JP2016019643A - スイッチユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機に備えられる、演出効果の高いスイッチユニットを提供する。【解決手段】スイッチユニット14は、遊技者が操作する複数のストップボタン20と、ストップボタン20に対して振動を加える振動部50とを備え、振動部50は、ヒンジレバー70と、ヒンジレバー70を動かすソレノイド部75と、ソレノイド部75の作動時に、ヒンジレバー70の動きに応じて、複数のストップボタン20のそれぞれに接触する複数のプランジャ60とを有する。【選択図】図4

Description

本発明はスイッチユニット、特に、遊技機に備えられるスイッチユニットに関する。
従来、いわゆるスロットマシンと呼ばれる遊技機が存在している。スロットマシンは、複数の種類のシンボルが表示された複数のリールと、複数のリールの回転をそれぞれ停止させるために、複数のリールに対応する複数のスイッチとを備える。当該スロットマシンは、遊技者によるスイッチの操作を受け付け、リールが停止したときに、あるラインにそったシンボルの揃い方およびその揃っているシンボルにより役が決定し、決定した役に応じて賞が付与されるものである。
近年、この種の遊技機に備えられるスイッチに、様々な機能が付与されたものが登場している。
例えば、特許文献1には、遊技を行っている際に、予定していた時刻になったことを振動により遊技者に認識させるスイッチユニットを備える遊技機が開示されている。
特許文献1に記載のスイッチユニットは、振動版と圧電素子からなる振動装置を備え、圧電素子に交流電流を印加し、圧電素子を伸縮させることにより、振動板が振動する。予定していた時刻になると、当該スイッチユニットが振動し、その振動を遊技者に感知させることができるため、遊技者は、たとえ遊技に没頭していたとしても、時間を失念する恐れが無くなり、遊技に集中することができる。
特開2007−289506号公報(2007年11月8日公開)
上述の特許文献1に記載のスイッチユニットは、スイッチケースの上に振動板が取り付けられており、スイッチケースを介して、スイッチパネル全体が振動する構造である。そのため、遊技中に振動によるメリハリを作ることが難しく、演出としての効果は低いという問題が有った。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、演出効果の高いスイッチユニットを提供することにある。
本発明に係る操作ユニットは、遊技機に備えられ、遊技者の操作入力を受け付けるスイッチユニットであって、遊技者が操作する複数の操作ボタンと、前記操作ボタンに対して振動を加える振動部とを備え、前記振動部は、可動部と、前記可動部を動かす駆動部と、前記駆動部の作動時に、前記可動部の動きに応じて、前記複数の操作ボタンのそれぞれに接触する複数の接触部とを有する。
上記の構成によれば、操作ボタンのみを振動させることが可能となる。そのため、遊技者が遊技中に操作ボタンに触れたときに、遊技者に振動を感じさせることができる、演出効果の高いスイッチユニットを提供することができる。
さらに、本発明に係るスイッチユニットは、駆動部が可動部および複数の接触部を介して複数の操作ボタンに振動を加えるため、駆動部の個数を少なくすることができる(例えば1個)。そのため、スイッチユニットの後部に設けられる構造体(メダル通路)と干渉することのないスイッチユニットを提供することができる。
また、上記の可動部、駆動部、接触部は、それぞれ別体であってもよいし、一体であってもよい。また、可動部と駆動部とが一体である構成や、可動部と接触部とが一体である構成であってもよい。
さらに、本発明に係るスイッチユニットにおいて、前記接触部は、遊技者が前記操作ボタンに対して操作入力を行っていない未操作時には、前記操作ボタンとの間に空隙を有し、遊技者が前記操作ボタンに対して操作入力を行っている操作時には、前記操作ボタンと接触可能であってもよい。
上記の構成によれば、遊技者が操作入力を行っていない間は、操作ボタンと接触部との間には、空隙が有り、接触することができない。それに対して、遊技者が押しボタンに対して操作入力を行っている場合には、操作ボタンと接触部とは接触可能である。そのため、遊技者が操作ボタンに対して操作入力を行っている場合のみに、遊技者に対して振動を感じさせることで、遊技に対する期待感を与えることができる、演出効果の高いスイッチユニットを提供することができる。
さらに、本発明に係るスイッチユニットにおいて、前記可動部は、ヒンジ機構、あるいは、スライド機構を有していてもよい。これにより、可動部を簡易な構造とすることができる。
さらに、本発明に係るスイッチユニットにおいて、前記複数の操作ボタンは、遊技者の押し込み操作の方向に対して垂直な所定の方向に沿って配置されており、前記ヒンジ機構は、前記所定の方向に平行な軸を回転軸として動作してもよい。
上記の構成によれば、複数の操作ボタンのそれぞれに対して均等な振動を加えることができる。これにより、演出効果の高いスイッチユニットを提供することができる。
さらに、本発明に係るスイッチユニットにおいて、前記駆動部は、ソレノイドであってもよい。これにより、演出効果の高いスイッチユニットを提供することができる。
本発明は、演出効果の高いスイッチユニットを提供することができる。
本発明に係るスイッチユニットを備えた遊技機としてのスロットマシンの構成を示す外観斜視図である。 本発明に係るスイッチユニットの外観図であり、(a)〜(d)はそれぞれ後方、上方、前方、右方から見た図である。 図2に示すスイッチユニットの後方斜視図である。 図2に示すスイッチユニットの分解斜視図である。 (a)は、本発明に係るスイッチユニットの正面図であり、(b)は、(a)におけるA−A線矢視断面図である。 図5の(b)において、遊技者が操作入力を行った状態を示す図である。 (a)は、図5の(b)においてソレノイドが作動した状態を示す図であり、(b)は、図6においてソレノイドが作動した状態を示す図である。 本発明の変形例に係るスイッチユニットを示した図であり、(a)〜(e)はそれぞれ上方、前方、下方、右方、後方から見た図である。 図8に示すスイッチユニットの斜視図である。 図8の(d)における、B−B線矢視断面図である。 図10において、ソレノイドが作動した状態を示す図である。
本発明の一実施形態について説明する。
(スロットマシン11の全体構成)
図1は、本実施形態に係るスイッチユニットを備えた遊技機としてのスロットマシン(遊技機)11の構成を示す外観斜視図である。図1に示したように、スロットマシン11は、表示パネル12、リール部13、スイッチユニット14、レバースイッチ15、掛け数設定ボタン16、返却ボタン17、投入口18、精算ボタン(図示せず)、下皿19等を備えている。
遊技者がスロットマシン11を遊技利用するときは、まず投入口18にメダルMを投入する。投入されたメダルMは内部で選別され、有効と選別された適正なメダルMは遊技機内に取り込まれ、不適正と選別されたメダル類や所定枚数を超えて投入されたメダルは、メダル返却通路(図示せず)を通じて下皿19から排出される。また、遊技者が遊技を中止する為に、精算ボタンを押下した場合も、メダルMは下皿19から返却される。
次に、遊技者は、掛け数設定ボタン16を押下し、掛け数を決定する。その後、遊技者がレバースイッチ15を傾動操作することで、遊技者と対向する前面中央部に設けられたリール部13の複数(本実施形態では3つ)のリールが回転を開始し、それに合わせて表示パネル12に演出が表示される。
次に、遊技者は、スイッチユニット14に備えられる、前面中央の幅方向に、リールと対応するように3個並列して設けられた複数のストップボタン(操作ボタン)20を押し込み操作し、対応するリールをそれぞれ停止させる。その後、停止したリール部13に表示されているシンボルにより役が決定し、遊技者には、決定した役と掛け数とに応じた賞が付与される。
(スイッチユニットの構成概略)
次に、図2〜4を参照して、スイッチユニット14の構成を説明する。以下、説明の便宜上、図1のスロットマシン11において、遊技者が対向する面の方向を前方とし、逆方向を後方とする。また、遊技者が遊戯する際の、遊技者にとっての左右方向、上下方向をそれぞれ右方、左方、上方、下方とする。
図2は、スイッチユニット14の外観図であり、(a)〜(d)はそれぞれ後方、上方、前方、右方から見た図である。図3は、スイッチユニット14の後方斜視図であり、図4は、スイッチユニット14の分解斜視図である。
図2〜4に示すように、スイッチユニット14は、スイッチ部30と振動部50とを有する。スイッチ部30は、遊技者の操作入力(押し込み操作)を受け付け、遊技機の制御部(図示せず)に対して信号を出力する部材である。スイッチ部30は、複数のストップボタン20、パネル25、複数のボタン復帰バネ21、ケース35、センサ出力基板43、カバー45を備えている。また、振動部50は、スイッチ部30に対して振動を加える部材であり、シャフト(軸)55、複数のプランジャ(接触部)60、複数のプランジャ復帰バネ65、ヒンジレバー(可動部)70、ソレノイド部(駆動部)75を備えている。
ケース35は、略直方体形状を有しており、押し込み方向に垂直な前面35aには、円形で、押込み方向に伸びた複数のボタン穴35bが形成されている。複数のボタン穴35bは、左右方向の一直線上に3つ形成されており、それぞれのボタン穴35bの間には、ボタン穴35bと同じく、押込み方向に伸びた2つの挿通穴35cが形成されている。ケース35は、後方が開放され、中空となっている。また、ケース35の左右それぞれの端面には、後方に伸びる係合爪35dが形成されている。
センサ出力基板43は、コネクタ43bおよび複数のセンサ43aを備えている。センサ43aは、発光部と受光部との間に形成された空間(物体検出空間)への物体の出入りを検知するフォトインタラプタである。物体検出空間に物体が存在しないときはOFFの信号を、存在するときはONの信号を発信する。センサ出力基板43は、ケース35の後方の中空部分に、センサ43aが前方に向かって突出するように配置され、ケース35の挿通穴35cと対応する位置に、挿通孔が形成されている。コネクタ43bは、後方に向かって突出するように配置されている。また、センサ出力基板43には、後述するプランジャが挿通される穴、および、ストップボタン20が出入りする穴が形成されている。
複数のストップボタン20は、それぞれ、操作部20a、円筒部20b、遮光部20c、係止部20dおよびガイド部20eを備えている。操作部20aは、遊技者の操作を受ける部材であり、略円盤形状を有している。円筒部20bは、操作部20aよりも小さい径を有し、ケース35のボタン穴35bと対応する円筒形であり、操作部20aと同軸上であって、操作部20aから後方に向かって伸びている。遮光部20cは、円筒部20bの後端上方から後方に伸びるように形成された板部材であって、厚み方向が左右方向となるように配置されている。係止部20dは、遮光部20cと平行な略板状の部材であって、円筒部20bの後端から後方に向かって伸びている。また、係止部20dは、互いに対向するように、円筒部20bの左右に一対形成されており、それぞれの後端に係止爪が形成されている。ガイド部20eは、円筒部20bよりも小さい径を有する円筒形状であって、円筒部20bの同軸上内側に形成されている。また、ストップボタン20は、押し込み操作時に、操作部20aがケース35の前面35aと当接するように、ボタン穴35bの内部に操作部20a以外の部分が移動可能に支持される。操作部20aは、ケース35の前面35aから前方に突出している。
複数のボタン復帰バネ21は、複数のストップボタン20のそれぞれと対応するように設けられる。ボタン復帰バネ21は、コイルバネであり、それぞれ対応するストップボタン20の円筒部20bより内側、ガイド部20eより外側に配置される。ボタン復帰バネ21は、前端をストップボタン20に、後端をケース35に形成されたバネ支持部(図示せず)により支持されており、自然長よりも圧縮した状態で配置されている。
パネル25は、ケース35の前面35aを覆う略板状の部材であり、板状のプレート25aと、プレート25aの背面から後方に向かって伸びる延伸部25bおよび固定部25cとを有している。プレート25aには、ストップボタン20の操作部20aと対応する位置に、対応する形状の穴部25dが形成されている。延伸部25bは、ケース35の挿通穴35cと対応する位置に形成されており、挿通穴35cおよびセンサ出力基板43に形成された挿通孔に差し込まれる。固定部25cは、スロットマシン11とスイッチユニット14とを固定するための部材であり、プレート25aの背面の左右両側端部付近から後方に伸びており、ケースの外側に位置する。
カバー45は基部45b、シャフト支持部45c、摺接部45d、プランジャ支持部45e、ビス穴45f、係合片45gを有している。基部45bは、板状の部材であり、基部の外周には、壁面45aが前方に向かって垂直に形成されている(立設されている)。また、カバー45は、ケース35の後方端部と対応する形状を有しており、ケース35の係合爪35dと対応する位置に、係合片45gが形成されている。カバー45とケース35とは、係合片45gと係合爪35dとが係合することにより、センサ出力基板43を内包する形で一体となっている。シャフト支持部45cは、基部45bの後面上方の左右それぞれに形成され、端部が基部45bと接続している略U字型である。シャフト支持部45cは、基部45bとシャフト支持部45cとによって形成される円形の穴で、後述する円柱状のシャフト55を保持する。また、シャフト支持部45cは、押し込み方向に対してシャフト55が垂直となるように形成されている。
摺接部45dは、ストップボタン20の係止部20dと対応する位置にそれぞれ形成されており、前方に突出した板状の部材である。摺接部45dは、複数のストップボタン20に対して、それぞれ2つ(一対)形成されている。また、摺接部45dは、摺接部45dの外側が、係止部20dの内面と摺接するように配置される。
プランジャ支持部45eは、対になった摺接部45dの間のそれぞれに、基部45bから前方に向かって突出するように形成されている。プランジャ支持部45eは、中心に穴を有し、後方が開放された円筒形である。
ビス穴45fは、パネル25の延伸部25bと対応する位置に形成されており、ビスにより、パネル25とカバー45とが固定される。
プランジャ60は、棒状の接触部60aと円盤状の当接部60bとを有しており、当接部60bから前方に接触部60aが伸びている。プランジャ60は、カバー45のプランジャ支持部45eの穴に挿入され、センサ出力基板43の穴を通ってストップボタン20のガイド部20eの内側に、ストップボタン20の円筒部20bの後端面に接触部60aが接触可能に配置されている。本実施形態においては、遊技者による押し込み操作が行われている間、ストップボタン20とプランジャ60とは、接触可能なように配置されている。しかしながら、これに限られるものでは無く、遊技者の押し込み操作が行われていない間であっても接触可能となるように配置されていてもよい。
プランジャ復帰バネ65は、コイルバネであり、プランジャ60の接触部の外側に配置される。プランジャ復帰バネ65は、自然長より圧縮された状態で配置され、前端をカバー45のプランジャ支持部45eに、後端をプランジャ60の当接部60bにより支持されている。
ヒンジレバー70は、屈曲部70a、垂下部70b、プレート部70cを有する。プレート部70cは、カバー45の後方に位置し、左右方向に伸びるプレート状の部材である。屈曲部70aは、カバー45のシャフト支持部45cのそれぞれを外側から覆うように、プレート部70cから前方に突出している。また、屈曲部70aには、シャフト支持部45cに形成された円形の穴と対応する位置に、略同径の穴が形成されている。垂下部70bは、プレート部70cから下方向に3つ伸びており、プランジャ60と対応する位置にそれぞれ形成されている。垂下部70bは、プランジャ60の当接部60bと当接している。
シャフト55は、棒状の部材であり、ヒンジレバー70の屈曲部70aおよびカバー45のシャフト支持部45cに形成された穴に挿通される。これにより、ヒンジレバー70が、シャフト55を軸として、カバー45に対して回転可能となっている。また、シャフト55の両端部近傍には周溝が形成されており、周溝にヒンジレバー70の屈曲部70aに形成された穴よりも径の大きな止め輪が嵌め込まれ、シャフトの左右方向の移動を規制している。
ソレノイド部75は、ソレノイド固定部75a、ソレノイド可動部75b、および、ソレノイドホルダ75cを有している。ソレノイド可動部75bは円柱状であり、ソレノイド固定部75aから前方に向かって伸びている。また、ソレノイド部75は、ソレノイド可動部75bの前端が、ヒンジレバー70の真ん中の垂下部70bと当接するように、ソレノイドホルダ75cにより、カバー45に固定されている。ソレノイド部75は、通電によりソレノイドが励磁されると、ヒンジレバー70を前方に移動させる。
図2の(a)および(b)から解るように、ソレノイド部75は、スイッチユニット14の左右方向の中心からやや左にずれた位置に取り付けられている。これは、スイッチユニット14の後部の構造物(メダル通路)に干渉しないようにするためである。
(スイッチユニットの動作説明)
次に、スイッチユニット14の動作について説明する。
図5の(a)は、本発明に係るスイッチユニットの正面図であり、図5の(b)は、未操作時(基準位置)における、スイッチユニット14の図5の(a)のA−A線矢視断面図である。また、図6は、押し込み操作時における図5の(a)のA−A線矢視断面図である。
図6に示すように、押し込み操作時には、遊技者の押し込み操作により、ストップボタン20は、操作部20aがケース35の前面35aに当接するまで後方へと移動する。ストップボタン20は、ボタン復帰バネ21を圧縮しながら後方へと移動し、遮光部20cがセンサ43aの物体検出空間に入り込む。センサ43aの物体検出空間に遮光部20cが入り込むと、コネクタ43bを介してスロットマシン11の制御部へとONの信号が出力される。
遊技者による押し込み操作が終了すると、圧縮されていたボタン復帰バネ21が復帰し、ストップボタン20を前方へと移動させる。ストップボタン20は、係止部20dがケース35のボタン穴35bの後方端面と係止するまで前方へと移動し、基準位置へと戻る。
次に、振動部50の動作について説明する。
振動部50は、前述したように、ソレノイド部75を備え、ソレノイド部75への通電により、ストップボタン20へと振動を加える。図7の(a)は、図5の(b)において振動部50が作動した状態(作動時)を示す、図5の(a)のA−A線矢視断面図であり、図7の(b)は、図7の(a)において、押し込み操作が行われた状態を示す図である。
図7に示すように、ソレノイド部75が通電により励磁され、作動すると、ソレノイド可動部75bが前方へと移動する。ソレノイド可動部75bは、ヒンジレバー70の垂下部70bと当接しており、ヒンジレバー70は、シャフト55を回転軸として、傾動する。またヒンジレバー70の垂下部70bは、プランジャ60の当接部60bと当接しており、ヒンジレバー70の傾動に伴い、プランジャ60は、プランジャ復帰バネ65を圧縮しながら前方へと移動する。プランジャ60は、ストップボタン20のガイド部20eに案内されながら前方へと移動する。
この時、図7の(a)のように、遊技者によって当該ストップボタン20が操作されていない場合は、ストップボタン20の円筒部20bの後端面とプランジャ60との間には空隙が有り、プランジャ60とストップボタン20とは接触はしない。それに対して、図7の(b)に示すように、遊技者が当該ストップボタン20に対して操作入力をしていた場合は、ストップボタン20とプランジャ60とは接触する。図7の(b)においては、プランジャ60とストップボタン20とが干渉している。ストップボタン20は、当該干渉している距離分だけ前方へと押し出される。押し込み操作時には、遊技者はストップボタン20に触れているため、遊技者はストップボタン20とプランジャ60との接触(プランジャ60によりストップボタン20の押し出し)を振動として感じることができる。このように本実施形態に係るスイッチユニット14は、押し込み操作時のみストップボタン20に対して振動を加え、非操作時には、ストップボタン20は振動しない。そのため、ストップボタン20の不必要な振動が無くなり、スイッチユニット14の耐久性が向上する。
ソレノイド部75への通電が終了すると、プランジャ復帰バネ65の付勢力により、プランジャ60、ヒンジレバー70およびソレノイド可動部75bが通電前の位置へと復帰する。
また、ソレノイド部75にパルス電圧を印加することで、プランジャ60を前後へ連続的に作動させることが可能である。これにより、遊技者は、より一層明確に振動を感じることができ、高い演出効果を得ることができる。
さらに、本発明に係るスイッチユニット14は、ヒンジレバー70を備えるヒンジ機構を有している。ヒンジ機構を備えているため、1つのソレノイド部75で複数のプランジャ60のすべてを均等に移動させることができる。そのため、複数のプランジャ60を、それぞれのストップボタン20に接触させるための駆動装置(ソレノイド部75)を複数備えている必要がない。これにより、スイッチユニット14の後部に設けられる構造体(メダル通路)に干渉することなく、かつ、複数のストップボタン20のそれぞれに対して均等に振動を加えることができる。また、ソレノイド部75を1つとしたことで、より安価にスイッチユニットを提供することができる。
(変形例1)
以下において、スイッチユニット14の変形例について説明する。なお、説明の便宜上、実施形態と同様の機能を有する部材については実施形態と同じ符号を付し、その説明を省略する。
図8〜10は、図2に示すスイッチユニット14の変形例であるスイッチユニット80を示した図である。図8の(a)から(e)はそれぞれ、スイッチユニット80を上方、前方、下方、右方、後方から見た正面図である。図9は、スイッチユニット80を左斜め下方から見た斜視図であり、図10は、図8の(d)におけるB−B線矢視断面図である。
本変形例に係るスイッチユニット80と、上述のスイッチユニット14とはスイッチ部30の構成は略同一であり、振動部の構成が異なっている。具体的には、ヒンジ機構の代わりにスライド機構を備え、スライド機構によりストップボタン20に振動を加える構成である。
本変形例に係るスイッチユニット80の振動部81は、ソレノイド部(駆動部)82、スライダ83、スライダベース84、押込板(可動部)85を備えている。また、スイッチ部30のカバー45には、シャフト支持部45cの代わりに、後方に張り出すようにスライダベース支持部45hが形成されており、プランジャ60には、当接部60bの後端面に半球状の突起部60cが形成されている。
スライダベース84は、下側に開口した、左右方向に伸びる溝が形成されたレール部材であり、スライダベース支持部45hにビスに固定されている。スライダ83は、スライダベース84の溝を下方外側から被覆可能なように、押し込み方向断面が略コの字形の形状を有する左右方向に伸びる部材であり、スライダベース84の外側に移動可能に配置される。
ソレノイド部82は、スイッチユニット14のソレノイド部75と同様に、ソレノイド固定部82a、ソレノイド可動部82b、ソレノイドフレーム82cを備えており、カバー45に固定されている。ソレノイド部82は、スイッチユニット14のソレノイド部75とは異なり、ソレノイド可動部82bが、左右方向に移動可能なように配置されている。
押込板85は、基部85a、プランジャ当接部85b、ソレノイド当接部85c、ストッパ85dを有している。押込板85は、ビスによりスライダ83に固定されており、スライダ83と一体になって、スライダベース84に対してスライドする。基部85aは、カバー45の後方から押し込み方向に伸びる板状の部材である。ソレノイド当接部85cは、基部85aから下方に向かって形成されており、ソレノイド可動部82bの右側端部と当接している。プランジャ当接部85bは、プランジャ60のそれぞれに対応し、プランジャ60の当接部60bに対して所定の角度を成す、傾斜面を有している。当該傾斜面とプランジャ60の突起部60cとが当接しているため、押込板85が右方向に移動した際に、プランジャ60が前方へと移動する。ストッパ85dは、基部85aの左側端部から垂立しており、押込板85が右方向に所定量移動した際に、スライダベース支持部45hに接触し、押込板85の右方向の移動量を規制している。
次に、本変形例に係るスイッチユニット80の振動部81の動作について説明する。
図11は、図10において、ソレノイド部82が作動した場合を示す図である。ソレノイド部82のソレノイドが通電により励磁されると、まず、ソレノイド可動部82bが右方向へと移動する。ソレノイド可動部82bが右方向へと移動すると、ソレノイド可動部82bと接触している押込板85は、プランジャ60を前方へと押し込みながら移動する。プランジャ60は、プランジャ復帰バネ65を圧縮しながら、ストップボタン20のガイド部20eに案内され、前方へと移動する。
また、前述のスイッチユニット14と同様に、遊技者が操作入力中にソレノイド部82が作動した場合は、ストップボタン20の円筒部20bの後方端面と、プランジャ60の接触部60aとが接触し、遊技者は、振動を得ることができる。
ソレノイド部82への通電が終了すると、プランジャ復帰バネ65の付勢力によりプランジャ60が後方へと押し戻され、それに伴い、押込板85およびソレノイド可動部82bも通電前の位置へと復帰する。また、前述のスイッチユニット14と同様にパルス電圧をソレノイド部82へ入力することで、連続的な振動を遊技者に感じさせることも可能である。
(変形例2)
また、上述の実施形態においては、振動を加える部材としてソレノイドを使用したが、これに限られるものでは無く、例えば振動モーターを使用するような構成であってもよい。
(変形例3)
また、上述の実施形態においては、ソレノイド部75は、真ん中の垂下部70bとソレノイド可動部75bとが当接するように配置されているが、これに限られるものでは無く、何れの垂下部70bと当接するように配置されていてもよいし、プレート部70cと当接するように配置されていてもよい。これは、振動部50がヒンジ機構を有しているため、ソレノイド部75により、ヒンジレバー70が傾動すれば、ストップボタン20のそれぞれに対して均等な振動を加えることができるためである。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、遊技機に備えられるスイッチユニットに利用することができる。
11 スロットマシン(遊技機)
14、80 スイッチユニット
20 ストップボタン(操作ボタン)
50 振動部
55 シャフト(軸)
60 プランジャ(接触部)
70 ヒンジレバー(可動部)
75、82 ソレノイド部(駆動部)
83 スライダ
84 スライダベース
85 押込板(可動部)

Claims (6)

  1. 遊技機に備えられ、遊技者の操作入力を受け付けるスイッチユニットであって、
    遊技者が操作する複数の操作ボタンと、
    前記操作ボタンに対して振動を加える振動部とを備え、
    前記振動部は、
    可動部と、
    前記可動部を動かす駆動部と、
    前記駆動部の作動時に、前記可動部の動きに応じて、前記複数の操作ボタンのそれぞれに接触する複数の接触部とを有することを特徴とするスイッチユニット。
  2. 前記接触部は、
    遊技者が前記操作ボタンに対して操作入力を行っていない未操作時には、前記操作ボタンとの間に空隙を有し、
    遊技者が前記操作ボタンに対して操作入力を行っている操作時には、前記操作ボタンと接触可能であることを特徴とする請求項1に記載のスイッチユニット。
  3. 前記可動部は、ヒンジ機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチユニット。
  4. 前記複数の操作ボタンは、遊技者の押し込み操作の方向に対して垂直な所定の方向に沿って配置されており、
    前記ヒンジ機構は、前記所定の方向に平行な軸を回転軸として動作することを特徴とする請求項3に記載のスイッチユニット。
  5. 前記可動部は、スライド機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチユニット。
  6. 前記駆動部は、ソレノイドであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスイッチユニット。
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