JP2006030914A - 情報処理装置および表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データを適切な形態で表示装置に表示できるようにする。
【解決手段】LCDの画面は第1の解像度(1024 x 768)を有する。映像情報101Aは第2の解像度(720 x 480)を有する。映像情報101Aの中には、視聴者向け情報101Bと、その周囲を取り囲むオーバースキャン領域とが含まれる。グラフィックス情報102Aは上記映像情報と同じ第2の解像度を有する。グラフィックス情報102Aは第3の解像度(700 x 400)に縮小される。映像情報101Aに対してグラフィックス情報102Bがアルファブレンディング処理され、当該映像情報は第3の解像度から第1の解像度へ拡大する比率で拡大される。拡大後の映像情報103Aの解像度はLCD17の画面の解像度よりも大きい。オーバースキャン領域はLCD17の画面からはみ出す。
【選択図】 図2

Description

本発明は画像データを表示装置に表示可能な情報処理装置および同装置で用いられる表示制御方法に関する。
TV放送の映像信号は、ブラウン管テレビ受像機の画面に表示出力される際には、一般に、視聴者の目に触れる画像領域と、この画像領域の周囲に存在し視聴者の目に触れないところに存在するオーバースキャン領域と呼ばれる制御用の領域とを含んでいる。
ブラウン管テレビ受像機とは異なる規格・形式のディスプレイを用いてTV放送の映像を表示させた場合、視聴者にとって目障りとなるオーバースキャン領域がユーザの目に触れてしまうことがある。
例えば、TVチューナなどを内蔵したパーソナルコンピュータにおいては、グラフィックス(静止画像)だけでなく、TV放送などの映像(動画像)を記録媒体に録画したり、LCD(Liquid Crystal Display)の画面に再生させたりすることが可能である。ブラウン管型テレビ受像機などで視聴されることを想定して制作された映像を当該パーソナルコンピュータに取り込んだ場合、上記オーバースキャン領域も含めて映像の録画や再生が行なわれ、LCDに映像が出力される際には、オーバースキャン領域がノイズなどの形でユーザの目に触れてしまい、ユーザに不快感を与えてしまうことになる。
なお、オーバースキャン領域とは異なるが、画像情報ではない無画部分を含むレターボックス形式の映像信号を画面に表示させる場合に、当該無画部分を表示させないようにする技術が知られている。例えば、特許文献1には、レターボックス形式の映像信号の無画部分がディスプレイから見えないように映像信号を垂直方向に拡大する垂直拡大手段と、水平方向に拡大する水平拡大手段とを備えたテレビジョン受信装置が開示されている。
特開平10−233976号公報
しかしながら、上記文献の技術は、テレビジョン映像を受信するテレビジョン受信装置を対象としており、上述したパーソナルコンピュータのように動画と静止画の双方を表示できる情報処理装置を対象としているわけではない。そのため、オーバースキャン領域を有する動画と当該領域を有さない静止画とをそれぞれパーソナルコンピュータのLCDなどに適切な形態で表示させることはできない。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、画像データを適切な形態で表示装置に表示させることが可能な情報処理装置および表示制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、所定の外周領域を有する動画データを表示可能であり、第1の解像度を有する表示装置と、第2の解像度を有する動画データを生成または取得する手段と、前記第2の解像度を有する動画データの中の前記所定の外周領域を除く領域が前記第1の解像度に略一致するようにスケーリング処理するスケーリング手段と、前記スケーリング手段によってスケーリング処理された動画データの中の所定の外周領域を除く領域を前記表示装置に表示させる手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の第2の態様に係る情報処理装置は、動画と静止画とを第1の解像度の画面を有する表示装置に表示することが可能な情報処理装置であって、第2の解像度の動画像データを生成または取得する手段と、前記第2の解像度よりも小さい第3の解像度の静止画像データを生成する手段と、前記動画像データおよび前記静止画像データの少なくとも一方を、前記第3の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理して前記表示装置へ出力する手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の第3の態様に係る情報処理装置は、動画と静止画とを第1の解像度の画面を有する表示装置に表示することが可能な情報処理装置であって、第2の解像度の動画像データを生成または取得する手段と、前記第2の解像度と同じ解像度の静止画像データを生成する手段と、前記静止画像データを、前記第2の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理するとともに、前記動画像データの中の周囲部分を除いた第3の解像度の動画像データを、前記第3の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理して前記表示装置へ出力する手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の第4の態様に係る情報処理装置は、動画と静止画とを第1の解像度の画面を有する表示装置に表示することが可能な情報処理装置であって、第2の解像度の動画像データを生成または取得する手段と、前記動画像データの中の周囲部分をマスク処理する手段と、前記第2の解像度と同じ解像度の静止画像データを生成する手段と、前記マスク処理された動画像データおよび前記静止画像データの少なくとも一方を、前記第2の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理して前記表示装置へ出力する手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、画像データを適切な形態で表示装置に表示させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における正面図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ1を電源オン/オフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、およびタッチパッド16などが配置されている。
入力操作パネル15は、押されたボタンに対応するイベントを入力する入力装置であり、複数の機能をそれぞれ起動するための複数のボタンを備えている。これらボタン群には、TV起動ボタン15A、DVD/CD起動ボタン15Bも含まれている。TV起動ボタン15AはTV放送番組データを再生するためのボタンである。TV起動ボタン15Aがユーザによって押下された時、TV放送番組データを再生するためのアプリケーションプログラムが自動的に起動される。DVD/CD起動ボタン15Bは、DVDまたはCDに記録されたビデオコンテンツを再生するためのボタンである。DVD/CD起動ボタン15Bがユーザによって押下された時、ビデオコンテンツを再生するためのアプリケーションプログラムが自動的に起動される。
本実施形態のコンピュータ10においては、TV放送番組データ、ビデオコンテンツのような動画像データを高画質でLCD17に表示するために、動画像データの再生時にその動画像データの画質を自動的に高画質化する機能が設けられている。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィクスコントローラ114、高画質化エンジン(HVE;High quality Video Engine)115、TMDS(Rx)処理部116、LVDS(Tx)処理部117、スイッチ118、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、TVチューナ123、およびエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124等を備えている。
CPU111は本コンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)121から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステム(OS)および各種アプリケーションプログラムを実行する。OSは、複数のウィンドウを表示画面上に表示するためのウィンドウシステムを有している。
動画像データ(例えば、TVチューナ123によって受信されたTV放送番組データ、DVD、HDDのような記憶メディアに格納されたビデオコンテンツなど)は、例えば、図3に示すように、その動画像データを再生するためのビデオ再生アプリケーションプログラムに対応するウィンドウ内に表示される。この場合、例えば、ビデオ再生アプリケーションプログラムに対応するウィンドウはデスクトップ画面上に配置され、そのウィンドウ内に動画像データが表示される(ウィンドウモード)。
また、本コンピュータ10は、動画像データをLCD17の表示画面上にフルスクリーンモードで表示することもできる。このフルスクリーンモードにおいては、図4に示すように、基本的には、動画像データが表示画面上のほぼ全エリアに表示される。この場合、デスクトップ画面、およびビデオ再生アプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムに対応するウィンドウは原則表示されない。また、ビデオ再生アプリケーションプログラムに対応するウィンドウのメニューバーなども表示されず、動画像データが表示画面上のほぼ全エリアに表示される。
但し、図5に示すように、動画像データには例えばグラフィックスデータ(静止画像データ)を重ね合わせるブレンディング(例えば、アルファブレンディング)処理が施されていても構わない。図5(a)に示す表示画面は、動画像データ301に静止画像データ302をブレンディング処理した映像をLCD17に表示した画面である。この場合、静止画像データのサイズは、動画像データ301のサイズよりも小さい。
なお、動画像データ301と略同一のサイズの静止画像データ303を該動画像データ301にブレンディング処理した映像をLCD17に表示させるようにしてもよい。この場合の画面の例を図5(b)に示す。
また、CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ112には、主メモリ113をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ114は本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ114はビデオメモリ(VRAM)を有しており、OS/アプリケーションプログラムによってビデオメモリに描画された表示データから、LCD17に表示される表示イメージを形成する映像信号を生成する。LCD17に表示される表示イメージは、通常は、デスクトップ画面のイメージおよびそのデスクトップ画面上に配置されたウィンドウそれぞれのイメージとから構成される。しかしながら、動画像データをフルスクリーンモードで表示する場合には、LCD17に表示される表示イメージは、動画像データのイメージから構成される。したがって、動画像データをフルスクリーンモードで表示する場合には、動画像データの表示イメージを形成する映像信号がグラフィクスコントローラ114から出力される。
グラフィクスコントローラ114によって生成された映像信号はライン1およびライン2Aにそれぞれ出力される。ライン1に出力される映像信号は、例えば、LVDS(Low voltage differential Signaling)形式の18ビットの信号から構成されている。また、ライン2Aに出力される映像信号は、例えば、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)形式の24ビットの信号から構成されている。また、グラフィクスコントローラ114は、外部CRT(Cathode Ray Tube)へアナログ映像信号を出力するためのインタフェース、およびアナログ映像信号をSビデオ端子を介して外部に出力するためのインタフェースも有している。
さらに、グラフィクスコントローラ114は、グラフィックスなどの静止画像データの解像度およびアスペクト比を変更するためのスケーリング機能も有している。また、グラフィクスコントローラ114は、グラフィックスなどの静止画像データを動画像データにブレンディング(例えば、アルファブレンディング)させる必要がある場合に、その静止画像データを動画像データとともに高画質化エンジン(HVE)115側へ送ることが可能である。
TMDS(Rx)処理部116は、グラフィクスコントローラ114からライン2Aを介して送られてくるTMDS形式の24ビットの信号を24ビットのRGBデジタル信号に変換し、その24ビットのRGBデジタル信号をライン2Bを介して高画質化エンジン(HVE)115に送る。
高画質化エンジン(HVE)115は、グラフィクスコントローラ114によって生成された映像信号を高画質化するための映像処理(以下、画質補正処理という)を実行する映像処理コントローラである。高画質化エンジン(HVE)115はビデオメモリ(VRAM)115Aを有している。画質補正処理はビデオメモリ(VRAM)115A上で実行される。この画質補正処理は動画を高画質化するための動画像専用の映像処理であり、滑らかで高画質の動画像をLCD17に表示するために実行される。この画質補正処理では、動画像の画質を改善するために、コントラスト調整、ブライトネス調整、ヒュー調整、サチュレーション調整、ガンマ補正、ホワイトバランス調整、輝度調整、シャープネス調整、輪郭強調(エッジエンハンスメント)、応答速度向上などの処理を行なうことが可能である。
また高画質化エンジン(HVE)115は、コンポジット入力端子を介して外部のビデオ機器から入力される映像信号に対しても、画質補正処理を施すことができる。
高画質化エンジン(HVE)115によって画質補正された映像信号は、ライン2Cを介してLVDS(Tx)処理部117に送られる。LVDS(Tx)処理部117は、高画質化エンジン(HVE)115から出力される画質補正されたRGBデジタル信号をLVDS(Low voltage differential Signaling)形式の信号に変換し、そのLVDS形式の信号をライン2D上に出力する。なお、外付けのLCDパネルを使用する場合は、LVDS(Tx)処理部117の出力に接続端子が接続される。
さらに、高画質化エンジン(HVE)115は、映像信号の解像度およびアスペクト比を変更するためのスケーリング機能も有している。映像信号のスケーリングは、その映像信号の画質補正処理が実行された後に実行される。スケーリングされた映像信号に対して画質補正を行うよりも、スケーリング前のデータに対して画質補正処理を行い、その画質補正処理された映像信号をスケーリングした方が、動画像を高画質で表示することができる。
スイッチ118は、グラフィクスコントローラ114によって生成される映像信号および高画質化エンジン(HVE)115によって画質補正された映像信号の一方を選択的にLCD118に出力するセレクタとして機能する。このスイッチ118は、ライン1に接続された第1入力端子と、ライン2Dに接続された第2入力端子と、LCD17に接続された出力端子とを有している。スイッチ118は、EC/KBC124から供給されるスイッチ制御信号SWに応じて、第1入力端子および第2入力端子の一方を選択し、その選択した入力端子を出力端子に接続するように構成されている。このスイッチ118の働きにより、本実施形態においては、以下の2つの表示制御モードを用いることが出来る。
(1)ノーマルモード: ノーマルモードにおいては、グラフィクスコントローラ114からの映像信号は高画質化エンジン(HVE)115を経由せずにLCD17に送出される。ノーマルモードは、LCD17に表示される表示イメージに例えば静止画像が含まれる場合に使用される。
(2)高画質モード: 高画質モードにおいては、グラフィクスコントローラ114からの映像信号は高画質化エンジン(HVE)115を経由してLCD17に送出される。高画質モードは、例えば動画像データ(静止画像データがブレンディングされている場合も含む)をフルスクリーンモードで表示する場合に使用される。
しかしながら、上記したスイッチ118の切替えの具体例は一例であり、動画/静止画に係わり無く、常に高画質モードにしてもよい。
サウスブリッジ119は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ119は、HDD121、ODD122を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ119は、TVチューナ123を制御する機能、およびBIOS−ROM120をアクセス制御するための機能も有している。
光ディスクドライブ(ODD)123は、ビデオコンテンツが格納されたDVD、CDなどの記憶メディアを駆動するためのドライブユニットである。TVチューナ123は、TV放送番組のような放送番組データを受信するための受信装置である。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。
さらに、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、LCD17の照明(バックライト等)の輝度を設定変更する機能、I2Cバスを介して高画質化エンジン(HVE)115との通信を行なう機能、およびスイッチ118に対して上述のスイッチ制御信号SWを供給する機能を有している。
次に、図3を参照して、高画質化エンジン(HVE)115の構成例について説明する。
高画質化エンジン(HVE)115は、図示のように、RGB/YUV変換部201、画質補正処理部202、アルファブレンディング処理部203、スケーリング処理部204、スケーリングレジスタ205、およびYUV/RGB変換部206等を備えている。なお、これらの各要素の配置関係は適宜変更してもよい。
RGB/YUV変換部201は、TMDS(Rx)処理部116を介してグラフィクスコントローラ114から送信される映像信号を24ビットのRGBデジタル信号から24ビットのYUV信号に変換する。
画質補正処理部202は、YUV信号に対して、その画質補正(コントラスト調整、ブライトネス調整、ヒュー調整、サチュレーション調整、ガンマ補正、ホワイトバランス調整、輝度調整、シャープネス調整、輪郭強調(エッジエンハンスメント)、応答速度向上など)のための演算処理を施す。
アルファブレンディング処理部203は、動画像データとともにグラフィックスなどの静止画像データが入力されてきた場合に、透明度を表す変数(アルファ)に基づき、当該静止画像データを動画像データに対してブレンディング処理する。上記変数(アルファ)は、動画像データに対して混合される静止画像データの透明度の度合いを決定付けるものである。なお、このアルファブレンディング処理部203は、画質補正処理部202とスケーリング処理部204との間に設けることには限定されない。例えばスケーリング処理部204に後段に設けてもよい。
スケーリング処理部204は、スケーリングレジスタ205に設定されたスケーリングパラメタ情報に従い、画質補正されたYUV信号をスケーリング処理する。スケーリング処理は動画像データのサイズ(解像度)を変更するための処理である。このスケーリング処理により、動画像データのサイズ(解像度)は、LCD17の表示画面のサイズ(パネル解像度)に適したサイズに変更される。スケーリングパラメタ情報は、例えば、動画像データ(および静止画像データ)の解像度、動画像データ(および静止画像データ)のアスペクト比、LCD17のパネル解像度、動画像データ(および静止画像データ)の拡大率または縮小率、等を含む。LCD17のパネル解像度は、物理的な解像度に限らず、ユーザが設定した画面の解像度であってもよい。
スケーリング処理部204に格納されているスケーリングパラメタ情報は、EC/KBC124による設定変更が可能となっている。また、動画像データと静止画像データとが入力されてきた場合、基本的には双方に対して共通の拡大率または縮小率によるスケーリング処理が行なわれるが、互いに異なる拡大率または縮小率によるスケーリング処理が行なわれるように変更してもよい。
YUV/RGB変換部206は、スケーリングされた映像信号をYUV信号からRGB信号に変換する。このRGB信号は、LCD17に向けて送出される。
そのほか、高画質化エンジン(HVE)115に入力されてくる動画像データの周囲部分に対してマスキング処理を行なうためのマスク処理部を設けても良い。このマスク処理部は、例えば、スケーリング処理部204の中に内蔵したり併設したりしても良い。その場合、マスク処理部がマスキングを行なう画像範囲を示すマスキングパラメータ情報を記憶するレジスタも設け、当該マスキングパラメータ情報に対してEC/KBC124による設定変更ができるように構成する。
なお、上記の各処理部による高画質化処理は、YUVの映像信号に対して行なう代わりに、RGBの映像信号に対して行なってもよい。
次に、図7を参照して、映像情報(動画像データ)とグラフィックス情報(静止画像データ)とをアルファブレンディングしてLCD17の画面に画像を表示させる場合のスケーリング処理の一例を説明する。
なお、LCD17の画面(パネル)は、第1の解像度(1024 x 768)を有しているものとする。
図7(a)に示すように、TVチューナ123によって受信された映像情報もしくはDVDのような記憶メディアに格納された映像情報101Aは、例えば第2の解像度(720 x 480)を有している。この映像情報101Aの中には、視聴者向け情報(例えば実際のコンテンツなど)101Bと、その周囲を取り囲むオーバースキャン領域101Cとが含まれる。上記映像情報は、第2の解像度(720 x 480)のままで、YUV信号としてグラフィックスコントローラ114を介して高画質化エンジン(HVE)115へ送られる。
一方、図7(b)に示すように、グラフィックスコントローラ114にて生成されるグラフィックス情報102Aは、例えば第3の解像度(400 x 200)を有している。第3の解像度(400 x 200)を有するグラフィック情報102AはRGB信号として、高画質化エンジン(HVE)115へ送られる。
図7(c)に示すように、高画質化エンジン(HVE)115は、第2の解像度(720 x 480)を有する映像情報101Aと第3の解像度(400 x 200)を有するグラフィックス情報102Bとをアルファブレンディング処理する。オーバースキャン領域103Cを除く領域内に静止画像103Bがアルファブレンディング処理された映像情報103Aが生成される。
図7(d)に示すように、アルファブレンディング処理によって生成された映像情報103Aは、高画質化エンジン(HVE)115に備えられるスケーリング処理機能によって、次に説明する条件を満たす拡大率で拡大処理され、映像情報104Aが生成される。拡大後の映像情報104Aの解像度は、LCD17の画面の解像度(1024 x 768)よりも大きな解像度となる。グラフィック情報103Bが拡大処理されることで、拡大後の映像情報104Aに含まれているグラフィック情報104Dが生成される。
映像情報103Aから映像情報104Aに拡大する条件を満たす拡大率とは、映像情報104Aの中のオーバースキャン領域104CがLCDの画面の解像度からはみ出すようにする拡大率である。すなわち、映像情報104Aの中のオーバースキャン領域104Cではない領域104BがLCD17の画面のサイズに略一致する拡大率である。この拡大率で映像情報103Aを映像情報104Aにスケーリング処理することで、オーバースキャン領域104Cは視聴者の目に触れず、映像情報の中のオーバースキャン領域104Cではない領域104Bが視聴者の目に触れることになる。
図7(d)の例では、拡大後の静止画像104DのサイズがLCD17の画面のサイズ(1024 x 768)よりも小さい場合を例示しているが、当該拡大後の静止画像104がLCD17の画面のサイズに略一致するようにスケーリング処理を行ってもよい。この場合、例えば図7(b)で説明したスケーリング処理における縮小率を調整したり、アルファブレンディング処理における動画像に対する静止画像の位置を調整することで実現できる。また、図7(d)で説明したスケーリング処理における拡大率を調整することで実現してもよい。
なお、オーバースキャン領域のサイズは明確に決まっているものではないが、画面からはみ出して視聴者の目に触れない領域の幅は、例えば水平方向に20ドット程度、垂直方向に40ライン程度となるように設定することが望ましい。
図7の処理により生成された画像データは、例えば前述の図5(a)に示されるような形態でLCD17に表示されることになる。
次に、図8を参照して、映像情報(動画像データ)とグラフィックス情報(静止画像データ)とをアルファブレンディングしてLCD17の画面に画像を表示させる場合のスケーリング処理の一例を説明する。
なお、LCD17の画面(パネル)は、第1の解像度(1024 x 768)を有しているものとする。
図8(a)に示すように、TVチューナ123によって受信された映像情報もしくはDVDのような記憶メディアに格納された映像情報201Aは、例えば第2の解像度(720 x 480)を有している。この映像情報201Aの中には、視聴者向け情報(例えば実際のコンテンツなど)201Bと、その周囲を取り囲むオーバースキャン領域201Cとが含まれる。上記映像情報は、第2の解像度(720 x 480)のままで、YUV信号としてグラフィックスコントローラ114を介して高画質化エンジン(HVE)115へ送られる。
一方、図8(b)に示すように、グラフィックスコントローラ114にて生成されるグラフィックス情報202Aは、例えば第2の解像度(720 x 480)を有している。このグラフィックス情報202Aは、グラフィックスコントローラ114に備えられるスケーリング処理機能によって、例えば第3の解像度(700 x 400)に縮小される。このときの縮小率は、例えば映像情報201Aの解像度(サイズ)と視聴者向け情報201Bのサイズとを参照して決定することが可能である。なお、この縮小率は固定的に設定されていてもよいし、ユーザが設定画面を介して指定した映像情報の表示サイズに応じて設定変更されるようにしてもよい。第3の解像度(700 x 400)に縮小されたグラフィックス情報202Bは、RGB信号として、高画質化エンジン(HVE)115へ送られる。
図8(c)に示すように、高画質化エンジン(HVE)115は、第2の解像度(720 x 480)を有する映像情報201Aと第3の解像度(700 x 400)を有するグラフィックス情報202Bとをアルファブレンディング処理する。オーバースキャン領域203Cを除く領域内に静止画像203Bがアルファブレンディング処理された映像情報203Aが生成される。
図8(d)に示すように、アルファブレンディング処理によって生成された映像情報203Aは、高画質化エンジン(HVE)115に備えられるスケーリング処理機能によって、第3の解像度(700 x 400)から第1の解像度(1024 x 768)へ拡大する比率(一般的な拡大率よりも大きい拡大率)で拡大される。この結果、拡大後の映像情報204Aの解像度は、LCD17の画面の解像度(1024 x 768)よりも大きなものとなる。また、拡大後のグラフィックス情報204Bの解像度は、LCD17の画面の解像度(1024 x 768)に一致する。
映像情報203Aから映像情報204Aに拡大する条件を満たす拡大率とは、映像情報204Aの中のオーバースキャン領域204CがLCDの画面の解像度からはみ出すようにする拡大率である。すなわち、映像情報204Aの中のオーバースキャン領域204Cではない領域204BがLCD17の画面のサイズに略一致する拡大率である。この拡大率で映像情報203Aを映像情報204Aにスケーリング処理することで、オーバースキャン領域204Cは視聴者の目に触れず、映像情報の中のオーバースキャン領域204Cではない領域204Bが視聴者の目に触れることになる。また、図8(d)の例では、拡大後の静止画像のサイズは、LCD17の画面のサイズに略一致している。
なお、オーバースキャン領域のサイズは明確に決まっているものではないが、画面からはみ出して視聴者の目に触れない領域の幅は、例えば水平方向に20ドット程度、垂直方向に40ライン程度となるように設定することが望ましい。
図8の処理により生成された画像データは、例えば前述の図5(b)に示されるような形態でLCD17に表示されることになる。
図9は、映像情報(動画像データ)とグラフィックス情報(静止画像データ)とを適切にLCD17の画面に表示させるためのインタフェースの例を示す図である。
OS151は、アプリケーション152などを管理し、デスクトップ画面のサイズ(LCDの画面サイズに相当)などを必要に応じてアプリケーション152へ通知することができる。
アプリケーション152は、OS151などからLCDの画面の解像度(サイズ)を取得したり、映像情報の解像度(サイズ)やグラフィックス情報の解像度(サイズ)を取得したり、ユーザが所定の設定画面上で指定した情報(LCDの画面に映像情報の中の周囲部分(オーバースキャン領域を含む)を表示させない制限モード(第1のモード)と表示させる非制限モード(第2のモード)のいずれかが指定されたかを示す情報や、LCDの画面に表示させない動画の範囲を指定する情報など)を取得したりすることができる。
また、アプリケーション152は、取得した種々な情報に基づき、グラフィックスコントローラ114にて行なわれるべきスケーリング処理の縮小率や、高画質化エンジン(HVE)115にて行なわれるべき映像情報(および静止画像情報)のスケーリング処理の拡大率などを決定し、決定した縮小率でグラフィックス情報のスケーリング処理が行なわれるようにドライバ153を通じてグラフィックスコントローラ114を制御したり、決定した拡大率で映像情報のスケーリング処理が行なわれるようにシステムBIOS120AやEC/KBC124を通じて高画質化エンジン(HVE)115を制御したりすることができる。さらに、映像情報に対してマスクすべきマスク範囲を決定し、その範囲のマスキング処理が行なわれるようにシステムBIOS120AやEC/KBC124を通じて高画質化エンジン(HVE)115を制御する構成としてもよい。
ドライバ153は、アプリケーション152からの指示に従ってグラフィックスコントローラ114を制御したりシステムBIOS120Aの特定のファンクションを起動したりすることができる。例えば、ドライバ153は、グラフィックスコントローラ114におけるグラフィックス情報のスケーリング処理の縮小率もしくは拡大率を設定する。映像情報に対してアルファブレンディングされるグラフィックス情報がある場合には、そのグラフィックス情報を所定の解像度に縮小させることがある。
グラフィックスコントローラ114は、映像情報をYUV信号として高画質化エンジン(HVE)115へ送るだけでなく、当該映像情報にアルファブレンディングすべきグラフィックス情報をRGB信号として高画質化エンジン(HVE)115へ送ることができる。また、グラフィックスコントローラ114は、ドライバ153により設定された縮小率でグラフィックス情報をスケーリング処理してから、高画質化エンジン(HVE)115へ送ることもできる。
システムBIOS120Aは、ドライバ153からの呼出しがあった場合には、特定のファンクションを起動し、高画質化エンジン(HVE)115にて行なわれるべき映像情報(および静止画像情報)のスケーリング処理の拡大率を示す情報をEC/KBC124の所定のレジスタに設定する。さらに、映像情報のマスキング処理されるマスク範囲を示す情報をEC/KBC124の所定のレジスタに設定する構成としてもよい。
EC/KBC124は、高画質化エンジン(HVE)115に関する情報が所定のレジスタに設定された場合、映像情報(および静止画像情報)のスケーリング処理の拡大率を示す情報を高画質化エンジン(HVE)115のスケーリングレジスタ205に設定する。さらに、映像情報のマスキング処理されるマスク範囲を示す情報を高画質化エンジン(HVE)115の所定のレジスタに設定する構成としてもよい。
高画質化エンジン(HVE)115は、入力されてくる映像情報に対し、スケーリングレジスタ205に設定されている拡大率でスケーリング処理を行なって、処理後の映像情報をLCDへ表示出力する。この場合、スケーリング処理後の映像情報の解像度は、LCD17の画面の解像度よりも大きなものとなる。特に、オーバースキャン領域はLCD17の画面からはみ出し、視聴者向け情報のサイズはLCD17の画面のサイズに略一致するようにする。
映像情報だけでなく、高画質化エンジン(HVE)115に上記グラフィックスコントローラ114において縮小処理されたグラフィックス情報も入力される場合は、高画質化エンジン(HVE)115は、例えば、映像情報に対してグラフィックス情報をアルファブレンディングした後に、スケーリングレジスタ205に設定されている拡大率でスケーリング処理を行なう。
なお、上記グラフィックスコントローラ114によって縮小処理されていないグラフィックス情報が高画質化エンジン(HVE)115に入力されてくる場合、高画質化エンジン(HVE)115は映像情報とグラフィックス情報とを、それぞれ異なる拡大率でスケーリング処理するようにしてもよい。このとき、アルファブレンディング処理を当該スケーリング処理の後に行なうように変形してもよい。但し、上記と同様、スケーリング処理後の映像情報の解像度は、LCD17の画面の解像度よりも大きくなるようにし(特に、オーバースキャン領域はLCD17の画面からはみ出し、視聴者向け情報のサイズはLCD17の画面のサイズに略一致するようにし)、スケーリング処理後のグラフィックス情報の解像度は、LCD17の画面の解像度内に収まるようにする。(場合によっては、スケーリング処理後のグラフィックス情報の解像度は、LCD17の画面の解像度よりも大きくてもよい。)
また、上記グラフィックスコントローラ114において縮小処理されていないグラフィックス情報が入力されてくる場合、当該グラフィックス情報と、映像情報の中の周囲部分(オーバースキャン領域に相当する部分)を除いた映像情報とを、それぞれ異なる拡大率でスケーリング処理するようにしてもよい。但し、スケーリング処理後の映像情報の解像度は、LCD17の画面の解像度に一致し、スケーリング処理後のグラフィックス情報の解像度は、LCD17の画面の解像度内に収まるようにする。(場合によっては、スケーリング処理後のグラフィックス情報の解像度は、LCD17の画面の解像度よりも大きくてもよい。)
また、上記グラフィックスコントローラ114において縮小処理されていないグラフィックス情報が入力されてくる場合、入力されてくる映像情報の中の周囲部分に対し、所定のレジスタに設定されているマスク範囲の情報に基づいてマスキング処理を行なってから、グラフィックス情報と映像情報とをスケーリング処理する構成としてもよい。この場合、スケーリング処理後のマスク部分を含む映像情報の解像度は、LCD17の画面の解像度に一致し、スケーリング処理後のグラフィックス情報の解像度は、LCD17の画面の解像度内に収まるようにする。(場合によっては、スケーリング処理後のグラフィックス情報の解像度は、LCD17の画面の解像度よりも大きくてもよい。)
なお、スケーリング処理に使用する拡大率や縮小率などのパラメータ類を固定値とする構成の場合には、図5に示されるOS151、アプリケーション152、ドライバ153、システムBIOS120A、EC/KBC124などを介してパラメータ類を動的に設定変更するような処理は不要となる(マスキング処理に使用するパラメータ類を固定値とする構成の場合も同様)。
また、ソフトウェアの仕様を変更し、生成されるグラフィックス情報の解像度を映像情報の解像度よりも小さく設定してもよい。例えば、720 x 480であった解像度を700 x 400にする。もしくは、アプリケーション152は、OS151との間ではグラフィックス情報の解像度が720 x 480であることを前提として情報の受け渡しを行ない、ドライバ153との間ではグラフィックス情報の解像度が700 x 400であることを前提として情報の受け渡しを行なうようにしてもよい。このようにした場合、グラフィックスコントローラ114におけるグラフィックス情報の縮小処理が不要となる。
ところで、オーバースキャン領域にノイズがどの程度現れるかは、種々の条件によって変わる。また、映像の制作者によって、オーバースキャン領域に対する考え方が大きく異なり、映像を表示する手段がブラウン管テレビ受像機にほぼ限られていた時代と将来とを比較してもその考え方に大きな差が出る。このような点を考慮すると、LCD17の画面に表示させない範囲をユーザが指定できるようにすることが望ましい。
図10は、LCD17の画面に表示させない範囲(オーバースキャン領域を含む)の指定を可能とするアプリケーションによる設定画面の例を示す図である。
図示の設定画面は、映像情報(ビデオ)をLCD17上に表示出力する際の表示の制限に関する設定をユーザが行なうための画面である。
この設定画面の上段部には、映像情報の表示を制限する(即ち、視聴者向け情報の領域だけを表示させ、オーバースキャン領域を表示させない)制限モードと、映像情報の表示を制限しない(即ち、視聴者向け情報の領域もオーバースキャン領域も表示させる)非制限モードとのうち、ユーザがいずれか一方を指定するための設定項目300が設けられる。この設定項目300には「ON」領域と「OFF」領域が備えられている。ユーザが「ON」領域をクリック操作した場合には制限モードが設定され、「OFF」領域をクリック操作した場合には非制限モードが設定されるようになっている。
また、設定画面の下段部には、「ON」領域がクリック操作されたときの制限モードにおいて、映像情報の表示を制限すべき領域の範囲を指定するための領域が備えられている。この領域においては、非制限モードのときには設定が不可であり、制限モードのときに設定が可能となる。
設定画面の下段部における四角形の領域301は、表示出力される映像情報全体を表現している。この領域301の中のハッチングで示される領域は、非表示とすべきオーバースキャン領域を含む領域(以下、「非表示領域」と称す)を表現している。その内側の領域は、表示すべき領域(以下、「表示領域」と称す)を表現している。
また、設定画面の下段部には、領域301の上下に位置する非表示領域の幅を制御するための第1の制御バーと、領域301の左右に位置する非表示領域の幅を制御するための第2の制御バーとが備えられている。第1の制御バーに添えられている片方向矢印302A,302Bと、第2の制御バーに添えられている片方向矢印303A,303Bとは、それぞれ、非表示領域と表示領域との境界を示すものである。各制御バーの中における両方向矢印の部分をクリック操作すると、表示領域の幅が両側方向にそれぞれ1ビットまたは1ラインずつ広がるようになっている(このとき、片方向矢印も移動する)。また、各制御バーの中における両方向矢印の部分を、Ctrlキーを押しながらクリック操作すると、両側の非表示領域の幅がそれぞれ1ビットまたは1ラインずつ広がるようになっている(このとき、片方向矢印も移動する)。また、片方向矢印302A,302B,303A,303Bの各々をドラッグ操作することにより、非表示領域と表示領域との間の4つの境界線を個別に移動させることができる。
この設定画面で設定された内容は、前述のアプリケーション152により取得され、各種のスケーリング処理における拡大率や縮小率の決定、もしくはマスキング処理におけるマスク範囲の決定などに使用される。
次に、図11のフローチャートを参照して、表示制御処理の動作の一例を説明する(本説明では必要に応じて図9などの他の図も参照する)。
アプリケーション152は、LCD17の画面のサイズに相当するデスクトップ画面のサイズ(1024 x 768)をOS151から取得し(ステップS11)、また、ユーザが設定画面で設定した情報(表示領域のサイズ(例えば700 x 480)もしくは非表示領域のサイズ)も取得する(ステップS12)。
また、アプリケーション152は、仕様に基づくグラフィックス情報の解像度(720 x 480)および映像情報の解像度(720 x 480)を認識し、取得した種々な情報に基づき、グラフィックスコントローラ114にて行なわれるスケーリング処理の縮小率や、高画質化エンジン(HVE)115にて行なわれる映像情報および静止画像情報のスケーリング処理の拡大率などを決定し、決定した縮小率でグラフィックス情報のスケーリング処理が行なわれるようにドライバ153を通じてグラフィックスコントローラ114を制御するとともに、決定した拡大率で映像情報のスケーリング処理が行なわれるようにシステムBIOS120AやEC/KBC124を通じて高画質化エンジン(HVE)115のスケーリングレジスタ205にスケーリングパラメータを設定する(ステップS13)。
ドライバ153は、アプリケーション152からの指示に従い、グラフィックスコントローラ114におけるグラフィックス情報(映像情報に対してアルファブレンディングすべきグラフィックス情報)を、所定の解像度(例えば700 x 400)に縮小させるよう制御する。このときの縮小率は、例えば映像情報の解像度(サイズ)と視聴者向け情報のサイズとを参照して決定することが可能である。これにより、グラフィックスコントローラ114は、グラフィックス情報の解像度を700 x 400に縮小させる(ステップS14)。
解像度が700 x 400に縮小されたグラフィックス情報は、グラフィックスコントローラ114から高画質化エンジン(HVE)115へ送られる。また、解像度が720 x 480の映像信号も、高画質化エンジン(HVE)115へ送られる。
高画質化エンジン(HVE)115は、入力されてくる映像情報に対し、同じく入力されてくるグラフィックス情報をアルファブレンディングし(ステップS15)、アルファブレンディング処理後の映像情報を、スケーリングレジスタ205に設定されている拡大率でスケーリング処理する(ステップS16)。
このときの拡大率は、例えば700 x 400の解像度から1024 x 768の解像度へ拡大する比率に相当する(この場合、720 x 480の解像度から1024 x 768の解像度へ拡大する標準的な拡大率よりも大きい)。
こうしてスケーリング処理された映像情報は、LCDの画面に表示される(ステップS17)。
この結果、表示された映像情報の解像度は、LCD17の画面の解像度よりも大きなものとなる。特に、オーバースキャン領域はLCD17の画面からはみ出し、視聴者向け情報のサイズはLCD17の画面のサイズに略一致する。
なお、図10に示した設定画面において、ユーザが「OFF」領域をクリック操作して非制限モードが設定された場合には、上述した一連の処理の流れを変更するための制御が必要となる。この場合、アプリケーション152等の制御により、グラフィックス情報を縮小するスケーリング処理が行われずに、高画質化エンジン(HVE)115において映像情報が720 x 480の解像度から1024 x 768の解像度へ拡大する標準的な拡大率でスケーリング処理されるように各種処理の設定変更が行われる。
上で述べた例によれば、マスキング処理などを施すこと無く、効率的にオーバースキャン領域をユーザの目に触れないようにすることができる。また、高画質化エンジン(HVE)115において、映像情報およびグラフィックス情報に対するスケーリング処理に、共通の拡大率を使用することができるので、高画質化エンジン(HVE)115などにかかる開発コストや製造コストを低減することができる。
(変形例1)
次に、上記動作の変形例について説明する。この変形例では、グラフィックスコントローラ114におけるグラフィックス情報の縮小処理を不要とすることができる。すなわち、図11で説明したステップS14の処理が不要となる。その代わり、グラフィックス情報と映像情報とが同じ解像度(720 x 480)で高画質化エンジン(HVE)115に入力されることになるため、ステップS15,S16の処理内容が変わる。
例えば、高画質化エンジン(HVE)115は、グラフィックス情報と、映像情報の中の周囲部分(オーバースキャン領域に相当する部分)を除いた映像情報とを、それぞれ異なる拡大率でスケーリング処理し、その後、アルファブレンディング処理を行なう。但し、スケーリング処理後のオーバースキャン領域を除いた映像情報の解像度は、LCD17の画面の解像度に一致し、スケーリング処理後のグラフィックス情報の解像度は、LCD17の画面の解像度内に収まるようにする。(場合によっては、スケーリング処理後のグラッフィックス情報の解像度は、LCD17の画面の解像度よりも大きくてもよい。)このとき、映像情報に対する拡大率は、例えば700 x 400の解像度から1024 x 768の解像度へ拡大する比率とする。一方、グラフィックス情報に対する拡大率は、例えば720 x 480の解像度から1024 x 768の解像度へ拡大する比率とする。
この結果、オーバースキャン領域が除かれた映像情報の解像度は、LCD17の画面の解像度に略一致し、視聴者向け情報のサイズはLCD17の画面のサイズに略一致する。
なお、図10に示した設定画面において、ユーザが「OFF」領域をクリック操作して非制限モードが設定された場合には、上述した一連の処理の流れを変更するための制御が必要となる。この場合、アプリケーション152等の制御により、グラフィックス情報と映像情報(当該映像情報の中の周囲部分(オーバースキャン領域に相当する部分)が除かれていない映像情報)とが高画質化エンジン(HVE)115において720 x 480の解像度から1024 x 768の解像度へ拡大する標準的な拡大率でスケーリング処理されるように各種処理の設定変更が行われる。
上で述べた例によれば、グラフィックスコントローラ114におけるグラフィックス情報の縮小処理を不要とすることができる。また、マスキング処理などを施すこと無く、効率的にオーバースキャン領域をユーザの目に触れないようにすることができる。
(変形例2)
次に、上記動作の変形例について説明する。この変形例においても、グラフィックスコントローラ114におけるグラフィックス情報の縮小処理を不要とすることができる。すなわち、図11で説明したステップS14の処理が不要となる。その代わり、上記と同様、グラフィックス情報と映像情報とが同じ解像度(720 x 480)で高画質化エンジン(HVE)115に入力されることになるため、ステップS15,S16の処理内容が変わる。
例えば、高画質化エンジン(HVE)115は、映像情報の中の周囲部分(オーバースキャン領域に相当する部分)に対してマスキング処理を施した後、アルファブレンディング処理を行ない、スケーリング処理を行なう。但し、スケーリング処理後の映像情報(マスク部分を含む)の解像度は、LCD17の画面の解像度に一致し、スケーリング処理後のグラフィックス情報の解像度は、LCD17の画面の解像度に略一致するようにする。このとき、スケーリング処理に使用する拡大率は、720 x 480の解像度から1024 x 768の解像度へ拡大する標準的な比率とする。
この結果、マスク部分を含む映像情報の解像度は、LCD17の画面の解像度に略一致し、視聴者向け情報のサイズはLCD17の画面のサイズに略一致する。
なお、図10に示した設定画面において、ユーザが「OFF」領域をクリック操作して非制限モードが設定された場合には、上述した一連の処理の流れを変更するための制御が必要となる。この場合、アプリケーション152等の制御により、マスキング処理が行われずに(マスキング処理が解除された状態で)、上記標準的なスケーリング処理が行われるように各種処理の設定変更が行われる。
上で述べた例によれば、グラフィックスコントローラ114におけるグラフィックス情報の縮小処理を不要とすることができる。また、高画質化エンジン(HVE)115のスケーリング処理において標準的な拡大率を使用でき、またこれを固定値とすることができる。
また、グラフィクスコントローラ114と高画質化エンジン115とを1つのLSIにて実現することもできる。この場合、グラフィクスコントローラ114および高画質化エンジン115は当該LSI内の2つの信号処理部としてそれぞれ機能する。
本実施形態では、情報処理装置がパーソナルコンピュータである場合を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、PDAや携帯電話機など、他の機器に適用することが可能である。
上記実施形態では、表示装置の画面の解像度がグラフィックス情報および映像情報の各解像度よりも大きいために、高画質化エンジン(HVE)115においては画像を拡大するスケーリング処理を行なっているが、本発明が適用される情報処理装置における表示装置の画面が小さい場合(携帯電話機などの場合)には、代わりに、画像を縮小するスケーリング処理を行なう必要がある。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係るコンピュータの外観を示す斜視図。 図1のコンピュータのシステム構成を示すブロック図。 ウィンドウモードを説明するための図。 フルスクリーンモードを説明するための図。 映像情報(動画像データ)とグラフィックス情報(静止画像データ)とをアルファブレンディングブレンディング処理した場合の画面の例を示す図。 図1のコンピュータに設けられた高画質化エンジンの構成を示すブロック図。 映像情報(動画像データ)とグラフィックス情報(静止画像データ)とをアルファブレンディングしてLCDの画面に画像を表示させる場合のスケーリング処理の一例を示す図。 映像情報(動画像データ)とグラフィックス情報(静止画像データ)とをアルファブレンディングしてLCDの画面に画像を表示させる場合のスケーリング処理の別の例を示す図。 映像情報(動画像データ)とグラフィックス情報(静止画像データ)とを適切にLCDの画面に表示させるためのインタフェースの例を示す図。 LCDの画面に表示させない範囲(オーバースキャン領域を含む)の指定を可能とするアプリケーションによる設定画面の例を示す図。 図1のコンピュータにおいて実行される表示制御処理の手順を示すフローチャート。
符号の説明
10…コンピュータ、17…LCD、15A…TV起動ボタン、15B…DVD/CD起動ボタン、101A…映像情報、101B…視聴者向け情報、101C…オーバースキャン領域、102A…グラフィックス情報、102B…縮小されたグラフィックス情報、103A…アルファブレンディング後の映像情報、103B…アルファブレンディング後のグラフィックス情報、103C…アルファブレンディング後のオーバースキャン領域、104A…拡大後の映像情報、104B…拡大後のグラフィックス情報、104C…拡大後のオーバースキャン領域、114…グラフィクスコントローラ、115…高画質化エンジン、118…スイッチ、201…RGB/YUV変換部、202…画質補正処理部、203…アルファブレンディング処理部、204…スケーリング処理部、205…スケーリングレジスタ、206…YUV/RGB変換部。

Claims (16)

  1. 所定の外周領域を有する動画データを表示可能であり、第1の解像度を有する表示装置と、
    第2の解像度を有する動画データを生成または取得する手段と、
    前記第2の解像度を有する動画データの中の前記所定の外周領域を除く領域が前記第1の解像度に略一致するようにスケーリング処理するスケーリング手段と、
    前記スケーリング手段によってスケーリング処理された動画データの中の所定の外周領域を除く領域を前記表示装置に表示させる手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の解像度を有する動画データに対して画質処理を行う画質処理手段とをさらに有し、
    前記スケーリング手段は、前記画質処理手段によって画質処理が行われた前記第2の解像度を有する動画データに対してスケーリング処理を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示装置は静止画データを表示することが可能であり、
    前記静止画データを前記第2の解像度を有する動画像データの中の前記所定の外周領域を除く領域のサイズ内に収まるようにスケーリング処理を行う第2のスケーリング手段と、
    前記動画像データに対して前記第2のスケーリング手段によってスケーリング処理された静止画データを重ね合わせる手段と、
    前記スケーリング手段は、前記第2のスケーリング手段によってスケーリング処理された静止画データを重ね合わせた動画像データに対してスケーリング処理を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 動画と静止画とを第1の解像度の画面を有する表示装置に表示することが可能な情報処理装置であって、
    第2の解像度の動画像データを生成または取得する手段と、
    前記第2の解像度よりも小さい第3の解像度の静止画像データを生成する手段と、
    前記動画像データおよび前記静止画像データの少なくとも一方を、前記第3の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理して前記表示装置へ出力する手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記表示装置の画面に動画の中の周囲部分を表示させない第1のモードと表示させる第2のモードのいずれか一方をユーザに選択させる手段と、
    前記第2のモードが選択された場合、前記第2の解像度と同じ解像度の静止画像データが生成され、前記動画像データおよび前記静止画像データの少なくとも一方が前記第2の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理されるように処理の設定変更を行なう手段とを具備することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記表示装置の画面に表示させない動画の範囲をユーザに指定させる手段と、
    前記指定された範囲に応じて、前記静止画像データに関する前記第3の解像度を決定する手段とを具備することを特徴とする請求項4又は5記載の情報処理装置。
  7. 動画と静止画とを第1の解像度の画面を有する表示装置に表示することが可能な情報処理装置であって、
    第2の解像度の動画像データを生成または取得する手段と、
    前記第2の解像度と同じ解像度の静止画像データを生成する手段と、
    前記静止画像データを、前記第2の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理するとともに、前記動画像データの中の周囲部分を除いた第3の解像度の動画像データを、前記第3の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理して前記表示装置へ出力する手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記表示装置の画面に動画の中の周囲部分を表示させない第1のモードと表示させる第2のモードのいずれか一方をユーザに選択させる手段と、
    前記第2のモードが選択された場合、前記第3の解像度の動画像データではなく、前記第2の解像度の動画像データが前記第2の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理されるように処理の設定変更を行なう手段とを具備することを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記表示装置の画面に表示させない動画の範囲をユーザに指定させる手段と、
    前記指定された範囲に応じて、前記動画像データに関する前記第3の解像度を決定する手段とを具備することを特徴とする請求項7又は8記載の情報処理装置。
  10. 動画と静止画とを第1の解像度の画面を有する表示装置に表示することが可能な情報処理装置であって、
    第2の解像度の動画像データを生成または取得する手段と、
    前記動画像データの中の周囲部分をマスク処理する手段と、
    前記第2の解像度と同じ解像度の静止画像データを生成する手段と、
    前記マスク処理された動画像データおよび前記静止画像データの少なくとも一方を、前記第2の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理して前記表示装置へ出力する手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記表示装置の画面に動画の中の周囲部分を表示させない第1のモードと表示させる第2のモードのいずれか一方をユーザに選択させる手段と、
    前記第2のモードが選択された場合、前記マスク処理を解除する手段とを具備することを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。
  12. 前記表示装置の画面に表示させない動画の範囲をユーザに指定させる手段と、
    前記指定された範囲に応じて、前記動画像データに対する前記マスク処理の範囲を決定する手段とを具備することを特徴とする請求項10又は11記載の情報処理装置。
  13. 前記動画像データおよび前記静止画像データに対する画像処理を行なうことが可能な映像処理コントローラを具備し、
    前記映像処理コントローラは前記スケーリング処理を行なう手段を内蔵していることを特徴とする請求項4乃至12のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 動画と静止画とを第1の解像度の画面を有する表示装置に表示することが可能な情報処理装置に用いられる表示制御方法であって、
    第2の解像度の動画像データを生成または取得し、
    前記第2の解像度よりも小さい第3の解像度の静止画像データを生成し、
    前記動画像データおよび前記静止画像データの少なくとも一方を、前記第3の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理して前記表示装置へ出力することを特徴とする表示制御方法。
  15. 動画と静止画とを第1の解像度の画面を有する表示装置に表示することが可能な情報処理装置に用いられる表示制御方法であって、
    第2の解像度の動画像データを生成または取得し、
    前記第2の解像度と同じ解像度の静止画像データを生成し、
    前記静止画像データを、前記第2の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理するとともに、前記動画像データの中の周囲部分を除いた第3の解像度の動画像データを、前記第3の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理して前記表示装置へ出力することを特徴とする表示制御方法。
  16. 動画と静止画とを第1の解像度の画面を有する表示装置に表示することが可能な情報処理装置に用いられる表示制御方法であって、
    第2の解像度の動画像データを生成または取得し、
    前記動画像データの中の周囲部分をマスク処理し、
    前記第2の解像度と同じ解像度の静止画像データを生成し、
    前記マスク処理された動画像データおよび前記静止画像データの少なくとも一方を、前記第2の解像度から前記第1の解像度へ拡大または縮小する比率でスケーリング処理して前記表示装置へ出力することを特徴とする表示制御方法。
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