JP2016018763A - リチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】粉体成形によって形成された活物質層の剥離強度が向上したリチウムイオン二次電池を提供する。【解決手段】集電体201を用意する工程;活物質粒子とバインダを含む複合粒子の粉体202を用意する工程;集電体201の上に複合粒子の粉体202を堆積させる工程;集電体201の上に堆積した複合粒子の粉体202にスキージ部材106を当てる目付け調整工程;集電体201の上に堆積した複合粒子の粉体202をプレスするプレス工程;からなり、複合粒子の粉体202を堆積させる工程では、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち集電体201の幅方向における幅方向端部Bに堆積させた粉体202の平均粒径は、当該端部を除く幅方向中心部Aに堆積させた粉体202の平均粒径よりも小さい。目付け調整工程では、幅方向端部Bに対するスキージギャップGBは、幅方向中心部Aに対するスキージギャップGAよりも大きい。【選択図】図1
Description
本発明は、リチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法に関する。
なお、本明細書において「二次電池」とは、繰り返し充電可能な電池一般をいう。「リチウムイオン二次電池」は、電解質イオンとしてリチウムイオンを利用し、正負極間におけるリチウムイオンに伴う電荷の移動により充放電が実現される二次電池をいう。リチウムイオン二次電池は、電解質塩を溶解した非水溶媒からなる非水電解質が用いられた非水電解質二次電池の一種である。
例えば、特開2013−012327号公報には、リチウムイオン二次電池の製造方法が開示されている。ここでは、集電体に,溶媒にバインダを分散してなるバインダ溶液を塗工し,その上に,活物質とバインダとを少なくとも含む粉末成分を供給して堆積させ,その後に堆積層を厚さ方向に加圧することによって、電極シートを製造することが開示されている。
上記の方法では、粉体の堆積層の厚さ方向に加圧することで、集電体の上に活物質の層を形成している。本発明者の知見によれば、上記の製造方法によって形成された活物質の層は、集電体の幅方向における幅方向中心部よりも幅方向端部が剥がれやすい傾向が見られた。
ここで提案されるリチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法は、
集電体を用意する工程;
活物質粒子とバインダを含む複合粒子の粉体を用意する工程;
集電体の上に複合粒子の粉体を堆積させる工程;
集電体の上に堆積した複合粒子の粉体にスキージ部材を当てる目付け調整工程;および、
集電体の上に堆積した複合粒子の粉体をプレスする工程;
を含んでいる。
ここで、複合粒子の粉体を堆積させる工程では、前記集電体に前記粉体を堆積させる領域のうち前記集電体の幅方向における幅方向端部に堆積させた粉体の平均粒径は、当該端部を除く幅方向中心部に堆積させた粉体の平均粒径よりも小さい。さらに、目付け調整工程では、幅方向端部に対するスキージギャップは、幅方向中心部に対するスキージギャップよりも大きい。
集電体を用意する工程;
活物質粒子とバインダを含む複合粒子の粉体を用意する工程;
集電体の上に複合粒子の粉体を堆積させる工程;
集電体の上に堆積した複合粒子の粉体にスキージ部材を当てる目付け調整工程;および、
集電体の上に堆積した複合粒子の粉体をプレスする工程;
を含んでいる。
ここで、複合粒子の粉体を堆積させる工程では、前記集電体に前記粉体を堆積させる領域のうち前記集電体の幅方向における幅方向端部に堆積させた粉体の平均粒径は、当該端部を除く幅方向中心部に堆積させた粉体の平均粒径よりも小さい。さらに、目付け調整工程では、幅方向端部に対するスキージギャップは、幅方向中心部に対するスキージギャップよりも大きい。
かかる電極シートの製造方法によれば、集電体の上に粉体成形によって形成された活物質層の剥離強度が向上する。また、適切に目付け量が調整された精度のよい活物質層を有するリチウムイオン二次電池用電極シートが提供されうる。
以下、ここで提案されるリチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法についての一実施形態を説明する。
ここで、図1は、ここで提案されるリチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法を具現化した製造装置の構成例を示している。図2は、工程3(粉体202を堆積させる工程)を示す断面図である。図3は、工程4(目付け調整工程)で用いられるスキージ部材106の正面図である。
《リチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法》
ここで、リチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法は、以下の工程1〜5を含んでいる(図1参照)。
工程1は、集電体201を用意する工程である。
工程2は、活物質粒子とバインダを含む複合粒子の粉体202を用意する工程である。
工程3は、集電体201の上に複合粒子の粉体202を堆積させる工程である。
工程4は、集電体201の上に堆積した複合粒子の粉体202にスキージ部材106を当てる目付け調整工程である。
工程5は、集電体201の上に堆積した複合粒子の粉体202をプレスするプレス工程である。
ここで、リチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法は、以下の工程1〜5を含んでいる(図1参照)。
工程1は、集電体201を用意する工程である。
工程2は、活物質粒子とバインダを含む複合粒子の粉体202を用意する工程である。
工程3は、集電体201の上に複合粒子の粉体202を堆積させる工程である。
工程4は、集電体201の上に堆積した複合粒子の粉体202にスキージ部材106を当てる目付け調整工程である。
工程5は、集電体201の上に堆積した複合粒子の粉体202をプレスするプレス工程である。
ここで、複合粒子の粉体202を堆積させる工程(工程3)では、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち集電体201の幅方向における端部Bに堆積させた粉体202の平均粒径は、当該端部Bを除く幅方向中心部Aに堆積させた粉体202の平均粒径よりも小さい(図2参照)。さらに、目付け調整工程(工程4)では、集電体201に堆積した複合粒子の粉体202のうち平均粒径が小さい粉体202が堆積した端部Bに対するスキージギャップGBは、当該端部Bを除く幅方向中心部Aに対するスキージギャップGAよりも大きい(図3参照)。ここで、「スキージギャップ」は、スキージ部材106と集電体201とのギャップ(間隙)である。
《集電体を用意する工程》
例えば、リチウムイオン二次電池は、集電体に活物質粒子の層を形成した正負の電極シートを備えている。正負の電極シートは、活物質粒子の層の間に、セパレータを介在させている。かかる正負の電極シートは、例えば、それぞれ帯状で用意されうる。
例えば、リチウムイオン二次電池は、集電体に活物質粒子の層を形成した正負の電極シートを備えている。正負の電極シートは、活物質粒子の層の間に、セパレータを介在させている。かかる正負の電極シートは、例えば、それぞれ帯状で用意されうる。
かかる集電体としては、金属製の箔が用いられうる。この場合、正極用の集電体としては、例えば、アルミニウム箔が用いられる。この場合、正極集電箔としては、例えば、予め定められた幅を有し、厚さが凡そ15μmの帯状のアルミニウム箔を用いることができる。また、負極用の集電体としては、銅箔が用いられる。この場合、負極集電箔としては、例えば、予め定められた幅を有し、厚さが凡そ10μmの帯状の銅箔を用いることができる。かかる帯状の集電箔は、例えば、幅方向の任意の位置に、露出部(活物質層が形成されない部分)が設定されうる。
《粉体を用意する工程》
ここで手順A2において用意される粉体は、活物質粒子と、バインダとを少なくとも含んだ造粒粒子である。かかる造粒粒子の粉体は、例えば、活物質粒子とバインダとを溶媒に混ぜ合わせた合剤(懸濁液)を、スプレードライ製法で造粒することによって得られる。スプレードライ製法では、合剤が乾燥雰囲気中に噴霧される。この際、噴霧される液滴に含まれる粒子が概ね1つの塊になって造粒される。このため、液滴の大きさによって、造粒粒子に含まれる固形分量が変わり、造粒粒子の大きさや質量などが変わる。噴霧される液滴には、活物質粒子とバインダとが少なくとも含まれているとよい。噴霧される液滴には、活物質粒子とバインダと以外の材料が含まれていてもよく、例えば、導電材が含まれていてもよい。ここで用意される造粒粒子は、例えば、平均粒径が凡そ60μm〜100μmであるとよい。なお、本明細書中において「平均粒径」とは、特記しない限り、レーザ散乱・回折法に基づく粒度分布測定装置に基づいて測定した粒度分布における積算値50%での粒径、すなわち50%体積平均粒子径を意味するものとする。
ここで手順A2において用意される粉体は、活物質粒子と、バインダとを少なくとも含んだ造粒粒子である。かかる造粒粒子の粉体は、例えば、活物質粒子とバインダとを溶媒に混ぜ合わせた合剤(懸濁液)を、スプレードライ製法で造粒することによって得られる。スプレードライ製法では、合剤が乾燥雰囲気中に噴霧される。この際、噴霧される液滴に含まれる粒子が概ね1つの塊になって造粒される。このため、液滴の大きさによって、造粒粒子に含まれる固形分量が変わり、造粒粒子の大きさや質量などが変わる。噴霧される液滴には、活物質粒子とバインダとが少なくとも含まれているとよい。噴霧される液滴には、活物質粒子とバインダと以外の材料が含まれていてもよく、例えば、導電材が含まれていてもよい。ここで用意される造粒粒子は、例えば、平均粒径が凡そ60μm〜100μmであるとよい。なお、本明細書中において「平均粒径」とは、特記しない限り、レーザ散乱・回折法に基づく粒度分布測定装置に基づいて測定した粒度分布における積算値50%での粒径、すなわち50%体積平均粒子径を意味するものとする。
この実施形態では、粉体を用意する工程では、平均粒径が大きい粉体202Aと、当該粉体202Aよりも平均粒径が小さい粉体202Bを用意する。
〈活物質粒子〉
ここで、活物質粒子としては、正極活物質粒子や負極活物質粒子が上げられる。
ここで、活物質粒子としては、正極活物質粒子や負極活物質粒子が上げられる。
従来からリチウムイオン二次電池に用いられる正極活物質の好適例として、リチウムニッケル酸化物(例えばLiNiO2)、リチウムコバルト酸化物(例えばLiCoO2)、リチウムマンガン酸化物(例えばLiMn2O4)等のリチウムと遷移金属元素とを構成金属元素として含む酸化物(リチウム遷移金属酸化物)や、リン酸マンガンリチウム(LiMnPO4)、リン酸鉄リチウム(LiFePO4)等のリチウムと遷移金属元素とを構成金属元素として含むリン酸塩等が挙げられる。
従来からリチウムイオン二次電池に用いられる負極活物質の好適例として、グラファイトカーボン、アモルファスカーボン等の炭素系材料、リチウム遷移金属酸化物、リチウム遷移金属窒化物等が挙げられる。
〈導電材〉
ここで、導電材には、例えば、カーボン粉末、カーボンファイバーなどのカーボン材料が例示される。このような導電材から選択される一種を単独で用いてもよく二種以上を併用してもよい。カーボン粉末としては、種々のカーボンブラック(例えば、アセチレンブラック、オイルファーネスブラック、黒鉛化カーボンブラック、黒鉛、ケッチェンブラック)、グラファイト粉末などのカーボン粉末を用いることができる。
ここで、導電材には、例えば、カーボン粉末、カーボンファイバーなどのカーボン材料が例示される。このような導電材から選択される一種を単独で用いてもよく二種以上を併用してもよい。カーボン粉末としては、種々のカーボンブラック(例えば、アセチレンブラック、オイルファーネスブラック、黒鉛化カーボンブラック、黒鉛、ケッチェンブラック)、グラファイト粉末などのカーボン粉末を用いることができる。
〈バインダ、増粘剤〉
バインダには、溶媒に溶解または分散可能なポリマーを用いることができる。例えば、水性溶媒に溶解または分散可能なポリマーとしては、例えば、フッ素系樹脂(例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)など)、ゴム類(スチレンブタジエン共重合体(SBR)、アクリル酸変性SBR樹脂(SBR系ラテックス)など)、酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール(PVA)、アクリレート重合体などを採用することができる。また、非水溶媒に溶解または分散可能なポリマーとしては、例えば、ポリマー(ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアクリロニトリル(PAN)など)を採用することができる。また、増粘剤としては、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)などのセルロース系ポリマーが好適に用いられる。
バインダには、溶媒に溶解または分散可能なポリマーを用いることができる。例えば、水性溶媒に溶解または分散可能なポリマーとしては、例えば、フッ素系樹脂(例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)など)、ゴム類(スチレンブタジエン共重合体(SBR)、アクリル酸変性SBR樹脂(SBR系ラテックス)など)、酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール(PVA)、アクリレート重合体などを採用することができる。また、非水溶媒に溶解または分散可能なポリマーとしては、例えば、ポリマー(ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアクリロニトリル(PAN)など)を採用することができる。また、増粘剤としては、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)などのセルロース系ポリマーが好適に用いられる。
以下、図1に示される製造装置によって具現化されるリチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法を説明する。
《電極シートの製造装置100》
図1は、ここで提案される電極シートの製造方法を具現化する製造装置の一実施形態を示している。ここで例示される電極シートの製造装置100は、図1に示すように、搬送装置102と、バインダ供給装置103と、粉体供給装置104と、スキージ部材106と、一対の圧延ロール108、109とを備えている。
図1は、ここで提案される電極シートの製造方法を具現化する製造装置の一実施形態を示している。ここで例示される電極シートの製造装置100は、図1に示すように、搬送装置102と、バインダ供給装置103と、粉体供給装置104と、スキージ部材106と、一対の圧延ロール108、109とを備えている。
《搬送装置102》
ここで搬送装置102は、集電体201を搬送する装置である。この実施形態では、集電体201として帯状の集電箔が用意されている。搬送装置102は、例えば、図1に示すように、集電箔201を巻き上げる駆動部102Aと、集電箔201を供給する供給部102Bと、テンションを維持する複数のプーリ102Cとを備えているとよい。
ここで搬送装置102は、集電体201を搬送する装置である。この実施形態では、集電体201として帯状の集電箔が用意されている。搬送装置102は、例えば、図1に示すように、集電箔201を巻き上げる駆動部102Aと、集電箔201を供給する供給部102Bと、テンションを維持する複数のプーリ102Cとを備えているとよい。
この実施形態では、搬送装置102によって搬送される帯状の集電箔201には、幅方向において、活物質層が形成される領域と、活物質層が形成されない領域を有している。
例えば、活物質層が形成されない領域は、搬送装置102によって搬送される帯状の集電箔201の幅方向の中心部に設定してもよい。この場合、帯状の集電体201の幅方向の中心部に設定された当該活物質層が形成されない領域の両側に、活物質層が形成される。また、活物質層が形成されない領域は、搬送装置102によって搬送される帯状の集電箔201の幅方向の両縁から予め定められた幅に設定してもよい。この場合、帯状の集電体201の幅方向の両側に設定された当該領域を除き、幅方向の中心部に活物質層が形成される。活物質層が形成される領域と、活物質層が形成されない領域とは、帯状の集電箔201に対して予め設定される。
《バインダ供給装置103》
バインダ供給装置103は、集電体201にバインダ203を供給する装置である。この実施形態では、搬送装置102に搬送される帯状の集電箔にバインダ溶液を薄く塗布する。ここで、バインダ供給装置103は、例えば、グラビア印刷機などで構成することができる。この実施形態では、バインダ供給装置103は、帯状の集電箔201に予め設定された活物質層が形成される領域にバインダ203を塗布する。
バインダ供給装置103は、集電体201にバインダ203を供給する装置である。この実施形態では、搬送装置102に搬送される帯状の集電箔にバインダ溶液を薄く塗布する。ここで、バインダ供給装置103は、例えば、グラビア印刷機などで構成することができる。この実施形態では、バインダ供給装置103は、帯状の集電箔201に予め設定された活物質層が形成される領域にバインダ203を塗布する。
《粉体供給装置104》
粉体供給装置104は、搬送された集電体201に粉体202を供給する装置である。ここでは、粉体供給装置104は、搬送されたシート状の集電体201の上に粉体202を堆積させる。図1では、図示は省略されているが、粉体供給装置104は、帯状の集電箔201に予め設定された活物質層が形成される領域に、複合粒子(造粒粒子)の粉体を堆積させる。ここで、集電体201に粉体202を堆積させる領域は、帯状の集電箔201に予め設定された活物質層が形成される領域と凡そ合致している。集電体201に粉体202を堆積させる領域には、バインダ供給装置103によってバインダ203が塗布されており、粉体供給装置104はかかるバインダ203の上に粉体202を供給する。
粉体供給装置104は、搬送された集電体201に粉体202を供給する装置である。ここでは、粉体供給装置104は、搬送されたシート状の集電体201の上に粉体202を堆積させる。図1では、図示は省略されているが、粉体供給装置104は、帯状の集電箔201に予め設定された活物質層が形成される領域に、複合粒子(造粒粒子)の粉体を堆積させる。ここで、集電体201に粉体202を堆積させる領域は、帯状の集電箔201に予め設定された活物質層が形成される領域と凡そ合致している。集電体201に粉体202を堆積させる領域には、バインダ供給装置103によってバインダ203が塗布されており、粉体供給装置104はかかるバインダ203の上に粉体202を供給する。
《複合粒子の粉体202を堆積させる工程(工程3)》
ここで、複合粒子の粉体202を堆積させる工程(工程3)では、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち集電体201の幅方向における端部Bに堆積させた粉体202の平均粒径は、当該端部Bを除く幅方向中心部Aに堆積させた粉体202の平均粒径よりも小さい(図2参照)。
ここで、複合粒子の粉体202を堆積させる工程(工程3)では、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち集電体201の幅方向における端部Bに堆積させた粉体202の平均粒径は、当該端部Bを除く幅方向中心部Aに堆積させた粉体202の平均粒径よりも小さい(図2参照)。
例えば、帯状の集電体201の幅方向の両側に活物質層が形成される場合には、当該活物質層が形成される領域に粉体202を堆積させる領域が設定される。この場合、帯状の集電体201の幅方向の中心部に、露出部(活物質層が形成されない部分)が設定される。そして、当該露出部(帯状の集電体201の幅方向の中心部)を除いて、それぞれ活物質層が形成される。つまり、帯状の集電体201の幅方向の中心部に露出部が設定されており、集電体201の中心部の両側に粉体202を堆積させる領域が設定される。かかる粉体202を堆積させる領域のうち、集電体201の幅方向における端部Bには、平均粒径が小さい粉体202Bを堆積させる。また、粉体202を堆積させる領域のうち当該端部Bを除く中心側の領域(ここでは、かかる中心側の領域を、「幅方向中心部A」という。)には、平均粒径が大きい粉体202Aを堆積させる。
また、帯状の集電体201の幅方向の中間部分に活物質層が形成される場合には、当該活物質層が形成される領域に粉体202を堆積させる領域が設定される。この場合、帯状の集電体201の幅方向の両端部に、露出部(活物質層が形成されない部分)が設定される。そして、当該露出部(帯状の集電体201の幅方向の両端部)を除いて、活物質層が形成される。つまり、帯状の集電体201の幅方向の両端部に露出部が設定されており、集電体201の幅方向の中間部分に粉体202を堆積させる領域が設定される。かかる粉体202を堆積させる領域のうち、集電体201の幅方向における端部Bには、平均粒径が小さい粉体202Bを堆積させる。また、粉体202を堆積させる領域のうち当該端部Bを除く中心側の領域(つまり、幅方向中心部A)には、平均粒径が大きい粉体202Aを堆積させる。
《粉体供給装置104》
粉体供給装置104は、平均粒径が大きい粉体202Aを供給する第1供給装置104Aと、平均粒径が小さい粉体202Bを第2供給装置104Bとを備えているとよい。集電体201の幅方向に対して、平均粒径が大きい粉体202Aを堆積させる領域Aと、平均粒径が小さい粉体202Bを堆積させる領域Bとを予め設定しておく。そして、領域Aには、第1供給装置104Aから平均粒径が大きい粉体202Aを供給するとよい。また、領域Bには、第1供給装置104Bから平均粒径が小さい粉体202Bを供給するとよい。なお、上述のように、領域Bは、当該粉体202を堆積させる領域のうち集電体の幅方向における端部である。領域Aは、当該粉体202を堆積させる領域のうち集電体の幅方向における端部Bを除く中心側の領域である。
粉体供給装置104は、平均粒径が大きい粉体202Aを供給する第1供給装置104Aと、平均粒径が小さい粉体202Bを第2供給装置104Bとを備えているとよい。集電体201の幅方向に対して、平均粒径が大きい粉体202Aを堆積させる領域Aと、平均粒径が小さい粉体202Bを堆積させる領域Bとを予め設定しておく。そして、領域Aには、第1供給装置104Aから平均粒径が大きい粉体202Aを供給するとよい。また、領域Bには、第1供給装置104Bから平均粒径が小さい粉体202Bを供給するとよい。なお、上述のように、領域Bは、当該粉体202を堆積させる領域のうち集電体の幅方向における端部である。領域Aは、当該粉体202を堆積させる領域のうち集電体の幅方向における端部Bを除く中心側の領域である。
粉体供給装置104は、図示は省略するが、搬送される帯状の集電体201の幅方向に設定される領域A,領域Bに応じて、複数の粉体供給部を備えているとよい。つまり、平均粒径が大きい粉体202Aを供給する第1供給装置104Aは、上述した領域Aに応じた粉体供給部(第1粉体供給部)を備えているとよい。平均粒径が小さい粉体202Bを供給する第2供給装置104Bは、上述した領域Bに応じた粉体供給部(第2粉体供給部)を備えているとよい。
《目付け調整工程(工程4)》
目付け調整工程(工程4)は、集電箔201の上に堆積した複合粒子の粉体202にスキージ部材106を当て、堆積した粉体202の目付けを調整する工程である。
目付け調整工程(工程4)は、集電箔201の上に堆積した複合粒子の粉体202にスキージ部材106を当て、堆積した粉体202の目付けを調整する工程である。
《スキージ部材106》
スキージ部材106は、集電体201の上に堆積した粉体202の目付け量を調整する部材である。ここで、スキージ部材106と集電箔201とのギャップを、スキージギャップという。図3に示すように、当該粉体202を堆積させる領域のうち、集電体201の幅方向における端部Bに対するスキージギャップGBは、当該端部を除く中心側の領域A(幅方向中心部)に対するスキージギャップGAよりも大きい、つまり、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち、平均粒径が小さい粉体202Bが堆積した領域Bに設定されたギャップGBは、平均粒径が大きい粉体202Aが堆積した領域Aに設定されたギャップGAよりも大きい。
スキージ部材106は、集電体201の上に堆積した粉体202の目付け量を調整する部材である。ここで、スキージ部材106と集電箔201とのギャップを、スキージギャップという。図3に示すように、当該粉体202を堆積させる領域のうち、集電体201の幅方向における端部Bに対するスキージギャップGBは、当該端部を除く中心側の領域A(幅方向中心部)に対するスキージギャップGAよりも大きい、つまり、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち、平均粒径が小さい粉体202Bが堆積した領域Bに設定されたギャップGBは、平均粒径が大きい粉体202Aが堆積した領域Aに設定されたギャップGAよりも大きい。
なお、図3に示す実施形態では、スキージ部材106は、ローラ状の部材である。なお、スキージ部材は、ブレード上の部材でもよい。
《プレス工程(工程5)、圧延ロール108、109》
プレス工程(工程5)は、集電箔201の上に堆積した複合粒子の粉体202をプレスする工程である。ここでは、搬送される集電箔201を挟むように、一対の圧延ロール108、109が対向して配置されている。
プレス工程(工程5)は、集電箔201の上に堆積した複合粒子の粉体202をプレスする工程である。ここでは、搬送される集電箔201を挟むように、一対の圧延ロール108、109が対向して配置されている。
《製造される電極シート》
以下、ここで電極シートの製造方法についてさらに説明する。
以下、ここで電極シートの製造方法についてさらに説明する。
この電極シートの製造方法では、複合粒子の粉体202を堆積させる工程(工程3)において、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち、集電箔201の幅方向における端部Bに堆積させた粉体202Bの平均粒径は、当該端部Bを除く中心側の領域(幅方向中心部A)に堆積させた粉体202Aの平均粒径よりも小さい(図2参照)。
ここで、平均粒径が大きい粉体202Aは、プレスしたときに粒子間に所要の空隙を維持する。この実施形態では、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち、集電箔201の幅方向における端部Bを除く中心側の領域A(幅方向中心部)に平均粒径が大きい粉体202Aが供給されている。このため、この実施形態では、かかる中心側の領域A(幅方向中心部)には所要の空隙が形成される。リチウムイオン二次電池が高い出力を発揮するには、活物質粒子が十分な電解液と接しており、活物質粒子と電解液との間で電解質の受け渡しがスムーズに行われることが必要である。活物質層中の活物質粒子が十分な電解液と接するには、活物質層に電解液が染み渡っていることが必要であり、活物質層に所要の空隙が存在しているとよい。この実施形態では、活物質層のうち幅方向の端部Bを除く中心側の領域A(幅方向中心部)に所要の空隙が形成されるので、活物質層中の活物質粒子は十分な電解液と接することができ、リチウムイオン二次電池は、高い出力を発揮することができる。
また、平均粒径が小さい粉体202Bは、平均粒径が大きい粉体202Aよりも、プレスしたときに粒子間および粒子と集電箔201との結着力が強い。この実施形態では、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち、集電体201の幅方向における端部Bに平均粒径が小さい粉体202Bを堆積させる。このため、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち幅方向の端部の結着力が強い活物質層が得られる。このため、耐久性のよいリチウムイオン二次電池が得られる。
図4は、本発明者が実施した試験である。ここで、図4は、粉体の平均粒径と、当該粉体を用いて形成された活物質層の剥離強度との関係を示すグラフである。
〈剥離強度試験〉
ここで剥離強度は、以下の試験で評価される。まず、上記作製したサンプルの電極を所定形状に切り抜いた試験片をそれぞれ3片ずつ用意する。ここでは、試験片の形状は、10mm×150mmとした。試験片は、活物質層を上(鉛直方向上側)に向けて電極の集電体を引張試験機の架台に固定する。次に、引張治具の下端部に両面テープの片面を貼付し、もう一方の面を活物質層に貼り付ける。そして、引張治具を引張試験機に取り付けて、鉛直方向上側に予め定められた一定の速度で引張治具を引き上げる。そして、活物質層が集電箔から剥がれたときの剥離強度(引張強度)[N/m]を測定する。
ここで剥離強度は、以下の試験で評価される。まず、上記作製したサンプルの電極を所定形状に切り抜いた試験片をそれぞれ3片ずつ用意する。ここでは、試験片の形状は、10mm×150mmとした。試験片は、活物質層を上(鉛直方向上側)に向けて電極の集電体を引張試験機の架台に固定する。次に、引張治具の下端部に両面テープの片面を貼付し、もう一方の面を活物質層に貼り付ける。そして、引張治具を引張試験機に取り付けて、鉛直方向上側に予め定められた一定の速度で引張治具を引き上げる。そして、活物質層が集電箔から剥がれたときの剥離強度(引張強度)[N/m]を測定する。
ここで得られた知見によれば、例えば、平均粒径が80μmよりも小さい粉体において、粉体の平均粒径が小さいほど、活物質層の剥離強度が向上する傾向がある。本発明者の知見では、ここで平均粒径が小さい粉体202Bは、造粒粒子の平均粒径は、例えば、65μm以下であるとよく、より好ましくは45μm以下であるとよい。
また、平均粒径が小さい粉体202Bは、平均粒径が大きい粉体202Aよりも流動性が悪い。目付け調整工程(工程4)において、スキージ部材106に対する抵抗が大きくなる傾向がある。このため、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち、平均粒径が大きい粉体202Aが堆積した幅方向中心部Aに設定されたギャップGAと、平均粒径が小さい粉体202Bが堆積した幅方向端部Bに設定されたギャップGBとが同じであると、平均粒径が小さい粉体202Bが堆積した端部Bでは、狙いの目付けよりも小さくなる傾向がある。
図5は、本発明者が実施した試験である。図5は、粉体Xと粉体Yについて、スキージギャップ(μm)と、スキージ後の目付け量(mg/cm2)との関係を示したグラフである。
ここでは、平均粒径が凡そ45μmの粉体Xと、平均粒径が凡そ25μmの粉体Yを用意した。そして、集電箔201の上に粉体Xと粉体Yとをそれぞれ堆積させ、スキージ部材でスキージして目付け量を調整した。この際、スキージ部材のギャップを変えて、当該ギャップを通した後の粉体Xと粉体Yの目付け量(mg/cm2)を測った。ここで得られた知見によれば、平均粒径が凡そ70μmである粉体Xは、平均粒径が凡そ45μmである粉体Yよりも目付け量が大きくなる傾向があった。このため、平均粒径が大きい粉体202Aと、平均粒径が小さい粉体202Bとで目付け量を揃えるには、平均粒径が大きい粉体202Aをスキージする際のスキージギャップは、平均粒径が小さい粉体202Bをスキージする際のスキージギャップよりも小さくするとよい。
この実施形態では、図3に示すように、集電箔201に堆積した複合粒子の粉体202の幅方向の端部Bでは、当該端部Bを除く領域A(幅方向中心部)よりも、スキージ部材106と集電箔201とのギャップが大きい。つまり、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち、平均粒径が大きい粉体202Aが堆積した幅方向中心部Aに設定されたギャップGAよりも、平均粒径が小さい粉体202Bが堆積した端部Bに設定されたギャップGBが大きい。この際、望ましくは集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち幅方向中心部Aと端部Bとで、粉体202Aと粉体202Bがそれぞれ狙いの目付け量で揃うように、ギャップGAとギャップGBが調整されているとよい。これにより、集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち幅方向中心部Aと端部Bとで、粉体202Aと粉体202Bをそれぞれ狙いの目付け量に揃えることができる。
以上のように、ここで提案される電極シートの製造方法は、複合粒子の粉体202を堆積させる工程(工程3)では、当該工程において集電体201に粉体202を堆積させる領域のうち幅方向中心部Aに堆積させた粉体202Aの平均粒径よりも、当該領域のうち幅方向端部Bに堆積させた粉体202Bの平均粒径が小さい(図2参照)。また、目付け調整工程(工程4)では、図3に示すように、集電体201に堆積した複合粒子の粉体202の幅方向端部では、当該端部Bを除く領域A(幅方向中心部)よりも、スキージ部材106と集電体201とのギャップが大きい。これにより、活物質層の幅方向端部Bの形状が安定し、かつ、剥がれにくい活物質層を有する電極シートが作製される。また、平均粒径が小さい粉体202Bが堆積する領域では、スキージギャップGBが広くなっている。このため、平均粒径が小さい粉体202Bの流動性が緩和され、より精度良く目付け量が調整された活物質層が得られる。
以上、本発明の一実施形態に係るリチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法を説明したが、ここで提案されるリチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法は、上述した実施形態に限定されない。また、特に、リチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法を具現化する製造装置を例示したが、かかる製造装置は特に言及されない限りにおいて、製造方法を限定するものではない。
また、ここで提案される製造方法によれば、粉体成形によって形成された活物質層の剥離強度を向上させることができる。また、電極シートの活物質層は、全体として目付け量が調整されており、さらに所要の空隙を有している。このため、かかる電極シートを用いて製造されるリチウムイオン二次電池は、耐久性が良く、かつ、低抵抗であり、高い出力を発揮しうる。したがって、ここで製造された電極シートは、特に、耐久性や、高いエネルギー密度や出力密度が要求される用途で好ましく用いることができる。
かかる用途としては、例えば車両に搭載されるモーター用の動力源(駆動用電源)が挙げられる。車両の種類は特に限定されないが、例えばプラグインハイブリッド自動車(PHV)、ハイブリッド自動車(HV)、電気自動車(EV)、電気トラック、原動機付自転車、電動アシスト自転車、電動車いす、電気鉄道等が挙げられる。なお、リチウムイオン二次電池は、それらの複数個を直列および/または並列に接続してなる組電池の形態で使用されてもよい。
100 電極シートの製造装置
102 搬送装置
103 バインダ供給装置
104 粉体供給装置
104A 第1供給装置
104B 第2供給装置
106 スキージ部材
108、109 圧延ロール
201 集電箔(集電体)
202 粉体
202A 平均粒径が大きい粉体
202B 平均粒径が小さい粉体
203 バインダ
GA、GB ギャップ(スキージギャップ)
102 搬送装置
103 バインダ供給装置
104 粉体供給装置
104A 第1供給装置
104B 第2供給装置
106 スキージ部材
108、109 圧延ロール
201 集電箔(集電体)
202 粉体
202A 平均粒径が大きい粉体
202B 平均粒径が小さい粉体
203 バインダ
GA、GB ギャップ(スキージギャップ)
Claims (1)
- 集電体を用意する工程と、
活物質粒子とバインダを含む複合粒子の粉体を用意する工程と、
前記集電体の上に前記複合粒子の粉体を堆積させる工程と、
前記集電体の上に堆積した前記複合粒子の粉体にスキージ部材を当てる目付け調整工程と、
前記集電体の上に堆積した前記複合粒子の粉体をプレスする工程と
を含み、
ここで、
前記複合粒子の粉体を堆積させる工程では、
前記集電体に前記粉体を堆積させる領域のうち前記集電体の幅方向における端部に堆積させた粉体の平均粒径は、当該端部を除く幅方向中心部に堆積させた粉体の平均粒径よりも小さく、かつ、
前記目付け調整工程では、
前記端部に対するスキージギャップは、前記幅方向中心部に対するスキージギャップよりも大きい、
リチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014143143A JP2016018763A (ja) | 2014-07-11 | 2014-07-11 | リチウムイオン二次電池用電極シートの製造方法 |
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JP2021084418A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 日本ゼオン株式会社 | 複合シートの製造方法 |
-
2014
- 2014-07-11 JP JP2014143143A patent/JP2016018763A/ja active Pending
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JP7334597B2 (ja) | 2019-11-29 | 2023-08-29 | 日本ゼオン株式会社 | 複合シートの製造方法 |
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