JP2016015883A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチ素子に発生する損失を低減可能な3レベル電力変換装置を提供する。【解決手段】3レベル電源に接続される第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジを備える3レベル電力変換装置において、第1のハーフブリッジまたは第2のハーフブリッジのいずれか一方のハーフブリッジが3レベル電源の高電位,中間電位,低電位のいずれかを出力するとともに、他方のハーフブリッジが3レベル電源の中間電位を出力することにより、両ブリッジの出力端子間に交流電圧を出力するハーフブリッジ動作モードを有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、直流電圧を交流電圧に変換する電力変換装置に係り、特に、単相3レベル電力変換装置の低損失化に関する。
直流電力を交流電力に変換するインバータ装置に対して、波形ひずみを低減する観点から3レベルインバータ方式が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2。)。以下に、単相3レベルインバータの従来例として、特許文献1および特許文献2に開示されている回路の構成とその動作を、図9〜図11を参照して説明する。
図9は、特許文献1に開示されている単相3レベルインバータの回路構成図である。単相3レベルインバータは、制御部6aがインバータ回路3aを構成するスイッチ素子のオン/オフ状態を制御して、電源1の直流電圧2Eを単相交流電圧に変換し、この単相交流電圧を負荷5に供給するものである。
図9において、電源1の両端にはコンデンサC1とコンデンサC2とが直列に接続される。コンデンサC1とコンデンサC2は第1の直流電源と第2の直流電源を構成する。電源1の電圧を2Eとすると、コンデンサC1とコンデンサC2の電圧は、それぞれEである。また、電源1の両端には電圧検出器2が接続され、電圧検出器2により電源1の電圧2Eが検出される。
次に、コンデンサC1とコンデンサC2とからなる直列回路の両端には、スイッチ素子1u〜4uを直列に接続した直列回路が接続されている。この直列回路を構成するスイッチ素子1u〜4uには、それぞれ逆並列にダイオード1x〜4xが接続されている。また、スイッチ素子1uと2uの接続点と、スイッチ素子3uと4uの接続点との間には、ダイオード5xと6xが直列に接続されている。さらに、ダイオード5xと6xの接続点は、コンデンサC1とC2の接続点に接続されている。
また、コンデンサC1とコンデンサC2とからなる直列回路の両端には、スイッチ素子1v〜4vを直列に接続した直列回路が接続されている。この直列回路を構成するスイッチ素子1v〜4vには、それぞれ逆並列にダイオード1y〜4yが接続されている。また、スイッチ素子1vと2vの接続点と、スイッチ素子3vと4vの接続点との間には、ダイオード5yと6yが直列に接続されている。さらに、ダイオード5yと6yの接続点は、コンデンサC1とC2の接続点に接続されている。
ここで、スイッチ素子1u〜4uとダイオード1x〜6xは、第1のハーフブリッジを構成する。スイッチ素子1v〜4vとダイオード1y〜6yは、第2のハーフブリッジを構成する。さらに、第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジはインバータ回路3aを構成する。
スイッチ素子2uと3uの接続点をU端子とし、スイッチ素子2vと3vの接続点をV端子とする。U端子とV端子はインバータ回路3aの交流出力端子である。U端子とV端子の間には、電圧検出器4と負荷5とが並列に接続される。
次に、制御部6aは、スイッチ素子1u〜4u,1v〜4vのゲート信号を出力する。そのため、制御部6aは、出力電圧指令手段61と制御演算手段62と第1のPWM制御部63aとを備えている。
以下に、制御部6aの動作を説明する。まず、出力電圧指令手段61はインバータ回路3aが負荷に印加すべき電圧の指令値を出力する。
制御演算手段62は、電圧検出器4が検出する交流出力電圧と出力電圧指令手段61が出力する出力電圧指令とが一致するようにPI調節器などでAVR演算を行う。さらに、制御演算手段62は、前記AVR演算の結果を電圧検出器2が検出する直流入力電圧で除してPWM制御のための変調信号を演算する。
第1のPWM制御手段63aは、内部で生成するキャリア信号と制御演算手段62が出力する前記変調信号との大小比較を行って、スイッチ素子1u〜4u,1v〜4vのゲート信号を生成する。このゲート信号は、インバータ回路3aに出力される。
スイッチ素子1u〜4u,1v〜4vは前記ゲート信号によりオン/オフ制御される。その結果、インバータ回路3aのU,V端子間に所望の交流電圧が出力される。
図10は、図9に示したインバータ回路3aのU,V端子間に生じる出力電圧波形の一例を示す図である。単相3レベルインバータは、一般に10kHz程度のキャリア周波数で動作するため、出力電圧はより正弦波に近い波形となる。
表1は、スイッチ素子1u〜4u,1v〜4vのオン/オフ状態の組合せに対応してインバータ回路3aのU,V端子間に出力される電圧を示す表である。表1に示すモード1〜モード8を繰り返すことにより、インバータ回路3aのU,V端子間には、図10に示す波形の電圧が出力される。インバータ回路3aの出力電圧は、図10および表1に示すように、0,E,2E,−E,−2Eの5つのレベルとなる。

図11は、特許文献2に開示されている単相3レベルインバータの回路構成図である。図11の単相3レベルインバータは、制御部6bがインバータ回路3bを構成するスイッチ素子のオン/オフ状態を制御して、電源1の直流電圧2Eを単相交流電圧に変換し、この単相交流電圧を負荷5に供給するものである。
電源1およびコンデンサC1とC2とからなる第1の直流電源と第2の直流電源とは、図9に示した従来例と同一である。電源1の両端には、電圧検出器2が接続され、電源1の電圧2Eを検出している。
次に、コンデンサC1とコンデンサC2とからなる直列回路の両端には、スイッチ素子1uと4uとを直列に接続するとともに、その接続点と、コンデンサC1とC2との接続点との間に、逆耐圧を有するスイッチ素子2uと3uとを逆並列に接続した回路が接続されている。スイッチ素子1uと4uには、それぞれ逆並列にダイオード1xと4xが接続されている。
また、コンデンサC1とコンデンサC2とからなる直列回路の両端には、スイッチ素子1vと4vとを直列に接続するとともに、その接続点と、コンデンサC1とC2との接続点との間に、逆耐圧を有するスイッチ素子2vと3vとを逆並列に接続した回路が接続されている。スイッチ素子1vと4vには、それぞれ逆並列にダイオード1yと4yが接続されている。
ここで、スイッチ素子1u〜4uおよびダイオード1xと4xとは、第1のハーフブリッジを構成する。また、スイッチ素子1v〜4vおよびダイオード1yと4yとは、第2のハーフブリッジを構成する。さらに、第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジはインバータ回路3bを構成している。
スイッチ素子1uと4uの接続点をU端子とし、スイッチ素子1vと4vの接続点をV端子とする。U端子とV端子はインバータ回路3bの交流出力端子である。U端子とV端子との間には、電圧検出器4と負荷5とが並列に接続されている。
次に、制御部6bは、スイッチ素子1u〜4u,1v〜4vのゲート信号を出力する。そのため、制御部6bは、出力電圧指令手段61と制御演算手段62と第1のPWM制御部63bとを備えている。
以下に、制御部6bの動作を説明する。制御部6bのうち、出力電圧指令手段61と制御演算手段62は、図9に示した単相3レベルインバータと同じである。
第1のPWM制御手段63bは、内部で生成するキャリア信号と制御演算手段62が出力する変調信号との大小比較を行って、スイッチ素子1u〜4u,1v〜4vのゲート信号を生成する。このゲート信号によりスイッチ素子1u〜4u,1v〜4vのオン/オフ状態が制御され、インバータ回路3bのU,V端子間に所望の交流電圧が出力される。
表2は、インバータ回路3bを構成するスイッチ素子1u〜4u,1v〜4vのオン/オフ状態の組合せに対応してインバータ回路3bのU,V端子間に出力される電圧を示す表である。表2に示すモード1〜モード8を繰り返すことにより、インバータ回路3bのU,V端子間には、図10に示す波形と同じ波形の電圧が出力される。図10および表2に示すように、図11に示すインバータ回路3bの出力電圧も、0,E,2E,−E,−2Eの5つのレベルとなる。
特開2008−178284号公報 特開2007−28860号公報
しかしながら、上述した従来例では、交流出力電圧の高低に拘りなく、単相3レベルインバータはフルブリッジでスイッチング動作をする。すなわち、表1および表2に示すように、第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジを構成するすべてのスイッチ素子(1u〜4u,1v〜4v)が、オン/オフ状態を繰り返す。そのため、すべてのスイッチ素子に導通損失とスイッチング損失が発生し、また、すべてのダイオードに導通損失と逆回復損失が発生するという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、通常はフルブリッジ動作をする単相3レベルインバータを、交流出力電圧の基本波の振幅が第1の直流電源および第2の直流電源の電圧Eよりも低いとき、ハーフブリッジで動作させて、インバータ回路で生じる損失を低減することを目的とする。
本発明の電力変換装置は、3レベル電源に接続される第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジとからなる電力変換器を備え、第1のハーフブリッジまたは第2のハーフブリッジのいずれか一方のハーフブリッジが3レベル電源の高電位,中間電位,低電位のいずれかを出力するとともに、他方のハーフブリッジが3レベル電源の中間電位を出力することにより、両ブリッジの出力端子間に交流電圧を出力するハーフブリッジ動作モードを有することを特徴とする。
この電力変換装置は、さらに、第1のハーフブリッジまたは第2のハーフブリッジの両方が3レベル電源の高電位,中間電位,低電位のいずれかを出力することにより、両ブリッジの出力端子間に交流電圧を出力するフルブリッジ動作モードを有することができる。
電力変換装置がハーフブリッジ動作モードとフルブリッジ動作モードとを有する場合、電力変換器は、その交流出力電圧指令の振幅値が前記3レベル電源の1/2電圧値よりも小さいときは前記ハーフブリッジ動作モードで動作し、その交流出力電圧指令の振幅値が3レベル電源の1/2電圧値よりも大きいときはフルブリッジ動作モードで動作する。
本発明によれば、3レベル電力変換装置をハーフブリッジ動作させて所望の交流出力電圧を得ることができる。この場合に、フルブリッジ動作をさせる場合に比べて、スイッチング動作をするスイッチ素子の数を1/2にすることができる。これにより、電力変換回路に生じる損失を低減することができる。
特に、出力電圧を0Vから定格電圧の間で可変制御する用途や、直流入力電圧が大きく変動する用途で使用する3レベル電力変換装置において、上記効果を有効に発揮することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置の回路構成図。 第1の実施の形態に係る3レベルインバータの出力電圧波形。 第1の実施の形態においてモード1の動作を説明する図。 第1の実施の形態においてモード3の動作を説明する図。 本発明に係る第2の実施の形態に係る電力変換装置の回路構成図。 第2の実施の形態においてモード1の動作を説明する図。 第2の実施の形態においてモード3の動作を説明する図。 本発明に係る制御部の他の実施の形態を示すブロック図。 従来の電力変換装置の一例を示す回路構成図。 従来の電力変換装置の出力電圧波形を示す図。 従来の電力変換装置の他の一例を示す回路構成図。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8に基づいて詳細に説明する。なお、図1〜図8において、従来の電力変換装置の実施の形態の一例である図9,図11に示した構成要素と共通する要素には同符号を付し、その説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る単相3レベルインバータの構成を示す回路図である。この第1の実施の形態は、図9に示した従来の単相3レベルインバータのうち、制御部6aを制御部6a’とする点に特徴があり、他の構成要素は同じである。
以下、制御部6a’の構成およびその動作について説明する。制御部6a’は、制御部6aと同様、出力電圧指令手段61と制御演算手段62と第1のPWM制御部63aとを備えるとともに、さらに、第2のPWM制御部64aとゲート信号選択部65とを備えている。
ここで、第1のPWM制御部63aは、図9に示した従来の単相3レベルインバータと同様、制御演算手段62が出力する変調信号を入力とし、インバータ回路3aを構成するスイッチ素子1u〜4u、1v〜4vをフルブリッジでオン/オフ制御するためのゲート信号を生成する。
また、第2のPWM制御部64aは、制御演算手段62が出力する変調信号を入力とし
、インバータ回路3aを構成するスイッチ素子1u〜4u、1v〜4vをハーフブリッジでオン/オフ制御するためのゲート信号を生成する。
ゲート信号選択部65は、第1のPWM制御部63aの出力信号または第2のPWM制御部64aの出力信号のいずれかを選択し、選択した信号をインバータ回路3aのゲート信号として出力する。
第1のPWM制御部63aの出力信号と第2のPWM制御部64aの出力信号のいずれを選択するかの判断に際しては、電圧検出器2が検出する電源1の電圧と出力電圧指令手段61が出力する出力電圧指令とが参照される。
たとえば、ゲート信号選択部65は、交流出力電圧の基本波の振幅が第1の直流電源および第2の直流電源の電圧Eよりも高いとき、ゲート信号選択部65は、第1のPWM制御部63aの出力をゲート信号として出力する。一方、交流出力電圧の基本波の振幅が第1の直流電源および第2の直流電源の電圧Eよりも低いとき、第2のPWM制御部64aの出力をゲート信号として出力する。
インバータ回路3aは、ゲート信号選択部65から第1のPWM制御部63aの出力がゲート信号として出力されるときはフルブリッジで動作し、第2のPWM制御部64aの出力がゲート信号として出力されるときはハーフブリッジで動作する。
図2は、図1に示すインバータ回路3aがハーフブリッジ動作をするとき、U,V端子間に生じる出力電圧波形の一例を示す図である。表3は、第1のハーフブリッジでインバータ回路3aがハーフブリッジ動作をするとき、スイッチ素子1u〜4u,1v〜4vのオン/オフ状態の組合せに対応する出力電圧を示す一例である。図2および表3に示すように、インバータ回路3aのU,V端子間に出力される電圧は、0,E,−Eの3つのレベルとなる。

図3は、図1に示すインバータ回路3aのハーフブリッジ動作のうち、図2および表3に示すモード1の動作を説明する図である。モード1は、インバータ回路3aのU,V端子間の電圧がEとなるモードである。
表3に示すとおり、第2のハーフブリッジのスイッチ素子1vと4vは常にオフ状態にあり、スイッチ素子2vと3vは常にオン状態にある。したがって、第1のハーフブリッジのスイッチ素子1uと2uが同時にオン状態(3uと4uはオフ状態)になると、第1の直流電源(コンデンサC1)の電圧Eが、コンデンサC1→スイッチ素子1u,2u→負荷5→スイッチ素子3v→ダイオード6y→コンデンサC1の経路で、負荷5に印加される(図3)。
図4は、図1に示すインバータ回路3aのハーフブリッジ動作のうち、図2および表3
に示すモード3の動作を説明する図である。モード3は、インバータ回路3aのU,V端子間の電圧が−Eとなるモードである。
表3に示すとおり、第2のハーフブリッジのスイッチ素子1vと4vは常にオフ状態にあり、スイッチ素子2vと3vは常にオン状態にある。したがって、第1のハーフブリッジのスイッチ素子3uと4uが同時にオン状態(1uと2uはオフ状態)になると、第2の直流電源(コンデンサC2)の電圧Eが、コンデンサC2→ダイオード5y→スイッチ素子2v→負荷5→スイッチ素子3u,4u→コンデンサC2の経路で、負荷5に印加される(図4)。
なお、モード2およびモード4のとき、第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジのスイッチ素子2u,3u,2v,3vがオン状態となり、スイッチ素子1u,4u,1v,4vはオフ状態になる。したがって、インバータ回路3aのU,V端子間の電圧は0Vとなる。
このように、制御部6a’は、PWM変調されたゲート信号に基づいてインバータ回路3aをハーフブリッジ動作させることにより、U,V端子間に交流電圧を出力することができる。
以上より、第1のハーフブリッジでインバータ回路3aをハーフブリッジ動作させる場合、第2のハーフブリッジではスイッチ素子2v,3vにのみ導通損失が発生し、スイッチ素子1v,4vには導通損失は発生しない。また、第2のハーフブリッジを構成するスイッチ素子1v〜4vのいずれにもスイッチング損失は発生しない。
したがって、第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジをフルブリッジ動作させた場合に比べて、インバータ回路3aの損失を低減することができる。その結果、インバータ回路3aの効率を向上させることができる。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る単相3レベルインバータの構成を示す回路図である。この第2の実施の形態は、図11に示した従来の単相3レベルインバータのうち、制御部6bを制御部6b’とする点に特徴があり、他の構成要素は同じである。
以下、制御部6b’の構成およびその動作について説明する。制御部6b’は、制御部6bと同様、出力電圧指令手段61と制御演算手段62と第1のPWM制御部63bとを備えるとともに、さらに、第2のPWM制御部64bとゲート信号選択部65とを備えている。
ここで、第1のPWM制御部63bは、図11に示した従来の単相3レベルインバータと同様、制御演算手段62が出力する変調信号を入力とし、インバータ回路3bを構成するスイッチ素子1u〜4u、1v〜4vをフルブリッジでオン/オフ制御するためのゲート信号を生成する。
また、第2のPWM制御部64bは、制御演算手段62が出力する変調信号を入力とし、インバータ回路3bを構成するスイッチ素子1u〜4u、1v〜4vをハーフブリッジでオン/オフ制御するためのゲート信号を生成する。
ゲート信号選択部65は、第1のPWM制御部63bの出力信号または第2のPWM制御部64bの出力信号のいずれかを選択し、選択した信号をインバータ回路3bのゲート信号として出力する。
第1のPWM制御部63bの出力信号と第2のPWM制御部64bの出力信号のいずれを選択するかの判断に際しては、電圧検出器2が検出する電源1の電圧と出力電圧指令手段61が出力する出力電圧指令とが参照される。
たとえば、ゲート信号選択部65は、交流出力電圧の基本波の振幅が第1の直流電源および第2の直流電源の電圧Eよりも高いとき、第1のPWM制御部63bの出力をゲート信号として出力する。一方、ゲート信号選択部65は、交流出力電圧の基本波の振幅が第1の直流電源および第2の直流電源の電圧Eよりも低いとき、第2のPWM制御部64bの出力をゲート信号として出力する。
インバータ回路3bは、ゲート信号選択部65から第1のPWM制御部63bの出力がゲート信号として出力されるときはフルブリッジで動作し、第2のPWM制御部64bの出力がゲート信号として出力されるときはハーフブリッジで動作する。
インバータ回路3bがハーフブリッジで動作するとき、U,V端子間に生じる出力電圧の波形は図2と同じである。表4は、第1のハーフブリッジでインバータ回路3bがハーフブリッジ動作をするとき、スイッチ素子1u〜4u,1v〜4vのオン/オフ状態の組合せに対応する出力電圧を示す一例である。インバータ回路3bのU,V端子間に出力される電圧は、図2および表4に示すように、0,E,−Eの3つのレベルとなる。

図6は、図5に示すインバータ回路3bのハーフブリッジ動作のうち、図2および表4に示すモード1の動作を説明する図である。モード1は、インバータ回路3bのU,V端子間の電圧がEとなるモードである。
表4に示すとおり、第2のハーフブリッジのスイッチ素子1vと4vは常にオフ状態にあり、スイッチ素子2vと3vは常にオン状態にある。したがって、第1のハーフブリッジのスイッチ素子1uがオン状態(4uはオフ状態)になると、第1の直流電源の電圧Eが、コンデンサC1→スイッチ素子1u→負荷5→スイッチ素子3v→コンデンサC1の経路で、負荷5に印加される(図6)。
図7は、図5に示すインバータ回路3bのハーフブリッジ動作のうち、図2および表4に示すモード3の動作を説明する図である。モード3は、インバータ回路3bのU,V端子間の電圧が−Eとなるモードである。
表4に示すとおり、第2のハーフブリッジのスイッチ素子1vと4vは常にオフ状態にあり、スイッチ素子2vと3vは常にオン状態にある。したがって、第1のハーフブリッジのスイッチ素子4uがオン状態(1uはオフ状態)になると、第2の直流電源の電圧Eが、コンデンサC2→スイッチ素子2v→負荷5→スイッチ素子4u→コンデンサC2の経路で、負荷5に印加される(図7)。
なお、モード2およびモード4のとき、第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジのスイッチ素子2u,3u,2v,3vがオン状態となり、スイッチ素子1u,4u,1v,4vはオフ状態になる。したがって、インバータ回路3bのU,V端子間の電圧は0Vとなる。
このように、制御部6b’は、PWM変調されたゲート信号に基づいてインバータ回路3aをハーフブリッジ動作させることにより、U,V端子間に交流電圧を出力することができる。
以上より、第1のハーフブリッジでインバータ回路3bをハーフブリッジ動作させる場合、第2のハーフブリッジではスイッチ素子2v,3vにのみ導通損失が発生し、スイッチ素子1v,4vには導通損失は発生しない。また、第2のハーフブリッジを構成するスイッチ素子1v〜4vのいずれにもスイッチング損失は発生しない。
したがって、第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジでインバータ回路3bをフルブリッジ動作させた場合に比べて、インバータ回路3bの損失を低減することができる。その結果、インバータ回路3bの効率を向上させることができる。
なお、図5において、スイッチ素子2u,3u,2v,3vのそれぞれを、スイッチ素子とダイオードとを直列に接続した回路に置き換えても、インバータ回路3bをハーフブリッジで動作させることができ、損失を低減することができる。
また、図5において、スイッチ素子2u,3uを逆並列に接続した回路、およびスイッチ素子2v,3vを逆並列に接続した回路を、それぞれ、スイッチ素子とダイオードとを逆並列に接続した回路を逆直列に接続した回路に置き換えても、インバータ回路3bをハーフブリッジで動作させることができ、損失を低減することができる。
また、上記第1の実施の形態および第2の実施の形態では、第1のハーフブリッジでインバータ回路をハーフブリッジ動作させることによりインバータ回路3a,3bのU,V端子間に所望の出力電圧を得る場合を例にとり説明したが、第2のハーフブリッジでインバータ回路をハーフブリッジ動作させることによっても、同様にインバータ回路3a,3bの損失を低減することができる。
より好適な実施の態様として、インバータ回路3a,3bをハーフブリッジ動作させるに際し、第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジとを、例えば交流出力電圧の半周期ごとに交互にハーフブリッジ動作をさせることが考えられる。このような動作を可能とするための第3の実施の形態として、図9に制御部6cの構成を示す。制御部6cは、上記第1の実施の形態を例にとって説明すると、図1の制御部6a’の構成に、さらに、ブリッジ切換手段66を設けた点に特徴がある。
ブリッジ切換手段66は、出力電圧指令手段61が出力する出力電圧指令に基づいてハーフブリッジ動作をさせるブリッジを指定する信号を出力する。たとえば、ブリッジ切換手段66は、出力電圧指令の極性が正のときは第1のハーフブリッジを指定する信号を出力し、出力電圧指令の極性が負のときは第2のハーフブリッジを指定する信号を出力する。
第2のPWM制御部64aは、ブリッジ切換手段66が出力するブリッジ指定信号に基づいて第1のハーフブリッジまたは第2のハーフブリッジのいずれかをハーフブリッジ動作させるためのゲート信号を出力する。
具体的には、第2のPWM制御部64aは、ブリッジ指定信号が第1のハーフブリッジを指定するものであるとき、表3に示したモード1からモード4に対応するスイッチ素子1u〜4uと1v〜4vのオン/オフ状態に対応するゲート信号を、第1のハーフブリッジおよび第2のハーフブリッジのゲート信号として出力する。
一方、第2のPWM制御部64aは、ブリッジ指定信号が第2のハーフブリッジを指定するものであるとき、表3に示したモード1からモード4に対応するスイッチ素子1u〜4uと1v〜4vのオン/オフ状態に対応するゲート信号を入れ換えて、第1のハーフブリッジおよび第2のハーフブリッジのゲート信号として出力する。
このように第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジの動作を切り換えることにより、第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジのスイッチ素子およびダイオードには均等に損失が発生し、ブリッジ間の熱責務を平均化させることができる。
その結果、第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジの冷却設計を共通化することができるとともに、冷却部材の共通化による低価格化も可能となる。
なお、制御部6cは第2の実施の形態に対しても適用することができ、上記と同様の効果を得ることができる。
1・・・電源、2・・・電圧検出器、3a,3b・・・インバータ回路、4・・・電圧検出器、5・・・負荷、6a,6b,6c,6a’,6b’・・・制御部、61・・・出力電圧指令手段、62・・・制御演算手段、63a,63b・・・第1のPWM制御部、64a,64b・・・第2のPWM制御部、65・・・ゲート信号選択部、66・・・ブリッジ切換部、1u,2u,3u,4u,1v,2v,3v,4v・・・スイッチ素子、1x,2x,3x,4x,1y,2y,3y,4y・・・ダイオード、C1,C2・・・コンデンサ

Claims (9)

  1. 3レベル電源に接続される第1のハーフブリッジと第2のハーフブリッジとからなる電力変換器を備え、前記第1のハーフブリッジまたは第2のハーフブリッジのいずれか一方のハーフブリッジが前記3レベル電源の高電位,中間電位,低電位のいずれかを出力するとともに、他方のハーフブリッジが前記3レベル電源の中間電位を出力することにより、両ブリッジの出力端子間に交流電圧を出力するハーフブリッジ動作モードを有することを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記電力変換器は、ハーフブリッジ動作モードで動作するとき、前記3レベル電源の高電位,中間電位,低電位のいずれかを出力するブリッジと前記3レベル電源の中間電位を出力するブリッジとを、交互に切替えることを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の電力変換装置であって、
    前記電力変換器は、さらに前記第1のハーフブリッジまたは第2のハーフブリッジの両方が前記3レベル電源の高電位,中間電位,低電位のいずれかを出力することにより、両ブリッジの出力端子間に交流電圧を出力するフルブリッジ動作モードを有することを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項3に記載の電力変換装置であって、
    前記電力変換器は、その交流出力電圧指令の振幅値が前記3レベル電源の1/2電圧値よりも小さいときは前記ハーフブリッジ動作モードで動作し、その交流出力電圧指令の振幅値が前記3レベル電源の1/2電圧値よりも大きいときは前記フルブリッジ動作モードで動作することを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電力変換装置であって、
    前記電力変換器の第1と第2のハーフブリッジは、
    直列接続される第1、第2、第3および第4のスイッチ素子と、
    前記第1、第2、第3および第4のスイッチ素子にそれぞれ逆並列に接続される第1、第2、第3および第4のダイオードと、
    前記3レベル電源の中間電位点と前記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子の接続点との間に接続される第5のダイオードと、
    前記3レベル電源の中間電位点と前記第3のスイッチ素子と第4のスイッチ素子の接続点との間に接続される第6のダイオードと、
    を備えていることを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電力変換装置であって、
    前記電力変換器の第1と第2のハーフブリッジは、
    直列接続される第1のスイッチ素子と第4のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子と第4のスイッチ素子とにそれぞれ逆並列に接続される第1と第4のダイオードと、
    前記3レベル電源の中間電位点と前記第1のスイッチ素子と第4のスイッチ素子の接続点との間に接続される双方向スイッチ回路と、
    を備えていることを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項6に記載の電力変換装置であって、
    前記双方向スイッチ回路は、第2のスイッチ素子と第3のスイッチ素子とが逆並列に接続されて構成されていることを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項6に記載の電力変換装置であって、
    前記双方向スイッチ回路は、前記第2のスイッチ素子に第2のダイオードが直列に接続される回路と前記第3のスイッチ素子に第3のダイオードが直列に接続される回路とが逆並列に接続されて構成されていることを特徴とする電力変換装置。
  9. 請求項6に記載の電力変換装置であって、
    前記双方向スイッチ回路は、第2のスイッチ素子と第3のスイッチ素子とが逆直列に接続されるとともに、前記第2のスイッチ素子に第2のダイオードが逆並列に接続され、前記第3のスイッチ素子に第3のダイオードが逆並列に接続されて構成されていることを特徴とする電力変換装置。
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