構成において、ピストン2300aは、長方形ピストンとして設計される。図5に表される構成において、ピストン2300bは、円形ピストンとして設計される。
第2ワーキングチャンバ3000の高圧領域および第1ワーキングチャンバ2900の低圧領域の間の漏れは、具体的にはスライドドライバ22の、またはピストン2300a,2300bと組み合わせた振動ピストンロッド2400の二重回転マウンティングを通じて、低減または最小化されえる。図5における円形ピストンを持つ実施形態は、引張モーメントが低減されるという優位性を有する。第1ワーキングチャンバ2900の端部面封止は、より詳細には不図示の端部面ポンプハウジングが、高い軸方向の力で圧着されることによって好ましくは実現される。図5に示されるように内側ロータ1900内のピストン2300a,2300bのガイドを通じて、第2ワーキングチャンバ3000は、内側ロータ1900を通して端部面上で既に区切られている。このため、端部面ポンプハウジングを互いに押しつける時には、高い軸方向の与圧は不要である。振動スライドポンプ200,1700a,1700b(図3から図5を参照)の使用の優位性は、2つの別個の圧力媒体リザーバーからの吸い込みが可能なことである。スライドドライバ900,2200は、外側ロータ1100,2700内に回転可能にマウントされる。回転スライドポンプ装置100,1600a,1600b内の機械的摩擦は、振動スライドポンプ200,1700a,1700bとしての設計を通じて低減される。このため、回転スライドポンプ装置100,1600a,1600bおよび振動スライドポンプ200,1700a,1700bを駆動するのに用いられる駆動エネルギーの要素は最小化される。回転スライドポンプ装置100および1600a,1600bは、代替の構成において回転ベーンポンプ(不図示)としても実現されえる。この場合、ベーンとして設計されたスライドは、外側リングに接続されない。外側リングは、内側ロータに対して共に回転するようには配置されない。ベーンは、ガイドマウンティング内を半径方向にガイドされる。第1ワーキングチャンバの封止は、必要ならスライディングシューなどで外側リングの内周表面にベーンが押しつけられるようにして実現される。ここでは、好ましくは第1ワーキングチャンバおよび第2ワーキングチャンバは、相互接続される。内側ロータの起動時の間に、ベーンを外側リングに押しつけるために、外側第1ワーキングチャンバからの変位からの圧力は、ベーンの下で導かれる。
本発明による回転スライドポンプ装置のおかげで、互いに分離された異なる容積フローが今や選択的に発生されえる。一方で、冷却/潤滑剤の伝達及び/又はクラッチ要素のために、具体的には低圧を持つ高い容積フローが実現されえて、他方では、シフト要素の調整/駆動のために、高圧を持つ低い容積フローが実現されえる。ここで示される図3から図5による回転スライドポンプ装置の好ましい実施形態によって、特に幾何学的理由で第1ワーキングチャンバは、冷却オイル容積フローを実現するのに用いられ、第2ワーキングチャンバは、シフト要素を駆動する容積フローを実現するのに用いられる。例えば他の応用例では、高容積フローには高圧が要求され、低容積フローには低圧が要求される結果、高圧油圧回路は、第1ワーキングチャンバを介して供給され、低圧油圧回路は、第2ワーキングチャンバを介して供給されることも想定されえる。これは、それぞれの応用例、および回転スライドポンプ装置またはそれぞれのさらなる油圧要素または油圧回路へのその装置の接続の具体的な実施形態に依存する。
大まかには図3から図5による本発明は、振動スライド機械に関し、以下のいわゆる回転スライドポンプ装置(100,1600a,1600b)において、自動車の自動の、または自動化された変速機の特に少なくとも1つの油圧回路において、外側リング(400,1800)を有し、内側ロータ(500,1900)を有し、複数のスライド(600,2000)を有し、ここで外側リング(400,1800)は、内側ロータ(500,1900)に対して偏心して配置され、ここでスライド(600,2000)は、外側リング(400,1800)および内側ロータ(500,1900)の間に配置され、または配置されえて、ここで内側ロータ(500,1900)は、複数のガイドマウンティング(700,2100a,2100b)を備え、スライド(600,2000)は、ガイドマウンティング(700,2100a,2100b)内でガイドされ、ここで複数の第1ワーキングチャンバ(800,2900)は、外側リング(400,1800)、内側ロータ(500,1900)、およびスライド(600,2000)によって区切られ、第1ワーキングチャンバ(800,2900)は、圧力媒体のスルーフローに曝されえて、ここで第1ワーキングチャンバ(800,2900)は、圧力を変化させること及び/又は圧力媒体を伝達することのために用いられ得る。ここで、ガイドマウンティング(700,2100a,2100b)およびスライド(600,2000)は、第2ワーキングチャンバ(1400,3000)をそれぞれ区切り、ここで第2ワーキングチャンバ(1400,3000)は、圧力媒体のスルーフローに曝されえて、第2ワーキングチャンバ(1400,3000)は、圧力を変化させること及び/又は圧力媒体を伝達することのために用いられ得る。
本発明による回転スライドポンプのさらなる代替の、または累積的な特徴は、以下のようである。
第2ワーキングチャンバ(1400,3000)は、高圧油圧回路に接続される。
第2ワーキングチャンバ(1400,3000)によって実現される圧力変化は、第1ワーキングチャンバ(800,2900)によって実現される圧力変化より大きい。
内側ロータ(500,1900)の回転時には、第1ワーキングチャンバ(800,2900)の容積変化は、第2ワーキングチャンバ(1400,3000)の容積変化よりも大きい。
特に自動変速機のオイル供給を冷却するために、第1ワーキングチャンバ(800,2900)は、低圧油圧回路に接続される。
外側リング(400,1800)は、外側ロータ(1100,2700)として設計され、ここで外側ロータ(1100,2700)は回転可能にマウントされている。
外側リング(400,1800)は、内側ロータ(500,1900)に対して変位可能に配置される。
スライド(600,2000)は、スライドドライバ(900,2200)として設計され、ここでスライドドライバ(900,2200)は、外側ロータ(1100,2700)上に変位可能に配置される。
スライドドライバ(2200)は、ピストン(2300a,2300b)および振動ピストンロッド(2400)をそれぞれ有し、ここでピストン(2300a,2300b)は、ガイドマウンティング(2100a,2100b)内でガイドされ、第2ワーキングチャンバ(3000)を少なくとも部分的に区切り、ここで振動ピストンロッド(2400)は、ピストン(2300a,2300b)上に回転可能にマウントされ、機能的に効果的なやり方で外側ロータ(2700)上に回転可能にマウントされる。
ガイドマウンティング(2100b)は、内側ロータ(1900)内で軸方向に閉じて実現される。
ピストン(2300a,2300b)は、長方形の断面のピストン要素として、または実質的に円形の断面を持つ丸いピストンとして実現される。
第1ワーキングチャンバ(800,2900)および第2ワーキングチャンバ(1400,3000)は、異なる油圧回路にそれぞれ接続されている。
第1ワーキングチャンバ(800,2900)は、高圧油圧回路に接続され、第2ワーキングチャンバ(1400,3000)は、低圧油圧回路に接続されている。
第1ワーキングチャンバのための圧力媒体は、第1圧力媒体リザーバーから吸引され、第2ワーキングチャンバのための圧力媒体は、第2圧力媒体リザーバーから吸引され、または適切に分離された異なる圧力媒体リザーバーが提供される。

Claims (10)

  1. ポンプまたはモータである、制御可能な油圧振動スライド機械(1)であって、
    円筒形凹部(4)を備える、ハウジング(2)内に配置された内側ロータ(3)と、
    前記ハウジング(2)内に形成されたベアリング(6)であって、ハウジング内には前記内側ロータ(3)と偏心して共に回転する外側ロータ(7)が配置され、内側ロータは、複数の回転可能に取り付けられたスライドドライバ(8)を備え、スライドドライバは、前記内側ロータ(3)の前記凹部(4)に係合することで、前記内側ロータ(3)によって前記外側ロータ(7)を駆動し、変更可能なチャンバ(9)を形成する、ベアリングと、
    を備え、
    スライドドライバ(8)は、それぞれの関連付けられた凹部(4)内でガイドされるピストン(10)にそれぞれ結合され、
    凹部(4)および関連付けられたピストン(10)によって区切られたチャンバ(11)における圧力レベルは、内側ロータ(3)および外側ロータ(7)の間のチャンバ(9)における圧力レベルとは異なるように設定されることによって、振動スライド機械(1)によれば、2つの異なる圧力レベルが発生され、及び/又は2つの異なる媒体が伝達され、これにより2つの異なる負荷が供給されることを特徴とする振動スライド機械。
  2. 前記ベアリング(6)が回転ベアリングとして、またはスライドとして設計されていることを特徴とする請求項1に記載の振動スライド機械。
  3. 前記回転ベアリングは、球状ベアリングとして設計されていることを特徴とする請求項2に記載の振動スライド機械。
  4. 前記スライドドライバ(8)および前記関連付けられたピストン(10)は、互いにローラー形状のジョイントヘッド(14)およびフォーク/ピンサー形状のジョイントマウンティングを介してそれぞれ結合されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動スライド機械。
  5. 前記凹部(4)は、かどのある、または円形の断面を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の振動スライド機械。
  6. 前記ベアリング(6)をある方向に予圧するバネ装置が設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の振動スライド機械。
  7. 前記振動スライド機械(1)は、自動車内のオイルポンプとして設計されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の振動スライド機械。
  8. 前記振動スライド機械(1)は、6つのスライドドライバ(8)を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の振動スライド機械。
  9. 内側ロータ(3,500,1900)の回転時、前記チャンバ(9)の、または第1ワーキングチャンバ(800,2900)の容積変化は、前記チャンバ(11)の、または第2ワーキングチャンバ(1400,3000)の容積変化よりも大きいことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の振動スライド機械。
  10. 第1ワーキングチャンバ(800,2900)またはチャンバ(9)は、自動変速機のオイル供給を冷却するための低圧油圧回路に接続されていることを特徴とする請求項9に記載の振動スライド機械。
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