JP2016023332A - ブラケット - Google Patents

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【課題】締結部におけるメッキを良好に行うことが可能なブラケットを提供すること。【解決手段】金属板を加工してメッキ処理を施したブラケット10であって、締結ボルトによって被固定部に締結固定される第2の締結部12を有し、第2の締結部12は、金属板の一部を折り返すことで下側金属板12aと上側金属板12bとが互いに重ね合わされて構成され、第2の締結部12は、締結ボルトBが挿通可能なボルト挿通孔25を有し、第2の締結部12は、互いに重ね合わされた下側金属板12aと上側金属板12bとの内側に、下側金属板12aと上側金属板12bとの連結箇所26に沿った流路Rが形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、部材を被固定部へ取り付けるブラケットに関する。
ブラケットの被固定部への固定構造として、金属板からなるブラケットに形成したバーリング孔の周壁を被固定部であるラジエターコアアッパの孔の一方に係合させ、ブラケットとラジエターコアアッパの孔の他方に締結部材を挿通してブラケットをラジエターコアアッパに固定する固定構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−192971号公報
ところで、部材を被固定部へ固定する金属板からなるブラケットとしては、被固定部へ締結して固定する締結部の強度を高めたり厚みを持たせる設計要求のために、金属板の一部を折り返して二枚重ねとすることが行われる。
しかし、折り返して二枚重ねとすると、加工後のメッキ処理において、互いに重ね合わされた金属板の連結箇所の内側にメッキ液が完全に浸透されず、メッキが不完全となって腐食が生じるおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、締結部におけるメッキを良好に行うことが可能なブラケットを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るブラケットは、下記(1)から(4)を特徴としている。
(1) 金属板を加工してメッキ処理を施したブラケットであって、
締結ボルトによって被固定部に締結固定される締結部を有し、
該締結部は、前記金属板の一部を折り返すことで前記金属板が互いに重ね合わされて構成され、
前記締結部は、前記締結ボルトが挿通可能なボルト挿通孔を有し、
前記締結部は、互いに重ね合わされた前記金属板の内側に、折り返された前記金属板の一部に沿った流路が形成されている
ことを特徴とするブラケット。
(2) 前記流路は、高さ寸法が0.5mm以上とされている
ことを特徴とする(1)に記載のブラケット。
(3) 前記流路は、互いに重ね合わされた前記金属板の対向面の少なくとも一方に形成された窪み部からなる
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のブラケット。
(4) 前記締結部には、前記金属板に前記窪み部を形成することで、厚さ方向へ突出する係止突条が形成されている
ことを特徴とする(3)に記載のブラケット。
上記(1)の構成のブラケットでは、互いに重ね合わされた金属板の内側に、金属板同士の折り返しに沿って流路が形成されているので、金属板の加工後のメッキ処理において、折り返し付近に位置する金属板の内側にメッキ液を良好に浸透させることができ、締結部におけるメッキを良好に行うことができる。
これにより、加工した金属板にメッキ処理を施した後に再び加工工程で締結部を形成する場合のように、メッキ処理工程後に再び加工工程へ戻すものと比較し、工数の削減による製造コストの低減を図ることができる。また、メッキ処理後に加工を行うことでメッキを損傷させるような不具合もなくすことができる。
上記(2)の構成のブラケットでは、流路の高さ寸法を0.5mm以上とすることで、流路内をメッキ液が確実に流れる。これにより、折り返しの内側全域にメッキ液を確実に浸透させてメッキを施すことができる。
上記(3)の構成のブラケットでは、金属板に窪み部を形成することで、互いに重ね合わされた金属板の内側に流路を容易に形成することができる。
上記(4)の構成のブラケットでは、窪み部を形成することで厚さ方向に突出された係止突条を被固定部に係止させて締結時や取り外し時の回り止めとして機能させることができる。
本発明によれば、締結部におけるメッキを良好に行うことが可能なブラケットを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るブラケットによってワイヤハーネスが支持されたエンジンルーム内の斜視図である。 図2は、本実施形態に係るブラケットによって支持されるワイヤハーネスの斜視図である。 図3は、本実施形態に係るブラケットの斜視図である。 図4は、本実施形態に係るブラケットの第2の締結部の側面図である。 図5(a)及び図5(b)は、本実施形態に係るブラケットの製造工程を説明する図であって、図5(a)はブランク材の斜視図、図5(b)はブラケットの斜視図である。 図6は、参考例に係るブラケットの斜視図である。 図7(a)及び図7(b)は、参考例に係るブラケットの製造工程を説明する図であって、図7(a)はブランク材の斜視図、図7(b)はブラケットの斜視図である。 図8は、参考例に係るブラケットの第2の締結部を展開した状態の斜視図である。 図9は、断面視半円形状の流路を備えた第2の締結部の側面図である。 図10は、断面視四角形状の流路を備えた第2の締結部の側面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るブラケットによってワイヤハーネスが支持されたエンジンルーム内の斜視図である。図2は、本実施形態に係るブラケットによって支持されるワイヤハーネスの斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るブラケット10は、車両のエンジンルームに設けられてワイヤハーネスWHを支持する。ワイヤハーネスWHは、電線束を保護チューブで覆ったもので、エンジンルーム内に配線されている。ワイヤハーネスWHは、エンジンオイルの温度を測定する油温センサSを備えている。
ブラケット10は、エンジンルーム内に設けられたエンジンブロックなどの構造物からなる被固定部Hに締結ボルトBによって締結固定されている。ワイヤハーネスWHは、結束バンド1によってブラケット10に固定されている。また、ワイヤハーネスWHの油温センサSは、結束バンド1によってブラケット10に固定されている。これにより、ワイヤハーネスWHは、ブラケット10によって被固定部Hに支持されている。
ブラケット10は、金属板から形成されたもので、プレス機等による打ち抜き加工及び折り曲げ加工によって成形されている。金属板から形成されたブラケット10は、腐食防止のために、例えば、亜鉛メッキ等のメッキ処理が施されて表面にメッキ層が形成されている。
図3は、本実施形態に係るブラケットの斜視図である。
図3に示すように、ブラケット10は、第1の締結部11、第2の締結部12及びセンサ固定部13を有している。
第1の締結部11は、その中央部分に、表裏に貫通するボルト挿通孔20を有している。また、第1の締結部11には、その一側部に、下方へ延在する結束片部21が形成されている。この結束片部21には、その先端部分における両側に、ハーネス固定溝22が形成されている。
第2の締結部12は、平面視矩形状に形成されている。第1の締結部11と第2の締結部12との間には、段差部23が形成されており、これにより、第2の締結部12は、第1の締結部11に対して下方側に配置されている。
第2の締結部12は、表裏に貫通するボルト挿通孔25を有している。第2の締結部12は、ブラケット10を構成する金属板の一部を折り返すことで、下側金属板12aに対して上側金属板12bが重ね合わされた二枚重ねとされている。これにより、被固定部Hへ締結して固定する第2の締結部12の強度が高められ、また、厚みが増やされている。第2の締結部12は、金属板が折り返された一側部(以下、連結箇所26と称することがある。)において、重ね合わされた下側金属板12aと上側金属板12bとが連結されている。
図4は、本実施形態に係るブラケットの第2の締結部の側面図である。
図4に示すように、第2の締結部12は、互いに重ね合わされた下側金属板12aと上側金属板12bとの間に流路Rを有している。この流路Rは、下側金属板12aと上側金属板12bとの内側に、連結箇所26に沿って形成されている。特に、流路Rは、第2の締結部12における連結箇所26に近いところに設けられている。下側金属板12aは、上側金属板12bとの対向面に、連結箇所26に沿って下方へ断面視でV字状に凹む窪み部28を有している。流路Rは、下側金属板12aの窪み部28と上側金属板12bとから形成されており、断面視で三角形状とされている。この流路Rは、その高さ寸法hが、0.5mm以上とされている。
また、第2の締結部12は、下方へ突出する係止突条29を有している。この係止突条29は、下側金属板12aに窪み部28を形成することで設けられたもので、下側金属板12aと上側金属板12bとの連結箇所26に沿って形成されている。
また、第2の締結部12は、下側金属板12aにおける側部に、下方へ延在する回り止め片27を有している。
センサ固定部13は、平面視略三角形状に形成されている。第1の締結部11とセンサ固定部13との間には、段差部31が形成されており、これにより、センサ固定部13は、第1の締結部11に対して上方側に配置されている。
センサ固定部13には、ハーネス固定孔32とハーネス固定溝33とを有している。ハーネス固定孔32及びハーネス固定溝33には、ワイヤハーネスWHを共締めして固定するための結束バンド1が通される。また、センサ固定部13には、センサ固定孔35とセンサ固定溝36とを有している。センサ固定孔35及びセンサ固定溝36には、油温センサSを共締めして固定するための結束バンド1が通される。
図1に示すように、上記のブラケット10は、被固定部Hの上部に配置される。この状態で、第1の締結部11では、締結ボルトBがボルト挿通孔20へ通されて被固定部Hのネジ孔(図示略)へねじ込まれて締め付けられる。これにより、ブラケット10の第1の締結部11が被固定部Hに締結固定される。
第2の締結部12では、固定部材Kに形成された挿通孔(図示略)へ通された締結ボルトBがボルト挿通孔25へ通され、被固定部Hのネジ孔(図示略)へねじ込まれて締め付けられる。これにより、ブラケット10の第2の締結部12が、固定部材Kとともに被固定部Hに締結固定される。
また、第2の締結部12に形成された回り止め片27は、被固定部Hの側面に沿って配置される。これにより、第1の締結部11を締結ボルトBで締結する際に、回り止め片27が被固定部Hに当接することで、締結ボルトBの回転方向へのブラケット10の供回りが防止される。また、第2の締結部12に形成された係止突条29は、被固定部Hの縁部に沿って配置される。これにより、締結ボルトBを緩める際には、この係止突条29が被固定部Hの縁部に係止し、締結ボルトBの回転方向へのブラケット10の供回りが防止される。
ブラケット10の第1の締結部11では、結束片部21に沿ってワイヤハーネスWHが配置され、結束片部21のハーネス固定溝22に通されて結束片部21の裏面側へ回された結束バンド1が巻き付けられて結束されている。これにより、第1の締結部11の所定位置に、結束バンド1によってワイヤハーネスWHが固定される。
センサ固定部13では、ハーネス固定孔32及びハーネス固定溝33に通されてセンサ固定部13の裏面側へ回された結束バンド1がセンサ固定部13の上面に配置させたワイヤハーネスWHへ巻き付けられて結束される。これにより、センサ固定部13の上面における所定位置に、結束バンド1によってワイヤハーネスWHが固定される。
また、センサ固定部13では、センサ固定孔35及びセンサ固定溝36に通されてセンサ固定部13の裏面側へ回された結束バンド1がセンサ固定部13の上面に配置させた油温センサSへ巻き付けられて結束される。これにより、センサ固定部13の上面における所定位置に、結束バンド1によって油温センサSが固定される。
図5(a)及び図5(b)は、本実施形態に係るブラケットの製造工程を説明する図であって、図5(a)はブランク材の斜視図、図5(b)はブラケットの斜視図である。
上記ブラケット10は、まず、図5(a)に示すように、金属板に対して打ち抜き加工を施すことで、板状のブランク材10Bを形成し、図5(b)に示すように、ブランク材10Bに対して折り曲げ加工を施すことで、立体的形状の未処理のブラケット10に形成する。このとき、下側金属板12aに窪み部28を形成し、下側金属板12aに対して上側金属板12bを折り返して重ね合わせる。これにより、下側金属板12aと上側金属板12bとの内側に、連結箇所26に沿う流路Rを連結箇所26側に形成する。その後、この未処理のブラケット10をメッキ液へ浸漬して表面にメッキ層を形成するメッキ処理を行う。これにより、表面がメッキされたブラケット10が得られる。
ここで、参考例に係るブラケットについて説明する。
図6は、参考例に係るブラケットの斜視図である。図7(a)及び図7(b)は、参考例に係るブラケットの製造工程を説明する図であって、図7(a)はブランク材の斜視図、図7(b)はブラケットの斜視図である。図8は、参考例に係るブラケットの第2の締結部を展開した状態の斜視図である。
図6に示すように、参考例に係るブラケット110では、第2の締結部112に、表裏に貫通するボルト挿通孔125が形成されている。また、このブラケット110では、平板状の下側金属板112aに対して平板状の上側金属板112bを折り返して重ね合わせている。つまり、このブラケット110には、第2の締結部112に流路Rが設けられていない。
このブラケット110は、図7(a)に示すように、金属板から板状のブランク材110Bを形成し、ブランク材110Bを折り曲げ加工によって立体的形状に形成し、その後メッキ処理を施すことで得られる。
ところで、このようにして得られたブラケット110の第2の締結部112を構成する上側金属板112bを開いてみたところ、図8に示すように、連結箇所126における内側では、両縁部から少なくとも約2.0mmの領域だけにメッキ処理が施されていた。つまり、連結箇所126における内側では、両縁部の約2.0mmを除く中央部分に、メッキ処理が施されていないか、施されていても不十分であるメッキ不良領域NGが形成されてしまうことがわかった。そして、このようなメッキ不良領域NGがあると、このメッキ不良領域NGにおいて、腐食が生じてしまうおそれがある。
したがって、上記の参考例に係るブラケット110では、図7(b)に示すように、プレス加工工程で上側金属板112bを完全に折り返さずに途中まで折り返した状態で、メッキ処理工程でメッキ処理を施し、その後、再びプレス加工工程で上側金属板112bを完全に折り返すこととなる。このようにすれば、連結箇所126における内側でメッキ不良領域NGが形成されることがなく、腐食の発生をなくすことができる。しかし、この場合、工数の増加とともに、工程移動が多くなることで物流の増加や製造管理の複雑化を招いてしまい、製造コストが嵩んでしまう。
これに対して、本実施形態に係るブラケット10によれば、互いに重ね合わされた下側金属板12aと上側金属板12bとの間に、下側金属板12aと上側金属板12bとの連結箇所26に沿って流路Rが連結箇所26に近い側に形成されている。これにより、金属板の加工後のメッキ処理においてメッキ液が流路Rを流れることで、連結箇所26の内側へメッキ液を良好に浸透させることができ、第2の締結部12におけるメッキを良好に行うことができる。
これにより、加工した金属板にメッキ処理を施した後に再び加工工程で第2の締結部112を形成する場合のように、メッキ処理工程後に再び加工工程へ戻すものと比較し、工数の削減による製造コストの低減を図ることができる。また、メッキ処理後に加工を行うことでメッキを損傷させるような不具合もなくすことができる。
特に、流路Rの高さ寸法hを0.5mm以上としているので、流路R内をメッキ液が確実に流れることとなる。したがって、連結箇所26の内側全域にメッキ液を確実に浸透させてメッキを施すことができる。
また、下側金属板12aに窪み部28を形成することで、互いに重ね合わされた下側金属板12aと上側金属板12bとの間に流路Rを容易に形成することができる。
しかも、窪み部28を形成することで厚さ方向に突出された係止突条29を、被固定部Hに係止させて締結時や取り外し時の回り止めとして機能させることができる。
なお、上記実施形態では、流路Rの断面形状を三角形状としたが、流路Rの断面形状は三角形状に限らない。
図9に示すものは、円弧状に凹む窪み部28を形成することで、流路Rの断面形状を半円形状としたものであり、図10に示すものは、矩形状に凹む窪み部28を形成することで、流路Rの断面形状を四角形状としたものである。これらの流路Rは、いずれも高さ寸法hが0.5mm以上とされている。
このように、断面形状が半円形状または四角形状の流路Rを設けた場合であっても、金属板の加工後のメッキ処理において、連結箇所26の内側へメッキ液を良好に浸透させることができ、第2の締結部12におけるメッキを良好に行うことができる。
また、上記実施形態では、流路Rを設けるための窪み部28を下側金属板12aに形成したが、窪み部28は、上側金属板12bに形成しても良く、また、下側金属板12aと上側金属板12bの両方に形成しても良い。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るブラケットの実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)から(4)に簡潔に纏めて列記する。
(1) 金属板を加工してメッキ処理を施したブラケット(10)であって、
締結ボルト(B)によって被固定部(H)に締結固定される締結部(第2の締結部12)を有し、
該締結部(第2の締結部12)は、前記金属板の一部を折り返すことで前記金属板(下側金属板12a,上側金属板12b)が互いに重ね合わされて構成され、
前記締結部(第2の締結部12)は、前記締結ボルト(B)が挿通可能なボルト挿通孔(25)を有し、
前記締結部(第2の締結部12)は、互いに重ね合わされた前記金属板(下側金属板12a,上側金属板12b)の内側に、折り返された前記金属板(下側金属板12a,上側金属板12b)の一部に沿った流路(R)が形成されている
ことを特徴とするブラケット。
(2) 前記流路(R)は、高さ寸法(h)が0.5mm以上とされている
ことを特徴とする(1)に記載のブラケット。
(3) 前記流路(R)は、互いに重ね合わされた金属板(下側金属板12a,上側金属板12b)の対向面の少なくとも一方に形成された窪み部(28)からなる
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のブラケット。
(4) 前記締結部(第2の締結部12)には、前記金属板(下側金属板12a,上側金属板12b)に前記窪み部(28)を形成することで、厚さ方向へ突出する係止突条(29)が形成されている
ことを特徴とする(3)に記載のブラケット。
10 ブラケット
12 第2の締結部(締結部)
12a 下側金属板(金属板)
12b 上側金属板(金属板)
25 ボルト挿通孔
26 連結箇所
28 窪み部
29 係止突条
B 締結ボルト
H 被固定部
R 流路

Claims (4)

  1. 金属板を加工してメッキ処理を施したブラケットであって、
    締結ボルトによって被固定部に締結固定される締結部を有し、
    該締結部は、前記金属板の一部を折り返すことで前記金属板が互いに重ね合わされて構成され、
    前記締結部は、前記締結ボルトが挿通可能なボルト挿通孔を有し、
    前記締結部は、互いに重ね合わされた前記金属板の内側に、折り返された前記金属板の一部に沿った流路が形成されている
    ことを特徴とするブラケット。
  2. 前記流路は、高さ寸法が0.5mm以上とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラケット。
  3. 前記流路は、互いに重ね合わされた前記金属板の対向面の少なくとも一方に形成された窪み部からなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブラケット。
  4. 前記締結部には、前記金属板に前記窪み部を形成することで、厚さ方向へ突出する係止突条が形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のブラケット。
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