JP2016015925A - アドバンテームを含有するタバコ - Google Patents

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Abstract

【課題】タバコ本来の香喫味を減少させることなく、喫煙時の喉への刺激や口内のイガイガ感などを低減して、風味が改善されたタバコを提供する。
【解決手段】高甘味度甘味料であるアドバンテームを、タバコに含有・添加することで、タバコの風味を改善する。
【選択図】なし

Description

本発明は、アドバンテームを含有するタバコ、及びタバコにアドバンテームを添加するタバコの風味改善方法に関する。
タバコの煙には2000種類以上の化学物質が含まれており、その内には発癌性物質などの有害物質も含まれている。
そのため、最近のタバコは、喫煙が健康に及ぼす害を軽減させるために、低タール、低ニコチン化の傾向にある。
タールとニコチンを抑える方法として、タバコの葉を改良して低ニコチンの葉をつくる、タバコにフィルターをつけるなどの方法が採られているが、タールやニコチンを抑える方法は、タバコ本来の香喫味を損なうことがある。
一方、タバコを燃焼させると、特有の香喫味を発散させると同時に、葉タバコ特有の青臭み、生臭みのような異臭、及び渋味、苦味のような嫌味が発生してくる。
さらに、タバコには、喫煙時の喉への刺激や口内のイガイガ感などがあり、これは一酸化炭素、アンモニア、ホルムアルデヒドなどのアルデヒド類が、呼吸器官の粘膜を刺激するためであり、タバコが敬遠される一因ともなっている。
タバコの風味を改善する方法として、種々の提案がなされている。
特許文献1では、巻紙や刻みタバコ葉の燃焼される部分や、吸口フィルター部分に、天然産腐植質アロフェン土粒子を存在させたマイルド化タバコが提案されている。
特許文献2では、塩基性リン酸カルシウム粉末を、混合もしくは表面に吸着させたタバコの葉からなるタバコが提案されている。
さらに、特許文献3では、バニラ様の香気香味特性を有するp−ヒドロキシベンジルアルキルエーテルを有効成分として含有するたばこ香喫味改善剤が提案され、各種のたばこ葉の青臭み、生臭み、薬品臭などの異臭、セルロース分解臭などの異臭、渋味、苦味、辛味、いやみなどの異味および鼻、喉、口などに対する刺激、えぐみ、喉ごし、煙のきめの粗さが抑えられ、たばこらしい本来の香気香味が素直にでて香喫味がやわらかくふくらみ、煙量感を増すなど多くの優れた効果を有することが開示されている。
また、高甘味度甘味料を用いた方法も提案されており、特許文献4では、ショ糖の約3000倍の甘味を有する高甘味度甘味料であるソーマチンを、その甘味限界値以下の量で、紙巻タバコなどの喫煙品の内部に添加することで、タバコの喫味がより滑らかに、より丸くなり、口ざわりの悪いざらつきが少なくなるなど、タバコの喫味が向上することが開示されている。
特許文献5には、ショ糖の約600倍の甘味を有する高甘味度甘味料であるスクラロースを、タバコ葉に配合若しくは含浸させることにより、タバコの味にまろやかさが付与されるとともに、こくがあり、風味のよいタバコを調製できることが開示されている。
一方、アドバンテーム(化学名:N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン 1−メチルエステル)は、特許文献6の表1において、化合物番号1で示されるもので、ソーマチンやスクラロースなどと同じ高甘味度甘味料であって、スクラロースの30倍以上の甘味、ショ糖の約20,000倍の甘味を有するものである。
特許文献7には、アドバンテームを用いた良好な甘味を有するヨーグルト及びその製造方法が開示されている。
しかしながら、これらの特許文献のいずれにも、タバコにアドバンテームを含有・添加することにより、タバコの風味が改善できることは、記載も示唆もされていない。
特開平9−236号公報 特開2000−287667号公報 特開平8−107781号公報 特開昭58−5178号公報 WO2000/24273号公報 特許第3959964号公報 特開2012−200198号公報
特許文献1及び2に記載の方法は、タバコの煙中の有害物質を除去するためのものであり、タールやニコチンなどの成分を大幅に減少させてしまうと、香喫味なども低下してしまうため、タバコの風味を改善するには十分とはいえなかった。
特許文献3に記載の方法は、有効成分がバニラ様の香気香味特性を有するものであるため、香気香味を必要としない喫煙者が満足できるタバコには適用できるものではなかった。
また、特許文献4及び5に記載の高甘味度甘味料であるソーマチンやスクラロースを用いる方法でも、タバコの風味を十分に改善することはできなかった。
本発明者らは、上記従来技術の問題点に鑑み、鋭意研究を重ねていたところ、高甘味度甘味料であるアドバンテームをタバコに含有・添加することにより、タバコ本来の香喫味を減少させることなく、煙のイガイガ感が軽減される、後味がスッキリする、タバコの味が濃くなる(特に低タール含有タバコの場合)、口当たりがやわらかくなり後味がマイルドになる(特に高タール含有タバコの場合)、タバコに香料が配合されている場合には、その香味がエンハンスされてタバコの風味が濃くなるなど、タバコの風味を顕著に改善できることを見出した。
本発明は、下記に掲げるタバコに関するものである。
項1−1.アドバンテームを含有することを特徴とするタバコ。
項1−2.アドバンテームをタバコ1本当たり0.005〜0.3mg含有する、項1−1記載のタバコ。
項2−1.タバコのフィルター部分に、アドバンテームを含有することを特徴とするタバコ。
項2−2.タバコのフィルター部分に、アドバンテームを0.005〜0.3mg含有する、項2−1記載のタバコ。
項3−1.タバコの巻紙に、アドバンテームを含有することを特徴とするタバコ。
項3−2.タバコの巻紙に、アドバンテームを0.005〜0.3mg含有する、項3−1記載のタバコ。
項4−1.タバコの葉に、アドバンテームを含有することを特徴とするタバコ。
項4−2.タバコの葉に、アドバンテームを0.005〜0.3mg含有する、項4−1記載のタバコ。
また、本発明は下記に掲げるタバコの風味改善方法に関するものである。
項5−1.タバコにアドバンテームを添加することを特徴とするタバコの風味改善方法。
項5−2.アドバンテームをタバコ1本当たり0.005〜0.3mg添加する、項5−1記載のタバコの風味改善方法。
項6−1.タバコのフィルター部分に、アドバンテームを添加することを特徴とするタバコの風味改善方法。
項6−2.タバコのフィルター部分に、アドバンテームを0.005〜0.3mg添加する、項6−1記載のタバコの風味改善方法。
項7−1.タバコの巻紙に、アドバンテームを添加することを特徴とするタバコの風味改善方法。
項7−2.タバコの巻紙に、アドバンテームを0.005〜0.3mg添加する、項7−1記載のタバコの風味改善方法。
項8−1.タバコの葉に、アドバンテームを添加することを特徴とするタバコの風味改善方法。
項8−2.タバコの葉に、アドバンテームを0.005〜0.3mg添加する、項8−1記載のタバコの風味改善方法。
さらに、本発明は下記に掲げるタバコのフィルターに関するものである。
項9−1.アドバンテームを含有することを特徴とするタバコのフィルター。
項9−2.アドバンテームを0.005〜0.3mg含有する、項9−1記載のタバコのフィルター。
アドバンテームをタバコに含有・添加することにより、煙のイガイガ感が軽減される、後味がスッキリする、タバコの味が濃くなる(特に低タール含有タバコの場合)、口当たりがやわらかくなり後味がマイルドになる(特に高タール含有タバコの場合)、タバコに香料が配合されている場合には、その香味がエンハンスされてタバコの風味が濃くなる、などの優れた効果を奏する。
本発明に使用されるアドバンテーム(化学名:N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン 1−メチルエステル)は、ショ糖の約20,000倍の甘味を有する高甘味度甘味料であり、味の素株式会社で開発されたもので、既に甘味料としてオーストラリアなどで認可されており、最近日本においても食品添加物として指定され、使用が認可されたものである。
アドバンテームは、例えば、前記特許文献6の実施例1に記載された製法に従って、製造することができる。
アドバンテームは、水やエタノールなどの溶媒に溶解して用いることができる。
本発明は、アドバンテームを含有することを特徴とするタバコに関するものであり、アドバンテームを含有する部分によって、次の3つの実施態様がある。
(1)タバコのフィルター部分に、アドバンテームを含有することを特徴とするタバコ。
(2)タバコの巻紙に、アドバンテームを含有することを特徴とするタバコ。
(3)タバコの葉に、アドバンテームを含有することを特徴とするタバコ。
これら3つのいずれの実施態様においても、タバコの風味を改善するために、タバコに含有されるアドバンテームの量は、タバコ1本当たり0.005〜0.3mg、好ましくは0.01〜0.2mg、より好ましくは0.02〜0.1mgである。
タバコ1本当たりに含有されるアドバンテームの量が0.005mgより少ないと、タバコの風味を改善する効果が十分ではなく、逆に0.3mgより多いと、アドバンテームの後に残る甘味が感じられるようになり、タバコ本来の味質が損なわれるので、いずれも好ましくない。
本発明の第1の実施態様は、タバコのフィルター部分に、アドバンテームを含有することを特徴とするタバコである。
第1の実施態様で使用されるタバコは、フィルター付き紙巻タバコ(口付紙巻タバコ)である。
フィルター付き紙巻タバコは、刻みタバコを巻紙で軸状に巻いたタバコ部と、タバコ部の一端にニコチンやタールなどをろ過・吸着する作用を備えたろ過材を、巻紙で軸状に巻いたフィルター部を連結させたものであり、現在紙巻タバコの大半は、このフィルター付き紙巻タバコである。
フィルター付き紙巻タバコは、一端が着火部で他端が吸い口部になっており、喫煙者が着火部に着火し、吸い口部から吸引することで、タバコ部の着火部位からの煙流が、タバコ部とフィルター部の結合面を介してフィルター部内に流入し、ろ過材の作用によってニコチンやタールなどが減少した煙流が、吸い口部から喫煙者の口腔内に流入するようになっている。
フィルターの材質としては、香喫味が良好であり、煙中の固体や液体に対するろ過作用があり、ニコチンやタールなどの適切な吸着能力を有するセルロースアセテートなどが用いられる。
アドバンテームを紙巻タバコのフィルター部分に含有させる場合は、アドバンテームの甘味を感じないように、フィルターの直接口に接しない部分に含有させるのが好ましい。
タバコの風味を改善するために、フィルター部分に含有させるアドバンテームの量は、上記の通りである。
フィルター部分にアドバンテームを含有させる方法としては、例えば(1)アドバンテームをエタノールなどに溶解させて、アドバンテーム溶液を調製し、その溶液にフィルターを漬けてフィルターにアドバンテーム溶液を含浸させ、その後、温風などを吹き込んで乾燥させる方法、(2)上記アドバンテーム溶液をフィルターに噴霧し、その後、温風などを吹き込んで乾燥させる方法、(3)アドバンテームを含有するマイクロカプセルを、例えばWО2012/049880に記載の方法で製造し、フィルターに含有させる方法などを挙げることができる。
さらに、本発明は、このようにして製造されたアドバンテームを含有することを特徴とするタバコのフィルターにも関するものである。
本発明のタバコは、このようにして製造したアドバンテームを含有するタバコ用フィルターと、タバコの葉とを一体的に巻紙を用いて巻き付ける、あるいは、タバコ用フィルターを、プラスチック製の筒状ケースの内部に装填したタバコ用パイプを、タバコに取り付けるなどして製造することができる。
本発明の第2の実施態様は、タバコの巻紙に、アドバンテームを含有することを特徴とするタバコである。
第2の実施態様で使用されるタバコは、フィルター付き紙巻タバコ(口付紙巻タバコ)、及び刻みタバコを巻紙で軸状に巻いた両切り紙巻タバコである。
巻紙(ライスペーパー)に使用するパルプは、通常のタバコ用巻紙に使用できるものであれば特に限定されず、広葉樹、針葉樹などの木本類パルプ、亜麻、麻類等の草本類パルプおよびこれらの混合物が挙げられる。
巻紙には、通常の巻紙に使用できる添加剤、例えば、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酒石酸ナトリウム、酒石酸カリウムのようなカルボン酸を含む燃焼調節剤や、リン酸ナトリウムを含む物性改善剤を添加することができる。
アドバンテームをタバコの巻紙に含有させる場合は、巻紙の燃焼しない部分で、かつアドバンテームの甘味を感じないように、フィルター付き紙巻タバコであれば、巻紙のフィルターに近い部分、また、両切り紙巻タバコであれば、燃焼しない部分で、かつ巻紙のタバコの吸い口から例えば2〜3cm離れた部分に含有させるのが好ましい。
アドバンテームをタバコの巻紙に含有させる方法としては、例えば、第1の実施態様と同様に、アドバンテーム溶液を調製し、その溶液をタバコの巻紙に噴霧するか又は塗布して、巻紙にアドバンテーム溶液を含浸させ、その後、温風などを吹き込んで乾燥させる方法を採ることができる。
タバコの風味を改善するために、巻紙に含有させるアドバンテームの量は、上記の通りである。
本発明のタバコは、このようにして製造したアドバンテームを含有する巻紙を、タバコの葉に巻き付けて製造することができる。
本発明の第3の実施態様は、タバコの葉に、アドバンテームを含有することを特徴とするタバコである。
第3の実施態様で使用されるタバコは、紙巻タバコ(フィルター付き及び両切りを含む)、及び葉巻が挙げられる。
アドバンテームをタバコの葉(刻みタバコ葉)に含有させる場合は、タバコの葉の燃焼しない部分で、かつアドバンテームの甘味を感じないように、タバコの吸い口から例えば2〜3cm離れた部分に含有させるのが好ましい。
アドバンテームをタバコの葉に含有させる方法としては、例えば、第1の実施態様と同様に、アドバンテーム溶液を調製し、その溶液をタバコの葉に噴霧するなどして、タバコの葉にアドバンテーム溶液を含浸させ、その後、温風などを吹き込んで乾燥させる方法を採ることができる。
タバコの風味を改善するために、タバコの葉に含有させるアドバンテームの量は、上記の通りである。
本発明のタバコは、例えば紙巻タバコであれば、このようにして製造したアドバンテームを含有するタバコの葉に、巻紙を巻き付けて製造することができる。
その他、本発明のアドバンテームを含有するタバコには、喫煙者の多様な嗜好に応じるため、メントール、ココア、チョコレート、コーヒー、バニラ、ミント、ココナッツミルク、チェリー、オレンジ、青リンゴ、イチゴなどの香料を添加することができる。
さらに、本発明の効果を損なわない程度に、アドバンテーム以外の高甘味度甘味料、香料、防腐剤、安定化剤などを含んでいてもよい。
また、本発明は、タバコにアドバンテームを添加することを特徴とするタバコの風味改善方法に関するものであり、アドバンテームを添加する部分によって、次の3つの実施態様がある。
(1)タバコのフィルター部分に、アドバンテームを添加することを特徴とするタバコの風味改善方法。
(2)タバコの巻紙に、アドバンテームを添加することを特徴とするタバコの風味改善方法。
(3)タバコの葉に、アドバンテームを添加することを特徴とするタバコの風味改善方法。
これら3つの実施態様のいずれにおいても、アドバンテームを添加することにより、タバコの味が濃くなる(特に低タール含有タバコの場合)、口当たりがやわらかくなり後味がマイルドになる(特に高タール含有タバコの場合)、タバコに香料が配合されている場合にはその香味がエンハンスされてタバコの風味が濃くなる、煙のイガイガ感が軽減される、後味がスッキリする、などのタバコの風味改善効果が奏される。
タバコの風味を改善するために、添加されるアドバンテームの量は、これら3つの実施態様のいずれにおいても、タバコ1本当たり0.005〜0.3mg、好ましくは0.01〜0.2mg、より好ましくは0.02〜0.1mgである。
添加されるアドバンテームの量が0.005mgより少ないと、タバコの風味を改善する効果が十分ではなく、逆に0.3mgより多いと、アドバンテームの後に残る甘味が感じられるようになり、タバコ本来の味質が損なわれるので、いずれも好ましくない。
これら3つの実施態様において、アドバンテームを添加するタバコの部分や、タバコにアドバンテームを添加する方法は、いずれも上記した通りである。
以下、本発明の内容を以下の実施例を用いて具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
(試験例1)
アドバンテームを95%エタノール溶液に溶解させ、0.2 W/V %アドバンテーム溶液を調製した。
調製したアドバンテーム溶液20μl(アドバンテーム0.04mg含有)を、マイクロシリンジを用いて、表1の各種市販タバコのフィルター部分に注入した。
フィルターを口に銜えた時点で甘味が感じられないように、アドバンテーム溶液はフィルターの中央部分に留まるようにした。
アドバンテームを添加した各種タバコ(実施例1〜7)は、50℃の温風で30分間乾燥させた。
各種タバコの評価は、アドバンテームを含まない95%エタノール溶液のみを20μl添加したそれぞれのタバコと比較して行ない、4名のパネルの共通した評価コメントを表2に示した。
(試験例2)
表1のタバコ市販品Cに、95%エタノール溶液を用いてアドバンテームを表3の各濃度に調製したものを、表3の各量を添加して、各種アドバンテーム添加量での効果を確認した。
タバコ市販品Cへのアドバンテームの添加方法は、フィルター部分に試験例1と同様に行ない、評価は4名のパネルで、アドバンテームを含まない95%エタノール溶液のみを20μl添加したタバコ市販品Cと比較して、次のように評価し、結果を表4に示した。
○:効果有り △:やや効果有り ×:効果なし
(試験例3)
表1のタバコ市販品Bに、表5の各種高甘味度甘味料を添加し、効果を確認した。
各種高甘味度甘味料は、付与する甘味が等しくなるように、濃度を調製して60%エタノール溶液に溶解した。
タバコ市販品Bへの各種高甘味度甘味料の添加方法は、試験例1と同様に、フィルター部分に各20μlを添加して行ない、評価は各種高甘味度甘味料を含まない60%エタノールのみを20μl添加したタバコ市販品Bと比較して、試験例2と同様に行なって、結果を表5に示した。
*甘草抽出物:池田糖化工業(株)
アドバンテームを添加した実施例11のタバコは、他の高甘味度甘味料を添加した比較例1〜5のタバコに比べて、すっきりとした後味を付与しており、吸いやすさが向上していた。
本発明により、タバコの風味が改善されるので、タバコのさらなる使用が促進される。












Claims (6)

  1. アドバンテームを含有することを特徴とするタバコ。
  2. アドバンテームをタバコ1本当たり0.005〜0.3mg含有する、請求項1記載のタバコ。
  3. タバコにアドバンテームを添加することを特徴とするタバコの風味改善方法。
  4. アドバンテームをタバコ1本当たり0.005〜0.3mg添加する、請求項3記載のタバコの風味改善方法。
  5. アドバンテームを含有することを特徴とするタバコのフィルター。
  6. アドバンテームを0.005〜0.3mg含有する、請求項5記載のタバコのフィルター。

























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