JP2007058031A - ディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複雑で大型となる機構を使用することなしに、横長状態と縦長状態との間の状態変更時に表示パネルを支持した筐体が載置面に衝突することが無いように、かつ、2つの状態における下端縁の位置を任意に設定できるようにすることを課題とする。
【課題を解決する手段】 正面から見て長方形をした表示面11aを有する表示パネル11を保持した筐体12と、上記筐体12を上記表示パネル11の表示面11aに対して直交する向きの支持軸21回りに回転自在に支持したスタンド20とを備え、上記支持軸21は、横長に配置された表示面11aの中心Oから斜め上方へほぼ45度の角度で傾斜した線上L1に位置しているディスプレイ装置1。
【選択図】図2

Description

本発明は新規なディスプレイ装置に関する。詳しくは、横方向と縦方向の寸法が異なる表示面を有する表示パネルを備えたディスプレイ装置において、表示面を横長にした横長状態と表示面を縦長にした縦長状態との間の状態の変更を容易にする技術に関する。
パーソナルコンピュータのディスプレイ装置には長方形の正面形状を有する表示面を備えた表示部を使用目的に応じて横長状態と縦長状態とを適宜に選択して使用し得るようにしたものがある。
ところで、上記したディスプレイ装置において、表示部の中心に回転軸Oaが配置されており、使用状態を変更するために回転させた際に表示部が載置面に衝突しない高さに回転軸Oaを配置すると、図1に示すように、表示部筐体CABが横長状態ahの時の下端縁と縦長状態avの時の下端縁との間に大きな高さ位置の差Bが発生する。すなわち、横長状態ahの時の幅をW、高さをHとしたとき、差Bは次式で表される。
B=(W−H)/2
すなわち、横長状態ahにおいては、下端縁が縦長状態avの時の下端縁より差Bだけ高い位置に位置することになり、違和感を生じる。
そこで、特許文献1には、表示部の回転に伴って回転軸が上下する上下移動機構を組み込んで、横長状態から縦長状態へと変更するべく回転させると、回転軸が上方へ移動し、縦長状態から横長状態へと変更するべく回転させると、回転軸が下方へと移動するようにしたディスプレイ装置が示されている。
特許文献1に示されたディスプレイ装置にあっては、縦長状態と横長状態との間の状態変更時に、表示部が載置面に接触することを避け、かつ、両状態における下端縁の高さを近づけることができる。
特開2004−302491号公報
ところで、上記した特許文献1に示されたディスプレイ装置にあっては、表示部の回転に伴って回転軸を上下させる機構が必要になり、機構が複雑になり、スタンドの大型化とコスト増を免れない。
そこで、本発明は、複雑で大型となる機構を使用することなしに、横長状態と縦長状態との間の状態変更時に表示パネルを支持した筐体が載置面に衝突することが無いように、かつ、2つの状態における下端縁の位置を任意に設定できるようにすることを課題とする。
本発明ディスプレイ装置は、上記した課題を解決するために、正面から見て長方形をした表示面を有する表示パネルを保持した筐体と、上記筐体を上記表示パネルの表示面に対して直交する向きの支持軸回りに回転自在に支持したスタンドとを備え、上記支持軸は、横長に配置された表示面の中心から斜め上方へほぼ45度の角度で傾斜した線上に位置しているものである。
従って、本発明ディスプレイ装置にあっては、簡単な機構で、使用状態変更のための筐体の回転時に筐体が載置面に衝突することがなく、また、2つの状態における下端縁の高さを任意に設定することができる。
本発明ディスプレイ装置は、正面から見て長方形をした表示面を有する表示パネルを保持した筐体と、上記筐体を上記表示パネルの表示面に対して直交する向きの支持軸回りに回転自在に支持したスタンドとを備え、上記支持軸は、横長に配置された表示面の中心から斜め上方へほぼ45度の角度で傾斜した線上に位置していることを特徴とする。
従って、本発明ディスプレイ装置にあっては、簡単な機構で、横長状態と縦長状態との間で使用状態を変更する際に、筐体が載置面に衝突しないようにすることができる。また、2つの状態における下端縁の高さを任意に設定することができ、2つの状態における下端縁の高さを同じ高さとすることもできる。
請求項2に記載した発明にあっては、表示面が横長に配置されているときの上記筐体の下端縁と上記支持軸との間の距離と、表示面が縦長に配置されているときの上記筐体の下端縁と上記支持軸との距離とがほぼ等しいので、横長状態と縦長状態とで、使用者との間の高さ感覚が余り変化しない。
請求項3に記載した発明にあっては、上記支持軸は上記スタンドに対してほぼ上下方向に傾動自在に支持されており、上記支持軸が傾動範囲の下端に位置しているとき(このときの支持軸の位置を「通常位置」という)には上記筐体の上記支持軸に対する回転を阻止し、上記支持軸を上記通常位置から上方へ傾動したときに上記筐体の上記支持軸に対する回転を可能にするロック手段が設けられているので、筐体の下端を載置面により近づけることが可能になり、また、通常位置では回転に対してロックがかかっているので、通常位置のままうっかり回転させて筐体を載置面に衝突させてしまう事故を防ぐことができる。
以下に、本発明ディスプレイ装置を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
まず、本発明ディスプレイ装置の第1の実施の形態について説明する。
図2は本発明ディスプレイ装置の第1の実施の形態の基本構成を示すものである。
ディスプレイ装置1は、表示部10がスタンド20に回転自在に支持されて成る。上記表示部10は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示パネル11が表示部筐体12に支持されて成る。なお、ここで表示パネル11は、LCDでなくとも、平面的な表示手段であれば良く、例えば、PDP(Plasma Display Panel)等であっても良い。このことは、後述の第2の実施の形態においても同様である。上記表示パネル11は正面の縦横の寸法が異なる長方形状をしている。なお、図示した表示パネルの縦横比は、5:8とされている。上記表示部筐体12は表示パネル11より一回り大きい形状をしており、その縦横比は表示パネル11の縦横比とほぼ同じ、5:8とされている。そして、上記表示パネル11はその表示面11aが前方を向いて露出した向きで、表示部筐体12に支持されている。なお、表示パネル11の中心と表示部筐体12の中心とはほぼ同じ位置に位置している。
上記表示部10は支持軸21によってスタンド20に、上記表示面11aに平行な面内において回転自在に支持されている。
そして、表示部10が支持軸21によって支持される位置、すなわち、回転中心SPは、横長状態10(h)、すなわち、表示面11aが横長に位置した状態において、表示面11aの中心Oから縦長状態10(v)、すなわち、表示面11aが縦長に位置した状態で下端になる方の側縁12(v)に向かって上方斜め45度の角度で延びる線L1上に位置した点である。すなわち、図2では、横長状態10(h)から縦長状態10(v)へ変更する場合は、時計回り方向、すなわち、矢印CW方向へ回転させるので、表示面11aの中心Oから右上方斜め45度の角度で延びる線L1にある点SPで支持軸21に支持される。なお、図2における横長状態10(h)から縦長状態10(v)へと変更するのに反時計回り方向、すなわち、矢印CCW方向へと回転させる場合には、表示面11aの中心Oから左上方斜め45度の角度で延びる線上に位置する点で支持軸に支持されることになる。
図2において、表示部筐体12の横長状態10(h)における幅をW、高さをH、回転中心SPの表示部11aの中心Oを通る水平線Lhからの高さをXとして、横長状態10(h)での下端縁12(h)と縦長状態10(v)での下端縁12(v)との高さの差Aは、A=((W−H)/2)−2X、で表されるので、上記Xを選択することでAを任意に設定することができる。因みに、表示面11aの中心Oから回転中心SPまでの距離をDとして、Dを数1式で表される値に設定すれば、横長状態10(h)と縦長状態10(v)とで、下端縁12(h)、12(v)の高さを同じに、すなわち、A=0、とすることができる。
Figure 2007058031
また、横長状態10(h)の表示部筐体12の下端縁12(h)から載置面までの距離A′を、図1に示す従来のディスプレイ装置おける横長状態ahの表示部筐体CABの下端縁から載置面までの距離B′より短くすることができる。
図3乃至図6は第1の実施の形態にかかるディスプレイ装置1におけるキー操作部30を示すものである。
ディスプレイ装置1に関する操作項目として、例えば、電源オンオフ操作、明るさ調整、輝度調整等がある。そして、これらの調整項目に関して、例えば、電源オンオフに関しては、電源オフの状態から当該キーを押圧することによって電源が投入され、電源オンの状態から当該キーをやや長い時間押圧し続けることによって電源がオフされ、また、明るさ調整に関しては、プラスキーを押圧することによって明るくなり、マイナスキーを押圧することによって暗くなり、さらに、輝度調整に関しては、プラスキーを押圧することによって輝度が増大し、マイナスキーを押圧することによって輝度が減少する。そして、これらの操作部には、それぞれの機能を持ったキーと、各キーの近傍に当該キーの機能を示す文字或いはアイコンが表示されている。
ところで、上記したように、横長状態と縦長状態との間で状態を変更して使用する場合、各操作キーの機能は変わることがないが、各操作キーの機能を示す文字或いはアイコンの向きが90度変わるため、正しい表示とならなくなってしまう。文字の場合は、横倒しの文字となってしまい、読取不能ではないが読み取りにくくなり、また、アイコンの場合は、例えば、電源キーのアイコンは横倒し状態となり、マイナスキーのアイコン「−」は「|」となってしまい、やはり認識しづらいという問題がある。
そこで、本発明ディスプレイ装置1にあっては、横長状態では図3に示すようなアイコンによる表示がなされ、縦長状態では図4に示すようなアイコンによる表示が為されるようになっている。
操作部30の具体的構造は図5及び図6に示すようになっている。
40は表示部筐体12内に配置された回路基板であり、該回路基板40の前面にはプッシュスイッチ41、42、43、44、45が配列されている。上記プッシュスイッチ41は電源オンオフ用スイッチ、42は明るさ調整マイナススイッチ、43は明るさ調整プラススイッチ、44は輝度調整マイナススイッチ、45は輝度調整プラススイッチである。そして、各プッシュスイッチ41、42、43、44、45の前側にはプッシュキー部材41a、42a、43a、44a、45aが取り付けられており、これらプッシュキー部材41a、42a、43a、44a、45aは薄板状にされて撓み弾性を有する連結片46、46、・・・によって一体に連結されている。
上記回路基板40の電源用スイッチ41の上(この操作部30に関する説明で特に修飾句を付さないで示す上下左右の方向は図3における方向として示す)に近接して発光ダイオード(以下、「LED」という)41bが配置され、また、スイッチ41の左に近接してLED41cが配置されている。また、明るさ調整用プッシュスイッチ42と43との間の位置にLED42bが配置され、また、該LED42bの上方に近接してLED43bが配置されている。さらに、プッシュスイッチ42の下方に近接してLED42cが、スイッチ42の上方に近接してLED42dが配置されている。また、プッシュスイッチ43の下方に近接してLED43cが、スイッチ43の上方に近接してLED43dが配置されている。プッシュスイッチ44と45との間の位置にはLED44bが配置され、該LED44bの上方に近接してLED45bが配置されている。また、スイッチ44の下方に近接してLED44cが配置され、スイッチ44の上方に近接してLED44dが配置されている。さらに、スイッチ45の下方に近接してLED45cが配置され、スイッチ45の上方に近接してLED45dが配置されている。
上記回路基板40の前側に重ねて半透明、例えば、乳白色のレンズ板50が配置される。
上記レンズ板50には上記プッシュキー部材41a、42a、43a、44a、45aを前方へ突出させる挿通孔51、52、53、54、55が形成されている。なお、上記挿通孔51、52、53、54、55はスリット56、56、・・・によって連結されている。
上記挿通孔51の上方及び左方に近接した位置の前面にそれぞれ電源オンオフスイッチを表示するアイコン形状をした表示突起51b、51cが突設されている。なお、表示突起51bは横長状態で正常な向きとなるように、また、表示突起51cは縦長状態で正常な向きとなるように形成されている。そして、表示突起51bはLED41bの前側に、また、表示突起51cはLED41cの前側に位置する。
挿通孔52と53との間の位置には明るさ調整スイッチを表示するアイコン形状をした表示突起52bが、また、表示突起52bの上方に近接した位置には同じく明るさ調整スイッチを表示するアイコン形状をした表示突起53bが前方に向けて突設されている。そして、表示突起52bは縦長状態で正常な向きとなるように、また、表示突起53bは横長状態で正常な向きとなるように形成されている。挿通孔52の下方に近接してプラス形状(+)をした表示突起52cが、また、挿通孔52の上方に近接してマイナス形状(−)をした表示突起52dがそれぞれ前方へ向けて突設されている。挿通孔53の下方に近接してマイナス形状(−)をした表示突起53cが、挿通孔53の上方に近接してプラス形状(+)をした表示突起53dがそれぞれ前方へ向けて突設されている。そして、表示突起52c、53cは横長状態で正常な向きとなる形状に、また、表示突起52d、53dは縦長状態で正常な向きとなる形状に形成されている。そして、表示突起52bはLED42bの前側に、表示突起52cはLED42cの前側に、表示突起52dはLED42dの前側に、表示突起53bはLED43bの前側に、表示突起53cはLED43cの前側に、表示突起53dはLED43dの前側に、それぞれ位置する。
挿通孔54と55との間の位置には輝度調整スイッチを表示するアイコン形状の表示突起54bが、また、該表示突起54bの上方に近接して輝度調整スイッチを表示するアイコン形状の表示突起55bが前方へ向けて突設されている。そして、表示突起54bは縦長状態で正常な向きとなるように、また、表示突起55bは横長状態で正常な向きとなるように形成されている。挿通孔54の下方に近接してプラス形状(+)をした表示突起54cが、また、挿通孔54の上方に近接してマイナス形状(−)をした表示突起54dが前方へ向けて突設されている。挿通孔55の下方に近接してマイナス形状(−)をした表示突起55cが、また、挿通孔55の上方に近接してプラス形状(+)をした表示突起55dが前方へ向けて突設されている。そして、表示突起54c、55cは横長形状で正常な向きとなる形状に形成され、また、表示突起54d、55dは縦長状態で正常な向きとなる形状に形成されている。そして、表示突起54bはLED44bの前側に、表示突起54cはLED44cの前側に、表示突起54dはLED44dの前側に、表示突起55bはLED45bの前側に、表示突起55cはLED45cの前側に、表示突起55dはLED45dの前側に、それぞれ位置する。
上記レンズ板50の前面には黒色等の光不透過性の遮光板60が配置されている。そして、該遮光板60には上記プッシュキー部材41a、42a、43a、44a、45aを前方へ挿通させるための挿通孔61、61、・・・及び51b、51c等の上記レンズ板50に形成された全ての表示突起を挿通させる切り込み62、62、・・・が形成されている。
さらに、上記遮光板60の前面側がスモーク色をした表面板70によって覆われる。そして、表面板70に形成された挿通孔71、71、・・・を挿通して上記プッシュキー部材41a、42a、43a、44a、45aの前端部が表面板70から前方へ突出される。また、上記レンズ板50に形成された51b、51c等の表示突起の前端部は上記表面板70の背面に食い込んだ状態とされる。すなわち、表面板70の背面には51b、51c等の表示突起の前端部を嵌入させる凹部72、72、・・・(1個だけ図6に示す)が形成され、51b、51c等の表示突起の前端部は上記表面板70の凹部72、72、・・・に嵌入されている(図6参照)。
したがって、表示突起(例えば、51b)に対応したLED(41b)が点灯すると、該LEDの光がレンズ板50の表示突起を光輝させ、従って、該光輝している表示突起がスモーク色の表面板70を通して前方から視認される。そして、図3に示す横長状態にあっては、LED41b、42c、43b、43c、44c、45b、45cのみが点灯し、従って、表示突起51b、52c、53b、53c、54c、55b、55cのみが前方から視認される。また、図4に示す縦長状態にあっては、LED41c、42b、42d、43d、44b、44d、45dのみが点灯し、従って、表示突起51c、52b、52d、53d、54b、54d、55dのみが前方から視認される。そして、上記したLEDの点灯回路の切り替えは、例えば、表示部筐体12内の上記回路基板40に実装された図示しないホール素子によって横長状態か縦長状態かの検出を行い、その検出結果に基づいて行う。
図7乃至図14に本発明ディスプレイ装置の第2の実施の形態を示す。
ディスプレイ装置100は表示部110がスタンド120に支持されて成る。上記表示部110は、例えば、液晶表示パネル等の表示パネル111が表示部筐体112に支持されて成る。上記表示パネル111は正面形状で縦横の寸法が異なる長方形状をしている。上記表示パネル111はその表示面111aが前方を向いて露出した向きで、表示部筐体112に支持されている。なお、表示パネル111の中心と表示部筐体112の中心とはほぼ同じ位置に位置している。
上記表示部110は後述する支持軸によってスタンド120に、上記表示面111aに平行な面内において回転自在なるように支持されている。そして、表示部110が支持軸によって支持される位置、すなわち、回転中心は、横長状態において、表示面111aの中心から縦長状態で下端になる方の側縁に向かって上方斜め45度の角度で延びる線上に位置した点であることは第1の実施の形態におけると同様である。これによって、横長状態における下端縁の位置と縦長状態における下端縁の位置との間の高さ方向での差を小さくすることができる。
上記スタンド120は、載置面、すなわち、ディスプレイ装置100を載置するデスク面等に安定に載置されるベース121の後端部から上方に行くに従って僅かに後に変位するように傾斜した立上部122が上方に向かって延び、該立上部122の上端部に軸支持部123が上下に傾動可能に設けられ、該軸支持部123からほぼ前方へ支持軸124が突出されている。そして、上記支持軸124に表示部110の上記した回転中心部が支持されている。上記軸支持部123は図11に2点差線で示す位置と実線で示す位置との間で上下方向に傾動可能とされ、かつ、2点差線で示す位置と実線で示す位置とで適当なフリクション機構等によりクリックストップがかかるようになっている。また、上記支持軸124は軸支持部123に対してほぼ90度の範囲で回転可能とされている。なお、軸支持部123が図11に2点差線で示す位置にある状態で、表示部110は表示面111aがやや前上方を向いた姿勢となる。
図12に上記支持軸124周りの具体的構造を示す。軸支持部123はほぼ上方から見てコ字状を成し、ほぼ前方を向いた主部123aと該主部123aの両側縁からほぼ後方へ折り曲げられた支持片部123b、123bとが、例えば、板金材料によって一体に形成されている。上記主部123aにはほぼ筒状をした軸支部123cが軸方向を主部123aの板厚方向に沿う向きで形成されている。そして、スタンド120の立上部122に上端部には左右に間隔を置いて2つの支持部材125、125が固定され、該支持部材125、125にほぼ前方へ突出するように一体に形成された支持片125a、125aに上記軸支持部123の支持片部123b、123bが上下方向に回動自在に支持される。なお、詳細は図示しないが、軸支持部123と支持部材125、125との間には軸支持部123の回動範囲を図11の2点鎖線で示す位置と実線で示す位置との間に限定し、かつ、それぞれの位置でクリックストップがかかるようにする回動規制手段が設けられている。
上記したように、スタンド122に支持された軸支持部123の軸支部123cに支持軸124が90度の回転範囲で回転が可能なように支持され、そして、該支持軸124が表示部110の上記回転中心に固定される。なお、図示は省略するが、上記軸支部123cと支持軸124との間には支持軸124の回転を90度の範囲に限定する回転規制手段が設けられる。
図13及び図14に示すように、表示部筐体112の背面には上記回転中心を中心とする角度で互いの90゜離間した位置に2つのストッパ突起113h、113vが突設されており、横長状態で上記ストッパ突起113hがスタンド120の立上部122の右側縁122rに当接し(図13参照)、縦長状態で上記ストッパ突起113vがスタンド120の立上部122の左側縁122lに当接する(図14参照)ようになっている。従って、横長状態で表示部110を正面から見て時計回り方向(図13の矢印CW参照)に回転させて縦長状態に変更しようとしてもストッパ突起113hがスタンド120の立上部122の右側縁122rの当接しているので、そのままでは、時計回り方向に回転させることができない。また、縦長状態で表示部110を正面から見て反時計回り方向(図14の矢印CCW参照)に回転させて横長状態に変更しようとしてもストッパ突起113vがスタンド120の立上部122の左側縁122lの当接しているので、そのままでは、反時計回り方向に回転させることができない。
なお、横長状態及び縦長状態のいずれの状態においても、表示部110の下端縁とスタンド120のベース121との間に空間101があり、該空間101に例えば、パーソナルコンピュータのキーボード130を収納することができ、使用しないときの載置面のスペースを節約することができる。なお、キーボード130を使用するときは、図11に2点差線で示すようにスタンド120のベース121の前方へ引き出して使用すればよい。
図7乃至図10に横長状態から縦長状態に状態を変更する手順を示す。
図7に示す状態が横長状態である。まず、表示部110の下端を持って前方へ引き出すように、少し力を加えてスタンド120の軸支持部123のクリックストップを外し、表示部110をやや上向きになるように回動させる(図8の矢印参照)。これによって、スタンド120の軸支持部123は図11に実線で示す状態となる。この図8に示す状態では表示部110のストッパ突起113hがスタンド120の立上部122の右側縁122rから前方へ離れるので、表示部110の回転に対するロックがはずれる。そこで、表示部110を前方から見て時計回り方向(図9の矢印参照)へ回転させる。なお、図9は表示部110の角部がもっと下方に位置した状態を示す。そして、時計回り方向への回転限界に達したところで、表示部110の下端部を後方へ押して(図10の矢印参照)、軸支持部123が図11の2点差線で示す位置となるようにする。これで、表示部110は縦長状態となる(図10参照)。この縦長状態では、図14に示すように、表示部110のストッパ突起113vがスタンド120の立上部122の左側縁122lに当接し、反時計回り方向への回転が阻止された状態となる。
なお、縦長状態から横長状態に変更する場合は、図10の状態から、表示部110の下端部を前方へ引き出すように回動させ、それから、表示部110を反時計回り方向に90度回転させ、回転させ終わったところで、表示部110の下端部を後方へ押し込めばよい。
この第2の実施の形態にかかるディスプレイ装置100に上記した第1の実施の形態にかかるディスプレイ装置1における操作部30の機構を採用することが可能である。
上記ディスプレイ装置100の表示部筐体112の4隅部の内部にはスピーカ114−1、114−2、114−3、114−4(図13、図14に破線で示す)が配置されている。そして、ステレオ音声の場合、横長状態では、スピーカ114−1、114−2から左チャンネル音声が出力され、スピーカ114−3、114−4から右チャンネル音声が出力され、縦長状態では、スピーカ114−2、114−4から左チャンネル音声が出力され、スピーカ114−1、114−3から右チャンネル音声が主力されるようになっている。
図15に本発明ディスプレイ装置100の内部回路200のブロック図を示す。なお、図15では本ディスプレイ装置100をパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)300の表示部として適用した例を示す。
そして、ディスプレイ装置100には、図示しない放送局より受信された放送信号の映像や、接続されるPC300からの信号の映像が出力されると共に、放送信号の音声や、PC300からの信号の音声が出力される。
内部回路200にはマイクロコントローラ201が備えられており、該マイクロコントローラ201によってディスプレイ装置100全体の制御が行われ、また、外部からの操作を受け付けたり、PC300との間の信号の授受が行われる。
マイクロコントローラ201にはメモリ202が接続されている。メモリ202は、マスクROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリなどのEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)フラッシュメモリなどにより構成され、ディスプレイ装置100や、マイクロコントローラ201の処理に必要な固定のパラメータなどを記録してある。
また、マイクロコントローラ201には受光部203が接続されており、該受光部203はユーザが操作する図示しないリモートコントローラからの赤外線を受光し、受光した赤外線に対応する制御信号をマイクロコントローラ201に供給する。
さらに、マイクロコントローラ201は通信インターフェース204を介してPC300等の外部の機器との間で信号の授受を行う。
ディスプレイ装置100とPC300とはDVI(Digital Visual Interface)規格に基づくDDC(Display Data Channel)バス(以下、「DDC」と称する)140により接続されている。そして、上記通信インターフェース204は、PC300からDDC140を介して送信されてくるPC映像信号を受信し、該PC映像信号を所定の箇所に出力したり、PC300からDDC140を介して送信されてくるPC音声信号を受信し、該PC音声信号を必要箇所に出力する。また、通信インターフェース204は、マイクロコントローラ201からの画面回転情報や表示モード情報などのディスプレイ装置情報を、DDC140を介してPC300に送信したり、PC300からの制御信号などを受信してマイクロコントローラ201に供給する。
ディスプレイ装置100の表示筐体112には画面回転検出器205が備えられている。画面回転検出器205は、例えば、スタンドの立上部122の適宜の位置に取り付けられた図示しないマグネットの磁束が通過すると出力電圧を発生するホール素子で構成されている。画面回転検出器205は、表示面の向きを変更するための表示部110の90度の角度範囲内の回転の途中で、自身がマグネットの磁束上を通過し、出力電圧を発生することで、表示部110が回転されたことを検出する。そして、画面回転検出器205の出力電圧(検出信号)はマイクロコントローラ201その他各部に供給される。
そして、横長状態から画面回転検出器205からの検出信号が出力されると、マイクロコントローラ201は縦長状態に変更されたものと判断し、縦長状態に適応した映像信号や音声信号の処理が実行され、逆に、縦長状態から画面回転検出器205から検出信号が出力されると、マイクロコントローラ201は横長状態に変更されたものと判断し、横長状態に適応した映像信号や音声信号の処理が実行される。
マイクロコントローラ201は、画面回転検出器205からの画面回転信号に応じて、通信インターフェース204を制御して、画面が回転された旨の情報をDDC140を介してPC300に送信する。なお、このとき、PC300が起動していない場合には、マイクロコントローラ201は画面の回転状態、すなわち、横長状態であるか縦長状態であるかをメモリ202に記憶させておき、PC300が起動したときに、メモリ202に記憶されている画面回転状態の情報をPC300に送出する。
ディスプレイ装置は、DDC140を介して、PC300と映像信号(R、G、B)や音声信号、その他制御信号などを送受信する。また、ディスプレイ装置は、ディスプレイ装置の表示フォーマットや解像度などのディスプレイ装置に関する情報で構成されるディスプレイ装置情報を、DDC140を介してPC300に送信する。これにより、PC300は受信したディスプレイ装置情報に適応した映像信号をDDC140を介してディスプレイ装置に送信してくるので、ディスプレイ装置は、PC300から供給されるPC映像信号に対応する所定の映像を表示面上に表示することができる。
また、マイクロコントローラ201は、ユーザーの図示しないリモートコントローラなどの操作により受光部203を介して供給される制御信号などに応じて、ディスプレイ装置における表示モードを設定する。マイクロコントローラ201は、設定した表示モードに応じて映像信号切換器216及びステレオ音声信号切換器231を制御すると共に、表示モード情報を、DDC140を介してPC300に送信する。
上記表示モードには、例えば、ディスプレイ装置において、TV映像信号の映像が表示され、TV音声信号の音声が出力されるTV映像表示モード、ディスプレイ装置にPC映像信号の映像が表示され、PC音声信号の音声が出力されるPC映像表示モード、ディスプレイ装置において、PC映像信号の映像上に、TVの映像信号の映像が子画面(又は、逆であっても良い)として表示されるW画面表示モードなどがある。
なお、図15において制御ラインの図示を省略しているが、マイクロコントローラ201は、表示モードに応じて、適宜、縮小倍率部217−1、217−2、拡大倍率部219−1、219−2、信号混合部220なども制御する。
ディスプレイ装置100は放送局からの放送信号を受領するチューナ211を備えている。
チューナ211は図示しないアンテナ等からのRF(Radio Frequency)信号を受領し、該RF信号の中から所定の放送局の信号を選択し、そのIF(Intermediate Frequency)信号をアナログのVIF/SIF(Video Intermediate Frequency/Sound Intermediate Frequency)信号、すなわち、映像信号と音声信号の検波信号(ベースバンド信号)に復調し、復号器212に出力する。
復号器212は、映像信号と音声信号の検波信号のうち、映像検波信号を復号して、アナログの映像信号として映像信号フォーマット変換部213に出力する。また、復号器212は、映像信号と音声信号の検波信号のうち、音声検波信号を復号して、アナログの音声信号としてステレオ音声信号切換器231に供給する。
映像信号フォーマット変換部213は、復号器212から入力されるアナログの映像信号をデジタルの映像信号に変換して映像回転部214に出力する。復号器212からは、480i(インターレース)のアナログYC信号(輝度信号・色信号)が入力されるので、映像信号フォーマット変換部213は、例えば、それを1024×768p(プログレッシブ)のデジタルYPbPr信号(輝度信号・色差信号)に変換する。
映像回転部214は、映像信号フォーマット変換部213から入力されるデジタルの映像信号を、一旦、フレームメモリ215に格納し、そのまま読み出して、読み出した、例えば、1024×768の映像信号を映像信号切換器216に出力する。また、映像回転部214は、画面回転検出器205からの画面回転信号が供給された場合(すなわち、表示部110の状態が変更された場合)、フレームメモリ215に格納されている映像信号を、90度回転させて読み出し、90度回転した768×1024(横長状態から縦長状態に変更された場合。なお、縦長状態から横長状態に変更された場合は、1024×768のままの映像信号を映像信号切換器216に出力する。)の映像信号を映像信号切換器216に出力する。フレームメモリ215は、映像回転部214が受領した映像信号、すなわち、映像回転部214の処理に必要な映像信号を一時的に格納する。
映像信号切換器216は、マイクロコントローラ201の制御のもと、映像回転部214から入力されるデジタルの映像信号(TV映像信号)、及び、通信インターフェース204を介して入力されるPC300からの映像信号(PC映像信号)の少なくとも一方を選択する。映像信号切換器216は、選択したTV映像信号又はPC映像信号を縮小倍率部217−1(TV映像信号の場合)又は217−2(PC映像信号の場合)に出力する。
縮小倍率部217−1は、表示モードがW画面表示モードであり、TV映像信号が子画面に表示される場合、映像信号切換器216から入力されるTV映像信号を、画面状態(すなわち、横長状態か縦長状態か)に応じて、ディスプレイ装置において指定されている画面のサイズに縮小し、デジタルフォーマット変換部218に出力する。
例えば、横長状態の場合、1024×768の映像信号が入力されるので、縮小倍率部217−1は、子画面のサイズ(320×240又は640×480)に縮小して出力する。また、縦長状態の場合、768×1024の映像信号が入力されるので、子画面サイズ(240×320又は480×640)に縮小して出力する。それ以外の場合、すなわち、表示モードがTV映像表示モードであったり、表示モードがW画面表示モードであり、TV映像信号がメイン画面に表示される場合には、縮小倍率部217−1は、TV映像信号をそのまま、デジタルフォーマット変換部218に出力する。
縮小倍率部217−2は、表示モードがW画面表示モードであり、PC映像信号が子画面に表示される場合、映像信号切換器216から入力されるPC映像信号(例えば、640×480(VGA)サイズのデジタルRGB信号)を、指定されている子画面のサイズに縮小し、拡大倍率部219−2に出力する。それ以外の場合、縮小倍率部217−2は、PC映像信号をそのまま、拡大倍率部219−2に出力する。
デジタルフォーマット変換部218は、縮小倍率部217−1からのTV映像信号(デジタルYPbPr信号)の画質を調整し、その後、デジタルRGB信号に変換し、変換したTV映像信号(デジタルRGB信号)を拡大倍率部219−1に出力する。
拡大倍率部219−1は、TV映像信号が子画面への表示でなく、いわゆるフルスクリーン表示される場合で、且つ、入力されたTV映像信号の解像度が、表示パネル解像度(例えば、1680×1050)より低い場合に、画面の状態に応じて、入力されたTV映像信号を拡大して、信号混合部220に出力する。また、TV映像信号が子画面に表示される場合には、拡大倍率部219−1は、TV映像信号をそのまま、信号混合部220に出力する。
例えば、画面状態が横長状態である場合は、1024×768の映像信号が入力されるので、拡大倍率部219−1は、表示パネル111の解像度(サイズ)(1680×1050)に拡大して出力する。また、画面状態が縦長状態である場合は、、768×1024の映像信号が入力されるので、拡大倍率部219−1は、表示パネル111の解像度(サイズ)(1050×1680)に拡大して出力する。
拡大倍率部219−2は、PC映像信号が子画面への表示でなく、いわゆるフルスクリーン表示される場合で、且つ、入力されたPC映像信号(例えば、640×480(VGA)サイズのデジタルRGB信号)の解像度が、表示パネル111の解像度(1680×1050)よりも低い場合、入力されたPC映像信号を拡大して、信号混合部220に出力する。また、PC映像信号が子画面に表示される場合には、拡大倍率部219−2はPC映像信号をそのまま信号混合部220に出力する。
信号混合部220は、拡大倍率部219−1からのTV映像信号及び拡大倍率部219−2からのPC映像信号の少なくとも一方が入力される。信号混合部220は、TV映像信号(1680×1050)又はPC映像信号(1680×1050)のどちらかだけが入力された場合(すなわち、TV映像表示モードやPC映像表示モードの場合)には、入力された映像信号をTTL(Transistor-Transistor Logic)方式の信号に変換して、デジタルフォーマット変換部221に出力する。
信号混合部220は、拡大倍率部219−1からのTV映像信号及び拡大倍率部219−2からのPC映像信号が入力された場合には、メイン画面の映像信号(1680×1050)に子画面の映像信号(320×240)を重畳(合成)して、TTL方式の信号に変換して、デジタルフォーマット変換部221に出力する。
デジタルフォーマット変換部221は、信号混合部220から入力されるTTL方式映像信号を、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)又はRSDS(登録商標)(Reduced Swing Differential Signaling Interface)等の表示パネル111が対応するフォーマットに変換して、変換した信号を表示パネル111に出力する。これにより、表示パネル111の表示面111aにデジタルフォーマット変換部221からの映像信号に対応した映像が表示される。
ステレオ音声信号切換器231は、マイクロコントローラ201の制御のもと、復号部212から入力されるステレオの音声信号(TV音声信号)及び通信インターフェース204を介して入力されるPC300からのステレオ音声信号(PC音声信号)の少なくとも一方を選択し、選択したステレオ音声信号をステレオ前置増幅器232に出力する。
ステレオ前置増幅器232は、ステレオ音声信号切換器231から入力されたステレオ音声信号に、右、左に応じた音量調整及び音質調整(トーンコントロール、ラウドネス、及び消音など)を実行し、調整されたステレオ音声信号(左音声信号及び右音声信号)をチャンネルマトリックス切換器233に出力する。
チャンネルマトリックス切換器233は、ステレオ前置増幅器232から入力された左音声信号及び右音声信号を、対応するスピーカー114−1乃至114−4から出力されるように、音声出力増幅器234に出力する。
すなわち、チャンネルマトリックス切換器233は、当該状態において表示部110の正面に向かって左側に配置されるスピーカ114、114が対応する音声出力増幅器234には左音声信号が出力されるように、また、当該状態において表示部110の正面に向かって右側に配置されるスピーカ114、114が対応する音声出力増幅器234には右音声信号が出力されるように、内蔵するセレクタを切り換える。
音声出力増幅器234は、画面回転検出器205から供給される画面回転信号に応じて、各スピーカ114、114、・・・に出力する音声信号の増幅率を調整し、調整した増幅率で音声信号を増幅し、対応するスピーカ114、114、・・・に出力する。すなわち、横長状態と縦長状態での増幅率が予め設定されており、画面回転検出器205から供給される画面回転信号に応じて、増幅率を切り換えることにより、増幅率を調整する。
なお、上記した内部回路200は上記第1の実施の形態にかかるディスプレイ装置1においても適用可能なものである。
上記した各実施の形態では、いずれも、表示パネルと表示部筐体との縦横比がほぼ等しいものを示したが、表示パネルの縦横比と表示部筐体の縦横比が異なるものであっても良い。また、表示パネルの中心と表示部筐体の中心とが一致していることは必ずしも必要ではなく、両者の中心が一致していない場合は、表示パネルの中心を基準に回転中心を設定すれば、表示面の中心の水平方向での位置が横長状態と縦長状態とで同じ位置となり、また、表示部筐体の中心を基準にして回転中心を設定すれば、横長状態と縦長状態との下端縁の位置の制御がし易い。また、表示パネル11、111の縦横比は、5:8でなくとも、例えば、3:4あるいは9:16であっても良い。
その他、上記した各実施の形態において示した各部の形状及び構造は、しずれも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって、本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
従来のディスプレイ装置の一例を横長状態と縦長状態を並記して示す概略正面図である。 本発明ディスプレイ装置の第1の実施の形態を横長状態と縦長状態を並記して示す概略正面図である。 図4乃至図6と共に本発明ディスプレイ装置における操作部を示すものであり、本図は横長状態における操作部の表示態様を示す正面図である。 縦長状態における操作部の表示態様を示す正面図である。 操作部全体を拡大して示す分解斜視図である。 要部の拡大断面図である。 図8乃至図15と共に本発明ディスプレイ装置の第2の実施の形態を示すものであり、本図は横長状態の概略斜視図である。 表示部を回転させるために、図7の状態から表示部の下端を前方へ移動させて上向きに傾斜させた状態を示す概略斜視図である。 図8の状態から表示部を時計回り方向に回転させている途中の状態を示す概略斜視図である。 表示部を回転させ終わってから、表示部の下端部を後方へ押し込んで縦長状態としたところを示す概略斜視図である。 概略側面図である。 表示部をスタンドに対して支持する支持軸部の詳細を示す拡大斜視図である。 横長状態を示す概略背面図である。 縦長状態を示す概略背面図である。 内部回路を示すブロック図である。
符号の説明
1…ディスプレイ装置、11…表示パネル、11a…表示面、12…表示部筐体(筐体)、12(v)…縦長状態時の下端縁、12(h)…横長状態時の下端縁、20…スタンド、21…支持軸、O…表示部の中心、L1…表示部の中心から上方斜め45度に延びる線、100…ディスプレイ装置、111…表示パネル、111a…表示面、112…表示部筐体、113h…ストッパ突起(ロック手段)、113v…ストッパ突起(ロック手段)、120…スタンド、124…支持軸

Claims (3)

  1. 正面から見て長方形をした表示面を有する表示パネルを保持した筐体と、
    上記筐体を上記表示パネルの表示面に対して直交する向きの支持軸回りに回転自在に支持したスタンドとを備え、
    上記支持軸は、横長に配置された表示面の中心から斜め上方へほぼ45度の角度で傾斜した線上に位置している
    ことを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 表示面が横長に配置されているときの上記筐体の下端縁と上記支持軸との間の距離と、表示面が縦長に配置されているときの上記筐体の下端縁と上記支持軸との距離とがほぼ等しい
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 上記支持軸は上記スタンドに対してほぼ上下方向に傾動自在に支持されており、
    上記支持軸が傾動範囲の下端に位置しているとき(このときの支持軸の位置を「通常位置」という)には上記筐体の上記支持軸に対する回転を阻止し、上記支持軸を上記通常位置から上方へ傾動したときに上記筐体の上記支持軸に対する回転を可能にするロック手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
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