JP2016020084A - 画像形成システム及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】機能性を向上させることのできる画像形成システム及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】ユーザ端末4から印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブを受信したことを示す印刷ジョブ追加通知をプリンタへ送信し、プリンタから印刷ジョブ取得要求を受信すると、プリンタへ印刷ジョブを送信する制御部及び送受信部を具えるクラウドプリントサーバ5と、他のプリンタが受信した、自身のプリンタを印刷先とする印刷ジョブの印刷ジョブ追加通知を他のプリンタから受信する印刷ジョブ追加代行通知受信制御部と、印刷ジョブ追加通知を受信すると、スリープモードからスタンバイモードに移行するとともに印刷ジョブ取得要求をクラウドプリントサーバ5へ送信し、クラウドプリントサーバ5から自身のプリンタを印刷先とする印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信制御部とを具えるプリンタとを設ける。
【選択図】図12
【解決手段】ユーザ端末4から印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブを受信したことを示す印刷ジョブ追加通知をプリンタへ送信し、プリンタから印刷ジョブ取得要求を受信すると、プリンタへ印刷ジョブを送信する制御部及び送受信部を具えるクラウドプリントサーバ5と、他のプリンタが受信した、自身のプリンタを印刷先とする印刷ジョブの印刷ジョブ追加通知を他のプリンタから受信する印刷ジョブ追加代行通知受信制御部と、印刷ジョブ追加通知を受信すると、スリープモードからスタンバイモードに移行するとともに印刷ジョブ取得要求をクラウドプリントサーバ5へ送信し、クラウドプリントサーバ5から自身のプリンタを印刷先とする印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信制御部とを具えるプリンタとを設ける。
【選択図】図12
Description
本発明は画像形成システム及び画像形成装置に関し、例えばクライアントからサーバに送信された印刷ジョブを当該サーバからプリンタへ送信し、当該プリンタに印刷させるクラウドプリントシステムに適用して好適なものである。
従来、インターネットを介し接続されたクライアントと、サーバと、LAN(Local Area Network)等のネットワークに複数台接続されたプリンタとにおいて、クライアントからインターネットを介してサーバに印刷ジョブが送信され、当該印刷ジョブがサーバからインターネットを介してプリンタに送信されることにより、当該プリンタにおいて印刷ジョブに基づき印刷を行うクラウドプリントシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そのようなクラウドプリントシステムにおいては、同一のネットワークに複数台のプリンタが接続された状態において、当該複数台のプリンタにおける消費電力を低減することが望まれている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、機能性を向上し得る画像形成システム及び画像形成装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の画像形成システムにおいては、クライアントから印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブを受信したことを示す印刷ジョブ追加通知を画像形成装置へ送信し、当該画像形成装置から印刷ジョブ取得要求を受信すると、当該画像形成装置を印刷先とする印刷ジョブを当該画像形成装置へ送信する送受信部を具えるサーバと、同一のネットワークに接続された他の画像形成装置が受信した、自身の画像形成装置を印刷先とする印刷ジョブの印刷ジョブ追加通知を当該他の画像形成装置から受信する印刷ジョブ追加代行通知受信制御部と、印刷ジョブ追加代行通知受信制御部により印刷ジョブ追加通知を受信すると、印刷ジョブ取得要求をサーバへ送信し、サーバから自身の画像形成装置を印刷先とする印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信制御部とを具える画像形成装置とを設けるようにした。
これにより本発明の画像形成システムは、同一のネットワークに接続された複数台の画像形成装置のうちのスタンバイモードとなっている少なくとも1台が代表して、スリープモードとなっている他の画像形成装置への印刷ジョブ追加通知を代行して受信することにより、代行役の1台の画像形成装置以外をスリープモードで待機させることができ、消費電力を低減できる。
また本発明の画像形成装置は、同一のネットワークに接続された他の画像形成装置が受信した、自身の画像形成装置を印刷先とする印刷ジョブの印刷ジョブ追加通知を当該他の画像形成装置から受信する印刷ジョブ追加代行通知受信制御部と、印刷ジョブ追加代行通知受信制御部により印刷ジョブ追加通知を受信すると、印刷ジョブ取得要求をサーバへ送信し、サーバから自身の画像形成装置を印刷先とする印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信制御部とを設けるようにした。
これにより本発明の画像形成装置は、同一のネットワークに接続された複数台の画像形成装置のうちのスタンバイモードとなっている少なくとも1台に、スリープモードとなっている自身の画像形成装置への印刷ジョブ追加通知を代行して受信させることにより、自身の画像形成装置をスリープモードで待機することができ、消費電力を低減できる。
本発明によれば、同一のネットワークに接続された複数台の画像形成装置のうちのスタンバイモードとなっている少なくとも1台が代表して、スリープモードとなっている他の画像形成装置への印刷ジョブ追加通知を代行して受信することにより、代行役の1台の画像形成装置以外をスリープモードで待機させることができ、消費電力を低減できる。かくして本発明は、機能性を向上し得る画像形成システム及び画像形成装置を実現できる。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.実施の形態]
[1−1.クラウドプリントシステムの全体構成]
図1に示すように、クラウドプリントシステム1は、プリンタ2A、2B、2C及びユーザ端末4が、インターネットNTを介してクラウドプリントサーバ5と接続されている。
[1−1.クラウドプリントシステムの全体構成]
図1に示すように、クラウドプリントシステム1は、プリンタ2A、2B、2C及びユーザ端末4が、インターネットNTを介してクラウドプリントサーバ5と接続されている。
クラウドプリントサーバ5は、インターネットNTを介し接続されたプリンタ2(プリンタ2A、2B及び2C)を示す情報を所定の記憶部に登録することにより、ユーザ端末4からインターネットNTを介し印刷先としてプリンタ2を指定可能な状態とする。
ユーザ端末4は、モバイル端末又はノートPC(Personal Computer)等、ユーザによる持ち運びが容易な装置により構成され、ユーザに操作されることにより、クラウドプリントサーバ5に登録されたプリンタ2を指定して当該クラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブを送信し印刷実行を指示する。
クラウドプリントサーバ5は、ユーザ端末4から印刷ジョブが追加されると、印刷ジョブがクラウドプリントサーバ5に追加されたことを示す印刷ジョブ追加通知をプリンタ2へ通知する。
プリンタ2A、2B及び2Cは、同一のネットワークであるLAN6に接続され、当該LAN6はインターネットNTに接続されている。プリンタ2は、印刷ジョブ追加通知を受信するとクラウドプリントサーバ5から印刷ジョブを受信し、当該印刷ジョブに基づき印刷を行う。
またスタンバイモードにあるプリンタ2Aは、例えばスリープモードにあるプリンタ2Bを印刷先とする印刷ジョブがクラウドプリントサーバ5へ送信されたことを示す印刷ジョブ追加通知を当該クラウドプリントサーバ5から代行して受信すると、印刷ジョブ追加代行通知をプリンタ2Bへ送信する。プリンタ2Bは、プリンタ2Aから印刷ジョブ追加代行通知を受信すると、スリープモードからスタンバイモードへ復帰し、プリンタ2Bを印刷先とする印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5から受信し、当該印刷ジョブに基づき印刷を行う(詳細は後述する)。ここで、スタンバイモードとは、プリンタ2が通常の消費電力で動作する通常動作モードであり、スリープモードとは、プリンタ2が自身の動作の一部を中断又は制限することにより通常動作モードよりも低い消費電力で動作する省電力動作モードである。
プリンタ2Aには、図2に示すネットワーク設定情報INのように、IP(Internet Protocol)アドレスとして"192.168.0.2"が、サブネットマスクとして"255.255.255.0"が、MAC(Media Access Control)アドレスとして"00:11:22:33:44:55:66"が、ゲートウェイアドレスとして"192.168.0.254"が、それぞれ設定されている。またプリンタ2B及び2Cにも、それぞれIPアドレス、サブネットマスク、MACアドレス及びゲートウェイアドレスが設定されている。
[1−2.プリンタの構成]
プリンタ2A、2B及び2Cは互いに同様に構成されているため、以下ではプリンタ2A、2B及び2Cをまとめてプリンタ2として説明する。プリンタ2は、スタンバイモードとスリープモードとを切り替えて動作し、図3に示すように、メインプロセッサ14及びサブプロセッサ28が各部を統轄制御する。またプリンタ2は、スタンバイモード時に電源が供給されるスタンバイモード時電源供給部10と、スタンバイモード時は電源が供給されるもののスリープモード時においては電源が遮断されるスリープモード時電源遮断部12とを有している。
プリンタ2A、2B及び2Cは互いに同様に構成されているため、以下ではプリンタ2A、2B及び2Cをまとめてプリンタ2として説明する。プリンタ2は、スタンバイモードとスリープモードとを切り替えて動作し、図3に示すように、メインプロセッサ14及びサブプロセッサ28が各部を統轄制御する。またプリンタ2は、スタンバイモード時に電源が供給されるスタンバイモード時電源供給部10と、スタンバイモード時は電源が供給されるもののスリープモード時においては電源が遮断されるスリープモード時電源遮断部12とを有している。
スタンバイモード時電源供給部10は、電源制御部24、サブプロセッサ28、通信部30、スタンバイモード制御プログラム格納部32、スリープモード制御プログラム格納部34、サブRAM36及び切替制御部38と、スリープモード時電源遮断部12とにより構成されている。スリープモード時電源遮断部12は、メインプロセッサ14、ROM16、メインRAM18、画像処理部20、画像形成部22、プロセッサ間通信制御部26及び操作表示部40により構成されている。
メインプロセッサ14は、CPU(Central Processing Unit)を中心に構成されたマイクロコンピュータであり、ROM(Read Only Memory)16から所定のプログラムを読み出して実行することにより各部を制御し、プリンタ2と、このプリンタ2に対してLAN6及びインターネットNTを介して接続されたクラウドプリントサーバ5とのインタフェース制御や、画像データの処理等の種々の処理を行う。またメインプロセッサ14は、スリープモードの際には電源供給が遮断されることにより、省電力化を図る。
ROM16は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、プリンタ2を制御する所定の命令が格納されており、メインプロセッサ14によりアクセスされる。またROM16は、プリンタ2の電源が遮断されても記憶内容を保持する。
メインRAM18は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)であり、メインプロセッサ14によりアクセスされ、メインプロセッサ14が制御プログラムを実行する際に必要になる演算領域を提供する。またメインRAM18は、プリンタ2とクラウドプリントサーバ5との接続状態とが、切断状態、直接接続状態及び間接接続状態の3種類の接続状態のうちの何れの状態であるかを示す情報である接続状態情報を記憶する。ここで切断状態とは、クラウドプリントサーバ5とプリンタ2との常時接続が切断されている状態であり、直接接続状態とは、自身のプリンタ2がクラウドプリントサーバ5と直接的に常時接続している状態であり、間接接続状態とは、自身のプリンタ2(プリンタ2B)が、同一LAN6内の異なるプリンタ2(例えばプリンタ2A)を介してクラウドプリントサーバ5と間接的に常時接続している状態である。さらにメインRAM18は、クラウドプリントサーバ5を利用してプリンタ2において印刷を行うサービスであるクラウドプリントを利用するためにプリンタ2がクラウドプリントサーバ5から取得した、クラウドプリントシステム1においてプリンタ2を示す固有の識別情報としてのプリンタID(Identification Data)と、プリンタ2とクラウドプリントサーバ5とがXMLベースのプロトコルであるXMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)でコネクションを張るためにプリンタ2がクラウドプリントサーバ5から取得した、プリンタ2毎に固有なXMPP接続識別情報とを識別情報として記憶する。
さらにメインRAM18は、図4に示す装置情報IMを記憶している。装置情報IMは、IPアドレスIM1、MACアドレスIM2、装置稼働時間情報IM3及びマスタ/スレーブ情報IM4を有している。
IPアドレスIM1は、プリンタ2に割り当てられたIPアドレスを示している。MACアドレスIM2は、プリンタ2のMACアドレスを示している。装置稼働時間情報IM3は、プリンタ2の電源が投入されてからの稼働時間を示している。マスタ/スレーブ情報IM4は、自身がマスタ装置であるか又はスレーブ装置であるかを示しており、マスタ又はスレーブの何れかが設定される。ここでマスタ装置とは、自らクラウドプリントサーバ5と直接接続状態となり、他のプリンタ2に代行して印刷ジョブ追加通知を受信する状態にあるプリンタ2である。またスレーブ装置とは、マスタ装置のプリンタ2に対し、クラウドプリントサーバ5と直接接続状態になってもらい、切断状態にある自身へ送信された印刷ジョブ追加通知を代行してマスタ装置のプリンタ2に受信してもらう状態にあるプリンタ2である。
メインRAM18は、自身のプリンタ2の装置情報IMと共に、他のプリンタ2から取得した装置情報IMを記憶する。すなわちプリンタ2AのメインRAM18Aは、プリンタ2Aの装置情報IMAと共に、プリンタ2Bから取得した装置情報IMBと、プリンタ2Cから取得した装置情報IMCとを記憶する。
またメインRAM18は、スリープモード時には自身をセルフリフレッシュモードに設定し、消費電力を低減する。
画像処理部20は、メインプロセッサ14により制御され、このメインプロセッサ14からの指示で、受信した印刷データ等に対して一定の処理を行い、印刷可能な形式に変換する回路である。この画像処理部20には、画像形成部22が接続されている。画像形成部22は、モータ等を含む機構部と、電気信号から画像を形成する画像形成プロセス部とからなる装置であり、印刷可能データを記録媒体(例えば用紙)上に画像を形成する。
プリンタ2には、電源制御部24が設けられている。電源制御部24は、プリンタ2内の全ての回路に供給する電源を制御する回路である。この電源制御部24は、プリンタ2全体への電源供給とは別に、図3中で波線で接続されたメインプロセッサ14、メインRAM18、ROM16、画像処理部20、画像形成部22及びプロセッサ間通信制御部26に対して、個別に電源を供給又は停止できる機能を有している。プロセッサ間通信制御部26は、メインプロセッサ14とサブプロセッサ28との間に接続されている。
プロセッサ間通信制御部26は、メインプロセッサ14とサブプロセッサ28との間のコマンドやデータの送受信を制御する回路である。通信部30は、クラウドプリントサーバ5及び他のプリンタ2とのネットワーク接続の制御を行う。この通信部30は、スタンバイモードではメインプロセッサ14により制御され、スリープモードではサブプロセッサ28により制御される。
サブプロセッサ28は、メインプロセッサ14よりも消費電力の少ないCPUを中心に構成されたマイクロコンピュータであり、スタンバイモード制御プログラム格納部32又はスリープモード制御プログラム格納部34から所定のプログラムを読み出して実行することにより各部を制御し、スタンバイモード時は画像形成部22の制御を行い、スリープモード時は通信部30の制御を行う。
スタンバイモード制御プログラム格納部32は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、サブプロセッサ28のスタンバイモードでの制御命令を格納している。スリープモード制御プログラム格納部34は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、サブプロセッサ28のスリープモードでの制御命令を格納している。またスリープモードでの制御命令には、ネットワークの送受信を行うためのプロトコルスタックが含まれている。サブRAM36は、例えばSRAM(Static Random Access Memory)であり、サブプロセッサ28によりアクセスされ、サブプロセッサ28が制御プログラムを実行する際に必要になる演算領域を提供する。またサブRAM36はスリープモード時の消費電力を低減するためにメインRAM18よりも小容量となっている。
サブプロセッサ28には、サブRAM36及び切替制御部38が接続され、この切替制御部38に、スタンバイモード制御プログラム格納部32及びスリープモード制御プログラム格納部34が接続されている。切替制御部38は、スタンバイモード制御プログラム格納部32又はスリープモード制御プログラム格納部34から読み出す命令を切り替えるための制御回路であり、メインプロセッサ14の指示により切り替えを実行する。
操作表示部40は、各種設定画面等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、設定画面における各種設定項目の選択をさせるタッチパネルとが一体化されている。操作表示部40は、ユーザにより操作された際、操作指示をメインプロセッサ14に出力する。
[1−3.プリンタの動作]
かかる構成においてプリンタ2は、スタンバイモード時において、クラウドプリントサーバ5とLAN6及びインターネットNTを介して接続され、メインプロセッサ14が通信部30を制御することでクラウドプリントサーバ5から印刷データを受信すると、その内容により、画像処理部20にデータを処理させる。画像処理部20にて印刷可能なデータ(ビットマップデータ)が生成されると、画像形成部22にこのデータを送信する。メインプロセッサ14は、画像形成部22にデータを送信したことを、プロセッサ間通信制御部26を介してサブプロセッサ28に伝達する。サブプロセッサ28は、メインプロセッサ14の指示に従い、画像形成部22を制御して用紙に印刷を完了する。
かかる構成においてプリンタ2は、スタンバイモード時において、クラウドプリントサーバ5とLAN6及びインターネットNTを介して接続され、メインプロセッサ14が通信部30を制御することでクラウドプリントサーバ5から印刷データを受信すると、その内容により、画像処理部20にデータを処理させる。画像処理部20にて印刷可能なデータ(ビットマップデータ)が生成されると、画像形成部22にこのデータを送信する。メインプロセッサ14は、画像形成部22にデータを送信したことを、プロセッサ間通信制御部26を介してサブプロセッサ28に伝達する。サブプロセッサ28は、メインプロセッサ14の指示に従い、画像形成部22を制御して用紙に印刷を完了する。
プリンタ2において一定時間印刷データの受信が無い場合、メインプロセッサ14は、スリープモードへの移行処理を開始する。メインプロセッサ14は、プロセッサ間通信制御部26を介して、サブプロセッサ28にスリープモードへ移行する指示を与える。サブプロセッサ28は、画像形成部22の電源を落とすための処理を行い、処理が完了すると、メインプロセッサ14に準備完了のメッセージを送信する。またサブプロセッサ28は、装置情報IM等の各種データをメインRAM18からサブRAM36へコピーする。メインプロセッサ14は、サブプロセッサ28をリセットし、切替制御部38をスリープモード制御プログラム格納部34から読み出すよう切り替える。スリープモード制御プログラム格納部34に格納されたスリープモード制御プログラムの内容は、例えば、ネットワーク処理を行うこと、後述する印刷ジョブ追加代行通知を受信したかどうかを判断し、メインプロセッサ14を起動すること、印刷に関わらない、ネットワークからのアクセス(例えば、プリンタステータス要求等)に対応し、メインプロセッサ14を起動せず自身で処理すること等である。
サブプロセッサ28は、読み出されたスリープモード制御プログラムを実行し、まず電源制御部24に指示を与え、スリープモードにおいて不要な回路の電源を停止する。即ちサブプロセッサ28は、スリープモード時電源遮断部12(メインプロセッサ14、メインRAM18、ROM16、画像処理部20、画像形成部22及びプロセッサ間通信制御部26)の電源を停止する。スリープモードでは、サブプロセッサ28が通信部30を介して、ネットワークの種々の制御を行う。スリープモードにおいて、後述する印刷ジョブ追加代行通知を受信すると、サブプロセッサ28は全ての電源を供給するよう電源制御部24に指示する。ここで、スリープモードにおいてサブプロセッサ28は、XMPPは認識できないものの、当該XMPPよりも簡易なプロトコルであるSNMP(Simple Network Management Protocol)は認識できる。またサブプロセッサ28は、スタンバイモード及びスリープモードの何れにおいてもLAN6を介した印刷ジョブの受信を行うことはできない。
その後、メインプロセッサ14が起動して処理印刷データの処理が可能な状態となると、メインプロセッサ14はプロセッサ間通信制御部26を介してサブプロセッサ28と通信を行い、通信部30のデータ処理を引き継ぐ。この引き継ぎでは、受信した印刷データが通信部30に残っているため、メインプロセッサ14はそのデータをメインRAM18にコピーする。さらにメインプロセッサ14は、そのデータに続く受信データを処理するため、ネットワーク特有のパラメータ(例えば、サブRAM36に存在する装置情報IM、ネットワークと接続するリンク情報や受信データを格納するRAMアドレス等のパラメータ)をメインRAM18にコピーすることにより、メインプロセッサ14が通信部30を制御できるようにする。
メインプロセッサ14は、サブプロセッサ28からの処理をすべて引き継ぐと、サブプロセッサ28をリセットすると共に、切替制御部38を制御してスタンバイモード制御プログラム格納部32へ切り替える。スタンバイモード制御プログラム格納部32に格納されたスタンバイモード制御プログラムの内容は、例えば、ページプリンタのモータ駆動の制御を行うこと、印刷プロセスの制御(高電圧のオン/オフ制御や、定着器の制御等)を行うこと、ページプリンタの状態を監視すること、トナー残量等の消耗品の残量を監視すること等である。
サブプロセッサ28は、リセットが完了すると、スタンバイモード制御プログラムを読み込み、スタンバイモードの制御を行う。即ちサブプロセッサ28は、画像形成部22の制御を行い、受信した印刷データを画像処理部20から受信して、印刷を実行し、印刷された用紙を排出する。
[1−4.スタンバイモード時におけるプリンタの機能構成]
ここで、プリンタ2(2A、2B及び2C)におけるスタンバイモード時の動作に関係する基本的な機能を機能ブロック図により表すと、図5のようになる。図5において、制御部42はメインプロセッサ14及びメインRAM18と対応しており、当該制御部42において所定のプログラムが実行されることにより、各機能ブロックを実現する。
ここで、プリンタ2(2A、2B及び2C)におけるスタンバイモード時の動作に関係する基本的な機能を機能ブロック図により表すと、図5のようになる。図5において、制御部42はメインプロセッサ14及びメインRAM18と対応しており、当該制御部42において所定のプログラムが実行されることにより、各機能ブロックを実現する。
識別情報登録制御部44は、クラウドプリントを利用するに先立ち、ユーザによる操作表示部40に対する操作等に基づき、識別情報登録要求を通信部30によりクラウドプリントサーバ5へ送信することにより、プリンタIDをクラウドプリントサーバ5に登録させる。常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部46は、通信部30により、クラウドプリントサーバ5へXMPPで接続要求を送信すると共に、クラウドプリントサーバ5から印刷ジョブ追加通知を受信する。印刷ジョブ受信制御部48は、常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部46が印刷ジョブ追加通知を受信すると、通信部30によりクラウドプリントサーバ5から印刷ジョブを取得する。この印刷ジョブ受信制御部48は、受信した印刷ジョブを印刷制御部50に供給することにより、印刷を行わせる。印刷制御部50は、クラウドプリントサーバ5からインターネットNTを介して受信した印刷ジョブに含まれ実際に印刷すべきデータである印刷データを、画像処理部20、サブプロセッサ28及び画像形成部22により所定の用紙に印刷する。
接続状態情報制御部52は、プリンタ2の接続状態変更をする際、メインRAM18に記憶している接続状態情報を更新する。スリープモード切替部54は、プリンタ2がスタンバイモードにある場合、スリープモードへ移行させる。
クラウド接続状態確認制御部56は、通信部30により、LAN6に接続された他のプリンタ2へクラウド接続状態確認要求を送信すると共にクラウド接続状態確認応答を受信し、当該他のプリンタ2の接続状態情報を認識する。一方クラウド接続状態確認制御部56は、通信部30により、LAN6に接続された他のプリンタ2からクラウド接続状態確認要求を受信すると、自身の接続状態情報を含むクラウド接続状態確認応答を当該他のプリンタ2へ送信する。
スタンバイ時代行接続要求依頼送受信制御部58は、通信部30により、LAN6に接続された他のプリンタ2が既に直接接続状態となっている場合、当該他のプリンタ2へ、自身のプリンタ2を代行して常時接続してもらうことを依頼する代行接続要求依頼を送信する一方、自身のプリンタ2が既に直接接続状態となっている場合、他のプリンタ2から代行接続要求依頼を受信する。代行常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部60は、スタンバイ時代行接続要求依頼送受信制御部58により他のプリンタ2から代行接続要求依頼を受信すると、当該他のプリンタ2に代行してクラウドプリントサーバ5と常時接続(代行常時接続)する接続要求を通信部30によりXMPPで送信すると共に、当該クラウドプリントサーバ5から当該他のプリンタ2を印刷先とする印刷ジョブ追加通知を受信する。
印刷ジョブ追加代行通知制御部61は、他のプリンタ2を印刷先とする印刷ジョブ追加通知を受信すると、当該他のプリンタ2に対し、通信部30により、当該他のプリンタ2を印刷先とする印刷ジョブ追加通知である印刷ジョブ追加代行通知を送信する。
スタンバイ時装置情報確認制御部90は、通信部30により、LAN6に接続された他のプリンタ2へ装置情報確認要求を送信すると共に装置情報確認応答を受信し、当該他のプリンタ2の装置情報IMを取得する。一方スタンバイ時装置情報確認制御部90は、通信部30により、LAN6に接続された他のプリンタ2から装置情報確認要求を受信すると、自身の装置情報IMを含む装置情報確認応答を当該他のプリンタ2へ送信する。
スタンバイ時マスタ変更制御部92は、現在スレーブ装置として機能しているプリンタ2の通信部30により、現在マスタ装置として機能しているものの障害が発生したプリンタ2に代わってマスタ装置として機能することを示す通知であるマスタ変更通知をLAN6に接続された他のプリンタ2へ送信する。一方スタンバイ時マスタ変更制御部92は、通信部30により、LAN6に接続された他のプリンタ2からマスタ変更通知を受信する。
マスタ/スレーブ情報制御部94は、プリンタ2をマスタ装置として機能させるか又はスレーブ装置として機能させるかを示すマスタ/スレーブ状態の変更をする際、メインRAM18に記憶している装置情報IMのマスタ/スレーブ情報IM4を、マスタ又はスレーブに更新する。
[1−5.スリープモード時におけるプリンタの機能構成]
ここで、プリンタ2(2A、2B及び2C)におけるスリープモード時の動作に関係する基本的な機能を機能ブロック図により表すと、図6のようになる。図6において、制御部62はサブプロセッサ28及びサブRAM36と対応しており、当該制御部62において所定のプログラムが実行されることにより、各機能ブロックを実現する。
ここで、プリンタ2(2A、2B及び2C)におけるスリープモード時の動作に関係する基本的な機能を機能ブロック図により表すと、図6のようになる。図6において、制御部62はサブプロセッサ28及びサブRAM36と対応しており、当該制御部62において所定のプログラムが実行されることにより、各機能ブロックを実現する。
印刷ジョブ追加代行通知受信制御部64は、通信部30により、LAN6に接続された他のプリンタ2が受信した、自身のプリンタ2を印刷先とする印刷ジョブがクラウドプリントサーバ5に追加されたことを示す印刷ジョブ追加代行通知を当該他のプリンタ2から受信し、当該他のプリンタ2に対し印刷ジョブ追加代行通知受信応答を送信する。
スタンバイモード切替部66は、プリンタ2がスリープモードにある場合、例えば印刷ジョブ追加代行通知受信制御部64により印刷ジョブ追加代行通知を受信すると、スタンバイモードへ移行させる。スリープ時代行接続要求依頼送受信制御部95は、スタンバイ時代行接続要求依頼送受信制御部58(図5)と同様に機能する。スリープ時装置情報確認制御部96は、スタンバイ時装置情報確認制御部90(図5)と同様に機能する。スリープ時マスタ変更制御部98は、スタンバイ時マスタ変更制御部92(図5)と同様に機能し、サブRAM36に記憶している装置情報IMのマスタ/スレーブ情報IM4を、マスタ又はスレーブに更新する。
[1−6.クラウドプリントサーバの構成]
クラウドプリントサーバ5は、図7に示すように、制御部70が各部(記憶部72、送受信部74、操作部76及び表示部78)を統轄制御する。制御部70は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部72から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
クラウドプリントサーバ5は、図7に示すように、制御部70が各部(記憶部72、送受信部74、操作部76及び表示部78)を統轄制御する。制御部70は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部72から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
送受信部74は、インターネットNTを介しプリンタ2及びユーザ端末4とデータの送受信を行う。
制御部70は、送受信部74を介しプリンタ2から識別情報登録要求を受信すると、プリンタIDを発行し、当該プリンタIDを送受信部74を介してプリンタ2へ送信する。また制御部70は、プリンタIDと、当該プリンタIDが付されたプリンタ2の管理者のアカウントとを対応付けて、記憶部72におけるクラウドプリンタリストに登録する。このクラウドプリンタリストには、クラウドプリントシステム1において利用可能なプリンタのプリンタIDが、1つのプリンタIDに対し1人の管理者のアカウントのみを対応付けられて登録される。制御部70は、プリンタ2毎に固有なXMPP接続識別情報をプリンタ2毎に割り当て、プリンタIDと対応付けてクラウドプリンタリストに登録すると共に、当該XMPP接続識別情報を送受信部74を介してプリンタ2へ送信する。さらに制御部70は、XMPPによる接続要求をプリンタ2から受信すると、当該接続要求に含まれるXMPP接続識別情報に基づき、当該プリンタ2とXMPPのコネクションを張る。また制御部70は、XMPPのコネクションを張ったプリンタ2を印刷先とする印刷ジョブをユーザ端末4から受信した場合、当該プリンタ2に対し、印刷ジョブをユーザ端末4から受信したことを示す印刷ジョブ追加通知をXMPPで送信する。
記憶部72は、クラウドプリンタリストに登録されたプリンタIDが付されたプリンタ2毎に、当該プリンタ2において印刷すべき印刷ジョブが印刷ジョブIDと対応付けてプリンタID毎に蓄積された、印刷ジョブキューを記憶している。また記憶部72は、外部から印刷ジョブキューにアクセスされた際、プリンタID毎に蓄積された複数の印刷ジョブを印刷ジョブIDと対応付けて一覧で表示させる印刷ジョブリストも記憶している。操作部76は、例えばキーボード及びマウスにより構成され、操作者の操作指示を受け付ける。表示部78は、例えば液晶ディスプレイにより構成され、操作画面を表示する。
[1−7.ユーザ端末の構成]
ユーザ端末4は、図8に示すように、制御部80が各部(記憶部82、送受信部84、操作部86及び表示部88)を統轄制御する。制御部80は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部82から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
ユーザ端末4は、図8に示すように、制御部80が各部(記憶部82、送受信部84、操作部86及び表示部88)を統轄制御する。制御部80は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部82から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
送受信部84は、インターネットNTを介しプリンタ2及びクラウドプリントサーバ5とデータの送受信を行う。記憶部82は、各種印刷ジョブを記憶している。制御部80は、記憶部82から印刷ジョブを読み出し、印刷先のプリンタ2を指定してクラウドプリントサーバ5へ送信する。操作部86及び表示部88は、例えばLCDとタッチパネルとが一体化され、各種画面を表示すると共にユーザの操作指示を受け付ける。
[1−8.プリンタ直接登録処理]
次に、クラウドプリントシステム1においてクラウドプリントサーバ5にプリンタ2Aを登録するプリンタ直接登録処理手順RT1について、図9のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2A、2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されておらず、且つクラウドプリントサーバ5とは常時接続されておらず接続状態情報は切断状態となっている。またプリンタ2A、2B及び2Cはスタイバイモードとなっている。
次に、クラウドプリントシステム1においてクラウドプリントサーバ5にプリンタ2Aを登録するプリンタ直接登録処理手順RT1について、図9のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2A、2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されておらず、且つクラウドプリントサーバ5とは常時接続されておらず接続状態情報は切断状態となっている。またプリンタ2A、2B及び2Cはスタイバイモードとなっている。
ユーザ等による操作表示部40Aに対する操作等によりクラウドプリントサーバ5にプリンタ2Aを登録する登録指示を取得すると、ステップSP1においてプリンタ2Aの制御部42Aは、識別情報登録制御部44Aにより、クラウドプリントサーバ5へ識別情報登録要求を送信する。
クラウドプリントサーバ5の制御部70は、送受信部74により識別情報登録要求を受信すると、ステップSP2においてプリンタ2AのプリンタID及びXMPP接続識別情報を発行して記憶部72のクラウドプリンタリストに登録し、ステップSP3においてプリンタ2AへプリンタID及びXMPP接続識別情報を含む識別情報登録応答を送受信部74により送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、識別情報登録制御部44Aにより識別情報登録応答を受信すると、ステップSP4において、取得したプリンタID及びXMPP接続識別情報を識別情報としてメインRAM18Aの識別情報保存部(図示せず)へ保存する。続いて制御部42Aは、ステップSP5において、クラウド接続状態確認制御部56Aにより、プリンタ2Bへクラウド接続状態確認要求を送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、クラウド接続状態確認制御部56Bによりクラウド接続状態確認要求を受信すると、このときプリンタ2Bとクラウドプリントサーバ5とは切断状態であるため、ステップSP6においてクラウド接続状態確認制御部56Bにより、クラウド接続状態は切断状態であることを示すクラウド接続状態確認応答として切断状態応答をプリンタ2Aへ送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、クラウド接続状態確認制御部56Aによりクラウド接続状態確認応答を受信すると、ステップSP7においてクラウド接続状態確認制御部56Aにより、プリンタ2Cへクラウド接続状態確認要求を送信する。実際にはプリンタ2Aは、ステップSP5及びSP7においてブロードキャスト又はマルチキャストによりクラウド接続状態確認要求をプリンタ2B及び2Cへ送信する。
プリンタ2Cの制御部42Cは、クラウド接続状態確認制御部56Cによりクラウド接続状態確認要求を受信すると、このときプリンタ2Cとクラウドプリントサーバ5とは切断状態であるため、ステップSP8においてクラウド接続状態確認制御部56Cにより、クラウド接続状態は切断状態であることを示すクラウド接続状態確認応答として切断状態応答をプリンタ2Aへ送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、クラウド接続状態確認制御部56Aによりクラウド接続状態確認応答を受信すると、LAN6内の他の全てのプリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5と切断状態であることを確認したため、自身のプリンタ2Aが他のプリンタ2B及び2Cを代行してクラウドプリントサーバ5と常時接続すると判断し、ステップSP9において、常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部46Aにより、識別情報保存部に記憶されたプリンタ2AのXMPP接続識別情報に基づき、クラウドプリントサーバ5へXMPPで接続要求を送信する。
クラウドプリントサーバ5の制御部70は、送受信部74により接続要求を受信すると、ステップSP10においてプリンタ2Aへ送受信部74によりXMPPで接続応答を送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部46Aにより接続応答を受信すると、常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部46Aとクラウドプリントサーバ5の制御部70とをXMPPで常時接続状態とする。このように常時接続状態においては、プリンタ2Aとクラウドプリントサーバ5とはXMPPによりコネクションが張られる。続いて制御部42Aは、ステップSP11において、接続状態情報制御部52Aにより接続状態情報を切断状態から直接接続状態へ変更する。続いて制御部42Aは、ステップSP12において、マスタ/スレーブ情報制御部94Aにより装置情報IMA(図4)のマスタ/スレーブ情報IM4Aをマスタに設定する。
[1−9.直接印刷処理]
プリンタ2Aとクラウドプリントサーバ5とが直接接続状態にある場合においてプリンタ2Aで印刷を行う、クラウドプリントシステム1による直接印刷処理手順RT2について、図10のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であり、プリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されておらず且つクラウドプリントサーバ5とは切断状態となっている。またプリンタ2A、2B及び2Cはスタイバイモードとなっている。なお図10においてプリンタ2Cは図示せず省略する。
プリンタ2Aとクラウドプリントサーバ5とが直接接続状態にある場合においてプリンタ2Aで印刷を行う、クラウドプリントシステム1による直接印刷処理手順RT2について、図10のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であり、プリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されておらず且つクラウドプリントサーバ5とは切断状態となっている。またプリンタ2A、2B及び2Cはスタイバイモードとなっている。なお図10においてプリンタ2Cは図示せず省略する。
ステップSP21においてユーザ端末4からクラウドプリントサーバ5にプリンタ2Aを印刷先として印刷ジョブが送信されることにより、クラウドプリントサーバ5の記憶部72におけるプリンタ2Aの印刷ジョブキューに印刷ジョブが追加されると、ステップSP22においてクラウドプリントサーバ5の制御部70は、プリンタ2Aへ送受信部74によりXMPPで印刷ジョブ追加通知を送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部46Aにより印刷ジョブ追加通知を受信すると、ステップSP23において印刷ジョブ受信制御部48Aにより、クラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブ取得要求をHTTP(HyperText Transfer Protocol)で送信する。
クラウドプリントサーバ5の制御部70は、送受信部74により印刷ジョブ取得要求を受信すると、ステップSP24においてプリンタ2Aへ印刷データ及び印刷設定情報の格納先を示すURL(Uniform Resource Locator)を含む印刷ジョブ取得応答を送受信部74によりHTTPで送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、印刷ジョブ受信制御部48Aにより印刷ジョブ取得応答を受信すると、印刷データの格納先を示すURLからHTTPで印刷データを取得すると共に印刷設定情報の格納先を示すURLからHTTPで印刷設定情報を取得し、ステップSP25において印刷制御部50Aにより印刷設定情報に基づき印刷データを印刷する。
このように、クラウドプリントサーバ5と直接接続されたプリンタ2Aは、当該クラウドプリントサーバ5から当該プリンタ2Aを印刷先とする印刷ジョブの印刷ジョブ追加通知を受信すると、当該クラウドプリントサーバ5から当該印刷ジョブを受信し印刷する。
[1−10.プリンタ間接登録処理]
次に、クラウドプリントシステム1においてクラウドプリントサーバ5にプリンタ2Bを間接的に登録するプリンタ間接登録処理手順RT3について、図11のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であり、プリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されておらず且つクラウドプリントサーバ5とは切断状態となっている。またプリンタ2A、2B及び2Cはスタイバイモードとなっている。
次に、クラウドプリントシステム1においてクラウドプリントサーバ5にプリンタ2Bを間接的に登録するプリンタ間接登録処理手順RT3について、図11のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であり、プリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されておらず且つクラウドプリントサーバ5とは切断状態となっている。またプリンタ2A、2B及び2Cはスタイバイモードとなっている。
ユーザ等による操作表示部40Aに対する操作等によりクラウドプリントサーバ5にプリンタ2Bを登録する登録指示を取得すると、ステップSP31においてプリンタ2Bの制御部42Bは、識別情報登録制御部44Bにより、クラウドプリントサーバ5へ識別情報登録要求を送信する。
クラウドプリントサーバ5の制御部70は、送受信部74により識別情報登録要求を受信すると、ステップSP32においてプリンタ2BのプリンタID及びXMPP接続識別情報を発行して記憶部72のクラウドプリンタリストに登録し、ステップSP33においてプリンタ2BへプリンタID及びXMPP接続識別情報を含む識別情報登録応答を送受信部74により送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、識別情報登録制御部44Bにより識別情報登録応答を受信すると、ステップSP34において、取得したプリンタID及びXMPP接続識別情報を識別情報としてメインRAM18Bの識別情報保存部へ保存する。続いて制御部42Bは、ステップSP35において、クラウド接続状態確認制御部56Bにより、プリンタ2Aへクラウド接続状態確認要求を送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、クラウド接続状態確認制御部56Aによりクラウド接続状態確認要求を受信すると、このときプリンタ2Aとクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であるため、ステップSP36においてクラウド接続状態確認制御部56Aにより、クラウド接続状態は直接接続状態であることを示すクラウド接続状態確認応答として直接接続状態応答をプリンタ2Bへ送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、クラウド接続状態確認制御部56Bによりクラウド接続状態確認応答を受信すると、ステップSP37においてクラウド接続状態確認制御部56Bにより、プリンタ2Cへクラウド接続状態確認要求を送信する。実際にはプリンタ2Bは、ステップSP35及びSP37においてブロードキャスト又はマルチキャストによりクラウド接続状態確認要求をプリンタ2A及び2Cへ送信する。
プリンタ2Cの制御部42Cは、クラウド接続状態確認制御部56Cによりクラウド接続状態確認要求を受信すると、このときプリンタ2Cとクラウドプリントサーバ5とは切断状態であるため、ステップSP38においてクラウド接続状態確認制御部56Cにより、クラウド接続状態は切断状態であることを示すクラウド接続状態確認応答として切断状態応答をプリンタ2Bへ送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、クラウド接続状態確認制御部56Bによりクラウド接続状態確認応答を受信すると、LAN6内の自身のプリンタ2B以外のプリンタ2Aが既にクラウドプリントサーバ5と直接接続状態であることを確認したため、自身のプリンタ2Bはクラウドプリントサーバ5と直接接続する必要はなく、間接接続状態となれば良いと判断し、ステップSP39において、スタンバイ時代行接続要求依頼送受信制御部58Bにより、識別情報保存部に記憶されたプリンタ2BのXMPP接続識別情報を含む代行接続要求依頼をプリンタ2Aへ送信する。この代行接続要求依頼とは、既にクラウドプリントサーバ5と直接接続状態になっているプリンタ2Aに対し、プリンタ2Bを印刷先とする印刷ジョブの印刷ジョブ追加通知を、プリンタ2Bを代行して受信してもらうよう依頼するものである。
プリンタ2Aの制御部42Aは、スタンバイ時代行接続要求依頼送受信制御部58Aにより代行接続要求依頼を受信すると、受信した代行接続要求依頼に含まれるプリンタ2BのXMPP接続識別情報をメインRAM18Aの識別情報保存部へ保存し、ステップSP40において、代行常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部60Aにより、メインRAM18Aの識別情報保存部に記憶されたプリンタ2BのXMPP接続識別情報に基づき、クラウドプリントサーバ5へXMPPで接続要求を送信する。
クラウドプリントサーバ5の制御部70は、送受信部74により接続要求を受信すると、ステップSP41においてプリンタ2Aへ送受信部74によりXMPPで接続応答を送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、代行常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部60Aにより接続応答を受信すると、代行常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部60Aとクラウドプリントサーバ5の制御部70とをXMPPで代行常時接続状態とする。このように代行常時接続状態においては、プリンタ2Aとクラウドプリントサーバ5とはプリンタ2BのXMPP接続識別情報を用いてXMPPによりコネクションが張られる。これによりプリンタ2Aは、プリンタ2Bを印刷先とする印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5が受信した際、クラウドプリントサーバ5が本来プリンタ2Bに対し送信すべき印刷ジョブ追加通知をプリンタ2Aに対し送信させ、プリンタ2Bに代行して受信することができる。続いて制御部42Aは、ステップSP42において、スタンバイ時代行接続要求依頼送受信制御部58Aにより、プリンタ2Bに代行してプリンタ2Aがクラウドプリントサーバ5と代行常時接続状態になったことを示す代行接続結果通知をプリンタ2Bに送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、スタンバイ時代行接続要求依頼送受信制御部58Bにより代行接続結果通知を受信すると、ステップSP43において接続状態情報制御部52Bにより接続状態情報を切断状態から間接接続状態へ変更する。続いて制御部42Bは、ステップSP44において、マスタ/スレーブ情報制御部94Bにより装置情報IMB(図4)のマスタ/スレーブ情報IM4Bをスレーブに設定する。ステップSP44から所定時間後、制御部42Bは、ステップSP45においてスリープモード切替部54Bによりプリンタ2Bをスリープモードへ移行させることにより待機電力を低減させる。
クラウドプリントシステム1は、プリンタ2A及び2Cについてもプリンタ間接登録処理手順RT3と同様の処理を行う。これにより制御部42Cは、マスタ/スレーブ情報制御部94Cにより装置情報IMC(図4)のマスタ/スレーブ情報IM4Cをスレーブに設定すると共に、スリープモード切替部54Cによりプリンタ2Cをスリープモードへ移行させる。
[1−11.間接印刷処理]
プリンタ2Aとクラウドプリントサーバ5とが直接接続状態にあり、プリンタ2Bとクラウドプリントサーバ5とが間接接続状態にある場合においてプリンタ2Bで印刷を行う、クラウドプリントシステム1による間接印刷処理手順RT4について、図12のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であり、プリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは間接接続状態となっている。このためプリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5とはプリンタ2B及び2Cの代行常時接続状態となっている。またプリンタ2Aはスタイバイモードとなっており、プリンタ2B及び2Cはスリープモードとなっている。なお図12においてプリンタ2Cは図示せず省略する。
プリンタ2Aとクラウドプリントサーバ5とが直接接続状態にあり、プリンタ2Bとクラウドプリントサーバ5とが間接接続状態にある場合においてプリンタ2Bで印刷を行う、クラウドプリントシステム1による間接印刷処理手順RT4について、図12のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であり、プリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは間接接続状態となっている。このためプリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5とはプリンタ2B及び2Cの代行常時接続状態となっている。またプリンタ2Aはスタイバイモードとなっており、プリンタ2B及び2Cはスリープモードとなっている。なお図12においてプリンタ2Cは図示せず省略する。
ステップSP51においてユーザ端末4からクラウドプリントサーバ5にプリンタ2Bを印刷先として印刷ジョブが送信されることにより、クラウドプリントサーバ5の記憶部72におけるプリンタ2Bの印刷ジョブキューに印刷ジョブが追加されると、ステップSP52においてクラウドプリントサーバ5の制御部70は、プリンタ2Bを代行してXMPPで代行常時接続されているプリンタ2Aへ送受信部74によりXMPPで印刷ジョブ追加通知を送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部46Aにより印刷ジョブ追加通知を受信すると、当該印刷ジョブ追加通知はプリンタ2Bを印刷先とする印刷ジョブ追加通知であると判断し、ステップSP53において印刷ジョブ追加代行通知制御部61Aにより、プリンタ2Bを印刷先とする印刷ジョブがクラウドプリントサーバ5に追加されたことを示す印刷ジョブ追加代行通知を印刷先のプリンタ2Bへ送信する。この印刷ジョブ追加代行通知は、XMPPよりも簡易なプロトコルでありスリープモードとなっているプリンタ2Bでも認識できるSNMPが用いられる。
プリンタ2Bの制御部62B(図6)は、印刷ジョブ追加代行通知受信制御部64Bにより印刷ジョブ追加代行通知を受信すると、ステップSP54において印刷ジョブ追加代行通知受信制御部64Bにより印刷ジョブ追加代行通知受信応答として「ACK」をプリンタ2Aへ送信する。続いて制御部62Bは、ステップSP55において、スタイバイモード切替部66Bによりプリンタ2Bをスタイバイモードへ移行させることで、プリンタ2Bを、印刷データを印刷可能な状態とする。続いて制御部42B(図5)は、ステップSP56において、印刷ジョブ受信制御部48Bにより、クラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブ取得要求をHTTPで送信する。
クラウドプリントサーバ5の制御部70は、送受信部74により印刷ジョブ取得要求を受信すると、ステップSP57においてプリンタ2Bへ印刷データ及び印刷設定情報の格納先を示すURLを含む印刷ジョブ取得応答を送受信部74によりHTTPで送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、印刷ジョブ受信制御部48Bにより印刷ジョブ取得応答を受信すると、印刷データの格納先を示すURLからHTTPで印刷データを取得すると共に印刷設定情報の格納先を示すURLからHTTPで印刷設定情報を取得し、ステップSP58において印刷制御部50Bにより印刷設定情報に基づき印刷データを印刷する。
このように、クラウドプリントサーバ5と間接接続されたプリンタ2Bは、スリープモードの間に当該クラウドプリントサーバ5から当該プリンタ2Bを印刷先とする印刷ジョブの印刷ジョブ追加通知をプリンタ2Aが受信すると、当該プリンタ2Aから印刷ジョブ追加代行通知を受信し、スタンバイモードへ復帰して当該クラウドプリントサーバ5から当該印刷ジョブを受信し印刷する。
ステップSP58から所定時間後、制御部42Bは、ステップSP59においてスリープモード切替部54Bによりプリンタ2Bをスリープモードへ移行させることにより待機電力を低減させる。このようにプリンタ2Bは、スリープモードにおいて印刷ジョブ追加代行通知を受信しスタンバイモードへ復帰しクラウドプリントサーバ5から印刷ジョブを受信して印刷した後に再びスリープモードへ戻ることにより、スタンバイモードとして稼働する時間を短くし、消費電力を低減させることができる。
[1−12.装置情報交換処理]
次に、クラウドプリントシステム1において互いのプリンタ2の装置情報IMを交換する装置情報交換処理手順RT5について、図13のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であり、プリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは間接接続状態となっている。このためプリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5とはプリンタ2B及び2Cの代行常時接続状態となっている。またプリンタ2Aはスタイバイモードとなっており、プリンタ2B及び2Cはスリープモードとなっている。
次に、クラウドプリントシステム1において互いのプリンタ2の装置情報IMを交換する装置情報交換処理手順RT5について、図13のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であり、プリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは間接接続状態となっている。このためプリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5とはプリンタ2B及び2Cの代行常時接続状態となっている。またプリンタ2Aはスタイバイモードとなっており、プリンタ2B及び2Cはスリープモードとなっている。
プリンタ2Aの制御部42Aは、ステップSP61において、スタンバイ時装置情報確認制御部90Aにより、プリンタ2Bへ装置情報確認要求を送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、スリープ時装置情報確認制御部96Bにより装置情報確認要求を受信すると、サブRAM36Bから装置情報IMB(図4)を読み出して、ステップSP62においてスリープ時装置情報確認制御部96Bにより、装置情報IMBを含む装置情報確認応答をプリンタ2Aへ送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、スタンバイ時装置情報確認制御部90Aにより装置情報確認応答を受信すると、当該装置情報確認応答に含まれる装置情報IMBをメインRAM18Aに記憶し、ステップSP63においてスタンバイ時装置情報確認制御部90Aにより、プリンタ2Cへ装置情報確認要求を送信する。実際にはプリンタ2Aは、ステップSP61及びSP63においてブロードキャスト又はマルチキャストにより装置情報確認要求をプリンタ2B及び2Cへ定期的に送信する。
プリンタ2Cの制御部42Cは、スリープ時装置情報確認制御部96Cにより装置情報確認要求を受信すると、サブRAM36Cから装置情報IMC(図4)を読み出して、ステップSP64においてスリープ時装置情報確認制御部96Cにより、装置情報IMCを含む装置情報確認応答をプリンタ2Aへ送信する。
プリンタ2Aの制御部42Aは、スタンバイ時装置情報確認制御部90Aにより装置情報確認応答を受信すると、当該装置情報確認応答に含まれる装置情報IMCをメインRAM18Aに記憶する。この装置情報確認要求及び装置情報確認応答は、SNMPが用いられる。以上はプリンタ2Aからプリンタ2B及び2Cへ装置情報確認要求を送信する場合について説明したが、プリンタ2B及び2Cも同様に、LAN6に接続された他のプリンタ2へ定期的に装置確認要求を送信する。
このようにプリンタ2は、互いに装置情報確認要求を送信する。そしてプリンタ2は、装置情報確認要求に対する装置情報確認応答を受信した場合、当該装置情報確認要求を送信した先のプリンタ2が、外部と通信できる状態(すなわち障害が発生していない状態)であると判断する。一方プリンタ2は、装置情報確認要求に対する装置情報確認応答を一定時間待機しても受信しない場合、当該装置情報確認要求を送信した先のプリンタ2が、外部と通信できない状態(すなわち障害が発生している状態)であると判断する。
[1−13.マスタ装置変更処理]
次に、クラウドプリントシステム1においてマスタ装置を変更するマスタ装置変更処理手順RT6について、図14のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であり、プリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは間接接続状態となっている。このためプリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5とはプリンタ2B及び2Cの代行常時接続状態となっている。またプリンタ2Aはスタイバイモードとなっており、プリンタ2B及び2Cはスリープモードとなっている。またプリンタ2Aはマスタ装置として機能しており、プリンタ2B及び2Cはスレーブ装置として機能している。
次に、クラウドプリントシステム1においてマスタ装置を変更するマスタ装置変更処理手順RT6について、図14のシーケンスチャートを用いて説明する。このとき、プリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは直接接続状態であり、プリンタ2B及び2Cはクラウドプリントサーバ5に登録されており且つクラウドプリントサーバ5とは間接接続状態となっている。このためプリンタ2Aはクラウドプリントサーバ5とはプリンタ2B及び2Cの代行常時接続状態となっている。またプリンタ2Aはスタイバイモードとなっており、プリンタ2B及び2Cはスリープモードとなっている。またプリンタ2Aはマスタ装置として機能しており、プリンタ2B及び2Cはスレーブ装置として機能している。
ステップSP71において、プリンタ2Aに障害が発生し、クラウドプリントサーバ5との常時接続が切断されたとする。
プリンタ2Bの制御部42Bは、ステップSP72において、スリープ時装置情報確認制御部96Bにより、プリンタ2Cへ装置情報確認要求を送信する。
プリンタ2Cの制御部42Cは、スリープ時装置情報確認制御部96Cにより装置情報確認要求を受信すると、サブRAM36Cから装置情報IMC(図4)を読み出して、ステップSP73においてスリープ時装置情報確認制御部96Cにより、装置情報IMCを含む装置情報確認応答をプリンタ2Bへ送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、スリープ時装置情報確認制御部96Bにより装置情報確認応答を受信すると、当該装置情報確認応答に含まれる装置情報IMCをサブRAM36Bに記憶し、ステップSP74においてスリープ時装置情報確認制御部96Bにより、プリンタ2Aへ装置情報確認要求を送信する。実際には上述したように、プリンタ2Bは、ステップSP72及びSP74においてブロードキャスト又はマルチキャストにより装置情報確認要求をプリンタ2A及び2Cへ定期的に送信する。ここで、プリンタ2Aは、ステップSP70において障害が発生したため、装置情報確認応答をプリンタ2Bへ送信することができない。
プリンタ2Bの制御部42Bは、ステップSP75において、プリンタ2Aからの装置情報確認応答を所定時間待機し、所定時間が経過するとタイムアウトを検出し、ステップSP76へ移る。ステップSP76において制御部62Bは、スタイバイモード切替部66Bによりプリンタ2Bをスタイバイモードへ移行させることで、プリンタ2Bを、印刷データを印刷可能な状態とし、ステップSP77へ移る。ステップSP77において制御部42Bは、ステップSP73において受信し装置情報IMCの装置稼働時間情報IM3Cにより示されるプリンタ2Cの稼働時間と、メインRAM18Bに記憶されている装置情報IMBの装置稼働時間情報IM3Bにより示されるプリンタ2Bの稼働時間とを比較し、ステップSP78へ移る。このとき、プリンタ2Bの稼働時間の方がプリンタ2Cの稼働時間よりも長かったとする。ステップSP78において制御部42Bは、スタンバイ時マスタ変更制御部92Bにより、プリンタ2Cへマスタ変更通知を送信する。このマスタ変更通知は、現在スレーブ装置として機能しているプリンタ2Bが、現在マスタ装置として機能しているものの障害が発生したプリンタ2Aに代わってマスタ装置として機能することを示す通知である。実際には、プリンタ2Bは、ステップSP78においてブロードキャスト又はマルチキャストによりマスタ変更通知をプリンタ2A及び2Cへ送信する。
因みに、プリンタ2Bと同様に、プリンタ2Cは、スリープ時装置情報確認制御部96Cにより、プリンタ2A及び2Cへ装置情報確認要求を送信する。プリンタ2Cは、スリープ時装置情報確認制御部96Cによりプリンタ2Bから装置情報確認応答を受信し、当該装置情報確認応答に含まれる装置情報IMBをサブRAM36Cに記憶する。続いてプリンタ2Cは、プリンタ2Aからの装置情報確認応答を所定時間待機し、所定時間が経過するとタイムアウトを検出し、装置情報IMBの装置稼働時間情報IM3Bにより示されるプリンタ2Bの稼働時間と、サブRAM36Bに記憶されている装置情報IMCの装置稼働時間情報IM3Cにより示されるプリンタ2Cの稼働時間とを比較する。このとき、プリンタ2Cの稼働時間の方がプリンタ2Bの稼働時間よりも短いため、プリンタ2Cは、マスタ変更通知を送信せず、プリンタ2Bからマスタ変更通知が送信されてくるまで待機する。
プリンタ2Cの制御部42Cは、スリープ時マスタ変更制御部98Cによりマスタ変更通知を受信すると、ステップSP79においてスリープ時マスタ変更制御部98Cにより、識別情報保存部に記憶されたプリンタ2CのXMPP接続識別情報を含むマスタ変更通知受信応答をプリンタ2Bへ送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、スタンバイ時マスタ変更制御部92Bによりマスタ変更通知受信応答を受信すると、LAN6内において障害が発生していない他のプリンタ2Cは自身のプリンタ2Bがスレーブ装置からマスタ装置へ変更することを認識したと確認したため、自身のプリンタ2Bが他のプリンタ2A及び2Cを代行してクラウドプリントサーバ5と常時接続すると判断し、受信したマスタ変更通知受信応答に含まれるプリンタ2CのXMPP接続識別情報をメインRAM18Bの識別情報保存部へ保存し、ステップSP80において、常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部46Bにより、識別情報保存部に記憶されたプリンタ2BのXMPP接続識別情報に基づき、クラウドプリントサーバ5へXMPPで接続要求を送信する。
クラウドプリントサーバ5の制御部70は、送受信部74により接続要求を受信すると、ステップSP81においてプリンタ2Bへ送受信部74によりXMPPで接続応答を送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部46Bにより接続応答を受信すると、常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部46Bとクラウドプリントサーバ5の制御部70とをXMPPで常時接続状態とする。このように常時接続状態においては、プリンタ2Bとクラウドプリントサーバ5とはXMPPによりコネクションが張られる。続いて制御部42Bは、ステップSP82において、接続状態情報制御部52Bにより接続状態情報を間接接続状態から直接接続状態へ変更する。続いて制御部42Bは、ステップSP83において、スタンバイ時マスタ変更制御部92Bにより装置情報IMB(図4)のマスタ/スレーブ情報IM4Bをマスタへ変更する。
続いて制御部42Bは、ステップSP84において、代行常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部60Bにより、メインRAM18Bの識別情報保存部に記憶されたプリンタ2CのXMPP接続識別情報に基づき、クラウドプリントサーバ5へXMPPで接続要求を送信する。
クラウドプリントサーバ5の制御部70は、送受信部74により接続要求を受信すると、ステップSP85においてプリンタ2Bへ送受信部74によりXMPPで接続応答を送信する。
プリンタ2Bの制御部42Bは、代行常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部60Bにより接続応答を受信すると、代行常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部60Bとクラウドプリントサーバ5の制御部70とをXMPPで代行常時接続状態とする。このように代行常時接続状態においては、プリンタ2Bとクラウドプリントサーバ5とはプリンタ2CのXMPP接続識別情報を用いてXMPPによりコネクションが張られる。これによりプリンタ2Bは、プリンタ2Cを印刷先とする印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5が受信した際、クラウドプリントサーバ5が本来プリンタ 2Cに対し送信すべき印刷ジョブ追加通知をプリンタ2Bに対し送信させ、プリンタ2Cに代行して受信することができる。続いて制御部42Bは、ステップSP86において、スタンバイ時代行接続要求依頼送受信制御部58Bにより、プリンタ2Cに代行してプリンタ2Bがクラウドプリントサーバ5と代行常時接続状態になったことを示す代行接続結果通知をプリンタ2Cに送信する。プリンタ2Cの制御部42Cは、スリープ時代行接続要求依頼送受信制御部95Cにより代行接続結果通知を受信する。
[1−14.効果]
以上の構成においてプリンタ2Aは、自身がクラウドプリントサーバ5に登録されると、同一のLAN6に接続されたプリンタ2B及び2Cに対しクラウド接続状態確認要求を送信し、プリンタ2B及び2Cから切断状態応答を受信した場合、LAN6を代表して、LAN6において切断状態にある他のプリンタ2B及び2Cへ送信された印刷ジョブ追加通知を、当該他のプリンタ2B及び2Cに代行して受信するマスタ装置として自身を機能させるようにした。またプリンタ2B及び2Cは、自身以外の他のプリンタ2であるプリンタ2Aがクラウドプリントサーバ5と直接接続状態になると、切断状態にある自身へ送信された印刷ジョブ追加通知を代行してプリンタ2Aに受信してもらうスレーブ装置として自身を機能させるようにした。
以上の構成においてプリンタ2Aは、自身がクラウドプリントサーバ5に登録されると、同一のLAN6に接続されたプリンタ2B及び2Cに対しクラウド接続状態確認要求を送信し、プリンタ2B及び2Cから切断状態応答を受信した場合、LAN6を代表して、LAN6において切断状態にある他のプリンタ2B及び2Cへ送信された印刷ジョブ追加通知を、当該他のプリンタ2B及び2Cに代行して受信するマスタ装置として自身を機能させるようにした。またプリンタ2B及び2Cは、自身以外の他のプリンタ2であるプリンタ2Aがクラウドプリントサーバ5と直接接続状態になると、切断状態にある自身へ送信された印刷ジョブ追加通知を代行してプリンタ2Aに受信してもらうスレーブ装置として自身を機能させるようにした。
またスリープモードとなっているプリンタ2B及び2Cは、スタンバイモードとなっているプリンタ2Aから印刷ジョブ追加代行通知を受信すると、スタンバイモードへ復帰し、クラウドプリントサーバ5から印刷ジョブを受信して印刷し、その後スリープモードへ移行するようにした。
これによりクラウドプリントシステム1は、LAN6に接続された少なくとも1台のプリンタ2Aが、スリープモードとなっている他のプリンタ2B及び2Cを印刷先とする印刷ジョブ追加通知を代行して受信するためにスタンバイモードで待機すれば良いため、他のプリンタ2B及び2Cの待機電力を低減させることができる。
またプリンタ2は、ユーザ等によるクラウドプリントサーバ5への当該プリンタ2の登録指示を取得すると、LAN6に接続されている他の全てのプリンタ2の接続状態を確認し、未だクラウドプリントサーバ5と直接接続されているプリンタ2が存在しないと確認した場合、他のプリンタ2を代表して自身のプリンタ2をクラウドプリントサーバ5と直接接続状態とする一方、プリンタ2以外の他のプリンタ2が既にクラウドプリントサーバ5と直接接続状態であると確認した場合、自身はクラウドプリントサーバ5と直接接続状態とはならず、当該他のプリンタ2に対し代行接続要求依頼を送信するようにした。これによりクラウドプリントシステム1は、クラウドプリントサーバ5と直接接続状態となるプリンタ2がLAN6内において複数台存在してしまい消費電力低減の効果が薄くなることを防止できる。
さらにプリンタ2Aは、代行している他のプリンタ2(2B又は2C)を印刷先とする印刷ジョブ追加通知を受信すると、直接接続状態のプリンタ2Aがクラウドプリントサーバ5から印刷ジョブ追加通知を受信する際に用いられるXMPPよりも簡易なプロトコルであるSNMPを用いて印刷ジョブ追加代行通知を印刷先のプリンタ2(2B又は2C)へ送信するようにした。XMPPはスリープモードとなっているプリンタ2(2B及び2C)における制御部62では認識できないが、SNMPはスリープモードとなっているプリンタ2(2B及び2C)における制御部62においても認識できるものであるため、クラウドプリントシステム1は、直接接続状態のプリンタ2A以外のプリンタ2(2B及び2C)をスリープモードで待機させておくことができ、消費電力を低減できる。
また従来、スリープモードになっているプリンタを送信先とする印刷ジョブを、代行する他のプリンタに転送するようにサーバの設定を行うものがあった。しかしながらこの場合、サーバの設定を行わなければならないため、煩雑な作業を利用者に強いることとなり、利便性が保てないおそれがあった。これに対しクラウドプリントシステム1は、他のプリンタ2Bを代行するプリンタ2Aがクラウドプリントサーバ5から印刷ジョブ追加通知をXMPPで受信するようにしたため、クラウドプリントサーバ5は、プリンタ2Aがプリンタ2Bに代行して常時接続されていることを意識することもなく、クラウドプリントサーバ5の設定等を変更させる必要がない。このためクラウドプリントシステム1は、利便性を向上させることができる。
また、マスタ装置として機能しているプリンタ2(例えばプリンタ2A)に障害が発生しクラウドプリントサーバ5と通信できなくなった場合、他のプリンタ2の内の何れか1台(例えばプリンタ2B)がプリンタ2Aに代わってマスタ装置として機能するようにした。このためプリンタ2は、クラウドプリントサーバ5と直接接続状態となっているプリンタ2を常に存在させることができるため、クラウドプリントサーバ5との通信が途切れないようにすることができ、複数のプリンタ2の内の何れか1台が常にクラウドプリントサーバ5から印刷ジョブ追加通知を受信することができる。
またプリンタ2は、他のプリンタ2から装置情報IMを含む装置情報確認応答を受信した際、自身の稼働時間が、当該他のプリンタ2の稼働時間よりも長い場合、自身がマスタ装置として機能すると認識し、マスタ変更通知を他のプリンタ2へ送信するようにした。これによりプリンタ2は、より長く稼働しているプリンタ2をマスタ装置として機能させるため、信頼性を向上することができる。
以上の構成によれば、クラウドプリントシステム1は、クライアントとしてのユーザ端末4から印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブを受信したことを示す印刷ジョブ追加通知を画像形成装置としてのプリンタ2へ送信し、当該プリンタ2から印刷ジョブ取得要求を受信すると、当該プリンタ2を印刷先とする印刷ジョブを当該プリンタ2へ送信する制御部70及び送受信部74を具えるクラウドプリントサーバ5と、同一のネットワークであるLAN6に接続された他のプリンタ2が受信した、自身のプリンタ2を印刷先とする印刷ジョブの印刷ジョブ追加通知を当該他のプリンタ2から受信する印刷ジョブ追加代行通知受信制御部64と、印刷ジョブ追加代行通知受信制御部64により印刷ジョブ追加通知を受信すると、印刷ジョブ取得要求をクラウドプリントサーバ5へ送信し、クラウドプリントサーバ5から自身のプリンタ2を印刷先とする印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信制御部48とを具えるプリンタ2とを設けるようにした。
これによりクラウドプリントシステム1は、同一のネットワークであるLAN6に接続された複数台のプリンタ2のうちのスタンバイモードとなっている少なくとも1台が代表して、スリープモードとなっている他のプリンタ2への印刷ジョブ追加通知を代行して受信することにより、代行役の1台のプリンタ2以外をスリープモードで待機させることができ、消費電力を低減できる。
[2.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、印刷ジョブ追加代行通知にSNMPを用いる場合について述べた。本発明はこれに限らず、ARP(Address Resolution Protocol)やICMP(Internet Control Message Protocol)等の種々のプロトコルを用いてよく、要は印刷ジョブ追加通知に用いられるプロトコルよりも簡易なプロトコルであれば良い。
なお上述した実施の形態においては、印刷ジョブ追加代行通知にSNMPを用いる場合について述べた。本発明はこれに限らず、ARP(Address Resolution Protocol)やICMP(Internet Control Message Protocol)等の種々のプロトコルを用いてよく、要は印刷ジョブ追加通知に用いられるプロトコルよりも簡易なプロトコルであれば良い。
また上述した実施の形態においては、3台のプリンタ2A、2B及び2CがLAN6に接続される場合について述べた。本発明はこれに限らず、2台又は4台以上の所定台数のプリンタがLAN6に接続されても良い。その場合も、LAN6に接続された複数台のプリンタの内のスタンバイモードとなっておりクラウドプリントサーバ5と常時接続されている1台のプリンタが、LAN6に接続されスリープモードとなっている他のプリンタの分の印刷ジョブ追加通知をクラウドプリントサーバ5から受信し、当該他のプリンタへ印刷ジョブ追加代行通知を送信すれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、スタンバイモード及びスリープモードの2種類のモードを切り替えるプリンタに本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば、メインプロセッサ14及びサブプロセッサ28等に電源が供給されるスタンバイモードと、メインプロセッサ14及びサブプロセッサ28等に電源が供給されるが画像形成部22への電源が遮断されるスリープモードと、メインプロセッサ14及び画像形成部22への電源は遮断されサブプロセッサ28へは電源が供給されるディープスリープモードとの3種類のモードを切り替えるプリンタにおいて、スタンバイモード及びスリープモードにおいては上述した実施の形態におけるスタンバイモードの動作を行い、ディープスリープモードにおいては上述した実施の形態におけるスリープモードの動作を行っても良い。
さらに上述した実施の形態においては、LAN6に接続された複数台のプリンタ2の内のスタンバイモードとなっておりクラウドプリントサーバ5と常時接続されている1台のプリンタが、LAN6に接続されスリープモードとなっている他のプリンタ2の分の印刷ジョブ追加通知をクラウドプリントサーバ5から受信する場合について述べた。本発明はこれに限らず、LAN6に接続された複数台のプリンタ2の内のスタンバイモードとなっておりクラウドプリントサーバ5と常時接続されている2台以上のプリンタの内の何れか1台のプリンタ2が、LAN6に接続されスリープモードとなっている他のプリンタ2の分の印刷ジョブ追加通知をクラウドプリントサーバ5から受信しても良い。その場合であっても、LAN6に接続された全てのプリンタ2が常にスタンバイモードで待機する場合と比べて消費電力を低減できる。またその場合、常時接続状態の1台のプリンタ2が、常時接続状態の他のプリンタ2をスリープモードとしクラウドプリントサーバ5と間接接続させるようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタ2Bは、プリンタ2Bの稼働時間の方がプリンタ2Cの稼働時間よりも長かった場合、プリンタ2Cへマスタ変更通知を送信する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばプリンタ2Bの方がプリンタ2Cよりも稼働時間が短かった場合、プリンタ2Bは、プリンタ2Cに対し、プリンタ2Cがマスタ装置になるように促すような通知を送っても良い。
さらに上述したマスタ装置変更処理手順RT6(図14)において、プリンタ2Aの障害が解消した場合、プリンタ2Aが装置情報IMAの装置稼働時間情報IM3Aを初期化してから、プリンタ2が互いにブロードキャスト又はマルチキャストにより装置情報確認要求を他のプリンタ2へ送信し、マスタ装置及びスレーブ装置を決定することにより、マスタ装置が2台存在する自体が発生しないようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ノートPC又はモバイル端末等によりユーザ端末4を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ユーザにより持ち運びが容易であり且つ印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5に送信する種々の装置であって良い。
さらに上述した実施の形態において、ユーザ端末4はクラウドプリントサーバ5に印刷ジョブを送信せず、別途設けられたユーザ端末4以外の装置がクラウドプリントサーバ5に印刷ジョブを送信し、ユーザ端末4は印刷実行指示を行うのみでも良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタ2を示す識別情報として、クラウドプリントサーバ5が発行するプリンタIDを用いる場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばMACアドレス等、プリンタ2自身が装置内部に有する固有の識別情報でも良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタ2、ユーザ端末4及びクラウドプリントサーバ5がインターネットNTを介して接続される場合について述べた。本発明はこれに限らず、USB(Universal Serial Bus)ケーブル、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3u/abやIEEE802.11a/b/g/n等の規格に準じた有線又は無線のLAN等、種々の通信手段を介して接続しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ユーザ端末4からインターネットNTを介してクラウドプリントサーバ5に送信された印刷ジョブをプリンタ2において印刷するクラウドプリントシステム1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ユーザ端末4からインターネットNTを介してサーバに送信された種々のコンテンツデータを所定の機器においてダウンロードするシステムに本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタに本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばコピー機、複合機、FAX機等の種々の機器に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、送受信部としての制御部70及び送受信部74を有するサーバとしてのクラウドプリントサーバ5と、印刷ジョブ追加代行通知受信制御部としての印刷ジョブ追加代行通知受信制御部64と、印刷ジョブ受信制御部としての印刷ジョブ受信制御部48を有する画像形成装置としてのプリンタ2とによって、画像形成システムとしてのクラウドプリントシステム1を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる送受信部を有するサーバと、印刷ジョブ追加代行通知受信制御部と、印刷ジョブ受信制御部とを有する画像形成装置とによって、画像形成システムを構成しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、印刷ジョブ追加代行通知受信制御部としての印刷ジョブ追加代行通知受信制御部64と、印刷ジョブ受信制御部としての印刷ジョブ受信制御部48を有する画像形成装置としてのプリンタ2とによって、画像形成装置としてのプリンタ2を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる印刷ジョブ追加代行通知受信制御部と、印刷ジョブ受信制御部とを有する画像形成装置とによって、画像形成装置を構成するようにしても良い。
本発明は、プリンタに画像を印刷させるコンピュータの他、イメージスキャナやファクシミリ装置、或いは複写機等、画像に関する種々の処理を行う種々の電子機器でも利用できる。
1……クラウドプリントシステム、2……プリンタ、4……ユーザ端末、5……クラウドプリントサーバ、6……LAN、10……スタンバイモード時電源供給部、12……スリープモード時電源遮断部、14……メインプロセッサ、16……ROM、18……メインRAM、20……画像処理部、22……画像形成部、24……電源制御部、26……プロセッサ間通信制御部、28……サブプロセッサ、30……通信部、32……スタンバイモード制御プログラム格納部、34……スリープモード制御プログラム格納部、36……サブRAM、38……切替制御部、40……操作表示部、42……制御部、44……識別情報登録制御部、46……常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部、48……印刷ジョブ受信制御部、50……印刷制御部、52……接続状態情報制御部、54……スリープモード切替部、56……クラウド接続状態確認制御部、58……スタンバイ時代行接続要求依頼送受信制御部、60……代行常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部、61……印刷ジョブ追加代行通知制御部、62……制御部、64……印刷ジョブ追加代行通知受信制御部、66……スタイバイモード切替部、90……スタンバイ時装置情報確認制御部、92……スタンバイ時マスタ変更制御部、94……マスタ/スレーブ情報制御部、95……スリープ時代行接続要求依頼送受信制御部、96……スリープ時装置情報確認制御部、98……スリープ時マスタ変更制御部、70……制御部、72……記憶部、74……送受信部、76……操作部、78……表示部、80……制御部、82……記憶部、84……送受信部、86……操作部、88……表示部、NT……インターネット、IN……ネットワーク設定情報、IM……装置情報、IM1……IPアドレス、IM2……MACアドレス、IM3……装置稼働時間、IM4……マスタ/スレーブ情報。
Claims (14)
- クライアントから印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブを受信したことを示す印刷ジョブ追加通知を画像形成装置へ送信し、当該画像形成装置から印刷ジョブ取得要求を受信すると、当該画像形成装置を印刷先とする印刷ジョブを当該画像形成装置へ送信する送受信部
を具えるサーバと、
同一のネットワークに接続された他の画像形成装置が受信した、自身の画像形成装置を印刷先とする印刷ジョブの印刷ジョブ追加通知を当該他の画像形成装置から受信する印刷ジョブ追加代行通知受信制御部と、
前記印刷ジョブ追加代行通知受信制御部により前記印刷ジョブ追加通知を受信すると、前記印刷ジョブ取得要求を前記サーバへ送信し、前記サーバから自身の画像形成装置を印刷先とする前記印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信制御部と
を具える画像形成装置と
を有する画像形成システム。 - 前記画像形成装置は、
スタンバイモードから、当該スタンバイモードよりも省電力なモードであるスリープモードへ前記画像形成装置を移行させるスリープモード切替部と、
前記スリープモードから前記スタンバイモードへ前記画像形成装置を移行させるスタンバイモード切替部と
をさらに有し、
前記印刷ジョブ追加代行通知受信制御部は、前記スリープモードにおいて前記印刷ジョブ追加通知を受信し、
前記印刷ジョブ受信制御部は、前記画像形成装置が前記スリープモードから前記スタンバイモード切替部により前記スタンバイモードへ移行した後に、前記印刷ジョブを受信する
請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記スリープモード切替部は、前記印刷ジョブ受信制御部により前記印刷ジョブを受信した後に、前記画像形成装置を前記スタンバイモードから前記スリープモードへ移行させる
請求項2に記載の画像形成システム。 - 前記印刷ジョブ追加代行通知受信制御部は、前記他の画像形成装置から、前記画像形成装置が前記サーバから印刷ジョブ追加通知を受信する際のプロトコルよりも簡易なプロトコルにより前記印刷ジョブ追加通知を受信する
請求項3に記載の画像形成システム。 - 前記印刷ジョブ追加代行通知受信制御部は、前記他の画像形成装置から、SNMP(Simple Network Management Protocol)により前記印刷ジョブ追加通知を受信する
請求項4に記載の画像形成システム。 - 前記画像形成装置は、前記サーバからXMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)により前記印刷ジョブ追加通知を受信する
請求項5に記載の画像形成システム。 - 前記画像形成装置は、
前記スタンバイモードのとき外部からの情報を処理し、前記スリープモードのとき電源供給が制限されるメインプロセッサと、
前記メインプロセッサより低消費電力であり、前記スタンバイモードのとき前記画像形成装置の内部処理を行い、前記スリープモードのとき外部からの情報を処理するサブプロセッサと
を有する請求項6に記載の画像形成システム。 - 前記画像形成装置は、
前記サーバに前記画像形成装置を登録させる識別情報登録制御部と、
前記識別情報登録制御部により前記サーバに前記画像形成装置を登録させた後に、前記他の画像形成装置に、前記サーバとの接続状態を確認するクラウド接続状態確認制御部
をさらに有する請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記画像形成装置は、
前記他の画像形成装置が前記サーバと常時接続されていることを前記クラウド接続状態確認制御部により確認した場合、当該他の画像形成装置に対し、自身の画像形成装置を印刷先とする印刷データの印刷ジョブ追加通知を代行して前記サーバから受信するよう依頼する代行接続要求依頼送受信制御部
をさらに有する請求項8に記載の画像形成システム。 - 前記画像形成装置は、
前記サーバと常時接続されている前記他の画像形成装置が、前記サーバと常時接続され続けているか否かを確認する装置情報確認制御部と、
前記他の画像形成装置が前記サーバと常時接続されなくなったことを前記装置情報確認制御部により確認した場合、前記同一のネットワークに接続された他の画像形成装置に対し、当該他の画像形成装置を印刷先とする印刷データの印刷ジョブ追加通知を常時接続されなくなった前記他の画像形成装置に代わって自身が代行して前記サーバから受信するよう通知するマスタ変更制御部と、
前記サーバと常時接続する常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部と
をさらに有する請求項9に記載の画像形成システム。 - 前記同一のネットワークに接続された複数の画像形成装置のうち、最も装置稼働時間が長い画像形成装置が、常時接続されなくなった前記他の画像形成装置に代わって前記印刷ジョブ追加通知を自身が代行して前記サーバから受信する
請求項10に記載の画像形成システム。 - 前記画像形成装置は、
前記他の画像形成装置が前記サーバと常時接続されていないことを前記クラウド接続状態確認制御部により確認した場合、前記サーバと常時接続する常時接続印刷ジョブ追加通知受信制御部
をさらに有する請求項8に記載の画像形成システム。 - 前記印刷ジョブ受信制御部により受信した前記印刷ジョブを印刷する印刷制御部を
さらに有する請求項1に記載の画像形成システム。 - 同一のネットワークに接続された他の画像形成装置が受信した、自身の画像形成装置を印刷先とする印刷ジョブの印刷ジョブ追加通知を当該他の画像形成装置から受信する印刷ジョブ追加代行通知受信制御部と、
前記印刷ジョブ追加代行通知受信制御部により前記印刷ジョブ追加通知を受信すると、印刷ジョブ取得要求をサーバへ送信し、前記サーバから自身の画像形成装置を印刷先とする印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信制御部と
を具える画像形成装置。
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