JP2016016967A - 後処理装置、およびそれを備えた画像形成システム - Google Patents
後処理装置、およびそれを備えた画像形成システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016016967A JP2016016967A JP2014142451A JP2014142451A JP2016016967A JP 2016016967 A JP2016016967 A JP 2016016967A JP 2014142451 A JP2014142451 A JP 2014142451A JP 2014142451 A JP2014142451 A JP 2014142451A JP 2016016967 A JP2016016967 A JP 2016016967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- sheet
- post
- unit
- guide member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
近年、画像形成装置の高機能化と共に、小型化に対する要求がますます高まっている。それに応じて、後処理装置を画像形成装置と一体化させて画像形成システム全体を小型化する技術の開発が進められている。
第1ガイド部材は、保持しているシートを第1トレイへ移動させる動作を、押出部材が第1トレイの上から退避する動作に連動させてもよい。
第1ガイド部材は、保持しているシートを第1トレイへ移動させた後、押出部材が第1トレイの上を次に移動し始めるまで第1トレイの上方に位置して、排紙部から新たに排紙されるシートが第1トレイの上方へ逸れるのを阻止してもよい。
上記の後処理装置は、第1トレイに対して排紙部とは反対側に位置し、第1トレイに収容されたシートを加工する加工部を更に備えていてもよい。この場合、第1ガイド部材は、第1トレイの上方において加工部と隣接する領域に配置可能であり、その領域に配置されたときに加工部との間に、排紙部から排紙されるシートが入り込めない程度の隙間しか開かない形状を持つガイド面を含んでいてもよい。第1ガイド部材は更に、保持しているシートを第1トレイへ移動させた後、押出部材が第1トレイの上を次に移動し始めるまで第1トレイの上方に位置し、上記のガイド面を利用して、排紙部から排紙されるシートが加工部から逸れるのを阻止してもよい。また、上記の後処理装置は加工部に加えて、第1トレイに対して排紙部と同じ側で第1方向へ移動して、第1トレイに収容されたシートを第1方向へ搬送する搬送部材を更に備えてもよい。この場合、第1ガイド部材は、保持しているシートを第1トレイへ移動させた後、押出部材が第1トレイの上を次に移動し始めるまで第1トレイの上方に位置して、搬送部材によって搬送されるシートが加工部から逸れるのを阻止してもよい。
上記の後処理装置は、排紙部から排紙されたシートを押出部材の上方へ移動させるための第2ガイド部材を更に備えていてもよい。この場合、第1トレイは第1方向に対する傾きを、排紙部から排紙されるシートを収容する期間と、押出部材が第1トレイの上を移動する期間とで異なる角度に変更可能であり、第2ガイド部材は、排紙部から排紙されるシートを第1トレイが収容する期間ではそのシートの移動を妨げず、その期間が終了したとき、次に第1トレイが第1方向に対する傾きを変更する動作に連動して、排紙部から排紙されたシートを押出部材の上方へ移動させる動作を開始してもよい。
本発明の1つの観点による画像形成システムは、シートに画像を形成する画像形成部と、その画像形成部によって画像が形成されたシートを排紙する排紙部とを有する画像形成装置に、排紙部から排紙されるシートに対して後処理を行う後処理装置を加えたものである。この後処理装置は、排紙部から第1方向へ排紙されるシートが収容される第1トレイと、その第1トレイの上で第1方向と交差する第2方向へ移動して、第1トレイに収容されたシートを第2方向へ押し出し、そのシートを押し出した後に第1トレイの上から退避する押出部材と、その押出部材によって第1トレイから押し出されたシートが積載される第2トレイと、排紙部から新たに排紙されたシートの少なくとも一部を押出部材の上方で保持することによりそのシートを、押出部材に押し出されない位置に待機させ、押出部材が第1トレイの上から退避する時点以後にそのシートを第1トレイに収容させる第1ガイド部材とを有する。
[画像形成システムの外観]
図1の(a)は、本発明の実施形態による画像形成システムの外観を示す斜視図である。この画像形成システムは画像形成装置として複合機(multi-function peripheral:MFP)100を備えている。さらに、このMFP100の筐体内には後処理装置150が組み込まれ、MFP100と一体化されている。
図2は、MFP100の内部構造を模式的に示す正面図である。図2にはMFP100の内部の要素が、あたかも筐体の前面を透かして見えているように描かれている。
図2を参照するにMFP100は画像形成部を内蔵している。画像形成部は画像データに基づいてシートにトナー像を形成する要素であり、給送部10、作像部20、定着部30、および排紙部40を含む。給送部10はシートSHTを1枚ずつ作像部20へ給送する。作像部20は、給送部10から送られたシートSH2の上にトナー像を形成する。定着部30はそのトナー像を熱定着させる。排紙部40は、トナー像が定着したシートSH3を排紙空間130へ排紙する。
図2を参照するに給送部10は給紙カセット11とローラー群12、13、14とを含む。給紙カセット11は複数枚のシートSHTを収容可能である。これらのシートSHTの材質は紙または樹脂であり、サイズは、A3、A4、A5、またはB4等である。ローラー群12、13、14は給紙カセット11内のシートSHTのうち、最も上に位置するシートSH1を、所定のタイミングで作像部20へ送り出す。
図2を参照するに作像部20は、作像ユニット21Y、21M、21C、21K、1次転写ローラー22Y、22M、22C、22K、中間転写ベルト23、2次転写ローラー24、および露光部25を含む。作像ユニット21Y、…、21Kと1次転写ローラー22Y、…、22Kとは1対ずつ垂直方向で対向し、かつ水平方向に並んでいる。中間転写ベルト23は2本のベルト駆動ローラー23L、23Rに回転可能に掛け渡されて作像ユニット21Y、…、21Kの感光体ドラムと1次転写ローラー22Y、…、22Kとの間を通り、それらに表面を接触させている。2次転写ローラー24はベルト駆動ローラーの一方23Rとの間に中間転写ベルト23を挟んでいる。中間転写ベルト23と2次転写ローラー24との間のニップには給送部10からシートSH2が通紙される。露光部25は作像ユニット21Y、…、21Kへレーザー光を照射する。
図2を参照するに定着部30は定着ローラー31と加圧ローラー32とを含む。これらのローラー31、32の間のニップには作像部20からシートSH2が通紙される。定着ローラー31はこのシートSH2の表面へ内蔵のヒーターの熱を加える。加圧ローラー32はそのシートSH2の加熱部分に対して圧力を加えて定着ローラー31へ押し付ける。定着ローラー31からの熱と加圧ローラー32からの圧力とにより、シートSH2へ転写されたトナー像がそのシートSH2の表面上に定着する。
図2を参照するに排紙部40は、ガイド板41、排紙口42、排紙ローラー43、反転口44、反転ローラー45、および反転ガイド板46を含む。ガイド板41は、定着部30の上部から排出されたシートSH2を、後処理装置150に収容するときは排紙口42への通路を形成し、そのシートSH2を一旦待機させた後に反転させて作像部20へ戻すときには反転口44への通路を形成する。排紙口42と反転口44とはいずれも、排紙空間130に面したMFP100の筐体部分に開いている水平方向に細長いスリットである。排紙ローラー43は排紙口42の内側に配置されており、回転しながらその側面で、ガイド板41に沿って移動してきたシートSH3を排紙口42から排紙空間130の下部へ送り出し、後処理装置150に収容する。反転ガイド板46は反転口44の外側から排紙空間130の天井131へ向けて延びて、その天井131から少し離れた位置に支持されており、その天井131との隙間に、両面印刷中のシートを待機させる場所を確保する。反転ローラー45は反転口44の内側に配置されており、回転しながらその側面で、ガイド板41に沿って移動してきたシートSH3を反転口42から排紙空間130の上部へ送り出して反転ガイド板46の上へ載せる。反転ローラー45は更に逆回転により、反転ガイド板46の上で待機中のシートを反転させて反転口42から筐体の中へ取り込む。こうして取り込まれたシートはMFP100の筐体内の再給送経路(図2には示されていない。)を通して裏返されて作像部20へ戻され、すでにトナー像が形成されている面とは反対側の面に別のトナー像が形成される。その後、そのシートは再び定着部30の処理を受けて、排紙部40によって後処理装置150に収容される。
図3は、MFP100の電子制御系統の構成を示すブロック図である。図3を参照するに、この電子制御系統では画像形成部70、すなわち、給送部10、作像部20、定着部30、および排紙部40に加え、操作部50、第1制御部60、および第1通信部80がバス90を通して互いに通信可能に接続されている。
操作部50はユーザーの操作または外部の電子機器との通信を通してプリントジョブの要求と印刷対象の画像データとを受け付けてそれらを第1制御部60へ伝える。図3を参照するに操作部50は、操作パネル170、スキャナー51、および外部インタフェース(I/F)52を含む。操作パネル170は、図1の(a)に描かれているように、押しボタン、タッチパネル、およびディスプレイを含む。操作パネル170は、操作画面および各種パラメーターの入力画面等のGUI画面をディスプレイに表示する。操作パネル170はまた、ユーザーが操作した押しボタンまたはタッチパネルの位置を識別し、その識別に関する情報を操作情報として第1制御部60へ伝える。スキャナー51は、ADFから送られた原稿、またはユーザーが原稿カバー110を開けてその下の原稿台に載せた原稿の表面に光を照射し、反射光の強度分布から、文字、図柄、または写真を読み取って画像データIMGに変換する。外部I/F52は、USBポートもしくはメモリカードスロット等のメモリーインタフェース、または外部のネットワークに有線または無線で接続されるネットワークインタフェースを含み、それらを通して、USBメモリーもしくはハードディスクドライブ(HDD)等の外付けの記憶装置から直に印刷対象の画像データを取り込み、またはネットワークに接続された他の電子機器と通信して、印刷対象の画像データをそれらの電子機器から受信する。
第1制御部60は、MFP100の内部に設置された1枚の基板の上に実装された電子回路である。図3を参照するに第1制御部60は、CPU61、RAM62、およびROM63を含む。CPU61はファームウェアに従って、バス90に接続された他の要素50、70、80を制御する。RAM62は、CPU61がファームウェアを実行する際の作業領域をCPU61に提供すると共に、操作部50が受け付けた印刷対象の画像データを保存する。ROM63は書き込み不可の半導体メモリー装置と、EEPROM等の書き換え可能な半導体メモリー装置またはHDDとを含む。前者はファームウェアを格納し、後者はCPU61に環境変数等の保存領域を提供する。
第1通信部80は後処理装置150の電子制御系統と有線または無線で通信する。第1通信部80は特に、第1制御部60と後処理装置150の制御部との間での情報交換を中継する。
[後処理装置の構造]
図4は、後処理装置150の外観を示す斜視図である。図4を参照するに、後処理装置150は、第1トレイ200、第2トレイ210、第1整合部材221、第2整合部材222、第1搬送部材231、第2搬送部材232、第1保持部材241、第2保持部材243、加工部250、押出部材260、第1ガイド部材270、第2ガイド部材280、および押さえ部材290を含む。
整合部材221、222は第1トレイ200の上でCD方向においてシートの束を両側から挟んで整合させる。
保持部材241、243は、第1トレイ200の載置面が水平方向に対して傾斜しているときにその載置面から突出してシートの束を傾斜方向の下側から保持する。
押出部材260は第1トレイ200の上でCD方向に往復運動して、第1トレイ200に収容されたシートを第2トレイ210へ押し出す。
第1ガイド部材270は、押出部材260が第1トレイ200の上を移動する間、排紙口42から新たに排紙されるシートの少なくとも先端部を押出部材260の上方で保持することによりそのシートを、押出部材260に押し出されない位置に待機させる。第1ガイド部材270は更に、押出部材260が第1トレイ200の上から退避する時点以後に移動して、保持しているシートを第1トレイ200へ移動させる。
−第1トレイ−
第1トレイ200は、FD方向の端部のうち、排紙口42から遠い方に支軸201を含む。この支軸201は第1トレイ200を揺動可能に筐体202へ接続している。第1トレイ200はこの支軸201のまわりに揺動することにより、FD方向の端部のうち、排紙口42に近い方を上下に変位させてFD方向に対する載置面の傾きを、図4−図6に示されているように変更する。第1トレイ200は、シートが排紙口42から第1トレイ200に収容される期間では載置面を水平方向に対して傾斜させてFD方向と平行に保つ。この期間中、第1トレイ200は、MFP100から排紙されたシートに対して整合等の後処理を行うための作業空間として利用される。一方、シートが第1トレイ200から第2トレイ210へ押し出される期間では第1トレイ200は載置面を水平に戻して保つ。これにより、第1トレイ200から排出されるシートは、その表面が実質的に水平な状態で第2トレイ210へ移動する。
−第2トレイ−
図4、図5を参照するに、第2トレイ210の載置面は、第1トレイ200との間を仕切る立壁211からCD方向(Y軸方向)に対して斜め上方へ傾いている。第2トレイ210の載置面のこの傾斜により、第1トレイ200から押し出されたシートは、その傾斜方向の下端が立壁211に接触する位置に揃う。こうして、第2トレイ210に積載されるシートはCD方向において整合される。
図4を参照するに、第1整合部材221と第2整合部材222とは第1トレイ200の載置面のCD方向(Y軸方向)における両側の縁部に設置されている。いずれの整合部材221、222も、第1トレイ200の載置面が水平方向に対して傾斜している間、その載置面の上をCD方向に往復運動可能である。
図4を参照するに、第1トレイ200のFD方向(X軸方向)の端部のうち、排紙口42から遠い方には第1搬送部材231が設置され、排紙口42に近い方には第2搬送部材232が設置されている。いずれの搬送部材231、232も、第1トレイ200の載置面が水平方向に対して傾斜している間、その載置面から突出してFD方向に往復運動可能である。
第1搬送部材231は第1トレイ200のうち、図6に示されている載置面の裏側の部分に設置されたFD整合モーターとその駆動機構とによって駆動される。(これらの要素自体は図6には示されていない。)FD整合モーターは後述の第2制御部からの駆動信号に応じてシャフトを回転させ、駆動機構がそのシャフトの回転力を第1搬送部材231の往復運動とその先端部の屈伸運動との駆動力に変換する。
図4、図5を参照するに、第1保持部材241、242と第2保持部材243、244とは2つずつ、第1トレイ200のFD方向(X軸方向)の端部のうち、排紙口42に近い方に設置されている。いずれの保持部材も第1トレイ200の載置面の中に埋め込まれており、その先端部が載置面から突出可能である。図4、図5は、保持部材241−244のすべてが載置面から突出したときの状態を示す。
図4、図5を参照するに、加工部250、251は第1トレイ200の支軸201の近傍に設置され、第1トレイ200の載置面の上方にクリンチャー(clincher)250を含み、それと対向する載置面の領域にステープラー251を含む。加工部はこれらの要素250、251を以下に示すとおりに利用する。クリンチャー250は載置面の法線方向に往復運動可能であり、対向するステープラー251に接触可能である。クリンチャー250は後述の第2制御部からの駆動信号に応じて、その下方に配置されたシートの束の角をステープラー251に押し付ける。それに応じてステープラー251はその角にステープルを打ち込む。クリンチャー250は、その角から突き出たステープルの先端を曲げて平坦にする。こうして、そのシートの束が綴じられる。
図4を参照するに、第1トレイ200の載置面が水平方向に対して傾斜している間、押出部材260はこの載置面のCD方向(Y軸方向)における縁部の一方に位置して、第1整合部材221に接触している。押出部材260は更にこの状態を保ったまま、この載置面の上をCD方向に往復運動可能である。
押出部材260は第1トレイ200のうち、図6に示されている載置面の裏側の部分に設置されたCD搬送モーターとその駆動機構とによって駆動される。(これらの要素自体は図6には示されていない。)CD搬送モーターは後述の第2制御部からの駆動信号に応じてシャフトを回転させる。駆動機構は複数のプーリーと、それらに張り渡されたワイヤーとを含む。それらのプーリーの1つはCD搬送モーターのシャフトに接続されて、そのシャフトと共に回転する。ワイヤーはプーリーと共に回転することで、そのシャフトの回転力を押出部材260の往復運動の駆動力に変換する。こうして、押出部材260は第1トレイ200の載置面の上をCD方向に往復運動する。
図4、図5を参照するに、第1ガイド部材270は、CD方向(Y軸方向)と平行な3本の片持ち梁271の先端に接続されており、これらの長手方向に摺動可能に支持されている。これらの片持ち梁271の基端部は第1トレイ200のフレーム209に固定されており、先端部は第1トレイ200の載置面の上方に向かってCD方向に延びている。これにより第1ガイド部材270は第1トレイ200の載置面の上方の領域をCD方向に往復運動可能である。第1ガイド部材270は更に押出部材260と共に、第1トレイ200の載置面が水平方向に対して傾斜しているときの位置からCD方向に(Y軸の負方向へ)移動して載置面の上方の位置から退避可能である。
図4−図6を参照するに、第2ガイド部材280は、第1トレイ200のFD方向(X軸方向)の端部のうち、排紙口42に近い方に設置されている。第2ガイド部材280は排紙口42に近い方の端部を軸として揺動可能である。この揺動により、第2ガイド部材280は、図4、図6の(a)に示されているように、第1トレイ200が載置面を水平方向に対して傾斜させてFD方向と平行に保つ間は自身の上面をFD方向と平行にして第1トレイ200の載置面の延長部分と一致させる。これにより、排紙口42から排紙されたシートは第2ガイド部材280の上面に沿って第1トレイ200の載置面へ移動する。
図10は、後処理装置150の電子制御系統の構成を示すブロック図である。図10を参照するに、この電子制御系統では第2制御部300がバス390を通して駆動部310−370と第2通信部380とへ通信可能に接続されている。
−駆動部−
図10に示されている例では駆動部は、整合部310、搬送部320、保持部330、加工部340、収容部350、押出部360、およびガイド部370から成る。これらの駆動部はいずれも可動部材に対するドライバーであり、第2制御部300からの駆動信号に応じて可動部材の駆動力を調節することにより、その可動部材の動作を制御する。
第2制御部300は、後処理装置150の内部に設置された1枚の基板の上に実装された電子回路である。図10を参照するに第2制御部300は、CPU301、RAM302、およびROM303を含む。CPU301はファームウェアに従って駆動部310−370を制御する。RAM302は、CPU301がファームウェアを実行する際の作業領域をCPU301に提供する。ROM303は書き込み不可の半導体メモリー装置と、EEPROM等の書き換え可能な半導体メモリー装置またはHDDとを含む。前者はファームウェアを格納し、後者はCPU301に環境変数等の保存領域を提供する。
−第2通信部−
第2通信部380はMFP100の第1通信部80(図3参照)と有線または無線で通信する。第2通信部380は第1通信部80と協働して、特に第1制御部60と第2制御部300との間での情報交換を中継する。
図11−図19は、後処理装置150が、MFP100から排紙されたシートに対して後処理を行う動作を工程順に示す斜視図である。以下、これらの図面の順に後処理装置150の動作を説明する。
−整合動作−
図11は、第1トレイ200において、MFP100から排紙されたシートの束が整合されるときの外観を示す。図11を参照するに、MFP100の排紙口42から排紙されたシートSHTは、排紙口42のすぐ外側で排紙ガイド板203によって下方へ移動し、更に第1トレイ200の載置面に沿って移動する。このシートSHTの推進力は排紙ローラー43(図2参照)の回転力による。このシートSHTの後端が通過するまで排紙ローラー43は回転を継続してシートSHTに推進力を与え続ける。
図11を更に参照するに、第1トレイ200の上でシートSHTが整合される間、その上方に第1ガイド部材270が位置し、その下面を第1トレイ200の載置面と対向させている。排紙中または整合中のシートSHTが、排紙ローラー43から受ける推進力の変動、または第1搬送部材231等から受ける衝撃のはずみで第1トレイ200の載置面から離れる方向に反り上がり、または撓んでも、第1ガイド部材270の下面に当たって載置面へ戻る。このように、第1ガイド部材270はシートSHTに対する載置面の法線方向におけるガイドとして機能して、排紙中または整合中のシートSHTが第1トレイ200の載置面から反り上がって逸れるのを阻止する。
図12は、第1トレイ200において、整合されたシートの束がステープラー251に向かって搬送されるときの外観を示す。図12を参照するに、第2制御部300は整合部310に整合部材221、222と押出部材260とでシートの束STKをCD方向の両側から保持させたまま、搬送部320に搬送部材231、232を移動させる。それにより、その束STKが、FD方向の両側から搬送部材231、232に挟まれた状態で、第1トレイ200の載置面をその傾斜方向の上側に向かって搬送される。なお、搬送部材231、232の移動は、所定枚数のシートが第1トレイ200に収容されたときに開始される。この所定枚数を第2制御部300は予め、第1制御部60からの制御情報から取得する。
その後、第2制御部300は搬送部320に搬送部材231、232を更に移動させてシートの束STKを、その全体が第1トレイ200の載置面に載る位置まで搬送する。
図14は、第1トレイ200がシートの束STKを載せたまま、載置面を水平にしたときの外観を示す。図14を参照するに、第2制御部300は、保持部330に第1保持部材241、242、または第2保持部材243、244を突出させたまま、収容部350に第1トレイ200を支軸201まわりに揺動させてその載置面を水平にする。この揺動に伴い、第1ガイド部材270の棒状突起276(図7参照)が上昇して後処理装置150の筐体との接触から解放される。これにより、先端部272が自重で揺動軸274のまわりに下方向に、その側面の小突起275が基端部273と接触する角度まで揺動して、基端部273に対して斜め下方に傾く。第2制御部300はまたガイド部370に第2ガイド部材280を揺動させて、その上面をFD方向に対して傾斜させる(図6の(b)参照)。
図18は、押出部材260が第1ガイド部材270を第1トレイ200の外へ退避させるときの外観を示す。図18を参照するに、押出部材260が第1ガイド部材270の下まで後退する。このとき、図8に示されているように、押出部材260の引っ掛け部材261が第1ガイド部材270のフック277に結合する。第2制御部300は押出部360に押出部材260を更に、第1トレイ200の載置面の縁からその外側へ退避させる。これにより、第1ガイド部材270は押出部材260と共に移動して、第1トレイ200の上方の位置から退避する。第2制御部300は更に第1ガイド部材270のその退避動作に同期して、保持部330に保持部材241−244のうち、第1トレイ200の載置面から突出していたものをその載置面の中へ退避させる。第1ガイド部材270と保持部材241等との退避の結果、第1ガイド部材270の上面に保持されていたシートNSHは支えを失い、自重で第1トレイ200の載置面へ落下する。こうして、このシートNSHは第1トレイ200の載置面へ移動して第1トレイ200に収容される。
図19は、第1トレイ200が載置面を初期の傾斜姿勢に戻したときの外観を示す。図19を参照するに、第2制御部300は収容部350に第1トレイ200を支軸201まわりに揺動させてその載置面を水平方向から、図11に示されている初期位置へ復帰させる。このとき、図9の(a)に示されているように、第1ガイド部材270のフック277が第1トレイ200の支持部材206の突起207に衝突し、その衝撃で押出部材260の引っ掛け部材261から離脱する。これにより、第1ガイド部材270は押出部材260から解放されるので、第1ガイド部材270と第1トレイ200のフレーム209との間で圧縮されていた圧縮バネから復元力を受けて第1トレイ200の載置面の上方へ押し出され、図11に示されている初期位置(図19には二点鎖線で示されている位置)へ復帰する。第1ガイド部材270では更に、先端部272の棒状突起276が後処理装置150の筐体に上から接触して上向きの力を受けることにより、図19に示されているようにその先端部272を基端部273に対して斜め上方に傾かせる。
図20は、図11−図19に示されている後処理装置150の動作のフローチャートである。これらの動作は、後処理装置150の第2制御部300がMFP100の第1制御部60から、ジョブの開始を通知されたときに開始される。
ステップS101では、第2制御部300が第1制御部60から後処理に関する制御情報を取得する。その後、動作はステップS102へ進む。
ステップS104では、図14−図18に示されている第1トレイ200から第2トレイ210へのシートの押出動作、および図19に示されている第1トレイ200と第1ガイド部材270との初期位置への復帰動作が行われる。これらの動作の詳細なフローについては後述する。その後、動作はステップS105へ進む。
−押出動作と初期位置への復帰動作とのフローチャート−
図21は、図20に示されているステップS104、すなわち後処理装置がシートの束を第1トレイから押し出す動作と、その後、第1トレイを初期位置へ復帰させる動作とのフローチャートである。
ステップS205では、図18に示されている、第1ガイド部材270の上の待機位置から第1トレイ200へシートを収容する動作が行われる。具体的には、まず押出部材260が、ステップS204以降後退し続けた結果、第1ガイド部材270の直下まで到達する。このとき、図8に示されているように、押出部材260の引っ掛け部材261が第1ガイド部材270のフック277に結合する。押出部材260はこの結合状態を維持したまま更に後退し続けて、第1トレイ200の載置面の縁からその外側へ退避する。押出部材260のこの退避動作に伴い、第1ガイド部材270は第1トレイ200の上方の領域から押し出される。第1ガイド部材270のこの退避動作に同期して、第2制御部300は保持部330に保持部材241−244のうち、第1トレイ200の載置面から突出していたものをその載置面の中へ退避させる。第1ガイド部材270と保持部材241等との退避の結果、第1ガイド部材270の上面に保持されていたシートは支えを失うので第1トレイ200の載置面へ落下して第1トレイ200に収容される。その後、処理はステップS206へ進む。
[実施形態の利点]
本発明の実施形態による後処理装置150では上記のとおり、押出部材260が第1トレイ200の上を往復する間、第1ガイド部材270がMFP100から新たに排紙されるシートNSHを押出部材260の上方で保持する。第1ガイド部材270は、押出部材260の移動する空間SPCよりも上方に位置するので、その新たなシートNSHは、押出部材260に押し出されない位置で待機する。その後、第1ガイド部材270は、第1トレイ200の載置面から退避する押出部材260に結合することにより、第1トレイ200の載置面の上方の領域から退避する。その結果、第1ガイド部材270に保持されていたシートNSHは支えを失って第1トレイ200の載置面へ落下する。このように、このシートNSHは、押出部材260が第1トレイ200の載置面から退避しない限り、第1ガイド部材270の上から第1トレイ200へは移動しない。したがって、このシートNSHには、押出部材260に巻き込まれる危険性がない。
[変形例]
(A)図1に示されている画像形成装置100はMFPである。本発明の実施形態による画像形成装置はその他に、レーザープリンター、インクジェットプリンター、ファクシミリ、またはコピー機等のいずれであってもよい。
(D)第1トレイ200の揺動にはリフトモーター204とカム機構205とが利用される。これらの他にも、第1トレイ200の載置面を上下方向に移動させることが可能な機構であれば、その載置面を、MFP100から排紙されたシートを収容する期間と、収容されたシートを第2トレイ210へ押し出す期間とで変位させる機構として利用可能である。
(I)押出部材260に対する駆動機構としてプーリーとワイヤーとの組み合わせが利用される。その他にたとえば、ねじ送り機構が利用されてもよい。また、押出部材260に対する駆動機構と同様なものが、整合部材221、222、または搬送部材231、232に対して利用されてもよい。
第1ガイド部材の退避にいずれの駆動源が利用される場合でも、また、第1ガイド部材に保持されたシートを第1トレイへ移動させるのに如何なる機構が利用される場合でも、押出部材が第1トレイの上から退避する時点以後にそのシートが第1トレイへ移動しさえすればよい。これにより、そのシートには、押出部材に巻き込まれる危険性はない。
(O)押さえ部材290は第1ガイド部材270の先端部272の上方に設置され、図16、図17に示されているように、第1ガイド部材270が保持する待機中のシートNSHを上から押さえて安定させる。この押さえ部材290に加えて、またはそれに代えて、別の部材が待機中のシートNSHの安定化に利用されてもよい。
付勢部材400は板状の片持ち梁であり、基端部が排紙口42の上部の覆い401に支持され、先端部が、第1トレイ200のFD方向(X軸方向)の端部のうち、排紙口42に近い方の上方に延びている。付勢部材400は少なくとも一部にバネまたはエラストマ等の弾性部材を含み、その弾性変形によって先端部が上下方向、すなわち第1トレイ200の載置面の法線方向(図22に示されているZ軸方向)に変位可能である。付勢部材400はその弾性部材に加え、またはそれに代えて、基端部を軸として揺動可能であり、その揺動によって先端部を上下に変位させてもよい。この場合、付勢部材400は更にバネ等の付勢手段を含む。先端部が所定の高さを超えて変位するとき、その付勢手段の復元力が先端部を下げる向きに働く。
図16、図17に示されているように、第1トレイ200の載置面が水平に保たれている間、排紙口42から排紙されるシートNSHは第2ガイド部材280によって第1トレイ200の載置面から逸らされて、それよりも上方へ向かう。第1保持部材411、412はこのシートNSHを、図16、図17に示されている第1保持部材241、242と同様に第1ガイド部材270の先端部272へ移動させる。したがって、このシートNSHは付勢部材400の先端部を押し上げて第1ガイド部材270の先端部272の上面へ移動する。このとき、付勢部材400には上記の弾性部材または付勢手段の復元力が働くので、その先端部がシートNSHを上から第1保持部材411、412の上面に向かって押さえ付ける。これにより、そのシートNSHと第1保持部材411、412の上面との間の摩擦力が増大するので、そのシートNSHが第1ガイド部材270の上面に安定に保持される。特に立壁211の近傍においてそのシートNSHの角が上から垂れ下がり、第1トレイ200から第2トレイ210へ移動するシートの束の上面に接触しても、その角がその上面から受ける摩擦力よりも、シートNSHが第1保持部材411、412の上面から受ける摩擦力の方が大きい。それ故、シートNSHは、第1トレイ200から第2トレイ210へ移動するシートの束に引き摺られることなく、第1ガイド部材270の上面に安定に留まる。
42 排紙口
150 後処理装置
200 第1トレイ
210 第2トレイ
221 第1整合部材
222 第2整合部材
231 第1搬送部材
232 第2搬送部材
241、242 第1保持部材
243、244 第2保持部材
250 加工部
260 押出部材
270 第1ガイド部材
280 第2ガイド部材
290 押さえ部材
Claims (15)
- 画像形成装置の排紙部から排紙されるシートに対して後処理を行う装置であり、
前記排紙部から第1方向へ排紙されるシートが収容される第1トレイと、
前記第1トレイの上で前記第1方向と交差する第2方向へ移動して、前記第1トレイに収容されたシートを前記第2方向へ押し出し、当該シートを押し出した後に前記第1トレイの上から退避する押出部材と、
前記押出部材によって前記第1トレイから押し出されたシートが積載される第2トレイと、
前記排紙部から新たに排紙されたシートの少なくとも一部を前記押出部材の上方で保持することにより当該シートを、前記押出部材に押し出されない位置に待機させ、前記押出部材が前記第1トレイの上から退避する時点以後に当該シートを前記第1トレイに収容させる第1ガイド部材と、
を備えた後処理装置。 - 前記第1ガイド部材は、前記押出部材が前記第1トレイの上を移動する間、保持すべきシートの下に位置し、当該シートを前記第1トレイへ移動させる際、当該シートの下から退避する
ことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。 - 前記第1ガイド部材は、保持しているシートを前記第1トレイへ移動させる動作を、前記押出部材が前記第1トレイの上から退避する動作に連動させる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の後処理装置。 - 前記第1ガイド部材は、保持しているシートを前記第1トレイへ移動させた後、前記押出部材が前記第1トレイの上を次に移動し始めるまで前記第1トレイの上方に位置して、前記排紙部から新たに排紙されるシートが前記第1トレイの上方へ逸れるのを阻止する
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の後処理装置。 - 前記第1ガイド部材は前記第1方向の端部のうち、前記排紙部に近い方を前記第1方向に対して傾斜させることが可能であり、前記排紙部に近い方の端部の傾きを、前記排紙部から排紙されるシートが前記第1トレイに収容されるときと、前記排紙部から排紙されるシートが待機するときとで異なる角度に変更する
ことを特徴とする請求項4に記載の後処理装置。 - 前記第1トレイに対して前記排紙部とは反対側に位置し、前記第1トレイに収容されたシートを加工する加工部と、
前記第1トレイに対して前記排紙部と同じ側で前記第1方向へ移動して、前記第1トレイに収容されたシートを前記第1方向へ搬送する搬送部材と、
を更に備え、
前記第1ガイド部材は、保持しているシートを前記第1トレイへ移動させた後、前記押出部材が前記第1トレイの上を次に移動し始めるまで前記第1トレイの上方に位置して、前記搬送部材によって搬送されるシートが前記加工部から逸れるのを阻止する
ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の後処理装置。 - 前記第1トレイに対して前記排紙部とは反対側に位置し、前記第1トレイに収容されたシートを加工する加工部
を更に備え、
前記第1ガイド部材は、
前記第1トレイの上方において前記加工部と隣接する領域に配置可能であり、前記領域に配置されたときに前記加工部との間に、前記排紙部から排紙されるシートが入り込めない程度の隙間しか開かない形状を持つガイド面
を含む請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の後処理装置。 - 前記第1ガイド部材は、保持しているシートを前記第1トレイへ移動させた後、前記押出部材が前記第1トレイの上を次に移動し始めるまで前記第1トレイの上方に位置し、前記ガイド面を利用して、前記排紙部から排紙されるシートが前記加工部から逸れるのを阻止する
ことを特徴とする請求項7に記載の後処理装置。 - 前記第1トレイは前記第1方向に対する傾きを、前記排紙部から排紙されるシートを収容する期間と、前記押出部材が前記第1トレイの上を移動する期間とで異なる角度に変更可能であり、
前記第1ガイド部材は、前記押出部材が前記第1トレイの上から退避したとき、次に前記第1トレイが前記第1方向に対する傾きを変更する動作に連動して前記第1トレイの上方へ移動する
ことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の後処理装置。 - 前記排紙部から排紙されたシートを前記押出部材の上方へ移動させるための第2ガイド部材
を更に備え、
前記第1トレイは前記第1方向に対する傾きを、前記排紙部から排紙されるシートを収容する期間と、前記押出部材が前記第1トレイの上を移動する期間とで異なる角度に変更可能であり、
前記第2ガイド部材は、前記排紙部から排紙されるシートを前記第1トレイが収容する期間では当該シートの移動を妨げず、当該期間が終了したとき、次に前記第1トレイが前記第1方向に対する傾きを変更する動作に連動して、前記排紙部から排紙されたシートを前記押出部材の上方へ移動させる動作を開始する
ことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の後処理装置。 - 前記第1トレイは、
前記押出部材が前記第1トレイの上を移動する間前記第1トレイの上に位置して、前記第1トレイに収容されたシートを前記第1方向またはその逆方向へ逸れないように保持すると共に、前記排紙部から新たに排紙されるシートを前記押出部材の上方へ逸らして、当該シートが、前記第1トレイに収容されたシートに接触するのを阻止し、前記押出部材が前記第1トレイの上から退避する時点以後に前記第1トレイの上から退避する保持部材
を含む請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の後処理装置。 - 前記保持部材は、前記押出部材の上方へ逸らすべきシートと接触する部分に、
シートに対する摩擦係数がシート間の摩擦係数よりも高い高摩擦部材
を含む請求項11に記載の後処理装置。 - 前記保持部材によって前記押出部材の上方へ逸らされたシートの表面を前記保持部材に向けて加圧する付勢部材
を更に備えた請求項11または請求項12に記載の後処理装置。 - 前記第2方向は前記第1方向と直交する
ことを特徴とする請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の後処理装置。 - シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって画像が形成されたシートを排紙する排紙部と、
を有する画像形成装置に、
前記排紙部から排紙されるシートに対して後処理を行う後処理装置、
を加えた画像形成システムであり、
前記後処理装置は、
前記排紙部から第1方向へ排紙されるシートが収容される第1トレイと、
前記第1トレイの上で前記第1方向と交差する第2方向へ移動して、前記第1トレイに収容されたシートを前記第2方向へ押し出し、当該シートを押し出した後に前記第1トレイの上から退避する押出部材と、
前記押出部材によって前記第1トレイから押し出されたシートが積載される第2トレイと、
前記排紙部から新たに排紙されたシートの少なくとも一部を前記押出部材の上方で保持することにより当該シートを、前記押出部材に押し出されない位置に待機させ、前記押出部材が前記第1トレイの上から退避する時点以後に当該シートを前記第1トレイに収容させる第1ガイド部材と、
を有する画像形成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014142451A JP6390224B2 (ja) | 2014-07-10 | 2014-07-10 | 後処理装置、およびそれを備えた画像形成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014142451A JP6390224B2 (ja) | 2014-07-10 | 2014-07-10 | 後処理装置、およびそれを備えた画像形成システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016016967A true JP2016016967A (ja) | 2016-02-01 |
JP2016016967A5 JP2016016967A5 (ja) | 2017-08-17 |
JP6390224B2 JP6390224B2 (ja) | 2018-09-19 |
Family
ID=55232465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014142451A Active JP6390224B2 (ja) | 2014-07-10 | 2014-07-10 | 後処理装置、およびそれを備えた画像形成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6390224B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11147655A (ja) * | 1997-11-18 | 1999-06-02 | Nisca Corp | シート処理装置およびシート処理方法 |
JPH11292377A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-26 | Nisca Corp | シート集積処理装置 |
JP2001114447A (ja) * | 1999-10-15 | 2001-04-24 | Juki Corp | 帳票の搬送装置 |
JP2004123332A (ja) * | 2002-10-03 | 2004-04-22 | Canon Inc | シート後処理装置及び該装置を備えた画像形成装置 |
US20110062647A1 (en) * | 2009-09-15 | 2011-03-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet Processing Apparatus and a Sheet Processing Method |
-
2014
- 2014-07-10 JP JP2014142451A patent/JP6390224B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11147655A (ja) * | 1997-11-18 | 1999-06-02 | Nisca Corp | シート処理装置およびシート処理方法 |
JPH11292377A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-26 | Nisca Corp | シート集積処理装置 |
JP2001114447A (ja) * | 1999-10-15 | 2001-04-24 | Juki Corp | 帳票の搬送装置 |
JP2004123332A (ja) * | 2002-10-03 | 2004-04-22 | Canon Inc | シート後処理装置及び該装置を備えた画像形成装置 |
US20110062647A1 (en) * | 2009-09-15 | 2011-03-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet Processing Apparatus and a Sheet Processing Method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6390224B2 (ja) | 2018-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4580431B2 (ja) | 後処理装置 | |
EP2952460B1 (en) | Sheet processing device and image forming apparatus including the same | |
JP2006248686A (ja) | シート後処理装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP4137896B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011111238A (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP6128098B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP4638517B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP6390224B2 (ja) | 後処理装置、およびそれを備えた画像形成システム | |
CN101323403A (zh) | 纸张处理设备和设置有纸张处理设备的图像形成设备 | |
JP6365023B2 (ja) | シート収容装置、およびそれを備えた画像形成システム | |
JP2006219286A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6361580B2 (ja) | シート後処理装置、及び、画像形成装置 | |
JP4594406B2 (ja) | 後処理装置 | |
JP7306146B2 (ja) | シート後処理装置およびそれを備えた画像形成システム | |
US11174118B2 (en) | Paper stacking device and image forming system | |
JP6079727B2 (ja) | シート後処理装置および画像形成システム | |
JP6442991B2 (ja) | 後処理装置、およびそれを備えた画像形成システム | |
JP2002087685A (ja) | 画像形成装置の用紙排出装置 | |
JP5771654B2 (ja) | シート処理装置 | |
JP6432286B2 (ja) | 後処理装置、およびそれを備えた画像形成システム | |
US11214451B2 (en) | Sheet container, sheet feeding incorporating the sheet container, and image forming apparatus incorporating the sheet container | |
JP2016098054A (ja) | 後処理装置、およびそれを備えた画像形成システム | |
JP2006219224A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005206310A (ja) | 用紙整合装置およびこの装置が適用された画像形成装置 | |
JP2007314293A (ja) | 整合ユニットおよびこれを備えた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170707 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170707 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6390224 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |