JP2016020943A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016020943A
JP2016020943A JP2014143836A JP2014143836A JP2016020943A JP 2016020943 A JP2016020943 A JP 2016020943A JP 2014143836 A JP2014143836 A JP 2014143836A JP 2014143836 A JP2014143836 A JP 2014143836A JP 2016020943 A JP2016020943 A JP 2016020943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image display
display unit
stand
protrusion
tilt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014143836A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6321476B2 (ja
Inventor
貴志 木本
Takashi Kimoto
貴志 木本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2014143836A priority Critical patent/JP6321476B2/ja
Publication of JP2016020943A publication Critical patent/JP2016020943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6321476B2 publication Critical patent/JP6321476B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】使い勝手良く、ピボット回転時に画像表示部が下面に接触することを防止できるようにする。
【解決手段】画像表示装置10は、画像表示部30、スタンド20、及び突出部40を備える。画像表示部30は、表示部用ブラケット32を有する。スタンド20は、スタンド用ブラケット23を有する。表示部用ブラケット32とスタンド用ブラケット23とは、チルト回転自在及びピボット回転自在に画像表示部30をスタンド20に支持させる回転機構部を構成する。突出部40は、画像表示部30が立ち姿勢から所定のチルト角までの間で立設された状態でピボット回転するのに伴って、第1ピボット回転方向に沿った所定の回転領域において画像表示部30を傾斜方向へチルト回転させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像表示面に画像を表示自在な画像表示部と載置面に載置されるスタンドとを備える画像表示装置に関する。
液晶ディスプレイや液晶テレビなどの薄型の画像表示装置の中には、自分の見やすい傾斜角度にするために画像表示部を立ち姿勢と傾斜姿勢との間で前後方向に回転させるチルト回転自在、及び縦長配置と横長配置との切り替えのために画像表示部を画像表示面に平行な面内で回転させるピボット回転自在に、画像表示部がスタンドに支持されたものがある。
このような画像表示装置では、画像表示部を立ち姿勢のままピボット回転させると、画像表示部が配置された高さによっては、画像表示部が載置面やスタンド基台部といった下面に接触することがあった。このような接触を避けるためには、ピボット回転させる前に、ユーザが意識的に、画像表示部を所定のチルト角以上に傾斜するようにチルト回転させる必要があった。
そこで、ピボット回転時に画像表示部が下面に接触することを防止するために、画像表示部に可動爪部を設け、スタンドに固定爪部を設け、画像表示部を立ち姿勢から所定のチルト角までの間で立設させた状態では、可動爪部が固定爪部に対向しているためにピボット回転が阻止されるように構成された画像表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−142408号公報
しかし、特許文献1に記載の従来の画像表示装置では、画像表示部をピボット回転させるためには、画像表示部を所定のチルト角以上に傾斜させる必要があるという構造をユーザが認識しており、ユーザが意識的に画像表示部を所定のチルト角以上に傾斜させる必要があった。
このため、こういったピボット回転させるための構造をユーザが知らない場合や失念していた場合は、ユーザが画像表示部をピボット回転させることができないという問題や、ユーザが画像表示部を無理矢理回転させようとして爪部などを破損してしまう虞があるという問題があった。このように、従来の画像表示装置は、使い勝手が良くなかった。
この発明の目的は、使い勝手良く、ピボット回転時に画像表示部が下面に接触することを防止できる画像表示装置を提供することにある。
この発明の画像表示装置は、画像表示部、スタンド、及び傾斜誘導部を備える。画像表示部は、画像表示面に画像を表示自在であり、かつ画像表示面の背面に表示部用ブラケットを有する。スタンドは、スタンド用ブラケットを有し、載置面に載置される。表示部用ブラケットとスタンド用ブラケットとは、画像表示部を所定の立ち姿勢と所定の傾斜姿勢との間で前後方向に回転させるチルト回転自在、及び画像表示部を画像表示面に平行な面内で回転させるピボット回転自在に、画像表示部をスタンドに支持させる回転機構部を構成する。傾斜誘導部は、画像表示部が立ち姿勢から所定のチルト角までの間で立設された状態でピボット回転するのに伴って、ピボット回転方向に沿った所定の回転領域において画像表示部を立ち姿勢から傾斜姿勢へ向かう傾斜方向へチルト回転させる。
この構成では、画像表示部をピボット回転させると、ピボット回転方向の所定の回転領域において、ユーザが意識しなくても画像表示部が傾斜方向へチルト回転する。画像表示部が傾斜方向へチルト回転することで、画像表示部の下端部が上昇し、載置面やスタンド基台部といった下面に画像表示部が接触しなくなる。また、画像表示部を下面に接触させないためには、ピボット回転開始前、又はピボット回転中であってピボット回転軸と画像表示部の外縁部とを結ぶ半径が最も長い部分が下側にくる前に、チルト回転させる必要があることを、ユーザが知らない又は失念していた場合でも、画像表示部は所定の回転領域ではピボット回転に伴って傾斜方向にチルト回転するので、使い勝手がよい。
上述の構成において、傾斜誘導部は、画像表示部に設けられた突出部を含み、突出部は、画像表示部が立ち姿勢からチルト角までの間で立設された状態で回転領域をピボット回転するのに伴って、スタンドを摺動しつつ画像表示部を傾斜方向へ前記チルト回転させる傾斜面を有するように構成することができる。
この構成では、画像表示部をピボット回転させるのに伴って、突出部の傾斜面がスタンドを摺動することで、画像表示部のうち突出部の取り付け箇所とスタンドとが離間していき、画像表示部が傾斜方向へチルト回転していく。このように、簡単な構造で、ユーザが意識しなくても、ピボット回転時に画像表示部が下面に接触することを防止できる。
また、スタンドは、画像表示部を前記チルト角よりも立ち姿勢に近付けると画像表示部が載置面に接触することとなるピボット回転方向に沿う方向の回転領域の全てにおいて、突出部が摺動する幅寸法を有することが好ましい。
この構成では、突出部がスタンドと摺動することで、画像表示部のうち突出部の取り付け箇所とスタンドとが少なくとも突出部の突出量だけ離間することで、画像表示部は所定のチルト角以上に傾斜した姿勢を維持される。このように、画像表示部を傾斜方向へチルト回転させておく回転領域をスタンドの幅寸法によって調整することができる。これによって、ピボット回転時における画像表示部の下面への接触をより確実に防止できる。
さらに、傾斜誘導部は、画像表示部へ向けて突起するようにスタンドに設けられた突起部をさらに含み、突出部は、傾斜面及び画像表示面に平行な上面を有する断面台形状に形成され、前記上面は、画像表示部を前記チルト角よりも立ち姿勢に近付けると画像表示部が載置面に接触することとなるピボット回転方向に沿う方向の回転領域の全てにおいて、突起部と摺動するピボット回転方向に沿った長さ寸法を有するように構成することができる。
この構成では、画像表示部がピボット回転するのに伴ってスタンドの突起部と画像表示部の突出部の傾斜面とが摺動することで、画像表示部がチルト回転して傾斜し、スタンドの突起部と画像表示部の突出部の上面とが摺動する間中、画像表示部は所定のチルト角以上に傾斜した姿勢を維持される。このように、画像表示部を傾斜方向へチルト回転させておく回転領域を、突出部の上面の前記長さ寸法によって調整することができる。これによって、ピボット回転時における画像表示部の下面への接触をより確実に防止できる。
また、突起部は、スタンドに着脱自在に装着されるように構成することができる。
この構成では、突起部の大きさを変更することで、突起部と突出部とが摺動することによる画像表示部のチルト角を調整することができる。このため、画像表示部の下面からの高さや画像表示部のサイズに応じて、画像表示部が所定の回転領域をピボット回転する際にチルト回転させるチルト角を、容易に調整することができる。
さらに、突出部は、画像表示部に着脱自在に装着されるように構成することができる。
この構成では、突出部の画像表示部への取り付け位置を変更することや、突出部の大きさを変更することで、突出部とスタンドとが摺動することによる画像表示部のチルト角を調整することができる。このため、画像表示部の下面からの高さや画像表示部のサイズに応じて、画像表示部が所定の回転領域をピボット回転する際にチルト回転させるチルト角を、容易に調整することができる。
この発明によれば、使い勝手良く、ピボット回転時に画像表示部が下面に接触することを防止することができる。
この発明の第1実施形態に係る画像表示装置の斜め後方からの斜視図である。 画像表示装置の回転機構部の拡大図である。 (A)は画像表示装置の画像表示部が横長配置された状態を示す図であり、(B)は画像表示部が横長配置から縦長配置へ向けてピボット回転された状態を示す図である。 (A)は画像表示部が所定の立ち姿勢に配置された状態を示す画像表示装置の側面図であり、(B)は画像表示部が立ち姿勢から所定の傾斜姿勢へ向かう傾斜方向に所定のチルト角以上、チルト回転した状態を示す画像表示装置の側面図である。 (A)画像表示部に設けられた突出部の拡大した斜視図であり、(B)は突出部がスタンドを摺動することで画像表示部が傾斜方向に傾斜した状態を示す突出部及びその周辺の拡大した側面図である。 (A)〜(D)は、画像表示部がピボット回転するのに伴って突出部がスタンドを摺動することで画像表示部が傾斜方向へチルト回転する経過を示す水平断面の模式図である。 比較例に係る画像表示装置の画像表示部が縦長配置かつ立ち姿勢に配置された状態を示す側面図である。 (A)〜(D)は、第2実施形態に係る画像表示装置において、画像表示部がピボット回転するのに伴って突出部とスタンドの突起部とが摺動することで画像表示部が傾斜方向へチルト回転する経過を示す水平断面の模式図である。 (A)及び(B)は、第3実施形態に係る画像表示装置の構成を示す側面の模式図である。
図1に示すように、この発明の第1実施形態に係る画像表示装置10は、スタンド20、画像表示部30、及び突出部40を備えている。
スタンド20は、スタンド基台部21、スタンド本体部22、及びスタンド用ブラケット23を有する。スタンド基台部21は、載置面51に載置される。一例として、スタンド基台部21は、薄板状に形成されている。
スタンド本体部22は、縦長の形状をしており、下端部をスタンド基台部21に支持されることで、載置面51に対して立設されている。スタンド用ブラケット23は、スタンド本体部22の上端部に取り付けられている。なお、スタンド用ブラケット23は、スタンド本体部22の中央部など、下端部を除く部分に取り付けてもよい。
画像表示部30は、画像表示本体部31、及び表示部用ブラケット32を有する。
画像表示本体部31は、前面に画像表示面33(図3(A)参照)を有している。一例として、画像表示本体部31は、長方形の液晶ディスプレイである。表示部用ブラケット32は、画像表示本体部31の背面に取り付けられている。
図2に示すように、表示部用ブラケット32は、スタンド用ブラケット23に回転自在に支持されている。スタンド用ブラケット23と表示部用ブラケット32とは、画像表示部30を所定の立ち姿勢と所定の傾斜姿勢との間で前後方向に回転させるチルト回転自在、及び画像表示部30を画像表示面33に平行な面内で回転させるピボット回転自在に、画像表示本体部31をスタンド本体部22に支持させる回転機構部を構成している。
図3(A)に示すように、画像表示部30は、横長表示する際には横長配置される。図3(B)に示すように、画像表示部30は、縦長表示する際には、画像表示部30を横長配置からピボット回転させることで、縦長配置にすることができる。この第1実施形態に係る画像表示装置10は、横長配置と縦長配置との90度のピボット回転の回転領域内で、横長配置から縦長配置へ向かう第1ピボット回転方向X1、及び縦長配置から横長配置へ向かう第2ピボット回転方向X2の両方向に、ピボット回転自在に構成されている。
画像表示部30は、図4(A)に示すような立ち姿勢から、所定の傾斜姿勢へ向かう傾斜方向Y1にチルト回転させることで、図4(B)に示すように画像表示面33を上向かせることができる。なお、図4(A)及び図4(B)では、横長配置かつ立ち姿勢から、ピボット回転及びチルト回転の両方に回転させることで、縦長配置かつ立ち姿勢よりも傾斜した姿勢に変位させた状態を示している。
図1及び図5(A)に示すように、突出部40は、画像表示部30の背面に取り付けられている。突出部40は、図1において一点鎖線で示すピボット回転軸61から画像表示本体部31の外縁部までの半径が最も長くなる、第1ピボット回転方向X1に沿う方向における位置又はその近傍に取り付けられている。この第1実施形態では、画像表示本体部31は長方形なので、突出部40は、ピボット回転軸61と、画像表示部30をピボット回転させた際に下側に位置することとなる画像表示本体部31の角部34とを結ぶ線上、又はその線上の近傍に取り付けられている。
図5(A)及び図5(B)に示すように、突出部40は、傾斜面41及び上面42を有する。上面42は、画像表示面33に平行である。傾斜面41は、第1ピボット回転方向X1において上面42の下流側に隣接配置されている。傾斜面41は、第1ピボット回転方向X1において、上流側ほど画像表示本体部31の背面から突出するように傾斜している。
図5(A)及び図6(A)に示すように、画像表示部30が横長配置された状態では、突出部40はスタンド20に接触しないので、画像表示部30の背面をスタンド20に接近させることができ、画像表示部30は立ち姿勢に配置可能である。
図6(B)に示すように、画像表示部30を立ち姿勢のままで第1ピボット回転方向X1にピボット回転させると、突出部40の傾斜面41がスタンド20を摺動する。一例として、突出部40は、スタンド用ブラケット23を摺動する。
図6(C)に示すように、突出部40の傾斜面41とスタンド20とを摺動させつつさらに画像表示部30を第1ピボット回転方向X1にピボット回転させていくことで、画像表示部30は傾斜方向Y1へチルト回転していく。
図5(B)及び図6(D)に示すように、画像表示部30をさらに第1ピボット回転方向X1へピボット回転させると、突出部40の上面42がスタンド20を摺動し、画像表示部30が傾斜方向Y1へ所定のチルト角以上傾斜した状態が維持される。即ち、画像表示部30が所定のチルト角よりも立ち姿勢に近付くことが規制される。
これによって、ピボット回転軸61からの半径が最も長くなる画像表示本体部31の外縁部、この第1実施形態では画像表示本体部31は長方形なので画像表示部30をピボット回転させた際に下側に位置することとなる画像表示本体部31の角部34が、上昇する。このため、画像表示部30を立ち姿勢のままピボット回転させると載置面51やスタンド基台部21といった下面に角部34が接触する場合であっても、画像表示装置10によれば、角部34の下面への接触を防止することができる。
また、画像表示部30を下面に接触させないためには、ピボット回転開始前、又はピボット回転中であって角部34が下面に接触する前に、画像表示部30を傾斜方向Y1へチルト回転させる必要があることを、ユーザが知らない又は失念していた場合でも、画像表示部30は所定の回転領域ではピボット回転に伴って傾斜方向Y1にチルト回転するので、使い勝手がよい。したがって、使い勝手良く、ピボット回転時に画像表示部30が下面に接触することを防止することができる。
このように、画像表示部30を第1ピボット回転方向X1にピボット回転させる際に、角部34が下面に接触する少し前の回転領域であって傾斜面41とスタンド20とが摺動する所定の回転領域において、画像表示部30がピボット回転に伴って傾斜方向Y1へチルト回転する。
図6(D)に示すように、一例として、画像表示部30が縦長配置された状態においても、突出部40の上面がスタンド20に当接する状態となり、画像表示部30が所定のチルト角よりも立ち姿勢に近付くことが規制される。即ち、画像表示部30が傾斜方向Y1へ所定のチルト角以上傾斜した状態が維持される。
このため、図7に示すように立ち姿勢かつ縦長配置の状態で画像表示部30の下端部が下面に接触する場合であっても、図4(B)に示すように、画像表示装置10によれば、画像表示部30は角部34が下面に接触する前の所定の回転領域においてピボット回転に伴って傾斜方向Y1にチルト回転し、縦長配置においてもその傾斜姿勢が維持されるので、画像表示部30の下面への接触が防止される。
画像表示部30がピボット回転に伴ってチルト回転するのは立ち姿勢のままでピボット回転した場合に限定されない。画像表示部30を、立ち姿勢から、突出部40の傾斜面41がスタンド20に接触可能な所定のチルト角までの間で立設された状態でピボット回転させると、角部34が下面に接触する少し前の回転領域であって傾斜面41とスタンド20とが摺動する所定の回転領域において、画像表示部30は傾斜面41とスタンド20との摺動によって傾斜方向Y1へチルト回転する。
突出部40の突出量及び取り付け位置は、画像表示部30をピボット回転させた際に、画像表示部30が下面に接触しない程度にチルト回転するように設計される。
突出部40は、画像表示部30が立ち姿勢から所定のチルト角までの間で立設された状態でピボット回転するのに伴って、第1ピボット回転方向X1に沿った所定の回転領域において画像表示部30を立ち姿勢から傾斜姿勢へ向かう傾斜方向Y1へチルト回転させる傾斜誘導部に該当する。
なお、画像表示部30を立ち姿勢かつ縦長配置した状態において画像表示部30の下端部が下面に接触しない場合は、立ち姿勢かつ縦長配置した状態において突出部40がスタンド20に接触しないように構成できる。この場合は、図5(A)に示すように、第1ピボット回転方向X1において上面42の上流側にも、第1ピボット回転方向X1の下流側ほど画像表示本体部31の背面から突出するように傾斜する傾斜面43を設けることが好ましい。これによって、画像表示部30を縦長配置から横長配置へ第2ピボット回転方向X2にピボット回転させた際にも、画像表示部30を傾斜方向Y1へチルト回転させることができ、画像表示部30の下面への接触を防止できる。
画像表示部30を所定のチルト角よりも立ち姿勢に近付けると、画像表示本体部31の角部34や縦長配置した場合の下端部が下面に接触することとなる第1ピボット回転方向X1に沿った方向の回転領域の全てにおいて、突出部40がスタンド20に接触するように、スタンド20の幅寸法を設計することが好ましい。
突出部40がスタンド20と摺動することで、画像表示部30のうち突出部40の取り付け箇所とスタンド20とが少なくとも突出部40の突出量だけ離間することで、画像表示部30は所定のチルト角以上に傾斜した姿勢を維持される。このように、画像表示部30を傾斜方向Y1へチルト回転させておく回転領域をスタンド20の幅寸法によって調整することができる。これによって、ピボット回転時における画像表示部30の下面への接触をより確実に防止できる。
図8(A)〜図8(D)を参照しつつ、第2実施形態に係る画像表示装置10Aについて説明する。なお、画像表示装置10と同様の構成については説明を省略し、同様の構成には同じ符号を使用する。
スタンド20は、画像表示部30へ向けて突起する突起部24を有する。突起部24は、第1ピボット回転方向X1において上流側に、下流側ほどスタンド本体部22から突出する方向に傾斜した傾斜面241を有する。突起部24は傾斜誘導部に含まれる。
突出部40Aは、傾斜面41A、及び画像表示面33に平行な上面42Aを有する。突出部40Aは、断面台形状に形成される。上面42Aは、画像表示部30を所定のチルト角よりも立ち姿勢に近付けると画像表示部30が下面に接触することとなる第1ピボット回転方向X1に沿う方向の回転領域の全てにおいて、突起部24と摺動する第1ピボット回転方向X1に沿った長さ寸法を有するように構成される。
この構成では、図8(A)及び図8(B)に示すように、画像表示部30が第1ピボット回転方向X1にピボット回転するのに伴って突起部24の傾斜面241と突出部40Aの傾斜面41Aとが摺動する。これによって、図8(C)及び図8(D)に示すように、画像表示部30が傾斜方向Y1へチルト回転して傾斜し、スタンド20の突起部24と突出部40Aの上面42Aとが摺動する間中、画像表示部30は所定のチルト角以上に傾斜した姿勢を維持される。このように、画像表示部30を傾斜方向Y1へチルト回転させておく回転領域を、突出部40Aの上面42Aの長さ寸法によって調整することができる。したがって、ピボット回転時における画像表示部30の下面への接触をより確実に防止できる。
なお、突起部24は、スタンド20に着脱自在に装着されるように構成することもできる。
この構成では、突起部24の大きさを変更することで、突起部24と突出部40Aとが摺動することによる画像表示部30のチルト角を調整することができる。このため、画像表示部30の下面からの高さや画像表示部30のサイズに応じて、画像表示部30が上記回転領域をピボット回転する際にチルト回転させるチルト角を、容易に調整することができる。
図9(A)及び図9(B)に示すように、第3実施形態に係る画像表示装置10Bは、突出部40Bが画像表示部30に着脱自在に装着されることを除いて、第1実施形態に係る画像表示装置10と同様に構成されている。
突出部40Bは、画像表示部30のうちピボット回転軸61からの距離が異なる複数の箇所に着脱自在に構成されている。突出部40Bの取り付け箇所を変更することで、突出部40Bがスタンド20を摺動したときの画像表示部30のチルト角を変更することができる。
また、画像表示部30の同一箇所に、突出量の異なる別の突出部に付け替えることでも、突出部40Bがスタンド20を摺動したときの画像表示部30のチルト角を変更することができる。
画像表示装置10Bでは、スタンド本体部22は、スタンド基台部21に下端部を支持される固定本体部と、固定本体部に対して上下方向に移動自在な可動本体部とを有し、可動本体部が固定本体部に対して上下方向に移動することでスタンド本体部が上下方向に伸縮自在となるように構成されていることが好ましい。スタンド本体部22が伸縮自在に構成される場合は、スタンド用ブラケット23は、可動本体部に取り付けられていることが好ましい。スタンド本体部22を伸縮させることで、画像表示部30の高さ位置を変更することができる。
画像表示部30の下面からの高さ位置及びサイズに応じて、突出部40Bがスタンド20を摺動したときに画像表示部30を傾斜方向Y1へ傾斜させるチルト角を変更することが好ましく、突出部40Bの画像表示部30への取り付け箇所を変更することで、このチルト角を容易に調整することができる。
例えば、図9(A)に示すようにスタンド本体部22の高さT1を、図9(B)に示すように高さT2に高くした場合は、画像表示部30のチルト角を小さくして立ち姿勢により近付けても画像表示部30が下面に接触しない。このため、突出部40Bをピボット回転軸61からより遠い箇所へ付け替えることで、突出部40Bとスタンド20とが接触した場合の画像表示部30のチルト回転のチルト角を、画像表示部30が下面に接触しない必要最小限のチルト角に小さくすることができる。
上述の実施形態のそれぞれの技術的特徴を互いに組み合わせることで、新たな実施形態を構成することが考えられる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,10A,10B 画像表示装置
20 スタンド
21 スタンド基台部
22 スタンド本体部
23 スタンド用ブラケット
24 突起部
30 画像表示部
31 画像表示本体部
32 表示部用ブラケット
33 画像表示面
34 角部
40,40A,40B 突出部
41,41A 傾斜面
42,42A 上面
51 載置面
61 ピボット回転軸
X1 第1ピボット回転方向
X2 第2ピボット回転方向
Y1 傾斜方向

Claims (6)

  1. 画像表示面に画像を表示自在であり、かつ前記画像表示面の背面に表示部用ブラケットを有する画像表示部と、
    スタンド用ブラケットを有し、載置面に載置されるスタンドと、を備え、
    前記表示部用ブラケットと前記スタンド用ブラケットとは、前記画像表示部を所定の立ち姿勢と所定の傾斜姿勢との間で前後方向に回転させるチルト回転自在、及び前記画像表示部を前記画像表示面に平行な面内で回転させるピボット回転自在に、前記画像表示部を前記スタンドに支持させる回転機構部を構成し、
    前記画像表示部が前記立ち姿勢から所定のチルト角までの間で立設された状態で前記ピボット回転するのに伴って、ピボット回転方向における所定の回転領域において前記画像表示部を前記立ち姿勢から前記傾斜姿勢へ向かう傾斜方向へ前記チルト回転させる傾斜誘導部をさらに備える、画像表示装置。
  2. 前記傾斜誘導部は、前記画像表示部に設けられた突出部を含み、
    前記突出部は、前記画像表示部が前記立ち姿勢から前記チルト角までの間で立設された状態で前記回転領域を前記ピボット回転するのに伴って、前記スタンドを摺動しつつ前記画像表示部を前記傾斜方向へ前記チルト回転させる傾斜面を有する、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記スタンドは、前記画像表示部を前記チルト角よりも前記立ち姿勢に近付けると前記画像表示部が載置面に接触することとなる前記ピボット回転方向に沿う方向の回転領域の全てにおいて、前記突出部が摺動する幅寸法を有する、請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記傾斜誘導部は、前記画像表示部へ向けて突起するように前記スタンドに設けられた突起部をさらに含み、
    前記突出部は、前記傾斜面及び前記画像表示面に平行な上面を有する断面台形状に形成され、
    前記上面は、前記画像表示部を前記チルト角よりも前記立ち姿勢に近付けると前記画像表示部が載置面に接触することとなる前記ピボット回転方向に沿う方向の回転領域の全てにおいて、前記突起部と摺動する前記ピボット回転方向に沿った長さ寸法を有する、請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記突起部は、前記スタンドに着脱自在に装着される、請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記突出部は、前記画像表示部に着脱自在に装着される、請求項2から5のいずれかに記載の画像表示装置。
JP2014143836A 2014-07-14 2014-07-14 画像表示装置 Active JP6321476B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014143836A JP6321476B2 (ja) 2014-07-14 2014-07-14 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014143836A JP6321476B2 (ja) 2014-07-14 2014-07-14 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016020943A true JP2016020943A (ja) 2016-02-04
JP6321476B2 JP6321476B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=55265813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014143836A Active JP6321476B2 (ja) 2014-07-14 2014-07-14 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6321476B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110476419A (zh) * 2017-11-10 2019-11-19 三星电子株式会社 显示装置
WO2020044503A1 (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 株式会社ナカムラ 支持台
JP2021073812A (ja) * 2021-02-02 2021-05-13 株式会社ナカムラ 支持台

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05323288A (ja) * 1992-05-19 1993-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示装置
JPH11102234A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Sony Corp 電子機器
US6189842B1 (en) * 1999-06-21 2001-02-20 Palo Alto Design Group Tilt and swivel adjustment of flat panel display having detents for landscape and portrait positions and kickout for preventing contact between flat panel display and base
JP2001142408A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Hitachi Ltd 画像表示装置
WO2006030487A1 (ja) * 2004-09-14 2006-03-23 Fujitsu Limited ディスプレイ装置
JP2006195217A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Nec Display Solutions Ltd 薄型表示装置用スタンド
US20070047187A1 (en) * 2005-08-26 2007-03-01 Sony Corporation Display device
JP2007256625A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Yamaha Corp スタンド構造
JP2014041309A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Canon Inc 画像表示装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05323288A (ja) * 1992-05-19 1993-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示装置
JPH11102234A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Sony Corp 電子機器
US6189842B1 (en) * 1999-06-21 2001-02-20 Palo Alto Design Group Tilt and swivel adjustment of flat panel display having detents for landscape and portrait positions and kickout for preventing contact between flat panel display and base
JP2001142408A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Hitachi Ltd 画像表示装置
WO2006030487A1 (ja) * 2004-09-14 2006-03-23 Fujitsu Limited ディスプレイ装置
US20080062099A1 (en) * 2004-09-14 2008-03-13 Fujitsu Limited Display device
JP2006195217A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Nec Display Solutions Ltd 薄型表示装置用スタンド
US20060175476A1 (en) * 2005-01-14 2006-08-10 Nec Display Solutions, Inc. Stand for a thin display
US20070047187A1 (en) * 2005-08-26 2007-03-01 Sony Corporation Display device
JP2007058031A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Sony Corp ディスプレイ装置
JP2007256625A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Yamaha Corp スタンド構造
JP2014041309A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Canon Inc 画像表示装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110476419A (zh) * 2017-11-10 2019-11-19 三星电子株式会社 显示装置
US11284526B2 (en) 2017-11-10 2022-03-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device
WO2020044503A1 (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 株式会社ナカムラ 支持台
JP6865495B2 (ja) * 2018-08-30 2021-04-28 株式会社ナカムラ 支持台
JPWO2020044503A1 (ja) * 2018-08-30 2021-05-13 株式会社ナカムラ 支持台
JP2021073812A (ja) * 2021-02-02 2021-05-13 株式会社ナカムラ 支持台

Also Published As

Publication number Publication date
JP6321476B2 (ja) 2018-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10820434B2 (en) Display apparatus
EP2787389B1 (en) Interactive projector
KR101672808B1 (ko) 서포트 어셈블리 및 이를 가지는 컴퓨터 디바이스
JP2006142018A (ja) ディスプレイスタンド
JP2006195217A (ja) 薄型表示装置用スタンド
US20120228346A1 (en) Handheld accessory for tablet computers
JP6321476B2 (ja) 画像表示装置
JP2009534708A (ja) コンピュータースクリーン
JP2014183113A (ja) 電子機器用のスタンド
JP2015019363A (ja) 電子装置
JP4443956B2 (ja) 額縁を兼ねる薄型映像設備用フレーム装置
JP6170164B2 (ja) 投写型映像表示装置
JP4225411B2 (ja) 拡大読書器
TWI588398B (zh) 電子裝置與電子系統
JP2004070622A (ja) スタンド装置
JPWO2018221394A1 (ja) 保持機構及び保持装置
JP2005100042A (ja) 電子機器
JP3640292B2 (ja) 画像形成装置
JP4708095B2 (ja) 資料提示装置
JP6054937B2 (ja) カバースタンド及びカバースタンド付き電子機器
US10912207B1 (en) Display apparatus
JP4899562B2 (ja) 位置調整機構
JP2011158635A (ja) 表示装置
JP2010256460A (ja) 液晶表示装置、車載機器、液晶表示装置の表示制御方法及び制御プログラム
JP2016031441A (ja) 表示パネル用スタンド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6321476

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150