JPH1127825A - 自動車用電気接続箱 - Google Patents

自動車用電気接続箱

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JPH1127825A
JPH1127825A JP9179660A JP17966097A JPH1127825A JP H1127825 A JPH1127825 A JP H1127825A JP 9179660 A JP9179660 A JP 9179660A JP 17966097 A JP17966097 A JP 17966097A JP H1127825 A JPH1127825 A JP H1127825A
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relay
bracket
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electric connection
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Akihiro Oda
昭博 小田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体に取り付けると同時にアース接続できる
ようにした自動車用電気接続箱を提供する。 【解決手段】 金属板からなるブラケット3は、一端側
を電気接続箱挿入部3aとし屈曲させてリレーボックス
1の下面2への載置部3bを設け他端側を車体固定部3
cとした本体部3dと、電気接続箱挿入部3a側の本体
部3dからの側方への延在部3eを下面2への挿入方向
に屈折させた端子部3fとからなる。ブラケット3をリ
レーボックス1の下面2の挿入口4に挿入することで、
ブラケット3の端子部3fはメス−メス型中継端子5を
介してリレーボックス1内に組み込まれているリレーの
アース端子に電気的接続したダイオードに接続される。
該ブラケット3を車体に取り付けることで、リレーボッ
クス1を車体に取り付けると同時にリレーボックス1の
リレーのアース端子をアース接続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用電気接続箱
に関し、詳しくは電気接続箱を車体に取り付けると同時
にアース接続できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用のワイヤハーネスと接続される
電気接続箱は、ブラケットにより車体に取り付けられ、
また車体に電気接続されてアース接続される。
【0003】図2に示すように、例えば電気接続箱がリ
レーボックスである場合には、リレーボックス9の上面
10には、リレー(図示せず)を装着する収納部10a
を設ける一方、リレーボックス9の下面11には、固定
具であるブラケット12の挿入口11aおよび図3
(C)に示すアース接続用端子13の挿入口11bが設
けられている。
【0004】上記ブラケット12は例えば鉄−亜鉛メッ
キ等の金属板からなり、図3(A),(B)に示すよう
に、一端側に電気接続箱挿入部12aを設けて屈曲させ
てリレーボックス9の下面11の載置部12bを設け他
端側に車体固定部12cを設けたものである。
【0005】リレーボックス9の下面11側から挿入口
11aにブラケット12の電気接続箱挿入部12aを挿
入し車体固定部12cを突出させてリレーボックス9に
固定し、ブラケット12の車体固定部12cを車体(図
示せず)にボルト締めしてリレーボックス9を車体に取
り付ける。
【0006】また、アース接続用端子13の一端をリレ
ーボックス9の下面11の挿入口11bに挿入してダイ
オード14と接続し他端を車体にボルト締めしてアース
接続する。上記ダイオード14はリレーのアース端子
(図示せず)に接続されており、逆流電流を阻止するた
めのものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、ブラケット12によるリレーボックス9の車体
への取り付け作業およびアース接続用端子13によるリ
レーボックス9のアース接続作業を各々別々に行ってい
るため、作業効率が悪く、組立コストが高くなってい
た。また、電線13aの両端に端子13b,13cを接
続したアース接続用端子13が必要となるため、部品数
も多くなり、部品コストも高くなっていた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、作業効率を高
めて組立コストを低減し、かつ部品コストも低減するこ
とができる自動車用電気接続箱を提供することを課題と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で自動車用のワイヤハーネスと
接続されると共に、車体ボデーに固定される自動車用電
気接続箱において、上記電気接続箱に車体取付用の金属
板からなるブラケットを組みつけると共に、該ブラケッ
トに電気接続箱の内部回路と中継端子を介して接続する
端子部を一体に形成し、上記内部回路を上記ブラケット
を介して車体にアース接続する構成としていることを特
徴とする自動車用電気接続箱を提供している。
【0010】上記構成によれば、ブラケットは、金属板
からなり中継端子を介して電気接続箱の内部回路と接続
されているため、上記ブラケットにより電気接続箱を車
体に取り付けることにより、同時に電気接続箱の内部回
路をアース接続することができる。
【0011】また、電気接続箱の内部回路とブラケット
の端子部とは1つの部品である中継端子により接続して
おり、部品数が多く部品コストの高い従来のアース接続
用端子は不要となる。
【0012】上記電気接続箱がリレーボックスである場
合には、該リレーボックスに取り付けるリレーのアース
端子に電気的接続したダイオードに、上記ブラケットの
端子部を中継端子を介して接続すれば良い(請求項
2)。これにより、上記ブラケットを車体に取付ること
により、上記リレーボックスを車体に取付けると同時に
リレーのアース端子を車体にアース接続することができ
る。上記ダイオードは逆流電流を阻止するためのもので
ある。
【0013】また、上記ブラケットの本体部の電気接続
箱挿入部には切り起こして形成した係止片を設けると共
に、上記本体部からの延在部の先端を屈折してオス型の
上記端子部を設け、該端子部と上記電気接続箱の内部回
路に形成したオス型のタブとをメス−メス中継端子を介
して接続している(請求項3)。
【0014】上記係止片により、上記ブラケットの電気
接続箱挿入部を電気接続箱の挿入口に挿入するだけで、
ブラケットを電気接続箱に取り付けることができる。ま
た、メス−メス中継端子により、容易に電気接続箱の内
部回路とブラケットとを接続することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1に示すように、電気接続箱であ
るリレーボックス1は、上面には、リレー(図示せず)
を装着する収納部を設ける一方、下面2には、車体取付
用のブラケット3の挿入口4を設けている。
【0016】ブラケット3は例えば鉄−すずメッキ等の
金属板からなり、導電性を有するものである。該ブラケ
ット3は、一端側を電気接続箱挿入部3aとし屈曲させ
てリレーボックス1の下面2への載置部3bを設けて他
端側を車体固定部3cとした本体部3dと、電気接続箱
挿入部3a側の本体部3dからの側方への延在部3eを
リレーボックス1の下面2への挿入方向に屈折させた端
子部3fとからなる。
【0017】また、ブラケット3の本体部3dの電気接
続箱挿入部3aには切り起こして形成した係止片3gを
設けている。
【0018】リレーボックス1の下面2の挿入口4は、
一端側がブラケット3の本体部3dの電気接続箱挿入部
3aの挿入口4aとなり、これと連通して他端側がブラ
ケット3の端子部3fの挿入口4bとなる。
【0019】ブラケット3の本体部3dの電気接続箱挿
入部3aの挿入口4a内には、ブラケット3の係止片3
gに係合する係止部(図示せず)を設けている。また、
ブラケット3の端子部3fの挿入口4b内には、オス型
のタブを有するダイオード(図示せず)が組み込んであ
る。該ダイオードはリレーのアース端子に電気的接続し
てあり、逆流電流を阻止するためのものである。
【0020】このようなリレーボックス1の下面2の挿
入口4に、ブラケット3を挿入する。この際、ブラケッ
ト3の電気接続箱挿入部3aを挿入口4aに挿入するこ
とで係止片3gが係止され、またブラケット3の端子部
3fは図1(D)に示すメス−メス型の中継端子5の一
端を接続して挿入口4aに挿入することで、中継端子5
の他端をダイオードのタブに接続する。
【0021】これにより、ブラケット3は、リレーボッ
クス1に取り付けられると同時にリレーのアース端子に
電気的接続したダイオードに電気的接続される。
【0022】そして、リレーボックス1の下面2から突
出したブラケット3の車体固定部3cを車体(図示せ
ず)にボルト締めしてリレーボックス1を車体に取り付
ける。これにより、ブラケット3は車体に電気的接続さ
れ、したがって、リレーのアース端子が車体にアース接
続されることとなる。
【0023】上記のように、ブラケット3により、リレ
ーボックス1を車体に取り付けると同時にリレーのアー
ス端子を車体にアース接続することができる。これによ
り、作業効率を高めて組立コストを低減することができ
る。また、部品数が多く部品コストの高い従来のアース
接続用端子は不要となるため、部品数を削減し部品コス
トを低減できる。
【0024】上記では、電気接続箱はリレーボックス1
であるため、ブラケット3の端子部3fを挿入する挿入
口4b内にリレーのアース端子に電気的接続したダイオ
ードを組み込んでいるが、アッパケースとロアケースと
を備え、該アッパケースおよびロアケース内に、内部回
路を構成するバスバーおよび絶縁板を積層して収納した
電気接続箱である場合には、ロアケースにブラケット3
の挿入口を設け、該挿入口内に、内部回路に形成したオ
ス型のタブを設けておき、該タブに中継端子5を介して
ブラケット3の端子部3fを接続し、該ブラケット3を
車体に取り付けることで、電気接続箱を車体に取り付け
ると同時に電気接続箱の内部回路をアース接続すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の自動車用電気接続箱によれば、ブラケットは、金属板
からなり中継端子を介して電気接続箱の内部回路と接続
されているため、上記ブラケットにより電気接続箱を車
体に取り付けると同時に電気接続箱の内部回路をアース
接続することができる。これにより、作業効率を高めて
組立コストを低減することができる。
【0026】また、電気接続箱の内部回路とブラケット
の端子部とは1つの部品である中継端子により接続して
おり、部品数が多く部品コストの高い従来のアース接続
用端子は不要となる。これにより、部品数を削減して部
品コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示し、(A)はリレーボ
ックスの下面図、(B)はブラケットの正面図、(C)
はブラケットの側面図、(D)は中継端子の斜視図であ
る。
【図2】 従来例を示し、(A)は上面図、(B)は
(A)のA−A線における断面図、(C)は下面図であ
る。
【図3】 従来例を示し、(A)はブラケットの正面
図、(B)はブラケットの側面図、(C)はアース接続
用端子である。
【符号の説明】
1 リレーボックス(電気接続箱) 3 ブラケット 3a 電気接続箱挿入部 3d 本体部 3e 延在部 3f 端子部 3g 係止片 5 メス−メス中継端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用のワイヤハーネスと接続される
    と共に、車体ボデーに固定される自動車用電気接続箱に
    おいて、 上記電気接続箱に車体取付用の金属板からなるブラケッ
    トを組みつけると共に、該ブラケットに電気接続箱の内
    部回路と中継端子を介して接続する端子部を一体に形成
    し、上記内部回路を上記ブラケットを介して車体にアー
    ス接続する構成としていることを特徴とする自動車用電
    気接続箱。
  2. 【請求項2】 上記電気接続箱はリレーボックスであ
    り、該リレーボックスに取り付けるリレーのアース端子
    に電気的接続したダイオードに上記ブラケットの端子部
    を中継端子を介して接続している請求項1に記載の自動
    車用電気接続箱。
  3. 【請求項3】 上記ブラケットの本体部の電気接続箱挿
    入部には切り起こして形成した係止片を設けると共に、
    上記本体部からの延在部の先端を屈折してオス型の上記
    端子部を設け、該端子部と上記電気接続箱の内部回路に
    形成したオス型のタブとをメス−メス中継端子を介して
    接続している請求項1に記載の自動車用電気接続箱。
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